JP5565072B2 - 室外機用取っ手及びこれを備えた室外機 - Google Patents

室外機用取っ手及びこれを備えた室外機 Download PDF

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Description

本発明は、空気調和装置の室外機用取っ手及びこれを備えた室外に関するものである。
一般に、空気調和装置の室外機は、直方体形状の筐体内に熱交換器、圧縮機、送風機などの各種部品が収容されている。前記筐体は、例えば前板に吹出口が設けられ、背板や側板に複数の吸込口が設けられている。前記熱交換器は、例えば前記背板や側板に沿って配置されている。前記送風機が駆動すると、空気は、前記複数の吸込口を通じて前記筐体内に吸い込まれ、熱交換器を通過して前板の吹出口から吹き出される。
また、室外機には、この室外機を運搬する際に作業者が把持する複数の取っ手が設けられている。これらの取っ手は、前板、背板及び側板などの板金に設けられた開口部に嵌め込まれるか、又は前記背板や側板に設けられた前記吸込口の一部を利用してこの吸込口に嵌め込まれる。
特許文献1には、筐体の一方の側板に設けられた複数の吸込口の一つを、取っ手の嵌合用として用いた室外機が開示されている。しかし、この特許文献1の室外機では、取っ手が側板の吸込口の一部を塞ぐことになるので、その分だけ熱交換の効率が低下する。
特許文献2には、上下2段に分割された熱交換器を有し、これらの熱交換器の間の空間を利用して取っ手が設けられた室外機が開示されている。また、特許文献3には、筐体の側板と天板とにより取っ手の一部が挟持されることにより、取っ手が筐体に取り付けられる構造を有する室外機が開示されている。
特許文献2及び特許文献3の室外機では、取っ手が吸込口以外の部位に設けられているので、熱交換の効率に対する取っ手の影響は特許文献1の室外機に比べて小さいと考えられる。
特開2006−284043号公報 特開2007−333255号公報 特開2009−156556号公報
しかしながら、室外機を運搬する作業者の体格は千差万別であり、特許文献2及び特許文献3の取っ手が設けられている位置が必ずしも作業者にとって作業しやすいとは限らない。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、熱交換の効率の低下を抑制でき、しかも運搬時の作業性に優れた室外機用取っ手及びこれを備えた空気調和装置用室外機を提供することにある。
本発明の室外機用取っ手(31)は、側板(21)及び背板(15)を含む筐体(12)と、この筐体(12)内に配設され、前記側板(21)及び背板(15)に沿って平面視で略L字形状に屈曲して配設された熱交換器(66)とを備えた空気調和装置用室外機(11)において、前記側板(21)及び前記背板(15)の少なくとも一方に設けられた複数の吸込口(27)に取り付け可能であり、前記室外機(11)の運搬時に作業者が把持するためのものである。
この室外機用取っ手(31)は、嵌合部(33)と、フランジ部(35)と、把持部(37)と、係止部(32)とを備えている。前記嵌合部(33)は、各吸込口(27)に嵌め込み可能であり、嵌め込まれた吸込口(27)の周縁部のうちの少なくとも上縁部(27a)及び側縁部(27b,27c)に対向する対向部(33a,33b,33c)を有し、嵌め込まれた吸込口(27)に対する上方及び側方への相対移動を規制する。前記フランジ部(35)は、前記嵌合部(33)の手前側の周縁から前記嵌合部(33)の周囲に張り出して前記筐体(12)の外表面に当接する。前記把持部(37)は、前記フランジ部(35)よりも奥側に凹む凹部(47)を含み、前記作業者が把持可能である。前記係止部(32)は、各吸込口(27)の前記周縁部に係合可能である。
前記凹部(47)の奥行きは、その幅方向(W)の一方側の部位(47c)よりも前記幅方向(W)の他方側の部位(47d)の方が大きく、前記熱交換器(66)の前記屈曲した部分の湾曲形状に沿うように前記一方側の部位(47c)から前記他方側の部位(47d)に向かうにつれて増加している。
この構成では、各吸込口(27)に嵌め込み可能な前記嵌合部(33)を有し、各吸込口(27)の前記周縁部に係合可能な前記係止部(32,34)を備えているので、作業者が複数の吸込口(27)から自分に適した取っ手(31)の取り付け位置を選択して自由に変更することができる。しかも、室外機(11)の運搬作業が完了した後には、室外機用取っ手(31)を吸込口(27)から取り外して別の場所に保管しておくか、又は複数の吸込口(27)のうち、熱交換の効率に与える影響が小さい吸込口(27)(例えば四隅のいずれかの吸込口(27)など)に室外機用取っ手(31)の取り付け位置を変更することができる。これにより、運搬時の作業性を向上させることができ、しかも、熱交換の効率の低下を抑制できる。
また、一般に、室外機は、小型化することが求められているので、筐体とこの筐体内に収容された機器との隙間は小さい。したがって、取っ手の奥行きは、前記隙間の大きさに応じて小さくなる。そこで、本構成では、前記凹部(47)の奥行きを、熱交換器(66)の前記屈曲した部分の湾曲形状に沿うように、幅方向(W)の前記一方側の部位(47c)から前記他方側の部位(47d)に向かうにつれて増加させている。これにより、筐体(12)の側板(21)及び背板(15)と熱交換器(66)との隙間を有効利用して、前記凹部(47)の奥行きを大きくすることができるので、作業者は、従来に比べて把持部(37)をより安定して把持することができる。
また、前記室外機用取っ手(31)は、前記凹部(47)に着脱可能な着脱部材(81)を備えている。前記着脱部材(81)は、前記着脱部材(81)が前記凹部(47)に取り付けられたときに前記凹部(47)の奥行きを小さくする閉塞部(83)と、前記閉塞部(83)を支持して前記閉塞部(83)の奥側への移動を規制する延設部(85)と、を有する。
例えば、室外機が製造された後、ユーザーに届くまでの流通段階において、室外機が倉庫などに一時的に保管されている場合に、この倉庫内において作業者が室外機の位置を移動させることがしばしばある。図12は、倉庫内においてパレット(91)上に載置された複数の室外機(11)を示す側面図であり、倉庫内での保管状態の一例を示している。通常、室外機(11)を移動させる場合には、種々の運搬用の機器が用いられる。しかし、移動距離が短い場合などにおいては、作業者は、吸込口(27)に嵌め込まれた取っ手(31)を把持して室外機を横方向(略水平方向)、すなわち図12の手前側の方向に引っ張る(引きずる)動作を行うことによって室外機を移動させることがある。室外機(11)の筐体(12)は、通常、板金により形成されているので、前記動作のように取っ手(31)が把持されて横方向に引かれると、筐体(12)の一部が僅かに変形することがある。
そこで、この構成では、凹部(47)に着脱可能であり、凹部(47)に取り付けられたときに凹部(47)の奥行きを小さくする着脱部材(81)を備えている。したがって、上記の例示のように、作業者が取っ手(31)を把持して横方向に引く動作をする可能性がある流通段階においては、着脱部材(81)を凹部(47)に取り付けておくことにより、室外機を横方向に引っ張る作業者の動作を抑制することができる。すなわち、着脱部材(81)が凹部(47)に取り付けられると、凹部(47)の奥行きが小さくなり、作業者が取っ手(31)を把持しにくくなるとともに、着脱部材(81)が凹部(47)に取り付けられていることにより取っ手(31)を把持することを抑制する効果が視覚的にも得られる。
また、前記把持部(37)の前記凹部(47)は、前記手前側から前記奥側に向かうにつれて上方に傾斜しているのが好ましい。
この構成では、前記凹部(47)が前記手前側から前記奥側に向かうにつれて上方に傾斜しているので、傾斜していない場合と比べて凹部(47)の凹み寸法を大きくすることができる。しかも、前記凹部(47)は上方に傾斜しているので、運搬時に指が引っかかりやすくなり、前記凹部(47)から抜けにくくなる。これにより、作業者は、把持部(37)をさらに安定して把持することができる。
また、前記フランジ部(35)に囲まれた領域には通風口が設けられており、前記通風口は、補強用の複数の支柱によって仕切られていてもよい。
この構成では、フランジ部(35)に囲まれた領域に通風口を設けているので、この通風口を吸込口(27)の一部として機能させることができる。したがって、室外機(11)の運搬作業の完了後、室外機用取っ手(31)を複数の吸込口(27)のうちのいずれかに取り付けておく場合であっても、室外機用取っ手(31)によって塞がれる吸込口(27)の面積をより小さくすることができる。これにより、熱交換の効率の低下を抑制できる。しかも、通風口には補強用に複数の支柱が設けられているので、通風口を設けたことに起因する室外機用取っ手(31)の強度低下を抑制することもできる。
例えば、前記係止部(32)は、前記嵌合部(33)の一部が切り欠かれて形成された撓み変形可能な撓み部(32a)と、この撓み部(32a)の先端に設けられ、前記吸込口(27)の前記周縁部に係合可能な引掛部(32b)とを有していてもよい。
この構成では、前記係止部(32)が嵌合部(33)の一部が切り欠かれて形成された前記撓み部(32a)と、この先端に設けられた前記引掛部(32b)とを有しているので、室外機用取っ手(31)の嵌合部(33)を吸込口(27)に嵌め込む際に、室外機用取っ手(31)を奥側に押し込むだけで撓み部(32a)が撓んで引掛部(32b)を吸込口(27)の周縁部に容易に係合させることができる。
た、前記着脱部材(81)は、前記凹部(47)から取り外すときに前記作業者が摘むことが可能な貫通孔(81a)を有しているのが好ましい。
この構成では、作業者が室外機(11)を持ち上げて運搬する必要がある作業時においては、作業者は、着脱部材(81)の貫通孔(81a)に指先の一部を挿入して貫通孔(81a)及びその近傍を摘んで着脱部材(81)を手前に引き出すことにより、凹部(47)に取り付けられている着脱部材(81)を簡単に取り外すことができる。着脱部材(81)が凹部(47)から取り外されると、凹部(47)は、室外機(11)を持ち上げて運搬する際に必要な奥行きが再び確保されるので、作業者は、室外機(11)を安定して運搬することができる。
本発明の室外機(11)は、複数の吸込口(27)を有する筐体(12)と、前記筐体(12)内に前記複数の吸込口(27)に沿って配置された熱交換器と、前記複数の吸込口(27)から選択された吸込口(27)に取り付け位置を変更可能な前記室外機用取っ手(31)と、を備えている
以上説明したように、本発明によれば、熱交換の効率の低下を抑制でき、しかも運搬時の作業性に優れた室外機用取っ手及びこれを備えた空気調和装置用室外機を提供することができる。
気調和装置用室外機を正面側から見たときの斜視図である。 前記空気調和装置用室外機を背面側から見たときの斜視図である。 前記空気調和装置用室外機の内部構造を示す平面図である。 前記室外機用取っ手を室外機本体の側板に取り付けた状態を示す斜視図である。 前記室外機用取っ手を示す正面図である。 前記室外機用取っ手を示す背面図である。 前記室外機用取っ手を示す平面図である。 前記室外機用取っ手を示す側面図である。 (a)及び(b)は、前記室外機用取っ手の係止部を示す側面図である。 (a)は、前記室外機用取っ手の実施形態を示す正面図であり、(b)は、この室外機用取っ手に着脱部材を取り付ける動作を示す斜視図である。 (a)は、前記室外機用取っ手に前記着脱部材を取り付けた状態を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 パレット上に載置された複数の室外機を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる室外機用取っ手及びこれを備えた室外機について図面を参照しながら詳細に説明する。
<室外機>
まず、室外機11の全体構造について説明する。図1〜3に示すように、室外機11は、筐体12と、この筐体12内に収容された熱交換器66、圧縮機70、送風機68などの各種機器とを備えている。筐体12は、前板13、背板15、天板17、底板18、及び一対の側板19,21を有する直方体形状を有している。
図3に示すように、筐体12内には、この筐体12の底板18に対して略垂直に立設された仕切板64が設けられている。この仕切板64によって筐体12内の空間が送風機室S1と機械室S2とに仕切られている。送風機室S1内には熱交換器66と送風機68とが配置されている。機械室S2内には、圧縮機70、アキュムレータ72、電装品箱74及びその他の部品が配置されている。
熱交換器66は、送風機室S1内において略L字形状に屈曲して筐体12の側板21及び背板15に沿って配置されている。送風機68は、モータ68aと、このモータ68aの駆動によって回転するファン68bとを有している。モータ68aは、送風機室S1の略中央に設置されており、ファン68bは、モータ68aに対して筐体12の前板13側に配置されている。
筐体12の前板13には、図略の吹出口が設けられており、この吹出口には吹出グリル23が取り付けられている。送風機室S1内において吹出口の周囲はベルマウス63によって囲まれている。そして、このベルマウス63内にファン68bの一部が嵌り込んでいる。
図2に示すように、筐体12の背板15には、送風機室S1に対応する部位に、複数の背面吸込口25が設けられている。筐体12の一方の側板21には、複数の側面吸込口27が設けられている。複数の背面吸込口25及び複数の側面吸込口27は、全て同じ形状である。図4に示すように、各側面吸込口27は、上縁部27a、一対の側縁部27b,27c及び下縁部27dからなる周縁部により構成される略矩形状の開口である。各背面吸込口25も同様に上縁部、一対の側縁部及び下縁部からなる周縁部により構成される略矩形状の開口である。
送風機68のモータ68aが駆動してファン68bが回転することによって、背面吸込口25及び側面吸込口27を通じて送風機室S1内に外気が吸い込まれる。吸い込まれた外気は、熱交換器66を通過する際に冷媒との間で熱交換され、前板13の前記吹出口を通じて外部へ吹き出される。
図4に示すように、室外機11は、この室外機11の運搬時に作業者が把持するための室外機用取っ手31を備えている。図2に示すように、この取っ手31は、複数の側面吸込口27から選択された側面吸込口27に取り付け位置を変更可能である。室外機用取っ手31の取り付け位置は、図2に示すA列に沿って縦に並ぶ複数の側面吸込口25から選択可能である。また、図1及び図2に示すように、室外機11は、前板13に取っ手41を備え、背板43に取っ手43を備えている。これらの取っ手41,43は、前板13の板金及び背板15の板金に固定された位置変更できないものである。
<室外機用取っ手>
次に、室外機用取っ手31について詳細に説明する。図4〜8に示すように、取っ手31は、嵌合部33と、フランジ部35と、把持部37と、係止部39とを備えている。
嵌合部33は、A列の各側面吸込口27に嵌め込み可能な形状を有している。この嵌合部33は、側面吸込口27の前記周縁部の形状とほぼ同形状の外形を有している。嵌合部33は、後述するフランジ部35よりも奥側に突出した形状を有している。嵌合部33は、側面吸込口27の上縁部27aに対向する上部対向面(対向部)33aと、側面吸込口27の一対の側縁部27b,27cにそれぞれ対向する側部対向面(対向部)33b,33cと、側面吸込口27の下縁部27dに対向する下部対向面33dとを有している。
嵌合部33を側面吸込口27に嵌合させた状態では、上部対向面33aは、側面吸込口27の上縁部27aに当接又は近接し、取っ手31が側面吸込口27に対して上方へ移動するのを規制する。また、側部対向面33b,33cは、側面吸込口27の一対の側縁部27b,27cに当接又は近接し、取っ手31が側面吸込口27に対して両側の側方への移動するのを規制する。
下部対向面33dは、奥行き方向に向かうにつれて上方に傾斜している。この下部対向面33dの傾斜角度は、後述する凹部47の上面47bの傾斜角度とほぼ同じである。この下部対向面33dには、幅方向に並ぶ複数のリブ33eが設けられている。各リブ33eの下面は、側面吸込口27の下縁部27dに当接又は近接し、取っ手31が側面吸込口27に対して下方へ移動するのを規制する。
また、上部対向面33aには係止部32が設けられており、下部対向面33dには3つの係止部34が設けられている。図6、図7及び図9(a)に示すように、係止部32は、上部対向面33aの一部が切り欠かれて形成された撓み変形可能な撓み部32aと、この撓み部32aの先端に設けられ、この先端から上方に鉤状に折れ曲がった引掛部32bとを有している。この引掛部32bが側面吸込口27の上縁部27aに引っ掛けられて係止部32が上縁部27aに係合する。これにより、係止部32は、撓み部32aを撓み変形させて各側面吸込口27の上縁部27aに係合可能で、かつ、撓み部32aを撓み変形させて上縁部27aとの前記係合を解除可能である。
また、図6及び図9(b)に示すように、各係止部34は、下部対向面33dから奥行き方向に延び、下方に鉤状に折れ曲がった形状を有している。各係止部34には、係止部32のような切り欠きは設けられていないので、係止部32のようには大きく撓まないが、各係止部34の厚み、材料などを適宜選定することによって撓み変形可能な構成とすることもできる。
フランジ部35は、嵌合部33の手前側の周縁から嵌合部33の周囲に張り出している。フランジ部35は、上部フランジ部35aと、一対の側部フランジ部35b,35cと、下部フランジ部35dとからなる。このフランジ部35は、略矩形状の外形を有し、側面吸込口27の開口領域よりも縦横の寸法が大きい。したがって、フランジ部35は、嵌合部33を側面吸込口27に嵌合したときに筐体12の外表面に当接して、取っ手31がそれ以上奥側に移動しないように規制する役割を果たす。
把持部37は、フランジ部35よりも手前側に突出する凸部45及びフランジ部35よりも奥側に凹む凹部47を含む。
図5、図7及び図8に示すように、凸部45は、凹部47の開口の上部に位置し、取っ手31の幅方向Wに延びて幅よりも厚みの小さい扁平な形状を有し、フランジ部35から下方に傾斜しながら手前側に延設されている。この凸部45の上面にはフランジ部35の前面との間に跨る補強用の複数のリブ49が設けられている。
図5〜図8に示すように、凹部47は、取っ手31の幅方向Wの一方の端部近傍から他方の端部近傍に至る開口を有し、奥行き方向に凹んだ形状を有している。図8に示すように、この凹部47は、手前側から奥側に向かうにつれて上方に傾斜している。この凹部47の上面47bの傾斜角度は、前述した嵌合部33の下部対向面33dの傾斜角度とほぼ同じである。これにより、例えば取っ手31を射出成形などの方法を用いて成形する場合に、金型から取り出しやすくなる。
また、図7に示すように、凹部47の奥行きは、その幅方向Wの一方側(図5の右側)の部位47cよりも幅方向Wの他方側(図5の左側)の部位47dの方が大きい。前述したように熱交換器66は、送風機室S1内において側板21及び背板15に沿って略L字形状に屈曲して配置されている。図3に示すように、凹部47の奥側の外表面47aは、熱交換器66の前記屈曲した部分の湾曲形状に沿った湾曲形状を有している。すなわち、凹部47の奥行きは、熱交換器66の屈曲した部分の湾曲形状に沿うように一方側の部位47cから他方側の部位47dに向かうにつれて増加している。
フランジ部35に囲まれた領域のうち、凹部47の下方には通風口51が設けられており、通風口51は、補強用の複数の支柱53によって複数の領域に仕切られている。
取っ手31を構成する材料としては、特に限定されないが、合成樹脂、金属などを用いることができる。
<運搬方法>
次に、室外機11の運搬方法について説明する。室外機11を二人で運搬する場合を例に挙げる。まず、一方の作業者は、A列の複数の側面吸込口27の一つに取り付けられた取っ手31をその側面吸込口27から取り外す。
取っ手31を側面吸込口27から取り外す際には、作業者は、把持部37を把持して取っ手31に上方への力を加える。そうすると、取っ手31の上部対向面33aが側面吸込口27の上縁部27aに当接する。このとき、取っ手31及び/又は側面吸込口27の周縁部がわずかに弾性変形するので、取っ手31の下部対向面33dに設けられた係止部34と、側面吸込口27の下縁部27dとの間の隙間が広がるので、係止部34と下縁部27dとの係合が解除され、取っ手31の下部を手前に引き出すことができる。最後に、取っ手31を斜め下方に手前側に引き出せば、取っ手31を側面吸込口27から取り外すことができる。
ついで、作業者は、A列の複数の側面吸込口27から自分に適した高さの側面吸込口27を選択し、選択された側面吸込口27に取っ手31を取り付ける。
取っ手31を側面吸込口27に取り付ける際には、作業者は、把持部37を把持して取っ手31を側面吸込口27側に移動させ、取っ手31の下部対向面33bと側面吸込口27の下縁部27dとが対向し、かつ、各係止部34を下縁部27dに係合させる。ついで、取っ手31の上部を奥側に移動させると、係止部32の奥側の面が上縁部27aの手前側の角部付近に当接する。そして、取っ手31の上部をさらに奥側に押し込むと、引掛部32bの上端が上縁部27aによって下方に押圧されるので、係止部32の撓み部32aが撓んで引掛部32bが下方に移動する。撓み部32aが撓んで引掛部32bの上端が上縁部27aと同じ高さ又は上縁部27aよりも低い位置まで移動すると、取っ手31の嵌合部33を側面吸込口27に押し込むことができる。フランジ部35の奥側の面が筐体12の側板21の外面に当接すると、係止部34の引掛部32bを下方に抑える上縁部27aの押圧が解除されて撓み部32aが元の位置に戻る。これにより、係止部32が上縁部27aに係合されて取っ手31の取り付けが完了する。
そして、作業者は、この取っ手31を片方の手で把持し、もう片方の手で例えば室外機の底板18を持って室外機11を運搬する。
10(a)は、取っ手31の実施形態を示す正面図であり、図10(b)は、この取っ手31に着脱部材81を取り付ける動作を示す斜視図である。図11(a)は、取っ手31に着脱部材81を取り付けた状態を示す平面図であり、図11(b)は、その正面図である。
図10(a),(b)に示すように、取っ手31は、図5などに示す取っ手31に設けられている通風口51を有しておらず、通風口51に対応する領域にも凹部47が下方に延設されている。その他の部位は、図5に示す取っ手31とほぼ同様の構成であるので、同じ符号を付してその説明を省略する。
図10(b)に示すように、取っ手31は、着脱部材81をさらに備えている。この着脱部材81は、凹部47に着脱可能であり、凹部47に取り付けられたときに凹部47の奥行きを小さくする。
着脱部材81は、板状の閉塞部83と、この閉塞部83の側縁から設された板状の延設部85とを有し、平面視で略L字形状を有している。閉塞部83及び設部85は、ともに略矩形状を有している。この着脱部材81は、例えば段ボール、板金、樹脂板などを用いて成形することができる。着脱部材81は、図10(b)に一点鎖線の矢印で示す方向に凹部47内に挿入され、図11(a),(b)に破線で示す位置に配設される。
閉塞部83は、その上下方向の寸法が凹部47の上下方向の開口寸法とほぼ同じかそれよりも少し小さく、左右方向の寸法が凹部47の左右方向の開口寸法よりも小さく、かつ、凹部47の左右方向の開口寸法の半分よりも少し大きくなるように成形されている。これにより、着脱部材81の閉塞部83は、奥行きの大きな左側の部位47dのほぼ全体を塞ぐことができる。
設部85は、凹部47の左側の部位47dの内側面に沿って配置されており、閉塞部83を支持する役割を果たしている。これにより、着脱部材81が凹部47から脱落するのを抑制する。
また、図11(b)に示すように、閉塞部83の右側の側縁付近には、凹部47の右側の部位47cとの間に跨るようにテープ87が貼り付けられている。これにより、着脱部材81が凹部47から脱落するのをさらに抑制することができる。なお、このテープ87の貼り付けは省略することもできる。
図11(a),(b)に示すように着脱部材81が凹部47に取り付けられると、凹部47の奥行き、特に左側の部位47dの奥行きが小さくなり、作業者が取っ手31を把持しにくくなるとともに、着脱部材81が凹部47に取り付けられていることにより把持することを抑制する効果が視覚的にも得られる。図11(a)に示すように、着脱部材81が取り付けられた状態では、作業者の指先(第1関節よりも先)がかろうじて凹部47に引っかかる程度にまで、凹部47の奥行きが減少している。
着脱部材81は、凹部47から取り外すときに作業者が摘むことが可能な摘み部81aを有している。この摘み部81aは、閉塞部83の中央付近に設けられた貫通孔である。この摘み部81aを構成する貫通孔の内径は、作業者の指の先端が引っかかる程度の大きさに調整されている。なお、摘み部81aは、例えば閉塞部83などに切り欠きを入れて手前側に折り返した折り返し片などであってもよく、また、着脱部材81に別途取り付けられた棒状、板状などの別部材により構成されていてもよい。
着脱部材81を凹部47から取り外す際には、作業者は、テープ87を凹部47から剥がした後、着脱部材81を持って凹部47から手前に引き出せばよい。凹部47から着脱部材81が取り外されると、凹部47は、室外機11を持ち上げて運搬する際に必要な奥行きが再び確保されるので、作業者は、室外機11を安定して運搬することができる。
また、図5及び図10(a)に示す取っ手31の把持部37は、前述したように、一方側の部位47cから他方側の部位47dに向かうにつれて奥行きが増加している凹部47と、この凹部47の開口の上部に位置し、上部フランジ部35aから手前側に延設されている凸部45とを有している。したがって、この把持部37は、室外機11を上方に持ち上げて運搬する際には作業者が把持しやすく、室外機11を横方向に引っ張る動作をしようとする際には作業者が把持しにくい形状を有している。
具体的には、室外機11を上方に持ち上げて運搬する際には、作業者は、複数本の指を凹部47の前記他方側の部位47dに奥深く差し入れ、しかも凸部45には複数本の指(例えば親指を除く4本の指)を引っ掛けた状態で取っ手31を把持することができる。このように上方に力をかける場合には、作業者は、取っ手31を安定して把持することができるので、室外機11を安全に運搬することができる。
一方、室外機11を横方向に引っ張るために作業者が取っ手31を把持して横方向に力をかける場合、横方向の手前側に延びる凸部45及び横方向の奥側に延びる凹部47には作業者の指が引っかかりにくい。しかも、凹部47の前記一方側の部位47cの奥行きが小さいので、親指を除く4本の指のうちの2本程度は、前記一方側の部位47cの上部に位置する凸部45のみにかろうじて指先がかかる状態となる。したがって、横方向に力をかける場合には、凹部の奥行きが幅方向で一定な従来の取っ手に比べると、作業者が取っ手31を把持しにくいので、仮に、着脱部材81が取り付けられていない場合であっても、取っ手を把持して室外機11を横方向に引きずるような動作がなされるのを抑制できる。
以上説明したように、室外機用取っ手31は、各吸込口27に嵌め込み可能な嵌合部33を有し、撓み変形させて各吸込口27の前記周縁部に係合可能な係止部32を備えているので、作業者が複数の吸込口から自分に適した取っ手31の取り付け位置を選択して自由に変更することができる。しかも、室外機11の運搬作業が完了した後には、室外機用取っ手31を吸込口27から取り外して別の場所に保管しておくか、又は複数の吸込口27のうち、熱交換の効率に与える影響が小さい吸込口(例えば四隅のいずれかの吸込口など)に室外機用取っ手31の取り付け位置を変更することができる。これにより、運搬時の作業性を向上させることができ、しかも、熱交換の効率の低下を抑制できる。
また、把持部37の凹部47は、手前側から奥側に向かうにつれて上方に傾斜しているので、傾斜していない場合と比べて凹部47の凹み寸法を大きくすることができる。しかも、凹部47は上方に傾斜しているので、運搬時に指が引っかかりやすくなり、凹部47から抜けにくくなる。これにより、作業者は、把持部37をより安定して把持することができる。
また、室外機11が、筐体12の一方の側板21及び背板15に沿って平面視で略L字形状に屈曲した熱交換器66を備えており、把持部37の凹部47は、熱交換器66の前記屈曲した部分の湾曲形状に沿うように、凹部47の一方の側部から他方の側部に向かうにつれて奥行きが増加している。このように熱交換器66の湾曲形状に沿うように凹部47の奥行きを増加させることにより、筐体12の側板21及び背板15と熱交換器66との隙間を有効利用できる。これにより、凹部47の奥行きを大きくすることができるので、作業者は、把持部37をより安定して把持することができる。
また、フランジ部35に囲まれた領域に通風口51を設けているので、この通風口51を吸込口の一部として機能させることができる。したがって、室外機11の運搬作業の完了後、室外機用取っ手31を複数の吸込口のうちのいずれかに取り付けておく場合であっても、室外機用取っ手31によって塞がれる吸込口の面積をより小さくすることができる。これにより、熱交換の効率の低下を抑制できる。しかも、通風口51には補強用に複数の支柱53が設けられているので、通風口51を設けたことに起因する室外機用取っ手31の強度低下を抑制することもできる。
止部34は、嵌合部33の一部が切り欠かれて形成された撓み変形可能な撓み部32aと、この撓み部32aの先端に設けられ、吸込口27の前記周縁部に係合可能な引掛部32bとを有しているので、室外機用取っ手31の嵌合部33を吸込口27に嵌め込む際に、室外機用取っ手31を奥側に押し込むだけで撓み部32aが撓んで引掛部32bを吸込口27の周縁部に容易に係合させることができる。
また、本実施形態では、前記室外機用取っ手は、着脱部材81をさらに備えている。したがって、前述のように、作業者が取っ手31を把持して横方向に引く動作をする可能性がある流通段階においては、着脱部材81を凹部47に取り付けておくことにより、作業者が室外機11を横方向に引っ張る動作を行うことを抑制できるので、この動作に起因する筐体12の僅かな変形をも抑制できる。
また、本実施形態では、作業者が室外機11を持ち上げて運搬する必要がある段階においては、作業者は、凹部47に取り付けられた着脱部材81を、摘み部83を摘んで簡単に取り外すことができる。着脱部材81が凹部47から取り外されると、凹部47は、室外機11を持ち上げて運搬する際に必要な奥行きが再び確保されるので、作業者は、室外機11を安定して運搬することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記各実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、上記室外機用取っ手では、取っ手31がA列の各側面吸込口27に取り付け可能である場合を例に挙げて説明したが、例えば、B列の各側面吸込口27や各背面吸込口25にも取り付け可能であるような構成であってもよい。
また、前記室外機用取っ手では、背面吸込口25及び側面吸込口27が全て同じ形状である場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。取っ手31の嵌合部33は、側面吸込口27の周縁部のうちの少なくとも上縁部27a及び側縁部27b,27cに対向する対向部を有し、嵌め込まれた側面吸込口27に対する上方及び側方への相対移動を規制できればよいので、例えば嵌合部33の下端部と側面吸込口27の下縁部27dとの間には隙間が設けられていてもよい。したがって、複数の吸込口は、互いに高さ方向の寸法が異なっていてもよい。
また、前記室外機用取っ手では、凹部47が上方に傾斜している場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、凹部47は水平方向に凹んでいてもよい。
また、前記室外機用取っ手では、係止部32が切り欠きによって撓み変形可能に構成されている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。係止部は、材料、厚みなどを調整することによって撓み変形可能に構成されていてもよく、他の手段によって撓み変形可能に構成されていてもよい。
また、前記室外機用取っ手では、吸込口27の上縁部27a及び下縁部27dにそれぞれ係合する位置に係止部32及び係止部34を設けた場合を例に挙げて説明したが、係止部は、例えば吸込口27の側縁部27bや側縁部27cに係合する位置に設けられていてもよい。
また、前記室外機用取っ手では、筐体12内において熱交換器66が一方の側板21と背板(15)に沿って配設されている場合を例示したが、本発明の室外機用取っ手31は、熱交換器66が背板と少なくとも一方の側板に沿って略L字形状に屈曲して配設されている室外機に適用可能であり、熱交換器が背板と両方の側板に沿って屈曲して配設されている室外機にも適用可能であることはもちろんである。
また、前記実施形態では、着脱部材81がL字形状の板状部材からなる場合を例示したが、これに限定されない。着脱部材81としては、取っ手31の凹部47の奥行きを小さくできるもの、又は凹部47を塞ぐことができるものであれば、他の形態であってもよい。着脱部材81としては、例えば凹部47とほぼ同形状に成形されて凹部47に嵌合可能な成形体や、凹部47の形状に沿って変形可能なゴム状、繊維状などの詰め物などが挙げられる。
11 室外機
12 筐体
13 前板
15 背板
17 天板
19,21 側板
25 背面吸込口
27 側面吸込口
31,41,43 取っ手
32 係止部
32a 撓み部
32b 引掛部
34 係止部
33 嵌合部
35 フランジ部
37 把持部
45 凸部
47 凹部
51 通風口
53 支柱
81 着脱部材

Claims (6)

  1. 側板(21)及び背板(15)を含む筐体(12)と、この筐体(12)内に配設され、前記側板(21)及び背板(15)に沿って平面視で略L字形状に屈曲して配設された熱交換器(66)とを備えた空気調和装置用室外機(11)において、前記側板(21)及び前記背板(15)の少なくとも一方に設けられた複数の吸込口(27)に取り付け可能であり、前記室外機(11)の運搬時に作業者が把持するための室外機用取っ手であって、
    各吸込口(27)に嵌め込み可能であり、嵌め込まれた吸込口(27)の周縁部のうちの少なくとも上縁部(27a)及び側縁部(27b,27c)に対向する対向部(33a,33b,33c)を有し、嵌め込まれた吸込口(27)に対する上方及び側方への相対移動を規制する嵌合部(33)と、
    前記嵌合部(33)の手前側の周縁から前記嵌合部(33)の周囲に張り出して前記筐体(12)の外表面に当接するフランジ部(35)と、
    前記フランジ部(35)よりも奥側に凹む凹部(47)を含み、前記作業者が把持可能な把持部(37)と、
    各吸込口(27)の前記周縁部に係合可能な係止部(32)と、
    前記凹部(47)に着脱可能な着脱部材(81)と、を備え、
    前記凹部(47)の奥行きは、その幅方向(W)の一方側の部位(47c)よりも前記幅方向(W)の他方側の部位(47d)の方が大きく、前記熱交換器(66)の前記屈曲した部分の湾曲形状に沿うように前記一方側の部位(47c)から前記他方側の部位(47d)に向かうにつれて増加しており
    前記着脱部材(81)は、
    前記着脱部材(81)が前記凹部(47)に取り付けられたときに前記凹部(47)の奥行きを小さくする閉塞部(83)と、
    前記閉塞部(83)を支持して前記閉塞部(83)の奥側への移動を規制する延設部(85)と、を有する室外機用取っ手。
  2. 前記把持部(37)の前記凹部(47)は、前記手前側から前記奥側に向かうにつれて上方に傾斜している、請求項1に記載の室外機用取っ手。
  3. 前記フランジ部(35)に囲まれた領域には通風口(51)が設けられており、前記通風口(51)は、補強用の複数の支柱(53)によって仕切られている、請求項1又は2に記載の室外機用取っ手。
  4. 前記係止部(32)は、前記嵌合部(33)の一部が切り欠かれて形成された撓み変形可能な撓み部(32a)と、この撓み部(32a)の先端に設けられ、前記吸込口(27)の前記周縁部に係合可能な引掛部(32b)とを有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の室外機用取っ手。
  5. 前記着脱部材(81)は、前記凹部(47)から取り外すときに前記作業者が摘むことが可能な貫通孔(81a)を有している、請求項1〜4のいずれか1項に記載の室外機用取っ手。
  6. 複数の吸込口(27)を有する筐体(12)と、
    前記筐体(12)内に前記複数の吸込口(27)に沿って配置された熱交換器(66)と、
    前記複数の吸込口(27)から選択された吸込口(27)に取り付け位置を変更可能な請求項1〜のいずれかに記載の室外機用取っ手(31)と、を備えた室外機。
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