JP3466104B2 - 電気機器筐体用ルーバー - Google Patents

電気機器筐体用ルーバー

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JP3466104B2 JP09986599A JP9986599A JP3466104B2 JP 3466104 B2 JP3466104 B2 JP 3466104B2 JP 09986599 A JP09986599 A JP 09986599A JP 9986599 A JP9986599 A JP 9986599A JP 3466104 B2 JP3466104 B2 JP 3466104B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電気機
器、電子機器等を収納した電気機器筐体内の換気を行う
電気機器筐体用ルーバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器筐体用ルーバーは、カバーの清
掃や、カバーの内側に配置したフィルター部材の交換の
ためカバーをルーバー本体から取り外しできるものとし
ている。そのため、従来の電気機器筐体用ルーバーは図
5に示すように筐体21の開口22に取り付けたルーバ
ー本体23には上下枠板部24、24に基端外面の係止
凹部25aを設けた係止爪25、25を張設し、また、
ルーバー本体23の前面を覆うカバー26は周縁後側に
張設した周枠部27の上下枠板部28、28の内面に前
記係止凹部25aに嵌合する突起29、29を設けると
ともに下枠板部28に係止爪操作用の指挿入孔30を設
けたものであった。
【0003】ところが、このような従来の電気機器筐体
用ルーバーは、カバー26をルーバー本体23から取り
外すには指挿入孔30から指を挿入して係止爪25の先
端側を押圧して係止爪25の係止凹部25aと突起29
の嵌合を解除したうえ該カバー26の下端を前方に引い
て行うものである。そのため、係止爪25を指による引
き起こしを容易とするため係止爪25をある程度大きく
する必要があるとともに、指が係止爪25に充分係るた
めの大きさの指挿入孔30を必要として、該指挿入孔3
0設けたカバー26の周枠部27の奥行きを広くするこ
とが不可避であり、筐体21からカバー26が突出して
その分隣接する他の筐体や壁面との距離を取る必要があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来の問題を解決し、カバーの取り外しが容易なうえカ
バーの周枠部の奥行きを狭くできる電気機器筐体用ルー
バーを提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた本発明は、ルーバー本体の四角枠状の枠部
の一方の対向する枠板部即ち左右側枠板部の内面に係合
凹部または係合凸部を設け、また、該ルーバー本体の前
面を覆うカバーの後側に張設した前記枠部の一方の対向
する枠板部即ち左右側板部の内面に添装する側板部に前
記係合凹部または係合凸部に嵌合する係合凸部または係
合凹部を設け、該側板部の両端縁即ち上下側板部の少な
くとも一方と対応する前記ルーバー本体の枠部の他方の
対向する枠板部即ち上下側枠板部の一方との間に前記係
合凹部の上下幅より広い間隙を設け、さらに、前記係合
凸部を周面部を先細傾斜面に形成するか、係合凹部を端
部より中心部を深くした傾斜面に形成したことを特徴と
するものである。また、カバーの側板部の両端縁即ち上
下側板部の少なくとも一方の端縁と対応する前記ルーバ
ー本体の他方の対向する枠板部即ち上下側枠板部との
に設けた間隙に、カバーを間隙方向に摺動させた際に該
カバーを前方に押し出す案内部を設けることが好まし
い。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図4に基づき説明する。1は四角枠状の枠
部2の前面周縁外側にフランジ部3を張設したルーバー
本体であり、該ルーバー本体1の枠部2の一方の対向す
る枠板部即ち左右側枠板部2a、2aの内面には係合凹
部4が上下に2個づつ対向して設けられている。5は該
ルーバー本体1の前面を覆うカバーであり、該カバー5
の後側に張設した前記ルーバー本体1の一方の対向する
枠板部即ち左右側枠板部2a、2aの内面に外面を添装
する側板部6、6には前記係合凹部4に嵌合する周面部
7aを先細傾斜面に形成した係合凸部7が突設してされ
ている。なお、この係合凸部7は図示の実施形態にあっ
ては高さの低い円錐台形状としているが偏平な半球状と
してもよい。また、該側板部6、6の両端縁とルーバー
本体1の他方の対向する枠板部の即ち上下側枠板部2
b、2bとの間に前記係合凹部4の上下幅より広い間隙
sを設けてある。この間隙sは側板部6の一方の端縁に
のみ設けたものとしてもよい。
【0007】なお、この実施の形態にあっては、カバー
5の側板部6をカバー5の裏面の後側に張出した四角枠
状のフィルター押さえ9の対向する左右側板部6をもっ
て形成し、上下側板部6a、6aとルーバー本体1の他
方の対向する枠板部即ち上下側枠板部2b、2bとの間
に間隙sを形成してある。
【0008】さらに、前記カバー5の側板部6、6の両
端縁の一方即ち上端縁とルーバー本体1の他方の対向す
る枠板部即ち上下側枠板部2bとの間に設けた間隙sに
はカバー5を間隙方向に摺動させた際に該カバー5を前
方に押し出す案内部8が設けられている。この案内部8
はカバー5の側板部6、6の両端縁外側即ちフィルター
押さえ9の上下側板部6a、6aの外側に傾斜案内面8
aを形成して、該傾斜案内面8aにルーバー本体1の他
方の対向する枠板部即ち上下側枠板部2b、2bの先端
縁が臨むものとしている。該案内部8は傾斜案内面8a
をルーバー本体1の上下側枠板部2b、2bに設けて
も、或いは上下側板部6a、6aとルーバー本体1の上
下側枠板部2b、2bの双方に設けたものであってもよ
く。要はカバー5を的確に前方に押し出すものであれば
よい。なお、間隙sを側板部6の一方の端縁にのみ設け
たものにあっては案内部8もこの一方のみに設けられて
いることは勿論である。
【0009】このように構成されたものは、電気機器筐
体21に透設した開口22にルーバー本体1の四角枠状
の枠部2を嵌合したうえフランジ部3を前記開口22の
周縁前面に当接して、枠部2の外面に設けた取付爪を開
口22の周縁後面に係止する等の手段でルーバー本体1
を電気機器筐体21に取り付け、次に、ルーバー本体1
の四角枠状の枠部2内にフィルター10を装着して該ル
ーバー本体1の前面をカバー5で覆うのは従来の電気機
器筐体用ルーバーと同様である。
【0010】しかし、本発明の特長とするところは、ル
ーバー本体1へのカバー5の取り付けにある。即ち、ル
ーバー本体1の前面を覆うカバー5は係合凸部7が係合
凹部4に嵌合していることにより該ルーバー本体1から
離脱することはないが、カバー5の清掃や、フィルター
10の交換のためカバー5をルーバー本体1から取り外
す必要がある場合には、前記したように側板部6、6の
両端縁とルーバー本体1の他方の対向する枠板部の即ち
上下側枠板部2b、2bとの間に前記係合凹部4の上下
幅より広い間隙sを設けてあり、係合凸部7が周面部7
aを先細傾斜面に形成したものであるので、カバー5を
間隙s方向である上方又は下方に押圧すれば係合凸部7
は先細傾斜面に形成した周面部7aの該傾斜面が係合凹
部4の縁部を越えて係合凸部7は係合凹部4から外れる
ので容易にカバー5をルーバー本体1から取り外すこと
ができるものである。なお、係合凹部と係合凸部は上記
の実施の形態とは逆にルーバー本体1の枠板部に係合凸
部を設け、該係合凸部と嵌合る係合凹部をカバー5の側
板部に設けてもよい。さらに、係合凹部を端部より中心
部を深くした傾斜面に形成したものとすれば係合凸部は
周面部を先細傾斜面を有しない通常の突起としてもよ
い。また、間隙sが側板部6の一方の端縁側にのみ設け
てある場合には、一方の端縁側の方向にのみカバー5を
押圧することは勿論であり、カバー5が周縁に形成した
周枠部5aをもってルーバー本体1のフランジ部3を囲
装するものであるときは、周枠部5aの上下枠部とフラ
ンジ部3の上下端との間にカバー5が摺動できるための
間隙を設けるとは勿論である。
【0011】さらに、前記カバー5の側板部6、6の両
端縁とルーバー本体1の他方の対向する枠板部即ち上下
側枠板部2b、2bとの間に設けた間隙sにカバー5を
側板部6の間隙s方向に摺動させた際に該カバー5を前
方に押し出す案内部8が設けていれば、カバー5を上方
又は下方に押圧する際に係合凸部7は係合凹部4から外
れると同時に図3に示す経過を経て図4に示すようにカ
バー5が前方に押し出されて、カバー5の周面の内側に
指を挿入できるスペースができ、工具を使用せずカバー
5を取り外すことができるものである。
【0012】また、本発明の電気機器筐体用ルーバー
は、カバー5の側板部6、6が筐体21に透設した開口
22に嵌合したルーバー本体1の枠部2の枠板部2a、
2aの内面に添装したものであるので、開口22の外部
側に側板部6の先端側を配置する必要がないうえ、前記
したように係合凸部7と係合凹部4の嵌合の解除はカバ
ー5の上下端面をもってカバー5を上方又は下方に押圧
すればよいのでカバー5に指掛け用のスペースを不要と
してカバー5の厚さを薄くでき、筐体21の外面からの
出っ張りを最小とすることができるので、ルーバー前面
の吸・排気の通風空間が増すこととなり、その分隣接す
る他の筐体や壁面等との距離を狭めることができ筐体設
置スペースを節約できる。さらに、カバーの薄型化によ
り筐体との一体感が増し、デザイン性の向上を図ること
が出来るものでもある。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気機
器筐体用ルーバーはカバーの取り外しが容易なことは勿
論、カバーの薄型化を可能としたものである。従って、
従来の電気機器筐体用ルーバーの問題点を解決したもの
として業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す説明図で、(A)は
縦断面図、(B)は要部の横断面である。
【図3】本発明の実施の形態を示す説明図で、(A)は
縦断面図、(B)は要部の横断面である。
【図4】本発明の実施の形態を示す説明図で、(A)は
縦断面図、(B)は要部の横断面である。
【図5】従来例を示すを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ルーバー本体 2 枠板部 4 係合凹部 5 カバー 6 側板部 7 係合凸部 7a 先細傾斜面に形成した周面部 8 案内部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−56082(JP,A) 特開 平5−332576(JP,A) 特開 平7−260243(JP,A) 特開 平5−93530(JP,A) 特開 平10−215076(JP,A) 特開 昭63−259345(JP,A) 実開 平6−86395(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/20 F24F 5/00 F24F 13/08 - 13/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーバー本体(1) の四角枠状の枠部(2)
    の一方の対向する枠板部即ち左右側枠板部(2a)、(2a)
    内面に係合凹部または係合凸部を設け、また、該ルーバ
    ー本体(1) の前面を覆うカバー(5) の後側に張設した前
    記枠部(2) の一方の対向する枠板部即ち左右側板部(2
    a)、(2a)の内面に添装する側板部(6) 、(6) に前記係合
    凹部または係合凸部に嵌合する係合凸部または係合凹部
    を設け、該側板部(6) 、(6) の両端縁即ち上下側板部(6
    a)、(6a)の少なくとも一方と対応する前記ルーバー本体
    (1) の枠部(2) の他方の対向する枠板部即ち上下側枠板
    部(2b)、(2b)の一方との間に前記係合凹部の上下幅より
    広い間隙を設け、さらに、前記係合凸部を周面部を先細
    傾斜面に形成するか、係合凹部を端部より中心部を深く
    した傾斜面に形成したことを特徴とする電気機器筐体用
    ルーバー。
  2. 【請求項2】 カバー(5) の側板部(6) 、(6) の両端縁
    即ち上下側板部(6a)、(6a)の少なくとも一方と対応する
    前記ルーバー本体(1) の他方の対向する枠板部即ち上下
    側枠板部(2b)、(2b)との間に設けた間隙に、カバー(5)
    を間隙方向に摺動させた際に該カバー(5) を前方に押し
    出す案内部(8) を設けた請求項1に記載の電気機器筐体
    用ルーバー。
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