JP3216698B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室外機
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば室内機と室外機とからなるセパレ
ート型の空気調和機では、図14に示すように、室外機
の筐体1内に熱交換器2が設けられ、その熱交換器2に
対向して筐体1の後面に形成した開口部3に熱交換用ネ
ット4が取り付けられており、そのネット4は縦横に交
差するように配列されて互いに接合された複数の金属線
材4aからなり、そのネット4に温度検知器5が温度検
知器用取付部6を介して取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ネット4に温度検知器5を取り付けるために、該ネット
4とは別個の温度検知器用取付部6を用いており、その
分だけ部品点数が増加し、製作費が高くつく。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、部品点
数を増加させず、製作費を安くすることができる空気調
和機の室外機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、室外機の筐体に形成した開口部に取り付
けられたネット本体に断面略コ字状の碗状体からなり、
該碗状体は前記筐体から外側に突出するように前記ネッ
ト本体に一体形成され、その碗状体の凹部内面に先端部
を上向きにした略L字状係止片が一体形成されており、
該係止片の先端部と碗状体の凹部内面との間に温度検知
器を収納するようにした温度検知器用取付部が一体形成
され、前記ネット本体の上部及び下部に、前記開口部の
上縁部及び下縁部にそれぞれ係合可能な係合片が一体形
成され、その上下両係合片のうち、先端部を下向きにし
て側面視略L字状に形成された前記下側係合片が開口部
の下縁部に形成した凹溝に係合され、前記上側係合片
は、前記下側係合片の先端部の高さよりも短く設定され
先端部を上向きにして側面視略L字状に形成され、
記ネット本体は縦横に交差状に配列されて互いに一体形
成された複数の縦桟及び横桟を有し、前記各係合片はネ
ット本体の上部及び下部において前記縦桟間に掛け渡し
た支持桟にそれぞれ一体形成され、該各支持桟が連結桟
を介してネット本体に一体連結されていることを特徴と
している。
【0006】上記構成において、温度検知器を筐体の開
口部に設ける場合には、温度検知器をネット本体に一体
形成した温度検知器用取付部に取り付けた後、該ネット
本体を開口部に取り付けるだけでよい。
【0007】この場合、ネット本体の上下部に一体形成
されて開口部の上下縁部に係合する上下両係合片のう
ち、下側係合片を開口部の下縁部に形成した凹溝に係合
させているので、ネット本体を水平方向に移動しないよ
うに開口部内に確実に位置決めすることができる。
【0008】また、略L字状上側係合片の先端部の高さ
が略L字状下側係合片の先端部の高さよりも短く設定さ
れており、その高さの差だけ、下側係合片の先端部が開
口部の下縁部に深く係合されるので、ネット本体を開口
部に確実に取り付けることができると共に、上側係合片
の先端部が開口部の上縁部に浅く係合されるので、ネッ
ト本体を下向きに若干押し曲げるだけで、該ネット本体
を開口部から簡単に取り外すことができる。
【0009】また、各係止片が支持桟及び連結桟を介し
てネット本体に支持されているので、その各係合片が開
口部の上縁部及び下縁部に係合されている状態を確実に
保持することができる。
【0010】また、温度検知器を略L字状係止片の先端
部と碗状体の凹部内面との間に上方から差し込むだけ
で、その温度検知器を碗状体の凹部内に簡単に係止する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の一形態であ
る空気調和機の室外機を示すものであって、該室外機に
取り付けた熱交換用ネット14は、弾性変形可能な合成
樹脂材からなり、室外機の筐体1に形成した開口部3に
取り付けられるネット本体15を有し、該ネット本体1
5に温度検知器用取付部16が一体形成されている。
【0012】上記構成によれば、温度検知器用取付部1
6がネット本体15に一体形成されているから、部品点
数が増加せず、製作費を安くすることができる。
【0013】前記筐体1は、図2〜図4に示すように、
底板部1aと、該底板部1aの周縁部に立設した前壁部
1b及び側壁部1c,1dと、その各壁部1b〜1d上
に被せた天板部1eとを有し、筐体1の後面に底板部1
a、両側壁部1c,1d及び天板部1eにより囲まれて
開口部3が形成されている。
【0014】図3に示すように、前記筐体1内が仕切壁
1fにより熱交換室17と機械室18とに仕切られ、熱
交換室17内に熱交換器2と送風機19とが配設され、
機械室18内に圧縮機20が配設されている。
【0015】前記ネット本体15は、図5に示すよう
に、縦横に交差状に配列されて互いに一体形成された複
数の縦桟15a及び横桟15bにより形成され、ネット
本体15の上部両側及び下部両側において縦桟15a間
に掛け渡した支持桟21に係合片22,23が一体形成
され、前記各支持桟21が縦桟15aと平行する一対の
連結桟24を介してネット本体15に一体連結されてい
る。
【0016】前記縦桟15a及び横桟15bは、図6に
示すように、横断面略U字状で肉薄状に形成されている
から、ネット本体15の軽量化を図ることができる。
【0017】前記上側係合片22は、図7及び図8に示
すように、先端部を上向きにして側面視略L字状に形成
されており、開口部3の上縁部3aに係合されている。
【0018】前記下側係合片23は、図9及び図10に
示すように、先端部を下向きにして側面視略L字状に形
成されており、開口部3の下縁部3bに形成した凹溝2
5に係合されている。
【0019】上記構成によれば、ネット本体15の上部
及び下部に一体形成した各係合片22,23を開口部3
の上縁部3a及び下縁部3bにそれぞれ係合させるだけ
で、ネット本体15を開口部3に簡単に取り付けること
ができる。
【0020】また、下側係合片23が開口部3の下縁部
3bに形成した凹溝25に係合されているので、ネット
本体15を水平方向に移動しないように開口部3内に確
実に位置決めすることができる。
【0021】更に、各係合片22,23が支持桟21及
び連結桟24を介してネット本体15に支持されている
ので、その各係合片22,23が開口部3の上縁部3a
及び下縁部3bに係合されている状態を確実に保持する
ことができる。つまり、支持桟21だけでは、それが容
易に撓み変形して各係合片22,23の係合が外れやす
いが、2本の連結桟24があることにより、各係合片2
2,23が適度な強度で係合を維持できるようになって
いる。
【0022】図8及び図10に示すように、略L字状上
側係合片22の先端部の高さH1が略L字状下側係合片
23の先端部の高さH2よりも短く設定されている。
【0023】上記構成によれば、上記高さH1,H2の
差だけ、下側係合片23の先端部が開口部3の下縁部3
bに深く係合されているので、ネット本体15を開口部
3に確実に取り付けることができると共に、上側係合片
22の先端部が開口部3の上縁部3aに浅く係合されて
いるので、図4に仮想線に示すように、ネット本体15
を下向きに若干押し曲げるだけで、該ネット本体15を
開口部3から簡単に取り外すことができる。
【0024】前記温度検知器用取付部16は、図11〜
図13に示すように、断面略コ字状の碗状体16aから
なり、該碗状体16aが筐体1から外側に突出するよう
にネット本体15に一体形成され、その碗状体16aの
凹部27の内面に温度検知器5を係止するための先端部
を上向きにした略L字状係止片28が一体形成され、碗
状体16aに通気孔29が貫設されている。
【0025】上記構成によれば、碗状体16aが筐体1
から外側に突出されているから、ネット本体15を熱交
換器2に接近させることができ、これによって、筐体1
の幅L(図4参照)を狭くしてコンパクト化を図ること
ができる。また、温度検知器5を略L字状係止片28の
先端部と碗状体16aの内面との間に上方から差し込む
だけで、その温度検知器5を碗状体16aの凹部27内
に簡単に係止することができる。
【0026】図2及び図3に示すように、ネット本体1
5の熱交換器対向面に熱交換器2に向けてスペーサ30
が一体突設されており、これによって、ネット本体15
が熱交換器2に接近し過ぎるのを防止している。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ネット本体の上下部に
一体形成されて開口部の上下縁部に係合する上下両係合
片のうち、下側係合片を開口部の下縁部に形成した凹溝
に係合させているので、ネット本体を水平方向に移動し
ないように開口部内に確実に位置決めすることができ
る。
【0028】また、略L字状上側係合片の先端部の高さ
が略L字状下側係合片の先端部の高さよりも短く設定さ
れており、その高さの差だけ、下側係合片の先端部が開
口部の下縁部に深く係合されるので、ネット本体を開口
部に確実に取り付けることができると共に、上側係合片
の先端部が開口部の上縁部に浅く係合されるので、ネッ
ト本体を下向きに若干押し曲げるだけで、該ネット本体
を開口部から簡単に取り外すことができる。
【0029】また、各係止片が支持桟及び連結桟を介し
てネット本体に支持されているので、その各係合片が開
口部の上縁部及び下縁部に係合されている状態を確実に
保持することができる。
【0030】また、温度検知器を略L字状係止片の先端
部と碗状体の凹部内面との間に上方から差し込むだけ
で、その温度検知器を碗状体の凹部内に簡単に係止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である空気調和機の室外
機を示す斜視図である。
【図2】同背面図である。
【図3】同水平断面図である。
【図4】同一部切り欠き側面図である。
【図5】同熱交換用ネットの斜視図である。
【図6】同ネット本体の縦桟及び横桟の横断面図であ
る。
【図7】同上側係合片付近の拡大正面図である。
【図8】図7のA−A矢視図である。
【図9】同下側係合片付近の拡大正面図である。
【図10】図9のB−B矢視図である。
【図11】同温度検知器用取付部付近の拡大正面図であ
る。
【図12】図11のC−C矢視図である。
【図13】図11のD−D矢視図である。
【図14】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 熱交換器2 3 開口部 3a 開口部の上縁部 3b 開口部の下縁部 5 温度検知器 14 熱交換器用ネット 15 ネット本体 15a ネット本体の縦桟 15b ネット本体の横桟 16 温度検知器用取付部 16a 碗状体 21 支持桟 22 上側係合片 23 下側係合片 24 連結桟 25 凹溝 27 碗状体の凹部 28 係止片 H1 上側係合片の高さ H2 下側係合片の高さ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機の筐体に形成した開口部に取り付
    けられたネット本体に断面略コ字状の碗状体からなり、
    該碗状体は前記筐体から外側に突出するように前記ネッ
    ト本体に一体形成され、その碗状体の凹部内面に先端部
    を上向きにした略L字状係止片が一体形成されており、
    該係止片の先端部と碗状体の凹部内面との間に温度検知
    器を収納するようにした温度検知器用取付部が一体形成
    され、前記ネット本体の上部及び下部に、前記開口部の
    上縁部及び下縁部にそれぞれ係合可能な係合片が一体形
    成され、その上下両係合片のうち、先端部を下向きにし
    て側面視略L字状に形成された前記下側係合片が開口部
    の下縁部に形成した凹溝に係合され、前記上側係合片
    は、前記下側係合片の先端部の高さよりも短く設定され
    先端部を上向きにして側面視略L字状に形成され、
    記ネット本体は縦横に交差状に配列されて互いに一体形
    成された複数の縦桟及び横桟を有し、前記各係合片はネ
    ット本体の上部及び下部において前記縦桟間に掛け渡し
    た支持桟にそれぞれ一体形成され、該各支持桟が連結桟
    を介してネット本体に一体連結されていることを特徴と
    する空気調和機の室外機。
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