JP6298542B2 - 冷凍サイクル装置の室外ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクル装置の室外ユニットに係り、特に室外ユニットに設けられる電装品の冷却構造に関する。
冷凍サイクル装置の室外ユニットは、仕切り板によって、圧縮機や四方弁等が配置される機械室と、熱交換器や送風ファンが配置される熱交換室とに仕切られる。その内、機械室には、圧縮機や送風ファンを駆動制御するための電装品ユニットが配置される。圧縮機や送風ファンの駆動に伴い電装品ユニットの電装品が発熱し、この発熱による電装品の故障や誤動作を防止するために、ヒートシンク等を用いて電装品を冷却している。
一般的に営統サイクル装置の室外ユニットは、最大運転能力(kW)が同一の場合、筐体サイズが小さいものが好まれ、筐体サイズが同一の場合は、より最大運転能力(kW)が大きいものが好まれる。筐体サイズを小さくすると機械室内に電装品から発生する熱が籠りやすくなり、最大運転能力を大きくすると圧縮機や送風機の大型化にともない、これらを駆動制御する電装品の発熱量が大きくなる。いずれにしても効率よく電装品を冷却する必要があり、近年では、冷凍サイクル中の冷媒の一部を利用して冷却したり、ヒートパイプを用いて電装品を冷却するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−132637号公報
しかしながら、例えば、上記特許文献1に記載のように、冷凍サイクル中の冷媒の一部を利用したり、ヒートパイプを用いて電装品を冷却するものは、構造が複雑になり、コストが高くなってしまう。
本発明の実施形態は、上記のような課題に鑑みなされたもので、コストの増大を抑えつつ、電装品を効率良く冷却することができる冷凍サイクル装置の室外ユニットを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために提供される本発明の一実施例に依る冷凍サイクル装置の室外ユニットは、筐体と、筐体内部を仕切板により、熱交換室と、機械室とに縦方向に区画し、前記熱交換室には、熱交換器および送風機が配置され、前記機械室には、圧縮機および電装品ユニットが配置される、冷凍サイクル装置の室外ユニットであって、
前記仕切板には前記筐体内部を縦方向に区画した前記機械室と前記熱交換室とを連通する連通孔が設けられ、更に、前記連通孔の熱交換室側を覆うダクトが設けられ、
前記ダクトは、台形状の正面側側板および背面側側板と、台形の上底部分を構成する上底面と、台形の2つの脚部分を構成する上側斜面および下側斜面と、前記上底面、前記上側斜面および前記下側斜面に設けられる一連の排気孔と、を有し、その上下方向の中間部である前記上底面が上下両端部よりも前記機械室の反対側に突出して形成されること、を特徴とする。
また、冷凍サイクル装置の室外ユニットは、筐体と、筐体内部を仕切板により、熱交換室と、機械室とに縦方向に区画し、前記熱交換室には、熱交換器および送風機が配置され、前記機械室には、圧縮機および電装品ユニットが配置される、冷凍サイクル装置の室外ユニットであって、
前記仕切板には前記筐体内部を縦方向に区画した前記機械室と前記熱交換室とを連通する連通孔が設けられ、更に、前記連通孔の熱交換室側を覆うダクトが設けられ、
前記ダクトは、その上下方向の中間部が上下両端部よりも前記機械室の反対側に突出して形成されること、および前記上下方向の両端部に前記送風機のリード線を保持するリード線ガイドが一体的に設けられること、を特徴とする。
更に、より詳細な実施形態に依れば、冷凍サイクル装置の室外ユニットは、底面パネル、正面パネル、背面パネル、左右側面パネルにより構成される筐体と、筐体内部を、熱交換器および送風機が配置される熱交換室と、圧縮機および電装品ユニットが配置される機械室とに縦方向に区画する仕切り板と、前記熱交換と前記正面パネルとの間に設けた少なくとの一つの送風機と、を備えた冷凍サイクル装置の室外ユニットであって、前記仕切り板には前記筐体内部を縦方向に区画した前記機械室と前記熱交換室とを連通する連通孔を形成し、さらに、前記仕切板に設けた前連通孔の熱交換室側を覆うダクトを設け、前記ダクトは、台形状の正面側側板および背面側側板と、台形の上底部分を構成する上底面と、台形の2つの脚部分を構成する上側斜面および下側斜面と、前記上底面、前記上側斜面および前記下側斜面に設けられる一連の排気孔と、を有し、その上下方向の中間部である前記上底面が上下両端部よりも前記熱交換室側に突出して形成されることを特徴とする。
上述の特徴を有する本発明の冷凍サイクル装置の室外ユニットによれば、従来技術を改良し、コストの増大を抑えつつ、電装品を効率良く冷却することができる冷凍サイクル装置の室外ユニットを提供することができる。
本発明の更なる特徴及びそれに基づく効果に関しては以下に添付図面を参照しての記載から明らかになるであろう。
は、本発明の第1の実施形態にかかる冷凍サイクル装置の室外ユニットの斜視図である。 は、図1に記載の実施形態にかかる冷凍サイクル装置の室外ユニットの分解斜視図である。 は、同実施形態にかかる冷凍サイクル装置の室外ユニットの一部の部品を取り外した状態を示す正面図である。 は、同実施形態にかかる冷凍サイクル装置の室外ユニットの電装品ユニットの分解斜視図である。 は、同実施形態にかかる冷凍サイクル装置の室外ユニットのダクトの斜視図であり、その内(5A)はダクトを機械室2B側から、また(5B)はダクトを熱交換室側から見た斜視図である。 は、本発明の第2の実施形態にかかる冷凍サイクル装置の室外ユニットの一部の部品を取り外した状態を示す正面図である。
以下、発明を実施するための実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態の冷凍サイクル装置の室外ユニットを図1乃至図5を参照して説明する。なお、以下の記載において、縦横、上下、左右等、方向を示す用語は図示の状態、または設置状態を基準にして用いている。
図1において、本第1の実施形態に係る冷凍サイクル装置の室外ユニット1(以下、単に室外ユニット1という)は、底面を構成する底面パネル3、正面を構成する正面パネル4、正面パネル4と正面を構成するサービスパネル5、右側面および背面の一部を構成する右側面パネル6、複数の空気吸込み口が設けれ、左側面を構成する左側面パネル7、天井面を構成する上面パネル8により筐体2が構成される。
底面パネル3は、平面視で矩形状をなすとともに、この周縁に沿って折返し部3a(図2)が設けられる。底面パネル3の下面には、左右2つの脚部材9、9が室外ユニット1の幅方向に平行に取り付けられる。脚部材9、9は、室外ユニット1を支持するとともに、室外ユニット1を据付場所に固定する。
上面パネル8は、平面視で底面パネル3と略同一の矩形状をなし、周縁に沿って折り返し部8a(図2)が設けられる。
図2に示されるように、室外ユニット1の背面から左側面にかけて平面視でL字状の熱交換器10が配置される。熱交換器10は、例えばフィンチューブ型の熱交換器であり、その長辺部10aが右側面パネル6と共に筐体2の背面を構成し、短辺部10bが左側面パネル7の内側と対向するように配置される。
室外ユニット1内には、底面パネル3から上面パネル8まで延びる仕切板12が設けられる。この仕切板12によって、筐体2の内部は、熱交換室2Aと機械室2Bとに区画される。
熱交換室2Aには、熱交換器10と正面パネル4との間に2つの送風機11A、11Bが上下に並んで配置される。上側を送風機11A、下側と送風機11Bとする。送風機11A、11Bは、それぞれファンモータ11aと、ファンモータ11aの回転軸に取り付けられる送風ファン11bとで構成される。送風機11A、11Bは、熱交換室2A内に直立するモータベース13に支持される。モータベース13は、下方が底面パネル3に固定され、上方が正面パネル4の上端部に固定される。
正面パネル4には、2つの空気吹出口41A、41Bが設けられる。この空気吹出口41A、41Bに送風機11A、11Bがそれぞれ対向配置される。正面パネル4には、空気吹出口41A、41Bの熱交換室2A内側に、ベルマウス42A、42Bがそれぞれ空気吹出口41A、41Bと一体に設けられる。正面パネル4の外側には、空気吹出口41A、41Bを覆うファンガード43A、43Bが取り付けられる。
機械室2Bには、圧縮機14、四方弁15、アキュムレータ16等の冷凍サイクル構成部品および電装品ユニット20が収容される。なお、図2および図3においては、圧縮機13は防音材で覆われている。
機械室2Bの正面は、着脱自在に取り付けられるサービスパネル5により覆われる。機械室2Bの右側面および背面は、右側面パネル6により覆われ、右側面パネル6の下方の背面寄りに、機械室2Bに外気を取り入れる外気導入部6aが設けられる。この外気導入部6aは、複数の横長のスリットを有するルーバー状に設けられる。
機械室2Bの正面側に電装品ユニット20が配置される。電装品ユニット20は、仕切板12と右側面パネル6に跨って配置されるとともに、機械室2Bの上下方向の中間位置に配置される。
図4は電装品ユニット20の詳細を示す斜視図である。この電装品ユニット20は、板金製のフレーム21を有し、このフレーム21内に、各種電装品が実装された制御基板30を収容する。フレーム21の上面、背面、左側面および右側面により制御基板30は囲われる。
制御基板30に実装されたインバータ回路部分にヒートシンク31が取り付けられる。インバータ回路は、圧縮機13や送風機11A,11Bを駆動するためのもので、電装品ユニット20の中でも発熱量が極めて大きい部品である。
ヒートシンク31の長手方向の長さ寸法は、制御基板30の上下方向の長さ寸法と略同じに設けられる。ヒートシンク31は、複数の放熱フィン31aを有し、これら放熱フィン31aが所定の間隙を設けた状態で上下方向に並行に設けられる。ヒートシンク31は、電装品ユニット20の正面側でかつ仕切板12側、つまり、電装品ユニット20の左側前方に配置される。
ヒートシンク31は、板金製のヒートシンクダクト22によって正面側、右側面側および底面側が覆われる。
ヒートシンクダクト22には、ヒートシンク31の正面右側と対向する部分に縦長の長孔である正面給気部24が設けられ、ヒートシンク31の右側面と対向する部分に縦長の長孔である内部給気部25が設けられる。
電装品ユニット20の正面右側には、板金製の遮蔽板23がヒートシンクダクト22に隣接して取り付けられる。遮蔽板23は、正面、右側面および底面を有する。遮蔽板23の右側面の端部には、上下方向に所定の間隔を有して2つの引掛け孔23a、23aが設けられる。フレーム21の右側面には、引掛け孔23a,23aと係合する2つの引掛け爪21a,21aが設けられる。この係合可能な構成により、遮蔽板23は、フレーム21に対して開閉自在に取り付けられる。
フレーム21、ヒートシンクダクト22および遮蔽板23によって電装品ユニット20に空間S1が形成される。制御基板30は、この空間S1内に配置される。電装品ユニット20の正面側で空間S1の下方には、室外ユニット1と室内ユニット(図示しない)とを電気的に接続するための電線が接続される端子台32が取り付けられる。
図4において点線で示すように、フレーム21の背面の右側には、複数の縦長の長孔からなる背面給気部26が設けられる。一方、フレーム21の左側面には、縦長の長孔からなる排気部27が設けられる。
電装品ユニット20において、背面給気部26、空間S1、内部給気部25、ヒートシンクダクト22、排気部27を通過する第1の空気流通路28が形成される。また、正面給気部24、ヒートシンクダクト22、排気部27を通過する第2空気流通路29が形成される。第1空気流通路28と第2空気流通路29はヒートシンクダクト22内において合流する。
図2に示すように、仕切板12の電装品ユニット20の取り付け位置には、縦長の長孔である連通孔12aが設けられる。電装品ユニット20を仕切板12に取り付けたときに、電装品ユニット20の排気部27と仕切板12の連通孔12aとが対向する。
図2乃至図5に示すように、仕切板12の熱交換室2A側には、連通孔12aを覆うように板金製のダクト50が取り付けられる。
図5(5A)は、ダクト50を機械室2B側から見た斜視図であり、図5(5B)はダクト50を熱交換室2A側から見た斜視図である。
ダクト50は、上底を送風機11A、11B側とし、下底を仕切板12側とする略等脚台形状(以下、単に台形という。)の正面側側面50cおよび背面側側面50dを有する。ダクト50において、正面側側面50cおよび背面側側面50dとの間に形成される台形の上底部分を構成する面を上底面50a、下低部分を構成する面を下底面50bとする。ここでは、下底面50bは略全面が開口する。また、台形の2つの脚部分を構成する面のうち、上側の面を上側斜面50e、下側の面を下側斜面50fとする。
上記の構成により、ダクト50は、その中間部が両端部よりも機械室2Bの反対側、即ち熱交換室側、に突出して形成される。そして、ダクト50の下底面50b側を仕切板12に密着して取り付けることにより、仕切板12とダクト50との間に空間S2が形成される。
ダクト50の上底面50a、上側斜面50eおよび下側斜面50fには、背面側側面50d寄りに一連の排気孔51が設けられる。排気孔51は、上底面50a、上側斜面50eおよび下側斜面50fの3面に渡って形成されるため、その開口面積を大きくできる。
排気孔51の開口面積が大きくなるため、熱交換室2Aに侵入する雨水が排気孔51を介してダクト50内に侵入しやすくなる。そのため、排気孔51の内側(空間S2側)には、雨水の侵入を防止するバッフル板51aが設けられる。バッフル板51aは、排気孔51の正面側の開口端部から内側に折り曲げて形成される。さらに、排気孔51の奥行方向の位置が、仕切板12の連通孔12aの位置よりも背面寄りであるため、雨水がダクト50内に侵入したとしても、直接的に連通孔12aを介して電装品ユニット20内に侵入することがない。
また、ダクト50は、上側斜面50eおよび下側斜面50fを有しており、これら斜面が整流板として機能し、ダクト50近傍の気流を整える。
図5において、ダクト50の上下方向の端部に、上部固定片52と下部固定片53が設けられ、これら固定片52、53を介してダクト50は仕切板12に固定される。さらに、上部固定片52には、上部リード線ガイド52aが一体に設けられ、下部固定片53には、下部リード線ガイド53aが一体に設けられる。
そして、上部リード線ガイド52aにより、上側送風機11Aのファンモータ11aからのびるリード線11cの一部が保持され、電装品ユニット20に案内される。
一方、下部リード線ガイド53aにより、下側送風機11Bのファンモータ11aからのびるリード線11cの一部が保持され、電装品ユニット20に案内される。
上記構成により、リード線ガイド52a、53aがダクト50に一体に設けられるので、部品点数を減らすことができ、組み立て作業およびリード線11cの引き回し作業が容易に行える。
さらに、上部リード線ガイド52aの周端部はヘミング加工(曲げ加工)が施されており、板金の端部でリード線が損傷しないようになっている。
一方、下部リード線ガイド53aの周端はヘミング加工が施されていないかわりに結束バンド固定片53bが設けられており、リード線11cの一部が結束バンドを用いて結束バンド固定片53bに固定できるようになっている。リード線11cの一部が結束バンド固定片53bに固定されることで、輸送時や運転時の振動により、リード線11cと下部リード線ガイド53aの端部との擦れを防止することができ、ヘミング加工を施さなくてもリード線11cの損傷を防ぐことができる。
また、リード線ガイド52a、53aの形状がそれぞれ異なることで、ダクト50の上下方向を組立作業者が認識しやすくなり、組み立て作業時における取り付けミスを防ぐことができる。
以上のように構成される室外ユニット1において、室内ユニット側から冷凍サイクル運転開始の指示が入ると、電装品ユニット20から必要な制御信号が圧縮機13や送風機11等の電動部品へ送られる。圧縮機13が駆動されるとともに送風機11A、11Bが送風を開始する。外気は熱交換室2Aに吸込まれて熱交換器10を流通し、圧縮機13の駆動にともなって熱交換器10に導かれる冷媒と熱交換した後、正面パネル4のベルマウス42A、42Bおよびファンガード43A、43Bを介して室外ユニット1の正面側に吹出される。
ダクト50、仕切板12の連通孔12aおよび電装品ユニット20を介して熱交換室2Aと機械室2Bが連通する一方で、送風機11A、11Bの送風作用により熱交換室2Aが負圧化するので、機械室2Bの空気が熱交換室2A側に排出される。これにともない、右側面パネル6の下方に設けられた外気導入部6aから外気が機械室2Bに流入する。
外気導入部6aから機械室2Bに流入した外気は、電装品ユニット20に形成される2つの空気流通路28、29を通過する。
まず、第1空気流通路28を空気が流通する状態について説明する。機械室2Bの空気の一部は、電装品ユニット20の背面給気部26を介して電装品ユニット20の空間S1に流入する。空間S1に流入した空気は制御基板30を通過する際に制御基板30を冷却し、内部給気部25を介してヒートシンクダクト22に流入する。ヒートシンクダクト22に流入した空気は、ヒートシンク31を冷却し、フレーム21の排気部27から電装品ユニット20外へ排出される。
次に、第2空気流通路29を空気が流通する状態について説明する。機械室2Bの空気の一部は、電装品ユニット20の正面給気部24を介してヒートシンクダクト22に流入する。ヒートシンクダクト22に流入した空気は、ヒートシンクダクト22内で第1空気流通路28を流れる空気と合流してヒートシンク31を冷却し、フレーム21の排気部27から電装品ユニット20外へ排出される。
上述の如く、機械室2Bに導入された外気は、2つの空気流通路28、29を通過する際に、制御基板30やヒートシンク31を冷却して電装品ユニット20内の電装品の温度上昇を抑える。
また、機械室2Bの空気を熱交換室2Aに排出するダクト50の形状が、その中間部が機械室2Bの反対側に突出する略等脚台形状とされることで、排気孔51の面積を大きくすることができ、機械室2Bの空気を効率良く熱交換室2A側に排出することができる。これにより、機械室2Bおよび電装品ユニット20内に熱が籠りにくくなるので、例えば外気温度が40℃〜50℃、または更に高温の使用条件においても安定した運転が可能となる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る冷凍サイクル装置の室外ユニットの分解正面図である。
この第2の実施形態の各部について、第1の実施形態の室外ユニットの各部と同一部分は同一符号で示し、説明の詳細は省略する。この第2の実施形態は、2つの送風機11A、11Bを備えておらず、1つの送風機11Cを備えた点が、第1の実施形態と異なる。
第2の実施形態に係る室外ユニット100は、第1の実施形態の室外ユニット1に比べると最大運転能力(kW)が低く設定されており、熱交換器10の高さ寸法および室外ユニット100の高さ寸法が小さい。そのため、1つの送風機11Cが備えられる。
電装品ユニット20およびダクト50の構成は、第1の実施形態とのものと同じであり、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、機械室2Bの空気を効率良く熱交換室2A側に排気することができる。なお、送風機11Cのファンモータ11aのリード線11c(図示しない)は、下部リード線ガイド53bを介して電装品ユニット20に案内される。
以上説明した実施形態によれば、機械室で発生した熱を効率良く熱交換室側に排出することができる。
本発明は上記実施態様に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。第1の実施形態及び第2の実施形態で用いられるダクト50は、正面側側面50cおよび背面側側面50dを略等脚台形状としたが、中間部が機械室の反対側に突出する形状であれば、三角形状としても良いし、円弧形状としても良いし、下底面50bから上底面50aに向かって徐々に縮小されるラッパ形状としても良い。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、本発明は、記載の実施形態の範囲を限定することは意図していない。また、本発明は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、100…室外ユニット、6a…外気導入部、11…送風機、12…仕切板、12a…連通孔、20…電装品ユニット、21…フレーム、22…ヒートシンクダクト、23…遮蔽板、24…正面給気部、25…内部給気部、26…背面給気部、27…排気部、28…第1空気流通路、29…第2空気流通路、30…制御基板、31…ヒートシンク、50…ダクト、51…排気孔。

Claims (3)

  1. 筐体と、筐体内部を仕切板により、熱交換室と、機械室とに縦方向に区画し、前記熱交換室には、熱交換器および送風機が配置され、前記機械室には、圧縮機および電装品ユニットが配置される、冷凍サイクル装置の室外ユニットであって、
    前記仕切板には前記筐体内部を縦方向に区画した前記機械室と前記熱交換室とを連通する連通孔が設けられ、更に、前記連通孔の熱交換室側を覆うダクトが設けられ、
    前記ダクトは、台形状の正面側側板および背面側側板と、台形の上底部分を構成する上底面と、台形の2つの脚部分を構成する上側斜面および下側斜面と、前記上底面、前記上側斜面および前記下側斜面に設けられる一連の排気孔と、を有し、その上下方向の中間部である前記上底面が上下両端部よりも前記機械室の反対側に突出して形成されること、を特徴とする冷凍サイクル装置の室外ユニット。
  2. 筐体と、筐体内部を仕切板により、熱交換室と、機械室とに縦方向に区画し、前記熱交換室には、熱交換器および送風機が配置され、前記機械室には、圧縮機および電装品ユニットが配置される、冷凍サイクル装置の室外ユニットであって、
    前記仕切板には前記筐体内部を縦方向に区画した前記機械室と前記熱交換室とを連通する連通孔が設けられ、更に、前記連通孔の熱交換室側を覆うダクトが設けられ、
    前記ダクトは、その上下方向の中間部が上下両端部よりも前記機械室の反対側に突出して形成されること、および前記上下方向の両端部に前記送風機のリード線を保持するリード線ガイドが一体的に設けられること、を特徴とする冷凍サイクル装置の室外ユニット。
  3. 底面パネル、正面パネル、背面パネル、左右側面パネルにより構成される筐体と、
    筐体内部を、熱交換器および送風機が配置される熱交換室と、圧縮機および電装品ユニットが配置される機械室とに縦方向に区画する仕切り板と、
    前記熱交換と前記正面パネルとの間に設けた少なくとの一つの送風機と、を備えた冷凍サイクル装置の室外ユニットであって、
    前記仕切り板には前記筐体内部を縦方向に区画した前記機械室と前記熱交換室とを連通する連通孔を形成し、さらに、前記仕切板に設けた前連通孔の熱交換室側を覆うダクトを設け、前記ダクトは、台形状の正面側側板および背面側側板と、台形の上底部分を構成する上底面と、台形の2つの脚部分を構成する上側斜面および下側斜面と、前記上底面、前記上側斜面および前記下側斜面に設けられる一連の排気孔と、を有し、その上下方向の中間部である前記上底面が上下両端部よりも前記熱交換室側に突出して形成されることを特徴とする冷凍サイクル装置の室外ユニット。
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