JPH0544665Y2 - - Google Patents

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JPH0544665Y2
JPH0544665Y2 JP9681988U JP9681988U JPH0544665Y2 JP H0544665 Y2 JPH0544665 Y2 JP H0544665Y2 JP 9681988 U JP9681988 U JP 9681988U JP 9681988 U JP9681988 U JP 9681988U JP H0544665 Y2 JPH0544665 Y2 JP H0544665Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、天井等に設けられた開口部に配設
され、部屋内の空気を排気ダクトへ送り込むダク
ト用換気扇に関し、更に詳しくは、天井裏を介し
て配設された外部電源線(以下、電源線と称す)
と、送風フアン駆動用モータ(以下、モータと称
す)から導出されたリード線との配線構造に関す
るものである。
(ロ) 従来の技術 従来のこの種装置としては、例えば、(1)実公昭
61−25546号公報、(2)実公昭61−4171号公報およ
び(3)実公昭61−4169号公報とに開示されたものが
知られている。(1)の公報に開示されているのは、
外箱の上面板にモータからのリード線が接続され
た接続コネクタを設け、それによつて外箱の上方
に指向された差込孔に電源線を導入するようにし
たものである。また、(2)に開示されているのは、
本体箱の開孔部に開閉操作可能に閉鎖板を設ける
とともに、この閉鎖板の外面にソケツトとこれを
覆うカバーを設け、それによつてリード線と電源
線とを接続するようにしたものである。さらに、
(3)に開示されているのは、本体箱に排気ダクトに
接続される閉鎖部材を設け、これの取付孔に電源
線が装着されたソケツトを設け、リード線に接続
されたプラグを介して接続するようにしたもので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかし上記(1)の装置では、接続コネクタの取付
孔が上面板に位置し、しかも電源線は接続コネク
タに対して取付孔上方から配線されるから、室内
側から電源線の接続を直接点検・確認することが
難しい。
また、上記(2)の装置では、電源線を新たに取付
ける際、まず、本体箱から閉鎖板を取外した後カ
バーを取外し、次に電源線を取付け、再びカバー
を取付けた後、さらに閉鎖板を本体箱に取付ける
必要があり、取付作業を簡略化することが難し
い。
さらに、上記(3)の装置では、ソケツトを取外す
ことなく接続部を点検・確認することは難しいか
ら、本体箱を取外す必要がある。また、プラグを
使用するから、コスト高を招くおそれがある。
この考案は、電源線の配線作業を容易にできる
ダクト用換気扇を提供することを目的の一つとす
るものである。
(ニ) 課題を解決するための手段及び作用 この考案は、送風フアンと、その送風フアンの
駆動用モータと、下縁部が天井等に設けられた取
付用開口部に取付けられるとともに上記送風フア
ンおよび駆動用モータが内設する本体ケースと、
電源端子台と、箱状で、下方が開口され、その電
源端子台を本体ケースの下方に位置させる電源端
子台収容ケースと、この収容ケースの下方開口を
係脱可能に被覆するケース蓋体とからなり、電源
端子台は、外部電源線差込口を1側面部に有する
とともに、端子板を内部に有し、かつ上記差込口
に挿入される外部電源線を端子板に電気的に導通
状態に抜止め保持するための押え板を内部に有
し、更にこの押え板による電源線の抜止め保持を
室内側から操作可能に解除するための解除爪を下
面部に有し、 一方、電源端子台収容ケースは、外部電源線差
込口に対向する外部電源線挿通用第1開口を1側
面部に有し、ケース蓋体は解除爪直下でしかも最
下部分に位置する第2開口を有してなるダクト用
換気扇である。
すなわち、この考案は、本体ケースの取付用開
口部の一部分に、箱状で、下方が開口された電源
端子台収容ケースを設けるとともに、この下方開
口を介して収納ケースを係脱可能に覆うケース蓋
体を設け、電源端子台の1側面部に電源線差込口
を、内部に電源線を端子板に抜止め可能に保持す
る押え板を、下面側にその抜止めを室内側から操
作可能に解除する解除爪をそれぞれ設け、さら
に、上記収容ケースの1側面部に電源線差込口に
連通する第1開口を設けるとともに、ケース蓋体
における解除爪直下の最下位置部分に解除爪に連
通する第2開口が位置するようケース蓋体を形成
し、それによつて電源線を室内側から第1開口を
介して差込口から電源端子台内に挿入でき、一方
解除爪を操作するだけで電源線を取外すことがで
きるようにしたものである。また、第2開口は収
容ケース下面にセツトされたケース蓋の最下位置
に設けたことから、収容ケース内に水が貯留する
のを効率良く防止できる。
(ホ) 実施例 以下図に示す実施例にもとづいてこの考案を詳
述する。なお、これによつてこの考案は限定を受
けるものではない。
第1〜4図において、ダクト用換気扇は、送風
フアン1と、その送風フアンモータ2と、下縁部
(フランジ部)3a,3b,3c,3dが天井
(図示せず)に設けられた取付用開口部(図示せ
ず)に取付けられるとともに送風フアン1および
モータ2が内設され更に一側板に排気口である送
風用開口5aが設けられた本体ケース5と、L形
をなす下縁の正面取付板、1側面取付板6a,6
bが取付用開口部に取り付けられるとともに本体
ケース5の送風用開口5aに対応する位置に屋外
に連通する排気ダクト(図示せず)に連通される
筒体7が付設された開口8,9が設けられたダク
ト接続板10と、箱状で、本体ケース下面に設け
られ、モータ2から導出したリード線2aを電気
的に接続する端子板11に電源線用差込口12を
介して電源線13を電気的に接触させ、それによ
つて電源線13を抜止め状態に保持するソケツト
(電源端子台)14と、箱状で、下方が開口され
るとともに、本体ケース下面の吸気口5bの一部
分に室内からの排気風の吸入を許容するよう設け
られ、ソケツト14およびコンデンサ等の他の電
子部品4を収容するソケツト収容ケース16と、
この収容ケースを係脱可能に被覆するケース蓋体
20とからなり、ソケツト14は、電源線用差込
口12を1側面部14aに有するとともに、この
差込口に挿入された電源線13を端子板11に電
気的に接触させて抜止め状態に保持するための、
ばね板を曲成した押え板15を有し、更に押え板
15による電源線13の抜止めを解除する解除爪
17を下面部14bに有し、 一方、ソケツト収容ケース16は、電源線差込
口12に連通する第1開口18を1側面部16a
に有し、ケース蓋体20は解除爪17に連通する
第2開口19を解除爪直下の最下部位に位置する
よう傾斜してなる。
すなわち、ケース蓋20は収容ケース16への
取付時に、ソケツト14の解除爪17の直下に行
くに従つて傾斜するよう形成され、しかも最下部
に第2開口19が位置するよう形成されている。
更に、収容ケース16他側面部16aに係合穴
21,21を有し、この係合穴にケース蓋20の
係合突起片22,22が係合するとともに、ケー
ス蓋20の取付部23が本体ケース4下面に取付
けられたケース蓋取付部分24にネジ25により
固定され、これによりケース蓋20が収容ケース
16の下方より被覆される。
また、第2開口19直上の解除爪17は、第5
図bに示すように、抜止め状態においては、押え
板15の付勢力により電源線13を端子板11に
圧接しており、一方、上記取付用開口部を覆う化
粧グリル(図示せず)を取外してドライバー等を
室内側から第2開口19を介して解除爪17を上
方へ押圧すると、その押圧力によつて押え板15
は付勢力に抗して電源線13から上方に離間する
よう移動され、それにより電源線13の抜止めが
解除されてソケツト14から取外し可能になる。
なお、26はソケツト14の上下方向固定用リ
ブ、27はソケツト14の左右方向固定用リブで
あり、28は送風フアン1からの送風を所定方向
へと案内するエアガイドである。
そして、ダクト接続板10の1側面取付板6b
は正面取付板6aより高く設定されており、これ
により取付けの際の、本体ケース側に傾斜する方
向に取付けられ、本体ケース上部の切起し部(掛
け部)29とダクト接続板上部に設けた穴部(掛
け孔)(図示せず)との係合を容易にできる。
次にダクト用換気扇の取付手順について簡単に
説明する。まず、ダクト接続板10を取付板6
a,6bの穴30,31に木ねじで取付用開口部
を形成する木枠に取付ける。その後、ダクト接続
する。
この際、取付板は正面と側面の2面からなるL
形に構成されているから、正面だけ有する一面の
みのものに比べ受面が多いから、ダクト接続板1
0の傾きを小さくできる。すなわち、取付板が一
面のものでは、配管工事での力が曲げ部にかかり
やすく、変形や傾きを生じやすい訳であるが、本
実施例では取付面をL形にして木枠との受面を広
くしたことから、ダクト接続板の取付けによる傾
きや変形が発生するのを防止できて、本体ケース
との嵌合を容易にできる。
次に、本体ケース4を木枠内に挿入し、ダクト
接続板10と接続させて本体ケース4のフランジ
部3a,3b,3c,3dに設けたねじ穴32,
33,34,35に木ねじで木枠に取付けて作業
が完了する。
また、電源線13を、室内側からグリルを取外
すだけで第1開口18を介して差込口12からソ
ケツト14内に挿入できるものであり、一方、解
除爪17を押圧するだけで電源線13を取外しで
きる。また、モータ2およびフアン1の交換も本
体ケース4を取外さずにおこなえる。
さらに、ケース蓋20はその最下端部に位置す
る第2開口19に行くに従い傾斜しているから、
ソケツト収容ケース16に水が入つても傾斜面2
0aを伝わつて第2開口19から水が外部に流れ
出てケース16内に水が溜まるおそれはない。
なお本実施例では、ダクト接続板の取付板の天
井との取付面をL型に構成したものを示したが、
側面取付板を1対にしてコ型に構成しても良く、
また、第6図に示すように、1側面取付板36を
正面取付板37の平面部分より斜めに取付けて構
成しても良く、さらにこれを両側面に取付けても
良い。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、本体ケースの取付用開口部
の一部分に、箱状で、下方が開口された電源端子
台収容ケースを設けるとともに、この下方開口を
介して上記収容ケースを係脱可能に覆うケース蓋
体を設け、電源端子台の1側面部に電源差込口
を、内部に電源線を端子板に抜止め可能に保持す
る押え板を、下面部にその抜止めを室内側から操
作可能に解除する解除爪をそれぞれ設け、さら
に、上記収容ケースの1側面部に電源差込口に連
通する第1開口を設けるとともに、ケース蓋体に
おける解除爪直下の最下位置部分に解除爪に連通
する第2開口が位置するようケース蓋体を形成
し、それによつて電源線を室内側から第1開口を
介して差込口から電源端子台内に挿入でき、一方
解除爪を操作するだけで容易に電源線を取外すこ
とができる効果がある。また、第2開口は収容ケ
ース下面にセツトされたケース蓋の最下位置に設
けたことから、収容ケース内に水が貯留するのを
効率良く防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は上記実施例における一部切欠き要部
構成図、第3図は上記実施例における要部構成説
明図、第4図は第3図におけるA−A線矢視図、
第5図a,bはそれぞれ上記実施例におけるソケ
ツトを示す構成説明図、第6図はこの考案の他の
実施例を示す要部斜視図である。 1……送風フアン、2……モータ、5……本体
ケース、5a……送風用開口、11……端子板、
12……電源線用差込口、13……電源線、14
……ソケツト、15……押え板、16……ソケツ
ト収容ケース、16a……ソケツト収容ケースの
1側面部、17……解除爪、18……第1開口、
19……第2開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送風フアンと、その送風フアンの駆動用モータ
    と、下縁部が天井等に設けられた取付用開口部に
    取付けられるとともに上記送風フアンおよび駆動
    用モータが内設する本体ケースと、電源端子台
    と、箱状で、下方が開口され、その電源端子台を
    本体ケースの下方に位置させる電源端子台収容ケ
    ースと、この収容ケースの下方開口を係脱可能に
    被覆するケース蓋体とからなり、 電源端子台は、外部電源線差込口を1側面部に
    有するとともに、端子板を内部に有し、かつ上記
    差込口に挿入される外部電源線を端子板に電気的
    に導通状態に抜止め保持するための押え板を内部
    に有し、更にこの押え板による電源線の抜止め保
    持を室内側から操作可能に解除するための解除爪
    を下面部に有し、 一方、電源端子台収容ケースは、外部電源線差
    込口に対向する外部電源線挿通用第1開口を1側
    面部に有し、ケース蓋体は解除爪直下でしかも最
    下部分に位置する第2開口を有してなるダクト用
    換気扇。
JP9681988U 1988-07-20 1988-07-20 Expired - Lifetime JPH0544665Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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MX2010009779A (es) * 2008-05-26 2010-11-12 Mitsubishi Electric Corp Ventilador.
JP6212710B2 (ja) * 2013-03-06 2017-10-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 イオン発生装置

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