JP2006156647A - 放熱部品付きの配線基板及び該配線基板を有する電気品箱を備えた空気調和機の室外機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の放熱部品付きの配線基板にパワートランジスタと共に、放熱部品の温度を検知するサーミスタを、配線基板と放熱部品間で、放熱部品に取付ける場合の放熱部品付きの配線基板の組立及び組立後のサーミスタの交換は、手間がかかり容易でないという課題があった。
【解決手段】 本発明に係る放熱部品付きの配線基板は、板面に対向し間隔を設けて取付けた放熱部品4を有する放熱部品付きの配線基板であって、放熱部品4の対向面側にネジ等のサーミスタ固定具7により取外し可能に取付けたサーミスタ6と、放熱部品4上のサーミスタ固定具7の配置に対応して設けた、サーミスタ固定具7が貫通するサーミスタ用抜き穴1bとを備えた。
【選択図】図2
【解決手段】 本発明に係る放熱部品付きの配線基板は、板面に対向し間隔を設けて取付けた放熱部品4を有する放熱部品付きの配線基板であって、放熱部品4の対向面側にネジ等のサーミスタ固定具7により取外し可能に取付けたサーミスタ6と、放熱部品4上のサーミスタ固定具7の配置に対応して設けた、サーミスタ固定具7が貫通するサーミスタ用抜き穴1bとを備えた。
【選択図】図2
Description
本発明は、放熱部品付きの配線基板及び該配線基板を有する電気品箱を備えた空気調和機の室外機に関するものであり、特に、放熱部品にサーミスタを取付けた放熱部品付きの配線基板に関するものである。
従来の放熱部品付きの配線基板には、パワートランジスタの突出端子を半田付けすることによりパワートランジスタを配線基板に取付け、配線基板に形成した抜き穴の内径をネジの頭部より大径とし、この抜き穴よりネジを通し、パワートランジスタを後部の放熱フィンにネジで重合固定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−136006号公報(第8頁、図7、図8)
しかしながら、従来の放熱部品付きの配線基板にパワートランジスタと共に、発熱の管理のために、放熱部品の温度を検知するサーミスタを、配線基板と放熱部品間で、放熱部品に取付ける場合、放熱部品付きの配線基板の組立は、まず、サーミスタを放熱部品に取付け、この放熱部品に、配線基板に取付けたパワートランジスタを取付けることにより行われることになる。
また、組立後に、サーミスタを交換等で発熱部品から取外すとき、パワートランジスタを放熱部品から取外した後でなければ取外すことができない。
そこで、組立時及び分解時、共に手間がかかり組立、分解が容易でないという課題があった。特に、パワートランジスタ等の発熱部品が複数取付けられている場合は、分解時に一層手間がかかった。
また、組立後に、サーミスタを交換等で発熱部品から取外すとき、パワートランジスタを放熱部品から取外した後でなければ取外すことができない。
そこで、組立時及び分解時、共に手間がかかり組立、分解が容易でないという課題があった。特に、パワートランジスタ等の発熱部品が複数取付けられている場合は、分解時に一層手間がかかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、放熱部品に対してサーミスタの取付け及び取外しの容易な放熱部品付きの配線基板を得ることを目的とする。
また、上記のような放熱部品付きの配線基板を有する電気品箱を備えた空気調和機の室外機を得ることを目的とする。
また、上記のような放熱部品付きの配線基板を有する電気品箱を備えた空気調和機の室外機を得ることを目的とする。
本発明に係る放熱部品付きの配線基板は、板面に対向し間隔を設けて取付けた放熱部品を有する放熱部品付きの配線基板であって、放熱部品の対向面側にネジ等のサーミスタ固定具により取外し可能に取付けたサーミスタと、放熱部品上のサーミスタ固定具の配置に対応して設けた、サーミスタ固定具が貫通するサーミスタ用抜き穴とを備えたものである。
本発明に係る放熱部品付きの配線基板においては、配線基板に形成したサーミスタ用抜き穴にネジ等のサーミスタ固定具を貫通させ、このサーミスタ固定具により、対向する放熱部品に取外し可能にサーミスタを取付けることが可能であるので、サーミスタの放熱部品への取付が容易であるとともに、サーミスタを交換するときには、放熱部品を取外さずに、サーミスタを取外すことができ組立及び分解が容易となる。特に、サーミスタは配線基板に実装される実装部品でないため、交換が容易となる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の空気調和機の室外機の内部を示す分解斜視図であり、図2は、図1の室外機の電気品箱に収納される放熱フィン付きの制御基板の組立を説明する分解斜視図であり、図3は、図1の室外機の電気品箱に収納される放熱フィン付きの制御基板の断面図であり、図4は、図1の室外機の電気品箱に収納される放熱フィン付きの制御基板の放熱フィンに取付けるサーミスタの平面図及び正面図である。
図1は、実施の形態1の空気調和機の室外機の内部を示す分解斜視図であり、図2は、図1の室外機の電気品箱に収納される放熱フィン付きの制御基板の組立を説明する分解斜視図であり、図3は、図1の室外機の電気品箱に収納される放熱フィン付きの制御基板の断面図であり、図4は、図1の室外機の電気品箱に収納される放熱フィン付きの制御基板の放熱フィンに取付けるサーミスタの平面図及び正面図である。
図1において、空気調和機の室外機10の内部は、背面側から前面側に立設した仕切板16により2分され、一方側(図1の左側)が熱交換器15及び送風機(図示省略)等を収納する熱交換室であり、他方側(図1の右側)が圧縮機17等を収納する機械室である。また、機械室の上部に放熱部品付きの配線基板である放熱フィン付きの制御基板を収納する電気品箱を設けている。
熱交換器15は、室外機10の一方の側面側(図1の左側の側面側)から背面側に渡って送風機(図示省略)を囲むように立設される。そして、熱交換器15の後ろ側には、熱交換器15で冷却または加熱する空気を吸込む吸込口(図示省略)が形成され、また、室外機10の前面には熱交換後の空気を機外に吹出す吹出口(図示省略)が設けられている。
また、機械室の上部の電気品箱は、放熱フィン付きの制御基板を基板ホルダ14に取付け、さらに基板カバー18で制御基板1をカバーすることにより形成される。
熱交換器15は、室外機10の一方の側面側(図1の左側の側面側)から背面側に渡って送風機(図示省略)を囲むように立設される。そして、熱交換器15の後ろ側には、熱交換器15で冷却または加熱する空気を吸込む吸込口(図示省略)が形成され、また、室外機10の前面には熱交換後の空気を機外に吹出す吹出口(図示省略)が設けられている。
また、機械室の上部の電気品箱は、放熱フィン付きの制御基板を基板ホルダ14に取付け、さらに基板カバー18で制御基板1をカバーすることにより形成される。
図2、図3、図4により、配線基板である制御基板1、発熱部品3、放熱部品である放熱フィン4及びサーミスタであるフィン温サーミスタ6について説明する。
制御基板1は、プリント基板等に電気部品3が実装されたものであり、圧縮機17の運転・停止、送風機の運転・停止、各弁の開閉等を制御する制御手段を形成する。
制御基板1には、パワートランジスタ等の発熱部品3を実装するための取付足用の穴(本例では2箇所)を設ける。発熱部品3は、この取付足用の穴に取付足2を挿入し、半田付けすることにより、制御基板1の配線等に電気的に接続し、また、制御基板1に取付けられる。
また、制御基板1には、発熱部品用抜き穴1a(本例では2箇所)及びサーミスタ用抜き穴1b(本例では1箇所)を設ける。
発熱部品用抜き穴1aは、発熱部品3を放熱フィン4に取付けるための発熱部品固定具である発熱部品固定ネジ5が貫通できるような穴径とした貫通穴である。この発熱部品用抜き穴1aは、制御基板1への発熱部品3の取付部に対応して設けられ、制御基板1に取付けたときの発熱部品3の放熱フィン4への取付け用の発熱部品取付穴3a(本例では2箇所)と中心を合わせて形成される。
また、サーミスタ用抜き穴1bは、フィン温サーミスタ6を放熱部品4に取付けるためのサーミスタ固定具であるサーミスタ固定ネジ7が貫通できるような穴径とした貫通穴である。このサーミスタ用抜き穴1bは、制御基板1へ放熱フィン4を対向配置したとき、放熱フィン4に設けたサーミスタ取付ネジ穴4bと中心を合わせて形成される。
制御基板1は、プリント基板等に電気部品3が実装されたものであり、圧縮機17の運転・停止、送風機の運転・停止、各弁の開閉等を制御する制御手段を形成する。
制御基板1には、パワートランジスタ等の発熱部品3を実装するための取付足用の穴(本例では2箇所)を設ける。発熱部品3は、この取付足用の穴に取付足2を挿入し、半田付けすることにより、制御基板1の配線等に電気的に接続し、また、制御基板1に取付けられる。
また、制御基板1には、発熱部品用抜き穴1a(本例では2箇所)及びサーミスタ用抜き穴1b(本例では1箇所)を設ける。
発熱部品用抜き穴1aは、発熱部品3を放熱フィン4に取付けるための発熱部品固定具である発熱部品固定ネジ5が貫通できるような穴径とした貫通穴である。この発熱部品用抜き穴1aは、制御基板1への発熱部品3の取付部に対応して設けられ、制御基板1に取付けたときの発熱部品3の放熱フィン4への取付け用の発熱部品取付穴3a(本例では2箇所)と中心を合わせて形成される。
また、サーミスタ用抜き穴1bは、フィン温サーミスタ6を放熱部品4に取付けるためのサーミスタ固定具であるサーミスタ固定ネジ7が貫通できるような穴径とした貫通穴である。このサーミスタ用抜き穴1bは、制御基板1へ放熱フィン4を対向配置したとき、放熱フィン4に設けたサーミスタ取付ネジ穴4bと中心を合わせて形成される。
発熱部品3は、制御基板1に実装される電気部品であり、放熱フィン4に密着させ、放熱するパワートランジスタ等である。発熱部品3には、放熱フィン4の発熱部品取付ネジ穴4aに対応させ、位置を合わせた発熱部品取付穴3aを設けている。
放熱フィン4は、制御基板1の板面に対向した板状の基部4cとこの基部4cに立設された複数のフィン部4dからなり、基部4cには、発熱部品3の発熱部品取付穴3aに対応した発熱部品取付ネジ穴4a及び制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bに対応したサーミスタ取付ネジ穴4bを設けている。
フィン温サーミスタ6は、センサー部に接続するリード線6bの先端にコネクタ6cが付いた長形状のもので、センサー部を放熱フィン4に密着させ放熱フィン4の温度を検知する。また、センサー部にサーミスタ取付穴6aを有する。
放熱フィン4は、制御基板1の板面に対向した板状の基部4cとこの基部4cに立設された複数のフィン部4dからなり、基部4cには、発熱部品3の発熱部品取付穴3aに対応した発熱部品取付ネジ穴4a及び制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bに対応したサーミスタ取付ネジ穴4bを設けている。
フィン温サーミスタ6は、センサー部に接続するリード線6bの先端にコネクタ6cが付いた長形状のもので、センサー部を放熱フィン4に密着させ放熱フィン4の温度を検知する。また、センサー部にサーミスタ取付穴6aを有する。
次に、放熱部品付きの配線基板である放熱フィン付きの制御基板の組立について説明する。
まず、発熱部品3を制御基板1に実装する。発熱部品3の取付足2を制御基板1の取付足用の穴に挿入し、半田付けにより制御基板1に電気的に接続する。
次に、制御基板1の発熱部品3が取り付けられた側の板面と放熱フィン4の基部4cの面が対向するように両者を重ね、両者間にフィン温サーミスタ6を配置する。このとき、制御基板1と放熱フィン4の相互位置を調節し、制御基板1の発熱部品用抜き穴1aと発熱部品取付穴3aが放熱フィン4の発熱部品取付ネジ穴4aに合致し、また、制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bが放熱フィン4のサーミスタ取付ネジ穴4bに合致するようにする。さらに、フィン温サーミスタ6を、センサー部に設けたサーミスタ取付穴6aがサーミスタ取付ネジ穴4bに合致するように配置する。
まず、発熱部品3を制御基板1に実装する。発熱部品3の取付足2を制御基板1の取付足用の穴に挿入し、半田付けにより制御基板1に電気的に接続する。
次に、制御基板1の発熱部品3が取り付けられた側の板面と放熱フィン4の基部4cの面が対向するように両者を重ね、両者間にフィン温サーミスタ6を配置する。このとき、制御基板1と放熱フィン4の相互位置を調節し、制御基板1の発熱部品用抜き穴1aと発熱部品取付穴3aが放熱フィン4の発熱部品取付ネジ穴4aに合致し、また、制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bが放熱フィン4のサーミスタ取付ネジ穴4bに合致するようにする。さらに、フィン温サーミスタ6を、センサー部に設けたサーミスタ取付穴6aがサーミスタ取付ネジ穴4bに合致するように配置する。
そして、発熱部品3及びフィン温サーミスタ6をそれぞれの固定具で放熱フィン4に取付ける。
発熱部品3の取付けは、制御基板1の外側(発熱部品3が取付けられた側と反対側)から発熱部品用抜き穴1aを貫通させて、発熱部品固定具である発熱部品固定ネジ5を発熱部品3の発熱部品取付穴3aに挿入し、放熱部品4の発熱部品取付ネジ穴4aにねじ込み、発熱部品3を放熱部品4の対向面に密着、固定する。
フィン温サーミスタ6の取付けは、制御基板1の外側からサーミスタ用抜き穴1bを貫通させて、サーミスタ固定具であるサーミスタ固定ネジ7をフィン温サーミスタ6のサーミスタ取付穴6aに挿入し、放熱フィン4のサーミスタ取付ネジ穴4bにねじ込み、フィン温サーミスタ6のセンサ部を放熱フィン4の対向面に密着、固定する。
次いで、フィン温サーミスタ6の先端部のコネクタ6cを制御基板1のコネクタ挿入口に挿入する。
発熱部品3の取付けは、制御基板1の外側(発熱部品3が取付けられた側と反対側)から発熱部品用抜き穴1aを貫通させて、発熱部品固定具である発熱部品固定ネジ5を発熱部品3の発熱部品取付穴3aに挿入し、放熱部品4の発熱部品取付ネジ穴4aにねじ込み、発熱部品3を放熱部品4の対向面に密着、固定する。
フィン温サーミスタ6の取付けは、制御基板1の外側からサーミスタ用抜き穴1bを貫通させて、サーミスタ固定具であるサーミスタ固定ネジ7をフィン温サーミスタ6のサーミスタ取付穴6aに挿入し、放熱フィン4のサーミスタ取付ネジ穴4bにねじ込み、フィン温サーミスタ6のセンサ部を放熱フィン4の対向面に密着、固定する。
次いで、フィン温サーミスタ6の先端部のコネクタ6cを制御基板1のコネクタ挿入口に挿入する。
このように、放熱フィン4の基部4cにフィン温サーミスタ6を搭載し、発熱部品3を電気的に接続した制御基板1を重ね、発熱部品用抜き穴1a及びサーミスタ用抜き穴1bに、それぞれ、発熱部品固定ネジ5及びサーミスタ固定ネジ7を挿入し、ねじ込むことにより、放熱フィン4にフィン温サーミスタ6及び発熱部品3を同時に取付けることができ、取付が容易となる。
なお、発熱部品3は複数個あってもよく、対応の発熱部品用抜き穴1a等を同様に設け、同様に組立てることができる。
また、制御基板1へのその他の必要な電気部品の実装は、適宜行うものとする。
なお、発熱部品3は複数個あってもよく、対応の発熱部品用抜き穴1a等を同様に設け、同様に組立てることができる。
また、制御基板1へのその他の必要な電気部品の実装は、適宜行うものとする。
次に、組立後に、交換等のためにフィン温サーミスタ6を放熱フィン付きの制御基板から取外す場合を説明する。
制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bよりサーミスタ固定ネジ7を取外す。サーミスタ固定ネジ7を取外し、コネクター6cを制御基板1の挿入口から抜く。
このようにして、フィン温サーミスタ6を放熱フィン4から簡単に取外すことができる。即ち、発熱部品3を放熱フィン4から取外さずにフィン温サーミスタ6を取外すことができるので、取外しが容易である。
新しいフィン温サーミスタ6の取付は、フィン温サーミスタ6を放熱フィン4の基部4cに搭載し、サーミスタ取付穴6aをサーミスタ取付ネジ穴4bに合わせ、制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bからサーミスタ固定ネジ7をねじ込み、固定すればよい。
このように、フィン温サーミスタ6の交換は容易である。
制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bよりサーミスタ固定ネジ7を取外す。サーミスタ固定ネジ7を取外し、コネクター6cを制御基板1の挿入口から抜く。
このようにして、フィン温サーミスタ6を放熱フィン4から簡単に取外すことができる。即ち、発熱部品3を放熱フィン4から取外さずにフィン温サーミスタ6を取外すことができるので、取外しが容易である。
新しいフィン温サーミスタ6の取付は、フィン温サーミスタ6を放熱フィン4の基部4cに搭載し、サーミスタ取付穴6aをサーミスタ取付ネジ穴4bに合わせ、制御基板1のサーミスタ用抜き穴1bからサーミスタ固定ネジ7をねじ込み、固定すればよい。
このように、フィン温サーミスタ6の交換は容易である。
制御基板1に放熱フィン4を取付け、放熱フィン付きの制御基板を形成するには、上記のように取付足2で制御基板1に結合した発熱部品3を発熱部品固定ネジ5で放熱フィン4に結合することにより行ってもいいし、また、別途制御基板1の外側からネジ等で放熱フィン4の基部4cにネジ込み取り付けてもいい。この場合、発熱部品3は、放熱フィン4の基部4cに発熱部品固定ネジ5で直接ねじ止めしなくても、密着させることにより、放熱効果を持たせても良い。即ち、発熱部品3の基部4c側が放熱フィン4の基部4cに密着するように制御基板1と放熱フィン4とを結合するようにしてもよい。
また、発熱部品3は、基部4c側を放熱フィン4の基部4cに貼り合せにより取付けてもよい。
また、発熱部品3は、基部4c側を放熱フィン4の基部4cに貼り合せにより取付けてもよい。
このように、本放熱フィン付きの制御基板は、制御基板1の板面に対向し間隔を設けて放熱フィン4を取付け、放熱フィン4の制御基板1に対して対向面側にサーミスタ固定ネジ7により取外し可能に取付けたフィン温サーミスタ6と、放熱フィン4上のサーミスタ固定ネジ7の配置に対応して設けた、サーミスタ固定ネジ7が貫通するサーミスタ用抜き穴1bとを備えたので、フィン温サーミスタ6の放熱フィン4への取付が容易であるとともに、フィン温サーミスタ6を交換するときには、放熱フィン4を取外さずに、フィン温サーミスタ6を取外すことができ放熱フィン付きの制御基板の組立及び分解が容易となる。特に、フィン温サーミスタ6は制御基板1に実装される実装部品でないため、交換が容易となる。
また、フィン温サーミスタ6により放熱フィン4の温度を検知するので、発熱部品3の発熱状態の管理ができる。特に、フィン温サーミスタ6を放熱フィン4の制御基板1に対して対向面側に設置したので、発熱部品に近い設置となり、発熱温度追従性がよくなる。まら、制御基板1と放熱フィン4とで囲われ、水がかからない等の保護が可能となる。
また、フィン温サーミスタ6により放熱フィン4の温度を検知するので、発熱部品3の発熱状態の管理ができる。特に、フィン温サーミスタ6を放熱フィン4の制御基板1に対して対向面側に設置したので、発熱部品に近い設置となり、発熱温度追従性がよくなる。まら、制御基板1と放熱フィン4とで囲われ、水がかからない等の保護が可能となる。
また、本放熱フィン付きの制御基板は、放熱フィン4に取付けたフィン温サーミスタ6と、制御基板1に設けたサーミスタ固定ネジ7が貫通するサーミスタ用抜き穴1bとを有し、また、電気的に接続したパワートランジスタ等の発熱部品3を放熱フィン4に取付けた(例えば、発熱部品3の基部4c側を放熱フィン4の基部に貼り合せる等)ので、発熱部品3からの発熱を放熱フィン4から充分に放熱できるとともに、フィン温サーミスタ6の交換は、制御基板1と放熱フィン1とが発熱部品3で結合されていても、制御基板1に設けたサーミスタ用抜き穴1bによりサーミスタ固定ネジ7の取外し、取付けができ容易となる。
また、本放熱フィン付きの制御基板においては、上記発熱部品3の放熱フィン4への取付けを、発熱部品3を、放熱フィン4の対向面側、即ち、基部4cに発熱部品固定ネジ5により取外し可能に取付けることとし、また、放熱フィン4上の発熱部品固定ネジ5の配置に対応して、発熱部品固定ネジ5が貫通する発熱部品用抜き穴1aを制御基板1に設けたので、放熱フィン付きの制御基板の組立時に、放熱フィン4の基部4cにフィン温サーミスタ6を搭載し、制御基板1を重ね、発熱部品用抜き穴1a及びサーミスタ用抜き穴1bに、それぞれ、発熱部品固定ネジ5及びサーミスタ固定ネジ7を挿入し、ねじ込むことにより、放熱フィン4にフィン温サーミスタ6及び発熱部品3を同時に取付けることができ、取付が容易となる。
また、本放熱フィン付きの配線基板1を有する電気品箱、熱交換器15、送風機及び圧縮機17等を備えた空気調和機の室外機10においては、電気品箱の放熱フィン付きの配線基板1の組立及びフィン温サーミスタ6の交換が容易であり、室外機10の製造及び保守の容易化への寄与が大きい。
1 配線基板、1a 発熱部品用抜き穴、1b サーミスタ用抜き穴、3 発熱部品、4 放熱部品、5 発熱部品固定具、6 サーミスタ、7 サーミスタ固定具、10 室外機、15 熱交換器、17 圧縮機。
Claims (4)
- 板面に対向し間隔を設けて取付けた放熱部品を有する放熱部品付きの配線基板において、
前記放熱部品の対向面側にネジ等のサーミスタ固定具により取外し可能に取付けたサーミスタと、
前記放熱部品上の前記サーミスタ固定具の配置に対応して設けた、前記サーミスタ固定具が貫通するサーミスタ用抜き穴と、
を備えたことを特徴とする放熱部品付きの配線基板。 - 電気的に接続した発熱部品を前記放熱部品に取付けたことを特徴とする請求項1に記載の放熱部品付きの配線基板。
- 前記発熱部品を、前記放熱部品の対向面側にネジ等の発熱部品固定具により取外し可能に取付け、
前記放熱部品上の前記発熱部品固定具の配置に対応して設けた、前記発熱部品固定具が貫通する発熱部品用抜き穴を備えたことを特徴とする請求項2に記載の放熱部品付きの配線基板。 - 請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の放熱部品付きの配線基板を有する電気品箱、熱交換器、送風機及び圧縮機等を備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
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- 2004-11-29 JP JP2004344011A patent/JP2006156647A/ja not_active Withdrawn
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