JPH0212508Y2 - - Google Patents

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JPH0212508Y2
JPH0212508Y2 JP16428485U JP16428485U JPH0212508Y2 JP H0212508 Y2 JPH0212508 Y2 JP H0212508Y2 JP 16428485 U JP16428485 U JP 16428485U JP 16428485 U JP16428485 U JP 16428485U JP H0212508 Y2 JPH0212508 Y2 JP H0212508Y2
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front panel
oil receiver
wall
attached
oil
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JP16428485U
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  • Ventilation (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は油煙を排気する台所等にて使用される
換気扇に関する。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術として、実公昭58−
24108号公報及び実開昭58−114425号公報等に記
載の換気扇がある。該換気扇は油受体をその両側
部分にて前面パネルに係止することで、着脱は油
受体の両側を持つて前方に引く必要がある。その
結果、前面パネルの換気扇本体への係止力より、
前面パネルと油受体との係止力が大きいと、前面
パネル自体が外れてしまう不都合が生じる。また
片手で、前面パネルを押えた状態で、もう一方の
手のみで油受体を外そうとすると、係合をスムー
ズに外せず、一側を外し、他側を外そうとするこ
とで、下に落とし、溜まつた油を床にこぼしてし
まうことがある。さらに油受体には、手掛け部が
形成されていないことも、取り外すことの容易さ
を損う要因となつている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、油受体と前面パネルとの着脱を容易
に安全に行なえるようにした換気扇を提供するも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、電動機等を装着する換気扇本体と、
該本体に着脱する前面パネルと、該前面パネルの
下部に着脱する油受体とを備え、前記前面パネル
下面中央に前面パネル取り外し用手掛け凹部を形
成し、該手掛け凹部の前面壁に指挿通切欠を形成
し、該切欠を閉ざす如く、前記油受体を係止する
係止部を前記手掛け凹部近傍の前面パネルと油受
体に形成する手段でもつて問題点を解決するもの
である。
(ホ) 作用 本考案は、手掛け凹部に切欠を形成すること
で、該切欠を通して、油受体を指にて前後に挟持
した状態で、前方に引くことができ、手掛け凹部
の近傍に係止部を形成したことで、着脱の力を有
効に係止部に作用させてその係合を外すことがで
きる。
(ヘ) 実施例 第1図は、合成樹脂製前面パネル1より合成樹
脂製油受体2を取り外した状態の本考案要部斜視
図である。第2図と第3図は油受体2の前面パネ
ル1との異なる係止部分で切断した要部断面図で
ある。
換気扇3は壁面に形成した開口に挿入装着され
る板金製換気扇本体4と、該本体4の鍔部5に弾
性を利用して着脱される前面パネル1と、該前面
パネル1の下部に着脱される油受体2とを備えて
いる。前記本体4にはその中央に電動機を支持
し、該電動機にて駆動される送風羽根を備え、室
外側開口にはシヤツタ体を形成している。前記本
体4の構造については特に本考案の要旨に直接関
係する部分ではなく、従来公知の構造であればよ
い。
前記油受体2は、その幅を前記前面パネル1と
略同一幅に形成し、上面開口の横長の容器に形成
している。前記油受体2の後壁2aは、前壁2
b、側壁2cより低く形成しており、本実施例で
は後壁2aの高さは他壁2b,2cの約半分に形
成している。前記油受体2の奥行寸法は前記前面
パネル1の奥行寸法の約半分に形成している。前
記前壁2bと側壁2cの上端内側には傾斜面2e
を形成している。前記後壁2aの中央には、間隔
を有して一対の挿入片2fを形成している。
前記前面パネル1には、送風羽根を被うラツパ
状風胴1aを形成している。前記前面パネル1の
下角部には、前記油受体2の下部を収納する段部
1bを形成している。前記油受体2の下部とは完
全に箱となつた後壁2aと同じ高さにて囲まれる
部分をいう。前記前面パネル1の段部1bに隣接
する側壁1cには前記油受体2の後壁2aより突
出する側壁2cを収納する段部1dを形成し、前
壁1eには前記油受体2の後壁2aより突出する
前壁2bを収納する段部1fを形成している。該
段部1fと前壁1eとの境界壁は傾斜壁1gとし
ている。前記油受体2の前壁2bの内面と、前記
前面パネル1の段部1fとの間には油流入隙間が
形成される。前記油受体2を前面パネル1の下部
である前記各段部1b,1d,1fに収納装着す
ると、前記前面パネル1の前壁1eと側壁1cと
下壁1hと、前記油受体2の前壁2bと側壁2c
と底壁2gとは略連続した面を形成し、突出部が
なくなり、スツキリしたものとなる。前記前面パ
ネル1の段部1fと段部1bとの境界角部には下
方に突出する油切突部11を形成している。
前記前面パネル1の下壁1h中央には、前面パ
ネル取り外し用手掛け凹部12を形成している。
該手掛け凹部12と段部1bとの仕切壁12aの
中央には、指挿通切欠13を形成している。該指
挿通切欠13を形成した部分の手掛け凹部12は
その底面が段部1bの上面と同一面まで深く形成
される。前記指挿通切欠13が形成された部分の
段部1b上面には前記油受体2の後壁2a中央上
縁に係合する弾性爪片14を形成している。該弾
性爪片14の両側段部1b前面には前記油受体2
の挿入片2fが挿入される挿通孔15を形成して
いる。
前記油受体2は挿入片2fを前面パネル1の挿
通孔15に挿入する如く、前方より押圧すること
で、前記弾性爪片14を油受体2の後壁2aに係
合させて、前記前面パネル1に取り付けることが
できる。前記油受体2を前面パネル1より取り外
す時は前記手掛け凹部12の切欠13より油受体
2の後壁2aに指を当て、前方へ引つぱること
で、外すことができる。また、前記手掛け凹部1
2近傍の前面パネル1と油受体2部分にて係合さ
せていることで取り外す時の前方への引つぱり力
が、係止部を外すのに有効に作用するものであ
る。なお、本実施例において係止部を前面パネル
1に形成した弾性爪片14と挿通孔15及び、油
受体2に形成した挿入片2fと後壁2aにて形成
している。前記挿入片2fの挿通孔15への挿入
は、前記弾性爪片14の後壁2aへの係合前に行
なわれる寸法に形成される。前記挿入片2fの下
面両側には先に向い傾斜する傾斜リブと上面先端
に三角突起を形成することで、挿通孔15に対
し、圧入ぎみになるように形成している。
なお、本考案は前述の実施構造に限定されるも
のではなく本考案の構成それに伴なう作用効果を
逸脱しない範囲において種々構造を変更して実施
できるものである。たとえば、本実施例の前面パ
ネル1に形成した段部は特に必要とされるもので
はなく、実施構造のように形成することで、油受
体2の前面パネル1からの突出を無くすための構
造である。また、油受体2の幅を前面パネル1の
幅と略同一とする点についても前壁1eに添つて
流下する油の捕集を良くしたものであり、従来多
くの換気扇に実施されている如く、中央部分だけ
であつてもよい。また係止部の構造についても、
たとえば、本実施例における弾性爪片14は特に
必要とされるものではなく、挿入片2fが挿通孔
15に圧入、又は弾性係止される構造とすること
で、油受体2の前面パネル1への着脱が行なえる
ものである。
(ト) 考案の効果 本考案は前面パネル取り外し用手掛け凹部に指
挿通切欠を形成するといつた簡単な構造で、油受
体に切欠を通して直接指を引掛けることができ、
指を引掛ける近傍で油受体と前面パネルを係合
し、取り外しも容易に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部分解斜視図、第2図は挿
入片と挿通孔部分の要部断面図、第3図は切欠部
分の要部断面図である。 1…前面パネル、2…油受体、1b,1d,1
f…段部、2a…後壁(係止部)、2f…挿入片
(係止部)、12…手掛け凹部、13…切欠、14
…弾性爪片(係止部)、15…挿通孔(係止部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電動機等を装着する換気扇本体と、該本体に
    着脱する前面パネルと、該前面パネルの下部に
    着脱する油受体とを備え、前記前面パネル下面
    中央に前面パネル取り外し用手掛け凹部を形成
    し、該手掛け凹部の前面壁に指挿通切欠を形成
    し、該切欠を閉ざす如く、前記油受体を係止す
    る係止部を前記手掛け凹部近傍の前面パネルと
    油受体に形成してなる換気扇。 2 前面パネル下角部に形成する段部に油受体を
    収納装着してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の換気扇。 3 油受体を前面パネルと略同幅に形成してなる
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載
    の換気扇。
JP16428485U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0212508Y2 (ja)

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JPS6272528U JPS6272528U (ja) 1987-05-09
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JPS6272528U (ja) 1987-05-09

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