JPS621850B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS621850B2
JPS621850B2 JP58097673A JP9767383A JPS621850B2 JP S621850 B2 JPS621850 B2 JP S621850B2 JP 58097673 A JP58097673 A JP 58097673A JP 9767383 A JP9767383 A JP 9767383A JP S621850 B2 JPS621850 B2 JP S621850B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outside air
evaporator
case
cooling
condensed water
Prior art date
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Expired
Application number
JP58097673A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS601023A (ja
Inventor
Hiroo Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP58097673A priority Critical patent/JPS601023A/ja
Publication of JPS601023A publication Critical patent/JPS601023A/ja
Publication of JPS621850B2 publication Critical patent/JPS621850B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3233Cooling devices characterised by condensed liquid drainage means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両用冷房装置に関するものである。
冷房装置においては、送風フアンにより室内空
気が蒸発器を通過する間に冷却され、その冷却に
より空気中の水分が凝縮分離して蒸発器に附着す
る。この蒸発器に附着した凝縮水の水滴が流通空
気流に乗つて室内に冷風に混じつて吹き出すこと
がないよう蒸発器をダクトを兼ねた蒸発器ケース
内に傾斜させて設置し、該傾斜により蒸発器に附
着した水滴が空気流通方向に対し下流側に流下し
易いようにすると共に、該ケースの蒸発器より下
流側の底面部に流下した水滴が溜まる水溜めを形
成し、該水溜めに溜つた凝縮水を該水溜めに設け
たドレーン孔より外部に排出するようにしている
のが普通である(例えば実公昭51−54360号公報
参照)。
バス用冷房装置としては第1図に示すようにケ
ース1内に蒸発器2を装着すると共に該ケース1
の空気出口1b部の外側に送風フアン3を設けた
クーリングユニツトAを車体の床下に取付け、送
風フアン3の回転により吸込口1aから車室内空
気を吸い込み、該空気が蒸発器2内を通過する間
に冷却されて冷風となり図示しない冷風吹出ダク
トより車室内に吹き出すようにした所謂床下搭載
式冷房装置が一般に用いられているが、このよう
な床下搭載式冷房装置においても従来は上記した
ようにケース1内に蒸発器2を下流側に傾斜させ
て設置すると共に、ケース1の蒸発器2より下流
側の底面部に凝縮水がたまる水溜り4及びドレー
ン孔5が設けられているのが普通である。
又従来装置では蒸発器2より上流側即ち第1図
に示すようにケース1の蒸発器2より上流側の側
面部に外気と連通する外気導入口6を設け、冷房
状態において換気が必要なときフアン7を回転さ
せて、車体外板8に設けたルーバ9より外気導入
口6を通つて外気をケース1内に導入し吸込口1
aから吸入した車室内空気と混合して蒸発器2を
通過し車室内に吹き出すようにしている。
上記のような従来装置においては、蒸発器2よ
り下流側に水溜り4が設けられているので、該水
溜り4部には送風フアン3の大なる負圧が作用
し、水溜り4内にたまつた凝縮水はある程度の水
位となつてその水圧がフアン3の負圧に打勝つよ
うになつてはじめてドレーン孔5から排出される
ことになり、従つて凝縮水の水位は比較的高く、
そのすぐ下流側の送風フアン3に凝縮水の一部が
吸い込まれてフアン及びその後流側の部品を濡ら
し錆が発生し易くなると言う不具合がある。
又水溜りに凝縮水が少ないときや無いときはド
レーン孔5から高温の外気が蒸発器2の下流側に
吸い込まれるので、吹出冷風の温度が上昇し冷房
効果の低下をまねくと言う不具合もある。
更に又換気時高温の外気が外気導入口6からケ
ース1内に導入されるので熱負荷が増大し、車室
内温度が上昇してしまうと言う問題もある。
本発明は上記のような従来の諸問題をすべて解
消することを目的とするもので、以下本発明を第
2図乃至第7図の実施例につき説明する。
第2,3図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、クーリングユニツトAのケース底面を、蒸発
器2より上流側が下流側より低くなるよう傾斜さ
せると共に、該ケース1の蒸発器2より上流側の
底面部に、凝縮水がたまる水溜り4を設けてい
る。
そして該水溜り4内に凝縮水が図示のように常
に所定の水位にたまつた状態に保持されるようド
レーン孔5を水溜り4の側壁部に設けると共に、
一端部10aが外気に連通し他端部10bが水溜
り4内の凝縮水の水面より所定高さ突出して蒸発
器2の上流側前面に開口しその間は水溜り4内に
たまつた凝縮水中に位置する外気導入管10を第
3図に示すように多数並列に設け、該外気導入管
10の一端部10aより吸入された高温の外気が
冷たい凝縮水にて冷却されて他端部10bより蒸
発器2の前面に導入されるよう構成したものであ
る。
11はケース1の外側面に設けた点検用開閉蓋
である。
上記の構成において、冷房時、蒸発器2の主と
して下流側より流下した凝縮水はケース1底面の
傾斜1′によつて蒸発器2より上流側に流れ、該
上流側の底面部に設けた水溜り4内に流入し、所
定の水位に達するとドレーン孔5より外部に流出
する。
この場合、送風フアン3の回転による蒸発器2
より上流側の吸入負圧は下流側の約1/8〜1/10程
度であり、水溜り4が送風フアン3から離れてい
ることと相俟つて凝縮水が送風フアン3に吸い込
まれ該フアン3やその下流側の部品等を濡らすよ
うな不具合は生じることがなく、これら部品の耐
久性の著しい向上をはかり得ると共に、凝縮水の
ドレーン孔5よりの排出も容易に行われ、水溜り
4内の凝縮水の水位もほぼ設定値通りに保持され
る。
又外気導入管10より外気がケース1内に吸入
されるが、高温の外気は外気導入管10を通過す
る間に冷たい凝縮水にて冷却された後蒸発器2で
吸入室内空気と共に冷却され車室内に吹き出すの
で、熱負荷の増大はほとんどなく、第2図示のよ
うに冷房時には常時換気が行われるようにしてお
いても充分な冷房効果を得ることができる。
水溜り4内の凝縮水は、外気導入管10内の高
温の外気の熱を奪い温度が上ると水面上に上昇し
てドレーン孔5より外部に流出し、蒸発器2より
流下した冷たい凝縮水が水溜り4内にどんどん入
つて来るので、外気導入管10より吸入される外
気の冷却は極めて的確に、且つ効果的に行われ
る。
尚第4図に示すように外気導入管10の開閉及
び流量を制御する制御弁12を設け、運転席部か
ら上記制御弁12を作動させて外気導入量の調節
及び外気導入の閉止を行うようにしても良い。
第5図乃至第7図は本発明の第2の実施例を示
すもので、この例ではケース1の蒸発器2より上
流側の底面部に凝縮水がたまる水溜り4を設ける
ことは第2〜4図の実施例と同じであるが、ドレ
ーン孔5を水溜り4の底面部に多数設け、該多数
のドレーン孔5の下部に多数の外気導入管10を
配設し、ドレーン孔5より滴下した凝縮水が各外
気導入管10に当つてこれを濡らし、この外気導
入管10を濡らした凝縮水が蒸発する際の潜熱に
よつて外気導入管10を通つて蒸発器2の上流側
に流入する高温の外気を冷却するようにしたもの
である。
この例においても冷房時常に外気導入管10よ
り外気が吸入されて換気が行われるようにしても
良いし、第5図に示すように外気導入量の調節及
び外気導入の閉止を行う制御弁12を設けても良
いことは上記第2〜4図の実施例のものと同じで
ある。
ドレーン孔5はスリツト状に構成しても良い。
又第7図に示すように外気導入管10の外表面を
吸水性ある布等の吸水部材13にて覆い、ドレー
ン孔5より滴下した凝縮水が吸水部材13に滲み
込み、その気化潜熱によつて導入外気を冷却する
ようにしても良い。
第5図乃至第7図において上記以外の構成は第
2図乃至第4図のものと同じであり、第2図乃至
第4図と同一の符号は同一の部分を表わしてお
り、機能、効果も第2〜4図のものと同じであ
る。
以上のように本発明によれば極めて簡単なる構
成により、送風フアンによる凝縮水の吸い込みを
ほぼ完全に防止し該送風フアン及びその下流側部
品の耐久性の著しい向上をはかり得ると共に、従
来非常に困難であつた水溜り及びドレーン孔の清
掃も、本発明ではケース外側面の点検用開閉蓋1
1を開いて充分清掃することができ、ドレーン孔
のつまり等が発生する虞れがなく、更に冷たい凝
縮水を利用して換気用の外気導入空気を冷却する
構成を採つているので、換気時の熱負荷の低減を
はかり得ると共に換気時の室内空気の上昇を完全
に防止することができ、冷房効果の向上をはかり
得るもので、構造が簡単で安価であり小型コンパ
クトにまとめることができること等と相俟つて実
用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクーリングユニツトの断面図、
第2図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第
3図は第2図のX−X断面図、第4図は第2図装
置の変形例を示す一部断面図である。第5図は本
発明の第2の実施例を示す断面図、第6図は第5
図のY−Y断面図、第7図は第6図のZ部に相当
する部分の拡大図で変形例を示している。 1……ケース、2……蒸発器、3……送風フア
ン、4……水溜り、5……ドレーン孔、10……
外気導入管、12……制御弁、13……吸水部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の床下に搭載されるクーリングユニツト
    において、蒸発器を内装したケースの底面を、蒸
    発器上流側が下流側より低くなるよう傾斜させ、
    該ケースの蒸発器より上流側の底面部に凝縮水が
    たまる水溜り及び該水溜りにたまる凝縮水を排出
    するドレーン孔を設けると共に、外気をケース内
    の蒸発器より上流側に導入する外気導入管を設
    け、該外気導入管を通つてケース内に導入される
    外気を上記凝縮水にて冷却する手段を設けたこと
    を特徴とする車両用冷房装置。 2 ケース内に導入される外気の冷却手段は、水
    溜り内にたまつている凝縮水中に外気導入管を配
    設した構造であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の車両用冷房装置。 3 ケース内に導入される外気の冷却手段は、外
    気導入管をドレーン孔下部に配設してドレーン孔
    より流下する凝縮水が外気導入管の外表面を直接
    又は間接的に濡らしその蒸発潜熱で冷却する構造
    となつていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の車両用冷房装置。 4 外気導入管は、導入外気量の調節及び外気導
    入の閉止を行う制御弁を有していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載の車両用冷房装置。
JP58097673A 1983-06-01 1983-06-01 車両用冷房装置 Granted JPS601023A (ja)

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JP58097673A JPS601023A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 車両用冷房装置

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JP58097673A JPS601023A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 車両用冷房装置

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JPS601023A JPS601023A (ja) 1985-01-07
JPS621850B2 true JPS621850B2 (ja) 1987-01-16

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ID=14198534

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JP58097673A Granted JPS601023A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 車両用冷房装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3932647B2 (ja) * 1997-08-11 2007-06-20 株式会社デンソー 空調装置
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JPS601023A (ja) 1985-01-07

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