JPH0440105Y2 - - Google Patents

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JPH0440105Y2
JPH0440105Y2 JP1987164465U JP16446587U JPH0440105Y2 JP H0440105 Y2 JPH0440105 Y2 JP H0440105Y2 JP 1987164465 U JP1987164465 U JP 1987164465U JP 16446587 U JP16446587 U JP 16446587U JP H0440105 Y2 JPH0440105 Y2 JP H0440105Y2
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frame
air conditioner
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は壁掛式空気調和機の据付構造、詳し
くは壁面に固定する据付板に、空気調和機本体の
フレームを支持するようにした壁掛式空気調和機
の据付構造に関する。
(従来の技術) 従来、壁掛式の空気調和機として、例えば実開
昭62−36314号公報に記載されたものが知られて
おり、この公報記載のものは、第5図に示したご
とく、空気調和機本体1の背面側にフレーム2を
備え、該フレーム2に熱交換器6や送風フアン7
などを支持すると共に、前記フレーム2の下部側
に、ドレンパイプなどの内部配管9を収容する収
容スペース10を形成する一方、前記フレーム2
の上部側に、下方に向けて延びる引掛片aを設
け、また壁面側に固定される据付板11の上部
に、前記引掛片aを係止可能とした係止具bを設
けて、この係止具bに前記引掛片aを係止するこ
とにより、前記空気調和機本体1を前記据付板1
1に据付けるようにしている。
ところで、以上のごとく、前記空気調和機本体
1を前記据付板11に据付けるにあたつて、前記
フレーム2の上部側に設けた引掛片aを、前記据
付板11の上部側に設けた係止具bに係止させた
だけでは、前記フレーム2の収容スペース10に
収容した内部配管9により、前記引掛片aと前記
係止具bとの係止部位を支点として、前記空気調
和機本体1が前記据付板11に対し前方側に浮き
上がり状となつたり、また前記空気調和機本体1
が変形したりすることがあつたのである。
そこで前記公報記載の空気調和機においては、
前記フレーム2の下部側に下方に向けて突出する
突片cを、また前記据付板11の下部側に前記突
片cと対向する突片dをそれぞれ別途設けて、こ
れら各突片c,d間を止めねじeで結合すること
により、前記内部配管9による前記空気調和機本
体1の変形や、該調和器本体1の前記据付板11
に対する浮き上がりを防止するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが以上のごとき据付構造では、前記フレ
ーム2と前記据付板11とに設けた各突片c,d
と、これら各突片c,dを結合する止めねじeと
が、それぞれ前記空気調和機本体1の下部側に露
出することから、据付外観が悪くなり、しかも前
記空気調和機本体1を据付けるために、多くの据
付部品を必要とするなどの問題があつた。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記空気調和機本体のフレー
ムと前記据付板とに簡単な改良を加えることによ
り、部品点数を軽減できながら、据付外観を良好
とすることができる壁掛式空気調和機の据付構造
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、図面の実施例に示したごとく、壁面
に固定する据付板11に、空気調和機本体1のフ
レーム2を支持するようにした壁掛式空気調和機
の据付構造であつて、前記据付板11の下部に、
上向きに突出する係止片12を一体形成すると共
に、前記フレーム2の底面上部に、前記係止片1
2と係合する係止孔13をもつた支持体14を前
記フレーム2の内側に向けて突設し、前記係止片
12の前記係止孔13への係合により、前記フレ
ーム2の下部側を前記据付板11に係止するよう
にしたことを特徴とするものである。
(作用) しかして前記空気調和機1を壁面に据付けると
きには、前記フレーム2の上部側を、壁面に固定
された前記据付板11の上部側に任意の係止手段
で係止させた状態で、この据付板11の係止片1
2に、前記フレーム2の下部側に設けた支持板1
4の係止孔13を係合させるのであり、斯くする
ことにより前記空気調和機本体1の前記据付板1
1に対する浮き上がりが、簡単な構成でもつて確
実に防止され、しかも前記支持体14の係止孔1
3に対する前記係止片12の係合は、前記フレー
ム2と前記据付板11とで囲まれる内部空間で行
われることから、前記係止片12や支持体14な
どが外部に露出することはなく、据付外観が良好
となるのである。
(実施例) 以下本考案にかかる壁掛式空気調和機の据付構
造を図面の実施例によつて説明する。
第4図に示した壁掛式空気調和機は、空気調和
機本体1を、該本体1の背面側に配設されるフレ
ーム2と、このフレーム2の前面側に組付けられ
る前面パネル3とで構成して、該前面パネル3の
前面側に吸込口4を、また下部側に吹出口5をそ
れぞれ形成すると共に、前記フレーム2に熱交換
器6と送風フアン7とを対向状に支持し、かつ前
記熱交換器6の下部側にドレンパン8を配設する
一方、前記フレーム2の下方背面側には、該フレ
ーム2の下部側一部を前方側に湾曲状に膨出させ
ることにより、ドレンパイプやガス管などの内部
配管9を収容する収容スペース10を形成してい
る。
また、同図において、11は壁面Wに固定する
据付板であつて、該据付板11に前記空気調和機
本体1を着脱可能に据付けるようにしている。
しかして前記空気調和機本体1の前記据付板1
1に対する据付構造を、次のごとき構成としたの
である。
即ち、前記据付板11の下部側に、上方に向け
て突出する係止片12を一体に形成すると共に、
前記フレーム2の前記収容スペース10を形成す
る底壁2aの上部側に、前記係止片12に係合可
能な係止孔13をもつた支持体14を、前記フレ
ーム2の背方側に向けて突設し、前記係止片12
の前記係止孔13への係合により、前記フレーム
2の下部側を前記据付板11に係止するようにし
たのである。
具体的には、第1図及び第2図で詳しく示した
ごとく、前記据付板11の下端縁複数箇所、例え
ば長手方向左右二箇所に、下方に向けて垂直状に
延びる延長板11aを一体に形成すると共に、該
延長板11aの下部側を前方に向けて水平状に屈
曲させ、この屈曲片11bの前方中央部位を上方
に向けて切り起こすことにより、前記係止片12
を前記据付板11と一体に形成する。
そして、前記フレーム2における前記底壁2a
の上部側に、該底壁2aから上方に向けて立上が
る立上壁14aと、この立上壁14aの上端から
前記フレーム2の背方側に向けて前記底壁2aと
平行状に突出する突出片14bとから成る概略断
面L形状となす前記支持体14を一体に形成し
て、この支持体14における前記突出片14bの
中央一部から前記立上壁14aにかけて切欠くこ
とにより、前記係止孔13を概略矩形状に形成す
る。
また前記フレーム2に前記支持体14を形成す
るにあたつては、該支持体14の前記突出片14
bと前記フレーム2の底壁2aとの間に、前記据
付板11側に設けた前記係止片12の挿入を許す
所定高さの挿入空間14cを確保するごとくな
す。
斯くして前記空気調和機本体1を、前記壁面W
側に固定された据付板11に据付けるときには、
この据付板11の下部側に上方に向けて形成した
前記係止片12に、前記フレーム2の底壁2a上
に設けた前記支持体14を、その突出片11bと
前記底壁2aとの挿入空間14cから挿入し、こ
の後前記フレーム2を下方側に移動させて、前記
係止片12を前記支持体14の係止孔13に係合
させるのであり、すると前記空気調和機本体1
が、浮き上がつたりすることなく、前記据付板1
1に確実に据付けられ、また前記支持体14の係
止孔13と前記係止片12との係合は、前記フレ
ーム2と前記据付板11とで囲まれる内部空間に
おいて行われるために、前記係止片12や前記支
持体14が外部に露出したりすることはなく、従
つて前記空気調和機本体1の据付外観が良好とな
るのである。
また、前記各図の実施例においては、前記据付
板11に設けた前記屈曲片11bの先端一部を上
方側に垂直状に切り起こすことにより、前記据付
板11と一体に前記係止片12を形成すると共
に、前記フレーム2側の支持体14を、その挿入
空間14cから前記係止片12へと挿入させたと
き、前記屈曲片11bの先端が前記挿入空間14
cの奥内部側、つまり前記支持体14を形成する
前記立上壁14aに当接されるごとくしており、
斯くするときには前記屈曲片11bの前記立上壁
14aに対する当接により、前記係止片12が前
記支持体14に設けた係止孔13に係止された状
態で、該係止孔13の遊びによる前後方向の微動
も阻止することができる。
尚、前記係止片12を形成するにあたつては、
必ずしも以上のごとき切り起こし手段を用い、屈
曲片11bの先端と立上壁14aとを当接させる
構造でなくともよいのは云うまでもない。
また、前記据付板11に対する前記空気調和機
本体1の据付時には、前記フレーム2の上部側を
前記据付板11の上部側に係止させるのであり、
即ち第3図及び第4図で明らかなごとく、前記フ
レーム2の上方背面側に、下方に向けて延びる引
掛片15を一体に形成すると共に、前記据付板1
1の上部側に斜め前上方に向けて突出する突片1
6を一体に設けて、この突片16の背面側に形成
される係止段部17に前記フレーム2側の前記引
掛片15を係止することにより、前記空気調和機
本体1の上部側を前記据付板11に係止させるご
とくなすのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる壁掛式空気
調和機の据付構造では、壁面側に固定する据付板
11の下部側に、上方に向けて突出する係止片1
2を一体形成すると共に、空気調和機本体1に設
けるフレーム2の底面上部に、前記係止片12に
係合する係止孔13をもつた支持体14を一体に
形成して、前記係止片12の前記係止孔13に対
する係合により、前記フレーム2の下部側を前記
据付板11に係止するようにしたから、前記空気
調和機本体1の前記据付板11に対する浮き上が
りを、従来に比べて、少ない構成部品点数でもつ
て確実に防止することができ、しかも前記支持体
14の係止孔13に対する前記係止片12の係合
は、前記フレーム2と前記据付板11とで囲まれ
る内部空間で行うために、前記係合片12や支持
体14などが外部に露出したりすることはなく、
前記空気調和機本体1の前記据付板11に対する
据付外観を良好ならしめ得るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる壁掛式空気調和機の据
付構造を示す要部の側断面図、第2図は同要部の
分解斜面図、第3図は空気調和機における上部側
の支持構造例を示す断面図、第4図は壁掛式空気
調和機の全体構造を示す縦断面図、第5図は従来
例を示す縦断面図である。 1……空気調和機本体、2……フレーム、11
……据付板、12……係止片、13……係止孔、
14……支持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に固定する据付板11に、空気調和機本体
    1のフレーム2を支持するようにした壁掛式空気
    調和機の据付構造であつて、前記据付板11の下
    部に、上向きに突出する係止片12を一体形成す
    ると共に、前記フレーム2の底面上部に、前記係
    止片12と係合する係止孔13をもつた支持体1
    4を前記フレーム2の内側に向けて突設し、前記
    係止片12の前記係止孔13への係合により、前
    記フレーム2の下部側を前記据付板11に係止す
    るようにしたことを特徴とする壁掛式空気調和機
    の据付構造。
JP1987164465U 1987-10-27 1987-10-27 Expired JPH0440105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987164465U JPH0440105Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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JP1987164465U JPH0440105Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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Publication Number Publication Date
JPH0170030U JPH0170030U (ja) 1989-05-10
JPH0440105Y2 true JPH0440105Y2 (ja) 1992-09-21

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