JP2011149648A - 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011149648A
JP2011149648A JP2010012180A JP2010012180A JP2011149648A JP 2011149648 A JP2011149648 A JP 2011149648A JP 2010012180 A JP2010012180 A JP 2010012180A JP 2010012180 A JP2010012180 A JP 2010012180A JP 2011149648 A JP2011149648 A JP 2011149648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
air
unit
heat exchanger
outdoor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010012180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5669407B2 (ja
Inventor
Makoto Sato
佐藤  誠
Hiroshi Kanbara
裕志 神原
Takeyuki Koresawa
丈幸 是澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2010012180A priority Critical patent/JP5669407B2/ja
Publication of JP2011149648A publication Critical patent/JP2011149648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5669407B2 publication Critical patent/JP5669407B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】パワートランジスタ等の温度上昇を抑制するとともに、パワートランジスタの落下を防止することができる室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室外機ユニット内部に設けられ、板金製の筐体51内に室外機ユニットの運転を制御する電子部品が収納される室外機用電装箱50であって、筐体51には、電子部品から発生した熱を放出する放熱部HSが下方に突出する開口が設けられ、放熱部HSおよび開口を下方から覆うように筐体51に取り付けられ、筐体51の下面とともに室外機ユニット内部を流れる空気の一部を放熱部HSに導く冷却空気流路を形成する金属製の導風部60が設けられ、冷却空気流路の流路断面積は、空気流れの上流に向かって大きくなり、導風部60における空気流れの上流側の端部は、室内機ユニットの室外熱交換器と当接して配置されていることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、空気調和機の室外機ユニットの内部に収容される室外機用電装箱に関するものである。
従来の空気調和機の室外機ユニットには、商用交流電源をコンバータ部で一旦直流に整流し、再度インバータ部で可変電圧、可変電流の交流に変換して誘導電動機や直流ブラシレスモータなどによる圧縮機モータの駆動を制御するインバータ制御回路装置が設けられている。
このインバータ制御回路装置は、パワートランジスタ、ノイズフィルタ、ダイオードスタック、各種のコンデンサ等の電子部品から構成され、これら電子部品は基板に実装され、電子部品が実装された基板は室外機ユニット内の室外機用電装箱に収納されている。
インバータ制御回路に電流が流されると、各電子部品、特にパワートランジスタから熱が放出されるため、室外機用電装箱内は高温となり、さまざまな不具合を起こすおそれがあった。
そこで、パワートランジスタ等からの熱の放出を抑制するため、パワートランジスタ等を流れる電流値を抑える方法や、パワートランジスタ等にヒートシンクや放熱フィンを熱伝導可能に取り付け、発生した熱を効率よく外部に放出させる方法などが知られている。
さらに、室外ファンにより誘引されて室外熱交換器を通過した空気の一部を、パワートランジスタ等に取り付けられた放熱フィンの周囲に流し、パワートランジスタ等から発生した熱を当該空気に放出させる方法も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭63−140232号公報
しかしながら、パワートランジスタ等を流れる電流値を抑える方法、言い換えると、パワートランジスタ等における電流制限値であるカレントセーフ値を設定する方法では、圧縮機モータの駆動力も抑制され、空気調和機における冷房や暖房能力が低くなるおそれがある。
ヒートシンク等を用いる方法では、ヒートシンク等を大きくすることにより室外機用電装箱内の温度上昇を抑えることができるが、熱伝導率の高いアルミニウムから形成されたヒートシンク等を大きくすると、製造コストが高くなるという問題があった。
さらに、ヒートシンク等を配置する空間が確保できない場合には、ヒートシンク等を大きくすることにより室外機用電装箱内の温度上昇を抑制することができないという問題があった。
その一方で、パワートランジスタ等は放熱のため、取り付けられたヒートシンク等が室外機用電装箱から露出して配置されている。この状態でパワートランジスタ等の電子部品が実装された基板が焼けると、パワートランジスタ等を支える部材がなくなり、パワートランジスタおよびヒートシンク等は、室外機用電装箱から落下する。
ここで、室外機用電装箱が室外ファン等の上方に配置されていると、落下したパワートランジスタおよびヒートシンク等は室外ファンに当たる。すると室外ファンが破損するとともに、室外ファンが回転していると、破損した部分が周囲に飛び散りさらに被害が拡大するという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、パワートランジスタ等の温度上昇を抑制するとともに、パワートランジスタの落下を防止することができる室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の室外機用電装箱は、空気調和機の室外機ユニット内部に設けられ、板金製の筐体内に室外機ユニットの運転を制御する電子部品が収納される室外機用電装箱であって、前記筐体には、前記電子部品から発生した熱を放出する放熱部が下方に突出する開口が設けられ、前記放熱部および前記開口を下方から覆うように前記筐体に取り付けられ、前記筐体の下面とともに前記室外機ユニット内部を流れる空気の一部を前記放熱部に導く冷却空気流路を形成する金属製の導風部が設けられ、前記冷却空気流路の流路断面積は、前記空気流れの上流に向かって大きくなり、前記導風部における前記空気流れの上流側の端部は、前記室内機ユニットの室外熱交換器と当接して配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、室外機ユニット内部を流れる空気の一部が導風部によって放熱部に効率よく導かれるため、室外機用電装箱に収納された電子部品等、特にパワートランジスタ等の温度上昇を抑制することができる。
ここで、室外機ユニットには、室外機熱交換器における熱交換を促進するために室外空気を誘引する室外ファン(プロペラファン)が取り付けられ、この室外ファンによって室外機ユニットの内部には、室外機熱交換器において熱交換した後の室外空気が流れている。導風部の上流側の端部は、室外熱交換器と接触して配置されているため、間隔をあけて配置されている場合と比較して、多くの空気が冷却空気流路に導かれる。言い換えると、導風部と室外熱交換器との間に隙間がないため、冷却空気流路に向かって流れていた空気がこの隙間から外部に逃げることがない。そのため、放熱部の周囲に多くの冷却空気を強制的に流すことができる。
さらに導風部は、上流に向かって冷却空気流路の流路断面積が大きくなる形状に形成されているため、さらに多くの空気を冷却空気流路に取り込むことができる。導風部と室外熱交換器との間に隙間がある状態で、上流に向かって冷却空気流路の流路断面積を大きくした場合には、空気が冷却空気流路に流入しにくくなるため、冷却空気流路に向かって流れていた空気は、この隙間から外部に逃げてしまい、さらに多くの空気を冷却空気流路に取り込むことはできない。
その一方で、室外機ユニットの運転を制御する電子部品を実装する基板や、室外機用電装箱の樹脂部分が焼けた場合であっても、板金製の筐体に取り付けられた金属製の導風部が電子部品および放熱部を受け止めることができ、電子部品および放熱部の落下を防止することができる。
特に、室外機用電装箱が室外機ユニット内部における上方に配置されている場合には、落下した電子部品および放熱部により室外ファンなどの室外機ユニットにおける他の構成要素と衝突し、これらを破損させるおそれがあるが、導風部によって落下する電子部品および放熱部を受け止めることができるため、他の構成要素の破損も防止できる。
上記発明においては、前記導風部における上流側の端部には、断熱性および弾性を有する当接部が設けられ、前記導風部および前記室外熱交換器とは、前記当接部を介して接触して配置されていることが望ましい。
本発明によれば、室外熱交換器と室外機用電装箱との間の熱の伝達を抑制することができ、電子部品の温度上昇を抑制することができる。
例えば、空気調和機において冷房運転が行われる場合には、室外熱交換器に電動圧縮機から吐出された高温高圧の冷媒が流入している。そのため、導風部と室外熱交換器とが直接接触していると、冷媒の熱が金属製の導風部および板金製の筐体を介して電子部品にまで伝達し、温度が上昇しやすくなる。
これに対して、断熱性を有する当接部を介して、導風部および室外熱交換器を接触させることにより、冷媒の熱が導風部に伝達しにくくなるため、電子部品の温度上昇を抑制することができる。
さらに、当接部は弾性を有するため、室外熱交換器の損傷を抑制することができる。本発明の室外機用電装箱が取り付けられた室外機ユニットに振動が加えられる状態、例えば、製造工場から出荷されて輸送される時には、振動により導風部と室外熱交換器とが繰り返し衝突し、室外熱交換器が損傷するおそれがある。しかしながら、当接部を介して導風部と室外熱交換器とを接触させることにより、上述のように振動によって導風部と室外熱交換器とが繰り返し衝突しても、室外熱交換器は損傷しにくい。
本発明の室外機ユニットは、冷媒を圧縮し、空気調和機の室内機ユニットとの間で前記冷媒を循環させる電動圧縮機と、前記冷媒および室外空気との間で熱交換を行う室外熱交換器と、回転駆動されることにより前記室外空気を前記室外熱交換器に向かって誘引する室外ファンと、前記電動圧縮機に供給される電力を制御する電子部品が収納される請求項1または2に記載の室外機用電装箱と、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明の室外機用電装箱が設けられているため、室外機ユニットを大型化することなく電子部品等の温度上昇を抑制するとともに、電子部品および放熱部の落下による室外機ユニットの破損を防止することができる。
上記発明においては、さらに、前記電子部品から前記電動圧縮機に供給される電流値が電流制限値に近づくと、前記室外ファンの回転数を増加させる制御部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、電子部品から電動圧縮機に供給される電流値が大きくなり、電流制限値に近づいた場合に、室外ファンの回転数を増加させて放熱部に導かれる空気の流量を増やすことにより、電子部品から発生する熱量が増加しても、電子部品等の温度上昇を抑制することができる。そのため、室外ファンの回転数を増加させない場合と比較して、電子部品等の温度上昇を抑制しつつ、電流制限値を大きくすることができる。
上記発明においては、さらに、前記室外空気の温度を測定する外気温センサが設けられ、前記制御部は、前記外気温センサにより測定された前記室外空気の温度が上昇すると、前記電流制限値を小さくして、前記室外ファンの回転数を制御することが望ましい。
本発明によれば、電子部品を冷却する室外空気の温度が上昇しても、電子部品等の温度上昇を抑制することができる。
具体的には、外気温センサにより測定された室外空気の温度が上昇すると、それに応じて電流制限値が小さくされ、室外ファンの回転数を増加させるタイミングが早められる。すると、電子部品等から発生する熱量が比較的少ないうちから、放熱部に導かれる空気の流量が増やされる。そのため、室外空気の温度が上昇して、電子部品等の冷却能力が低下した状態であっても、電子部品等の温度上昇を抑制することができる。
本発明の空気調和機は、室内機ユニットと、上記本発明の室外機ユニットと、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明の室外機ユニットが設けられているため、室外機ユニットを大型化することなく電子部品等の温度上昇を抑制するとともに、電子部品および放熱部の落下による室外機ユニットの破損を防止することができる。
本発明の室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機によれば、放熱部を下方から覆うとともに、室外機ユニット内部を流れる空気の一部を放熱部に導く冷却空気流路を導風部により形成し、導風部の上流側端部を室外熱交換器に当接させることにより、パワートランジスタ等の温度上昇を抑制するとともに、パワートランジスタの落下を防止することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る空気調和機を示す斜視図である。 図1の室外機ユニットの構成を示す斜視図である。 図2の室外機ユニットにおける室外熱交換器、プロペラファン、電装箱などの配置関係を説明する部分正面視図である。 図3の室外機ユニットにおける室外熱交換器、プロペラファン、電装箱などの配置関係を説明する上面視図である。 図4の室外機ユニットにおける室外熱交換器、プロペラファン、電装箱などの配置関係を説明するA−A断面視図である。 図3の電装箱の構成を説明する上方斜視図である。 図3の電装箱の構成を説明する下方斜視図である。 図6の導風部および収納箱の構成を説明する分解上方斜視図である。 図7の導風部および収納箱の構成を説明する分解下方斜視図である。 図1のプロペラファンの回転を制御する制御部の構成を説明するブロック図である。 図10の制御部によるプロペラファンの回転制御を説明するグラフである。
この発明の一実施形態に係る空気調和機について、図1から図11を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機を示す斜視図、図2は図1の室外機ユニットの構成を示す斜視図である。
空気調和機10は、図1に示すように、室内機ユニット20と、室外機ユニット30とを備えている。これら室内機ユニット20および室外機ユニット30は、冷媒が導通する冷媒配管40や、図示しない電気配線等により接続されている。冷媒配管40は2本備えられており、冷媒は、一方において室内機ユニット20から室外機ユニット30へ、また他方において室外機ユニット30から室内機ユニット20へと流れることになる。
室内機ユニット20は、背面のベース(図示せず)と前面パネル21とが一体に構成されたものになっている。ベースには、プレートフィンチューブ型の室内熱交換器22、略円筒形状のクロスフローファン23、室内機ユニット20の動作制御等を行う各種電気回路素子から構成されたコントロール部24等の各種機器が備えられている。
前面パネル21には、吸込グリル部21aが前面および上面のそれぞれに形成されている。室内の空気は、これら吸込グリル部21aにより多方向から室内機ユニット20内に吸い込まれるようになっている。また、吸込グリル部21aの背後には、エアフィルタ21bが備えられており、吸い込まれた空気等の粉塵を取り除く働きをしている。さらに、前面パネル21には、その下方に吹出口21cが形成されており、ここから暖められた空気、あるいは冷やされた空気が吹き出されるようになっている。なお、この空気吸込みおよび空気吹出しは、クロスフローファン23が回転することによって行われる。
図3は図2の室外機ユニットにおける室外熱交換器、プロペラファン、電装箱などの配置関係を説明する部分正面視図、図4は図3の上面視図、図5は図4のA−A断面視図である。
室外機ユニット30は、図1または図2に示すように、ユニット本体31内に室外熱交換器32、プロペラファン(室外ファン)33、電動圧縮機34、室外機用電装箱50(以下、「電装箱50」と表記する。)等が備えられている。室外機ユニット30には、図2から図4に示すように、略中央に室外機ユニット30内の空間を2つに分けるバッフルプレート35が設けられている。
室外機ユニット30の正面視における左側(図3における左側)の空間にはプロペラファン33が配置され、右側(図3における右側)の空間には電動圧縮機34が配置されている。電動圧縮機34の上方には、図2,図3および図5に示すように、電装箱50が配置されるとともに、電装箱50の左端はバッフルプレート35を越えてプロペラファン33が配置されている空間に突出するように配置されている。
室外熱交換器32は、周囲に多数のコルゲートフィンを備えた冷媒配管により構成されており、冷媒と室外気との熱交換を実現させるものである。プロペラファン33は、新たな空気を常にユニット本体31内に取り込み、熱交換効率の向上を図るために設けられている。プロペラファン33が回転駆動されると、ユニット本体31内に室外熱交換器32からプロペラファン33へと(図5における左から右に向かって)抜ける風が生じる。
なお、ユニット本体31の一側面には、室外機ユニット30の外部の空気を電装箱50内に取り込むための開口部31aが設けられている。また、室外熱交換器32およびプロペラファン33が外部と向き合うユニット本体31の背面および前面には、フィンガード(図示せず)およびファンガード36がそれぞれ設けられている。フィンガードはコルゲートフィンが外部からの不意の衝撃により破損することがないように設けられているものである。ファンガード36も、これと同様にプロペラファン33を外部衝撃から保護することを一つの目的とするとともに、外気に含まれる粉塵などをユニット本体31内に取り込ませないことを目的として備えられているものである。
電動圧縮機34は、低温低圧の気体冷媒を高温高圧の気体冷媒に変換して吐出するものであり、冷媒回路を構成する部品の中では最も中心的な働きを担うものである。ここで、冷媒回路とは、この電動圧縮機34に加えて、室内熱交換器22、室外熱交換器32、冷媒配管40、膨張弁および冷媒の流れ方向を規定する四方弁(膨張弁および四方弁は図示せず)等から概略構成され、冷媒を室内機ユニット20と室外機ユニット30との間で循環させる回路である。
図6は図3の電装箱の構成を説明する上方斜視図、図7は図3の電装箱の構成を説明する下方斜視図である。図8は図6の導風部および収納箱の構成を説明する分解上方斜視図、図9は図7の導風部および収納箱の構成を説明する分解下方斜視図である。
電装箱50は、図6から図9に示すように、電動圧縮機34を駆動制御する図示しない電子部品(例えば、パワートランジスタ等)を実装した基板(図示せず)を納める板金製の収納箱(筐体)51と、同じく板金製のフタ(筐体)52と、収納箱51の内部に収められて、空気の排出流路(図示せず。)を形成するプラスチック製(樹脂製)の誘導壁部(図示せず。)と、を主に備えている。
また、基板には、電動圧縮機34の運転を制御するための電子部品が実装され、熱を発生する電子部品(例えば、パワートランジスタ等)の熱を電装箱50外部へ放出する放熱フィンを有したヒートシンク(放熱部)HSが設けられている。
さらに、電装箱50には、ヒートシンクHSに冷却用空気を導くとともに、パワートランジスタおよびヒートシンクHSなどの落下を防止する板金製(金属製)の導風部60が設けられている。
収納箱51には、パワートランジスタ等の熱が多く発生する電子部品が配置されるフレーム状部51aと、それ以外の電子部品が納められる収納部51bと、が形成されている。
フレーム状部51aは、電装箱50におけるプロペラファン33側(図6における右側)に、略四角状にフレームをつなげて形成したものであり、電装箱50が室外機ユニット30に取り付けられた際に、プロペラファン33が配置された空間に位置する部分である。フレーム状部51aには、ヒートシンクHSが下方(図6における下方)に向かって突出する開口(図示せず。)が形成されている。
収納部51bは、電装箱50における電動圧縮機34側(図6における左側)に、有底四角筒状に形成されたものであり、電装箱50が室外機ユニット30に取り付けられた際に、電動圧縮機34が配置された空間に位置する部分である。
収納箱51には、図6および図8における左側に位置する側壁部に電装箱50内に流入する空気の吸入口53が設けられている。その一方で、収納箱51における吸入口53と対向する側壁部(図7および図9の左側に位置する側壁部)に、吸入口53から流入した空気の排出口54が設けられている。
吸入口53の設けられた側壁部の外側には、吸入口53の下端から斜め下外方向に延在し、室外機ユニット30の開口部31aの下端と係合する傾斜板55が設けられている。傾斜板55は、開口部31aから電装箱50に流入する空気を吸入口53へ誘導するものである。
ヒートシンクHSは、アルミニウムなどの熱伝導性が高い材料から形成されたものであり、パワートランジスタ等の電子部品に熱伝導が可能に取り付けられたものである。ヒートシンクHSには、冷却用の空気との接触面積を増やす複数の放熱フィンが設けられ、これら放熱フィンはプロペラファン33による室外空気の流れに沿って(図5の左右方向に)延びるように配置されている。
導風部60は、収納箱51のフレーム状部51aおよび収納部51bとともに、室外熱交換器32を通過した室外空気をヒートシンクHSに導く冷却空気流路を形成するものである。
導風部60には、1枚の金属板を折り曲げて形成した底面部61と、側面部62と、傾斜部63と、一対の側壁部64と、が主に設けられている。
底面部61は、収納部51bの側壁部からヒートシンクHSの下端に沿って、側方に延びる板状部材である。側面部62は、フレーム状部51aの下面からヒートシンクHSの側面に沿って、下方に延びる板状部材である。底面部61および側面部62は、ヒートシンクHSの周囲を覆い冷却空気流路を形成するものであるとともに、さらにパワートランジスタおよびヒートシンクHSが落下した際に、これらを受け止めるものである。底面部61および側面部62は、ヒートシンクHSにおける室外熱交換器32側の一部、例えば半分程度を覆っておいる。
なお、底面部61は収納部51bの側壁部に、側面部62はフレーム状部51aにビス等の固定手段により固定されている。
傾斜部63は、底面部61の端部から室外熱交換器32に向かい、ヒートシンクHSから離れる方向(図6の下方)に傾斜して延びる板状部材である。側面部62は、傾斜部63における両側端から室外熱交換器32に向かって延びる板状部材である。傾斜部63および側面部62は、冷却空気流路のうち、室外熱交換器32を通過した室外空気をヒートシンクHSに導く部分を形成するものである。傾斜部63および側面部62により囲まれた冷却空気流路は、ヒートシンクHSから室外熱交換器32に向かうに伴って流路断面積が大きくなっている。
さらに、傾斜部63の下側の端および側面部62の室外熱交換器32側の端には、図6から図9に示すように、インシュレーション部(当接部)65が設けられている。
インシュレーション部65は、断熱性を有するとともに弾性を有する材料から形成されたものであり、図4および図5に示すように、電装箱50を室外機ユニット30に取り付けた際に、室外熱交換器32と接触するものである。
図10は、図1のプロペラファンの回転を制御する制御部の構成を説明するブロック図である。
室外機ユニット30には、図10に示すように、プロペラファン33の回転数、および、パワートランジスタ等の電子部品から電動圧縮機34に供給される電流であるインバータ電流を制御する制御部70が、さらに設けられている。制御部70には、電流センサ71により測定されたインバータ電流の値CTと、外気温センサ72により測定された室外熱交換器32に吸い込まれる室外空気の温度ThO-Aが入力されている。
なお、制御部70におけるプロペラファン33の回転数およびインバータ電流値CTの制御の詳細は後述する。
つぎに、上記の構成からなる空気調和機10の作用について、暖房運転時および冷房運転時の場合に分けながら説明する。
まず、暖房運転時には、電動圧縮機34で高温高圧となった気体冷媒は、図1に示すように、冷媒配管40を通り室内機ユニット20の室内熱交換器22に圧送される。室内機ユニット20内では、クロスフローファン23により吸込グリル部21aから取り込まれた室内気に対して、室内熱交換器22を流過する高温高圧の冷媒から熱が与えられる。このことにより、吹出口21cから温風が吹き出されることになる。また同時に、高温高圧の気体冷媒は、室内熱交換器22において凝縮液化して高温高圧の液冷媒となる。
この高温高圧の液冷媒は、室外機ユニット30の室外熱交換器32に送られる途中で、膨張弁により減圧され低温低圧の液冷媒となる。室外機ユニット30では、プロペラファン33によりユニット本体31内に取り込まれた新しい室外気から、室外熱交換器32を流過する低温低圧の液冷媒が熱を奪うことになる。低温低圧の液冷媒は、熱を奪うことにより蒸発気化して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び電動圧縮機34に送出され、上記過程を繰り返すことになる。
冷房運転時には、冷媒は上記とは逆方向に冷媒回路中を流れる。すなわち、電動圧縮機34で高温高圧とされた気体冷媒が、冷媒配管40を通過して室外熱交換器32に圧送され、ここで室外気に熱を奪われて凝縮液化し高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷媒は、膨張弁により減圧されて低温低圧の液冷媒となり、再び冷媒配管40を通って室内熱交換器22に送られる。低温低圧の液冷媒は、ここで室内機から熱を奪って吹出口21cから冷風を吹出すとともに、冷媒自身は蒸発気化して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び電動圧縮機34に送出され、上記過程を繰り返すことになる。
上記の暖房運転、冷房運転のいずれの場合においても、図2、図3、図5に示すように、室外機ユニット30内でプロペラファン33が回転し、室外機ユニット30の室外熱交換器32からプロペラファン33に向かって室外空気が流れている。室外熱交換器32において熱交換された室外空気の大半は、そのまま室外機ユニット30の外部へ放出される。
その一方で、図3から図5に示すように、室外熱交換器32における導風部60と対向する領域を通過した室外空気は、導風部60により形成された冷却空気流路に流入する。冷却空気流路に流入した室外空気(冷却用空気)は、ヒートシンクHSに導かれてヒートシンクHSの周囲を流れる。
ここで、導風部60により形成された冷却空気流路は、室外熱交換器32からヒートシンクHSに向かって流路断面積が狭くなっているため、冷却空気流路に流入した室外空気は流速を増しながらヒートシンクHSに向かって流れる。
ヒートシンクHSは、この空気の流れにより熱を奪われ、パワートランジスタ等の電子部品において発生した熱を放出する。
さらに、プロペラファン33が配置されている空間内には空気が流れているので、その空間内における空気の圧力は、室外機ユニット30外側周りの空気の圧力よりも低くなる。この圧力の差により、室外機ユニット30外側の空気は、開口部31aから吸入口53を経て電装箱50内に流入され、排出口54を通って電装箱50外に流出される。
吸入口53から電装箱50内に流入された空気は、電装箱50内を一様に広がりながら吸入口53に対向した排気流路の入口に向かって流れ、電装箱50内に収められた電子部品から熱を奪って冷却し、排気流路の入口に流入する。排気流路の入口から排気流路内に流入した空気は、排出口54を通って電装箱50の外、すなわち、プロペラファン33が配置された空間内に排出される。
次に、制御部70によるプロペラファン33の回転数およびインバータ電流値CTの制御について、図10および図11を参照しながら説明する。
図11は、図10の制御部によるプロペラファンの回転数制御およびインバータ電流制御を説明するマップである。
制御部70は、空気調和機10が冷房運転されている場合であって、図11に示すようにインバータ電流値CTが増加してカレントセーフ上限値(電流制限値)CSに近づくと、プロペラファン33の回転数を強制的に増加させ、最大回転数で運転する制御を行う。
ここで、カレントセーフ上限値CSは、パワートランジスタ等の電子部品から発生する熱に基づく不具合の発生を防止することを目的として設定される値である。さらに、カレントセーフ上限値CSは、室外空気温度ThO-Aに依存して変化する値である。具体的には、室外空気温度ThO-Aが第1所定温度T1以下の場合には、カレントセーフ上限値CSは一定値A1であり、第1所定温度T1から第2所定温度T2までの領域では、室外空気温度ThO-Aの上昇に伴いカレントセーフ上限値CSは値が減少する。そして、室外空気温度ThO-Aが第2所定温度T2以上の場合には、カレントセーフ上限値CSは他の一定値A2となる。
図11に示すマップは事前に実験などにより求められ、制御部70に予め記憶されているものである。図11のマップには、制御の内容により第1領域、第2領域および第3領域が設けられている。第1領域と第3領域との間の一部、および、第2領域と第3領域との間は、カレントセーフ上限値CSにより区画され、第1領域と第2領域との間は閾値THにより区画されている。
ここで、閾値THは、室外空気温度ThO-Aが第1所定温度T1以下の場合には、一定値A1より電流値の小さな一定値A3となる。そして、室外空気温度ThO-Aが第1所定温度T1よりも高くなると、閾値THは室外空気温度ThO-Aの上昇に伴い、値が他の一定値A2まで減少し、その後、室外空気温度ThO-Aの上昇に関わらず、他の一定値A2となる。
言い換えると、第1領域は、インバータ電流値CTがカレントセーフ上限値CSおよび閾値THよりも小さな領域であり、第2領域は、カレントセーフ上限値CSおよび閾値THに囲まれた領域である。さらに、第3領域は、インバータ電流値CTがカレントセーフ上限値CSよりも大きな領域である。
例えば、室外空気温度ThO-Aが第2所定温度T2以下の場合に、インバータ電流値CTが徐々に大きくなっていく時には、制御部70は、最初に第1領域の制御を行う。
つまり、第1領域では、制御部70は空気調和機10の運転状態や、室外空気の温度などの条件に応じてプロペラファン33の回転数制御を行う。ここで行われる制御は、公知の制御方法を用いることができ、特に限定するものではない。
その後、インバータ電流値CTが閾値TH以上、カレントセーフ上限値CS以下となると、制御部70は第2領域の制御を行う。
つまり、第2領域では、制御部70は空気調和機10の運転状態や、室外空気の温度などの条件に関わらず、プロペラファン33の回転数を増加させ、最大回転数で回転させる制御を行う。そのため、第2領域の制御を行わない場合と比較して、ヒートシンクHSから放出される熱量が大きくなるため、パワートランジスタ等の電子部品の上限温度を同じにした場合、カレントセーフ上限値CSを大きくすることができる。
さらに、インバータ電流値CTがカレントセーフ上限値CSよりも大きくなると、制御部70は第3領域の制御を行う。
つまり、第3領域では、制御部70は空気調和機10の運転状態や、室外空気の温度などの条件に関わらず、インバータ電流値CTの増加を抑制する制御をおこなう。そのため、パワートランジスタ等の電子部品から発生する熱量の増加を抑制することができ、電子部品等の温度上昇を抑制することができる。
また、室外空気温度ThO-Aが第2所定温度T2よりも高い場合には、図11に示すように、制御部70は最初に第1領域の制御を行い、インバータ電流値CTがカレントセーフ上限値CSよりも大きくなると、第3領域の制御を行う。言い換えると、第2領域の制御を行うことなく、直接第3領域の制御を行う。
上記の構成によれば、室外機ユニット30内部を流れる室外空気の一部が導風部60によってヒートシンクHSに効率よく導かれるため、電装箱50に収納された電子部品等、特にパワートランジスタ等の温度上昇を抑制することができる。
さらに、ヒートシンクHSを大型化することなく、つまり、室外機ユニット30を大型化することなく電子部品等の温度上昇を抑制することができる。
導風部60の上流側端部は、室外熱交換器32と接触して配置されているため、間隔をあけて配置されている場合と比較して、多くの室外空気が導風部60の冷却空気流路に導かれる。言い換えると、導風部60と室外熱交換器32との間に隙間がないため、冷却空気流路に向かって流れていた空気がこの隙間から外部に逃げることがない。そのため、ヒートシンクHSの周囲に多くの室外空気(冷却空気)を強制的に流すことができる。
さらに導風部60は、上流に向かって冷却空気流路の流路断面積が大きくなる形状に形成されているため、さらに多くの室外空気を冷却空気流路に取り込むことができる。つまり、導風部60と室外熱交換器32との間に隙間がある状態で、上流に向かって冷却空気流路の流路断面積を大きくした場合には、室外空気が冷却空気流路に流入しにくくなるため、冷却空気流路に向かって流れていた空気は、この隙間から外部に逃げてしまい、さらに多くの室外空気を冷却空気流路に取り込むことはできない。
その一方で、室外機ユニット30の運転を制御する電子部品を実装する基板や、電装箱50の樹脂部分が焼けた場合であっても、板金製の収納箱51に取り付けられた金属製の導風部60が電子部品およびヒートシンクHSを受け止めることができ、電子部品およびヒートシンクHSの落下を防止することができる。
特に、本実施形態のように、電装箱50が室外機ユニット30内部における上方に配置されている場合には、落下した電子部品およびヒートシンクHSによりプロペラファン33と衝突し、これを破損させるおそれがあるが、導風部60によって落下する電子部品およびヒートシンクHSを受け止めることができるため、プロペラファン33の破損も防止できる。
導風部60における傾斜部63の下側の端、および、側面部62の室外熱交換器32側の端に、インシュレーション部65を設けることにより、室外熱交換器32と電装箱50との間の熱の伝達を抑制することができ、電子部品の温度上昇を抑制することができる。
特に、空気調和機10において冷房運転が行われる場合には、室外熱交換器32に電動圧縮機34から吐出された高温高圧の冷媒が流入している。そのため、導風部60と室外熱交換器32とが直接接触していると、冷媒の熱が金属製の導風部60および板金製の収納箱51を介して電子部品にまで伝達し、温度が上昇しやすくなる。
これに対して、断熱性を有するインシュレーション部65を介して、導風部60および室外熱交換器32を接触させることにより、冷媒の熱が導風部60に伝達しにくくなるため、電子部品の温度上昇を抑制することができる。
さらに、インシュレーション部65は弾性を有するため、室外熱交換器32の損傷を抑制することができる。本実施形態の電装箱50が取り付けられた室外機ユニット30に振動が加えられる状態、例えば、製造工場から出荷されて輸送される時には、振動により導風部60と室外熱交換器32とが繰り返し衝突し、室外熱交換器32が損傷するおそれがある。しかしながら、インシュレーション部65を介して導風部60と室外熱交換器32とを接触させることにより、上述のように振動によって導風部60と室外熱交換器32とが繰り返し衝突しても、室外熱交換器32は損傷しにくい。
制御部70によりプロペラファン33の回転数を制御することにより、つまり、電子部品から電動圧縮機34に供給されるインバータ電流値CTが大きくなり、カレントセーフ上限値CSに近づいた場合に、プロペラファン33の回転数を増加させてヒートシンクHSに導かれる室外空気の流量を増やすことにより、電子部品から発生する熱量が増加しても、電子部品等の温度上昇を抑制することができる。そのため、プロペラファン33の回転数を増加させない場合と比較して、電子部品等の温度上昇を抑制しつつ、カレントセーフ上限値CSを大きくすることができる。
より具体的には、電子部品を冷却する室外空気の温度ThO-Aが上昇しても、電子部品等の温度上昇を抑制することができる。
つまり、室外空気の温度ThO-Aが上昇すると、それに応じてカレントセーフ上限値CSが小さくされ、プロペラファン33の回転数を増加させるタイミングが早められる。すると、電子部品等から発生する熱量が比較的少ないうちから、ヒートシンクHSに導かれる空気の流量が増やされる。そのため、室外空気の温度ThO-Aが上昇して、電子部品等の冷却能力が低下した状態であっても、電子部品等の温度上昇を抑制することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、この発明を室外機ユニットと室内機ユニットとが一対一に対応する空気調和機に適用して説明したが、一つの室外機ユニットに複数の室内機ユニットが設けられた空気調和機に適用することもでき、特に限定するものではない。
10 空気調和機
20 室内機ユニット
30 室外機ユニット
32 室外熱交換器
33 プロペラファン(室外ファン)
34 電動圧縮機
50 室外機用電装箱
51 収納箱(筐体)
52 フタ(筐体)
60 導風部
65 インシュレーション部(当接部)
70 制御部
72 外気温センサ
HS ヒートシンク(放熱部)

Claims (6)

  1. 空気調和機の室外機ユニット内部に設けられ、板金製の筐体内に室外機ユニットの運転を制御する電子部品が収納される室外機用電装箱であって、
    前記筐体には、前記電子部品から発生した熱を放出する放熱部が下方に突出する開口が設けられ、
    前記放熱部および前記開口を下方から覆うように前記筐体に取り付けられ、前記筐体の下面とともに前記室外機ユニット内部を流れる空気の一部を前記放熱部に導く冷却空気流路を形成する金属製の導風部が設けられ、
    前記冷却空気流路の流路断面積は、前記空気流れの上流に向かって大きくなり、
    前記導風部における前記空気流れの上流側の端部は、前記室内機ユニットの室外熱交換器と当接して配置されていることを特徴とする室外機用電装箱。
  2. 前記導風部における上流側の端部には、断熱性および弾性を有する当接部が設けられ、
    前記導風部および前記室外熱交換器とは、前記当接部を介して接触して配置されていることを特徴とする請求項1記載の室外機用電装箱。
  3. 冷媒を圧縮し、空気調和機の室内機ユニットとの間で前記冷媒を循環させる電動圧縮機と、
    前記冷媒および室外空気との間で熱交換を行う室外熱交換器と、
    回転駆動されることにより前記室外空気を前記室外熱交換器に向かって誘引する室外ファンと、
    前記電動圧縮機に供給される電力を制御する電子部品が収納される請求項1または2に記載の室外機用電装箱と、
    が設けられていることを特徴とする室外機ユニット。
  4. さらに、前記電子部品から前記電動圧縮機に供給される電流値が電流制限値に近づくと、前記室外ファンの回転数を増加させる制御部が設けられていることを特徴とする請求項3記載の室外機ユニット。
  5. さらに、前記室外空気の温度を測定する外気温センサが設けられ、
    前記制御部は、前記外気温センサにより測定された前記室外空気の温度が上昇すると、前記電流制限値を小さくして、前記室外ファンの回転数を制御することを特徴とする請求項4記載の室外機ユニット。
  6. 室内機ユニットと、
    請求項3から5のいずれかに記載の室外機ユニットと、
    が設けられていることを特徴とする空気調和機。

JP2010012180A 2010-01-22 2010-01-22 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 Expired - Fee Related JP5669407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010012180A JP5669407B2 (ja) 2010-01-22 2010-01-22 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010012180A JP5669407B2 (ja) 2010-01-22 2010-01-22 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011149648A true JP2011149648A (ja) 2011-08-04
JP5669407B2 JP5669407B2 (ja) 2015-02-12

Family

ID=44536793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010012180A Expired - Fee Related JP5669407B2 (ja) 2010-01-22 2010-01-22 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5669407B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103512158A (zh) * 2012-06-19 2014-01-15 珠海格力电器股份有限公司 空调控制器盒及空调器
CN103648257A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 四川长虹空调有限公司 变频模块散热风道装置
CN105042723A (zh) * 2015-08-19 2015-11-11 海信(山东)空调有限公司 一种变频空调室外机及变频空调
CN106500278A (zh) * 2016-12-23 2017-03-15 广东志高空调有限公司 一种电控盒散热系统及空调
KR20170095606A (ko) * 2016-02-15 2017-08-23 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실외기
JP6394744B1 (ja) * 2017-06-09 2018-09-26 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外ユニット
JP6504591B1 (ja) * 2018-03-19 2019-04-24 三菱電機株式会社 冷却構造及び冷却構造を備えた室外ユニット
WO2020110165A1 (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
CN111351148A (zh) * 2020-04-02 2020-06-30 珠海格力电器股份有限公司 一种电器盒散热组件、控制方法和空调器
JP2020159668A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機
CN112513534A (zh) * 2018-08-09 2021-03-16 三菱电机株式会社 室外机及空气调节机
CN113677164A (zh) * 2021-08-31 2021-11-19 合肥美的暖通设备有限公司 电控盒的散热控制方法、装置以及空调器
CN113701273A (zh) * 2021-08-31 2021-11-26 青岛海信日立空调系统有限公司 一种空调水机
CN114383214A (zh) * 2021-12-20 2022-04-22 珠海格力电器股份有限公司 一种辅助散热结构和空调器、控制方法
US11603998B2 (en) 2019-01-30 2023-03-14 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit and air conditioner

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101880463B1 (ko) * 2016-12-21 2018-07-24 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 그 제어방법
JP6775684B2 (ja) * 2017-06-12 2020-10-28 三菱電機株式会社 室外機

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719532A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toshiba Corp 空気調和機の冷媒加熱室外機
JPH09273799A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH1026372A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JPH10259930A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Mitsubishi Electric Corp インバータ装置及びそれを用いた空気調和機の室外機
JP2000161717A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Sharp Corp 空気調和機の室外機
JP2005242205A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Ricoh Co Ltd 冷却装置および画像形成装置
JP2006194532A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JP2007326431A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Denso Corp シールダクト
JP2007327688A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Sharp Corp 一体型空気調和機
JP2008101824A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外機

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719532A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toshiba Corp 空気調和機の冷媒加熱室外機
JPH09273799A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH1026372A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JPH10259930A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Mitsubishi Electric Corp インバータ装置及びそれを用いた空気調和機の室外機
JP2000161717A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Sharp Corp 空気調和機の室外機
JP2005242205A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Ricoh Co Ltd 冷却装置および画像形成装置
JP2006194532A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JP2007326431A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Denso Corp シールダクト
JP2007327688A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Sharp Corp 一体型空気調和機
JP2008101824A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外機

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103512158A (zh) * 2012-06-19 2014-01-15 珠海格力电器股份有限公司 空调控制器盒及空调器
CN103512158B (zh) * 2012-06-19 2016-07-06 珠海格力电器股份有限公司 空调控制器盒及空调器
CN103648257A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 四川长虹空调有限公司 变频模块散热风道装置
CN105042723A (zh) * 2015-08-19 2015-11-11 海信(山东)空调有限公司 一种变频空调室外机及变频空调
CN105042723B (zh) * 2015-08-19 2017-10-27 海信(山东)空调有限公司 一种变频空调室外机及变频空调
KR102527577B1 (ko) * 2016-02-15 2023-04-28 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실외기
KR20170095606A (ko) * 2016-02-15 2017-08-23 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실외기
CN106500278A (zh) * 2016-12-23 2017-03-15 广东志高空调有限公司 一种电控盒散热系统及空调
WO2018225846A1 (ja) * 2017-06-09 2018-12-13 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外ユニット
JP2018204925A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外ユニット
JP6394744B1 (ja) * 2017-06-09 2018-09-26 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外ユニット
US11054154B2 (en) 2017-06-09 2021-07-06 Daikin Industries, Ltd. Outdoor unit of refrigeration apparatus
JP6504591B1 (ja) * 2018-03-19 2019-04-24 三菱電機株式会社 冷却構造及び冷却構造を備えた室外ユニット
WO2019180777A1 (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 三菱電機株式会社 冷却構造及び冷却構造を備えた室外ユニット
CN112513534B (zh) * 2018-08-09 2022-06-21 三菱电机株式会社 室外机及空气调节机
CN112513534A (zh) * 2018-08-09 2021-03-16 三菱电机株式会社 室外机及空气调节机
WO2020110165A1 (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
JPWO2020110165A1 (ja) * 2018-11-26 2021-06-10 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
JP7012874B2 (ja) 2018-11-26 2022-01-28 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
US11603998B2 (en) 2019-01-30 2023-03-14 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit and air conditioner
JP2020159668A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機
JP7276651B2 (ja) 2019-03-28 2023-05-18 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機
CN111351148A (zh) * 2020-04-02 2020-06-30 珠海格力电器股份有限公司 一种电器盒散热组件、控制方法和空调器
CN113677164A (zh) * 2021-08-31 2021-11-19 合肥美的暖通设备有限公司 电控盒的散热控制方法、装置以及空调器
CN113701273A (zh) * 2021-08-31 2021-11-26 青岛海信日立空调系统有限公司 一种空调水机
CN113701273B (zh) * 2021-08-31 2022-11-29 青岛海信日立空调系统有限公司 一种空调水机
CN114383214A (zh) * 2021-12-20 2022-04-22 珠海格力电器股份有限公司 一种辅助散热结构和空调器、控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5669407B2 (ja) 2015-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5669407B2 (ja) 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機
JP3821153B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP4900558B2 (ja) 室外機
JP5551481B2 (ja) 電算機室専用空調室内機
KR20150042319A (ko) 컨트롤박스 및 이를 포함하는 공기조화기의 실외기
JP5870553B2 (ja) 空気調和機の室外機
US9353968B2 (en) Heat source unit of refrigerating apparatus
JP6689359B2 (ja) 空気調和装置
JP2006214635A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP2013011392A (ja) 空気調和装置
JP2006214633A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP6594428B2 (ja) 空気調和機の室外機および空気調和機
WO2016088748A1 (ja) 冷凍サイクル装置の室外ユニット
WO2023213317A1 (zh) 冷藏冷冻装置
JPWO2006054547A1 (ja) 空気調和機の室外機
JP5611084B2 (ja) 空気調和装置の室外機及びその空気調和装置の室外機を用いた空気調和装置
WO2019058472A1 (ja) 熱交換器ユニット及び空気調和装置
JP5640791B2 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
WO2016170652A1 (ja) 室内機および空気調和装置
JP2018207074A (ja) 発熱機器を備えた装置
KR20070052547A (ko) 공기조화기
US11788738B2 (en) Outdoor unit and air conditioner
US11391473B2 (en) Outdoor unit and air conditioner
JP2003097881A (ja) コンテナ用冷凍装置
JP2010196945A (ja) 室外ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141216

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5669407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees