JP2005114339A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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憲一 中島
Kazuhiro Shimaoka
一博 嶋岡
Yoshiaki Kaneko
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Yumi Kusama
由実 草間
Hajime Takada
元 高田
Hiroshi Miyauchi
拓 宮内
Takahiko Ukuchi
隆彦 宇口
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Abstract

【課題】 発熱素子とこの発熱素子を冷却するためのヒートシンクとの密着性を良好にして、発熱素子の冷却効果が高められるようにする。
【解決手段】 電装箱内に発熱素子38を搭載した制御基板33が収容されている空気調和機の室外機である。そして、電装箱には、制御基板33を取り付ける取付部と、発熱素子の冷却用のヒートシンクを取り付ける取付部とが互いに平行に設けられ、制御基板33には、発熱素子38がホルダ40を介して取り付けられる構成とし、ホルダ40には、発熱素子38のベース52、53の外表面に係合して、この発熱素子38を制御基板33に対して平行に仮固定するための複数の素子固定爪47、47が設けられている構成である。
【選択図】 図7

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に室外機内に設置された電装箱の内部に収容されているパワーモジュール等の発熱性を持つ電気部品の冷却構造に関する。
通常、空気調和機の室外機は、外装を成す箱体内を仕切板によって、熱交換器及び送風機等が収容された熱交換室と、圧縮機及びアキュームレータ等が収容された機械室とに区画形成されると共に、仕切板の上部の箱体内には、機械室の上部と熱交換器室の上部の一部とに跨るように電装箱が略水平の状態で配置されている。
また、前記電装箱の内部には、空気調和機の運転を制御する多数の電気部品が搭載された制御基板が設けられており、この制御基板に搭載された多数の電気部品の中には、インバータ用のパワーモジュールやブリッジダイオードのような発熱性の電気部品がある。この発熱性の電気部品(以下、発熱素子という)には、放熱を促進して発熱素子を冷却するためのヒートシンクが熱伝導関係に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。そして、このヒートシンクは、送風機が設置された通風性の良い熱交換器室に延出した電装箱の延出部分に取り付けられている。
特開2002−243210号公報
ところで、一般に、発熱素子とヒートシンクとは、互いにその一面同士を密着して取り付けることにより熱伝導を良くして、発熱素子で発生する熱をヒートシンクへ伝導させ、その発熱素子の冷却を図る構成である。
通常、上記したパワーモジュール等の発熱素子は、制御基板に半田付けされるが、この発熱素子が制御基板に対して傾いて取り付けられると、発熱素子とヒートシンクとの接触面同士が互いに密着せず、両者の間に隙間が生じる場合が多々ある。このように、発熱素子とヒートシンクとの間に隙間が生じると、発熱素子の熱がヒートシンクへ良好に伝導しなくなり、発熱素子の冷却が悪くなる。特に、制御基板に複数個の発熱素子を取り付け、それらを共通の一つのヒートシンクで放熱させる場合においては、それぞれの発熱素子の水平度を確保して、両者を一つの共通のヒートシンクに密着させることが困難となるものであった。
本発明は、上述の事情に鑑みなされものであり、発熱素子とこの発熱素子を冷却するためのヒートシンクとの密着性を良好にして、発熱素子の冷却効果が高められる空気調和機の室外機を提供できるようにすることを目的としている。
請求項1記載の発明は、箱体の底部を構成する底板上に仕切板を立設すると共に、この仕切板を境にして圧縮機が配置された機械室と、熱交換器及び送風機が配置された熱交換器室とに箱体内を区画し、前記仕切板の上部には、前記機械室と前記熱交換器室とに跨って略水平に延びる電装箱が配置され、この電装箱内に発熱素子を搭載した制御基板が収容されている空気調和機の室外機において、前記電装箱には、前記制御基板を取り付ける取付部と、前記発熱素子の冷却用のヒートシンクを取り付ける取付部とが互いに平行に設けられ、前記制御基板には、前記発熱素子がホルダを介して取り付けられる構成とし、前記ホルダには、前記発熱素子のベースの外表面に係合して、この発熱素子を前記制御基板に対して平行に仮固定するための複数の素子固定爪が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気調和機の室外機において、前記制御基板には、複数の発熱素子が接近した状態で取り付けられ、これら複数の発熱素子は、一つのホルダを介して制御基板に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の空気調和機の室外機において、前記複数の発熱素子は、一つの共通のヒートシンクに密着する構成としたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の空気調和機の室外機において、前記複数の素子固定爪は、発熱素子を制御基板へ半田付けした後に除去されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の空気調和機の室外機において、前記ホルダは、制御基板に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の空気調和機の室外機は、箱体の底部を構成する底板上に仕切り板を立設すると共に、この仕切り板を境にして圧縮機が配置された機械室と、熱交換器及び送風機が配置された熱交換器室とに箱体内を区画し、前記仕切り板の上部には、前記機械室の上部と前記熱交換器室の上部とに跨って略水平に延びる電装箱が配置され、この電装箱内に発熱素子を搭載した制御基板が収容されている空気調和機の室外機において、前記電装箱には、前記制御基板を取り付ける取付部と、前記発熱素子の冷却用のヒートシンクを取り付ける取付部とが互いに平行に設けられ、前記制御基板には、前記発熱素子がホルダを介して取り付けられる構成とし、前記ホルダには、前記発熱素子のベースの外表面に係合して、この発熱素子を前記制御基板に対して平行に仮固定するための複数の素子固定爪が設けられている構成であるから、発熱素子のベースの外表面とヒートシンクのベースの一面とが互いに平行となって密接させた状態で両者を電装箱に取り付けることが可能になり、発熱素子とヒートシンク間の熱伝導が良好となって、発熱素子の冷却効果を高めることができる。
以下、本発明の実施の一形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の一形態を示す室外機の分解斜視図である。図1において、1は箱体状の室外機であり、この室外機1は、鋼板製の底板2の上に、同じく鋼板製の仕切板3が立設されており、この仕切板3の左右の両側には、熱交換器室Aと機械室Bとが区画形成されている。
前記機械室Bには、冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機4、アキュームレータ5、冷媒配管6及び電装箱7等が配置されている。また、前記熱交換器室Aには、室外熱交換器8及びこの室外熱交換器8に送風する室外送風機9等が設置されている。
前記室外機1は、前記した底板2や仕切板3の他に、鋼板製の左右両側板12、13、天板14、この天板14に一体成型された前パネル15及び前記右側板13に一体成型された背板16等を備えて構成され、これらによって室外機1の外装としての箱体が構成される。また、前記左側板12には、鎧戸を有する複数の開口が形成され、前記右側板13には、前記冷媒配管6及びユニット間ケーブルを引き出すための引出口が形成され、前パネル15には格子が取り付けられた送風吹出し用の開口が形成されている。
前記熱交換器室Aの背面側は開放されており、この開放された背面側には、前記室外熱交換器8が配置され、また、前記機械室Bの背面側には前記背板16が配置されている。前記室外熱交換器8の背面側の上部には補強板17が配置され、この補強板17は、前記熱交換器室A及び機械室Bのほぼ全幅にわたって設けられている。前記天板14は、左右の側板12、13と室外熱交換器8の上部に配置された補強板17の上に載せて固定する。
図2は、天板14及びそれと一体の前パネル15を外して示した室外機1の正面図である。図2において、前記箱体内における仕切板3の上部には、前記した電装箱7が略水平状態に取り付けられており、この電装箱7は、前記仕切板3を跨いで前記機械室B側から熱交換器室A側に一部が延出している。
前記電装箱7には、その天面から前面にわたってスポンジ状のシール材18が配置されており、このシール材18は、仕切板3が配置された位置の上部に配置されている。また、前記シール材18は前記熱交換器室Aと機械室Bとの間の水密を保つためのものである。
上述の構成により、前記熱交換器室Aには前面(前パネル15)及び側面の開口から雨水が浸入するが、前記機械室Bは、天板14、前パネル15、右側板13及び背板16によって覆われているため、雨水が浸入しないようになっている。
図3は電装箱の斜視図、図4は電装箱の上蓋を外して示した斜視図である。図3において、前記電装箱7は、下部の箱体状の箱部21と、上部の平板状の基板収納部22とを合成樹脂にて一体成型して成るものである。また、前記基板収納部22は、箱部21の上方から上左方にかけて形成されている。
前記箱部21は、後板23及び下板24を有して機械室B側に設けられ、それの上方、前方及び左右方向に開口しており、その前開口部21a及び右開口部21bが機械室Bへ臨み、左開口部21cが熱交換器室A側へ臨んでいる。前記下板24の上側には、電気部品及び電装箱7内の配線類を固定するための配線固定部25が設けられ、また、前記電装箱7の左寄りの前後両端部には、この電装箱7を前記仕切板3に固定するための電装箱固定部26が設けられている。
前記基板収納部22の上面は、着脱自在な合成樹脂製の上蓋27で覆われており、またこの基板収納部22は、下方へ開口している。そして、図4に示すように、前記基板収納部22は、それの周囲に周囲壁31を有すると共に、この周囲壁31から内外双方へ突出するフランジを有しており、その内側のフランジ32の上側に、多数の制御用の電気部品を搭載した制御基板33を水平に取り付けて収納するための前記した基板収納部22が形成されるものである。
前記フランジ32の下側には、ヒートシンク55を水平に取り付けるためのヒートシンク取付部が設けられている。また、前記基板収納部22は、熱交換器室Aと機械室Bの双方にわたって配置され、前記ヒートシンク取付部は、熱交換器室A側に配置されている。
図4において、前記基板収納部22における内側のフランジ32には、前記制御基板33を固定するためのねじ孔を有する2ヵ所のボス36、36を立設している。
前記制御基板33には、半円形の2ヵ所の切欠き35、35と、2ヵ所の挿通ねじ孔37、37と、複数の電気部品の接続ピンを挿通するための多数のピン孔n、n・・が設けられている。
前記切欠き35、35には、前記ヒートシンク55を下側からヒートシンク取付部(図示せず)へねじ止め固定したときに、それらのねじの先端が通り抜けるようになっている。
前記制御基板33は、半田付けのための半田面が上になるようにボス36、36の上に置かれ、前記挿通ねじ孔37、37にねじを通してそのねじをボス36、36へ螺合させることにより固定される。
前記制御基板33の下面側には、制御用の各種の電気部品が配置されており、前記熱交換器室A側に位置する制御基板33の一端部には、図7に示すように、インバータ用のパワーモジュール38aとブリッジダイオード38bとを含む複数の発熱素子38が互いに接近した状態で取り付けられている。
ここで、前記したインバータ用のパワーモジュール38aとブリッジダイオード38bとを含む発熱素子38の制御基板33への取り付けについて説明する。図5は発熱素子のホルダを示す斜視図、図6は発熱素子のホルダを制御基板33へ取り付けた状態を下方から見た斜視図、図7はホルダに発熱素子を取り付けた状態を下方から見た斜視図である。
前記インバータ用のパワーモジュール38aとブリッジダイオード38bとを含む発熱素子38は、図7に示すように、一つの合成樹脂製のホルダ40を介して制御基板33に取り付けられている。前記ホルダ40は細長く平板状の箱形を呈しており、このホルダ40の長手方向の寸法は、前記制御基板33の短手方向の寸法よりも少し短い寸法になっている。
前記ホルダ40は、前記制御基板33における熱交換器室A側の端部に基板当接面41を上にして取り付けられる。前記基板当接面41には、図5に示すように、上方に突出する4ヵ所のホルダ固定爪42、42・・が設けられており、一方、図4に示すように、前記制御基板33には、ホルダ固定爪42に対応して4ヵ所の角孔43、43・・が形成されている。
前記角孔43は、大小幅の異なる四角形の孔を組み合せて作られており、幅広の孔にホルダ固定爪42を挿入し、このホルダ固定爪42を幅狭の孔へスライドさせることにより、そのホルダ固定爪42が角孔43の縁に掛けられて、前記ホルダ40が制御基板33に着脱可能に固定されることになる。
図6において、前記ホルダ40における発熱素子を取り付ける面側には、前記パワーモジュール38aとブリッジダイオード38bを取り付けるための2つの素子固定部44、45が形成されている。各素子固定部44、45は、ホルダ40の長手方向に別れてそれぞれ形成されており、各素子固定部44、45の前後側及び熱交換器室A側の一部にはリブ46が形成されている。
前記パワーモジュール38a用の素子固定部44の対角線上には、前記リブ46に連続して、前記パワーモジュール38aを押えるための2つの素子固定爪47、47が設けられると共に、この素子固定部44の底面の2ヵ所には素子固定用ねじ孔48、48が設けられている。前記2つの素子固定爪47、47は、前記パワーモジュール38aのベース52の外表面に係合して、このパワーモジュール38aのベース52を、前記制御基板33に対して平行に仮固定するものである。
前記ブリッジダイオード用の素子固定部45の対角線上には、前記リブ46に連続して、前記ブリッジダイオード38bを押えるための2つの素子固定爪47、47が設けられると共に、この素子固定部45の底面中央の1箇所には素子固定用ねじ孔48が設けられている。前記素子固定部45側の2つの素子固定爪47、47は、前記ブリッジダイオード38bのベース53の外表面に係合して、このブリッジダイオード38bのベース53を、前記制御基板33に対して平行に仮固定するものである。
図7において、前記パワーモジュール38aは、素子の一側部からのみ複数のピンp、p・・が突出して設けられており、長手方向の両端部には、固定用のねじ挿通孔51、51が設けられている。そして、このパワーモジュール38aは、前記ピンp、p・・を機械室B側に位置させて、また、パワーモジュール38aのベース52の表面が外に表れるようにして、かつ、このパワーモジュール38aの一部を熱交換器室A側へはみ出させて、ホルダ40の素子固定部44側に取り付ける。そしてまた、前記ピンp、p・・を制御基板33のピン孔n、n・・に挿入した後、ベース52をホルダ40の前記素子固定爪47、47に挟んでこのパワーモジュール38aを仮固定させる。
前記ブリッジダイオード38bは、素子の一側部からのみ複数のピンp、p・・が突出して設けられており、それの中央部には、固定用のねじ挿通孔51が設けられている。そして、このブリッジダイオード38bは、前記ピンp、p・・を機械室B側に位置させて、また、ブリッジダイオード38bのベース53の表面が外に表れるようにして、かつ、このブリッジダイオード38bの一部を熱交換器室A側にはみ出させて、ホルダ40の素子固定部45側に取り付ける。そしてまた、前記ピンp、p・・を制御基板33のピン孔n、n・・に挿入した後、ベース53をホルダ40の素子固定爪47に挟んでこのブリッジダイオード38bを仮固定させる。
これらパワーモジュール38aとブリッジダイオード38bを含む発熱素子38が、ホルダ40を介して制御基板33に仮固定され、かつ制御基板33上に他の電気部品が配設された後に、制御基板33の半田付けが行われる。このとき、制御基板33の半田面側を下にして半田面側が半田槽へ所定時間浸される。制御基板33には溶けた半田の熱が加わり温度上昇するが、ホルダ40が制御基板33の一辺の端部に取り付けられて、その制御基板33の補強をしているので、制御基板33が反ったり歪んだりして変形することはない。
また発熱素子38は、制御基板33とホルダ40の素子固定爪47、47・・とで挟持されているので、半田付け作業時に制御基板33から浮き上がることはない(発熱素子38は半田付け作業時に制御基板33から浮いて離れる方向へ動くがホルダ40の素子固定爪47、47・・で押えられているので、素子固定爪47、47・・の押えている位置において半田で固定される)。
これにより2つの発熱素子38は、ホルダ40によってベース52、53の外表面と制御基板33の一面とが平行に保たれると共に、2つの発熱素子38のベース52、53のそれぞれの外表面が、同一高さ位置となって固定される。
前記発熱素子38は、半田付けされた後、各ねじ挿通孔51、51・・にねじ(図示せず)を挿入し、そのねじをホルダ40に設けられたねじ穴48、48に螺着することで前記ホルダ40を介して制御基板33に固定される。
その後、ホルダ40の4つの素子固定爪47、47・・を切断することにより、制御基板33の半田付け作業が終了する。即ち、前記ホルダ40の各素子固定爪47、47・・は、半田付け作業の終了後に除去されるため、修理サービス時における発熱素子38の交換の際、この発熱素子38の交換作業に手間取るようなことがない。
次に、前記制御基板33とヒートシンク55の電装箱7への取り付けについて、図4、図8及び図9を参照して説明する。図8は電装箱の左側を下方から見た要部斜視図、図9はヒートシンクを下方から見た斜視図である。
前記電装箱7の基板収納部22のフランジ32には、図8に示すように、下方に突出するヒートシンク取付用のねじ孔を有する3つのボス54、54・・が立設されている。一方、ヒートシンク55は熱伝導性に優れたアルミニウム等で作られ、平板状のベース56と、このベース56に直交して設けられた複数のフィン57、57・・とを有して構成されている。前記ベース56には、図9に示すように、前記ボス54、54・・に対応して3つのねじ挿通孔58、58・・が設けられている。
このように構成されたヒートシンク55は、複数のフィン57、57・・を下向きにして、反フィン側のベースの一面をボス54、54・・に当接させる。このヒートシンク55は、前記ねじ挿通孔58、58・・とボス54、54・・のねじ孔とを合わせ、ねじをねじ挿通孔58、58・・に通して、ボス54、54に止めることにより、電装箱7に取り付けられる。こうすることにより、前記基板収納部22の左側下部の開口部が、前記ベース56で封鎖され、前記箱部21の左開口部21cが距離をおいてフィン57により覆われる。これにより、電装箱7内の通気性が保たれ、雨水の浸入を防止することができる。
次いで前記制御基板33を上方から基板収納部22へ取り付ける(図4参照)。この制御基板33を基板収納部22へ取り付けると、制御基板33とヒートシンク55とが電装箱7にも取り付けられ、かつ、2つの発熱素子38のベース52、53の外表面が同一高さ位置になって水平状態に固定されているので、発熱素子38のベース52、53の外表面と、ヒートシンク55のベース56の一面とが密接した状態で固定される。このように、発熱素子8とヒートシンク55とが互いに密接することにより、発熱素子38とヒートシンク55間の熱伝導性が良くなり、発熱素子38の発熱がヒートシンク55に良好に伝わって、発熱素子38の冷却効果を高めることができる。なお、発熱素子38のベース52、53の外表面とヒートシンク55のベース56の一面との間には、伝導性を高めるための高熱伝導性のシール剤が塗布される。
以上のように構成された空気調和機の室外機1において、空調運転時に室外送風機9が駆動すると、室外熱交換器8を通して熱交換器室Aへ取り込まれた外気が、前パネル15の開口から放出される。このとき、熱交換器室Aを通過する送風空気の一部が熱交換器室Aに配置されたヒートシンク55に接触し、発熱素子38の発熱による熱で温度上昇したヒートシンク55が冷却されるため、発熱素子38の熱がヒートシンク55に奪われ、発熱素子38を冷却することができる。
また、熱交換器室A内を風が流れることにより、熱交換器室Aに延出した電装箱7の左開口部21cの周囲が負圧になり、電装箱7内の空気が左開口部21cから熱交換器室Aに排出され、電装箱7内には、機械室Bへ入り込んだ外気が、その電装箱7の右及び前開口部21a、21bから流入し、この流入する外気によって電装箱7内が冷却される。
以上、実施の一形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、種々変形が可能である。
上述の実施の一形態では、制御基板33、ヒートシンク55及び発熱素子38を水平に取り付けた場合について説明しているが、これらの部品33、55、38を垂直に取り付けても良い。
本発明の一実施形態を示す室外機の分解斜視図である。 前パネルを外した状態の室外機の正面図である。 電装箱の斜視図である。 上蓋を外した状態の電装箱の斜視図である。 ホルダ単体の斜視図である。 ホルダを制御基板へ取り付けた状態を下方から見た要部斜視図である。 ホルダと発熱素子を制御基板に取り付けた状態を下方から見た要部斜視図である。 ヒートシンクを取り除いた状態の電装箱の左側部分を下方から見た要部斜視図である。 ヒートシンクが配置された状態の電装箱の左側部分を下方から見た要部斜視図である。
符号の説明
A 熱交換器室
B 機械室
1 室外機
2 底板
3 仕切板
4 圧縮機
7 電装箱
8 室外熱交換器
9 室外送風機
21 箱部
22 基板収納部
32 フランジ(制御基板の取付部)
33 制御基板
36 ボス(制御基板の取付部)
38 発熱素子
38a パワーモジュール
38b ブリッジダイオード
40 ホルダ
44 素子固定部
45 素子固定部
47 素子固定爪
54 ボス(ヒートシンクの取付部)
55 ヒートシンク

Claims (5)

  1. 箱体の底部を構成する底板上に仕切板を立設すると共に、この仕切板を境にして圧縮機が配置された機械室と、熱交換器及び送風機が配置された熱交換器室とに箱体内を区画し、前記仕切板の上部には、前記機械室と前記熱交換器室とに跨って略水平に延びる電装箱が配置され、この電装箱内に発熱素子を搭載した制御基板が収容されている空気調和機の室外機において、
    前記電装箱には、前記制御基板を取り付ける取付部と、前記発熱素子の冷却用のヒートシンクを取り付ける取付部とが互いに平行に設けられ、
    前記制御基板には、前記発熱素子がホルダを介して取り付けられる構成とし、
    前記ホルダには、前記発熱素子のベースの外表面に係合して、この発熱素子を前記制御基板に対して平行に仮固定するための複数の素子固定爪が設けられていることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記制御基板には、複数の発熱素子が接近した状態で取り付けられ、これら複数の発熱素子は、一つのホルダを介して制御基板に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記複数の発熱素子は、一つの共通のヒートシンクに密着する構成としたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記複数の素子固定爪は、発熱素子を制御基板へ半田付けした後に除去されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記ホルダは、制御基板に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
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