JPH09112948A - 空気調和装置の室内ユニットおよびその部品 - Google Patents

空気調和装置の室内ユニットおよびその部品

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JPH09112948A
JPH09112948A JP7270875A JP27087595A JPH09112948A JP H09112948 A JPH09112948 A JP H09112948A JP 7270875 A JP7270875 A JP 7270875A JP 27087595 A JP27087595 A JP 27087595A JP H09112948 A JPH09112948 A JP H09112948A
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indoor unit
air conditioner
unit
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Yoshinori Tanigawa
喜則 谷川
Toshihiro Hotta
敏弘 堀田
Kunio Matsushita
国生 松下
Masayuki Oishi
雅之 大石
Motoshige Sato
元重 佐藤
Hideaki Koizumi
英明 小泉
Shinji Ishikawa
慎二 石川
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレンホースの固定に付属部品を使用するこ
となくドレンホースをドレンパンに強固に設置できる室
内ユニットを提供すること。 【解決手段】 熱交換器の下方に配置されるドレンパン
9のドレン排出口41に係合爪43を設け、この係合爪
43とドレンホース36の接続口部材44に設けられた
係合爪46との係合によってドレンホース36をドレン
排出口41にワンタッチで固定接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和装置に
関し、特に室内に設置される空気調和装置の室内ユニッ
トおよびその部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(従来例1)図41は室内ユニットにおけるドレンホー
ス取り付け構造およびドレン逆流防止カバーの従来例を
示している。図41において、36はドレンホースを、
37はドレンホース固定用バンドを、38はドレンパン
を、39はドレン逆流防止カバーを各々示している。
【0003】このドレンホース取り付け構造では、ドレ
ンパン38のドレン排出口38aに対するドレンホース
36の接続はドレンホース固定用バンド37により締め
付け式に行われる。
【0004】ドレン逆流防止カバー39はドレン排出口
38aの近傍にドレンパン38を蓋するように取り付け
られ、室外からドレンホース36を通ってドレンパン3
8へ逆流する水の飛散を防止する。
【0005】(従来例2)図42は実開平3−7383
3号公報に示された従来の室内ユニット据付板を示して
いる。図42において、50はビスなどにより壁面に固
定される据付板本体を示している。据付板50は、上縁
部両端に室内ユニット引掛け用突起57を、下縁部両端
に室内ユニット固定用引掛け部58を各々有し、また下
縁部の片側コーナ部に配管逃げ用切欠き59を切り欠き
形成されており、この据付板50は全体を単発プレス加
工によって成形される。
【0006】(従来例3)図43、図44は特公平3−
35585号公報に示された従来の室内ユニットを示し
ている。図43、図44において、1は室内ユニットを
示しており、室内ユニット1はユニット本体61と前面
パネル2とから構成されている。
【0007】この室内ユニット1の組立は、ユニット本
体61に前面パネル2を前方から挿入することにより行
われる。この組み立て時には前面パネル2の天板部69
の両側に設けられた突起部68を、ユニット本体61の
天板部65の上面67上をスライドさせながら前面パネ
ル2の弾性力で浮き上がらせて嵌合凹部66にはめ込み
式に係合させる。
【0008】ユニット本体61は、室外ユニット(図示
せず)からの冷媒配管62が接続された室内熱交換器5
と、この室内熱交換器5の下方に配置されたドレンパン
38と、送風口63に配設された送風機(図示せず)お
よび室内ユニット1の運転制御を行う電気部品ユニット
64とを有している。前面パネル2には、熱交換器5に
対応する空気吸込口3と、送風口63に対応する空気吹
き出し口8が各々成形されている。
【0009】(従来例4)図45、図46は室内ユニッ
トの従来例を示している。図45、図46において、1
は室内ユニットを、2は前面パネルを、3は空気吸込口
を、81は後面ケースを、82は前面ケース2に設けら
れた表示部窓を、83は表示ランプを、84は前面ケー
ス2の非意匠面に設けられた室温検知用通風孔を、85
は表示基板を、201は表示基板85の信号電線を、8
6は表示基板85の保持部材を、87はリモコン受信用
受光基板を、202はリモコン受信用受光基板87の信
号電線を、88はリモコン受信用受光基板87の保持部
材を、89はリモコン受信用受光部のカバーを、90は
電気部品箱を、91は室温検知部品を、200は室温検
知部品91の信号電線を、92は室温検知部品91の保
持部材を、93は保持部材92に設けられたリブを各々
示している。
【0010】この室内ユニット1は、後面ケース81と
前面パネル2とによって構成され、前面パネル2の内面
に表示基板85、リモコン受信用受光基板87、室温検
知部品91がそれぞれ個別の保持部材86、88、92
によって固定される。
【0011】この室内ユニット1では、吸込口3及び前
面パネル2に明けられた室温検知用通風孔84を通って
吸い込まれた空気が、室温検知部品91の保持部材92
のリブ93によって画定された通気路を通って室温検知
部品91をなめるように通過することにより、室温検知
部品91によって室温検知が行われる。
【0012】(従来例5)図47は特開平4−2141
32号公報に示された従来の前面パネル開閉部の軸構造
を示している。図47において、132は本体軸受け片
部を、133は軸受け丸孔を、134は吸込グリル(前
面パネル)の支持軸を、135は吸込グリル軸134に
垂直に構成された壁片部を、136は壁片部135に形
成された山形突部を、137、138は本体軸受け片部
132に形成された山形突部を、139はコの字形の板
ばねを各々示している。
【0013】この軸構造では、吸込グリルを手前に引く
ことにより、支持軸134を支点として吸込グリルが回
転し、吸込グリルがはね上げ式の扉のように開かれる。
この吸込グリルの開閉に際しては、壁片部135と山形
突起136も支持軸134を支点として回転し、山形突
起136が山形突起137、138を乗り越え、板ばね
139によって壁片部135と本体軸受け片部132と
が常に押し付けられていることにより、吸込グリルのは
ね上げ開扉状態がクリックストッパ式に二段のはね上げ
角度で維持される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の室内ユニッ
トでは、ドレンホースの固定およびドレン逆流防止カバ
ーの取り付けにホース固定バンドなどの付属部品を必要
とするため、部品点数が増え、また、組立時の作業性も
効率的ではない。
【0015】従来例2の室内ユニット据付板では、順送
プレスによる成形において据付板上縁部両端に引掛用突
起部があるため、材料の余材が大きく、歩留まりが悪
い。
【0016】また、プレス加工において、単発プレスの
場合には、材料として展開分の材料が最低必要であるた
め、材料の歩留まりが悪い。
【0017】従来例3の室内ユニット本体と前面パネル
との組立構造では、前面パネルの天板部の両側に設けら
れた突起部をユニット本体の嵌合凹部にはめ込み式に係
合させるだけであるため、前面パネルの中央部が垂れ下
がってしまうことがあり、外観を損ねることがある。
【0018】従来例4の室内ユニットでは、表示、リモ
コン受信用受光部品ならびに室温検知部が個別に固定さ
れ、またそれぞれの部品は、外部意匠曲面に合わせ、リ
モコン受信用受光部品等はその受光角度に合わせて適切
な角度をとるため、それらの保持部材もしくはその固定
部の形状が特異な角度を有する必要があった。
【0019】また、それらの保持部部材品は、基板部品
の前面もしくは後面のみを覆う形を取らざるを得ないた
め、露垂れなどの考慮が必要な場合、他部品もしくは保
持部材を固定する側の部品にて覆いを追加するなどの必
要が生じる。さらに、単品自体のコストに加え、制御基
板上に接続した電線の取り回し等の作業費がかかり、作
業上及びコスト上での課題があった。
【0020】また電気部品箱の蓋、内外接続線の固定、
運転スイッチのスイッチボタンなどはそれぞれ別体であ
ったため、3部品が必要であり、また、端子台と電子制
御基板も別体で、リード線で接続するため、リード線と
これらを取付ける作業スペースが必要となる。
【0021】従来例5の室内ユニットでは、グリル開閉
時においてヒンジ部のストッパ(山形突部)が小さいた
め、開閉を繰り返すことによりストッパが摩損し、吸込
グリルを開いたままに固定ができなくなる。また成形条
件の違いによるヒンジ間のピッチのずれによりストッパ
が利かなくなる、あるいはストッパが利きすぎて吸込グ
リルの開閉が硬くなると云う問題も生じ易く、吸込グリ
ルの取り外しにおいて取り外しが固い、あるいはグリル
を開いている途中に外れて落下するといった問題点があ
る。
【0022】本発明は、従来の室内ユニットに於ける上
述の如き問題点に着目してなされたものであり、以下の
ような空気調和装置の室内ユニットおよびその部品を得
ることを目的としている。
【0023】(1)ドレンホースの固定に付属部品を使
用することなくドレンホースをドレンパンに強固に設置
できる室内ユニットを提供すること。
【0024】(2)ドレン逆流防止カバーを付属部品を
使用することなくドレンパンに設置できる室内ユニット
を提供すること。
【0025】(3)付属部品を使用することなく取り付
けが容易な室内ユニット用のドレンホースを提供するこ
と。
【0026】(4)付属部品を使用することなくドレン
パンにヒンジと共に一体成形されたドレン逆流防止カバ
ーを提供すること。
【0027】(5)順送プレス加工の導入と材料の板取
りの歩留まりを改善し、破棄する材料量を極力少なくし
て、コストの改善を図った室内ユニット据付板を提供す
ること。
【0028】(6)室内ユニット本体と前面パネルの嵌
合を確実なものし、前面パネルの中央部が垂れることが
ない室内ユニットを提供すること。
【0029】(7)各種部品の保持部材の取り付け及び
基板部品の保護を容易にし、併せて配線作業性を改善
し、安価に製作され得る室内ユニットを提供すること。
【0030】(8)電気部品箱の蓋、内外接続線の固
定、運転スイッチのスイッチボタンを一体にし、また端
子台を電子制御基板に直付けにして配線を簡素化するこ
とで、部品点数が少なく、取付作業や管理の容易な室内
ユニットを提供すること。
【0031】(9)吸込グリルの開閉が経時変化するこ
となくスムーズに行われ、吸込グリルの取り外しもスム
ーズに行われ得る室内ユニットを提供すること。
【0032】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による空気調和装置の室内ユニットは、
熱交換器の下方に配置されるドレンパンのドレン排出口
に係合爪を有し、当該係合爪とドレンホースの接続口部
材に設けられた係合爪との係合によりドレンホースが前
記ドレン排出口に固定接続されるものである。
【0033】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、ドレン排出口に設けられた係合爪とドレンホー
スの接続口部材に設けられた係合爪とが係合するだけ
で、付属部品を必要とすることなくドレンホースがドレ
ン排出口に固定接続される。
【0034】つぎの発明による空気調和装置のドレンホ
ースは、前記室内ユニットのドレンパンのドレン排出口
に固定接続されるドレンホースであって、ホース先端に
設けられた接続口部材に係合爪が設けられているもので
ある。
【0035】この発明による空気調和装置のドレンホー
スでは、ドレン排出口に設けられた係合爪とドレンホー
スの接続口部材に設けられた係合爪とが係合するだけ
で、付属部品を必要とすることなくドレンホースがドレ
ン排出口に固定接続される。
【0036】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、熱交換器の下方に配置されるドレンパンにヒン
ジ接続のドレン逆流防止カバーが一体成形されているも
のである。
【0037】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、ヒンジ接続部でドレン逆流防止カバーを折曲げ
ることにより、ドレン逆流防止カバーが設置され、ドレ
ン逆流防止カバーを別部品にする必要がない。
【0038】つぎの発明による空気調和装置のユニット
据付板は、室内ユニットを壁に据え付けるためのユニッ
ト据付板において、ユニット据付板の上部に2カ所の引
掛け用突起片を有し、前記引掛け用突起片の真下にあた
る下部両端位置にパイプ逃げ用切欠きを有し、その両端
のパイプ逃げ用切欠きより内側に下部引掛け部を有して
いるものである。
【0039】この発明による空気調和装置のユニット据
付板では、順送プレス加工の導入で成形時の板取りにお
いて、上部の引掛け用突起が次のユニット据付板のパイ
プ逃げ用切欠きの領域まで入り込むような板取りをする
ことができ、材料の無駄が減少する。
【0040】つぎの発明による空気調和装置のユニット
据付板は、順送プレス加工による連結部のカット処理部
が内側に追い込まれているものである。
【0041】この発明による空気調和装置のユニット据
付板では、順送プレス加工による連結部のカット処理部
が内側に追い込まれているから、据付時にカット処理部
が手にさわられることがなく、カット処理部を後処理す
る必要がなくなる。
【0042】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、天板の両端部と中央部の各々に設けられた係合
部により前面パネルがユニット本体に固定されているも
のである。
【0043】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、天板の両端部に加えて中央部でも前面パネルが
ユニット本体に固定され、ユニット本体と前面パネルと
がしっかりと嵌合する。
【0044】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、中央部の係合部がリブ状の係合爪により構成さ
れ、前記係合爪が相手側に形成された突起と係合するこ
とにより、前面パネルをユニット本体に固定するもので
ある。
【0045】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、係合爪と突起との係合により、天板の両端部に
加えて中央部でも前面パネルがユニット本体に固定さ
れ、ユニット本体と前面パネルとがしっかりと嵌合す
る。
【0046】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、中央部の係合部が凹部を有するリブ状の係合爪
に構成され、前記凹部に相手側の係合爪が係合すること
により前面パネルをユニット本体に固定するものであ
る。
【0047】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、係合爪の凹部に相手側の係合爪が係合すること
により、天板の両端部に加えて中央部でも前面パネルが
ユニット本体に固定され、ユニット本体と前面パネルと
がしっかりと嵌合する。
【0048】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、中央部の係合部が突起部を有するリブ状の係合
爪により構成され、前記突起部が相手側に形成された凹
部に係合することにより前面パネルをユニット本体に固
定するものである。
【0049】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、係合爪の突起に相手側に形成された凹部に係合
することにより、天板の両端部に加えて中央部でも前面
パネルがユニット本体に固定され、ユニット本体と前面
パネルとがしっかりと嵌合する。
【0050】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、中央部の係合部がリブに形成されたプラグによ
り構成され、前記プラグが相手側に形成されたソケット
に嵌合することにより前面パネルをユニット本体に固定
するものである。
【0051】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、プラグが相手側に形成されたソケットに嵌合す
ることにより、天板の両端部に加えて中央部でも前面パ
ネルがユニット本体に固定され、ユニット本体と前面パ
ネルとがしっかりと嵌合する。
【0052】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、中央部の係合部が磁石によるものである。
【0053】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、磁石による磁気的吸着によって天板の両端部に
加えて中央部でも前面パネルがユニット本体に固定さ
れ、ユニット本体と前面パネルとがしっかりと嵌合す
る。
【0054】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、室内ユニットのランプ表示部品類及びそれと一
体にできない表示部品や受光部品のそれぞれの保持部が
一体成形され、各保持部がヒンジにより接続されている
ものである。
【0055】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、室内ユニットのランプ表示部品類や受光部品の
保持部が一体成形され、部品点数が削減される。
【0056】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、室内ユニットのランプ表示部品類及びそれと一
体にできない表示部品や受光部品のそれぞれの保持部が
個別に別体成形され、各保持部がヒンジにより接続され
ているものである。
【0057】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、室内ユニットのランプ表示部品類及びそれと一
体にできない表示部品や受光部品のそれぞれの保持部が
個別に別体成形され、各保持部がヒンジにより接続され
ているから、室内ユニットの組み付け性が向上する共
に、各保持部の組み合わせが自由になる。
【0058】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記保持部が箱状に形成され、前記保持部にヒ
ンジ接続による蓋が開閉可能に設けられているものであ
る。
【0059】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、部品点数を増やすことなく保持部が密閉形にな
る。
【0060】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記保持部のヒンジの曲げ角度を任意位置で固
定する固定部を有しているものである。
【0061】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、保持部の室内ユニット取り付け時には、前面パ
ネル内面の形状及び取り付け面の角度に合わせ、ヒンジ
を曲げることにより各保持部を適切な向きに設置でき
る。
【0062】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記固定部が角度固定時に互いに直交するよう
に各保持部より突出形成された係合片であることを特徴
としている。
【0063】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、ヒンジを曲げることによって各保持部を適切な
向きに設置した状態が係合片の係合によって維持され
る。
【0064】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、室温検知部品が室内ユニットに配置される表示
基板あるいは受光基板に取り付けられているものであ
る。
【0065】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは室温検知部品が表示基板もしくはリモコン受信用
受光基板上に取り付けられたことにより、電線取り回し
がなくなり、また室温検知部品の取り付けが容易にな
る。
【0066】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記室温検知部品の前面部に位置する前面ケー
スに通気孔が形成され、前記通気孔より前記室温検知部
品へ風を導くダクト形状部が設けられているものであ
る。
【0067】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、前面ケースの通気孔よりの風がダクト形状部に
案内されて室温検知部品に確実に到達し、室温の検知が
確実に行われる。
【0068】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、室内ユニットに設けられる電気部品箱に突起部
が設けられ、電気部品箱の蓋には電線固定突起部が設け
られ、蓋が電気部品箱に取り付けられることにより内外
接続電線が前記突起部と前記電線固定突起部に押さえら
れて固定されるものである。
【0069】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、蓋が電気部品箱に取り付けられることにより、
内外接続電線が前記突起部と前記電線固定突起部に押さ
えられて抜け止め固定される。
【0070】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記蓋が樹脂成形品により構成され、前記蓋に
防炎用の板金カバーが重ね合わせ装着されている。
【0071】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、板金カバーが防炎作用を行う。
【0072】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、室内ユニットに設けられる電子制御基板に運転
スイッチが直付けされ、前記電気制御基板とスイッチ基
板とが一体であるものである。
【0073】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、運転スイッチが電子制御基板に取り付けられ、
電子制御基板が電気部品箱内に収納される場合には、そ
の電気部品箱の蓋に運転スイッチのスイッチボタンが設
けられればよい。
【0074】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、室内ユニットに設けられる電子制御基板に端子
台が直付けされているものである。
【0075】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、電子制御基板に端子台が直付けされ、端子台と
前記電子制御基板との配線が外部リード線を必要とする
ことなく行われる。
【0076】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記端子台の端子が前記電子制御基板にハンダ
付けされ、このハンダ付けによって前記端子台と前記電
子制御基板とが配線されているものである。
【0077】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、端子台と前記電子制御基板との配線がハンダ付
けによって外部リード線を必要とすることなく行われ
る。
【0078】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記端子台が前記電気部品箱に固定されている
ものである。
【0079】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、電子制御基板に取り付けられた端子台が電気部
品箱に固定されると同時に、電子制御基板も電気部品箱
に固定される。
【0080】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、開閉式の吸込グリル部材を有する空気調和装置
の室内ユニットにおいて、前記吸込グリル部材が脱着可
能なヒンジ構造によりユニット本体に取り外し可能に設
けられているものである。
【0081】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、メンテナンス時や清掃時に吸込グリル部材をユ
ニット本体より取り外すことができる。
【0082】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記ヒンジ構造が吸込グリル部材に形成されて
軸部を有するヒンジアームと、ユニット本体に形成され
て前記軸部を着脱可能に受け入れるU形軸受部とにより
構成されているものである。
【0083】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、軸部をU形軸受部より抜き出すことによって吸
込グリル部材がユニット本体より外れ、軸部をU形軸受
部に入れることにより吸込グリル部材がユニット本体に
再装着される。
【0084】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記ヒンジアームの側面に断面が三角形の突起
が設けられ、前記突起に対向するユニット本体側の位置
には面取りをした平面部が形成されているものである。
【0085】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、三角形の突起を大きいものにすることができ、
またその突起に対面する位置には凹凸のない平面部が形
成されているから、繰り返し開閉が行われても突起の摩
損が少なく、開閉力が経時変化することがない。
【0086】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記ヒンジアームが前記軸部を中心とした扇形
部を有し、ユニット本体側には前記扇形部の円弧面に接
する面部が形成されているものである。
【0087】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、扇形部の円弧面にユニット本体側の面部が接す
ることにより、吸込グリル部材の開閉途中では吸込グリ
ル部材がユニット本体より外れることがなく、扇形部の
円弧面がユニット本体側の面部より外れる所まで回転す
ると、即ち吸込グリル部材が所定角度まで開くことによ
り吸込グリル部をユニット本体より外すことが可能にな
る。
【0088】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、吸込グリル部材の両端部に前記ヒンジアームが
形成され、前記ヒンジアームと前記U形軸受部との間に
軸線方向の間隙が設けられているものである。
【0089】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、ヒンジアームとU形軸受部との間に軸線方向の
間隙があることにより、ヒンジ部分の成形条件の違いに
よるヒンジアーム間のピッチのずれを吸収でき、ヒンジ
部分の成形条件に多少の違いがあっても吸込グリル部材
の開閉力を一定にできる。
【0090】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットは、前記扇形部の円弧面の終端部に前記面部と係合
可能な突起部が形成されているものである。
【0091】この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トでは、、吸込グリル部材が開かれると、突起部が面部
に乗り上げることにより、吸込グリルが開き状態に維持
される。
【0092】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1〜図3はこの発明による室内ユニ
ットの実施の形態を示している。図1において、1は空
気調和機の室内ユニット本体を、2は室内ユニット本体
1の前部に取り付けられる前面パネルを各々示してお
り、前面パネル2は空気吸込グリル3と空気吹出口4と
を有している。
【0093】室内ユニット本体1には、熱交換器5と、
送風機6と、左右風向ベーン7と、上下風向ベーン8
と、熱交換器5にて生じた結露水を集めるドレンパン9
と、エアフィルタ10とが設けられている。
【0094】ドレンパン9は上方開口の受け皿状を成し
ており、ドレンパン9には接続短管状のドレン排出口4
1が外向きに水勾配を付けて一体成形されている。ドレ
ン排出口41の外周面にはその長手方向にドレンホース
36の挿入ガイド42が突出形成され、この挿入ガイド
42のドレンパン9側の端部には係合爪43が形成され
ている。
【0095】ドレンパン9にはヒンジ49によってドレ
ン逆流防止カバー39が一体成形されている。ヒンジ4
9はドレンパン9の縁部とドレン逆流防止カバー39と
の結合部であり、この部分はドレンパン9の通常部の肉
厚よりも薄く、薄肉変形により折れ曲がるようになって
いる。
【0096】ドレン逆流防止カバー39は、ヒンジ49
を折曲げ線として折り曲げられることにより図3にて仮
想線により示されているように、ドレンパン9の壁との
摩擦によって固定され、ドレン排出口41の部分の蓋と
なる。ドレン逆流防止カバー39はドレン排出口41の
部分を蓋することにより、室外の強風によってドレンホ
ース36を通って逆流する水が飛散することを防止す
る。
【0097】これによりドレン逆流防止カバー39を別
部品して準備する必要がなくなり、部品点数が削減され
る。
【0098】ドレンホース36の先端にはドレン排出口
41に差し込み式に水密嵌合する接続口部材44が取り
付けられている。接続口部材44の外周面には挿入ガイ
ド42と係合するキー溝状の係合溝48が形成されてい
ると共にT字形アーム45が一体成形されている。
【0099】T字形アーム45は、一方の片持ち梁部に
よって係合爪43に逆止係合する係合爪46を、他方の
片持ち梁部によって係合解除レバー47をなしている。
【0100】以上のように構成された室内ユニットで
は、ドレンパン9のドレン排出口41が角度をもって設
置されているからドレンホース36は室内ユニットの斜
め後方より抜き差しされる。
【0101】ドレンホース36は、ドレンパン9の排出
口41に構成された突条の挿入ガイド42に係合溝48
を沿わせて挿入され、T字形アーム45の係合爪46が
ドレンパン9の係合爪43に逆止係合することにより、
ドレンホース36がドレンパン9のドレン排出口41に
固定接続される。
【0102】ドレンホース36を引き抜く際は、係合解
除レバー47の先端を押すことによりT字形アーム45
が弾性変形し、係合爪46が係合爪43より外れ、係合
爪46と係合爪43による固定が解除される。
【0103】これによりドレンホース36のドレン排出
口41に対する接続固定が、別の付属部品を必要とする
ことなく、しかも作業性よくワンタッチで行われ得るよ
うになる。
【0104】(実施の形態2)図4〜図6はこの発明に
よる室内ユニット据付板の実施の形態を示している。
【0105】図4は室内ユニット1を据付板50によっ
て壁56に取り付けた状態を示している。
【0106】据付板50は、上部の2カ所の突起片51
と、下部両端のパイプ逃げ用切欠き部52と、その内側
に形成された本体下部引掛け部53とを有し、全周に密
着曲を施されていることで安全性を確保している。
【0107】この据付板50では、二つの突起片51の
各々の真下にパイプ逃げ用切欠き部52が存在するか
ら、順送プレス成形時の板取りにおいて、突起片51が
次にプレス加工される同一形状の据付板50のパイプ逃
げ用切欠き部52の領域に入り込むような板取りとする
ことにより、材料の無駄を減少することができる。
【0108】図7(a)は順送プレス加工による連結状
態を示している。据付板50は上部両端に形成された連
結ブリッジ片55によって順送り方向の両側の連結残片
54に連結されている。
【0109】図7(b)は連結ブリッジ片55をカット
した状態におけるカット処理部60を拡大して示してい
る。カット処理部60は左右両端の上側コーナ部位置
で、内側に追い込まれているから、据付時等の作業時に
このカット処理部60を手が触れられることがなく、カ
ット処理部60を後処理しなくても安全性の向上が図ら
れている。
【0110】(実施の形態3)図8(a)、(b)はこ
の発明による室内ユニットの実施の形態を示している。
【0111】この実施の形態では、前面パネル2の天板
部69には両側の突起部68に加えて中央部にも突起部
181が形成され、またユニット本体61の天板部65
には両側の嵌合凹部66に加えて中央部にも嵌合凹部1
80が形成されている。
【0112】この室内ユニットでは、前面パネル2の天
板部69の両側の突起部68がユニット本体61の天板
部65の両側の嵌合凹部66に嵌合することに加えて、
前面パネル2の天板部69の中央部の突起部181がユ
ニット本体61の天板部65の中央部の嵌合凹部180
に嵌合する。これにより前面パネル2の垂れ下がりがな
くなる。
【0113】(実施の形態4)図9(a)、(b)はこ
の発明による室内ユニットの実施の形態を示している。
【0114】この実施の形態では、ユニット本体61の
天板部65の中央部は、その裏面72より立てられたリ
ブ状の係合爪71が形成され、前面パネル2の天板部6
9の裏面70の中央部には係合爪71が逆止係合する突
起部68が形成されている。
【0115】この室内ユニットでは、係合爪71と突起
部68との逆止係合することにより、中央部でもユニッ
ト本体61と前面パネル2とが嵌合するから、前面パネ
ル2の垂れ下がりがなくなる。また、リブ状の係合爪7
1により固定するから、ユニット本体61の奥行きを自
由に変えることができる。
【0116】(実施の形態5)図10(a)、(b)は
この発明による室内ユニットの実施の形態を示してい
る。
【0117】この実施の形態では、ユニット本体61の
天板65の中央部に、その裏面72より立てられたリブ
状の係合爪73が形成され、係合爪73の先端近傍には
角孔又は凹部73aが形成されている。前面パネル2の
天板部69の裏面70の中央部には角孔又は凹部73a
と逆止係合する突起部68が形成されている。
【0118】この室内ユニットでは、係合爪73の角孔
又は凹部73aに突起部68が逆止係合することによ
り、中央部でもユニット本体61と前面パネル2とが嵌
合するから、前面パネル2の垂れ下がりがなくなる。ま
た、リブ状の係合爪73を用いることにより、ユニット
本体61の奥行きを自由に変えることができ、角孔又は
凹部73aを設けたことにより、左右方向の規制もでき
る。
【0119】(実施の形態6)図11(a)、(b)は
この発明による室内ユニットの実施の形態を示してい
る。
【0120】この実施の形態では、ユニット本体61の
天板65の中央部に、その裏面72より立てられたリブ
状の係合爪74が形成され、前面パネル2の天板部69
の裏面70の中央部には係合爪74が逆止係合する凹部
75が形成されている。
【0121】この室内ユニットでは、係合爪74が凹部
75に逆止係合することにより、中央部でもユニット本
体61と前面パネル2とが嵌合するから、前面パネル2
の垂れ下がりがなくなる。また、リブ状の係合爪73を
用いることにより、ユニット本体61の奥行きを自由に
変えることができ、前面パネル2に凹部75を設けたこ
とにより、左右方向の規制もできる。更に、凹部75は
薄肉であるためひけにくく、外観を損なう心配がない。
【0122】(実施の形態7)図12(a)、(b)は
この発明による室内ユニットの実施の形態を示してい
る。
【0123】この実施の形態では、ユニット本体61の
天板65の中央部に、その裏面72より立てられたリブ
76が形成され、リブ76に球状プラグ76aが形成さ
れ、前面パネル2の天板部69の裏面70の中央部には
球状プラグ76aが嵌合する弾性構造のソケット77が
形成されている。
【0124】この室内ユニットでは、球状プラグ76a
がソケット77に凹部75に逆止係合することにより、
中央部でもユニット本体61と前面パネル2とが嵌合す
るから、前面パネル2の垂れ下がりがなくなる。また、
ユニット本体61の固定方法がリブであるため、ユニッ
ト本体61の奥行きを自由に変えることができ、上下左
右の規制に優れ、一定の位置に固定しやすい。
【0125】(実施の形態8)図13(a)、(b)は
この発明による室内ユニットの実施の形態を示してい
る。
【0126】この実施の形態では、ユニット本体61の
天板65の中央部に、その裏面72より立てられたリブ
78が形成され、リブ78には磁石又は金属79が取り
付けられている。前面パネル2の天板部69の裏面70
の中央部には取付部69aによって磁石又は金属80が
取り付けられている。
【0127】この室内ユニットでは、磁石又は金属7
9、80による磁気的吸着により中央部でもユニット本
体61と前面パネル2とが嵌合するから、前面パネル2
の垂れ下がりがなくなる。また磁石の使用により取付け
が極めて容易になる。
【0128】(実施の形態9)図14〜16はこの発明
による室内ユニットにおける電装部品取付構造の実施の
形態を示している。
【0129】表示基板85には発光部品(LED)83
と信号線接続部(コネクタ)203とが配置される。リ
モコン受信用受光基板87にはリモコン受信用受光部品
204と表示用もしくはリモコンへの発信用発光部品
(LED)205と信号線接続部品(コネクタ)206
とが配置される。
【0130】基板収納箱95はヒンジ部96により折曲
げ可能に相互に接続された表示基板保持部95aと受光
基板保持部95bとを有している。表示基板保持部95
aには、表示基板85の固定爪94aと、発光部品83
が挿入される筒部212と、ヒンジ207によって開閉
される蓋209と、蓋固定爪99とが形成されている。
また受光基板保持部95bには、リモコン受信用受光基
板87の固定爪94bと、リモコン受信用受光部品20
4がはまる開口部213と、表示用もしくはリモコンへ
の発信用発光部品205が挿入される筒部214と、ヒ
ンジ208によって開閉される蓋98と、蓋固定爪21
0とが形成されている。
【0131】また表示基板保持部95aと受光基板保持
部95bには相互に係合する係合片100、101が形
成されている。係合片100と101は、図15に示さ
れているように、ヒンジ96を折曲げ線として、受光基
板保持部95bを表示基板保持部95aに対し、発光部
品83の外部よりの視認性及びリモコン受信用受光部品
204の受光角度を考慮し、かつ外意匠面の曲線に合わ
せた適切な角度に折り曲げた時、直交状態で引掛かり、
その折り曲げ状態を維持する。
【0132】以上のように構成された電装部分取付構造
では、表示基板85およびリモコ受信用受光基板87は
それぞれの表示基板保持部95a、受光基板保持部95
b内に押し込まれ、固定爪94a、94bによって固定
される。
【0133】これにより室内ユニットのランプ表示部品
類や受光部品の保持部が基板収納箱95をもって一体成
形され、部品点数が削減される。
【0134】また、表示基板保持部95a、受光基板保
持部95bの各々の蓋97、98は、ヒンジ部207、
208を折曲げ線として折曲げられることにより閉じら
れ、それぞれの蓋97、98の先端に形成された引掛け
部209、211が蓋固定爪99、210に引掛かるこ
とにより固定され、表示基板保持部95a、受光基板保
持部95bは各々密閉箱状をなす。これにより露垂れ等
に対する保護がなされ、内部に取り付けられる基板類の
保護を確実に行うことができる。
【0135】図15、図16に示されているように、受
光基板保持部95bは表示基板保持部95aに対してヒ
ンジ96を折曲げ線として前面パネル2の内面形状等に
より定まる角度に折曲げられ曲げられる。
【0136】この基板収納箱95は、表示基板保持部9
5a、受光基板保持部95bに形成された係合片10
0、101の係合により、発光部品83の外部よりの視
認性及びリモコン受信用受光部品204の受光角度を考
慮し、かつ外意匠面の曲線に合わせた適切な角度で仮止
めが行われ、角度設定が行われた状態のまま容易に室内
ユニット1に取り付けられる。
【0137】(実施の形態10)図17はこの発明によ
る室内ユニットにおける電装部品取付構造の実施の形態
を示している。
【0138】この実施の形態では、表示基板保持部95
aと受光基板保持部95bとが個別の箱体により構成さ
れ、表示基板保持部95aと受光基板保持部95bとが
ヒンジ部材96により接続される。ヒンジ部材96の接
続片96a、96bは各々2枚板状に形成され、接続片
96a、96bの各々に係合孔116が形成されてい
る。表示基板保持部95aと受光基板保持部95bとは
各々係合孔116が逆止係合するヒンジ固定爪117が
形成されている。
【0139】この実施の形態では、係合孔116がヒン
ジ固定爪117に係合することにより、ヒンジ部材96
が表示基板保持部95aと受光基板保持部95bとに取
り付けられ、表示基板保持部95aと受光基板保持部9
5bとが実施の形態8における場合と同様にヒンジ部材
96により相互に折曲げ配置可能になる。
【0140】これにより室内ユニットの組み付け性が向
上する共に、表示基板保持部95aと受光基板保持部9
5bの組み合わせが自由になる。
【0141】(実施の形態11)図18、図19はこの
発明による室内ユニットにおける電装部品取付構造の実
施の形態を示している。
【0142】この実施の形態では、室温検知部品91が
表示基板85もしくはリモコン受信用受光基板87に取
り付けられている。
【0143】これにより室温検知部品91の電線取り回
しがなくなり、また室温検知部品91の取り付けが容易
になる。
【0144】この場合、室温検知部品91の前面部に位
置する前面パネル2には格子状の通風孔84を設け、表
示基板保持部95aあるいは受光基板保持部95bには
ダクト形状部118を設置する。
【0145】前面パネル2の格子状の通風孔84より吸
い込まれた風がダクト形状部118を通り、室温検知部
品91に吹きかけられ、室温が確実に検知される。
【0146】(実施の形態12)図20〜図24はこの
発明による室内ユニットにおける電装部品取付構造の実
施の形態を示している。図20〜図24において、90
は電気部品箱を、102は電気部品箱90の蓋を、10
3は電子制御基板を各々示している。電子制御基板10
3には、図23に示されているように、主な部品とし
て、電磁接続器235、変圧器236、運転スイッチ1
09等が装着され、この電子制御基板103は電気部品
箱90と蓋102で覆われる。また電気品箱90内には
端子台106が配置され、室内側と室外側の信号と電源
をつなぐ内外接続電線104が端子台106に接続され
る。
【0147】電気部品箱90には、突起部107、蓋取
付用係合孔230、ねじボス部231を設け、蓋102
には、電線固定突起部105、取付爪232、ねじ孔2
33を設ける。蓋102は取付爪232を電気部品箱9
0の蓋取付用係合孔230に引掛け、ねじ孔233を通
してねじ234をねじボス231にねじ止めすることに
よって電気部品箱90は取付けられる。
【0148】この状態では電線固定突起部105と突出
部107の隙間は内外接続電線104より小さいため、
蓋102を電気部品箱90に取付けると、内外接続電線
104が電線固定突起部105と突出部107に押さえ
られて固定され、内外接続電線104に引き抜き方向の
外力が加わったとしても、内外接続電線104と端子台
106の接続部に力が加わることはない。なお、蓋10
2は樹脂成形品であるため、内外接続線104と導通す
ることはない。
【0149】蓋102には切欠き部241によるブリッ
ジ構造によりばね性を持たせたスイッチボタン108が
形成されており、このスイッチボタン108の裏側に対
応する位置において電子制御基板103に運転スイッチ
109を実装する。
【0150】この運転スイッチ109の同軸上にスイッ
チボタン108があり、スイッチボタン108はばね性
を備えていて運転スイッチ109の動作方向と同方向に
上下するため、スイッチボタン108を押すことで、運
転スイッチ109を操作できる。
【0151】これにより、従来の室内ユニットで使用し
ていた運転スイッチのカバーを廃止でき、部品点数を削
減できる。
【0152】(実施の形態13)図25(a)、(b)
はこの発明による室内ユニットにおける電装部品取付構
造の実施の形態を示している。
【0153】この実施の形態では、実施の形態11のも
のに対して蓋102を覆う防炎用の板金カバー237が
追加されている。板金カバー237は係合凹部238を
蓋102の係合爪239にはめ込むことにより蓋102
に重ね合わせ式に固定される。また板金カバー237に
はスイッチボタン108を通す孔240が形成されてい
る。
【0154】この孔240を切欠き部241より小さく
することにより、板金カバー237をもって切欠き部2
41を覆うことができる。これにより、電子制御基板1
03対する静電気の侵入が阻止され、従来の空気調和機
で使用していた静電気対策用の基板のカバーが不要にな
り、部品点数が削減できる。
【0155】(実施の形態14)図26〜図29はこの
発明による室内ユニットにおける電装部品取付構造の実
施の形態を示している。
【0156】この実施の形態では、端子台106は、端
子台箱110、端子片111、242、243、ばね片
112で構成されおり、内外接続線104を接続孔11
3に挿入すると、ばね片112によって内外接続線10
4が端子111、242、243に押し付けられて導通
する。
【0157】端子111、242、243は端子台箱1
10の外部に突出しており、これを図29にて符号24
4で示されているように、電子制御基板103に直接ハ
ンダ付けする。
【0158】これにより、内外接続電線104と電子制
御基板103が配線され、従来の空気調和機で使用して
いた端子台と電子制御基板を接続するリード線、端子が
不要となり、部品点数が削減でき、配線作業も容易にな
り、また配線スペース、配線作業スペースが削減でき
る。
【0159】また図30に示されているように、端子台
106にはねじ孔114が、電気部品箱90にはねじボ
ス部115が設けられており、端子台106はねじ孔1
14を通されたねじ245によって電気部品箱90のね
じボス115にねじ止めされ固定される。
【0160】これにより、端子台106と電子制御基板
103とが同時に電気部品箱90に取付けられ、作業が
容易になる。
【0161】(実施の形態15)図31〜図38はこの
発明による室内ユニットの実施の形態を示している。
【0162】この実施の形態では、ユニット本体61
に、ヒンジアーム120によって脱着可能なヒンジ構造
により吸込グリル部材119が開閉可能に、且つ取り外
し可能に設けられている。
【0163】ヒンジアーム120の側面には、断面が三
角形で、長さの長い突起121が形成され、ユニット本
体61が突起121と対向する部分には、案内面取部1
23を有する平面部122が形成されている。
【0164】ヒンジアーム120は、扇形部124と軸
部125とを有しており、ユニット本体61には扇形部
124の円弧面に接する平面部126と軸部125を受
け入れるU形軸受部128とが形成されている。
【0165】U形軸受部128に係合している軸部12
5を回転中心として吸込グリル部材119をユニット本
体61に対しはね上げ式に回転させることによって吸込
グリル部材119を開いていく。開いていく途中で、突
起121が平面部122に形成された案内面取123に
乗り上げる。この時、ヒンジアーム120に形成された
扇形の扇形部124も軸部125と一体に回転するが、
扇形部124は平面部126により押さえられているた
め、軸部125がU形軸受部128より脱落することは
ない。即ち、吸込グリル部材119の開閉途中では吸込
グリル部材119がユニット本体61より外れることが
ない。
【0166】更に吸込グリル部材119を回転させるこ
とにより、図35に示されているように、扇形部124
が平面部126から外れる所まで行くと、U形軸受部1
28がオープンした形態となり、吸込グリル119を手
前に移動することにより、吸込グリル部材119がユニ
ット本体61より外される。
【0167】このように、吸込グリル部材119がユニ
ット本体61より工具を必要とすることなく外されるこ
とにより、メンテナンスや清掃が容易に行われ得るよう
になる。
【0168】吸込グリル部材119の再装着に際して
は、吸込グリル部材119をユニット本体61より外し
た時の角度、つまり扇形部124が平面部126から外
れた所でヒンジアーム120の軸部125を、図37に
示すようにU形軸受部128に押し込む。この時点では
扇形部124の円弧面は平面部126に押さえられ、吸
込グリル部材119を開き時と逆の方向に回転させても
軸部125は脱落しない。
【0169】更に回転させると、突部121が平面部1
22に形成されている案内面取123に乗り上げて止ま
る。更に回転させると、ヒンジアーム120は横方向に
弾性変形し、突起121は平面部122に押しつけられ
ながら、ユニット本体61の内部に挿入される。これに
より簡単に外れることがなく、確実に保持でき、開き時
とは正反対の順で吸込グリル部材119が閉じられる。
なお、突起121は長いので、この吸込グリル部材開閉
時の突起121の摩損量が少なくて済む。
【0170】ヒンジアーム120は吸込グリル部材11
9の両端に形成されており、図36に示されているよう
に、ヒンジアーム120とU形軸受部128との間に間
隙δが与えられている。これによりヒンジ部分の成形条
件の違いによるヒンジアーム間のピッチのずれを吸収で
き、ヒンジ部分の成形条件に多少の違いがあっても吸込
グリル部材の開閉力を一定にできる。
【0171】なお、扇形部124の円弧面と係合する平
面部126は、図38に示されているように、扇形部1
24の円弧面と略整合する湾曲面部130であってもよ
く、また図39に示されているように、切り込みにより
弾性変形ができるばね片131により与えることもでき
る。
【0172】(実施の形態16)図39はこの発明によ
る室内ユニットの実施の形態を示している。
【0173】この実施の形態では、扇形部124の円弧
面の終端部に突起部129が形成されている。
【0174】この実施の形態においては、吸込グリル部
材119が開かれると、突起部129が平面部126に
乗り上げることにより、吸込グリル119が開き状態に
維持される。
【0175】これにより室内ユニットに取り付けられて
いるフィルタの脱着作業が両手作業で容易に行われ得る
ようになる。
【0176】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、この
発明による空気調和装置の室内ユニットでは、ドレン排
出口に設けられた係合爪とドレンホースの接続口部材に
設けられた係合爪とが係合するだけで、付属部品を必要
とすることなくドレンホースがドレン排出口に固定接続
されるから、部品点数の削減のもとにドレンホースの取
り付けが容易になり、組立作業性の向上が得られる。
【0177】つぎの発明による空気調和装置のドレンホ
ースでは、ドレン排出口に設けられた係合爪とドレンホ
ースの接続口部材に設けられた係合爪とが係合するだけ
で、付属部品を必要とすることなくドレンホースがドレ
ン排出口に固定接続されるから、部品点数の削減のもと
にドレンホースの取り付けが容易になり、組立作業性の
向上が得られる。
【0178】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、ヒンジ接続部でドレン逆流防止カバーを折曲
げることにより、ドレン逆流防止カバーが設置されて必
要な性能を発揮するから、ドレン逆流防止カバーを別部
品にする必要がなく、部品点数が削減され、併せて組み
付け工数も削減される。
【0179】つぎの発明による空気調和装置のユニット
据付板では、順送プレス加工の導入で成形時の板取りに
おいて、上部の引掛け用突起が次のユニット据付板のパ
イプ逃げ用切欠きの領域まで入り込むような板取りとを
することができ、材料の無駄が減少するから、材料の歩
留まりがよく、無駄の無い装置が安価にできる。また順
送プレスとすることで、人件費も削減でき、コストの削
減が可能である。
【0180】つぎの発明による空気調和装置のユニット
据付板では、順送プレス加工による連結部のカット処理
部が内側に追い込まれているから、据付時にカット処理
部が手にさわられることがなく、カット処理部を後処理
することなく安全性が確保される。
【0181】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、天板の両端部に加えて中央部でも前面パネル
がユニット本体に固定され、ユニット本体と前面パネル
とがしっかりと嵌合するから、前面パネルの垂れ下がり
がなくなり、外観上も美しく見えるようになる。
【0182】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、係合爪と突起との係合により、天板の両端部
に加えて中央部でも前面パネルがユニット本体に固定さ
れ、ユニット本体と前面パネルとがしっかりと嵌合する
から、前面パネルの垂れ下がりがなくなり、外観上も美
しく見えるようになる。
【0183】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、係合爪の凹部に相手側の係合爪が係合するこ
とにより、天板の両端部に加えて中央部でも前面パネル
がユニット本体に固定され、ユニット本体と前面パネル
とがしっかりと嵌合するから、前面パネルの垂れ下がり
がなくなり、外観上も美しく見えるようになる。
【0184】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、係合爪の突起に相手側に形成された凹部に係
合することにより、天板の両端部に加えて中央部でも前
面パネルがユニット本体に固定され、ユニット本体と前
面パネルとがしっかりと嵌合するから、前面パネルの垂
れ下がりがなくなり、外観上も美しく見えるようにな
る。
【0185】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、プラグが相手側に形成されたソケットに嵌合
することにより、天板の両端部に加えて中央部でも前面
パネルがユニット本体に固定され、ユニット本体と前面
パネルとがしっかりと嵌合するから、前面パネルの垂れ
下がりがなくなり、外観上も美しく見えるようになる。
【0186】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、磁石による磁気的吸着によって天板の両端部
に加えて中央部でも前面パネルがユニット本体に固定さ
れ、ユニット本体と前面パネルとがしっかりと嵌合する
から、前面パネルの垂れ下がりがなくなり、外観上も美
しく見えるようになる。
【0187】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、室内ユニットのランプ表示部品類や受光部品
の保持部が一体成形されるから、部品点数が削減される
と共に部品が安価に製作でき、部品のユニット取付が簡
略化され、基板部品の保護を容易にし、配線および取り
付け作業性の改善ができる効果がある。
【0188】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、室内ユニットのランプ表示部品類及びそれと
一体にできない表示部品や受光部品のそれぞれの保持部
が個別に別体成形され、各保持部がヒンジにより接続さ
れているから、室内ユニットの組み付け性が向上する共
に、各保持部の組み合わせが自由になり、多種少量生産
に対する対応が容易になり、また配線および取り付け作
業性の改善ができる効果がある。
【0189】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、部品点数を増やすことなく保持部が密閉形に
なるから、露垂れ等に対する保護がなされ、内部に取り
付けられる基板類の保護を確実に行うことができ、かつ
安価に製作できる効果がある。
【0190】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、保持部の室内ユニット取り付け時には、前面
パネル内面の形状及び取り付け面の角度に合わせ、ヒン
ジを曲げることにより、各保持部を適切な向きに容易に
設置できる。
【0191】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、ヒンジを曲げることによって各保持部を適切
な向きに設置した状態が係合片の係合によって確実に維
持される。
【0192】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは室温検知部品が表示基板もしくはリモコン受信
用受光基板上に取り付けられたことにより、電線取り回
しがなくなり、また室温検知部品の取り付けが容易にな
り、単品コスト及び取り付け作業費の低減が図られる。
【0193】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、前面ケースの通気孔よりの風がダクト形状部
に案内されて室温検知部品に確実に到達し、室温の検知
が確実に行われる。
【0194】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、蓋が電気部品箱に取り付けられることによ
り、内外接続電線が突起部と電線固定突起部に押さえら
れて確実に抜け止め固定されるから、従来の空気調和機
で使用していた内外接続電線のクランプが不要になり部
品点数が削減され管理も容易になる。また、従来の空気
調和機では内外接続電線の固定と電気部品ケースの固定
の2つの作業が必要だったが、この発明では電気部品ケ
ースの固定と同時に内外接続電線も固定されるため、作
業が容易になる効果がある。
【0195】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、板金カバーが防炎作用を行うから、安全性が
向上する。またスイッチボタンの切欠き部を覆うため、
静電気対策用の基板のカバーが不要になり部品点数が削
減できる。
【0196】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、運転スイッチが電子制御基板に取り付けら
れ、電子制御基板が電気部品箱内に収納される場合に
は、その電気部品箱の蓋に運転スイッチのスイッチボタ
ンが設けられればよいから、従来の空気調和機で使用し
ていたスイッチカバーが不要となって部品点数が削減で
き、スイッチカバーを取付ける作業も省略できる効果が
ある。
【0197】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、電子制御基板に端子台が直付けされ、端子台
と前記電子制御基板との配線が外部リード線を必要とす
ることなく行われるから、端子台と電子制御基板の配線
を容易にする効果がある。
【0198】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、端子台と前記電子制御基板との配線がハンダ
付けによって外部リード線を必要とすることなく行われ
るから、配線スペースを小さくする効果がある。
【0199】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、電子制御基板に取り付けられた端子台が電気
部品箱に固定されると同時に、電子制御基板も電気部品
箱に固定されるから、2部品の一体化によって管理が容
易になり、また電気部品箱への固定を容易にする効果が
ある。
【0200】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、メンテナンス時や清掃時に工具を必要とする
ことなく吸込グリル部材をユニット本体より取り外すこ
とができるから、メンテナンスや清掃の作業性がよくな
り、吸込グリル部材を水洗いすることもできるようにな
る。
【0201】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、軸部をU形軸受部より抜き出すことによって
吸込グリル部材がユニット本体より外れ、軸部をU形軸
受部に入れることにより吸込グリル部材がユニット本体
に再装着されるから、吸込グリル部材の取付、取り外し
をスムーズに行える。
【0202】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、三角形の突起を大きいものにすることがで
き、またその突起に対面する位置には凹凸のない平面部
が形成されているから、繰り返し開閉が行われても突起
の摩損が少なく、開閉力が経時変化することがなく、ス
トッパ無の摩損により吸込グリル部材を開いたままで固
定できなくなると云った問題が生じることがない。
【0203】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、吸込グリル部材の開閉途中では吸込グリル部
材がユニット本体より外れることがなく、吸込グリル部
材が所定角度まで開くことにより吸込グリル部をユニッ
ト本体より外すことが可能になる。
【0204】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、ヒンジアームとU形軸受部との間に軸線方向
の間隙があることにより、ヒンジ部分の成形条件の違い
によるヒンジアーム間のピッチのずれを吸収でき、ヒン
ジ部分の成形条件に多少の違いがあっても吸込グリル部
材の開閉力を一定にできる。これにより吸込グリル部材
の開閉が硬くなる、または吸込グリル部材の取り外しに
おいて取り外しが固い、あるいは吸込グリル部材を開い
ている途中に外れて落下すると云うことはなくなる。
【0205】つぎの発明による空気調和装置の室内ユニ
ットでは、吸込グリル部材が開かれると、突起部が面部
に乗り上げ、吸込グリルが開き状態に維持されるから、
室内ユニットに取り付けられているフィルタの脱着作業
が両手作業で容易に行われ得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による空気調和装置の室内ユニット
の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】 この発明による空気調和装置の室内ユニット
のドレンパン部分の一実施の形態を示す平面図である。
【図3】 この発明による空気調和装置の室内ユニット
のドレンパンの一実施の形態を示す断面図である。
【図4】 この発明による空気調和装置の室内ユニット
の取付状態を示す側面図である。
【図5】 この発明による空気調和装置のユニット据付
板の一実施の形態を示す斜視図である。
【図6】 この発明による空気調和装置のユニット据付
板の一実施の形態を示す正面図である。
【図7】 (a)はこの発明による空気調和装置のユニ
ット据付板を順送プレス加工により製造した場合の打ち
抜き形状を示す正面図、(b)は連結ブリッジ片をカッ
トした状態におけるカット処理部を拡大して示す正面図
である。
【図8】 (a)はこの発明による空気調和装置の室内
ユニットにおけるユニット本体と前面パネルとの嵌合部
分の一実施の形態を示す斜視図、(b)はこの発明によ
る空気調和装置の室内ユニットにおけるユニット本体と
前面パネルとを示す斜視図である。
【図9】 (a)はこの発明による空気調和装置の室内
ユニットにおけるユニット本体と前面パネルとの嵌合部
分の一実施の形態を示すを示す斜視図、(b)はそれの
係合状態を示す断面図である。
【図10】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットにおけるユニット本体と前面パネルとの嵌合
部分の他の実施の形態を示す斜視図、(b)はそれの係
合状態を示す断面図である。
【図11】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットにおけるユニット本体と前面パネルとの嵌合
部分の他の実施の形態を示す斜視図、(b)はそれの係
合状態を示す断面図である。
【図12】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットにおけるユニット本体と前面パネルとの嵌合
部分の他の実施の形態を示す斜視図、(b)はそれの係
合状態を示す断面図である。
【図13】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットにおけるユニット本体と前面パネルとの嵌合
部分の他の実施の形態を示す斜視図、(b)はそれの係
合状態を示す断面図である。
【図14】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トの電装部品取付構造の一実施の形態を示す組立分解斜
視図である。
【図15】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トの電装部品取付構造の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図16】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トの電装部品取付構造を室内ユニットに組み付けた状態
を示す斜視図である。
【図17】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トの電装部品取付構造の他の実施の形態を示す組立分解
斜視図である。
【図18】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トで使用される受光基板の斜視図である。
【図19】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トの受光基板の取付部分を示す斜視図である。
【図20】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トの電気部品箱の取付部分を示す斜視図である。
【図21】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トで使用される電気部品箱を示す斜視図である。
【図22】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットで使用される電気部品箱を示す分解斜視図、
(b)はその要部の拡大斜視図である。
【図23】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トで使用される電気制御基板を示す斜視図である。
【図24】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットで使用される電気部品箱を示す斜視図、
(b)はその要部の拡大斜視図である。
【図25】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットで使用される電気部品箱の蓋と防炎カバーを
示す斜視図、(b)はそれの要部の拡大斜視図である。
【図26】 (a)はこの発明による空気調和装置の室
内ユニットで使用される端子台を示す斜視図、(b)は
それの切り欠き斜視図である。
【図27】 (a)〜(c)は各々この発明による室内
ユニットの端子台で使用される端子片を示す斜視図であ
る。
【図28】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トで使用される端子台の取付状態を示す断面図である。
【図29】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トで使用される端子台付きの電気制御基板を電気部品箱
に取り付る状態を示す斜視図である。
【図30】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トで使用される端子台付きの電気制御基板を電気部品箱
に取り付る状態を示す斜視図である。
【図31】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トの一実施の形態を示す斜視図である。
【図32】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の示す斜視図である。
【図33】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の示す拡大正面図である。
【図34】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の示す拡大側面図である。
【図35】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の解放時の拡大側面図である。
【図36】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の断面図である。
【図37】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ軸部の拡大斜視図である。
【図38】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の他の実施の形態を示す拡大側面図であ
る。
【図39】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の他の実施の形態を示す拡大斜視図であ
る。
【図40】 この発明による空気調和装置の室内ユニッ
トのヒンジ部分の他の実施の形態を示す拡大側面図であ
る。
【図41】 (a)は従来の室内ユニットのドレンパン
部分の平面図、(b)はそれの斜視図である。
【図42】 従来の室内ユニットの据付板を示す斜視図
である。
【図43】 従来の室内ユニットの分解斜視図である。
【図44】 従来の室内ユニットにおけるユニット本体
と前面パネルとの嵌合構造を示す断面図である。
【図45】 従来の室内ユニットの斜視図である。
【図46】 従来の室内ユニットの電装部品取付部分を
示す切り欠き斜視図である。
【図47】 従来の室内ユニットのヒンジ部分を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ユニット本体,2 前面パネル,3 空気吸込グリ
ル, 4 空気吸出口,5 熱交換器,6 送風機,7
左右風向ベーン,8 上下風向ベーン, 9ドレンパ
ン,10 エアフィルタ,36 ドレンホース,37
ドレンホース固定用バンド,39 ドレン逆流防止カバ
ー,41 ドレン排出口,42 挿入ガイド,43 係
合爪,44 接続用部材,45 T字形アーム,46
係合爪,47 係合解除レバー,48 挿入ガイド用
溝,49 ヒンジ,50 据付板,51 突起片,52
切欠き,53 本体下部引掛け部,54 連結残片,
55 連結ブリッジ片,56 壁,58 引掛け部,5
9 切欠き,60 カット処理部,61 ユニット本
体,62 冷媒配管,63 送風口,64 電気部品ユ
ニット,65 天板部,66 嵌合凹部,67 上面,
68 突起部,69天板部,70 裏面,71 係合
爪,72 裏面,73 係合爪,73a 角孔又は凹
部,74 係合爪,75 凹部,76 リブ,76a
球状プラグ,77ソケット,78 リブ,79 磁石又
は金属,80 磁石又は金属,81 後面ケース,82
表示部窓,83 発光部品,84 室温検知用通風
孔,85表示基板,86 保持部材,87 リモコン受
信用受光基板,88 保持部材,89 受光部カバー,
90 電気部品箱,91 室温検知部品,92 保持部
材,93 リブ,94a 固定爪,94b 固定爪,9
5 基板収納箱,95a表示基板保持部,95b 受光
基板保持部品,96 ヒンジ,97 蓋,98蓋,99
蓋固定爪,100 係合片,101 係合片,102
蓋,103電気制御基板,104 内外接続電線,1
05 電線固定突起部,106 端子台,107 突起
部,108 スイッチボタン,109 運転スイッチ,
110端子台箱,111 端子片,112 ばね片,1
13 接続孔,114 ねじ孔,115 ねじボス,1
16 係合孔,117 ヒンジ固定爪, 118 ダク
ト形状部,119 吸込グリル部材,120 ヒンジア
ーム,121 突起,122 平面部,123 案内面
取部,124 扇形部,125 軸部,126平面部,
128 U形軸受部,129 突起部,130 湾曲面
面,131ばね片,132 本体軸受け片部,133
軸受け丸孔,134 支持軸,135 壁片部,136
山形突起,137 山形突起,138 山形突起,1
39板ばね,180 嵌合凹部,181 突起部,20
0 信号電線,201 信号電線,202 信号電線,
203 信号線接続部, 204 リモコン受信用受光
部品,205 発信用発光部品,206 信号線接続部
品,207 ヒンジ,208 ヒンジ,209 蓋,2
10 蓋固定爪,211 蓋固定爪 212筒部,21
3 開口部,214 筒部,230 蓋取付用係合孔,
231 ねじボス部,232 取付爪,233 ねじ
孔,234 ねじ,235 電磁接続部,236 変圧
器,237 板金カバー,238 係合凹部,239
係合爪,240 孔,241 切欠部,242 端子
片,243 端子片,244 ハンダ,245 ねじ
フロントページの続き (72)発明者 大石 雅之 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 佐藤 元重 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小泉 英明 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石川 慎二 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器の下方に配置されるドレンパン
    のドレン排出口に係合爪を有し、当該係合爪とドレンホ
    ースの接続口部材に設けられた係合爪との係合によりド
    レンホースが前記ドレン排出口に固定接続されることを
    特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の室内ユニットのドレン
    パンのドレン排出口に固定接続されるドレンホースであ
    って、ホース先端に設けられた接続口部材に係合爪が設
    けられていることを特徴とするドレンホース。
  3. 【請求項3】 熱交換器の下方に配置されるドレンパン
    にヒンジ接続のドレン逆流防止カバーが一体成形されて
    いることを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  4. 【請求項4】 室内ユニットを壁に据え付けるための空
    気調和装置のユニット据付板において、 ユニット据付板の上部に2カ所の引掛け用突起片を有
    し、前記引掛け用突起片の真下にあたる下部両端位置に
    パイプ逃げ用切欠きを有し、その両端のパイプ逃げ用切
    欠きより内側に下部引掛け部を有していることを特徴と
    する空気調和装置のユニット据付板。
  5. 【請求項5】 順送プレス加工による連結部のカット処
    理部が内側に追い込まれていることを特徴とする請求項
    4に記載空気調和装置のユニット据付板。
  6. 【請求項6】 天板の両端部と中央部の各々に設けられ
    た係合部により前面パネルがユニット本体に固定されて
    いることを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  7. 【請求項7】 中央部の係合部がリブ状の係合爪により
    構成され、前記係合爪が相手側に形成された突起と係合
    することにより前面パネルをユニット本体に固定するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の空気調和装置の室内ユ
    ニット。
  8. 【請求項8】 中央部の係合部が凹部を有するリブ状の
    係合爪に構成され、前記凹部に相手側の係合爪が係合す
    ることにより前面パネルをユニット本体に固定すること
    を特徴とする請求項6に記載の空気調和装置の室内ユニ
    ット。
  9. 【請求項9】 中央部の係合部が突起部を有するリブ状
    の係合爪により構成され、前記突起部が相手側に形成さ
    れた凹部に係合することにより前面パネルをユニット本
    体に固定することを特徴とする請求項6に記載の空気調
    和装置の室内ユニット。
  10. 【請求項10】 中央部の係合部がリブに形成されたプ
    ラグにより構成され、前記プラグが相手側に形成された
    ソケットに嵌合することにより前面パネルをユニット本
    体に固定することを特徴とする請求項6に記載の空気調
    和装置の室内ユニット。
  11. 【請求項11】 中央部の係合部が磁石によるものであ
    ることを特徴とする請求項6に記載の空気調和装置の室
    内ユニット。
  12. 【請求項12】 室内ユニットのランプ表示部品類及び
    それと一体にできない表示部品や受光部品のそれぞれの
    保持部が一体成形され、各保持部がヒンジにより接続さ
    れていることを特徴とする空気調和装置の室内ユニッ
    ト。
  13. 【請求項13】 室内ユニットのランプ表示部品類及び
    それと一体にできない表示部品や受光部品のそれぞれの
    保持部が個別に別体成形され、各保持部がヒンジにより
    接続されていることを特徴とする空気調和装置の室内ユ
    ニット。
  14. 【請求項14】 前記保持部が箱状に形成され、前記保
    持部にヒンジ接続による蓋が開閉可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の空気調
    和装置の室内ユニット。
  15. 【請求項15】 前記保持部のヒンジの曲げ角度を任意
    位置で固定する固定部を有していることを特徴とする請
    求項12〜14の何れかに記載の空気調和装置の室内ユ
    ニット。
  16. 【請求項16】 前記固定部は角度固定時に互いに直交
    するように各保持部より突出形成された係合片であるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の空気調和装置の室内
    ユニット。
  17. 【請求項17】 室温検知部品が室内ユニットに配置さ
    れる表示基板あるいは受光基板に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項16に記載の空気調和装置の室内
    ユニット。
  18. 【請求項18】 前記室温検知部品の前面部に位置する
    前面ケースに通気孔が形成され、前記通気孔より前記室
    温検知部品へ風を導くダクト形状部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項17に記載の空気調和装置の室内
    ユニット。
  19. 【請求項19】 室内ユニットに設けられる電気部品箱
    に突起部が設けられ、電気部品箱の蓋には電線固定突起
    部が設けられ、蓋が電気部品箱に取り付けられることに
    より内外接続電線が前記突起部と前記電線固定突起部に
    押さえられて固定されることを特徴とする空気調和装置
    の室内ユニット。
  20. 【請求項20】 前記蓋が樹脂成形品により構成され、
    前記蓋に防炎用の板金カバーが重ね合わせ装着されてい
    ることを特徴とする請求項19に記載の空気調和装置の
    室内ユニット。
  21. 【請求項21】 室内ユニットに設けられる電子制御基
    板に運転スイッチが直付けされ、前記電気制御基板とス
    イッチ基板とが一体であることを特徴とする空気調和装
    置の室内ユニット。
  22. 【請求項22】 室内ユニットに設けられる電子制御基
    板に端子台が直付けされていることを特徴とする空気調
    和装置の室内ユニット。
  23. 【請求項23】 前記端子台の端子が前記電子制御基板
    にハンダ付けされ、このハンダ付けによって前記端子台
    と前記電子制御基板とが配線されていることを特徴とす
    る請求項22に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  24. 【請求項24】 前記端子台が前記電気部品箱に固定さ
    れていることを特徴とする請求項22または23に記載
    の空気調和装置の室内ユニット。
  25. 【請求項25】 開閉式の吸込グリル部材を有する空気
    調和装置の室内ユニットにおいて、 前記吸込グリル部材が脱着可能なヒンジ構造によりユニ
    ット本体に取り外し可能に設けられていることを特徴と
    する空気調和装置の室内ユニット。
  26. 【請求項26】 前記ヒンジ構造は吸込グリル部材に形
    成されて軸部を有するヒンジアームと、ユニット本体に
    形成されて前記軸部を着脱可能に受け入れるU形軸受部
    とにより構成されていることを特徴とする請求項25記
    載の空気調和装置の室内ユニット。
  27. 【請求項27】 前記ヒンジアームの側面に断面が三角
    形の突起が設けられ、前記突起に対向するユニット本体
    側の位置には面取りをした平面部が形成されていること
    を特徴とする請求項26に記載の空気調和装置の室内ユ
    ニット。
  28. 【請求項28】 前記ヒンジアームが前記軸部を中心と
    した扇形部を有し、ユニット本体側には前記扇形部の円
    弧面に接する面部が形成されていることを特徴とする請
    求項26または27に記載の空気調和装置の室内ユニッ
    ト。
  29. 【請求項29】 吸込グリル部材の両端部に前記ヒンジ
    アームが形成され、前記ヒンジアームと前記U形軸受部
    との間に軸線方向の間隙が設けられていることを特徴と
    する請求項26〜28の何れかに記載の空気調和装置の
    室内ユニット。
  30. 【請求項30】 前記扇形部の円弧面の終端部に前記面
    部と係合可能な突起部が形成されていることを特徴とす
    る請求項28に記載の空気調和装置の室内ユニット。
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