JPH051911U - 空気調和機のフイルタ装置 - Google Patents

空気調和機のフイルタ装置

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JPH051911U
JPH051911U JP006696U JP669691U JPH051911U JP H051911 U JPH051911 U JP H051911U JP 006696 U JP006696 U JP 006696U JP 669691 U JP669691 U JP 669691U JP H051911 U JPH051911 U JP H051911U
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air filter
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air
latch
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喜則 谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案はエアフィルタの固定をラッチを使
用しても、奥行寸法を薄くできエアフィルタを屈曲挿入
して固定できる装置を得ることを目的とする。 【構成】 この考案は枠体17に屈曲可能な薄肉部18
を設け、かつ固定用ラッチ21を設けたエアフィルタ6
と、このエアフィルタ6の薄肉部18より上方に設けた
複数の帯電フィルタ9と、連結板26により直列結合さ
れた枠体25より成る帯電フィルタ固定具24を設けた
構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は空気調和機に係り、特にエアフィルタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は例えば特開平2−136630号公報に示された従来のフィルタ固定装 置を示す断面図であり、図において1は空気調和機本体で、熱交換器2及び送風 機3を内蔵している。4は前面パネル、5は空気を吸いこむ吸込口、6は前面パ ネル4と熱交換器2の間に設けられるエアフィルタで、固定用の突起7を一体成 形して設けている。8はエアフィルタ6を挿入固定するレール、9は帯電フィル タで、取付ガイド10によってエアフィルタ6の背面に設けられている。11は エアフィルタ6に複数個設けられた段付穴、12は帯電フィルタ9に複数個設け た取付穴、13は取付ガイド10に設けた係合爪で、エアフィルタ6の段付穴1 1に係合し帯電フィルタ9をエアフィルタ6に固定している。
【0003】 次に動作について説明する。帯電フィルタ9を取付けたエアフィルタ6は、レ ール8にそって案内挿入され、突起7によって前面パネル4に固定されるもので ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のフィルタ装置は以上のように構成されているので、エアフィルタの固定 をラッチを使用した場合、フィルタ着脱に際しラッチの当りを逃がすため、単純 にラッチの厚さ分空気調和機本体の奥行が厚くなり、吸込口を本体の天井面に設 けた場合などは、エアフィルタを屈曲させて挿入する必要があり、容易に屈曲着 脱させなければならない等の問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、エアフィル タの固定をラッチを使用しても奥行寸法を薄くでき、エアフィルタを屈曲挿入し て固定できる装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る空気調和機のフィルタ装置は、枠体に屈曲可能な薄肉部を設け 、かつ固定用ラッチを設けたエアフィルタと、このエアフィルタの薄肉部より上 方に設けた複数の帯電フィルタと、連結板により直列結合された枠体より成る帯 電フィルタ固定具を設けたものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるフィルタ装置は、エアフィルタ挿入時、帯電フィルタが固定 されていない部分で、エアフィルタの枠体が屈曲し、帯電フィルタはラッチを逃 げて挿入される。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1、図2において14は 前面パネル4の天井面に設けられた天面吸込口、15はガイドリブ、16は取付 ボスで、上記前面パネル4に一体に設けられている。17はエアフィルタ6の枠 体で、上部に屈曲自在に変形する薄肉部18を設けている。19はL字形に曲が ったフランジ部、20はフック、21はこのフックに係止されるラッチ、22は 補助板で、中央に上記ラッチ21を収納固定するラッチ収納部23及び両端に取 付穴24を設けている。
【0009】 帯電フィルタ9のエアフィルタ6への固定は図3、図4に示され、図において 24は帯電フィルタ固定具本体で、固定枠体25を中央で直列に連結する連結板 26で形成されている。27は上記エアフィルタ6の薄肉部18より上部に設け た段付穴、28は上記帯電フィルタ固定具本体24に形成し、上記エアフィルタ 6の段付穴27に係合する係合爪である。
【0010】 次に動作について説明する。まず複数の帯電フィルタ9を、帯電フィルタ固定 具本体24によりエアフィルタ6の薄肉部18より上部に係合爪28を介して固 定される。帯電フィルタ9が取付けられたエアフィルタ6はレール8に沿って挿 入され、途中よりガイドリブ15によって薄肉部18で屈曲しながら挿入されて いき、エアフィルタ6に設けられたフック20がラッチ21と係止してエアフィ ルタ6は前面パネル4に固定される。エアフィルタ6を挿入していく時、ラッチ 21の上は帯電フィルタ固定具24の連結板26だけが通過していくため奥行寸 法はほとんど変えなくてよい。エアフィルタ6の取りはずしはフランジ部19を 上方に押してフック20がラッチ21からはずれ取り出せる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば枠体に屈曲可能な薄肉部を設け、かつ固定用 ラッチを設けたエアフィルタと、このエアフィルタの薄肉部より上方に設けた複 数の帯電フィルタと、連結板により直列結合された枠体より成る帯電フィルタ固 定具を設けた構成としたので、エアフィルタ挿入時ラッチを逃すためエアフィル タを浮き上がらせる必要がなく、奥行寸法が薄くでき、かつ天井吸込口に向って 屈曲させて着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】この考案のフィルタ装置の要部を示す分解斜視
図である。
【図3】この考案のフィルタを示す分解斜視図である。
【図4】図3の帯電フィルタ取付状態を示す断面図であ
る。
【図5】従来の空気調和機のフィルタ装置を示す断面図
である。
【図6】図5のフィルタ装置を示す分解斜視図である。
【図7】図5のフィルタを示す拡大断面図である。
【符号の説明】
4 前面パネル 6 エアフィルタ 9 帯電フィルタ 18 薄肉部 24 帯電フィルタ固定具 25 固定枠体 26 連結板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 本体内に熱交換器と送風機とを備え、熱
    交換器の前面に防塵用のエアフィルタと、このエアフィ
    ルタを固定する前面パネルを備えた空気調和機におい
    て、枠体に屈曲可能な薄肉部を設け、かつ固定用ラッチ
    を設けたエアフィルタと、このエアフィルタの薄肉部よ
    り上方に設けた複数の帯電フィルタと、連結板により直
    列結合された固定枠体より成る帯電フィルタ固定具を設
    けたことを特徴とする空気調和機のフィルタ装置。
JP1991006696U 1991-02-18 1991-02-18 空気調和機のフィルタ装置 Expired - Lifetime JPH0749309Y2 (ja)

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