JPH0645619U - キャビネットへの通風グリル及びフィルターの取り付け構造 - Google Patents

キャビネットへの通風グリル及びフィルターの取り付け構造

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JPH0645619U
JPH0645619U JP81192U JP81192U JPH0645619U JP H0645619 U JPH0645619 U JP H0645619U JP 81192 U JP81192 U JP 81192U JP 81192 U JP81192 U JP 81192U JP H0645619 U JPH0645619 U JP H0645619U
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JP
Japan
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grill
ventilation
filter
cabinet
ventilation grill
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Withdrawn
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JP81192U
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英和 村林
哲也 柴田
雅克 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0645619U publication Critical patent/JPH0645619U/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風のために要するスペースを小さくしてキ
ャビネット内のスペースを有効に利用する。各部材の加
工や組み立て誤差の影響を受けることなく簡単に取り付
ける。 【構成】 キャビネット1のグリル取り付け用開口2に
通風グリル3をはめ込む。通風グリル3の背面側にフィ
ルター5を支持する。通風グリル3に下部から突設した
突起部8をグリル取り付け用開口2の下縁に設けた凹溝
9に挿入する。突起部8を挿入した凹溝9を支点として
フィルター5の自重で通風グリル3がキャビネット1側
に倒れる力で通風グリル3をグリル取り付け用開口2の
縁に当接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、送風機を有するキャビネットに通風グリル及びフィルターを取り付 けるのに用いる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7、図8に示すようにキャビネット1の上部の前面に設けたグリル取 り付け用開口2に通風グリル3をはめ込んで取り付け、グリル取り付け用開口2 の下方にフィルター保持部4′を設けてこのフィルター保持部4′にフィルター 5を引き出し状に挿着して形成されていた。そして送風機を駆動して空気を吸引 したとき、図8の矢印のように通風グリル3から空気を通風空間6に吸入し、通 風空間6からフィルター5を介して風洞7に吸入するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、かかる従来例の場合、グリル取り付け用開口2の下方にフィルター 保持部4′を設けてフィルター保持部4′にフィルター5を保持する構造のため 通風空間6とフィルター5部分がキャビネット1に占有するスペースが大きくな り、キャビネット1の残りの収納等に用いるスペースが小さくなるという問題が ある。
【0004】 この問題を解決するものとして本実用新案登録出願人は先に実願平3−676 43号に開示されるものを出願した。これは、図9に示すようにキャビネット1 のグリル取り付け開口2に通風グリル3をはめ込んで取着し、通風グリル3の両 側の下部からキャビネット1内に突出するように支持材4を突設すると共にこの 両側の支持材4間にフィルター5を配置してフィルター5の両端を支持材4に支 持し、両側の支持材4に夫々設けた係合部aをキャビネット1内の両側の内側面 の突起部bに係合させている。かかるものはフィルター5が通風グリル3の背部 に取り付けられてキャビネット内のスペースを有効に利用できるが、キャビネッ ト内で係合部aと突起部bとを係合させる構造のため係合部aや突起部bの加工 や組み立て誤差のため通風グリル3が取り付けにくいという問題があった。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろは送風のために要するスペースを小さくしてキャビネット内のスペースを有効 に利用でき、しかも各部材の加工や組み立て誤差の影響を受けることなく簡単に 取り付けることができるキャビネットへの通風グリル及びフィルターの取り付け 構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案キャビネットへの通風グリル及びフィルターの 取り付け構造は、キャビネット1のグリル取り付け用開口2に通風グリル3をは め込み、通風グリル3の背面側にフィルター5を支持し、通風グリル3に下部か ら突設した突起部8をグリル取り付け用開口2の下縁に設けた凹溝9に挿入し、 突起部8を挿入した凹溝9を支点としてフィルター5の自重で通風グリル3がキ ャビネット1側に倒れる力で通風グリル3をグリル取り付け用開口2の縁に当接 した。
【0007】
【作用】
上記の構成によれば、フィルター5を通風グリル3の背部側でキャビネット1 内に位置するように取り付けることができ、フィルター5を取り付けるために特 別に場所を占有することがない。このためキャビネット1内の残りのスペースを 広くして有効利用できる。また通風グリル3をグリル取り付け用開口2にはめ込 むと共に突起部8を凹溝9に挿入し、フィルター5の自重で倒れる力で通風グリ ル3をグリル取り付け用開口2の縁に当接して取り付けることができ、各部材の 加工や組み立て誤差による影響を受けることなく簡単に取り付けることができる 。
【0008】
【実施例】 図1に示すようにキャビネット1の上部には通風空間6を設けてあり、通風空 間6の前面開口にはグリル取り付け用開口2を設けてある。通風空間6の下方に は収納空間10を設けてあり、通風空間6と収納空間10との間には横仕切板1 1を装着してある。キャビネット1内の背部には縦仕切板20を装着してあり、 縦仕切板20とキャビネット1の背板との間に風洞7を形成してあり、この風洞 7を送風機に連通させてある。通風空間6の下部と風洞7とは連通孔12にて連 通している。
【0009】 通風グリル3は図3に示すように上部のグリル本体22と後述する下部の前面 カバー19とで略矩形状に形成され、グリル本体22には多数の通風隙間を有し ている。支持材4は断面略コ字状に形成されており、この支持材4が通風グリル 3のグリル本体22の両側の下部から背方に突出するように取り付けてあって、 両側の支持材4が平行で開口が対向するようになっている。本実施例の場合、通 風グリル3のグリル本体22の両側の下部から背方に取り付けボス13を突設し てあり、図4に示すように支持材4の前端を取り付けボス13に当接し、支持材 4内から固定ねじ14を取り付けボス13に螺合して通風グリル3のグリル本体 22に支持材4を取り付けてある。フィルター5は図5に示すように枠状のフィ ルターケース5aにフィルター本体5bを取り付けて形成されている。フィルタ ー5の前側の隅部にはフィルター5を装着し易くするための傾斜縁15を設けて あり、フィルター5の後側の隅部には切り欠き縁16を設けてある。フィルター 5は両側の支持材4間に後方から挿入して装着され、フィルター5の両端が図6 に示すように断面略コ字状の支持材4内に嵌合される。支持材4の前端から下方 に支持脚を兼用する前面カバー19を垂下してある。このようにフィルター5を 取り付けた通風グリル3は通風空間6の前面側から装着され、グリル取り付け用 開口2に通風グリル3がはめ込まれる。フィルター5は支持材4と一緒に通風空 間6内に入る。通気グリル3の前面カバー19の下端には下方に突出するように 突起部8を複数個突設してあり、グリル取り付け用開口2の下縁には上記突起部 8に対応するように凹溝9を設けてあり、通風グリル3をグリル取り付け用開口 2にはめ込んだ状態で図2に示すように突起部8を凹溝9に挿入してある。そし てフィルター5の自重でフィルター5及び通風グリル3が凹溝9と突起部8の係 合部を支点としてキャビネット1側に倒れる力で通風グリル3のグリル本体22 の上及び両側の端縁をグリル取り付け用開口2の上及び両側の縁に当接して取り 付けてある。このようにすることにより横仕切板11上の通風空間6に通気グリ ル3やフィルター5を取り付けることができる。通気グリル3の上端では必要に 応じてグリル取り付け用開口2に磁石21にて取り付け、磁石で通風グリル3を 磁着するようにしてもよい。
【0010】 しかして送風機を駆動することにより、図1の矢印に示すように通気グリル3 から通風空間6内に吸入され、通風空間6内でフィルター5を通過し、通風空間 6から連通孔12を介して風洞7に吸入される。フィルター5を掃除したりする 場合には通風グリル3と一緒に外し、支持材4からフィルター5を抜き取って行 う。
【0011】 なお、上記実施例において、通風グリル3及びフィルター5のキャビネット1 から前方への落下防止のため突起等の落下防止部材をキャビネット1やフィルタ ーケース5aに設けてあってもよい。またフィルターケースを使わずフィルター を通風グリル3に取り付けてもよい。また上記実施例の場合、通風グリル3と支 持材4を別体にして連結してあったが、通風グリル3と支持材4とを一体に形成 してもよい。また上記実施例の場合、空気を吸い込む吸い込み口について述べた が、空気を吹き出す吹き出し口でも同様に実施できる。また上記実施例の場合、 フィルター5を両側の支持材4で支持したが、この支持材4以外に補助の支持部 材を設けてもよい。さらに上記実施例の場合、両側の支持材4でフィルター5の 両端を支持したが、フィルター5の一端を支持材4で支持し、他端をバネ等で保 持してもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述のようにキャビネットのグリル取り付け用開口に通風グリルをは め込み、通風グリルの背面側にフィルターを支持しているので、フィルターを通 風グリルに対応する位置でキャビネット内に位置するように取り付けることがで きるものであって、従来のようにフィルターを取り付けるために特別に場所を占 有することがなく、キャビネット内の残りのスペースを広くして収納等に有効利 用できるものであり、しかも通風グリルとフィルターとをキャビネットに対して 簡単に脱着できてフィルターの掃除等が容易にできるものであり、また通風グリ ルに下部から突設した突起部をグリル取り付け用開口の下縁に設けた凹溝に挿入 し、突起部を挿入した凹溝を支点としてフィルターの自重で通風グリルがキャビ ネット側に倒れる力で通風グリルをグリル取り付け用開口の縁に当接しているの で、通風グリルをグリル取り付け用開口にはめ込むと共に突起部を凹溝に挿入し 、フィルターの自重で倒れる力で通風グリルをグリル取り付け用開口の縁に当接 して取り付けることができるものであって、各部材の加工や組み立て誤差による 影響を受けることなく簡単に取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上の要部を拡大せる断面図である。
【図3】同上の通風グリルとフィルター部分を示す斜視
図である。
【図4】同上の通風グリルに支持材を取り付ける部分の
断面図である。
【図5】同上のフィルターの斜視図である。
【図6】図3のA−A線で支持材だけを断面した断面図
である。
【図7】従来例の斜視図である。
【図8】従来例の断面図である。
【図9】本出願人が先に出願した先願のものの断面図で
ある
【符号の説明】
1 キャビネット 2 グリル取り付け用開口 3 通風グリル 5 フィルター 8 突起部 9 凹溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットのグリル取り付け用開口に
    通風グリルをはめ込み、通風グリルの背面側にフィルタ
    ーを支持し、通風グリルに下部から突設した突起部をグ
    リル取り付け用開口の下縁に設けた凹溝に挿入し、突起
    部を挿入した凹溝を支点としてフィルターの自重で通風
    グリルがキャビネット側に倒れる力で通風グリルをグリ
    ル取り付け用開口の縁に当接して成るキャビネットへの
    通風グリル及びフィルターの取り付け構造。
JP81192U 1992-01-14 1992-01-14 キャビネットへの通風グリル及びフィルターの取り付け構造 Withdrawn JPH0645619U (ja)

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JP81192U JPH0645619U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 キャビネットへの通風グリル及びフィルターの取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP81192U JPH0645619U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 キャビネットへの通風グリル及びフィルターの取り付け構造

Publications (1)

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JPH0645619U true JPH0645619U (ja) 1994-06-21

Family

ID=11484067

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP81192U Withdrawn JPH0645619U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 キャビネットへの通風グリル及びフィルターの取り付け構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1987007193A1 (en) * 1986-05-29 1987-12-03 Fanuc Ltd Wire cut electric discharge machine having electrically conductive work support bed

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Effective date: 19960404