JPS6333062Y2 - - Google Patents

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JPS6333062Y2
JPS6333062Y2 JP1984201773U JP20177384U JPS6333062Y2 JP S6333062 Y2 JPS6333062 Y2 JP S6333062Y2 JP 1984201773 U JP1984201773 U JP 1984201773U JP 20177384 U JP20177384 U JP 20177384U JP S6333062 Y2 JPS6333062 Y2 JP S6333062Y2
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JP
Japan
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frame
grille
top plate
grill
locking hole
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JP1984201773U
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JPS61116916U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機、詳しくはフアンと熱交
換器とを固定するフレームと、背面側を開放し、
前面側に吸込口と吹出口とを設け、かつ前記フレ
ームの前面側を覆う箱形形状で樹脂製の前面グリ
ルとから成る空気調和機に関する。
(従来の技術) 一般に壁掛形の空気調和機においては、フアン
と熱交換器とを固定するフレームの前面側に、吸
込口と吹出口とをもつ前面グリルを着脱自由に取
付けている。
しかして前記フレームに前記前面グリルを着脱
自由に取付ける取付構造としては、例えば実開昭
59−25017号公報に記載され、かつ第4,5図に
示すものが提案されている。このものは、フアン
2と熱交換器3とを固定したフレーム1の上部受
板50に係止孔7(第5図)を形成する一方、前
記前面グリル4の天板4aにおける挿入側先端部
内面に、この先端側に向かうL字片51を突設す
るごとくなし、このL字片51を、第4図に示す
ごとく、前記受板50の上方から前記係止孔7に
挿入して、該L字片51の先端部を前記受板50
の内面に係合させると共に、その基部を前記係止
孔7に嵌合させることにより、第4図に示すごと
く、前記前面グリル4を前記フレーム1に取付け
るごとくなしていたのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前記した従来構造では、前記グリル4
を着脱するにあたつて、前記前面グリル4に設け
た前記L字片51を前記上部受板50の前記係止
孔7に挿入したり、該係止孔7から引き抜いたり
するために、第5図に示すように、前記前面グリ
ル4を前面側を上方に持ち上げて、一旦傾斜状に
保持してやらなければならず、このため、前記フ
レーム1の前記受板50の上方に大きな据付スペ
ースS(50ミリ程度)を確保しておかなければな
らなかつたのである。この結果、大きな据付スペ
ースを必要とするばかりでなく、前記空気調和機
を天井に近接させて設けられないなど、該空気調
和機の据付位置が制約される問題があつた。
本考案は以上のごとき問題点に鑑みて考案した
もので、その目的は、前記前面グリルが弾性を有
する樹脂で形成されていることを利用して、簡単
な構造でありながら、小さな据付スペースで前記
前面グリルを前記フレームに脱着できる如くなす
点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の空気調和機は、第1図に示すごとく構
成したもので、フアン2と熱交換器3とを固定す
るフレーム1の上部に、該フレーム1の前部から
挿嵌する前面グリル4の天板4aを受け止めて案
内する上部受面1aを形成すると共に、前記グリ
ル4の前記天板4aにおける挿入側先端部位と、
この先端部位に対向する前記受面1aとの一方に
係止孔7を、他方に前記係止孔7に突入する突起
8を形成し、かつ前記天板4aの外面に、前面に
向かつて開口する挿通孔9aをもつ係合部9を設
けたのである。
(作用) しかして前記グリル4の前記フレーム1への取
付時には、前記グリル4を、前記フレーム1の正
面前方から、傾斜させることなく前記フレーム1
に挿嵌すると、該グリル4の天板4aは前記突起
8のために上部外方に弾性変形させられながら、
かつ、滑らかに前記受面1bに案内される。そし
て、やがて前記突起8が係合孔7に突入して、該
孔7に係止されるのであり、このことにより、前
記グリル4を前記フレーム1に取付けられるので
ある。
また、前記グリル4の取外時には、該グリル4
の天板4aに設けた前記係合部9の挿通孔9a
に、ドライバーなどの工具を差し込んで、該工具
で前記係合部9を上方に持ち上げることにより、
前記前面グリル4が弾性変形して、前記突起8が
前記係止孔7から抜け出て、この状態で前記グリ
ル4を、傾斜させることなく前記フレーム1の正
面前方側に引き出すごとくなして、前記前面グリ
ル4を取外すのである。
(実施例) 以下本考案にかかる空気調和機を図面の実施例
によつて説明する。
第1図に示したものは壁掛式の空気調和機であ
つて、フアン2と熱交換器3とを固定するフレー
ム1と、背面側を開放した箱形形状をなし、前記
フレーム1の前面側全体を覆う前面グリル4とか
ら成つている。そして、この前面グリル4は、そ
の背面側から、前記フアン2及び熱交換器3を固
定した前記フレーム1に脱着自由に套嵌できるよ
うにしている。
前記フレーム1は板状部材からなり、その上端
部を前方に突出する断面略U字形に折曲して、前
記グリル4の天板4aを受ける上壁1aを形成し
ている。また、このフレーム1の下部であつて、
前記フアン2との対向部分を前方に向かつて湾曲
させ、その先端部を更に背面側に向かつてL字形
に折曲し、このL字部分に前記前面グリル4の下
板4bを受ける第1受部1eと、前記グリル4の
後記する当部4eを受ける第2受部1fとを形成
している。
尚、前記フレーム1の背面側下部には、ドレン
又は電気配管(いずれも図示せず)の収納空間S
を設けている。
前記前面グリル4は樹脂で形成しており、前記
したごとく背面側を開放した略箱形形状をなすも
のであつて、前記フレーム1の前記上壁1aの上
面に当接して、前記フレーム1の上部を覆う前記
天板4a、前記フレーム1の前記第1受部1eの
下面に当接して前記フレーム1の下部を覆う前記
下板4b、グリル付き吸込口5をもつ前板4c及
び一対の側板4d(第2図)から成つている。ま
た、このグリル4の前面下部の隅部は斜断されて
おり、この斜断部分に吹出口6を形成している。
更に、この吹出口6部分を内方に折曲して、前記
フレーム1の第2受部1eに当接する前記当部4
eを形成している。
尚、図中11は前記グリル4の吹出口6近くに
設けた垂直羽根、12は同じく水平羽根である。
更に、前記フレーム1に前記前面グリル4を脱
着自由に取付けるべく次のごとくなしている。
前記フレーム1の前記上壁1aを、前面側から
背面側に向かつて上方に傾斜させ、この上壁1a
の上面に前記前面グリル4の天板4aを背面側に
案内して受け止める上部受面1bを形成すると共
に、前記上壁1aの背面側部分に係止孔7を開口
させるのである。この係止孔7は図示していない
が、前記上壁1aの長手方向(第1図の紙面に垂
直な方向)2箇所に形成している。
一方、前記前面グリル4には、前記天板4aの
挿入側先端部位(背面側部位)内面で、前記上壁
1aに設けた前記各係止孔7との対向部分2箇所
に、第1,2図に示すごとく、前記係止孔7に突
入する突起8を突設するのである。
また前記グリル4における天板4aの外面に
は、背面側で、かつ長手方向中央部に、前後方向
に貫通する挿通孔9をもつ、断面コ字形の係合部
9を一体的に突設するのである。
斯くして前記グリル4の前記フレーム1への取
付時には、 前記前面グリル4を、開放側を前記前記フレ
ーム1に向けて、このフレーム1の正面前方に
位置させ、かつ、前記天板4aをほぼ水平にし
て、換言すると、傾斜させることなく保持し、 この状態で、前記フレーム1側に平行移動さ
せ、このグリル4の天板4aに形成した各突起
8を前記フレーム1の上壁1aの受面1bに当
接案内させると共に、前記グリル4の下板4b
を前記フレーム1の第1受部1eに案内させ
て、前記フレーム1の背面側に押し込むのであ
り、これに伴つて、前記グリル4の天板4a
は、前記突起8が内方に突設されているため
に、押し込まれるにしたがつて、上方に弓形に
弾性変形させられていくのである。そして、 前記グリル4が前記フレーム1の奥部まで押
し込まれた所で、前記天板4aの各突起8が前
記フレーム1の各係止孔7に符号し、前記グリ
ル4の天板4aが弾性変形から解放されて、前
記突起8が前記係止孔7に突入して係止される
のである。
斯くすることにより前記各突起8と各係止孔
7との係合で、前記グリル4が前記フレーム1
に固定されるのである。
一方、前記グリル4を前記フレーム1から取外
すときは、 前記前面グリル4の前面側から、前記天板4
aに設けた係合部9の挿通孔9aにドライバー
などの工具10を差し込み、 該工具10で前記係合部9を上方に持ち上げ
ることにより、前記グリル4を弾性変形させ、
前記天板4aを前記フレーム1の受面1bから
浮かせて、前記各突起8を前記各係止孔7から
引き抜き、 この状態で前記グリル4を傾斜させることな
く、前記天板4aをほぼ水平にしたままで前方
に引き出すごとくなすのである。
尚、前記フレーム1と前記グリル4にそれぞれ
設けた係止孔7及び突起8は、前記場合とは逆に
設けることも可能であり、つまり前記係止孔7を
前記グリル4側に、前記突起8を前記フレーム1
側に形成することも可能である。
また、他の実施例として、第3図に示す如く、
前記フレーム1の受面1bには、前記天壁1aの
前面側から前記係止孔7に至る溝部71を形成し
て、前記グリル4を前記フレーム1に套嵌する時
に、前記天板4aの前記突起8を前記溝部71に
より前記係止孔7に案内するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる空気調和機
では、前記フレーム1の上部に前記受面1bを形
成すると共に、前記グリル4の前記天板4aにお
ける挿入側先端部位と、この先端部位に対向する
前記受面1bとの一方に係止孔7を、他方に前記
係止孔7に突入する突起8を形成し、かつ前記天
板4aの外面に、前面に向かつて開口する挿通孔
9aをもつ係合部9を設けたから、 前記グリル4の着脱操作を、該グリル4を前記
フレーム1の正面前方から、傾斜させることなく
前後方向の動作だけで行うことができ、 この結果、従来のごとく空気調和機の上方もし
くは下方に必要な据付スペースを従来に比して十
分小さくできて、小さなスペースであつても、空
気調和機の据付けが可能となり、しかも前記グリ
ル4の前記フレーム1への取付けは、前記グリル
4を前記フレーム1側に押し込むだけでよいの
で、作業性も極めてよいのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる空気調和機の縦断面
図、第2図は同空気調和機の簡略的な斜面図、第
3図は他の実施例の説明図、第4図は従来例を示
す断面図、第5図は同従来例の説明図である。 1……フレーム、1b……受面、2……フア
ン、3……熱交換器、4……前面グリル、4a…
…天板、5……吸込口、6……吹出口、7……係
合孔、8……突起、9……係合部、9a……挿通
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン2と熱交換器3とを固定するフレーム1
    と、背面側を開放し、前面側に吸込口5と吹出口
    6とを設け、かつ前記フレーム1の前面側を覆う
    箱形形状で樹脂製の前面グリル4とから成る空気
    調和機において、前記フレーム1の上部に、該フ
    レーム1の前部から挿嵌する前記前面グリル4の
    天板4aを受け止めて案内する上部受面1bを形
    成する一方、前記グリル4の前記天板4aにおけ
    る挿入側先端部位と、この先端部位に対向する前
    記受面1bとの一方に係止孔7を、他方に前記係
    止孔7に突入する突起8を形成し、かつ前記天板
    4aの外面に、前面に向かつて開口する挿通孔9
    aをもつ係合部9を設けたことを特徴とする空気
    調和機。
JP1984201773U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPS6333062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984201773U JPS6333062Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP1984201773U JPS6333062Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61116916U JPS61116916U (ja) 1986-07-23
JPS6333062Y2 true JPS6333062Y2 (ja) 1988-09-05

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984201773U Expired JPS6333062Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61116916U (ja) 1986-07-23

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