JP7012874B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機 Download PDF

Info

Publication number
JP7012874B2
JP7012874B2 JP2020557409A JP2020557409A JP7012874B2 JP 7012874 B2 JP7012874 B2 JP 7012874B2 JP 2020557409 A JP2020557409 A JP 2020557409A JP 2020557409 A JP2020557409 A JP 2020557409A JP 7012874 B2 JP7012874 B2 JP 7012874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
outdoor unit
air guide
air
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020557409A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020110165A1 (ja
Inventor
賢太郎 米原
達也 浅沼
隼人 栗野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020110165A1 publication Critical patent/JPWO2020110165A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7012874B2 publication Critical patent/JP7012874B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/20Electric components for separate outdoor units
    • F24F1/24Cooling of electric components
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/46Component arrangements in separate outdoor units
    • F24F1/48Component arrangements in separate outdoor units characterised by air airflow, e.g. inlet or outlet airflow

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関するものである。
従来、空気調和機の室外機として、制御基板を備える室外機が知られている。この室外機の中には、制御基板に実装される発熱素子を冷却するために、発熱素子と接触配置されたヒートシンクを備えるものがある。そして、ヒートシンクと空気との熱交換のために、ヒートシンクを送風機室内に突出させて配置する空気調和機の室外機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-133948号公報
近年、空気調和機の室外機は、制御内容の高度化に伴い、制御基板に実装される発熱素子の冷却効率を更に高める必要性が生じている。そして、従来の空気調和機の室外機は、発熱素子の冷却効率を高めるために、ヒートシンクを大型化することでヒートシンクの表面積を増やし、ヒートシンクが空気に触れる面積を増やすことで発熱素子の冷却効率を上げている。しかし、空気調和機の室外機は、送風機室のスペースの関係でヒートシンクの大きさに制約がありヒートシンクを大きくすることなく発熱素子の冷却効率を上げる必要性が生じている。
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、ヒートシンクを備えた室外機において、ヒートシンクを大型化することなく発熱素子の冷却効率を高める空気調和機の室外機を提供するものである。
本発明の空気調和機の室外機は、室外機の外郭を構成する筐体と、筐体の内部に配置され、筐体内を通過する空気の流れを形成する送風機と、筐体の内部に設けられ、筐体内の空間を、熱交換器と送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とに隔てる仕切板と、室外機を制御する制御基板を収納し、仕切板に取り付けられる電気品箱と、を備え、電気品箱は、制御基板に実装された発熱素子に熱的に接続され、送風機室内に突出して発熱素子から発生する熱を放散するヒートシンクと、送風機によって筐体内に吸い込まれた空気をヒートシンクに導く風路を形成するエアガイドと、ヒートシンクを支持し、電気品箱を仕切板に固定するヒートシンクサポートと、制御基板が取り付けられる基板ホルダーと、を有し、ヒートシンクは、電気品箱から下方に突出するように形成されており、エアガイドは、ヒートシンクの突出方向及び突出方向の側方の少なくとも一部を覆い、ヒートシンクを通過する空気の流れる方向において、ヒートシンクの上流側に配置されており、ヒートシンクの側方及び下方の少なくとも一部を覆い、ヒートシンクの下方を覆う底板部と、ヒートシンクの側方を覆う縦板部と、底板部と縦板部との間に配置される曲折部と、を有し、ヒートシンクサポートは、基板ホルダーに固定され、ヒートシンクが突出するように嵌め込まれて固定される枠体部と、枠体部から制御基板の配置側と反対側に延びるように形成され、ヒートシンクと対向する側壁部と、側壁部の延びる方向において枠体部とは反対側の端部に形成され、端部において側壁部に対して枠体部が延びる方向と反対方向に延びるように形成され、仕切板の上部に配置される取付部と、を有するものである。
本発明の空気調和機の室外機は、送風機によって筐体内に吸い込まれた空気をヒートシンクに導く風路を形成するエアガイドを有するものである。空気調和機の室外機は、エアガイドを用いて風路を形成することで送風機によって筐体内に吸い込まれた空気をヒートシンクに導くことができるため、ヒートシンクを大型化することなくヒートシンクの放熱効率を上げることができる。その結果、空気調和機の室外機は、ヒートシンクを大型化することなく発熱素子の冷却効率を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る室外機の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の一部を分解した分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の一部を分解した分解正面図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の仕切板を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱を分解した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機のヒートシンクサポートの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機のエアガイドを上側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機のエアガイドを下側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱と仕切板とを組付けた状態の拡大正面図である。 本発明の実施の形態に係る室外機のエアガイドをヒートシンクサポートに取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の電気品箱を仕切板に取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、本発明における空気調和機の室外機100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。また、理解を容易にするために方向あるいは位置を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いる。しかし、これらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置あるいは部品の配置及び向きを限定するものではない。
実施の形態.
[室外機100]
図1は、本発明の実施の形態に係る室外機100の斜視図である。図1を用いて、空気調和機の室外機100の外郭について説明する。図1を含む以下の図面に示すX軸は、室外機100の左右方向を示し、Y軸は室外機100の前後方向を示し、Z軸は室外機100の上下方向を示すものである。より詳細には、室外機100を正面から見たときX1側を左側、X2側を右側、Y軸においてY1側を前側、Y2側を後側、Z軸においてZ1側を上側、Z2側を下側として室外機100を説明する。なお、室外機100を正面から見たときとは、筐体50内を流れる空気の流れ方向において、筐体50から空気が吹き出される下流側から室外機100を見た場合の状態をいう。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、室外機100を使用可能な状態に設置したときのものである。
(筐体50)
室外機100は、図1に示すように、略直方体状に構成された筐体50を有する。室外機100の筐体50は、板金製であり、室外機100の外郭を構成する。室外機100の筐体50は、前面パネル1、背面パネル2、天面パネル3及びベース4を有する。筐体50は、前面パネル1と、背面パネル2と、天面パネル3と、ベース4とによって箱状に形成されている。
前面パネル1は、横長の第1の側面部1aと、縦長の第2の側面部1bとを有し、室外機100の上方、すなわち天面パネル3の側から見てL字形状となるように折り曲げられた板金パネルである。第1の側面部1aは、室外機100の空気が吹き出される側の筐体50の側壁を構成し、第2の側面部1bは、室外機100内の空気の主たる流れ方向に沿って延びる筐体50の側壁を構成する。なお、前面パネル1の第1の側面部1aには、円形状の吹出口1cが形成されている。また、前面パネル1の第1の側面部1aには、吹出口1cを覆って送風機5のプロペラファンを保護する矩形形状のファンガード6が取り付けられている。また、第2の側面部1bには、室外空気を室外機100の内部に取り込むための複数のスリットが形成されていてもよい(図示は省略)。なお、第2の側面部1bは、図1の斜視図では図示されないため、第2の側面部1bに該当する側面の位置を符号と共に矢印付きの引出線で示している。また、前面パネル1は、第1の側面部1aと、第2の側面部1bとを別体として、2つの板金パネルで構成してもよい。
背面パネル2は、天面パネル3の側から見てL字形状となるように折り曲げられた板金パネルである。背面パネル2は、第2の側面部1bに対面する縦長の第3の側面部2aと、第1の側面部1aの一部に対面する第4の側面部2bとを有している。第3の側面部2aには、外部電源と接続したプラグ及び冷媒配管を、内部に引き込むための複数の開口部が形成されている(図示は省略)。また、第3の側面部2aには、第3の側面部2aに設けられた複数の開口部を覆い、塵埃又は水の浸入を防ぐためのサービスカバー2dが取り付けられている。なお、第4の側面部2bは図1の斜視図では図示できないため、第4の側面部2bに該当する側面の位置を符号と共に矢印付きの引出線で示している。また、背面パネル2は、第3の側面部2aと、第4の側面部2bとを別体として、2つの板金パネルで構成してもよい。
天面パネル3は、筐体50の天板を構成し、室外機100の上部を覆う板金パネルである。天面パネル3は、前面パネル1及び背面パネル2の上縁部に取り付けられている。
ベース4は、筐体50において天面パネル3と対向し、筐体50の底板を構成する。ベース4には、前面パネル1及び背面パネル2が取り付けられ、ベース4の下面部には、複数の脚部4aが設けられている。脚部4aは、室外機100を設置場所に固定するための土台となる。なお、ベース4は、図1の斜視図では図示されないため、ベース4に該当するパネルの位置を符号と共に矢印付きの引出線で示している。
(室外機100の内部構成)
図2は、本発明の実施の形態に係る室外機100の一部を分解した分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る室外機100の一部を分解した分解正面図である。次に、図2及び図3を用いて、空気調和機の室外機100の内部構成について説明する。なお、空気調和機の室外機100の内部構成をわかりやすく説明するために、図2及び図3では、例えば、前面パネル1、背面パネル2、天面パネル3等、室外機100の一部の構成部品の図示を省略している。室外機100は、筐体50の内部に、仕切板7と、熱交換器10と、送風機5と、圧縮機11と、電気品箱13と、モータ支持部材22と、を有する。
図4は、本発明の実施の形態に係る室外機100の仕切板7を示す斜視図である。図2~図4を用いて仕切板7について説明する。仕切板7は、筐体50の内部に設けられ、室外機100の筐体50内の空間を、送風機室8と機械室9とに隔てる仕切壁である。仕切板7は、筐体50の内部に設けられた板状の部材であり、例えば、板金等を折曲して形成されている。仕切板7は、筐体50内においてベース4上に配置され、ベース4から上方向(Z軸方向)に延びるように設けられていると共に、ベース4の前後方向(Y軸方向)に延びるように設けられている。仕切板7は、前面パネル1の第1の側面部1aと背面パネル2の第4の側面部2bとの間に延びるように設けられた仕切壁部7dを有する。仕切壁部7dの上縁部7d1には、送風機室8側に延びるように曲折された載板部7eを有する。載板部7eには、電気品箱13が載置される。
図2及び図3に戻り、送風機室8は、前面パネル1、天面パネル3、ベース4、熱交換器10、及び仕切板7によって取り囲まれた空間である。送風機室8は、室外機100の外部から熱交換器10又は前面パネル1の第2の側面部1bに設けられた複数のスリットを介して室外空気を取り込み、室外機100の内部の空気を吹出口1cを介して室外機100の外部へ排出できるように構成されている。機械室9は、前面パネル1の第1の側面部1a、背面パネル2、天面パネル3、ベース4、及び仕切板7によって取り囲まれた空間であり、室外機100の外部からの塵埃又は水の侵入を回避できる構造となっている。
筐体50内の送風機室8側の空間には、熱交換器10と、熱交換器10に対向するように配置された送風機5とが収納されており、筐体50内の機械室9側の空間には、圧縮機11が収納されている。この熱交換器10及び圧縮機11は、ベース4上に設置されている。また、仕切板7の上縁部7d1に形成された載板部7eには、電気品箱13が配置されている。電気品箱13は、圧縮機11の上方において、送風機室8と機械室9とにわたって配置されている。なお、電気品箱13は、送風機室8と機械室9とにわたって配置されているものに限定されるものではなく、例えば、主たる部分が機械室9にのみ配置されてもよい。
熱交換器10は、内部を流れる冷媒と外気との熱交換を行うものであって、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。熱交換器10は、例えば、フィンアンドチューブ型熱交換器として構成でき、冷媒を通過させる複数の伝熱管10aと、伝熱管10aを流れる冷媒と外気との間の伝熱面積を大きくするための複数のフィン10bとを備えている。熱交換器10は、平板領域と曲面領域とを有し、ベース4に対して垂直方向に見た場合に、L字形状に形成されている。なお、図2及び図3では、熱交換器10がL字状に形成された場合について例示しているが、熱交換器10は、ベース4に対して垂直方向に見た場合に、直線状に形成されたものでもよく、両端に曲面領域を備えたU字状に形成されたものでもよい。
送風機5は、筐体50の内部に配置され、筐体50内を通過する空気の流れを形成する。送風機5は、図2に示すように、モータ5aとプロペラファン5bとを備えた送風手段であり、熱交換器10における熱交換を効率的に行うための空気循環を生成する。送風機5は、図2及び図3に示すように、筐体50内において、熱交換器10の前方(Y1側)に配置されている。送風機5は、モータ5aが、モータ支持部材22に取り付けられて固定される。送風機5は、熱交換器10とプロペラファン5bとの間を負圧にして、筐体50の背面側(Y2側)から筐体50の内部に外気を導入し、室外機100の内部に導入された外気を室外機100の前面側(Y1側)から筐体50外に向かって排出する。
圧縮機11は、吸入した冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒の状態にして吐出するものである。圧縮機11は、例えば、ロータリー式、スクロール式又はベーン式等の圧縮機である。圧縮機11は、インバータ装置を備えていてもよく、インバータ装置によって運転周波数を変化させて、圧縮機11の容量を変更することができるように構成されてもよい。なお、機械室9には、冷凍サイクル回路を構成する構成要素を接続する冷媒配管12が配置されている。
[電気品箱13]
図5は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13を分解した斜視図である。図2、図3、図5を用いて、電気品箱13について説明する。室外機100は、図2及び図3に示すように、筐体50内に、電気品箱13を有する。電気品箱13は、仕切板7に取り付けられる。電気品箱13は、室外機100の動作を制御するための制御部品等の電気部品を収納する。制御部品は、例えば、回路デバイスなどのハードウェア、又は、ソフトウェアを記憶するメモリとソフトウェアを実行する中央演算処理装置、あるいは、それらの組み合わせで構成される。室外機100では、室外機100を制御する制御基板14が電気品箱13に収納されている。また、電気品箱13は、電気品箱13内に収納されている電気部品等を冷却するヒートシンク15を有している。制御基板14が駆動した状態では、トランジスタ及びダイオード等の電子部品が発熱し、制御基板14の温度が上がる。制御基板14から熱を放散させて制御基板14を冷却するために、制御基板14と熱的に接続されたヒートシンク15が、電気品箱13から送風機室8内に突出するように配置される。電気品箱13から送風機室8内に突出したヒートシンク15には、送風機室8を流れる空気が当たり、ヒートシンク15を介して、制御基板14の熱が放散される。電気品箱13は更に、送風機5によって筐体50内に吸い込まれる空気をヒートシンク15に案内するエアガイド30を有する。
(制御基板14)
制御基板14は、複数の電子部品が実装されている基板である。制御基板14には、コンデンサあるいは抵抗器等の電子部品がはんだ付けによって取り付けられている。また、制御基板14には、圧縮機11及び送風機5の動作を制御するトランジスタ又はダイオード等の発熱素子14aが実装されている。なお、図5では、発熱素子14aは、制御基板14の板面とヒートシンク15との間に配置されているため、発熱素子14aの位置を矢印で表わしている。トランジスタ又はダイオード等の発熱素子14aは、制御基板14が駆動している状態で発熱する。制御基板14には、圧縮機11及び送風機5のモータ5aを駆動させる交流電流の周波数を制御するインバータ回路が設けられている。インバータ回路は、周波数制御された交流電流を直流電流から生成する電子回路である。また、制御基板14には、外部電源から端子台(図示は省略)を介して流れる交流電流を直流電流に変換するコンバータ回路を設けることができる。なお、コンバータ回路は、インバータ回路と同一の制御基板14に一体に搭載してもよいし、インバータ回路が搭載された基板とは別の制御基板14に搭載するようにしてもよい。電子部品の取付側を制御基板14の表面側と仮定した場合に、電気品箱13は、制御基板14の裏面側に、基板ホルダー16と、電気品箱カバー20と、を有している。
(基板ホルダー16)
制御基板14は、ABS等の樹脂製の基板ホルダー16に収納される。換言すれば、基板ホルダー16は、制御基板14に取り付けられ、制御基板14の周縁部と裏面部とを支持している。制御基板14は、基板ホルダー16によって、例えば、外部衝撃等から保護される。基板ホルダー16は、4辺を構成する枠側壁部16aによって、矩形の枠状に形成されている。基板ホルダー16の枠側壁部16aの内側には、制御基板14の裏面部を支持する格子形状の枠16bが構成されている。また、基板ホルダー16には、端子台サポート21を取り付けることができる。なお、図5に示すように、電子部品が取り付つけられる制御基板14の表面部は、制御基板14の下面部(Z2側)に該当する。また、図5に示すように、電子部品がはんだ付けされる制御基板14の裏面部は、制御基板14の上面部(Z1側)に該当する。
(電気品箱カバー20)
電気品箱13の上部には板金製の電気品箱カバー20が設けられている。電気品箱カバー20は、基板ホルダー16にはめ込まれており、基板ホルダー16の格子形状の枠16bの全体を覆っている。電気品箱カバー20によって、制御基板14の裏面部は、水又は塵埃の侵入から保護されている。この電気品箱カバー20は、露等で制御基板14が濡れて電気的にショートすることを防ぐと共に、たとえショート等により制御基板14に炎が発生したとしても制御基板14から外部に炎が移ることを防止する。
(ヒートシンク15)
電気品箱13は、制御基板14の表面部の側に、ヒートシンク15を有している。より詳細には、制御基板14の表面部に配置された発熱性のある電子部品の一部には、ヒートシンク15が取り付けられている。発熱性のある電子部品とは、例えばトランジスタ等の発熱素子14aである。ヒートシンク15は、制御基板14に実装された発熱素子14aに熱的に接続され、送風機室8内に突出して発熱素子14aから発生する熱を放散する。
ヒートシンク15は、発熱素子14aを覆う板状部15aと、制御基板14から離れる方向に板状部15aから延びるように設けられた複数のフィン15bとを有している。フィン15bはそれぞれ、板状に形成されており、周縁部が、第1の側面部1aと、第4の側面部2bと、ベース4とに面している。そして複数のフィン15bは、第2の側面部1bと第3の側面部2aとの間の方向に並列して配置されている。当該構成によって、送風機室8において、熱交換器10を通って吹出口1cから吹き出される空気が、各フィン15bの表面に沿って流れると共に、各フィン15bの間を流れる。ヒートシンク15に複数のフィン15bを設けることによって、空気との間の伝熱面積を大きくできるため、電子部品で発生する熱を効率良く放散することができる。また、ヒートシンク15を室外機100の送風機室8内に配置することにより、送風機5から送られる空気に熱を効率良く放散することができる。
電気品箱13は、図5に示すように、制御基板14の表面部の側に、ヒートシンクサポート17と、ヒートシンクホルダ19と、エアガイド30と、を備えている。
(ヒートシンクサポート17)
図6は、本発明の実施の形態に係る室外機100のヒートシンクサポート17の斜視図である。図5及び図6を用いてヒートシンクサポート17について説明する。ヒートシンクサポート17は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置するときに電気品箱13を支持し仕切板7に固定するものである。ヒートシンクサポート17は、板金製であり基板ホルダー16に固定される。ヒートシンクサポート17は、基板ホルダー16に固定される枠体部17aと、枠体部17aから制御基板14の配置側と反対側に延びる側壁部17bと、側壁部17bの延びる方向において枠体部17aとは反対側に形成された取付部17fと、を有する。すなわち、室外機100の上下方向において、側壁部17bの上端部17b1に枠体部17aが形成されており、側壁部17bの下端部17b2に取付部17fが形成されている。また、枠体部17aと取付部17fとは、側壁部17bの表面側と裏面側に形成されている。枠体部17aと取付部17fとは、それぞれ側壁部17bに対して略垂直に形成されており、側壁部17bを介して反対側に延びるように形成されている。
枠体部17aは、制御基板14が取り付けられる基板ホルダー16に取り付けられて固定される。そして、枠体部17aには、ヒートシンク15が突出するように嵌め込まれて固定される。より詳細には、枠体部17aは、基板ホルダー16に取り付けられた状態で、ヒートシンク15の板状部15aとヒートシンクホルダ19とを覆って支持する。ヒートシンクサポート17の枠体部17aは、中空の矩形の枠体状に形成されており、枠体状に形成された壁部の内側には開口部17cが形成されている。ヒートシンクサポート17の枠体部17aは、開口部17cにヒートシンク15のフィン15bが嵌め込まれて固定されることで、開口部17cを介してヒートシンク15のフィン15bを露出させる。ヒートシンクサポート17の開口部17cを介して露出したヒートシンク15のフィン15bによって、送風機室8を流れる風がフィン15bに触れ、フィン15bを介して制御基板14から熱が放散されて制御基板14が冷却される。
枠体部17aは、電気品箱カバー20及び基板ホルダー16の枠16bと平行に配置される下壁部17a1を有する。下壁部17a1は、開口部17cを介して側壁部17bと反対側に設けられている。すなわち、下壁部17a1は、側壁部17bに対して延びるように形成された枠体部17aの先端部に形成されている。下壁部17a1は、枠体部17aが、基板ホルダー16に取り付けられた状態で、ヒートシンク15の板状部15aとヒートシンクホルダ19とを下側から覆って支持する。換言すれば、枠体部17aが、基板ホルダー16に取り付けられた状態で、ヒートシンク15の板状部15aとヒートシンクホルダ19とは、基板ホルダー16の枠16bと下壁部17a1との間に配置される。
下壁部17a1には、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、エアガイド30に形成された後述する上部固定孔35aと連通する下壁孔部17a2が形成されている。下壁孔部17a2及び上部固定孔35aには、エアガイド30をヒートシンクサポート17に固定するための、例えば、ネジ等の固定具34が挿入される。また、下壁部17a1には、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、エアガイド30に形成されたボス部35bが挿入されるボス孔部17a3が形成されている。ボス孔部17a3は、枠体部17aの下壁部17a1に形成された凹形状の部分である。
側壁部17bは、枠体部17aから制御基板14の配置側と反対側に延びるように形成され、ヒートシンク15と対向する。すなわち、側壁部17bは、枠体部17aからヒートシンク15のフィン15bの突出方向と同一方向に延びるように設けられている。側壁部17bは、板状に形成された側壁である。側壁部17bは、矩形状に形成された枠体部17aの一辺から下方(Z2方向)に延びるように形成されている。側壁部17bの下端部17b2は、仕切板7の上部に取り付けられ、側壁部17bは、機械室9と送風機室8とを隔てる壁として機能する。ヒートシンクサポート17は、枠体部17aと側壁部17bとが前面パネル1の第1の側面部1aの側から見て逆L字形状の外観を有している。また、ヒートシンクサポート17は、側壁部17bと取付部17fとが前面パネル1の第1の側面部1aの側から見てL字形状を構成するように配置されている。
取付部17fは、側壁部17bの延びる方向において枠体部17aとは反対側の下端部17b2に形成されている。また、取付部17fは、下端部17b2において側壁部17bに対して枠体部17aが延びる方向と反対方向に延びるように形成されている。取付部17fは、側壁部17bの下端部17b2に設けられた板状の部材である。取付部17fには、機械室9で発生した熱を、送風機室8に排出するための通風孔17f1が形成されている。通風孔17f1は、取付部17fに形成された貫通孔である。また、取付部17fには、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、エアガイド30に形成された下部固定孔36cと連通する取付孔17f2が形成されている。取付孔17f2及び下部固定孔36cには、エアガイド30をヒートシンクサポート17に固定するための、例えば、ネジ等の固定具34が挿入される。
取付部17fにはまた、収納部17gが設けられている。収納部17gは、凹形状に形成された部分であり、取付部17fを構成する壁部が制御基板14の配置側に凹む部分である。エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、収納部17gには、エアガイド30の後述する固定部36eが収納され、収納部17gは固定部36eと係合する。
ヒートシンクサポート17は、更に、電気品箱13を仕切板7に配置する場合に、上下方向(Z軸方方向)に延びる縦壁部17dを有する。縦壁部17dは、ヒートシンクサポート17の前方側(Y1側)の側部に設けられた柱状部分である。縦壁部17dは、水平断面が略L字形状に形成されており、側壁部17bの仮想の延長面と平行に形成された取付面部17d1の下端部には、仕切壁部7dに形成されたネジ穴(図示は省略)と連通する固定ネジ穴17eが形成されている。ヒートシンクサポート17は、枠体部17aと、側壁部17bと、取付部17fと、縦壁部17dと、が一体に形成されている。なお、ヒートシンクサポート17は、枠体部17aと、側壁部17bと、取付部17fと、縦壁部17dと、が固定されていれば別体で形成されてもよい。
(ヒートシンクホルダ19)
ヒートシンクホルダ19は、ABS等の絶縁樹脂製であり、ヒートシンク15とヒートシンクサポート17とを電気的に絶縁するために、ヒートシンク15とヒートシンクサポート17との間に配置される。ヒートシンクサポート17は、金属製であり電気を流すために、ヒートシンク15とヒートシンクサポート17とが電気的に接続する恐れがある。そのため、ヒートシンクホルダ19によってヒートシンク15とヒートシンクサポート17との電気的な絶縁を確保する。なお、ヒートシンクホルダ19は、フィン15bを貫通させるための矩形状のスリットが設けられており、フィン15bにおける熱放散を妨害しないように構成されている。
(エアガイド30)
図7は、本発明の実施の形態に係る室外機100のエアガイド30を上側から見た斜視図である。図8は、本発明の実施の形態に係る室外機100のエアガイド30を下側から見た斜視図である。図7及び図8を用いて、エアガイド30について説明する。エアガイド30は、送風機5によって筐体50内に吸い込まれた空気をヒートシンク15に導く風路を形成する。エアガイド30は、例えば樹脂によって形成されている。エアガイド30は、ヒートシンクサポート17に取り付けられており、送風機室8に流れる空気を効率良くヒートシンク15に触れさせる。なお、本実施の形態では、エアガイド30は、樹脂製としているが、エアガイド30は、樹脂でなくてもよい。エアガイド30は、筐体50内を通過する空気の流れる方向に延びるように形成されている。すなわち、エアガイド30は、筐体50の前後方向(Y軸方向)に延びるように形成されている。
エアガイド30は、底板部31と、縦板部32と、曲折部33と、を有する。エアガイド30は、底板部31と縦板部32と曲折部33とによる、室外機100の左右方向(X軸方向)の垂直断面が、略L字形状に形成されている。底板部31と縦板部32と曲折部33とにより構成されるエアガイド30の前縁部30aは、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、熱交換器10と対向する側の縁部である。また、底板部31と縦板部32と曲折部33とにより構成されるエアガイド30の後縁部30bは、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、筐体50の第1の側面部1aと対向する側の縁部である。送風機5によって形成される送風機室8内の空気の流れにおいて、前縁部30aは、後縁部30bに対して空気の流れの上流側に配置される。前縁部30a及び後縁部30bは、室外機100を正面から見た場合において、それぞれ略L字形状に形成されている。エアガイド30は、前縁部30aの長さが後縁部30bの長さよりも大きい。
底板部31は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、ベース4と対向するエアガイド30の壁部である。底板部31は、室外機100の筐体50内において、エアガイド30の後縁部30bからエアガイド30の前縁部30aにかけて室外機100の前後方向(Y軸方向)に延びるように形成された板材である。底板部31は、後縁部30bから前縁部30aにかけて水平面に対して下方に傾斜する斜面を構成している。底板部31は、後縁部30bから前縁部30aにかけて形成する斜面は、曲面を構成する。そのため、底板部31の後縁部30bと前縁部30aとの間における垂直断面は、円弧状に形成されている。底板部31は、当該断面が室外機100の左右方向(X軸方向)に連続するように形成されている。底板部31の後縁部30bと前縁部30aとは、略水平方向に延びる直線状に形成されている。底板部31は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、図3に示すように、ヒートシンク15とベース4との間に配置される。底板部31は、ヒートシンク15の下部の少なくとも一部、すなわち、ヒートシンク15のベース4側の縁部の少なくとも一部を覆う。
縦板部32は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、室外機100の筐体50内において、エアガイド30の後縁部30bからエアガイド30の前縁部30aにかけて室外機100の前後方向(Y軸方向)に延びるように形成された板材である。縦板部32の前縁部30aは、底板部31の前縁部30aに対して略垂直となるように形成されている。また、縦板部32の後縁部30bは、底板部31の後縁部30bに対して略垂直となるように形成されている。縦板部32は、後縁部30bから前縁部30aにかけて垂直面に対して側方に傾斜する斜面を構成している。なお、ここでいう垂直面とは、水平面に対して垂直な平面であり、室外機100の前後方向に延びる平面である。縦板部32は、後縁部30bから前縁部30aにかけて形成する斜面は、曲面を構成する。そのため、縦板部32の後縁部30bと前縁部30aとの間における水平断面は、円弧状に形成されている。縦板部32は、当該断面が室外機100の上下方向(Y軸方向)に連続するように形成されている。縦板部32は、ベース4に対する垂直方向の平面視において、後縁部30bから前縁部30aにかけて壁が底板部31から徐々に離れるように形成されている。また、縦板部32は、ベース4に対する垂直方向の平面視において、後縁部30bから前縁部30aにかけて壁が後述する係合側壁部36dから徐々に離れるように形成されている。縦板部32の後縁部30bと前縁部30aとは、上下方向(Z軸方向)に延びる直線状に形成されている。縦板部32は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、図3に示すように、複数のフィン15bの内、機械室9とは最も反対側に配置されたフィン15bの板面の少なくとも一部と対向するように配置される。すなわち、縦板部32は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、機械室9とは反対側のヒートシンク15の側方の少なくとも一部を覆う。なお、一部とは、例えば、ヒートシンク15を通過する空気の流れ方向において、ヒートシンク15の上流側の部分である。
曲折部33は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、室外機100の筐体50内において、エアガイド30の後縁部30bからエアガイド30の前縁部30aにかけて室外機100の前後方向(Y軸方向)に延びるように形成された板材である。曲折部33は、底板部31と縦板部32との間に形成されている。曲折部33は、底板部31の一方の側縁部31aと縦板部32の下縁部32aと一体に形成されている。曲折部33は、室外機100の左右方向(X軸方向)の垂直断面において、エアガイド30の外側に凸となる円弧状に形成されている。そのため、曲折部33は、底板部31と縦板部32との間に曲面を構成する。縦板部32の後縁部30bと前縁部30aとは、室外機100から見た場合において、円弧状に形成されている。室外機100から見た場合において、前縁部30aの長さは、後縁部30bの長さよりも大きい。したがって、曲折部33を構成する壁は、後縁部30bから前縁部30aにかけて広がるように形成されている。縦板部32は、電気品箱13を仕切板7の上部に配置した場合に、ヒートシンク15の下方の一部と、機械室9とは反対側のヒートシンク15の側方の一部を覆う。
エアガイド30は、更に上部係合部35と、下部係合部36とを有する。上部係合部35は、縦板部32の上縁部32bに設けられた板状の部材である。上部係合部35は、エアガイド30をヒートシンクサポート17に取り付ける際に枠体部17aの下壁部17a1と当接する。上部係合部35には、上部固定孔35aと、ボス部35bとが形成されて4いる。上部固定孔35aは、上部係合部35に形成された貫通孔であり、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、下壁部17a1に形成された下壁孔部17a2と連通する。下壁孔部17a2及び上部固定孔35aには、エアガイド30をヒートシンクサポート17に固定するための、例えば、ネジ等の固定具34が挿入される。ボス部35bは、柱形状に突出した凸状部分である。ボス部35bは、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、下壁部17a1に形成されたボス孔部17a3に挿入される。ボス部35bは、エアガイド30をヒートシンクサポート17へ固定するときの位置決めとして利用される。
下部係合部36は、底板部31の側縁部31aに対して他方の側縁部31bに形成されている。すなわち、下部係合部36は、縦板部32の形成側とは反対側の底板部31の側縁部31bに設けられている。下部係合部36は、板状に形成された係合底壁部36aと、係合底壁部36aに対して延びるように形成された係合側壁部36dと、を有する。
係合底壁部36aは、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に取付部17fと当接する。係合底壁部36aは、カバー部36bと、固定部36eと、を有する。また係合底壁部36aには、下部固定孔36cが形成されている。
カバー部36bは、係合底壁部36aに形成された凹部である。カバー部36bは、底面部36b2と3側面を形成する側面部36b1とを有し、係合側壁部36dとは反対側の側面と上面とが開口した器状に形成されている。カバー部36bは、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、ヒートシンクサポート17の取付部17fに形成された通風孔17f1を覆う。
固定部36eは、係合底壁部36aの上面部から突出すると共に、係合側壁部36dとは反対側に延びるように設けられた板状の部材である。固定部36eは、例えば、突出部分が平板状の部材として形成される。エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、固定部36eは、取付部17fに形成された収納部17gに収納され、収納部17gと係合する。
下部固定孔36cは、係合底壁部36aに形成された貫通孔であり、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、取付部17fに形成された取付孔17f2と連通する。取付孔17f2及び下部固定孔36cには、エアガイド30をヒートシンクサポート17に固定するための、例えば、ネジ等の固定具34が挿入される。
係合側壁部36dは、係合底壁部36aに対して延びるように形成された側壁であり、係合底壁部36aに対して略垂直に形成されている。係合底壁部36aは、係合側壁部36dの一方の板面側に形成されており、底板部31は、係合側壁部36dの他方の板面側に形成されている。すなわち、係合底壁部36aと、底板部31とは、係合側壁部36dを介して反対側に形成されている。係合底壁部36aは、係合側壁部36dの下端部36d1に形成されている。底板部31は、係合側壁部36dの上端部36d2から下端部36d1にかけて形成されている。底板部31の後縁部30bは、係合側壁部36dの上端部36d2側に位置し、底板部31の前縁部30aは、係合側壁部36dの下端部36d1側に位置している。係合側壁部36dは、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、ヒートシンクサポート17の側壁部17bと対向する。
図9は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13と仕切板7とを組付けた状態の拡大正面図である。電気品箱13と仕切板7とを組付けると、ヒートシンクサポート17は、仕切板7の上方に配置され、ヒートシンクサポート17の取付部17fと、載板部7eとが当接する。そして、電気品箱13を仕切板7へ載せた時、ヒートシンクサポート17は仕切板7の載板部7eの上面部に載置される。室外機100は、ヒートシンクサポート17の取付部17fに通風孔17f1を形成することによって、機械室9で発生した熱を、通風孔17f1を通して送風機室8に排出することができる。
図10は、本発明の実施の形態に係る室外機100のエアガイド30をヒートシンクサポート17に取り付けた状態を示す斜視図である。なお、点線の矢印で表わされている方向FLは、ヒートシンク15を通過する空気の流れる方向を表わしている。エアガイド30は、固定具34によってヒートシンクサポート17に固定される。エアガイド30がヒートシンクサポート17に固定される場合に、上部係合部35は、枠体部17aに固定され、下部係合部36は、取付部17fに固定される。エアガイド30が、ヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、上述したボス部35bがボス孔部17a3に挿入され、ヒートシンクサポート17に対するエアガイド30の位置決めが行われる。
固定具34によってエアガイド30がヒートシンクサポート17に固定されると、エアガイド30は、ヒートシンク15の突出方向及び突出方向の側方の少なくとも一部を覆う。より詳細には、ヒートシンク15は、電気品箱13から下方(Z2方向)に突出するように形成されている。そして、エアガイド30は、ヒートシンク15を通過する空気の流れる方向FLにおいて、ヒートシンク15の上流側に配置されており、ヒートシンク15の側方(X1側)及び下方(Z2側)の少なくとも一部を覆う。この際、底板部31は、ヒートシンク15の下方(Z2側)を覆い、縦板部32は、ヒートシンク15の側方(X1側)覆い、曲折部33は、底板部31と縦板部32との間に配置されている。なお、エアガイド30は、突出方向及び突出方向の側方の一部を覆う構成に限定されるものではなく、エアガイド30は、突出方向及び突出方向の側方の全部を覆う構成であってもよい。したがって、エアガイド30は、ヒートシンク15の側方(X1側)及び下方(Z2側)の一部を覆う構成に限定されるものではなく、ヒートシンク15の側方(X1側)及び下方(Z2側)の全部を覆う構成であってもよい。
固定具34によってエアガイド30がヒートシンクサポート17に固定されると、図10に示すように、エアガイド30の固定部36eは、ヒートシンクサポート17の収納部17gに収納される。
図10に示すように、エアガイド30は、前縁部30aと後縁部30bとを有する。前縁部30aは、底板部31と縦板部32と曲折部33とによって形成され、ヒートシンク15を通過する空気の流れ方向において上流側の縁部を形成する。後縁部30bは、底板部31と縦板部32と曲折部33とによって形成され、ヒートシンク15を通過する空気の流れ方向において下流側の縁部を形成する。
エアガイド30がヒートシンクサポート17に固定されると、後縁部30bから前縁部30aに向かって外側に向かって徐々に広がった開口を形成する。室外機100は、前縁部30aと、枠体部17aと、側壁部17bとによってエアガイド30の上流側の開口となる上流側開口部37aが形成される。また、室外機100は、後縁部30bと、板状部15aと、側壁部17bとによってエアガイド30の下流側の開口となる下流側開口部37bが形成される。前縁部30aによって形成された上流側開口部37aは、ヒートシンク15を冷却するための空気を集めるために後縁部30bが形成する下流側開口部37bと比較して大きな開口を形成している。底板部31と縦板部32と曲折部33とは、それぞれ曲面を構成するように形成されており、後縁部30bから前縁部30aに向かうにつれて開口が徐々に大きくなるように形成されている。前縁部30aによって形成された開口は、ヒートシンク15のフィン15bを覆う縦板部32及び底板部31によって形成される風路へとつながっている。エアガイド30の前縁部30aは、熱交換器10と対向するように配置されており、送風機5の駆動により熱交換器10を通過した空気が、前縁部30aによって形成された開口を通過する。前縁部30aによって形成された開口を通過する空気は、縦板部32及び底板部31の壁面によって形成される流路に沿ってヒートシンク15に導かれる。縦板部32及び底板部31は、壁が曲面を構成するため、前縁部30aからヒートシンク15へ通風抵抗なく空気を導くことができる。
前縁部30aと後縁部30bとの間において、上部固定孔35aは後縁部30b側に形成されており、下部固定孔36cは前縁部30a側に形成されている。また、底板部31の側縁部31aと側縁部31bとの間において、上部固定孔35aは側縁部31a側に形成されており、下部固定孔36cは側縁部31b側に形成されている。そのため、ベース4に対する垂直方向の平面視において、底板部31の対角線上でエアガイド30がヒートシンクサポート17に固定される。したがって、エアガイド30は、ヒートシンクサポート17に安定した状態で固定される。
カバー部36bは、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合にヒートシンクサポート17の取付部17fに形成された通風孔17f1を覆う。カバー部36bは、室外機100が風雨にさらされた場合でも電気品箱13の内部に雨水が入ってくるのを抑えることができる。また、カバー部36bは、係合底壁部36aに形成された凹部である。カバー部36bは、側面部36b1と底面部36b2とを有し、係合側壁部36dとは反対側の側面と上面とが開口した器状に形成されている。そのため、機械室9から通風孔17f1を介してカバー部36bに吹き出される空気は、カバー部36bの上面の開口からカバー部36b内に入り、側面の開口から、送風機室8内に排出される。
図11は、本発明の実施の形態に係る室外機100の電気品箱13を仕切板7に取り付けた状態を示す斜視図である。電気品箱13が、仕切板7の上部に配置された場合に、取付部17fは、仕切板7の上部に形成された板状の載板部7eと当接し、固定部36eは、収納部17gに収納されている。また、電気品箱13が仕切板7の上部に配置されると、固定部36eは、ヒートシンクサポート17の収納部17gと仕切板7の載板部7eとによって挟持される。したがって、電気品箱13が仕切板7の上部に取り付けられると、エアガイド30は、ヒートシンクサポート17と仕切板7とによって挟持され、更に安定して電気品箱13に固定される。
図5に戻り、電気品箱13は、更に、端子台サポート21を有してもよい。端子台サポート21は、端子台(図示は省略)を搭載し、この端子台は、制御基板14を駆動させるための電源を供給する。端子台には、例えば、サービスカバー2dを介して外部の商用電源と接続された配線のプラグが接続される。端子台は、ネジ等(図示は省略)によって、端子台サポート21に固定されている。また、端子台サポート21は、基板ホルダー16にネジ等により固定される。端子台サポート21は、筐体50内において機械室9に配置されており、背面パネル2の第3の側面部2a側の基板ホルダー16の端部に取り付けられている。端子台サポート21は、背面パネル2の第3の側面部2a側の基板ホルダー16の端部から、ベース4に向かって下方(Z2方向)に延びるように配置されている。
[室外機100の動作]
室外機100が駆動すると、熱交換器10内を流れる冷媒と室外空気との間の熱交換の効率を高めるために、送風機5が駆動する。送風機5は、熱交換器10とプロペラファン5bとの間を負圧にして、筐体50の背面側(Y2側)から筐体50の内部に外気を導入し、室外機100の内部に導入された外気を室外機100の前面側(Y1側)から筐体50外に向かって排出する。この際、筐体50の内部では、熱交換器10を通過した一部の空気が、熱交換器10と対向するエアガイド30の前縁部30aを通過する。前縁部30aは、後縁部30bと比較して大きな開口を形成するために、熱交換器10を通過した一部の空気を効率よくエアガイド30に集めることができる。そして、エアガイド30によって集められた空気は、エアガイド30の底板部31と縦板部32と曲折部33とに沿うように流れ、ヒートシンク15に導かれ、ヒートシンク15の表面に沿って流れる。
[空気調和機の室外機100の作用効果]
空気調和機の室外機100は、送風機5によって筐体50内に吸い込まれた空気をヒートシンク15に導く風路を形成するエアガイド30を有するものである。空気調和機の室外機100は、エアガイド30を用いて風路を形成することで送風機5によって筐体50内に吸い込まれた空気をヒートシンク15に導くことができるため、ヒートシンク15を大型化することなくヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。その結果、空気調和機の室外機100は、ヒートシンク15を大型化することなく発熱素子14aの冷却効率を高めることができる。
また、エアガイド30は、筐体50内を通過する空気の流れる方向に延びるように形成されている。そのため、エアガイド30は、通風抵抗を少なくしてヒートシンク15に空気を案内することができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30は、筐体50の前後方向(Y軸方向)に延びるように形成されている。そのため、エアガイド30は、筐体50内を通過する空気の流れる方向を特定することができ、ヒートシンク15に空気を案内することができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30は、ヒートシンク15の突出方向及び突出方向の側方の少なくとも一部を覆うように形成されている。そのため、エアガイド30は、筐体50内を通過する空気の流れる方向を特定することができ、ヒートシンク15に空気を効率よく当てることができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30は、ヒートシンク15を通過する空気の流れる方向FLにおいて、ヒートシンク15の上流側に配置されており、ヒートシンク15の側方及び下方の少なくとも一部を覆う。そのため、エアガイド30は、ヒートシンク15の上流側でヒートシンク15を通過する空気を集め、ヒートシンク15の上流側から下流側にかけて空気を流すことができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30は、ヒートシンク15の下方を覆う底板部31と、ヒートシンク15の側方を覆う縦板部32と、底板部31と縦板部32との間に配置される曲折部33と、を有する。そのため、エアガイド30は、ヒートシンク15を覆う底板部31と、縦板部32とに沿うように空気を流すことができ、ヒートシンク15に空気を効率よく当てることができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、空気調和機の室外機100は、ヒートシンク15を支持し、電気品箱13を仕切板7に固定するヒートシンクサポート17を有する。このヒートシンクサポート17は、枠体部17aと、側壁部17bと、取付部17fと、を有する。室外機100は、ヒートシンクサポート17を有することで、エアガイド30によって形成される風路を更に特定することができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、空気調和機の室外機100は、前縁部30aと、枠体部17aと、側壁部17bとによって形成される上流側開口部37aは、後縁部30bと、板状部15aと、側壁部17bとによって形成される下流側開口部37bよりも大きく形成されている。そのため、空気調和機の室外機100は、単なる筒状の流路と比較して、送風機5の駆動によって筐体50内を通過する空気を多く集めることができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30の底板部31と縦板部32と曲折部33とは、それぞれ曲面を構成するように形成されており、後縁部30bから前縁部30aに向かうにつれて開口が徐々に大きくなるように形成されている。そのため、エアガイド30は、通風抵抗を少なくしてヒートシンク15に空気を案内することができる。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30は、固定具34によってヒートシンクサポート17に固定される。そのため、エアガイド30は、ヒートシンク15との関係において位置が確実に固定され、ヒートシンク15との間で位置ずれをおこすことがない。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30は、電気品箱13が、仕切板7の上部に配置された場合に、ヒートシンクサポート17と、仕切板7とに挟侍される固定部36eを有する。そのため、電気品箱13が仕切板7の上部に取り付けられると、エアガイド30は、ヒートシンクサポート17と仕切板7とによって挟持され、更に安定して電気品箱13に固定される。そして、エアガイド30は、ヒートシンク15との関係において位置が確実に固定され、ヒートシンク15との間で位置ずれをおこすことがない。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、電気品箱13が、仕切板7の上部に配置された場合に、取付部17fは、仕切板7の上部に形成された板状の載板部7eと当接し、固定部36eは、収納部17gに収納されている。そのため、電気品箱13が、仕切板7に対して安定して保持されると共に、エアガイド30は、ヒートシンクサポート17と仕切板7とによって挟持され、更に安定して電気品箱13に固定される。そして、エアガイド30は、ヒートシンク15との関係において位置が確実に固定され、ヒートシンク15との間で位置ずれをおこすことがない。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30がヒートシンクサポート17に固定される場合に、上部係合部35は、枠体部17aに固定され、下部係合部36は、取付部17fに固定される。そのため、エアガイド30は、ヒートシンク15との関係において位置が確実に固定され、ヒートシンク15との間で位置ずれをおこすことがない。その結果、エアガイド30は、ヒートシンク15に空気を更に効率よく当てることができ、ヒートシンク15の放熱効率を上げることができる。
また、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、ボス部35bがボス孔部17a3に挿入される。そのため、作業者は、エアガイド30をヒートシンクサポート17に取り付ける際に、ヒートシンクサポート17に対するエアガイド30の位置決めが容易になる。
また、エアガイド30がヒートシンクサポート17に取り付けられる場合に、カバー部36bは、通風孔17f1を覆う。このカバー部36bをエアガイド30に設けることで、室外機100が風雨にさらされた場合でも電気品箱13の内部に雨水が入ってくるのを抑えることができる。カバー部36bは、底面部36b2と3側面を形成する側面部36b1とを有し、1つの側面と上面が開口した器状に形成されている。そのため、エアガイド30は、機械室9から通風孔17f1を介してカバー部36bに吹き出される空気を、カバー部36bの上面の開口からカバー部36b内に取り入れ、側面の開口から送風機室8内に排出することができる。
本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。例えば、エアガイド30とヒートシンクサポート17とを互いに固定する固定具34はネジに限定されるものではなく、壁部と壁部とを固定できるものであればよく、例えばリベット等であってもよい。
1 前面パネル、1a 第1の側面部、1b 第2の側面部、1c 吹出口、2 背面パネル、2a 第3の側面部、2b 第4の側面部、2d サービスカバー、3 天面パネル、4 ベース、4a 脚部、5 送風機、5a モータ、5b プロペラファン、6 ファンガード、7 仕切板、7d 仕切壁部、7d1 上縁部、7e 載板部、8 送風機室、9 機械室、10 熱交換器、10a 伝熱管、10b フィン、11 圧縮機、12 冷媒配管、13 電気品箱、14 制御基板、14a 発熱素子、15 ヒートシンク、15a 板状部、15b フィン、16 基板ホルダー、16a 枠側壁部、16b 枠、17 ヒートシンクサポート、17a 枠体部、17a1 下壁部、17a2 下壁孔部、17a3 ボス孔部、17b 側壁部、17b1 上端部、17b2 下端部、17c 開口部、17d 縦壁部、17d1 取付面部、17e 固定ネジ穴、17f 取付部、17f1 通風孔、17f2 取付孔、17g 収納部、19 ヒートシンクホルダ、20 電気品箱カバー、21 端子台サポート、22 モータ支持部材、30 エアガイド、30a 前縁部、30b 後縁部、31 底板部、31a 側縁部、31b 側縁部、32 縦板部、32a 下縁部、32b 上縁部、33 曲折部、34 固定具、35 上部係合部、35a 上部固定孔、35b ボス部、36 下部係合部、36a 係合底壁部、36b カバー部、36b1 側面部、36b2 底面部、36c 下部固定孔、36d 係合側壁部、36d1 下端部、36d2 上端部、36e 固定部、37a 上流側開口部、37b 下流側開口部、50 筐体、100 室外機。

Claims (11)

  1. 室外機の外郭を構成する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、前記筐体内を通過する空気の流れを形成する送風機と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記筐体内の空間を、熱交換器と前記送風機とを収納する送風機室と、圧縮機を収納する機械室とに隔てる仕切板と、
    前記室外機を制御する制御基板を収納し、前記仕切板に取り付けられる電気品箱と、
    を備え、
    前記電気品箱は、
    前記制御基板に実装された発熱素子に熱的に接続され、前記送風機室内に突出して前記発熱素子から発生する熱を放散するヒートシンクと、
    前記送風機によって前記筐体内に吸い込まれた空気を前記ヒートシンクに導く風路を形成するエアガイドと、
    前記ヒートシンクを支持し、前記電気品箱を前記仕切板に固定するヒートシンクサポートと、
    前記制御基板が取り付けられる基板ホルダーと、
    を有し、
    前記ヒートシンクは、
    前記電気品箱から下方に突出するように形成されており、
    前記エアガイドは、
    前記ヒートシンクの突出方向及び前記突出方向の側方の少なくとも一部を覆い、
    前記ヒートシンクを通過する空気の流れる方向において、前記ヒートシンクの上流側に配置されており、前記ヒートシンクの側方及び下方の少なくとも一部を覆い、
    前記ヒートシンクの下方を覆う底板部と、
    前記ヒートシンクの側方を覆う縦板部と、
    前記底板部と前記縦板部との間に配置される曲折部と、
    を有し、
    前記ヒートシンクサポートは、
    前記基板ホルダーに固定され、前記ヒートシンクが突出するように嵌め込まれて固定される枠体部と、
    前記枠体部から前記制御基板の配置側と反対側に延びるように形成され、前記ヒートシンクと対向する側壁部と、
    前記側壁部の延びる方向において前記枠体部とは反対側の端部に形成され、前記端部において前記側壁部に対して前記枠体部が延びる方向と反対方向に延びるように形成され、前記仕切板の上部に配置される取付部と、
    を有する空気調和機の室外機。
  2. 前記エアガイドは、
    前記筐体内を通過する空気の流れる方向に延びるように形成されている請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記エアガイドは、
    前記筐体の前後方向に延びるように形成されている請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記ヒートシンクは、
    前記発熱素子を覆う板状部と、
    前記板状部から延びるように設けられた複数のフィンと、
    を有し、
    前記エアガイドは、
    前記底板部と前記縦板部と前記曲折部とによって形成され、前記ヒートシンクを通過する空気の流れ方向において上流側の縁部を形成する前縁部と、
    前記底板部と前記縦板部と前記曲折部とによって形成され、前記ヒートシンクを通過する空気の流れ方向において下流側の縁部を形成する後縁部と、
    を有し、
    前記前縁部と、前記枠体部と、前記側壁部とによって形成される上流側開口部は、前記後縁部と、前記板状部と、前記側壁部とによって形成される下流側開口部よりも大きく形成されている請求項1~3のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記底板部と前記縦板部と前記曲折部とは、それぞれ曲面を構成するように形成されており、前記後縁部から前記前縁部に向かうにつれて開口が徐々に大きくなるように形成されている請求項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記エアガイドは、
    固定具によって前記ヒートシンクサポートに固定される請求項1~5のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記エアガイドは、
    前記電気品箱が、前記仕切板の上部に配置された場合に、
    前記ヒートシンクサポートと、前記仕切板とに挟される固定部を有する請求項1~6のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記取付部には、前記固定部と係合する収納部が形成されており、
    前記電気品箱が、前記仕切板の上部に配置された場合に、
    前記取付部は、前記仕切板の上部に形成された板状の載板部と当接し、
    前記固定部は、前記収納部に収納されている請求項に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記エアガイドは、
    前記縦板部の上縁部に設けられた上部係合部と、
    前記縦板部の形成側とは反対側の前記底板部の側縁部に設けられた下部係合部と、
    を有し、
    前記エアガイドが前記ヒートシンクサポートに固定される場合に、
    前記上部係合部は、前記枠体部に固定され、
    前記下部係合部は、前記取付部に固定される請求項1~8のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  10. 前記上部係合部は、柱形状に突出したボス部を有し、
    前記枠体部には、凹形状に形成されたボス孔部が形成されており、
    前記エアガイドが前記ヒートシンクサポートに取り付けられる場合に、前記ボス部が前記ボス孔部に挿入される請求項に記載の空気調和機の室外機。
  11. 前記取付部には、前記機械室で発生した熱を、前記送風機室に排出するための通風孔が形成されており、
    前記下部係合部は、底面部と3側面を形成する側面部とを有し、1つの側面と上面が開口した器状に形成されたカバー部を有し、
    前記エアガイドが前記ヒートシンクサポートに取り付けられる場合に、前記カバー部は、前記通風孔を覆う請求項9又は10に記載の空気調和機の室外機。
JP2020557409A 2018-11-26 2018-11-26 空気調和機の室外機 Active JP7012874B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/043351 WO2020110165A1 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 空気調和機の室外機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020110165A1 JPWO2020110165A1 (ja) 2021-06-10
JP7012874B2 true JP7012874B2 (ja) 2022-01-28

Family

ID=70852233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020557409A Active JP7012874B2 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 空気調和機の室外機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7012874B2 (ja)
WO (1) WO2020110165A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022213474A1 (zh) * 2021-04-10 2022-10-13 广东美的制冷设备有限公司 空调器
WO2023181325A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 三菱電機株式会社 熱交換ユニット、および冷凍サイクル装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149648A (ja) 2010-01-22 2011-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機
JP2014043974A (ja) 2012-08-24 2014-03-13 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の室外ユニット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149648A (ja) 2010-01-22 2011-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機
JP2014043974A (ja) 2012-08-24 2014-03-13 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の室外ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2020110165A1 (ja) 2021-06-10
WO2020110165A1 (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3322778B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP4923106B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP7012874B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP4660130B2 (ja) 空気調和機の室外機
WO2006068147A1 (ja) 空気調和装置の室外機
JP5029136B2 (ja) 電装品ユニットならびに空気調和装置の室外機
JP2020180709A (ja) 空気調和機の室外機
JP6298542B2 (ja) 冷凍サイクル装置の室外ユニット
JP7151129B2 (ja) 空気調和機
JP3039360B2 (ja) 空気調和機用室外機
WO2017029696A1 (ja) 空気調和機の室外機
JP6452829B2 (ja) 室外機
JP3535843B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP6937937B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP2009100638A (ja) インバータ装置および空気調和機の室外機
JP2008106948A (ja) 室外機の端子盤における防滴構造
JP2005114339A (ja) 空気調和機の室外機
JP2018189267A (ja) 空気調和機の室外機
JP2004271168A (ja) 空気調和機の室外機
JP4349896B2 (ja) 空気調和機の室外機
WO2024057394A1 (ja) 空気調和機の室外機
JP6688370B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP2018189266A (ja) 空気調和機の室外機
JP6755404B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP3920839B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7012874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150