JP6051683B2 - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents
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Description
(1)室外ユニットの全体構成
まず、冷凍装置の室外ユニットの全体構成について説明する。
室外ユニット100は、図1、図2に示すように、外側面を形成する、前板(図示せず)、天板10、右側板11及び底板12を有する。
室外ユニット100の内部空間には、仕切板13、ファン20、室外熱交換器30、圧縮機40及び電装品箱50が配置されている。
図4は電装品箱の斜視図である。電装品箱50は、電装品ケーシング51、端子台ユニット53及び制御基板54を有している。
電装品ケーシング51は、弾性を有する樹脂材料から一体成型された箱状の形状を有し、前面全体に開口を有している。電装品ケーシング51は、制御基板54を内部に収容する。電装品ケーシング51の前面右側には、端子台53dを有する端子台ユニット53が設けられている。
図4、図5等に示すように、上面51aは、電装品箱50が仕切板13に取り付けられた状態で天板10に沿う面であり、制御基板54の上部を覆う面である。底面51eは、上面51aに対向する面であり、制御基板54の下部を覆う面である。図7に示すように、第3側面51dは、背面51d−1及び突出面51d−2を有する。背面51d−1は、上面51aに対して垂直方向の面であり、機械室S1側に対向して制御基板54の背面を覆う。突出面51d−2は、背面51d−1の上端から送風機室S2側に屈曲している面であり、上面51aと概ね平行に設けられている。第1側面51b及び第2側面51cは、それぞれ制御基板54の左側及び右側側方を覆う側面である。上面51a、第1側面51b、第2側面51c、第3側面51d及び底面51eが図4に示すように箱状を成し、内部に空間を形成する。この内部空間には、制御基板54を含む電装品56が収納される。
図7に示すように、突出部70は、上面51aの近傍に第3側面51dの背面51d−1より送風機室S2側に突出して設けられている。突出部70は突出上面70a、突出側面70b及び突出下面70cを有しており、図7に示すように上面51a及び突出上面70aとは同一平面上に位置している。上面51aは、長さL1で示される部分であり、第3側面51dの背面51d−1よりも機械室S1側の面である。一方、突出上面70aは長さL2で示される部分であり、背面51d−1より送風機室S2側の面である。
端子台ユニット53は、電装品ケーシング51の右前面に取り付けられている。図4に示すように、端子台ユニット53は、端子台開口53a、端子台右側壁53b、端子台左側壁53c、端子台53d及び端子台背面部53eを有する。端子台右側壁53b及び端子台左側壁53cは、端子台背面部53eから突出しており、端子台53dの右側方及び左側方を覆うように形成されている。端子台53dは、室内ユニットとの間で送受信されるデータを伝送するための配線等が接続される端子部品からなる。端子台背面部53eは、電装品ケーシング51の上面51a及び第2側面51cとネジを介して接続される。
制御基板54は、電装品ケーシング51前面の開口を介して電装品ケーシング51の内部空間に導入され、図4に示すようにその背面が電装品ケーシング51の第3側面51dに対向するように配置される。よって、制御基板54はその板状面が天板10及び底板12に対して垂直方向に沿って配置される。制御基板54上には、マイクロコンピュータ、抵抗、リアクタ55a及びコンデンサ55bなどの電子部品55が配置されている。リアクタ55aは、圧縮機40等を駆動するモータの整流回路を構成する。リアクタ55aが制御基板54に搭載されていると、リアクタ55aとその他の電子部品とを基板上で接続できる。
次に、図7を用いて機械室S1から送風機室S2への空気の流れを説明する。
(4−1)
冷凍装置の室外ユニット100の内部空間は、仕切板13によって、室外ファン20が配置される送風機室S2と電装品56が配置される機械室S1とに区画される。電装品ケーシング51は、第3側面51dと、上面51aと、突出部70と、を有する。第3側面51dは、機械室S1側に対向して電装品56の側方を覆う。上面51aは、電装品56との間に隙間をあけつつ電装品56の上方を覆う。突出部70は、上面51aの近傍に設けられ第3側面51dよりも送風機室S2側に突出する。電装品ケーシング51の第3側面51dと、突出部70とによって、機械室S1と送風機室S2とを連通する少なくとも1の下向きの開口72が形成されている。
突出部70は、上面51aから延在して第3側面51dよりも送風機室S2側に突出する。
開口72は虫の侵入を防ぐ大きさである。
開口72は電装品ケーシング51の第3側面51dに沿って細長く形成されている。
電装品56は、リアクタ55aを含む電子部品55が載置されている制御基板54である。
制御基板54の板状面が電装品ケーシング51の第3側面51dに沿うように配置されている。
リアクタ55aは、電装品ケーシング51の下方に対応する制御基板54上に配置されている。
電装品ケーシング51の第3側面51dから送風機室S2に突出するヒートシンク60がさらに備えられている。ヒートシンク60と開口72との間隔は、ヒートシンク60に衝突して飛散したミストが開口72から侵入しない距離に設計されている。
電装品ケーシング51の突出部70が第3側面51dから送風機室S2に突出する距離は、ヒートシンク60が第3側面51dから突出する距離よりも小さい。
(5−1)変形例1A
上記実施形態では、電装品ケーシング51は、上面51a、第1側面51b、第2側面51c、第3側面51d及び底面51eにより電装品56を覆う。しかし、電装品56は少なくとも背面及び上面が覆われていればよく、電装品ケーシング51は少なくとも上面51a及び第3側面51dを有すればよい。
上記実施形態では、電装品ケーシング51の上面51aと突出部70の突出上面70aとは同一平面上に位置している。つまり、突出上面70aは上面51aから送風機室S2側に延在するように形成されている。しかし、突出部70が上面51aの近傍に形成されていればよく、上面51aと突出上面70aとは同一平面に形成されている必要は無い。図9は突出部の別の一例を示す断面図である。図9では、突出部70の突出上面70aは上面51aと同一平面ではないが、上面51aの近傍に設けられている。第3側面51dは、下部背面51d−3、突出面51d−2及び上部背面51d−4を有する。下部背面51d−3と上部背面51d−4との開口に対応して突出部70が設けられている。突出部70の突出上面70aは、上部背面51d−4の端部から概ね直交するように延在する。その他の構成については上記実施形態と同様である。
上記実施形態では、制御基板54はその板状面が天板10及び底板12に対して垂直方向に沿って配置される。しかし、制御基板54及び電子部品55を含む電装品56において発生する熱が、自然対流Nにより運ばれて開口72から排出されればよく、制御基板54の配置方向は鉛直方向に限定されない。例えば、水平方向に配置された天板10及び底板12に対して斜め方向及び水平方向に配置されてもよい。
11 右側板
12 底板
13 仕切板
20 ファン
21 ファンモータ収容部
22 ファンモータ
30 室外熱交換器
40 圧縮機
41 ハーネス
50 電装品箱
51 電装品ケーシング
51a 上面
51b 第1側面
51c 第2側面
51d 第3側面
51d−1 背面
51d−2 突出面
51d−3 下部背面
51d−4 上部背面
51e 底面
51f 側面開口
53 端子台ユニット
53a 端子台開口
53b 端子台右側壁
53c 端子台左側壁
53d 端子台
53e 端子台背面部
54 制御基板
55 電子部品
55a リアクタ
55b コンデンサ
56 電装品
60 ヒートシンク
60a フィン
70 突出部
70a 突出上面
70b 突出側面
70c 突出下面
72 開口
80 視点
100 室外ユニット
S1 機械室
S2 送風機室
Claims (5)
- 内部空間が、仕切板(13)によって、室外ファン(20)が配置される送風機室(S2)と電装品(56)が配置される機械室(S1)とに区画される、冷凍装置の室外ユニット(100)であって、
前記機械室側に対向して前記電装品の側方を覆う側面(51d)と、前記電装品との間に隙間をあけつつ前記電装品の上方を覆う上面(51a)と、前記上面の近傍に設けられ前記側面よりも前記送風機室側に突出する突出部(70)と、を有する電装品ケーシング(51)を備えており、
前記電装品ケーシングの前記側面と、前記突出部とによって、前記機械室と前記送風機室とを連通する少なくとも1の下向きの開口(72)が形成され、
前記電装品は、リアクタ(55a)を含む電子部品(55)が載置されている基板(54)であり、
前記基板の板状面が前記電装品ケーシングの前記側面に沿うように配置され、
前記リアクタは、前記電装品ケーシングの下方に対応する前記基板上に配置されている、冷凍装置の室外ユニット。 - 内部空間が、仕切板(13)によって、室外ファン(20)が配置される送風機室(S2)と電装品(56)が配置される機械室(S1)とに区画される、冷凍装置の室外ユニット(100)であって、
前記機械室側に対向して前記電装品の側方を覆う側面(51d)と、前記電装品との間に隙間をあけつつ前記電装品の上方を覆う上面(51a)と、前記上面の近傍に設けられ前記側面よりも前記送風機室側に突出する突出部(70)と、を有する電装品ケーシング(51)を備えており、
前記電装品ケーシングの前記側面と、前記突出部とによって、前記機械室と前記送風機室とを連通する少なくとも1の下向きの開口(72)が形成され、
前記電装品ケーシングの前記側面から前記送風機室に突出するヒートシンク(60)がさらに備えられており、
前記ヒートシンクと前記開口との間隔は、前記ヒートシンクに衝突して飛散したミストが前記開口から侵入しない距離に設計され、
前記電装品ケーシングの前記突出部が前記側面から前記送風機室に突出する距離は、前記ヒートシンクが前記側面から突出する距離よりも小さい、冷凍装置の室外ユニット。 - 前記突出部は、前記上面から延在して前記側面よりも前記送風機室側に突出する、
請求項1又は請求項2に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記開口は虫の侵入を防ぐ大きさである、
請求項3に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記開口は前記電装品ケーシングの前記側面に沿って細長く形成されている、
請求項4に記載の冷凍装置の室外ユニット。
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