JPH0434341Y2 - - Google Patents

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JPH0434341Y2
JPH0434341Y2 JP12386887U JP12386887U JPH0434341Y2 JP H0434341 Y2 JPH0434341 Y2 JP H0434341Y2 JP 12386887 U JP12386887 U JP 12386887U JP 12386887 U JP12386887 U JP 12386887U JP H0434341 Y2 JPH0434341 Y2 JP H0434341Y2
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fan
drain
water
suction port
drain pan
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機に関し、さらに詳しく
は、空気調和機におけるドレンパンの構造に関す
るものである。
(従来の技術) 例えば、第4図図示の如く、遠心式のフアン
2′と、該フアン2′の吸込側に位置する熱交換器
3′と、前記フアン2′の吹出側に位置する結露部
品としての圧縮機4′等の結露部品とをケーシン
グ1′内に配置してなる空気調和機の室外機にお
いては、前記各機器の下方に、結露水等を受ける
ために一体的に構成されたドレンパン6′を配置
することが従来から行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の如き構造とする場合、第5図図示の如
く、ドレンパン6′に貯溜されるドレン水D′の水
面とフアン2′との間の間隔が狭いと、フアン
2′への吸込風W′の動圧変化によりフアン2′の
吸込口13′直下方に位置するドレン水面が波立
ち、水しぶきがフアン2′に吸い込まれ、その結
果、空気吹出口23′からの水滴飛散により周辺
環境を汚すという問題が発生する。また、外気温
度が低くなると、ドレン水D′が凍結し、フアン
2′のハウジング側板17′を伝わつて氷が成長
し、ロータ18′内に達するおそれも生じる(第
4図参照)。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
ドレンパンにおけるフアンの吸込口直下方位置に
ドレン水の貯溜されない部位を形成することによ
り、フアンへの水滴の吸込および氷のロータ内へ
の成長を防止し得るようにすることを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、図面に示すように、遠心式のフアン2
と、該フアン2の吸込側に位置する熱交換器3
と、前記フアン2の吹出側に位置する圧縮機4等
の結露部品とをケーシング1内に配置し且つ前記
各機器の下方にドレンパン6を配置してなる空気
調和機において、該ドレンパン6における前記フ
アン2の吸込口13直下近傍に、ドレン水Dの水
位より高い隆起部11を形成している。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、フアン2の吸込口13直下近傍のドレン
パン6に、ドレン水Dの水位より高い隆起部11
が形成されているため、フアン2の吸込口13直
下近傍はドレン水Dの溜らない部分となり、ドレ
ン水Dの波立ちあるいは氷の成長等が起きること
はなくなるのである。
(実施例) 以下、添付の第1図ないし第3図を参照して本
考案の好適な実施例を説明する。
本実施例においては、空気調和機の室外機を例
として説明する。
この室外機は、遠心式のフアン2と、該フアン
2の吸込側(換言すれば、1次側)に位置する熱
交換器3と、前記フアン2の吹出側(換言すれ
ば、2次側)に位置する圧縮機4およびアキユム
レータ5とをケーシング1内に配置して構成され
ており、前記各機器の下方には、ドレン水を受け
るためのドレンパン6が配置されている。本実施
例においては、圧縮機4およびアキユムレータ5
が実用新案登録請求の範囲における結露部品とな
つている。符号7はフアン2の吸込側と吹出側と
を仕切るとともに、フアン2を固定する固定板と
しても作用する仕切板である。
前記ドレンパン6は、前記フアン2の吸込側に
位置し且つドレン排出口8を有する吸込側ドレン
受部9と、前記フアン2の吹出側における結露部
品である圧縮機4およびアキユムレータ5の下方
に位置する吹出側ドレン受部10,10と、該吹
出側ドレン受部10,10と前記吸込側ドレン受
部9との連続部位に形成された隆起部11と、該
隆起部11に前記吸込側ドレン受部9と吹出側ド
レン受部10,10とを連通せしめるべく形成さ
れた狭隘な連通路12,12とによつて構成され
ている。前記隆起部11は、フアン2の下方部位
全域に亘つて形成されており、ドレン水Dの水位
より高くされており、ドレン水Dが貯溜されない
部分とされている。ドレンパン6に、上記の如き
構成の隆起部11を形成した理由は、フアン2の
吸込口13の直下方部位にドレン水Dが存在する
場合に生ずる水面の波立ちに起因するフアン2へ
の水滴吸込を防止し、あるいはドレン水凍結の場
合におけるフアン2の吸込口13への氷の成長を
防止せんとするためである。従つて、前記隆起部
11は、本実施例のようにフアン2の下方部位全
域に亘つて形成する必要はなく、フアン2の吸込
口13の直下方部位のみに形成するようにしても
よいことは勿論である。
前記連通路12,12は、その上部開口をシー
ル材14で被覆することによりトンネル状とされ
ている。また、前記各連通路11には、スポンジ
等の吸水性部材15が部分的に配設されており、
該吸水性部材15には、オーバーフロー用の微少
通路16が形成されている。
図面中、符号16はフアンハウジング、18は
フアンロータ、19はフアンモータ、20はフア
ンモータ19の固定具、21はスイツチボツク
ス、22は空気吸込口、23は空気吹出口であ
る。
ついで、図示の室外機の作用を説明する。
この室外機においては、フアン2の駆動により
ケーシング1の空気吸込口20から吸い込まれた
空気Wが、熱交換器3で加熱(冷房時)あるいは
冷却(暖房時)された後、ケーシング1の空気吹
出口21から吹き出されるが、暖房時に蒸発器と
して作用する熱交換器3、圧縮機4およびアキユ
ムレータ5に結露したドレン水がドレンパン6に
貯溜されることとなる。そして、ドレンパン6の
吹出側ドレン受部10,10に貯溜されたドレン
水Dは、トンネル状の連通路12,12に設けら
れた吸水性部材15に吸水されつつ吸込側ドレン
受部9側へ流出せしめられる。なお、吹出側ドレ
ン受部10,10におけるドレン水Dの水位が高
くなるとオーバーフロー用の微少通路16を介し
て吸込側ドレン受部9へ流出せしめられる。吸込
側ドレン受部9側に貯溜されたドレン水Dは、ド
レン排出口8からホース(図示省略)等を介して
外部へ排出せしめられる。
しかして、本実施例の如く、ドレンパン6にお
けるフアン2の下方部位全域に亘つてドレン水D
の水位より高い隆起部11を形成したことによ
り、フアン2の吸込口13直下方にドレン水Dが
貯溜されない部分が形成されることとなり、フア
ン2の吸込口13の直下方部位にドレン水Dが存
在する場合に生ずる水面の波立ちに起因するフア
ン2への水滴吸込を防止し、あるいはドレン水凍
結の場合におけるフアン2の吸込口13への氷の
成長が防止されるのである。
本考案は、上記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、遠心式のフアン
2と、該フアン2の吸込側に位置する熱交換器3
と、前記フアン2の吹出側に位置する圧縮機4等
の結露部品とをケーシング1内に配置し且つ前記
各機器の下方にドレンパン6を配置してなる空気
調和機において、該ドレンパン6における前記フ
アン2の吸込口13直下近傍に、ドレン水Dの水
位より高い隆起部11を形成したので、フアン2
の吸込口13直下近傍はドレン水Dの溜らない部
分となり、ドレン水Dの波立ちによる水滴飛散あ
るいは氷の成長等が起きることがなくなるという
実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機の
縦断面図、第2図は第1図図示の−断面図、
第3図は第1図図示の空気調和機におけるドレン
パンの平面図、第4図は従来の空気調和機の縦断
面図、第5図は第4図の−断面図である。 1……ケーシング、2……フアン、3……熱交
換器、4……圧縮機、5……アキユムレータ、6
……ドレンパン、11……隆起部、13……吸込
口、D……ドレン水。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遠心式のフアン2と、該フアン2の吸込側に位
    置する熱交換器3と、前記フアン2の吹出側に位
    置する圧縮機4等の結露部品とをケーシング1内
    に配置し且つ前記各機器の下方にドレンパン6を
    配置してなる空気調和機において、該ドレンパン
    6には、前記フアン2の吸込口13直下近傍にド
    レン水Dの水位より高い隆起部11を形成したこ
    とを特徴とする空気調和機。
JP12386887U 1987-08-12 1987-08-12 Expired JPH0434341Y2 (ja)

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JP12386887U JPH0434341Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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JP12386887U JPH0434341Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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Publication Number Publication Date
JPS6428729U JPS6428729U (ja) 1989-02-20
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JPS6428729U (ja) 1989-02-20

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