JPH0221735Y2 - - Google Patents

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JPH0221735Y2
JPH0221735Y2 JP3983983U JP3983983U JPH0221735Y2 JP H0221735 Y2 JPH0221735 Y2 JP H0221735Y2 JP 3983983 U JP3983983 U JP 3983983U JP 3983983 U JP3983983 U JP 3983983U JP H0221735 Y2 JPH0221735 Y2 JP H0221735Y2
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heat exchanger
wire guard
communication port
mounting base
space
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は外気との連通口に対面して設けるプレ
ートフイン型熱交換器と、この熱交換器の連通口
側に配設する保護用のワイヤーガードと、熱交換
器の反連通口側に位置しこの熱交換器と外気とを
強制的に熱交換させる送風機の取付台とを備えた
熱交換ユニツトに関するものである。
(ロ) 従来技術 従来この種の熱交換ユニツトとして実公昭54−
31557号公報が提案されていた。すなわちワイヤ
ーガードをプレートフイン型熱交換器と板金とで
挾持させる場合、この熱交換器のワイヤーガード
当接面にパツキン並びに板材を装着して、このワ
イヤーガードの固定を確実なものとしていた。
しかしながらこの構造に於いて、あらかじめパ
ツキン並びに板材を装着する寸法を熱交換器と板
金との間に形成する必要がありこの熱交換器と板
金との位置決めが難しかつた。又パツキン等を必
要とするため部品点数の増加は免れなかつた。
(ハ) 考案の目的 ワイヤーガードの取り付け部材を減少させると
共にこのワイヤーガードの取付作業性の簡略化を
図ることを目的としたものである。
(ニ) 考案の構成 外気との連通口に対面してプレートフイン型熱
交換器を設け且つこの熱交換器の反連通口側にこ
の熱交換器と外気とを強制熱交換させる送風機の
取付台を配設すると共にこの熱交換器の連通口側
の縁のフインを潰して空間部を形成し、この取付
台の端部を前記熱交換器の縁に嵌合して空間部を
この取付台の端部で包囲し、この空間部にフイン
の潰し方向と同一方向に延出させたワイヤーガー
ドの端部を位置させるようにしたものである。
(ホ) 実施例 図面は本考案の一実施例による熱交換ユニツト
を示し、1は分離型空気調和機の室外ユニツト
で、平板状の基台2と、保護用のワイヤーガード
3と、背面パネル4と、L形のキヤビネツト5
と、二つの側板6,7とでこの室外ユニツト1の
筐体を構成し背面にはワイヤーガード3が位置す
る外気との連通口10が設けられている。更に詳
述すれば、基台2は全周に立ち上り縁8が形成さ
れておりこの立ち上り縁8の右側部8aにはスポ
ツト溶接にて配管接続台9が固定されている。こ
の接続台9には室内ユニツト(図示せず)の冷媒
配管を接続するための弁装置(図示せず)が配設
されるようになつている。
11は前部フイン11aと後部フイン11bと
から構成しL字状に折り曲げられたプレートフイ
ン型熱交換器11で、基台2の左側に立設され背
面が連通口10に、側面が左側板6の吸込口12
に対面するようになつている。特に後部フイン1
1bの連通口10側の上縁を第3図、第4図の実
線矢印方向に押して、一点鎖線の状態の後部フイ
ンを将棋倒し状態に折り曲げて、この一点鎖線と
後部フイン11bの折り曲げ線50とで略三角形
状の空間部13が形成されている。14は圧縮機
で、基台2の右側に立設されたボルト15に圧縮
機14の脚片16を挿入してこの圧縮機14を支
持するようになつている。17は前フランジ片1
8の下部19を基台2の立ち上り縁8の前部の凹
所8bに、後フランジ片20を熱交換器11の右
側管板21の前部22に夫々固着する隔壁で、筐
体内を熱交換器11内蔵の熱交換室Aと圧縮機1
4内蔵の機械室Bとに左右に二区分するようにな
つている。
23は一端部23aを基台2の底部に形成した
陸起部8cに当接させると共に、他端部23bの
折曲部23cの凸部23dを第3図に示す如く熱
交換器11の上部24に嵌合して熱交換器11の
反連通口側に位置するフアンモーターの取付台
で、送風フアン25の駆動用モーター26のフラ
ンジ片27を取付台23の取付孔23eのフラン
ジ部23fへ固定させるようになつている。従つ
て折曲部23cを熱交換器11の上部へ嵌合させ
た状態では、後部フイン11bを潰した部分が折
曲部23cで包囲されて空間部13が形成される
ようになつている。23gは取付台23の下部に
通風口23hを有するように切り起して形成した
位置決め片で、先端28を熱交換器11に当接さ
せ、この取付台23の位置決めを行なうようにな
つている。
一方、背面パネル4の左フランジ片29を熱交
換器11の右側管板21の後部30に固着させ、
機械室Bを隔壁17と背面パネル4と基台2と後
述するキヤビネツト5並びに左側板7とで構成す
るようになつている。そしてワイヤーガード3の
右端31を第4図に示す如く左フランジ片29で
押圧するようになつている。
このワイヤーガード3は熱交換器11の連通口
10側に位置しており、第2図に示す如く下端3
2を鉛直方向に延出させてこの下端32を基台2
の立ち上り縁8の後部8dと熱交換器11との間
隙へ挿入するようになつている。一方、上端33
は第3図に示す如く熱交換器11の後部フイン1
1bを潰した方向と同一方向に折り曲げられてい
る。そしてこの上端33を第3図の左側から右側
へスライドさせると、将棋倒し状態の後部フイン
11bの上をこの上端がなめるよう(さかなでし
ないよう)に動き、ワイヤガード3の上端33が
後部フイン11b間へ食い込まないようになつて
いる。この上端33の折り曲げ寸法を折曲部23
cの左凹部23iの巾寸法と略同一としてある。
従つてワイヤーガード3の取り付け時、熱交換器
11の上部に固定されたフアンモーターの取付台
23の左凹部23iへ左方からワイヤーガード3
の上端33を挿入するとこのワイヤーガード3の
上端33の先が取付台23の凸部23dに当接し
て位置決めされるようになつている。尚ワイヤー
ガードの他の上端33′はフアンモーターの取付
台23で保持されないため単に後部フイン11b
の潰した方向と同一方向に折り曲げて後部フイン
11bの空間部13に位置している。
キヤビネツト5はユニツト1の前板34と天板
35とを構成するもので、L形に折曲形成されて
いる。そして前板34に空気流通口34が穿設さ
れており、この流通口には吹出グリル37が装着
してある。そして前板の下縁38を基台2の立ち
上り縁8の前部8eに嵌合させるようになつてい
る。一方天板35の後縁39には第5図に示す如
く取り付け部40が突出形成されており、この取
り付け部40の幅寸法lと、取付台23の折曲部
26cの幅寸法hとが一致している。又、取り付
け部40に穿設した螺子孔41は取付台23の折
曲部23cの螺子孔42と一致するようになつて
いる。従つて基台2に熱交換器11、フアンモー
ターの取付台23、隔壁17、圧縮機14、ワイ
ヤーガード3等を載置固定した後、このキヤビネ
ツト5を装着すれば、取付台23の折曲部23c
とキヤビネツト5の取り付け部40が略一致す
る。その後背方からこの折曲部23cと取り付け
部40とを螺子(図示せず)で固着する。
左側板6には吸込口12が、右側板7には接続
台9を外部に露出させるための切欠口43を、電
装部品の取出口44とが夫々穿設されており、こ
れら両側板6,7は基台2、キヤビネツト5等で
組み立てられた筐体の側方から当てがつて固着さ
れるようになつている。
(ヘ) 考案の効果 プレートフイン型熱交換器の外気との連通口側
の縁のフインを潰して空間部を形成し、反連通口
側に位置するフアンモーターの取付台の端部を熱
交換器の縁に嵌合して空間部をこの取付台の端部
で包囲すると共にその空間部にフインの潰し方向
と同一方向に延出させた保護用のワイヤーガード
の端部を位置させるようにしたので、パツキン等
の新たな部材を用いることなくしかもワイヤーガ
ードの端部がフインに食い込まないようにワイヤ
ーガードを固定することができる。又あらかじめ
熱交換器に嵌合させたフアンモーターの取付台で
包囲されたフインの空間部へワイヤーガードの端
部を挿入するだけの作業でこのワイヤーガードの
固定が行なえ取付作業性の簡略化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例により熱交換ユニツト
を示すもので、第1図は分解斜視図、第2図は要
部縦断面図、第3図はワイヤーガードの側部の取
付状態を示す斜視図、第4図は同じく上部の取付
を示す斜視図、第5図はキヤビネツトの取付台の
係合状態を示す分解斜視図、第6図はワイヤガー
ドの正面図、第7図は第6図の−′断面図、
第8図は第6図の−′断面図である。 1……熱交換ユニツト、3……ワイヤーガー
ド、10……連通口、11……プレートフイン型
熱交換器、13……空間部、23……取付台、2
3b……端部、33……ワイヤーガードの上端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外気との連通口に対面して設けるプレートフイ
    ン型熱交換器と、この熱交換器の連通口側に配設
    する保護用のワイヤーガードと、熱交換器の反連
    通口側に位置しこの熱交換器と外気とを強制的に
    熱交換させる送風機の取付台とを備え、前記熱交
    換器の連通口側の縁のフインを潰すと共にこの潰
    した熱交換器の縁に送風機の取付台の端部を嵌合
    させて空間部を形成し、この空間部にフインの潰
    し方向と同一方向に延出させたワイヤーガードの
    端部を位置させたことを特徴とする熱交換ユニツ
    ト。
JP3983983U 1983-03-18 1983-03-18 熱交換ユニツト Granted JPS59145679U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3983983U JPS59145679U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 熱交換ユニツト

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JP3983983U JPS59145679U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 熱交換ユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS59145679U JPS59145679U (ja) 1984-09-28
JPH0221735Y2 true JPH0221735Y2 (ja) 1990-06-12

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JP3983983U Granted JPS59145679U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 熱交換ユニツト

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JP4516745B2 (ja) * 2003-12-25 2010-08-04 三洋電機株式会社 空気調和機の室外機
JP2011208829A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Panasonic Corp 室外機
JP2012077936A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Panasonic Corp 室外機、およびこれを備えた空気調和機

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JPS59145679U (ja) 1984-09-28

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