JPH10145913A - 電気機器収納ボックス - Google Patents

電気機器収納ボックス

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Publication number
JPH10145913A
JPH10145913A JP8296698A JP29669896A JPH10145913A JP H10145913 A JPH10145913 A JP H10145913A JP 8296698 A JP8296698 A JP 8296698A JP 29669896 A JP29669896 A JP 29669896A JP H10145913 A JPH10145913 A JP H10145913A
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JP
Japan
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lid
plate portion
side plate
substrate
electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP8296698A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yano
剛 矢野
Hiromitsu Takamoto
博光 高本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気機器への電線接続作業が容易となるととも
に、小型化が図れる電気機器収納ボックスを提供する。 【解決手段】電線導体16を接続する電線接続部20,
21を有する電気機器4を配設する背板部1を有しこの
背板部1の上側に立設された屋根部2を有する基板25
と、電気機器4の前側を塞ぐ蓋部30を有しこの蓋部3
0に連続して背板部1の下側に延出する底板部52を有
して基板25に取着された蓋体26とを備え、蓋体26
に電気機器4の側面を塞ぐ側板部31を設け、かつ電気
機器4の電線接続部20,21が基板25に形成される
屋根部2に対して非対向となる向きに電気機器4を配設
可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力量計や開閉
器等の電気機器を収納する電気機器収納ボックスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気機器収納ボックス
は、外部からの入出力線を接続する電線接続部を有した
電力量計や開閉器等の電気機器を取着する底板と、この
底板の四周から立設する側板とにより一面に開口を有す
る箱体と、この箱体の開口面に取着される蓋体とにより
構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電気機器
収納ボックスは、電線接続部を有する電気機器の周囲が
側板により囲まれているので、入出力線を電線接続部に
接続するときに箱体の側板が邪魔となり、電線接続部に
電線導体を接続しにくいという問題があった。これに対
して、電線接続部に電線導体を接続し易くするために、
箱体の側板と電気機器との間隔を広くすることも考えら
れるが、大型化するという欠点があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、電気機器
への電線接続作業が容易となるとともに、小型化が図れ
る電気機器収納ボックスを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の電気機器収納
ボックスは、外部からの入出力線の電線導体を接続する
電線接続部を有する電気機器を配設する背板部を有しこ
の背板部の上側に立設された上側の側板部を有する基板
と、前記電気機器の前側を塞ぐ蓋部を有しこの蓋部に連
続して前記背板部の下側に延出する下側の側板部を有し
て前記基板に取着された蓋体とを備え、前記基板および
前記蓋体の少なくとも一方に、前記電気機器の側面を塞
ぐ側板部を設け、かつ前記電気機器の前記電線接続部が
前記基板に形成される側板部に対して非対向となる向き
に前記電気機器を配設可能としたことを特徴とするもの
である。
【0006】請求項1の電気機器収納ボックスよれば、
基板の背板部の少なくとも下側が開放され、電気機器の
電線接続部が基板に形成された各側板部と非対向になる
ので、電気機器への電線接続作業が容易となるとともに
小型化が図れる。また基板と蓋体とでボックスが構成さ
れるので、ボックスを構成する部材を少なくできる。さ
らに、基板に上側の側板部を形成しているので、上側の
側板部から蓋体の外表面あるいは背板部の背面に水が流
れることとなり、雨水がボックス内部に浸入しにくくな
る。
【0007】請求項2の電気機器収納ボックスは、請求
項1において、前記電気機器の側面を塞ぐ側板部が前記
蓋体の両側に形成されているものである。請求項2の電
気機器収納ボックスによれば、請求項1の効果のほか、
基板の両側および下側の三方が開放されるので、電線接
続部に対する電線接続作業がさらに容易になる。
【0008】請求項3の電気機器収納ボックスは、請求
項1または請求項2において、前記上側の側板部の下面
に差込み凹部を設け、この差込み凹部に差し込まれる差
込み片を前記蓋体に設けたものである。請求項3の電気
機器収納装ボックスによれば、請求項1または請求項2
の効果のほか、上側の側板部の差込み凹部に蓋体の差込
み片を差し込むので、上側の側板部から蓋体に流れる水
が上側の側板部と蓋体との隙間に浸入しにくくなる。
【0009】請求項4の電気機器収納ボックスは、請求
項3において、前記蓋体の下側の側板部および前記基板
の前記背板部の一方に係止爪を形成し、この係止爪が係
合する係合凹部を前記下側の側板部および前記背板部の
他方に形成したものである。請求項4の電気機器収納ボ
ックスによれば、請求項3の効果のほか、蓋体の差込み
片を基板の上側の側板部の差込み凹部に差し込むととも
に係止爪を係止孔に係合させるだけで蓋体を基板に取着
でき、蓋体の基板に対する取着作業が容易になる。
【0010】請求項5の電気機器収納ボックスは、請求
項4において、前記蓋体の前記下側の側板部を撓める操
作部を前記下側の側板部に有するものである。請求項5
の電気機器収納ボックスによれば、請求項4の効果のほ
か、蓋体を基板から外す作業が容易になる。請求項6の
電気機器収納ボックスは、請求項5において、前記上側
の側板部を前端部の下面および背板部の背面に開口する
中空に形成したものである。
【0011】請求項6の電気機器収納ボックスによれ
ば、請求項5の効果のほか、上側の側板部を通して基板
と蓋体とで構成されるボックス内の通気性を向上するこ
とができ、電気機器の湿気の影響を避けることができ
る。請求項7の電気機器収納ボックスは、請求項6にお
いて、前記蓋体は内方に張出す張出片を有し、この張出
片の下側に位置する落下防止片を前記基板に設けたもの
である。
【0012】請求項7の電気機器収納ボックスによれ
ば、請求項6の効果のほか、前記蓋体を基板から外した
とき張出片が落下防止片に引っ掛かるので蓋体が落下す
るのを防ぐことができる。請求項8の電気機器収納ボッ
クスは、請求項7において、ノックアウト孔を形成した
電線挿通壁を前記下側の側板部の内側で前記基板に設
け、前記ノックアウト孔に整合するノックアウト切欠部
を前記下側の側板部に形成したものである。
【0013】請求項8の電気機器収納ボックスによれ
ば、請求項7の効果のほか、ノックアウト孔を切り取っ
て電気機器の電線接続部に接続される電線導体を挿通す
るとノックアウト孔により電線導体が位置決めされ、ノ
ックアウト切欠部を切り取ってそのまま蓋体を基板に取
着するとノックアウト切欠部に電線導体を挿通させるこ
とができるので、電線導体の挿通作業が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図16により説明する。すなわち、この電気機器収
納ボックスは、基板25と、蓋体26とを有する。基板
25は、外部からの入出力線の電線導体16を接続する
電線接続部20,21を持った電気機器4を配設する背
板部1を有し、電線接続部20,21に接続される電線
導体16を挿通するノックアウト孔12を形成した電線
挿通壁である立上片13を有する。また立上片13に対
向して、背板部1の上側に上側の側板部となる屋根部2
を立設している。まず、背板部1は図3に示すように、
壁面3に取付けられて前面に電気機器4を取付けるプラ
スチック製であり、裏面の周縁に先端が壁面3に当接す
る周壁1aを形成し、背板部1の周辺部に複数の取付孔
9を形成している。
【0015】屋根部2は、背板部1の上側に一体に形成
されて電気機器4の上側を覆っており、背板部1の四周
のうちの上側に平行に立設された屋根板2cおよび立上
片2aと、この立上片2aの下面に連接された垂下片2
bとからなる。また屋根部2の背板部1から前方への突
出量が電気機器4の突出量よりも大きく、しかも屋根部
2の幅が電気機器4の幅よりも広く形成している。この
屋根部2は屋根板2cと立上片2aとで中空に形成さ
れ、前端が下向きに開口し後端が背板部1の背面に壁面
3に向けて開口しており、この開口および中空により背
板部1の裏面側からみて屋根板2cの近傍に形成した凹
部となる貫通孔5を形成するとともに、貫通孔5を挾む
形で屋根板2cと立上片2aを平行に同方向に立設して
いる。貫通孔5は、図3に示すように壁面3に凸所8が
設けられている場合に貫通孔5を嵌合させて背板部1を
位置決めする。また垂下片2bの先端部には落下防止片
47を突設している。また図4および図5に示すように
屋根部2の前端側の開口により、蓋部30の縁部が差し
込まれる差込み凹部を形成する凹溝32を、屋根部2の
前端の下面に周縁に沿って形成し、この凹溝32に蓋体
26の蓋部30および側板部31の上端部を差し込んで
いる。
【0016】電気機器4は、背板部1にねじ10により
直接取付ける電力量計6と、板7を介して背板部1に取
付ける回路遮断器を含む開閉器8とを有する。電線接続
部20は開閉器8の出力側電線接続部であり、電線接続
部21は電力量計6の入力側の電線接続部であり、屋根
部2および側板部31と非対向となる下向きに設けられ
ている。11は板7の孔7aに通して板7を取付けるね
じ、14はねじ11が螺着されるねじ孔を形成する筒
部、17は開閉器8を取付けるねじ、22は板7を支持
する複数の突条である。
【0017】また蓋体26に形成した側板部31の先端
が嵌合する縦溝27を背板部1の両側に形成し、上端が
屋根部2の両側下面に位置し下端27aは開口して縦溝
27を流れる水を落下させる。この縦溝27は、図10
のように断面形状において背板部1の両側を裏面側に折
曲した周壁1aの端部をL字状に外側に曲げた形状をな
すように一体形成されている。
【0018】57(図7)は円形状の凹溝であり、凹溝
57の底部を破ってノックアウト孔12が開口される。
15は背板部1に形成したノックアウト孔であり、壁面
13の対象がたとえば電線を引き出すことができる凹所
を有する場合に適用でき、その背板部1の裏面側の周壁
1a内に電線を被覆する断面略逆U字形のカバー部56
を一体に形成している。
【0019】また立上片13はその周縁の縁部13aの
厚さを内側よりも大きくして剛性を高めている。蓋体2
6は、基板25に取着されて電気機器4の立上片13を
被覆する蓋部30を有し、ノックアウト孔12に整合す
るノックアウト切欠部44を形成した下側の側板部であ
る底板部52を有する。とくに蓋部30が電気機器4の
前面を塞ぎ、この蓋部30に連続して電気機器4の側面
を塞ぐとともに先端が縦溝27に嵌合する側板部31を
有し、蓋部30に連続して電気機器4の底面を塞ぐ底板
部52を有する。蓋部30は電力量計6を見るための窓
部37を有するとともに、後述のように開閉器8を操作
するための操作孔38を有し、操作孔38は開閉自在な
扉39により閉じられている。また蓋部30の上端部の
内方に張出片48を形成している。側板部31は蓋部3
0の両側より同方向に延出し、その先端31aが縦溝2
7に嵌合した状態で外側面が縦溝27の内側面に密接す
る。また蓋部30の張出片48の上側および側板部31
の上端部に段部40を介して差込み片41を形成し、差
込み片41を屋根部2の凹溝32に差し込むようにして
いる。
【0020】底板部52は蓋体26の取着状態で先端が
背板部1の表面に当接する。またノックアウト孔12に
整合する位置にノックアウト孔43およびノックアウト
切欠部44を重なるように形成している。図9はノック
アウト切欠部44を形成した状態であり、蓋体26を開
閉する際にノックアウト切欠部44に電線導体16を容
易に挿通させることができる。
【0021】また底板部52に係止爪33を形成し、こ
の係止爪33が係合する係合凹部34を背板部1に形成
している。底板部30を撓めて係止爪33を係合凹部3
4から外す操作部35を底板部30の係止爪33の近傍
に設けている。蓋体26の上端部の差込み片41を凹溝
32に嵌合し、係止爪33を係合凹部34に係止する
と、蓋体26が基板25に取着されたこととなる。この
とき、蓋部30および側板部31の上端部は屋根部2の
下側に位置し、段部40に屋根部2の先端の凹溝32の
縁部が図5に示すように係合して水の浸入を防いでい
る。なお図4に示すように落下防止片47に蓋体26の
上端部の張出片48が引っ掛かり仮止めでき、蓋体26
の取付けのとき姿勢を仮保持できるとともに、取外しの
際に不用意に外れてしまわないので便利である。
【0022】扉39について、図12ないし図16に示
すように、蓋体26の操作孔38は開閉器8を手動操作
するための孔であり、扉39は蓋体26に取着されて操
作孔38を開閉自在に塞ぐものである。蓋体26は操作
孔38の周囲に周溝60を有するとともに、周溝60の
うちの操作孔38の下側の周溝60aから蓋体26の側
端部に延びる排水溝61を有する。また扉39は周溝6
0のうちの操作孔38の上側の周溝60bに開閉自在に
取付けられ、周溝60のうちの周溝60cに嵌合する側
壁67を扉39の両側に有する。扉39の開閉自在な取
着構造は、扉39の上端部の側部に図14に示すように
回動軸70を設け、回動軸70の付け根の両側に切筋7
1を付けて回動軸70を若干倒れることができるように
形成し、蓋体26の周溝60の側面に形成した軸受け孔
72に回動軸70を弾性変形させて嵌合している。なお
扉39の回動自在な構成は扉39の上端部の側面に軸受
け孔を形成し、周溝60側に軸を設けて扉39の側板の
樹脂弾性を利用して軸受け孔を軸に嵌合してもよい。ま
た蓋体26の操作孔38の孔端38aと周溝60の底面
60eとの間の周溝60の内側面に階段状の凹段部62
を有する。また扉39が操作孔38を閉じた状態で排水
溝61の全体を塞ぐ把手63を扉39に一体に形成し、
扉39を閉じた状態で操作孔38よりも下側に延出した
延出部64を有し、この延出部64が当接する当接部6
5を蓋体26に凹設形成している。扉39を開いた状態
を保持する保持手段66は、扉39および蓋体26に有
するもので、図14に示すように、扉39の上端部75
が摩擦係止する突起74を周溝60bの略中央位置に形
成し、扉39を図16に示すように閉じた状態から、図
14に示すように開くと扉39の上端部75の中央が突
起74に当接しはじめさらに扉39を最大回動位置まで
回動すると上端部75が突起74の傾斜表面を摺動して
上端部75が弾性変形し、突張り状態となって突起74
に摩擦係止し、この摩擦係止により、開状態が保持され
る。扉39を閉じるときは突起74との摩擦抵抗に抗し
て扉39を閉じる方向に回動することにより閉じること
ができる。
【0023】この実施の形態によれば、基板25の背板
部1の少なくとも下側に側板部がなく開放され、電気機
器4の電線接続部20,21が基板25に形成された側
板部である屋根部2と非対向になるので、電気機器4へ
の電線接続作業が容易となるとともに小型化が図れる。
また基板25と蓋体26とでボックスが構成されるの
で、ボックスを構成する部材を少なくできる。さらに、
基板25に屋根部2を形成しているので、屋根部2から
蓋体26の外表面あるいは背板部1の背面に水が流れる
こととなり、雨水がボックス内部に浸入しにくくなる。
【0024】また電気機器4の側面を塞ぐ側板部31が
蓋体26の両側に形成されているため、基板25の両側
および下側の三方が開放されるので、電線接続部20,
21に対する電線接続作業がさらに容易になる。屋根部
2の下面に差込み凹部である凹溝32を設け、この凹溝
32に差し込まれる差込み片41を蓋体26に設けたた
め、屋根部2の凹溝32に蓋体26の差込み片41を差
し込むことにより、屋根部2から蓋体26に流れる水が
屋根部2と蓋体26との隙間に浸入しにくくなる。
【0025】蓋体26の下側の側板部である底板部52
に係止爪33を形成し、この係止爪33が係合する係合
凹部34を背板部1に形成したため、蓋体26の差込み
片41を基板25の屋根部2の凹溝32に差し込むとと
もに係止爪33を係止孔33に係合させるだけで蓋体2
6を基板25に取着でき、蓋体26の基板25に対する
取着作業が容易になる。
【0026】蓋体26の底板部52を撓める操作部35
を底板部52に有するため、蓋体26を基板25から外
す作業が容易になる。屋根部2を前端部の下面および背
板部1の背面に開口する中空に形成したため、屋根部2
を通して基板25と蓋体26とで構成されるボックス内
の通気性を向上することができ、電気機器4の湿気の影
響を避けることができる。
【0027】蓋体26は内方に張出す張出片48を有
し、この張出片48の下側に位置する落下防止片47を
基板25に設けたため、蓋体26を基板25から外した
とき張出片48が落下防止片47に引っ掛かるので蓋体
26が落下するのを防ぐことができる。ノックアウト孔
12を形成した電線挿通壁である立上片13を底板部5
2の内側で基板25に設け、ノックアウト孔12に整合
するノックアウト切欠部44を底板部52に形成したた
め、ノックアウト孔12を切り取って電気機器4の電線
接続部20,21に接続される電線導体16を挿通する
とノックアウト孔12により電線導体16が位置決めさ
れ、ノックアウト切欠部44を切り取ってそのまま蓋体
26を基板25に取着するとノックアウト切欠部44に
電線導体16を挿通させることができるので、電線導体
16の挿通作業が容易になる。
【0028】なお、この発明において、基板25の両側
に側板部31を設けてもよく、基板25および蓋体26
にそれぞれ片方ずつ側板部31を設けてもよい。また係
止爪33を背板部1に設け係合凹部34を蓋体26に設
けてもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1の電気機器収納ボックスよれ
ば、基板の背板部の少なくとも下側が開放され、電気機
器の電線接続部が基板に形成された各側板部と非対向に
なるので、電気機器への電線接続作業が容易となるとと
もに小型化が図れる。また基板と蓋体とでボックスが構
成されるので、ボックスを構成する部材を少なくでき
る。さらに、基板に上側の側板部を形成しているので、
上側の側板部から蓋体の外表面あるいは背板部の背面に
水が流れることとなり、雨水がボックス内部に浸入しに
くくなる。
【0030】請求項2の電気機器収納ボックスによれ
ば、請求項1の効果のほか、基板の両側および下側の三
方が開放されるので、電線接続部に対する電線接続作業
がさらに容易になる。請求項3の電気機器収納装ボック
スによれば、請求項1または請求項2の効果のほか、上
側の側板部の差込み凹部に蓋体の差込み片を差し込むの
で、上側の側板部から蓋体に流れる水が上側の側板部と
蓋体との隙間に浸入しにくくなる。
【0031】請求項4の電気機器収納ボックスによれ
ば、請求項3の効果のほか、蓋体の差込み片を基板の上
側の側板部の差込み凹部に差し込むとともに係止爪を係
止孔に係合させるだけで蓋体を基板に取着でき、蓋体の
基板に対する取着作業が容易になる。請求項5の電気機
器収納ボックスによれば、請求項4の効果のほか、蓋体
を基板から外す作業が容易になる。
【0032】請求項6の電気機器収納ボックスによれ
ば、請求項5の効果のほか、上側の側板部を通して基板
と蓋体とで構成されるボックス内の通気性を向上するこ
とができ、電気機器の湿気の影響を避けることができ
る。請求項7の電気機器収納ボックスによれば、請求項
6の効果のほか、前記蓋体を基板から外したとき張出片
が落下防止片に引っ掛かるので蓋体が落下するのを防ぐ
ことができる。
【0033】請求項8の電気機器収納ボックスによれ
ば、請求項7の効果のほか、ノックアウト孔を切り取っ
て電気機器の電線接続部に接続される電線導体を挿通す
るとノックアウト孔により電線導体が位置決めされ、ノ
ックアウト切欠部を切り取ってそのまま蓋体を基板に取
着するとノックアウト切欠部に電線導体を挿通させるこ
とができるので、電線導体の挿通作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の分解斜視図である。
【図2】蓋体を外した状態の正面図である。
【図3】その部分拡大断面図である。
【図4】蓋体を仮止めした状態の断面図である。
【図5】蓋体を取着した状態の断面図である。
【図6】その部分拡大断面図である。
【図7】背板部の部分断面図である。
【図8】蓋体を外した状態の底面図である。
【図9】蓋体を外した分解底面図である。
【図10】蓋体を取着した状態の横断面図である。
【図11】蓋体の係止の一部を示す部分断面図である。
【図12】全体の外観斜視図である。
【図13】扉を開いた状態の正面図である。
【図14】扉を開いた状態の部分断面図である。
【図15】扉を閉じた状態の部分断面図である。
【図16】電気機器収納箱の右側面図である。
【符号の説明】
1 背板部 2 上側の側板部である屋根部 4 電気機器 5 貫通孔 12 ノックアウト孔 13 電線挿通壁である立上片 16 電線導体 20 電線接続部 21 電線接続部 25 基板 26 蓋体 30 蓋部 31 側板部 32 差込み凹部となる凹溝 33 係止爪 34 係止凹部 35 操作部 41 差込み片 44 ノックアウト切欠部 47 落下防止片 48 張出片 52 下側の側板部である底板部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの入出力線の電線導体を接続す
    る電線接続部を有する電気機器を配設する背板部を有し
    この背板部の上側に立設された上側の側板部を有する基
    板と、前記電気機器の前側を塞ぐ蓋部を有しこの蓋部に
    連続して前記背板部の下側に延出する下側の側板部を有
    して前記基板に取着された蓋体とを備え、前記基板およ
    び前記蓋体の少なくとも一方に、前記電気機器の側面を
    塞ぐ側板部を設け、かつ前記電気機器の前記電線接続部
    が前記基板に形成される側板部に対して非対向となる向
    きに前記電気機器を配設可能としたことを特徴とする電
    気機器収納ボックス。
  2. 【請求項2】 前記電気機器の側面を塞ぐ側板部は前記
    蓋体の両側に形成されている請求項1記載の電気機器収
    納ボックス。
  3. 【請求項3】 前記上側の側板部の下面に差込み凹部を
    設け、この差込み凹部に差し込まれる差込み片を前記蓋
    体に設けた請求項1または請求項2記載の電気機器収納
    ボックス。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の下側の側板部および前記基板
    の前記背板部の一方に係止爪を形成し、この係止爪が係
    合する係合凹部を前記下側の側板部および前記背板部の
    他方に形成した請求項3記載の電気機器収納ボックス。
  5. 【請求項5】 前記蓋体の前記下側の側板部を撓める操
    作部を前記下側の側板部に有する請求項4記載の電気機
    器収納ボックス。
  6. 【請求項6】 前記上側の側板部を前端部の下面および
    背板部の背面に開口する中空に形成した請求項5記載の
    電気機器収納ボックス。
  7. 【請求項7】 前記蓋体は内方に張出す張出片を有し、
    この張出片の下側に位置する落下防止片を前記基板に設
    けた請求項6記載の電気機器収納ボックス。
  8. 【請求項8】 ノックアウト孔を形成した電線挿通壁を
    前記下側の側板部の内側で前記基板に設け、前記ノック
    アウト孔に整合するノックアウト切欠部を前記下側の側
    板部に形成した請求項7記載の電気機器収納ボックス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018186654A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 河村電器産業株式会社 電路遮断装置及び電路遮断装置収納箱

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