JPS6333074Y2 - - Google Patents

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JPS6333074Y2
JPS6333074Y2 JP315185U JP315185U JPS6333074Y2 JP S6333074 Y2 JPS6333074 Y2 JP S6333074Y2 JP 315185 U JP315185 U JP 315185U JP 315185 U JP315185 U JP 315185U JP S6333074 Y2 JPS6333074 Y2 JP S6333074Y2
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JP315185U
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機のケーシング、詳しくは前
板と第1及び第2側板と前記前板より短寸な背板
とを備え、前記第1側板に、該第1側板から背面
側に延びる短寸背板を連設して、この短寸背板と
前記背板との間を通風口としてグリルを保持する
と共に、前記各側板に把手を装着した空気調和機
のケーシングに関する。
(従来の技術) 従来空気調和機において、ケーシングの側板に
は、搬送に便利なように把手を装着している。
即ち、実開昭56−146875号公報に示され、また
第8図に示した如く、側板Sとは別に把手Hを形
成して、該把手Hを前記側板Sに穿設する把手取
付孔Nに嵌合して装着している。
又一方、ケーシングの長さ方向一側に熱交換器
とフアンとを配設すると共に、他側に仕切板を介
して圧縮器と電装品とを設けるようにした空気調
和機においては、前記ケーシングの前板に吹出口
を、また背板に吸込口を設ける場合、前記吹出口
は前記前板に貫通孔を穿設して形成するのである
が、前記吸込口は、前記背板を分断し、これら背
板間を吸込口とすることが一般に行なわれてい
る。
そして、前記した如く分断する背板のうち、一
方の背板は前記圧縮機及び電装品を内装する機械
室の背面を覆う如くするため、前記前板よりは短
いが、前記機械室を覆うだけの長さをもつている
のに対し、もう一方の背板は、前記熱交換器の配
設位置から短かくなつていて、通常は前記背板を
屈曲して一体に形成しており、この短寸背板と前
記背板との間に、吸込口となる開口部をガードす
るグルを保持している。
(考案が解決しようとする問題点) 前記したケーシングにおいて、前記背板のう
ち、一方の背板は仕切板に対向する位置まで延び
る長さを有しているため、前記仕切板に固定する
ことにより強度が得られるのであるが、短寸背板
は短寸であつて、該短寸背板を固定する部材が存
在しないため、前記短寸背板の端部は遊動するこ
とになり、例えば搬送時において外物が当ると内
方に変形し、場合によつては前記背板との間に保
持するグリルが離脱することがあつた。
又、前記短寸背板の遊動に対しては、天板を皿
形にして外部から押え込むことにより外方への遊
動は防止できるが、内方への変形は阻止できない
し、また、前記短寸背板を天板に対しビス止めす
ることにより固定できるが、天板を固定するビス
が余計に必要となるし、ビス止めしたとしても、
前記短寸背板の変形を有効に阻止できない問題が
あつた。
本考案は側板に、該側板と別に形成する把手を
装着することと、従来において、前記把手を側板
とは別に形成しているのに拘わらず、単に搬送機
能しか与えていないことに着目し、この把手を利
用して前記短寸背板の内方への変形を阻止できる
ようにしたもので、簡単な構造の追加により、部
品点数を増大するることなく前記短寸背板の内方
への変形を確実に阻止し、グリルの保持が確実に
行なえるようにするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、第4,5図に示した如く前板1と第
1及び第2側板2,3と前記前板1より短寸の背
板4とを備え、前記第1側板2に、該第1側板2
から背面側に延びる短寸背板5を連設し、この短
寸背板5と前記背板4との間を通風口6としてグ
リル7を保持すると共に、前記各側板2,3に把
手8,9を装着する如くした空気調和機のケーシ
ングにおいて、前記第1側板2に装着する把手8
に、第3図に示した如く前記短寸背板5の内側に
接当し、前記短寸背板5の内側への変位を拘束す
る接当片81を一体的に形成したものである。
(作用) 前記把手8を前記第1側板2に装着することに
より、前記把手8に設けた前記接当片81が前記
短寸背板5の内側に接当して、前記短寸背板5の
内側への変位を拘束することになるから、外物が
当つても前記短寸背板5が変形することなく固定
できるのであつて、前記グリル7の保持が確実に
行なわれることになるのである。
(実施例) 第5図及び第6,7図に示したものは分離形空
気調和機における室外ユニツトのケーシングで、
横長薄肉形状とし、内部には、第5図に概略的に
示した通り平面からみて逆L字状の熱交換器10
とフアン11とを内装すると共に、仕切板13を
介して機械室12を区画し、この機械室12に図
示していないが圧縮機と電装品とを内装する如く
成している。
そして、前記ケーシング1は前板1と第1及び
第2側板2,3と前板1より短寸の背板4とを備
え、前記第1側板2には該第1側板2から背面側
に延びる短寸背板5を一体に連設し、この短寸背
板5と前記背板4との間を通風口6としてグリル
7を保持すると共に、前記各側板2,3には把手
8,9を装着している。
又、前記第1側板2は、前記前板1の長き方向
一側に一体に形成して、その全面には複数の吸込
口2aを設けるのであり、また、前記前板1の長
さ方向他側には、側方に屈曲し前記第2側板3の
一部を形成する短寸側板31を一体に形成すると
共に、前記前板1には、前記フアン11に対応す
る吹出口1aを形成している。
又、前記背板4と第2側板3とは一体に形成し
ていて、この第2側板3を、前記前板1と一体に
形成した前記短寸背板31と結合する如く成して
いる。
又、前記ケーシングは図示していないが、底フ
レームと、第6図及び第7図に示した天板14、
第1及び第2側板2,3及び背板4を立設支持す
ると共に、前記天板14により、上方開口部を覆
い天板固定ビスにより固定するのである。
以上の構成において、前記背板4は、前記機械
室12を形成するため、所定の長さをもち、前記
前板1との間に架設する前記仕切板13の固定に
より所望の剛性が得られるのであるが、前記短寸
背板5は短寸であつて、その遊端側を固定する部
材がないため遊動可能になつているのである。
しかして本考案は前記短寸背板5を前記第1側
板2に装着する把手8を利用して固定しようとす
るもので、前記把手8を合成樹脂を用い第3図の
如く構成するのである。
即ち、第3図に示した把手8は、前記第1側板
2に設ける把手取付孔21に嵌合する箱形嵌合部
80を備え、この嵌合部80の開口縁、つまり手
を差入れる開口部周縁に鍔82を一体に形成する
と共に、前記嵌合部81の長さ方向一側外面に
は、前記嵌合部80を前記第1側板2の把手取付
孔21に装着したとき、前記短寸背板5の方向に
延び、かつ、延長端面が前記短寸背板5に面接触
状に接当する接当片81を一体に形成したもので
ある。
この接当片81は前記嵌合部80から前記開口
縁と平行状に突出する立上部81aとこの立上部
81aから直角方向に屈曲する屈曲部81bとか
ら成り、側面からみて逆L字状となつているもの
で、前記立上部81aと嵌合部80及び前記屈曲
部81bと嵌合部80との間には補強片83,8
4を設けており、また、前記屈曲部81bには、
前記短寸背板5と面接触状に接当する所望面積を
もつた平面が形成されている。
尚、前記第1側板2に形成する把手取付孔21
は、第1,2図の如く、バーリング加工によりそ
の孔縁は内方に折曲げられており、また、前記把
手8の嵌合部80を形成する壁体の外面には、前
記孔縁に形成するバーリング部21aが嵌合する
間隔Dを置いて、前記鍔82と対向する複数個の
傾斜外面をもつ爪片85を形成している。
従つて、前記把手8を前記把手取付孔21に嵌
合するとき、前記バーリング部21aが爪片85
に係合し、前記把手8は不用意に離脱することな
く固定されるのである。
また、前記グリル7は、横ステー71と縦ステ
ー72とから成り、横ステー71のうち、複数本
を延長して、これら延長部71aを、前記背板4
及び短寸背板5に設ける差込孔に、全体を弾性変
形させながら差込んで保持するのである。
しかして、以上の如く構成するケーシングにお
いて、前記第1側板2に連設する短寸背板5は、
前記第1側板2に把手8を装着することにより、
該把手8に設ける接当片81が前記短寸背板5に
面接触状に接当して、該背板5の内側への変位を
拘束するのであるから、前記短寸背板5は、前記
第1側板2に前記把手8を介して固定でき、前記
短寸背板5を前記天板14にビス止めしなくとも
外物の接当による変形を確実に防止できるのであ
り、前記グリル7の保持を確実に行なうことがで
きるのである。
また、前記短寸背板5を天板14に対しビス止
めにより固定しなくともよいから、前記天板14
を固定するための天板固定ビスは、例えば第1及
び第2側板2,3に対し各1本づつの合計2本で
済むことになる。
(考案の効果) 本考案は以上の如く第1側板2に装着する把手
8を利用し、この把手8に、遊動状態の短寸背板
5に接当し、該短寸背板5の内側への変位を拘束
する接当片81を接当けたから、部品点数を増大
することなく前記短寸背板5を固定できるのであ
り、この固定により前記グリル7を確実に保持で
きるのである。
従つて、前記短寸背板5を固定するための特別
な固定構造が不要となり、それだけケーシング構
造を簡単にできると共に、把手8を利用するもの
であるから、部品点数の増加もなくし得るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ケーシングの実施例を示す要部
の一部切欠平面図、第2図は把手の第1側板への
装着部分を示す拡大断面図、第3図は把手の斜視
図、第4図は部分斜視図、第5図は概略平面図、
第6図は前面図、第7図は背面図、第8図は従来
例の斜視図である。 1……前板、2……第1側板、3……第2側
板、4……背板、5……短寸背板、6……通風
口、7……グリル、8……把手、81……接当
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前板1と第1及び第2側板2,3と前記前板1
    より短寸の背板4とを備え、前記第1側板2に、
    該第1側板2から背面側に延びる短寸背板5を連
    設し、この短寸背板5と前記背板4との間を通風
    口6としてグリル7を保持すると共に、前記各側
    板2,3に把手8,9を装着する如くした空気調
    和機のケーシングであつて、前記第1側板2に装
    着する把手8に、前記短寸背板5の内側に接当
    し、前記短寸背板5の内側への変位を拘束する接
    当片81を一体的に形成したことを特徴とする空
    気調和機のケーシング。
JP315185U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPS6333074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP315185U JPS6333074Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JP315185U JPS6333074Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JPS61119037U JPS61119037U (ja) 1986-07-26
JPS6333074Y2 true JPS6333074Y2 (ja) 1988-09-05

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JP315185U Expired JPS6333074Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5565072B2 (ja) * 2010-01-25 2014-08-06 ダイキン工業株式会社 室外機用取っ手及びこれを備えた室外機
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JPS61119037U (ja) 1986-07-26

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