JP2505606Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2505606Y2
JP2505606Y2 JP1990105230U JP10523090U JP2505606Y2 JP 2505606 Y2 JP2505606 Y2 JP 2505606Y2 JP 1990105230 U JP1990105230 U JP 1990105230U JP 10523090 U JP10523090 U JP 10523090U JP 2505606 Y2 JP2505606 Y2 JP 2505606Y2
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JP
Japan
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drain
evaporator
ventilation passage
receiver
reservoir
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Application number
JP1990105230U
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English (en)
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JPH0464081U (ja
Inventor
啓太郎 速水
秀人 柴田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷凍装置に係わり、特にエバポレータに付着
したドレンの通風路内への同伴を防止するドレン受けの
改良に関する。
〔従来の技術〕 第3図は従来の冷凍装置の側断面図であり、冷凍装置
の本体1は仕切板2によりコンデンシングユニット3と
クーリングユニット4に区画されている。コンデンシン
グユニット3内には外気を吸引するためのコンデンサフ
ァン5、このコンデンサファン5によって付勢された空
気と熱交換することによって冷媒を液化するためのコン
デンサ6、及び冷媒を圧縮するコンプレッサ7が配設さ
れている。
またクーリングユニット4内には図示しない被冷却空
間内の空気を吸引するエバポレータファン8、及びこの
エバポレータファン8から付勢された空気を冷却するエ
バポレータ9が配設され、該エバポレータ9の下方にド
レンパン10と通風路11が設けられている。
さらにエバポレータ9の下部には通風路11側に位置す
る端部からドレンパン10に向かって下方に傾斜した誘導
板12が取付けられており、エバポレータ9に付着したド
レンの一部がこの誘導板12に沿って流下し次いでドレン
パン10内に導かれるようになっている。
なお図中の13はエバポレータ9で生じた霜を融解する
ための電気ヒータである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の冷凍装置には解決すべき次の課題があっ
た。
即ち、従来の冷凍装置にあっては、エバポレータ9に
霜が付着した場合、コンプレッサ7、コンデンサファン
5、エバポレータファン8を停止し、電気ヒータ13に通
電して加熱するデフロスト運転を行うことによって霜を
融解除去するが、このデフロスト運転を終了した後、通
常運転に切換えた際、エバポレータ9や誘導板12に残溜
しているドレンがエバポレータファン8によって付勢さ
れた空気流により飛散されて通風路11内へ同伴されると
いう問題点があった。
これに対して誘導板12をドレンパン10の方向に長尺に
突出させることによって通風路11内へのドレンの同伴を
防止することはできるが、通風抵抗の増大を招く不具合
が生ずる。
本考案は上記事情に鑑み、通風抵抗の上昇をもたらす
ことなく、通風路内へのドレンの同伴を防止した冷凍装
置の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題の解決手段として、クーリングユニ
ット内に配設されたエバポレータの下方にドレンパン及
び通風路が設けられてなる冷凍装置において、上記エバ
ポレータの下面端部から上記ドレンパンに向かって下方
に傾斜されるとともにその投影平面が上記通風路の上部
開口面を被うドレン受けと、該ドレン受けの下端部に設
けられたドレンの貯溜部と、該貯溜部の底部に設けられ
たドレンを排出する排水路とを具備してなることを特徴
とする冷凍装置を提供しようとするものである。
〔作用〕
本考案は上記構成を具えていることにより次の作用を
有する。
即ち、冷凍装置のデフロスト運転が終了して通常運転
に切換えられた際、エバポレータに付着残溜しているド
レンは直接ドレンパン内に落下される他、ドレン受けに
落下してこのドレン受けに付着残溜しているドレンと共
に流下して貯溜部に貯溜された後、排水路を経てドレン
パン内等へ排出される。
その際、ドレン受けの大きさはその投影平面が通風路
の上部開口面を被う大きさなので、エバポレータから滴
下したドレンが通風路内に入ることがない。
従ってすべてのドレンは通風路内に入ることなく排出
される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明
する。第1図は本実施例に係るクーリングユニットの要
部側断面図、第2図は本実施例に係るドレン受けの斜視
図を示し、従来例の第3図と同一部材には同一符号を付
し、必要な場合以外は説明を省略する。両図において15
はドレ受けで、通風路11側に位置するエバポレータ9の
下面端部からドレンパン10に向かって下方に傾斜して取
付けられており、このドレン受け15の投影平面が通風路
11の開口面11aを被覆して通風路11がかくされるように
構成されている。ドレン受け15の下端部には樋状に形成
されたドレンの貯溜部16が設けられており、本実施例で
は第2図に示すように中央部から左右両側へ各々勾配を
有するように貯溜部16が形成されている。
また貯溜部16の左右両側の低位箇所にある底面には水
抜口17が各々穿設されており、この水抜口17にホース18
が接続されてその下端はドレンパン10内に導かれてい
る。ここにホース18は直接コンデンシングユニット3側
へ導くようにしてもよい。その他の図示以外の構成は第
3図と同様である。
而してドレン受け15はエバポレータ9の下面端部から
下方に傾斜して取付けられているためエバポレータ9の
下部近傍における空気の流路は確保されている。
またデフロスト運転が終了した後、通常運転に切換ら
れた際、図示しないエバポレータファン8で付勢された
空気流によりエバポレータ9に残溜しているドレンは、
その大部分が直接ドレンパン10内に落下される他、一部
のドレンは通風路11をかくすドレン受け15に落下しこの
ドレン受け15に残溜しているドレンと共に傾斜面を沿っ
て流れて貯溜部16に貯溜され、次いでホース18を経てド
レンパン10内に排出される。
従って、エバポレータ9及びドレン受け15に残溜して
いるドレンはドレン受け15の貯溜部16及びドレンパン10
に集められるので、空気流中に飛散されて通風路11内へ
同伴されることがない。
なお貯溜部16は上記実施例では中央部から左右に傾斜
させたが一方向に傾斜させた構成としてもよくその場
合、水抜口17は1箇所となる。
以上の通り、本実施例によればエバポレータ9及びド
レン受け15に残留していたドレンは通風路11に入り込む
ことなくすべてのドレンパン10及びホース18を経て排出
されるので通風路11内へドレンが混入する不具合が解消
するという利点がある。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
即ち、本考案によれば、エバポレータに付着残溜して
いるドレンは、直接ドレンパン内へ落下される他、ドレ
ン受けに落下してこのドレン受けに付着しているドレン
と共に貯溜部に貯溜された後排水路を経てドレンパン内
等へ排出されるので、ドレンが空気流中に飛散されて通
風路内へ同伴されるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る冷凍装置の要部の側断
面図、第2図は上記実施例に係るドレン受けの斜視図、
第3図は従来の冷凍装置を示す側断面図である。 1…本体,4…クーリングユニット,9…エバポレータ,10
…ドレンパン,11…通風路,15…ドレン受け,16…貯溜部,
17…水抜口,18…ホース(排水路)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クーリングユニット内に配設されたエバポ
    レータの下方にドレンパン及び通風路が設けられてなる
    冷凍装置において、上記エバポレータの下面端部から上
    記ドレンパンに向かって下方に傾斜されるとともにその
    投影平面が上記通風路の上部開口面を被うドレン受け
    と、該ドレン受けの下端部に設けられたドレンの貯溜部
    と、該貯溜部の底部に設けられたドレンを排出する排水
    路とを具備してなることを特徴とする冷凍装置。
JP1990105230U 1990-10-08 1990-10-08 冷凍装置 Expired - Lifetime JP2505606Y2 (ja)

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JPH0464081U JPH0464081U (ja) 1992-06-01
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JP7421309B2 (ja) * 2019-11-08 2024-01-24 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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