JPS6317973Y2 - - Google Patents

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JPS6317973Y2
JPS6317973Y2 JP16135179U JP16135179U JPS6317973Y2 JP S6317973 Y2 JPS6317973 Y2 JP S6317973Y2 JP 16135179 U JP16135179 U JP 16135179U JP 16135179 U JP16135179 U JP 16135179U JP S6317973 Y2 JPS6317973 Y2 JP S6317973Y2
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JP
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side plate
electrical control
plate
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thin layer
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JP16135179U
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JPS5676970U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和機における室外ユニツトの
側板構造に関するものである。
一般に、この種の室外ユニツトにおいては、本
体ケーシング内の側方には仕切板で仕切られ圧縮
機が内蔵される圧縮機室が形成されている。この
圧縮機室内には、上記圧縮機以外に、該圧縮機や
その他の内部機器の電気制御部品(例えば端子
板、コンデンサ、リレー等)が内蔵されている。
これらの電気制御部品は、その保守サービス性を
考慮して本体ケーシングの脱着可能な側板付近に
対向して配置されるものである。そのため、室外
ユニツト運転時、これら電気制御部品の発熱によ
り、本体ケーシングの側板が高温度になり、特に
該側板がその軽量化および意匠加工性の容易化を
図るべく樹脂製よりなるものである場合には、側
板が溶融して焼損するという問題がある。
そのため、従来、上記電子制御部品を鉄板等の
金属板よりなる内蓋で隠蔽することが行われてい
るが、保守サービスの際に内蓋を開ける手間を要
するという欠点があつた。また、側板自体を鉄板
等の金属板で成形した場合には、上記の如き軽量
化が図れないとともに、加工性に劣るため、美麗
な外観意匠の側板が得られないという問題があ
る。
本考案はかかる諸点に鑑みてなされたものであ
り、本体ケーシング内に内蔵された電気制御部品
と対向する側の側板を樹脂製としながらも、該側
板の内面に特別な処理を施すことにより、側板の
軽量化および意匠加工性の容易化を図りつつ、側
板の焼損を防止できるようにした室外ユニツトの
側板構造を提供せんとするものである。
この目的の達成のため、本考案の構成は、電気
制御部品を内蔵する本体ケーシングの側面に、前
記電気制御部品を保守サービスする開口部と該開
口部を被蓋する脱着可能な樹脂製側板とを設け、
該側板の前記電気制御部品と対向する内面に、ボ
ール紙の表面にアルミニウム箔を貼着した薄層
を、ボール紙が前記側板側にアルミニウム箔が前
記電気制御部品側に位置するように取り付けたこ
とを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図ないし第4図は本考案の実施例に係るセ
パレート式空気調和機の室外ユニツトを示し、1
は室外ユニツトの本体ケーシングであつて、該本
体ケーシング1は天板2と左右の側板3,4と底
板5とからなり、本体ケーシング1の前後面には
吸込グリル6および吹出グリル7が装着されてい
る。上記本体ケーシング1内には室外側熱交換器
8、モータ9および該モータ9により駆動される
室外フアン10が内蔵され、また本体ケーシング
1内の側方には仕切板11によつて画成された圧
縮機室12が形成され、該圧縮機12内には圧縮
機13が設置されている。14は本体ケーシング
1の側方に突設された連絡配管用接手、15は本
体ケーシング1の底部(底板5)下面の両側に固
定された脚である。
さらに、上記圧縮機室12内には、第5図に示
すように、側板4に対向して端子板16、コンデ
ンサ17、リレー18等の電気制御部品が配設さ
れている。これら電気制御部品と対向する本体ケ
ーシング1の側面には、該電気制御部品を保守サ
ービスするための開口部27が設けられていて、
該開口部27には上記側板4が脱着可能に被蓋さ
れる。
すなわち、上記側板4は樹脂によつて成形さ
れ、側板4の表面にはストライプ模様の波状凹凸
部19が形成されて側板4の表面の外観を美麗な
意匠に仕上げているとともに、その中央部には凹
陥状の把手部20が形成されている。また、第5
図に示すように側板4の上端部には天板2と係合
する係合部21が形成されているとともに、下端
部には底板5にビス22止めされる固定部23が
形成されて、上記ビス22を取外すことにより上
記開口部27に対し脱着可能に設けられている。
そして、上記側板4の内面、すなわち上記電気
制御部品と対向する裏面には、第6図および第7
図に詳示するように薄層24が設けられており、
該薄層24はボール紙25の表面にアルミニウム
箔26を貼着したものであつて、側板4内面にボ
ール紙25が前記側板4側に、アルミニウム箔2
6が前記電気制御部品側に位置するように熱溶着
して取り付けられている。
したがつて、上記実施例においては、樹脂製側
板4の内面に金属薄層24を設けたことにより、
コンデンサ17等の電気制御部品からの発熱に対
しても、上記金属薄層24の不燃性および熱反射
性によつて樹旨製側板4が焼損するのを確実に防
止できるとともに、金属薄層24であるので側板
4全体の重量をさほど増大させることがなく側板
4の軽量化を図ることができ、しかも側板4自体
は樹脂製であるので、その加工容易性により側板
4表面を美麗な意匠外観に成形でき、且つ安価に
成形することができる。
また、上記側板4を取外すのみで、コンデンサ
17等の電気制御部品が露呈するので、室外ユニ
ツトの保守サービスを手間をかけずに簡単に行う
ことができる。
以上の如く、本考案によれば、側板の軽量化お
よび意匠加工性の容易化を確保しつつ、側板の焼
損事故を確実に防止でき、また保守サービス性に
優れた且つ低コストでもつて製造できる室外ユニ
ツトの側板構造を提供することができるものであ
る。さらに、薄層をボール紙の表面にアルミニウ
ム箔を貼着して構成したので、該薄層を側板内面
に取り付けることができ、特別の取付部材が不要
となるから取付構造がきわめて簡単となる。
さらに、金属薄層24を、断熱材の表面に金属
薄板を貼着して構成したから、側板4を熱的に遮
断して金属薄層24を側板4内面に取り付けるこ
とができ、側板4以外のケーシング構造部材に固
着する場合に比し特別の取付部材が不要となるか
ら取付構造がきわめて簡単となる。
また、このような構成及び取付構造の金属薄層
としたことにより該側板の脱着と同時に金属薄層
も脱着することができ、この面からも保守サービ
ス性に優れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1
図ないし第4図はそれぞれ室外ユニツトの正面
図、平面図、側面図および背面図であり、第5図
は第3図の−線断面図、第6図は側板の斜視
図、第7図は第6図の−線における拡大断面
図である。 1……本体ケーシング、4……側板、24……
薄層、25……ボール紙、26……アルミニウム
箔、27……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気制御部品を内蔵する本体ケーシング1の側
    面に、前記電気制御部品を保守サービスする開口
    部27と該開口部27を被蓋する脱着可能な樹脂
    製側板4とを設け、該側板4の前記電気制御部品
    と対向する内面に、ボール紙25の表面にアルミ
    ニウム箔26を貼着した薄層24を、ボール紙2
    5が前記側板4側にアルミニウム箔26が前記電
    気制御部品側に位置するように取り付けたことを
    特徴とする室外ユニツトの側板構造。
JP16135179U 1979-11-20 1979-11-20 Expired JPS6317973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16135179U JPS6317973Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16135179U JPS6317973Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5676970U JPS5676970U (ja) 1981-06-23
JPS6317973Y2 true JPS6317973Y2 (ja) 1988-05-20

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ID=29672443

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JP16135179U Expired JPS6317973Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59139407A (ja) * 1983-01-28 1984-08-10 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
WO2019058456A1 (ja) * 2017-09-20 2019-03-28 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機

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Publication number Publication date
JPS5676970U (ja) 1981-06-23

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