JP7237781B2 - 筐体 - Google Patents
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Description
本発明は、電気機器などの外装体を構成する筐体に関する。
電気機器などの機器は、各種の部品を備えており、これらの部品を外装体としての筐体の内部に収納している。例えば特許文献1には、筐体の凹陥部を塞ぐ蓋が筐体に対して着脱可能に設けられる布団乾燥機が開示されている。凹陥部には、フィルター、電源コードなどが配置されている。
上記のような機器では、機器の持ち運びや移動を容易にするために、把手が設けられていることがある。
しかしながら、上記の布団乾燥機では、把手を設けようとすると、蓋とは異なる箇所に把手を設ける必要がある。このため、蓋と把手とを構成する部品を別々に設ける必要があり、部品点数が多くなるという問題がある。
本発明の一態様は、筐体を構成する部品点数を削減することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る筐体は、凹部を有する側壁と、前記側壁に着脱可能に設けられ、前記凹部を閉塞する蓋と、を備え、前記側壁における前記凹部が開口する上端には孔が設けられ、前記凹部における前記蓋と対向する奥壁の下部には、下端に下方から指が当てられる指当て板が設けられ、前記蓋の上端には、前記孔に下方から挿入される突起が設けられ、前記蓋の内面には、前記蓋の上端より低くかつ前記指当て板より高い位置で、前記奥壁に係止する爪が設けられ、前記蓋の下端には、前記指当て板への指の挿入が可能な大きさに形成されている切欠きが設けられている。
本発明の一態様によれば、筐体を構成する部品点数を削減することができる。
〔実施形態〕
本発明の一実施形態について、図1~図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本発明の一実施形態について、図1~図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図1は、本発明の一実施形態に係る布団乾燥機1の外観を示す正面図である。図2は、布団乾燥機1を示す下面図である。図3は、布団乾燥機1の内部構造を示す部分断面図である。
まず、布団乾燥機1の概要について説明する。
図1に示すように、布団乾燥機1は、筐体2と、上蓋3と、フィルター4(蓋)とで外観構造を形成している。筐体2は、所定の厚みを有する箱状に形成されている。また、筐体2は、布団乾燥機1の外装体を構成しており、上蓋3およびフィルター4をその一部として含んでいる。
図1および図2に示すように、筐体2は、第1側壁201(側壁)と、第2側壁202と、第3側壁203と、第4側壁204と、底部205とを有している。
第1側壁201と第2側壁202とは、互いに対向している幅の狭い部分である。第1側壁201には、フィルター4が取り付けられている。
第3側壁203と第4側壁204とは、互いに対向している幅の広い部分である。第3側壁203の上部には、操作部21が設けられている。操作部21には、電源ボタンなどの各種の操作ボタン、各種の情報を表示する表示パネルなどが設けられている。本実施形態では、操作部21が第3側壁203に設けられていることから、第3側壁203を布団乾燥機1の正面と規定する。
底部205には、2つの支持脚22が設けられている。支持脚22は、筐体2を設置する設置面上に筐体2を安定して設置するように、第3側壁203および第4側壁204の外面にほぼ垂直な方向に伸びる細長い凸状の部分であり、所定の間隔をおいて平行に配置されている。
図3に示すように、布団乾燥機1は、電源コード5と、送風ファン6と、ケーシング7と、ヒーター8と、送風ダクト9と、ホース10と、ノズル11とを備えている。
電源コード5は、第1側壁201の下部、より詳しくは、後述する奥壁241(図4参照)の下部から引き出されるように設けられている。
送風ファン6は、筐体2内に配置されており、図示しないモーターによって駆動される。送風ファン6は、第1側壁201に設けられたフィルター4から空気を吸い込んで排出することにより、空気の流れを発生する。送風ファン6は、例えばシロッコファンによって構成されている。
ケーシング7は、送風ファン6によって生じた空気の流れを整流するスクロール形式の導風部材(スクロールケーシング)である。ケーシング7は、上流側から下流側に向けて幅が徐々に広がるように渦巻状に形成されている。
ヒーター8は、送風ファン6からケーシング7を介して送られてきた空気を加熱する。ヒーター8は、ヒーターケースに収納されており、ケーシング7の空気の吹き出し口に配置されている。
送風ダクト9は、ヒーター8を経た空気を上方に導くように、ヒーター8から上方に向く風路を形成している。
ホース10は、円筒形状に形成されており、送風ダクト9を通過する空気を導く風路を形成している。ホース10は、図1に示す収納状態では、その一部が送風ダクト9内に収納され、図示しない運転状態では、送風ダクト9から引き出されるように設けられている。
ノズル11は、ホース10内を送出される空気を吹き出す部材である。ノズル11は、空気の吹き出し口が幅の広い扁平状に形成されている。ノズル11は、このような構造により、吹き出す空気の流速を速めるとともに、空気を扇状の広い範囲に吹き出すことができる。
上蓋3は、筐体2の上端に形成された開口部23を開閉するように設けられている。上蓋3は、長方形を成す板状に形成されており、開口部23を開閉するために、一端で回動するように筐体2に支持されている。また、上蓋3は、ノズル11を保持している。
続いて、フィルター4の構造およびフィルター4の筐体2への取付構造について説明する。
図4は、布団乾燥機1のフィルター4が外された状態を示す側面図である。図5は、図4のA-A線矢視断面図である。図6は、布団乾燥機1のフィルター4が取り付けられた状態を示す側面図である。図7は、図6のB-B線矢視断面図である。図8は、図6のC-CB線矢視断面図である。図9は、フィルター4の一部の構造を示す平面図である。
図4および図5に示すように、第1側壁201には、第1側壁201の中央よりやや上方から下端にかけて凹部24が設けられている。凹部24は、奥壁241と、周壁242とを有している。
奥壁241は、第1側壁201より奥に設けられている。ここで、第1側壁201の下部は、底部205に続くように緩やかに湾曲する形状に形成されている。奥壁241は、後述する突出板24dの下方から、第1側壁201の下部の形状に沿って、緩やかに湾曲する形状に形成されている。
周壁242は、奥壁241を取り囲むように形成されている。周壁242と第1側壁201との境界は、凹部24の開口を形成している。
また、凹部24には、2つの孔24aと、多数の通気孔24bと、貫通孔24cと、突出板24dと、指当て板24eとが設けられている。
孔24aは、図8にも示すように、奥壁241の上端部と周壁242の上端部とにわたって間隔を置いて形成されている。
通気孔24bは、外部から筐体2の内部に空気を取り込むために設けられている。通気孔24bは、奥壁241の上端よりやや下側から奥壁241の中央部よりやや下側までの所定の幅の領域に、互いに所定の間隔をおいて形成されている。
貫通孔24cは、奥壁241における通気孔24bの下側の、奥壁241の幅方向の中央に設けられている。貫通孔24cは、奥壁241の幅方向に所定の幅を有し、かつ所定の高さを有している。
突出板24dは、奥壁241に垂直な方向(水平方向)に、貫通孔24cの下端から第1側壁201の外面よりやや奥まった位置まで突出するように設けられている。突出板24dは、その両端が、周壁242の側部に近接する位置にまで伸びるように形成されている。
指当て板24eは、奥壁241の下端部に設けられている。指当て板24eは、突出板24dと同じく、第1側壁201の外面よりやや奥まった位置まで突出するように設けられている。指当て板24eの両側は、指当て板24eの両端が周壁242の下端部に達するように湾曲する形状に形成されている。電源コード5は、奥壁241の指当て板24eで囲まれる部位から引き出されるように設けられている。
図6、図7および図8に示すように、フィルター4は、筐体2の内部に取り込む空気を濾過する。フィルター4は、凹部24を閉塞する蓋として、第1側壁201に着脱可能に設けられている。フィルター4の外面は、第1側壁201の外面に沿うように形成されている。フィルター4は、フィルター板41と、メッシュシート42とを有している。フィルター板41は、2つの突起41aと、多数の通気孔41bと、板状部41cと、鉤爪41d(爪)と、切欠き41eとを有している。
フィルター板41の上端部は、周壁242の上端部と接するように内側に折り曲げられている。突起41aは、フィルター板41の上端部において上方に突出するように設けられている。突起41aは、凹部24の孔24aの間隔と同じ間隔をおいて設けられている。突起41aは、それぞれ対応する孔24aに下方から挿入可能であり、かつ孔24a内で動くことが可能な大きさを有するように形成されている。
通気孔41bは、外部から筐体2の内部に空気を取り込むために設けられている。通気孔41bは、フィルター板41の上端部よりやや下側からフィルター板41の中央部よりやや下側までの所定の幅の領域に、互いに所定の間隔をおいて形成されている。通気孔41bは、通気孔24bと通気孔41bとで直線状の通気経路を形成するために、奥壁241の通気孔24bの個々と位置を合わせるように形成されている。
フィルター板41の裏面には、通気孔41bを覆うようにメッシュシート42が貼り付けられている。メッシュシート42は、外部から通気孔41bを通じて筐体2の内部に取り込まれる空気に含まれる塵埃を捕える。
板状部41cは、フィルター板41における通気孔41bの下側の、貫通孔24cと同じ高さの位置に設けられている。図8に示すように、板状部41cは、フィルター4が筐体2に取り付けられた状態で、奥壁241の外面付近まで伸びるように形成されている。図9に示すように、板状部41cは、フィルター板41と同じ幅を有している。
鉤爪41dは、弾性を有している。鉤爪41dは、フィルター4が筐体2に取り付けられた状態で、貫通孔24cと向き合う位置に、板状部41cの幅方向の中央から凹部24の貫通孔24cに突出するように設けられている。鉤爪41dは、貫通孔24cに挿通され、上向きの鉤形状の先端部によって、奥壁241の内面に係止する。先端部の高さは、貫通孔24cの高さ方向の幅よりもやや大きい。
図6に示すように、切欠き41eは、指当て板24eを覆い隠すように、フィルター板41の下端部が切り欠かれた部分である。切欠き41eは、指を指当て板24eの下側に挿入可能な大きさに形成されている。また、図7に示すように、切欠き41eの上端は、奥壁241の指当て板24eよりも下に位置している。
続いて、上記のように構成される布団乾燥機1のフィルター4の状態について説明する。
フィルター4が筐体2に取り付けられた状態で布団乾燥機1を持ち上げるときには、片手の指を、フィルター板41の切欠き41e内に挿入して、指当て板24eに当てる。また、もう一方の片手を、第2側壁202の湾曲した下端部(図1参照)に当てる。この状態で、上方に布団乾燥機1を引き上げる。
このとき、指が切欠き41eに接するが、切欠き41eには、指によって上方の力が加わっている。このため、フィルター4が上方に押し上げられることにより、鉤爪41dが貫通孔24cの上端面に押し付けられる。これにより、鉤爪41dの先端部の奥壁241への係止状態が維持される。したがって、布団乾燥機1の持ち上げ時には、フィルター4が筐体2から外れることはない。
フィルター4を筐体2から取り外すときには、切欠き41eの上端に指を掛けて、フィルター4を水平方向または斜め下方向に引く。鉤爪41dは、弾性を有しているので、フィルター板41が引かれる力によって、先端部が下方に撓む。これにより、鉤爪41dの先端部が奥壁241から外れて、鉤爪41dの係止状態が解かれる。
すると、自由な状態となったフィルター板41は、図7に示すように、凹部24の開口における上端部を支点としてP1方向に回動する。このとき、突起41aは、図8に示す孔24a内を倒れるように動く。この状態でフィルター板41を下方に引くことで、突起41aが孔24aから脱すると、フィルター4が筐体2から取り外される。
フィルター4を筐体2に取り付けるときには、孔24aに突起41aを挿入した状態で、図7に示すように、フィルター板41をP2方向に回動させる。この状態で、鉤爪41dの先端部が貫通孔24cに達すると、先端部は、貫通孔24cの上端面に当接するように撓みながら貫通孔24c内を進み、奥壁241の内側に達すると、図7に示すように奥壁241の内側に係止する。
フィルター4が筐体2に取り付けられた状態では、凹部24の突出板24dおよび指当て板24eのそれぞれの端部がフィルター板41の内面にほぼ接触する。これにより、フィルター板41の奥壁241側への移動が規制されるので、フィルター4が凹部24内に入り込む位置まで押し込まれることやフィルター4が下方向に沈むことを防止できる。
以上のように、本実施形態に係る布団乾燥機1は、孔24a、貫通孔24cおよび指当て板24eを有する凹部24と、突起41a、鉤爪41dおよび切欠き41eを有するフィルター4とを備えている。
これにより、指当て板24eに指を当てて、布団乾燥機1を持ち上げる。また、フィルター4を取り外すときには、切欠き41eに指を当ててフィルター4を水平方向または斜め下方向に引くことにより、鉤爪41dの奥壁241への係止状態を解除する。
また、切欠き41eが指当て板24eと近接する位置に設けられている。これにより、切欠き41eは、指当て板24eへ指を挿入するための挿入口と、フィルター4の取り外しを行うための指掛け部とを兼ねる。それゆえ、部品点数を削減することができる。
また、奥壁241には、貫通孔24cが設けられている。鉤爪41dは、貫通孔24cに挿通されるように配置され、奥壁241の内面に上向きで係止する。
これにより、フィルター4を取り外すときには、上記のように切欠き41eに指を当ててフィルター4を水平方向または斜め下方向に引くと、鉤爪41dの奥壁241へ係止状態が解除される。一方、布団乾燥機1を持ち上げるときに指当て板24eに指を当てて引き上げる力が上方に作用するので、鉤爪41dの奥壁241へ係止状態が維持される。したがって、布団乾燥機1を持ち上げるときには、指が切欠き41eに当てっても、フィルター4が筐体2から外れることはない。
また、前記奥壁には、前記貫通孔の下端から前記蓋の側に突出する突出板24dが設けられている。
これにより、鉤爪41dの根元部分に相当する板状部41cを支持することができる。また、フィルター4を筐体2に取り付けるときに、鉤爪41dを突出板24dに沿わせると、鉤爪41dを貫通孔24cに案内しやすくなる。
しかも、突出板24dおよび板状部41cを第1側壁201の幅方向に広い幅に形成することより、通気孔24bおよび通気孔41b以外の箇所からの空気の吸込みを阻止することができる。
また、切欠き41eの上端は、指当て板24eよりも下に位置している。
これにより、布団乾燥機1を持ち上げるときに、指を切欠き41eに当てることで、指が指当て板24eに対して滑ることを防止することができる。また、フィルター4を筐体2から取り外すときには、フィルター4に指を掛けやすくすることができる。
なお、本実施形態において、筐体2が布団乾燥機1の外装体を構成するものとして説明した。しかしながら、本発明が適用できる筐体は、凹部および蓋を有するものであれば、布団乾燥機1の筐体2に限らならい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る筐体は、凹部を有する側壁と、前記側壁に着脱可能に設けられ、前記凹部を閉塞する蓋と、を備え、前記側壁における前記凹部が開口する上端には孔が設けられ、前記凹部における前記蓋と対向する奥壁の下部には、下端に下方から指が当てられる指当て板が設けられ、前記蓋の上端には、前記孔に下方から挿入される突起が設けられ、前記蓋の内面には、前記蓋の上端より低くかつ前記指当て板より高い位置で、前記奥壁に係止する爪が設けられ、前記蓋の下端には、前記指当て板への指の挿入が可能な大きさに形成されている切欠きが設けられている。
本発明の態様1に係る筐体は、凹部を有する側壁と、前記側壁に着脱可能に設けられ、前記凹部を閉塞する蓋と、を備え、前記側壁における前記凹部が開口する上端には孔が設けられ、前記凹部における前記蓋と対向する奥壁の下部には、下端に下方から指が当てられる指当て板が設けられ、前記蓋の上端には、前記孔に下方から挿入される突起が設けられ、前記蓋の内面には、前記蓋の上端より低くかつ前記指当て板より高い位置で、前記奥壁に係止する爪が設けられ、前記蓋の下端には、前記指当て板への指の挿入が可能な大きさに形成されている切欠きが設けられている。
上記の構成によれば、指当て板に指を当てて、筐体を持ち上げる。また、蓋を筐体から取り外すときには、切欠きに指を当てて蓋を水平方向または斜め下方向に引くことにより、爪の奥壁への係止状態を解除する。また、切欠きが指当て板と近接する位置に設けられている。これにより、切欠きは、指当て板へ指を挿入するための挿入口と、蓋の取り外しを行うための指掛け部とを兼ねる。それゆえ、部品点数を削減することができる。
本発明の態様2に係る筐体は、上記態様1において、前記奥壁には、貫通孔が設けられ、前記爪が、前記貫通孔に挿通されるように配置され、前記奥壁の内面に上向きで係止してもよい。
上記の構成によれば、切欠きに指を当てて蓋を水平方向または斜め下方向に引くと、爪の奥壁へ係止状態が解除される。一方、筐体を持ち上げるときに指当て板に指を当てて引き上げる力が上方に作用するので、爪の奥壁へ係止状態が維持される。したがって、筐体を持ち上げるときには、指が切欠きに当てっても、蓋が筐体2から外れることはない。
本発明の態様3に係る筐体は、上記態様2において、前記奥壁には、前記貫通孔の下端から前記蓋の側に突出する突出板が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、爪を支持することができる。また、蓋を筐体に取り付けるときに、爪を突出板に沿わせると、爪を貫通孔に案内しやすくなる。しかも、突出板を側壁の幅方向に広い幅に形成することより、蓋がフィルターとして用いる場合、フィルターの通気孔以外の箇所からの空気の吸込みを阻止することができる。
本発明の態様4に係る筐体は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記切欠きの上端が、前記指当て板よりも下に位置していてもよい。
上記の構成によれば、筐体を持ち上げるときに、指を切欠きに当てることで、指が指当て板に対して滑ることを防止することができる。また、蓋を筐体から取り外すときには、蓋に指を掛けやすくすることができる。
本発明の態様5に係る筐体は、上記態様1から4のいずれかにおいて、布団乾燥機の外装体を構成してもよい。
上記の構成によれば、布団乾燥機を構成する筐体の部品点数を削減することができる。
本発明の態様6に係る筐体は、上記態様5において、蓋が、前記筐体の内部に取り込む空気を濾過するフィルターであってもよい。
上記の構成によれば、フィルターの取り外しを容易にすることができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 布団乾燥機
2 筐体(外装体)
4 フィルター(蓋)
24 凹部
24e 指当て板
41c 板状部
41d 鉤爪(爪)
24d 突出板
201 第1側壁(側壁)
2 筐体(外装体)
4 フィルター(蓋)
24 凹部
24e 指当て板
41c 板状部
41d 鉤爪(爪)
24d 突出板
201 第1側壁(側壁)
Claims (6)
- 凹部を有する側壁と、
前記側壁に着脱可能に設けられ、前記凹部を閉塞する蓋と、を備え、
前記側壁における前記凹部が開口する上端には孔が設けられ、
前記凹部における前記蓋と対向する奥壁の下部には、下端に下方から指が当てられる指当て板が設けられ、
前記蓋の上端には、前記孔に下方から挿入される突起が設けられ、
前記蓋の内面には、前記蓋の上端より低くかつ前記指当て板より高い位置で、前記奥壁に係止する爪が設けられ、
前記蓋の下端には、前記指当て板への指の挿入が可能な大きさに形成されている切欠きが設けられていることを特徴とする筐体。
- 前記奥壁には、貫通孔が設けられ、
前記爪は、前記貫通孔に挿通されるように配置され、前記奥壁の内面に上向きで係止することを特徴とする請求項1に記載の筐体。 - 前記奥壁には、前記貫通孔の下端から前記蓋の側に突出する突出板が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の筐体。
- 前記切欠きの上端は、前記指当て板よりも下に位置していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の筐体。
- 前記筐体は、布団乾燥機の外装体を構成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の筐体。
- 前記蓋は、前記筐体の内部に取り込む空気を濾過するフィルターであることを特徴とする請求項5に記載の筐体。
Priority Applications (1)
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JP2019166412A JP7237781B2 (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019166412A JP7237781B2 (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 筐体 |
Publications (2)
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JP2021044449A JP2021044449A (ja) | 2021-03-18 |
JP7237781B2 true JP7237781B2 (ja) | 2023-03-13 |
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JP2574965Y2 (ja) * | 1992-08-31 | 1998-06-18 | 東芝エー・ブイ・イー株式会社 | 室外ユニットの把手 |
-
2019
- 2019-09-12 JP JP2019166412A patent/JP7237781B2/ja active Active
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JP2021044449A (ja) | 2021-03-18 |
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