JP4202095B2 - 電気機器におけるシールド部材取付け装置 - Google Patents

電気機器におけるシールド部材取付け装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筐体内に並設収納した複数の電子機器ユニット間を電気的に接続して筐体内外の電磁波の遮蔽構造を施すための電子機器におけるシールド部材取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の電子機器は、筐体内に縦列或いは横列に複数の電子機器ユニットを並設して構成し、これら電子ユニットにおける正面側端部に導電性を有する例えば断面略コ字状の正面パネルを配設し、正面パネルの側壁部に例えば二条の挿通長孔を穿設して縦長の取付け片部を形成すると共に、複数の電子機器のうち互いに隣り合う一方の電子機器に対して他方の電子機器を電気的に接続するシールド部材を導電性ばね薄板により断面略山形チャネル状に形成して構成しており、且つ、シールド部材の長手方向両端部が互いに離間して開口部を有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部を形成し、シールド部材の開口部を取付け片部における隣接する電子機器ユニットに面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側方向に向かうように、シールド部材の両先端折曲部を挿通長孔に挿通させて、取付け片部における内面部壁側に係合することによって、シールド部材を正面パネルに装着して、互いに隣り合う電子機器ユニット間を電気的に接続させて構成している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002-76656号公報
【特許文献2】
特開2001-196771号公報
【特許文献3】
特開平10-284868号公報
【0004】
そして、従来の電子機器におけるシールド部材取付け装置は、図10に示すように、不図示の電子機器ユニットの正面側端部に取付けられた正面パネル1に、抜き型を用いたプレス機等により、二条の挿通長孔4、4を穿設して縦長帯状の取付け片部2を形成し、一方、シールド部材3が、ばね性薄板を断面略山形を呈するようにチャンネル状に形成し、シールド部材3の長手方向両端部が互いに離間して開口部3aを有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部3b、3bを形成しており、先端折曲部3b、3bを、シールド部材3の開口部3aを取付け片部2の外面側(図中左側)から挿通長孔4,4に挿入して、取付け片部2の両側面部2a、2aを挿通して取付け片部2の内面部壁2b側に係合させ、シールド部材3を正面パネルに装着して、互いに隣り合う電子機器ユニット間を電気的に接続させて構成している(例えば、特許文献1乃至3)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子機器におけるシールド部材取付け装置においては、取付け片部2の側面部2aの形状が、図11に示すように、隣接する電子機器ユニット11側に面する外面側幅寸法aと自側の電子機器ユニット11側に面する内面側幅寸法bとが、同一寸法を呈しており、結果的にストレート形状となっていると共にシールド部材3における略山型の基体部3cの内壁形状が先細り形状になっているために、取付け片部2にシールド部材3を装着する場合に、基体部3cの内壁と取付け片部2の正面側角部との摺動圧が徐々に高くなって、シールド部材3の装着はシールド部材3をそのばね力に抗して相当潰して開口部3aを大きく開口させる必要があり、装着作業を面倒にしていた。
【0006】
このために、シールド部材3の開口部3aの幅寸法を予め大きくする対策を施して、取付け片部2に装着しやすくすることが考えられるが、反面、開口部3aの幅寸法が大きくしたことにより、抜けやすくなってしまい、シールド部材3が所定の位置から外れてしまうおそれがあった。
【0007】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、シールド部材における正面パネル側の取付け片部に取付けやすくすると共に、容易に外れ難くした電子機器におけるシールド部材取付け装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、筐体内に複数の電子機器ユニットを並設収納し、各電子機器ユニットにおける正面側端部に導電性の正面パネルをそれぞれ配設し、正面パネルの側部壁に二条の挿通長孔を穿設することにより挿通長孔間に帯状の取付け片部を形成すると共に、複数の電子機器ユニットのうち互いに隣り合う一方の電子機器ユニットに対して他方の電子機器を電気的に接続するシールド部材を、ばね性を有する導電性薄板を断面略山形チャンネル状に形成し、且つ、シールド部材の長手方向両端部が互いに離間して開口部を有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部を形成しており、シールド部材の開口部を、取付け片部における隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子ユニットに面する内面側方向に挿入して両挿通長孔を挿通させて、シールド部材の先端折曲部を取付け片部に係合させ、シールド部材の略山形の基体部内壁部で取付け片部を抱持することにより、シールド部材を正面パネルに装着して、互いに隣り合う電子機器ユニット間を電気的に接続させて構成し、取付け片部の側壁面部形状を、隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側に向かって傾斜面に形成して、取付け片部における外面側幅寸法が内面側幅寸法より小さく設定したことを特徴とするものである。
【0009】
かかる構成により、取付け片部の側面形状が、外面側幅寸法を、内裏面側幅寸法より小さく設定したために、取付け片部の両側壁面部のうち少なくとも一方が傾斜面となって、シールド部材の開口部の幅寸法をそれほど大きくしなくとも、シールド部材を取付け片部に容易に装着することができ、しかも、装着後は、シールド部材は、その開口部の幅寸法が大きくないことから取付け片部に一旦装着すると非常に抜けにくくなって、取付け片部から容易に外れることはない。
【0010】
また、本発明は、取付け片部における二つの側壁面部のうち少なくとも一方の側壁面部を隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側に向かって平面状の傾斜面に形成して、取付け片部における外面側幅寸法が内面側幅寸法より小さく設定電子ユニットにおける正面側から裏面側にかけて平面状傾斜面に形成することによって、シールド部材を取付け片部に入れやすく、しかも抜けにくくしている。
【0011】
また、本発明は、取付け片部における二つの側壁面部のうち少なくとも一方の側壁面部を隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側に向かって曲面状の傾斜面に形成して、取付け片部における外面側幅寸法が内面側幅寸法Bより小さく設定したことによって、シールド部材を取付け片部に入れやすく、しかも抜けにくくしている。
【0012】
また、本発明は、取付け片部の両側壁面部の少なく一方を階段状に形成することによって、電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側に向かって実質的にテーパー状に形成したことになって、取付け片部における外面側幅寸法を、内面側幅寸法より小さく設定したことにより、シールド部材を取付け片部に入れやすく、しかも抜けにくくしている。
【0013】
更にまた、本発明は、筐体内に複数の電子機器ユニットを並設収納し、各電子機器ユニットにおける正面側端部に導電性の正面パネルをそれぞれ配設し、正面パネルの側部壁に一条の挿通長孔を穿設することによって帯状の取付け片部を形成すると共に、複数の電子機器ユニットのうち互いに隣り合う一方の電子機器ユニットに対して他方の電子機器を電気的に接続するシールド部材を、ばね性を有する導電性薄板を断面略山形チャンネル状に形成し、且つ、シールド部材の長手方向両端部が互いに離間して開口部を有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部を形成しており、シールド部材の開口部を、取付け片部における隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子ユニットに面する内面側方向に挿入して、挿通長孔および正面パネルの側部壁を挿通させて、シールド部材の先端折曲部を取付け片部および正面パネルの側壁部裏面側に係合させ、シールド部材を正面パネルに装着し、互いに隣り合う前記電子機器ユニット間を電気的に接続させて構成し、取付け片部の側壁面部形状を、隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側に向かって傾斜面に形成して、取付け片部における外面側幅寸法が内面側幅寸法より小さく設定したことを特徴とする。
【0014】
かかる構成により、取付け片部の側面形状が、外面側幅寸法を、内裏面側幅寸法より小さく設定したために、取付け片部の側壁面部が傾斜面となって、シールド部材の開口部の幅寸法をそれほど大きくしなくとも、シールド部材を取付け片部および正面パネルの側壁部裏面側間に容易に装着することができ、しかも、装着後は、シールド部材は、その開口部の幅寸法が大きくしないことから取付け片部および正面パネルの側壁部裏面側間に一旦装着すると非常に抜けにくくなって、容易に外れることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態について、図を用いて説明する。
【0016】
先ず、図1を用いて、本発明における実施の形態を採用した電子機器の全体構成について説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態における電子機器ユニットを筐体に組み込んだ状態を示す斜視図である。
【0018】
図1によれば、電子機器10は、電子機器ユニット11を筐体12内に収納して構成している。
【0019】
電子機器ユニット11は、その正面側端部に略断面コ字状を呈した導電性の正面パネル13を配設している。
【0020】
正面パネル13の上下には、インジェクタ14、14が配設されており、インジェクタ14、14は、筐体12に対して挿抜可能に構成され電子機器ユニット11を固定している。
【0021】
正面パネル13の一方の側壁面部13aには、シールド部材20が装着されて、互いに隣り合う一方の電子機器ユニット11に対して他方の電子機器ユニット11を電気的に接続している。
【0022】
次に、正面パネル13へのシールド部材20の装着構造を図2及び図3を用いて説明する。
【0023】
正面パネル13は、断面略コ字状を呈するチャネル状部材から構成し、側壁面部13a、13bが正面部13cより幅広に形成されている。
【0024】
一方の側壁面部13aには、例えばその上下端部側をプレス機等により型抜きすることによって一条の挿通孔16、16を穿設して、縦長帯状の取付け片部15が形成されている。
【0025】
取付け片部15の側壁面部15a,15bは、隣接する電子機器ユニット11側に面する外面側から自側の電子機器ユニット11側に面する内面側に向かって平面状の傾斜面に形成して、外面側幅寸法Aが内面側幅寸法Bより小さく設定されている。
【0026】
シールド部材20は、ばね性を有する導電材である薄板を断面略山型を呈するようにチャンネル状に形成し、且つ略山型状の基体部20cに複数個の割り溝を入れて更なるばね性あるよう構成している。シールド部材20を構成する薄板は、例えば厚さ1mm或いは3mm位のベリウム板材を使用している。
【0027】
シールド部材20の長手方向両端部には、互いに離間して開口部20aを有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部20b,20bが形成されている。
【0028】
上記の構成により、シールド部材20を正面パネル13装着するには、シールド部材20の開口部20aを取付け片部15の外面側(図中左側)から挿入して、挿通長孔16、16を挿通し取付け片部15の内面壁部15c側に先端折曲部20,20bを係合させ、シールド部材20を正面パネル13に装着し、いに隣り合う電子機器ユニット11間を電気的に接続させ、更に、インジェクタ14に対向して電機器ユニット11に装着したアースブロック18を介して筐体12に電気的に接続している。この時、シールド部材20の略山型状の基体部20cの内面が取付け片部15の側面部15a,15bの略先端側に接触している。
【0029】
そして、取付け片部15の両側面部15a,15bの形状が、隣接する電子機器ユニット11側に面する外面側から自側の電子機器ユニット11側に面する内面側に向かって平面状の傾斜面に形成して、外面側幅寸法Aが内面側幅寸法Bより小さく設定したために、シールド部材20の開口部20aの幅寸法をそれほど大きくしなくとも、シールド部材20を挿通長孔16、16に挿入して取付け片部15に容易に装着することができ、しかも、装着後、シールド部材20は、その開口部20aの幅寸法が大きくないことから、取付け片部15から容易に外れることがない。
【0030】
上記のように構成する第1の実施の形態におけるシールド部材20の脱落強度を実験した結果、例えば正面パネル13に対して垂直方向にシールド部材20を引き抜くように荷重を加えた場合、シールド部材を構成する薄板板厚を同じくする従来構造に比して、2倍強の脱落強度を得ており、また、正面パネル13に対して水平方向の荷重をシールド部材20に加えた場合、従来構造に比して、約1.5倍強の脱落強度を得た。
【0031】
図5乃至図9は、本発明における他の実施の形態を描画した正面パネルにおける図4と同様の断面図である。
【0032】
図5に示す正面パネル13は、その両側面部13a,13bの形状を隣接する電子機器ユニット11側に面する外面側から自側の電子機器ユニット11側に面する内面側に向かって平面状の傾斜面にすると共に、これに連続したストレート面に形成して、外面側幅寸法Aが内面側幅寸法Bより小さく設定したものである。
【0033】
また、図6に示す正面パネル13は、その両側面部13a,13bの形状を隣接する電子機器ユニット11側に面する外面側から自側の電子機器ユニット11側に面する内面側に向かって曲面状の傾斜面に形成して、外面側幅寸法Aが内面側幅寸法Bより小さく設定したものである。
【0034】
また、図7に示す正面パネル13は、その両側面部13a,13bの形状を隣接する電子機器ユニット11側に面する外面側から自側の電子機器ユニット11側に面する内面側に向かって平面状の傾斜面に形成するも、型抜き形成すると共に、折曲変形させて形成したもので、この結果側面部13bの先端が正面パネル13の内面壁部15c側に若干突出しており、結果として、外面側幅寸法Aが内面側幅寸法Bより小さく設定したものである。
【0035】
また、図8に示す正面パネル13は、その両側部13a,13bを階段状に形成することにより、各階段部の先端角部同士を結ぶ線が斜線となって、隣接する電子機器ユニット11側に面する外面側から自側の電子機器ユニット11側に面する内面側に向かって実質的にテーパー状に形成したことになり、外面側幅寸法Aを、内面側幅寸法Bより小さく設定したことにより、シールド部材20を取付け片部15に入れやすく、しかも抜けにくくしている。
【0036】
なお、上記実施の形態において、取付け片部15の両側面部15a、15bを傾斜面形状に形成したが、本発明には含まれない参考例1として、両側面部15a、15bのうち一方のみを傾斜面とし、他方を従来同様ストレート面に形成する場合がありかかる場合、従来構造に比して遥かにシールド部材20を取付けやすく、しかも抜けい構造とすることができる
【0037】
また、上記実施の形態における取付け片部15を正面パネル13に形成するために、二条の挿通長孔16,16を結果的に形成したが、本発明には含まれない参考例2として、例えば、図9に示す正面パネル13は、一条の挿通長孔17を形成した取付け片15を構成している場合もあり、この場合、シールド部材20の一方の先端折曲部20bは、正面パネル13の一方の側面部13aの裏面側に係合すればよい。
【0038】
かかる参考例2の構成によれば、取付け片部15の側面形状が、外面側幅寸法を、内裏面側幅寸法より小さく設定したために、取付け片部15の側壁面部15aが傾斜面となって、シールド部材20の開口部20aの幅寸法をそれほど大きくしなくとも、シールド部材20を取付け片部15および正面パネル13の側壁部15aの裏面側間に容易に装着することができ、しかも、装着後は、シールド部材20は、その開口部の幅寸法が大きくしないことから取付け片部15および正面パネル13の側面部13aの裏面側間に一旦装着すると非常に抜けにくくなって、容易に外れることがない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、取付け片部の側面形状が、外面側幅寸法を、内裏面側幅寸法より小さく設定したために、取付け片部の両側壁面部のうち少なくとも一方が傾斜面となって、シールド部材の開口部の幅寸法をそれほど大きくしなくとも、シールド部材を取付け片部に容易に装着することができ、しかも、装着後は、シールド部材は、その開口部の幅寸法が大きくしないことから取付け片部に一旦装着すると非常に抜けにくくなって、取付け片部から容易に外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における電子機器ユニットを筐体に組み込んだ状態を示す斜視図である。
【図2】 図1における電子ユニットに配設する正面パネルの側面図である。
【図3】 本発明における第1の実施の形態における図2のA−A断面図である。
【図4】 同じく、シールド部材を取外した状態の図2のA−A断面図である。
【図5】 本発明における第3の実施の形態におけるシールド部材を取外した状態の図2のA−A断面図である。
【図6】 本発明における第4の実施の形態におけるシールド部材を取外した状態の図2のA−A断面図である。
【図7】 本発明における第5の実施の形態におけるシールド部材を取外した状態の図2のA−A断面図である。
【図8】 本発明における第6の実施の形態における図2のA−A断面図である。
【図9】 本発明に含まれない参考例におけるシールド部材を取外した状態の図2のA−A断面図である。
【図10】 従来における図2と同様の断面図である。
【図11】 同じく、シールド部材を取外した状態の断面図である。
【符号の説明】
11 電子機器ユニット
12 筐体
13 正面パネル
13a、13b 側壁面部
13c 正面部
15 取付け片部
15a、15b 側面部
15c 内面壁
16,17 挿通長孔
20 シールド部材
20a 開口部
20b 先端折曲部
20c 基体部

Claims (3)

  1. 筐体内に複数の電子機器ユニットを並設収納し、前記各電子機器ユニットにおける正面側端部に導電性の正面パネルを配設し、前記正面パネルの側部壁に二条の挿通長孔を穿設することにより前記挿通長孔間に帯状の取付け片部を形成すると共に、前記複数の電子機器ユニットのうち互いに隣り合う一方の電子機器ユニットに対して他方の電子機器を電気的に接続するシールド部材を、ばね性を有する導電性薄板を断面略山形チャンネル状に形成し、且つ、前記シールド部材の長手方向両端部が互いに離間して開口部を有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部を形成しており、前記シールド部材の開口部を、前記取付け片部における隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子ユニットに面する内面側方向に挿入して前記両挿通長孔に挿通させて、前記シールド部材の前記先端折曲部を前記取付け片部に係合させ、前記シールド部材の略山形の基体部内壁部で前記取付け片部を抱持することにより、前記シールド部材を前記正面パネルに装着して、互いに隣り合う前記電子機器ユニット間を電気的に接続させて構成した電気機器におけるシールド部材取付け装置であって、
    前記シールド部材は断面が略山形であり、
    前記取付け片部における二つの側壁面部の両方を、隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側に向かって平面状の傾斜面に形成することによって、前記取付け片部における外面側幅寸法を、内面側幅寸法より小さく設定したことを特徴とする電気機器におけるシールド部材取付け装置。
  2. 筐体内に複数の電子機器ユニットを並設収納し、前記各電子機器ユニットにおける正面側端部に導電性の正面パネルを配設し、前記正面パネルの側部壁に二条の挿通長孔を穿設することにより前記挿通長孔間に帯状の取付け片部を形成すると共に、前記複数の電子機器ユニットのうち互いに隣り合う一方の電子機器ユニットに対して他方の電子機器を電気的に接続するシールド部材を、ばね性を有する導電性薄板を断面略山形チャンネル状に形成し、且つ、前記シールド部材の長手方向両端部が互いに離間して開口部を有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部を形成しており、前記シールド部材の開口部を、前記取付け片部における隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子ユニットに面する内面側方向に挿入して前記両挿通長孔に挿通させて、前記シールド部材の前記先端折曲部を前記取付け片部に係合させ、前記シールド部材の略山形の基体部内壁部で前記取付け片部を抱持することにより、前記シールド部材を前記正面パネルに装着して、互いに隣り合う前記電子機器ユニット間を電気的に接続させて構成した電気機器におけるシールド部材取付け装置であって、
    前記シールド部材は断面が略山形であり、
    前記取付け片部における二つの側壁面部の両方を、隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子機器ユニット側に面する内面側に向かって曲面の傾斜面に形成することによって、前記取付け片部における外面側幅寸法を、内面側幅寸法より小さく設定したことを特徴とする電気機器におけるシールド部材取付け装置。
  3. 筐体内に複数の電子機器ユニットを並設収納し、前記各電子機器ユニットにおける正面側端部に導電性の正面パネルを配設し、前記正面パネルの側部壁に二条の挿通長孔を穿設することにより前記挿通長孔間に帯状の取付け片部を形成すると共に、前記複数の電子機器ユニットのうち互いに隣り合う一方の電子機器ユニットに対して他方の電子機器を電気的に接続するシールド部材を、ばね性を有する導電性薄板を断面略山形チャンネル状に形成し、且つ、前記シールド部材の長手方向両端部が互いに離間して開口部を有するようにそれぞれ内方に折曲されて先端折曲部を形成しており、前記シールド部材の開口部を、前記取付け片部における隣接する電子機器ユニット側に面する外面側から自側の電子ユニットに面する内面側方向に挿入して前記両挿通長孔に挿通させて、前記シールド部材の前記先端折曲部を前記取付け片部に係合させ、前記シールド部材の略山形の基体部内壁部で前記取付け片部を抱持することにより、前記シールド部材を前記正面パネルに装着して、互いに隣り合う前記電子機器ユニット間を電気的に接続させて構成した電気機器におけるシールド部材取付け装置であって、
    前記シールド部材は断面が略山形であり、
    前記取付け片部の両側壁面部を階段状に形成することによって、前記取付け片部における外面側幅寸法を、内面側幅寸法より小さく設定したことを特徴とする電気機器におけるシールド部材取付け装置。
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