JPS6110108Y2 - - Google Patents

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JPS6110108Y2
JPS6110108Y2 JP13070379U JP13070379U JPS6110108Y2 JP S6110108 Y2 JPS6110108 Y2 JP S6110108Y2 JP 13070379 U JP13070379 U JP 13070379U JP 13070379 U JP13070379 U JP 13070379U JP S6110108 Y2 JPS6110108 Y2 JP S6110108Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
dew
end plate
air
outer box
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JP13070379U
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JPS5647421U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は同時吸排を行う送風装置とその送風装
置による吸排気間の熱交換を行う熱交換器を有す
るる空調換気装置に関する。
この種換気装置の熱交換室は冬期に冷たい外気
が吸入されることにより該熱交換室を形成すべく
外箱内に設けられた端板が低温度となり、該端板
に室内側の暖かい空気が触れると結露を生ずる。
このために、従来は端板の外面に断熱材を貼着し
て結露の発生を防止しているが、別部品の断熱材
を貼着するから、その分コストが高くなる欠点が
ある。また、熱交換器として吸湿性を有しないプ
ラスチツク製のものを使用すると該熱交換器に付
着した結露水が熱交換室の底部に滴下するから、
結露水を受ける露受皿を熱交換室の底部に設置す
ることが、特願昭46−43502号公報に開示されて
いるが、端板の固定について上記公報には全く開
示がなされていない。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、熱交換室の底部にプラスチツク
の一体成形によつて周囲部に周壁部を有する露受
皿を設け、この露受皿の上面に周壁部に対し夫々
所定の間隔を存するように対向して突設されたプ
ラスチツクの一体成形によりなるガイドリブと該
周壁部との間に端板受溝を設けて、この端板受溝
に外箱内に熱交換室を形成すべく所定の間隔を存
して配置される2個の端板の下端を夫々挿入する
構成とすることによつて、端板に断熱材を貼着す
ることを不要にできてコストを低減し得るととも
に、熱交換器に付着して滴下する結露水及び端板
に付着して滴下する結露水を全て露受皿で受ける
ことができ、加えて、端板の下端の固定を端板受
溝でできるから、別途に固定具を設けることが不
要で、総じて組立が簡単にできる空調換気装置を
提供するにある。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。1は背面板2と、この背面板2に
着脱可能に収着される前ケース3とからなる外
箱、4,5は外箱1内の左端部及び中央部に背面
板2から前方に向けて延設された左端板及び右端
板であり、これら左,右端板4,5により囲まれ
た領域を熱交換室6とし、外箱1内の右端板5よ
りも右側の領域を送風機室7としている。8及び
9はこの送風機室7内に配設された周知のシロツ
コフアンにより構成された送風装置たる吸気フア
ン及び排気フアンで、これは例えば1個の両軸モ
ータによつて同時に回転駆動されるようになつて
おり、吸気フアン8のケーシング外表面に結露防
止用の断熱材10が貼着されている。さて、11
は熱交換室6の底部に設けられた例えばプラスチ
ツク製の露受皿で、これは底壁部11aの周縁部
に周壁部11bを一体成形していて、その底壁部
11aが前ケース3の底面部3aに対して所定の
距離を存して対向し且つ背面板2方向に下降傾斜
されており、底壁部11aと底面部3aとの間の
空間を断熱空間12としている。13a,13b
は周壁部11bと所定の間隔を存して対向するよ
うに底壁部11aの左右上面部に前後方向に指向
するようにプラスチツクの一体成形により突設さ
れたガイドリブで、これらと周壁部11bとの間
の端板受溝13,13に左端板4及び右端板5の
下端部が夫々挿入されており、これらガイドリブ
13a,13bの各後端部は背面板2に沿つて位
置する周壁部11bから所定の間隔を存して流水
部13c,13cを形成している。14は底壁部
11aの中央部上面に左右方向に指向するように
突設された仕切リブで、これの両端部はガイドリ
ブ13a,13bとの間に所定の隙間を存して流
水部14a,14aを形成しており、この仕切リ
ブ14の室内側の面に沿わせて弾力性を有するシ
ール部材15が底壁部11aの上面に貼着されて
いる。16は露受皿11から後方に向けて突設し
た流出部で、これは背面板2に設けた排気口2a
から若干後方に突出されていて、これの後端部が
排気口体17に連結した排気管18内に臨むよう
になつている。尚、14bは仕切リブ14と対向
するように底板部11aの下面中央に突設した補
強リブである。19は左右端板4,5間に挟持す
る如くして配設された直交形の例えばプラスチツ
ク製の熱交換器で、これの一つの隅角部をシール
部材15に当接させ、残りの3つの隅角部を前ケ
ース3及び背面板2に夫々貼着されたシール部材
20,21,22に夫々当接させており、この熱
交換器19の周囲に4つの室23乃至26を形成
している。27は室24と対向させて前ケース3
に設けた室内吐出口、28は室23の内面に貼着
した断熱材、29は背面板2の後面に貼着した断
熱材である。
次に以上のように構成した本実施例の作用につ
き説明する。吸気フアン8及び排気フアン9を運
転すると、図示しない吸気管を介して吸気フアン
8によつて外気が吸入され、これが室23から実
線矢印30で示すように熱交換器19内及び室2
4を介して室内吐出口27から室内に送風され
る。また、排気フアン9によつて吸入された室内
空気は室25から破線矢印31で示すように熱交
換器19内及び室26並びに排気管18を介して
室外に排出される。そして、実線矢印30で示す
吸気風と破線矢印31で示す排気風とが熱交換器
19内にて熱交換される。
ところが、外気温度の低い冬期には室23に低
温度の外気が吸入されて左右端板4,5を低温度
にするから、これら左右端板4,5に室内空気が
触れて結露を生じ、熱交換器19内においても実
線矢印30で示す低温の外気によつて破線矢印3
1で示す室内空気が冷されることによつて該室内
空気即ち、排気風中の湿気が熱交換器19内で結
露する。而して、このようにして左右端板4,5
及び熱交換器19にて結露した結露水は、左右端
板4,5に沿つて流下して端板溝部13d,13
dによつて受けられ且つ熱交換器19から直接滴
下してガイドリブ13d,13dで囲まれた露受
皿11の中央部で受けられ、流水部13c,13
c及び流水部14aを介して底壁部11a上を後
方に流れ、流出部16から矢印32で示すように
排気管18を介して室外に流出される。尚、左右
端板4,5或いは熱交換器19に付着する結露は
夏季において室内が冷房によつて室外より温度が
低い場合にも生じ、この場合に対しても端板受溝
13,13及び露受皿11の中央部により結露水
が受けられて矢印32で示すように室外に排出さ
れる。
また、室内外の温度条件によつて室26と室内
との間で温度差を生ずるが、露受皿11によつて
これの底面部11aと前ケース3の底面部3aと
の間に断熱空間12を形成したから、室26と室
内との間の熱の漏洩が防止され、前ケース3の底
面部3aに結露を生ずることも有効に防止でき
る。
そして熱交換器19は露受皿11上面に設けた
シール部材15に当接せしめて吸気側と排気側と
を仕切る構成であることから構成簡単で縦方向に
コンパクト化が図れる。
本考案は以上の説明から明らかなように、熱交
換室底部にプラスチツクの一体成形によつて周囲
部に周壁部を有する露受皿を設け、この露受皿の
上面に周壁部に対して夫々所定の間隔を存するよ
うに対向して突設されたプラスチツクの一体成形
によりなるガイドリブと該周壁部との間に端板受
溝を設けて、この端板受溝に外箱内に熱交換室を
形成すべく所定の間隔を存して配置される2個の
端板の下端を夫々挿入する構成としたから、端板
に断熱材を貼着することを不要にできてコストを
低減し得るとともに、熱交換器に付着して滴下す
る結露水及び端板に付着して滴下する結露水を全
て露受皿で受けることができ、加えて、端板の下
端の固定を端板受溝でできるから、別途に固定具
を設けることが不要で、総じて組立が簡単にでき
る空調換気装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は主要部の斜視図、第2図は縦断面図、第3
図は露受皿単体の拡大斜視図である。 図面中、1は外箱、4は左端板、5は右端板、
6は熱交換室、8及び9は吸気フアン及び排気フ
アン(送風装置)、11は露受皿、11bは周壁
部、13は端板受溝、13a,13bはガイドリ
ブ、15はシール部材、19は熱交換器である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外箱内に同時吸排を行うための送風装置及び
    吸排気間の熱交換を行う熱交換器を備えたもの
    において、前記外箱内に所定の間隔を存して配
    置された2個の端板により仕切つて形成され前
    記熱交換器を内設してなる熱交換室と、この熱
    交換室の底部にプラスチツクの一体成形によつ
    て形成され周囲部に周壁部を有する浅底な容器
    状をなす露受皿と、この露受皿の上面に一方の
    対向する周壁部に対して夫々所定の間隔を存す
    るように対向して突設されたプラスチツクの一
    体成形よりなる2個のガイドリブと前記周壁部
    との間に形成され前記各端板の下端が夫々挿入
    される端板受溝と、前記露受皿の上面に設けら
    れ前記熱交換器の吸気側と排気側とを仕切るシ
    ール部材とを具備してなり、前記熱交換器に付
    着して滴下する結露水を前記2個のガイドリブ
    間において前記露受皿で受け、前記端板に付着
    して滴下する結露水を前記端板受溝により受け
    ることを特徴とする空調換気装置。 2 蒸発皿はそれの下面と外箱の底面間に断熱空
    間を有することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の空調換気装置。
JP13070379U 1979-09-19 1979-09-19 Expired JPS6110108Y2 (ja)

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JP13070379U JPS6110108Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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JP13070379U JPS6110108Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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JPS5647421U JPS5647421U (ja) 1981-04-27
JPS6110108Y2 true JPS6110108Y2 (ja) 1986-04-01

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JP13070379U Expired JPS6110108Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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JPH0665936B2 (ja) * 1986-01-27 1994-08-24 松下精工株式会社 空調換気扇
JP2006242514A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Max Co Ltd 熱交換型換気装置
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JP7436894B1 (ja) * 2022-08-12 2024-02-22 ダイキン工業株式会社 換気装置

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