JPH0225100Y2 - - Google Patents

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JPH0225100Y2
JPH0225100Y2 JP1298585U JP1298585U JPH0225100Y2 JP H0225100 Y2 JPH0225100 Y2 JP H0225100Y2 JP 1298585 U JP1298585 U JP 1298585U JP 1298585 U JP1298585 U JP 1298585U JP H0225100 Y2 JPH0225100 Y2 JP H0225100Y2
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heat exchange
joint
exchange unit
heat exchanger
unit
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は複数の室内ユニツトと接続される熱交
換ユニツトに関するものである。
(ロ) 従来の技術 分離型空気調和機の室外ユニツトには、室内ユ
ニツトから延出する冷媒配管の接合部が設けられ
ている。この接合部の構造は、たとえば実公昭51
−30848号公報に示されるように1対の冷媒配管
の接続具(カツプリング)を2個上下に配設して
いた。このように接続具を2つ接合部に配設する
程度であれば、接続具へ冷媒配管を結合させる場
合、接続具を締め付ける力で接合部が動くおそれ
はない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 複数の室内ユニツトに夫々接続された複数組の
冷媒配管の接続部(4個以上)を熱交換ユニツト
の接合部内へ上下方向に並べた場合、上方の接続
具を締め付ける力で接合部が動き確実な配管の結
合が行ないにくいといつた問題点があつた。又、
冷媒配管の接続部を4個以上上下方向に並べる
と、これらの接続部が固定される接合部の高さが
高くなり、熱交換ユニツトが大型化するおそれも
あつた。
本考案は複数の室内ユニツトより延出する複数
組の冷媒配管の接合部を強固なものとし確実に配
管の結合が行なえるようにし、又この接合部の高
さ寸法を小さく抑えて熱交換ユニツトの小型化を
図ることを目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の熱交換ユニツトは冷媒配管の接合部の
下部をユニツトの底板に固定し、この接合部内に
は一方の冷媒配管につながれる小さな接続具より
も他方の冷媒配管につながれる大きな接続具を下
方に位置させ且つこれら接続具を千鳥状に配置し
たものである。
(ホ) 作用 大きな接続具により冷媒配管を接続する際には
この接続具が装着された接合部の動きが小さく抑
えられ、又、小さな接続具は比較的小さな締め付
け力で冷媒配管が接続される。又、これら接続具
を千鳥状に配置したことにより、これら接続具が
装着された接合部の高さ寸法が小さく抑えられ
る。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例を図面と共に説明する。
第1図に於いて、1は図示しない複数の室内側熱
交換ユニツトに接続される分離型空気調和機の室
外側熱交換ユニツトで、このユニツトは基台2
と、周面パネル3と、前面パネル4と、後面パネ
ル5とで筐体を形成しこの筐体内には凝縮器6、
圧縮機7、仕切板8、電装板9、電装箱10等が
配設されている。
前述の基台2には左側に熱交換器用吸込口1
1、右側に機械室の冷却用吸込口12が夫々穿設
されており、背方の立ち上り周縁13には折り曲
げ板14が固着されている。そしてこの基台2に
仕切板8を立設させ、基台2の立ち上り周縁13
の螺子穴15と、仕切板8の折曲片16の螺子穴
17とを図示しない螺子にて固着させるようにな
つている。尚この仕切板8には基台2の冷却用吸
込口12と対向して機械室の排気口18が形成さ
れている。
凝縮器6は背面側にプレートフイン型熱交換器
6aを、周面に円筒型熱交換器6bを位置させる
如く組み合せて直列に配管で接続させたもので、
このプレートフイン型熱交換器6aの上下端には
段差部19が設けられている。一方、円筒型熱交
換器6bは針状フイン付熱交換パイプ20をドラ
ム状に巻回して形成したものである。基台2の折
り曲げ板14に、プレートフイン型熱交換器6a
の下部の段差部19を位置させれば、円筒型熱交
換器6bが熱交換器用吸込口11に対応するよう
に凝縮器6を基台2の右側の熱交換室に設置させ
ることが出来る。
又圧縮機7は基台2に立設されたボルト21に
この圧縮機7の脚片22を嵌合させるようになつ
ている。
電装板9には第2図に示す如くコンデンサ23
端子板24等を固定させるもので、この板を圧縮
機7のターミナル部25上方に位置させ、一端を
仕切板8の上片26に固着させた取付金具27に
螺子28にて固定させると共にこの板のフランジ
片29の螺子穴30を用いて周面パネル3の前面
フランジ片31へ固定するようになつている。
又、この電装板9の背方側には段差部32が形成
されており、この板に溜つた雨水を圧縮機7のタ
ーミナル部25へ滴下させることなくこの段差部
32を介して基台2へ導びくようにしている。尚
この段差部32は背面開口状態の電装箱10の位
置決めとしても作用しており段差部32の先端片
33に、電装箱10の上面34を螺子35止めさ
せるようになつている。
周面パネル3には上面、左側面に夫々熱交換器
用吸込口36が形成され、右側面の上部には前述
の電装板9に固着された端子板24等のサービス
用蓋37が配設されており、右側面の下部には基
台2の立ち上り周縁13に立設固定されるバルブ
台38(接合部)の嵌合用の切欠き39が設けら
れている。
背面パネル5はこのパネルの周縁40を周面パ
ネル3の後面フランジ片41に溶接させるもの
で、左側に熱交換器用吸気口42、右側にサービ
ス用開口43が夫々穿設されている。そしてこの
熱交換器用吸気口42はプレートフイン型熱交換
器6aと、サービス用開口43は電装箱10の背
面開口部と夫々対向するようになつている。44
は熱交換器用吸気口42の周縁45に固定された
ワイヤーガードで、第3図に示す如くプレートフ
イン型熱交換器6aのフインチユーブ46のピツ
チPと2倍のピツチP′の間隔で上下方向に配設さ
れている。従つてこの熱交換ユニツト1の空気通
風路に対しワイヤーガード44とフインチユーブ
46が一致するため、ワイヤーガードとフインチ
ユーブがずれているものと比較して通風抵抗を減
少させ騒音の低下に寄与すると共に、熱交換率を
向上させることが出来る。尚図示してないが他実
施例としてワイヤーガード44の代りに、背面パ
ネル5の部材と一体に形成しても良いことは言う
までもない。
47は周面にフランジ片48を有し、背面パネ
ル5のサービス用開口43を閉塞させる電装箱1
0の蓋で、第4図に示す如く下部フランジ片49
を基台の係合片50に嵌合させると共に上部・左
右部フランジ片48の螺子穴51を利用して背面
パネル5に螺着させるようにしたものである。従
つてこの蓋47を背面パネルに取り付けると、熱
交換器用吸込口42に対して蓋47が背方に突出
するので、家屋の壁面にこの壁47を当接させて
熱交換ユニツト1を据付けたとしても背面の熱交
換器用吸気口42の吸気スペースが確保される。
尚この電装箱47には図示しないプリント基板等
の比較的熱の影響を受けやすい電子部品を内蔵さ
せ、保護するようになつている。
52は凝縮器6の熱交換用フアン、53はこの
フアンの駆動用モーター、54はこのモーターの
フランジ片55を嵌合させる取付板で、断面略コ
字状に形成されており、取付板54の両端外壁5
6を円筒型熱交換器6bの内周面に夫々当接させ
てこの熱交換器57をこの取付板54と周面パネ
ル3の内壁58にて挾持させるようになつてい
る。尚この取付板の上下両先端部59には周面パ
ネル3の前縁傾斜面60並びに基台2の凹面61
に螺子にて固着させユニツト自体の強度を向上さ
せるようになつている。
前面パネル4には吹出グリル62が設けられて
おり、このパネルの周縁63を周面パネル3の前
面フランジ片31並びに基台2の前面の立ち上り
周縁13に当接させて螺子止めするものである。
第5図はバルブ台の拡大斜視図で、この実施例
の室外ユニツト1は複数の室内ユニツトを接続す
るマルチ型空気調和機であるため2組のバルブ
(接続具)A,Bがこのバルブ台(接合部)38
の上下方向に千鳥状に配置されている。これによ
つて、2組のバルブ(4個のバルブ)を上下に真
直に並べたものと比較して、バルブ台の高さ寸法
が小さく抑えられ、熱交換ユニツトの小型化を図
るようにしている。又、このようにしてこれらバ
ルブを近づけたことにより、これらバルブにつな
がれる冷媒管同志の間隔をせばめて、冷媒管の設
置スペースを小さくすることができる。特に大き
なバルブBは小さなバルブAよりも下方に位置し
ている。これは、大きなバルブBをできるだけバ
ルブ台38が固定されている基台2の立ち上り周
縁13付近に寄せて、大きな力でバルブBを締め
付けてもバルブ台38が動きにくいようにするた
めである。又、これらバルブA,Bを千鳥状に配
列してバルブ台38の高さを小さく抑えて、これ
らバルブA,Bからのこのバルブ台38が固定さ
れている基台2の立ち上り周縁13までの距離を
短かく抑えたので、バルブA,Bに加わる締め付
け力が多少大きくても、この力でバルブ台38が
動くおそれを少なくでき、確実に配管の接続作業
が行なえる。
上述の如き構成を備えた室外側熱交換ユニツト
1の運転状態に於いては、熱交換器用フアン52
の回転にて周面パネル3、背面パネル5、および
基台2に穿設した熱交換器用吸込口36,42,
11より外気を吸気し、凝縮器6を冷却させて前
面パネル4の吹出グリル62から前方へ排気させ
るようになつている。
(ト) 考案の効果 以上詳述したように本考案の熱交換ユニツトは
複数の室内ユニツトから延出された夫々の冷媒配
管が接続される接合部を設け、この接合部の下部
をユニツトの底板に固定すると共に、この接合部
内には一方の冷媒配管の小さな接続具よりも他方
の冷媒配管の大きな接続具を下方に位置させるよ
うにしたので、大きな接続具はユニツト底板付近
に配設され大きな力で接続具を締め付けても接合
部が動きにくくなり冷媒配管の結合を確に行なう
ことができる。
そして、これら接続具を千鳥状に配列したこと
により、これら接続具につながる冷媒管同志の間
隔をせばめて、冷媒管をまとめやすくし、且つこ
れら冷媒管の設置スペースを小さくすることがで
きる。又、これら接続具を千鳥状に配列すること
によつて、これら接続具と接合部の下部との距離
が短かくなり、これら接続具に加わる締め付け力
が多少大きくても、この接合部の動きが小さくな
り、確実に配管の接続作業が行なえる。更に、こ
れら接続具の千鳥状配列によつて接合部の高さ寸
法が小さく抑えられ熱交換ユニツトの小型化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の熱交換ユニツトの一実施例を示
し第1図は熱交換ユニツトの分解斜視図、第2図
は電装板の取付状態を示す斜視図、第3図は熱交
換ユニツトの要部縦断面図、第4図は熱交換ユニ
ツトの背方斜視図、第5図はバルブ台の斜視図で
ある。 1……熱交換ユニツト、38……バルブ台(接
合部)、A,B……バルブ(接続具)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の室内ユニツトと接続される熱交換ユニツ
    トにおいて、このユニツトには複数の室内ユニツ
    トから延出された夫々の冷媒配管が接続される接
    合部を設け、この接合部の下部をユニツトの底板
    に固定すると共に、この接合部内には一方の冷媒
    配管につながれる小さな接続具よりも他方の冷媒
    配管につながれる大きな接続具を下方に位置さ
    せ、且つこれら接続具を千鳥状に配列したことを
    特徴とする熱交換ユニツト。
JP1298585U 1985-01-31 1985-01-31 熱交換ユニツト Granted JPS60155870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1298585U JPS60155870U (ja) 1985-01-31 1985-01-31 熱交換ユニツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP1298585U JPS60155870U (ja) 1985-01-31 1985-01-31 熱交換ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60155870U JPS60155870U (ja) 1985-10-17
JPH0225100Y2 true JPH0225100Y2 (ja) 1990-07-10

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ID=30496567

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JP1298585U Granted JPS60155870U (ja) 1985-01-31 1985-01-31 熱交換ユニツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725531Y2 (ja) * 1988-04-20 1995-06-07 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室外機
JP2007271235A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daikin Ind Ltd 取付盤および空気調和機の室外機
JP6003412B2 (ja) * 2012-08-31 2016-10-05 株式会社富士通ゼネラル 冷媒回路ユニット

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