JPS6333072Y2 - - Google Patents

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JPS6333072Y2
JPS6333072Y2 JP1923783U JP1923783U JPS6333072Y2 JP S6333072 Y2 JPS6333072 Y2 JP S6333072Y2 JP 1923783 U JP1923783 U JP 1923783U JP 1923783 U JP1923783 U JP 1923783U JP S6333072 Y2 JPS6333072 Y2 JP S6333072Y2
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circumferential
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mounting
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JP1923783U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和機に関し、特に本体ケーシ
ングの周側板が上下に2分割されたものに関す
る。
一般に、大型の空気調和機は、その本体ケーシ
ングの大きさが極めて大きいものとなるが、この
本体ケーシングの周側板を一枚板で構成すると、
一般に本体ケーシング内の下側に配置された圧縮
機等の冷凍機器の保守サービス時周側板全体を取
外し、取付けする必要があり、しかも、その寸法
大きさが大きくかつ部材当りの重量が重いこと等
により、保守サービス時の取扱い性、作業性が悪
いという問題があつた。
そこで、このような問題を解決するために、例
えば第1図に示すように、本体ケーシングaの周
側板bを上側周側板cと下側周側板dとに上下に
2分割して、保守サービス時所要の部分(下側周
側板d)のみを取外すことにより、各部材の大き
さ、重量が小さくなることを相俟つて取扱い性、
作業性を改善したもの(例えば実公昭57−26101
号公報等参照)が提案されている。
しかるに、このような分割型のものにおいて、
上側周側板cと下側周側板dとを上下に連結固定
する場合、例えば第2図に示す如く電気部品ボツ
クスeのサービス蓋fがビスg止めにて固定され
る(実開昭53−69854号公報参照)のと同様に、
上側周側板c下部と下側周側板d上部とを外側か
らのビス止めにて連結固定することが一般に行わ
れているところである。そのため、本体ケーシン
グの上下中央部の見え易い箇所において前記ビス
が外部に露見して外観を損い、また該ビスが雨水
等に直接晒されるため、錆び易く、それにより外
観が一層損われるという問題があつた。
本考案はかかる諸点に鑑みてなされたもので、
本体ケーシングの分割された上側周側板下部と下
側周側板上部とを、ビス止めと共にいわゆる係止
構造を用いて連結固定するとともに、前記ビス止
め箇所が周側板自体によつて覆われて外部に露見
しないようにすることにより、保守サービス時の
取扱い性、作業性の向上を図りつつ、外観の向上
を図り得るようにすることを目的とするものであ
る。
この目的を達成するため、本考案の構成は、本
体ケーシングの周側板が上下に2分割されてい
て、該上側および下側周側板はそれぞれ周縁部に
内方に折れ曲つたフランジ部を有し、前記上側周
側板の上部および下側周側板の下部にはフレーム
にビス止めされる取付部が設けられており、前記
上側周側板下縁側のフランジ部先端部には、該先
端部より下方に突出しフレームにビス止めされる
取付片および先端部を溝状に切欠いた切欠き溝が
形成され、該取付片は前記下側周側板によつて覆
われており、また下側周側板上縁側のフランジ部
先端部には、該先端部より上方に突出し前記上側
周側板の切欠き溝内に挿入係止される係合片が形
成されているものである。このことにより、前記
上側周側板と下側周側板とをその間のネジ止め箇
所が外部に露見することなく連結固定するととも
に、保守サービス時、下側周側板を下側のビス止
めを外すことによつて容易に取外し可能にしたも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第3図ないし第6図は本考案に係る大型の空気
調和機(例えばヒートポンプ式チラー)を示し、
1は比較的高さの高い略長方体形状の本体ケーシ
ングであつて、該本体ケーシング1は、底フレー
ム2と、該底フレーム2の4隅角部に各々立設さ
れた縦フレーム3,3,……と、互いに隣接する
縦フレーム3,3間に各々取付けられ周側面を形
成する4つの周側板つまり前面を形成する前板
4、後面を形成する後板5および側面を形成する
左右の側面6,6と、前記縦フレーム3,3,…
…上端に取付けられ上面を形成する天板7とから
なる。
前記前板4、側板6,6および前側の縦フレー
ム3,3の各上部にはそれぞれ網目状の吸込口
8,8,……が形成されている一方、前記後板5
の上部には円形状の吹出口9が形成されており、
該吹出口9には吹出グリル(図示せず)が装着さ
れている。
また、前記本体ケーシング1内は、周縁部にフ
ランジ部11aを有する仕切板11によつて上側
の熱交換器室12と下側の圧縮機室13とに画成
され、該仕切板11は前記縦フレーム3,3,…
…に固定支持されている。前記圧縮機室13には
圧縮機14、冷温水生成用の利用側熱交換器(図
示せず)等が配設されている一方、熱交換器室1
2には、前記吸込口8,8,……に対向して横断
面馬蹄形状の熱源側熱交換器15が、また前記吹
出口9に対向してフアン16がそれぞれ配設され
ている。前記熱源側熱交換器15には、上端部に
ステー36が、下端部にドレンパン37がそれぞ
れ設けられている(第5図参照)。しかして、前
記フアン16により吸込口8,8,……より吸込
んだ空気を熱源側熱交換器15で熱交換した後、
吹出口9より後方に吹出すように構成されてい
る。
そして、前記前板4、後板5および側板6,6
(周側板)は、それぞれ吸込口8,8,8または
吹出口9の下方近傍(仕切板11のフランジ部1
1aに対向する部位近傍)において上下に2分割
されていて、該各上側および下側周側板つまり上
側および下側前板4a,4b、上側および下側後
板5a,5b並びに上側および下側側板6a,6
a,6b,6bは、それぞれ周縁部に内方に折れ
曲つたフランジ部17a,17b,18a,18
b,19a,19a,19b,19bを有してい
る。前記上側前板4a、上側後板5aおよび上側
側板6a,6aの各上部には、フランジ部17
a,18a,19a,19a先端部より上方に突
出する取付部20a,21a,22a,22aが
一体成形されており、該各取付部20a,21
a,22a,22aの両端はそれぞれ前記縦フレ
ーム3,3にビス23止めにより固定されてい
る。また、前記下側前板4b、下側後板5bおよ
び下側側板6b,6bの各下部には、フランジ部
17b,18b,19b,19b先端部より下方
に突出する取付部20b,21b,22b,22
bが一体成形されており、該各取付部20b,2
1b,22b,22bはそれぞれ前記底フレーム
2の外周側面にビス24止めにより固定されてい
る。
また、前記上側周側板のうち横幅が比較的広い
上側前板4aおよび上側後板5aの各下縁側のフ
ランジ部17a,18a先端部には、それぞれ両
端位置と中央位置とに各々該先端部より下方に突
出する取付片25,25,25,26,26,2
6が一体成形されているとともに、該互いに隣接
する取付片25,25または26,26間位置に
各々先端部を溝状に切欠いた切欠き溝27,2
7,28,28が形成されており、前記各取付片
25,26は仕切板11前縁側または後縁側のフ
ランジ部11aにビス29止めにより固定されて
いる。そして、前記上側前板4aの各取付片25
は下側前板4bにより、上側後板5aの各取付片
26は下側後板5bによりそれぞれ覆われるよう
になつている。また、前記下側前板4bおよび下
側後板5bの各上縁側のフランジ部17b,18
b先端部には、それぞれ前記上側前板4aまたは
上側後板5aの各切欠き溝27,28に対応して
該先端部より上方に突出する係止片30,30,
31,31が一体成形され、該各係止片30,3
1は前記切欠き溝27,28内に挿入係止されて
いる。
一方、横幅が狭い上側側板6a,6a下縁側の
各フランジ部19a先端部には、両端位置に該先
端部より下方に突出する取付片32,32が、ま
た中央位置に先端部を溝状に切欠いた切欠き溝3
3がそれぞれ形成されており、前記各取付片32
は仕切板11側縁側のフランジ部11aにビス3
4止めにより固定されている。そして、前記各上
側側板6aの取付片32,32はそれぞれ下側側
板6bによつて覆われるようになつている。ま
た、前記下側側板6b上縁側のフランジ部19b
先端部には、上側側板6aの切欠き溝33に対応
して該先端部より上方に突出する係止片35が一
体成形され、該係止片35は前記切欠き溝33内
に挿入係止されている。
さらに、前記上側および下側前板4a,4b、
上側および下側後板5a,5b並びに上側および
下側側板6a,6a,6b,6bの各側縁側のフ
ランジ部17a,17b,18a,18b,19
a,19a,19b,19b先端部は、それぞれ
縦フレーム3,3,……に密着状態に当接されて
いて、その間から雨水等が侵入するのを防止する
ようにしている。また、前記天板7の周縁部全周
には、該周縁部より前記上側前板4a、上側後板
5aおよび上側側板6a,6aの各上縁側のフラ
ンジ部17a,18a,19a,19a基端部に
まで垂下するフランジ部7aが一体成形されて、
前記上側前板4a、上側後板5aおよび上側側板
6a,6aの各取付部20a,21a,22aが
該フランジ部7aによつて覆われている。該天板
7は、ビス38、により熱源側熱交換器15の上
端部のステー36に固定されるものである。
したがつて、前記実施例においては、本体ケー
シング1の各周側板(前板4、後板5および左右
側板6,6)がそれぞれ上側周側板(上側前板4
a、上側後板5aまたは上側側板6a,6a)と
下側周側板(下側前板4b、下側後板5bまたは
下側側板6b,6b)とに分割構成されているた
め、圧縮機室13内の圧縮機14等、可動部分を
有する冷凍機器を保守サービスする際、内部機器
に対向する下側周側板(下側前板4b、下側後板
5bまたは下側側板6b,6b)のみを取外すだ
けけで済み、しかも該下側周側板は、従来の如き
1枚板で構成されている場合に比べその構成部材
当りの大きさや重量が約半分に減少して取扱い易
い。さらに、その取外しは下側周側板の下部取付
部20b,21b,22bのビス24止めを外す
だけでよく、上部の係止片30,31,35は切
欠き溝27,28,33より抜いて簡単に係止状
態を解除できる。よつて保守サービス時の取外し
作業を簡易に、かつその取付け作業も同様に簡易
に行うことができ、作業性の向上を図ることがで
きる。
しかも、前記各上側周側板は、その上部側の取
付部20a,21a,22aが縦フレーム3にビ
ス23止めされ、下部側の取付片25,26,3
2が仕切板11のフランジ部11aにビス29,
34止めされるので、その取付を強固に行うこと
ができる。また、各下側周側板は、その上部側の
係止片30,31,35が前記上側周側板の切欠
き溝27,28,33内に挿入係止され、下部側
の取付部20b,21b,22bが底フレーム3
の外周側面にビス24止めされるので、前記各上
側周側板の場合と同様にその取付を強固に行うこ
とができる。
その上、前記各上側周側板上部側の取付部20
a,21a,22aつまりビス23は天板7のフ
ランジ部7aにより、また下部側の取付片25,
26,32つまりビス29,34は下側周側板に
よりそれぞれ覆われて外部に露見することがない
ので、外観の向上を図ることができる。また、こ
れらのビス23,29,34は雨水等に直接晒さ
れないため、錆びることがほとんどなく、仮に錆
びたとしてもそれが外部に露見することがなく、
外観の向上を図る上で有効である。
尚、前記実施例では、本体ケーシング1の全て
の周側板を上下に2分割したが、必要に応じて特
定の周側板例えば前板のみを上下に2分割するよ
うにしてもよいのは勿論である。
また、前記実施例では、各上側周側板下部側の
取付片25,26,32を、縦フレーム3に支持
された仕切板11のフランジ部11aにビス2
9,34止めしたが、本考案は、この仕切板11
を介さずに直接縦フレーム3にビス止めするよう
にしてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、本体ケ
ーシングの周側板が上下に2分割されていて、該
上側および下側周側板はそれぞれ周縁部に内方に
折れ曲つたフランジ部を有し、前記上側周側板の
上部および下側周側板の下部にはフレームにビス
止めされる取付部が設けられており、前記上側周
側板下縁側のフランジ部先端部には、該先端部よ
り下方に突出しフレームにビス止めされる取付片
および先端部を溝状に切欠いた切欠き溝が形成さ
れ、該取付片は前記下側周側板によつて覆われて
おり、また下側周側板上縁側のフランジ部先端部
には、該先端部より上方に突出し前記上側周側板
の切欠き溝内に挿入係止される係合片が形成され
ているものであるので、保守サービス時の下側周
側板の取外し、取付けを簡易にしてその作業性の
向上を図りながら、前記ネジ止め箇所の隠蔽およ
び発錆防止により外観の向上を図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は他の従
来例を示す横断面図であり、第3図ないし第6図
は本考案の実施例を示すもので、第3図は斜視
図、第4図は本体ケーシングの分解斜視図、第5
図は第3図の−線における断面図、第6図は
第3図の−線における断面図である。 1……本体ケーシング、2……底フレーム、3
……縦フレーム、4……前板、4a……上側前
板、4b……下側前板、5……後板、5a……下
側後板、5b……下側後板、6……側板、6a…
…上側側板、6b……下側側板、7……天板、7
a……フランジ部、11……仕切板、11a……
フランジ部、17a,17b,18a,18b,
19a,19b……フランジ部、20a,20
b,21a,21b,22a,22b……取付
部、23,24,29,34……ビス、25,2
6,32……取付片、27,28,33……切欠
き溝、30,31,35……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケーシング1の周側板4,……が上下に2
    分割されていて、該上側および下側周側板4a,
    ……,4b,……はそれぞれ周縁部に内方に折れ
    曲つたフランジ部17a,……,17b,……を
    有し、前記上側周側板4a,……の上部および下
    側周側板4b,……の下部にはフレーム2,3に
    ビス23,24止めされる取付部20a,……,
    20b,……が設けられており、前記上側周側板
    4a,……下縁側のフランジ部17a,……先端
    部には、該先端部より下方に突出しフレーム3に
    ビス29止めされる取付片25および先端部を溝
    状に切欠いた切欠き溝27が形成され、該取付片
    25は前記下側周側板4b,……によつて覆われ
    ており、また下側周側板4b,……上縁側のフラ
    ンジ部17b,……先端部には、該先端部より上
    方に突出し前記上側周側板4a,……の切欠き溝
    27内に挿入係止される係合片30が形成されて
    いることを特徴とする空気調和機。
JP1923783U 1983-02-12 1983-02-12 空気調和機 Granted JPS59124928U (ja)

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JPS59124928U JPS59124928U (ja) 1984-08-22
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4647428B2 (ja) * 2005-08-08 2011-03-09 三菱電機株式会社 空気調和機の室外ユニット
JP5921729B2 (ja) * 2013-06-21 2016-05-24 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
JP2019090583A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 アイシン精機株式会社 エンジン駆動式空気調和装置の室外機の外装パネル
JP2019090584A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 アイシン精機株式会社 エンジン駆動式空気調和装置の室外機の外装パネル

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