JP2003097828A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JP2003097828A
JP2003097828A JP2001289812A JP2001289812A JP2003097828A JP 2003097828 A JP2003097828 A JP 2003097828A JP 2001289812 A JP2001289812 A JP 2001289812A JP 2001289812 A JP2001289812 A JP 2001289812A JP 2003097828 A JP2003097828 A JP 2003097828A
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fan
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outdoor
diameter
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Hiromasa Yamane
宏昌 山根
Koichi Kotani
浩一 小谷
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Toshiba Carrier Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/46Component arrangements in separate outdoor units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/38Fan details of outdoor units, e.g. bell-mouth shaped inlets or fan mountings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/20Casings or covers

Abstract

(57)【要約】 【課題】全体の送風量の低下を可能な限り抑制し、下部
側送風機のファンが氷に拘束されることがなくて信頼性
の向上を得られ、電気部品用冷却器に近隣する側のファ
ン直径を大きく確保して、放熱効率の低下を阻止する空
気調和機の室外機を提供する。 【解決手段】室外機本体1内を仕切り板3で仕切り、そ
の一方空間は室外熱交換器8および送風機10a,10
bなどを配置する熱交換室4となし、他方空間は圧縮機
13および電気部品箱16などを配置する機械室5とな
し、上記送風機は、ファンモータ11a,11bと、プ
ロペラファン12a,12bとからなり、上下方向に並
んで2台配置され、上部側送風機のプロペラファンの直
径φDaは、下部側送風機のプロペラファンの直径φD
bよりも大に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向に2台の
送風機を並んで備えた空気調和機の室外機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に用いられる空気調和機は、被空調
室に配置される室内機と、屋外に配置される室外機とか
らなり、これら室内外機相互間に冷媒配管および電気配
線が接続される。
【0003】上記室外機では、筐体である室外機本体内
を仕切り板で仕切り、一方空間を熱交換室として、室外
熱交換器と、送風機などが配置される。他方空間を機械
室として、圧縮機と冷媒配管類および電気部品箱などが
配置される。
【0004】たとえば業務用と呼ばれる中型の空気調和
機においては、室外機に備えられる室外熱交換器の高さ
寸法が人の身長近くもある、縦長形状をなす。そのた
め、室外熱交換器に外気を送る送風機は、上下方向に2
台必要となっている。
【0005】各送風機は、送風量が大で、送風効率の良
好な、たとえばプロペラファンを備えていて、ファンモ
ータの回転軸に嵌着される。そして、室外機本体である
筐体サイズに収まることを条件に、プロペラファンは互
いに同一直径に設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、暖房運転を
行うと、必然的に室外熱交換器に霜が付着し熱交換効率
を妨げるので、適宜、霜を除去する除霜運転を行う。こ
の除霜運転にともない溶融したドレン水が室外熱交換器
から滴下して、室外機本体の底板上に溜る。
【0007】特に、寒冷地では外気温が低いことから、
底板上に溜まったドレン水が排出される以前に氷結する
ことがある。除霜運転を繰り返し行うと、底板上の凍結
したドレン水の氷が成長して、その高さが徐々に高くな
る。
【0008】氷が溶融するほどの気温の上昇に恵まれな
い場合には、ついには、氷は下部側送風機のプロペラフ
ァン周端部と連結してしまう。運転を再開してもプロペ
ラファンが氷に拘束されて回転できず、ファンモータに
過電流が流れて故障の原因となる。たとえ回転しても、
プロペラファンが氷に当たって、ファン自体が変形もし
くは破損の虞れがある。
【0009】寒冷地では底板上に溜まったドレン水が氷
結することは避けられないので、対策として、プロペラ
ファンの直径を標準よりも小さく設定し、氷の成長の及
ぶ範囲以上の間隔を存してプロペラファンを位置する、
との考えがある。
【0010】その反面、2台の送風機ともプロペラファ
ンの直径を小さくすると、たとえば冷房運転時に必要な
送風量が得られないこととなり、室外熱交換器の熱交換
効率の低下につながる。
【0011】一方、機械室に備えられる上記電気部品箱
は、その内部に種々の電気部品を収容するが、たとえば
ジャイアント・トランジスタなど極めて発熱量の大なる
電気部品もある。そのため、発熱量の大なる電気部品の
近傍に、シートシンクと呼ばれる電気部品用冷却器を取
付けている。
【0012】この電気部品用冷却器は、吸熱面と放熱面
を備えていて、吸熱面に放熱量の大なる電気部品が取付
けられ、放熱面は仕切り板の開口部を介して熱交換室側
に露出している。したがって、この放熱面は熱交換室に
配置される送風機の風にさらされて、放熱効率がよい。
【0013】しかしながら、2台の送風機のプロペラフ
ァンの直径が互いに同一であるところから、互いに同等
の送風量となり、電気部品用冷却器に対して効率良く冷
却風を導くことができなかった。
【0014】本発明は、上記事情に着目してなされたも
のであり、その目的とするところは、上下方向に並んで
2台の送風機を備えることを前提として、送風量の低下
を可能な限り抑制したうえで、下部側送風機のファンが
氷結したドレン水に拘束されることが少なくなって信頼
性の向上を得られ、かつ電気部品用冷却器に近隣する側
のファン直径を大きく確保することで、多くの風が電気
部品用冷却器側に流れ、電気部品用冷却器における放熱
効率の低下を阻止する空気調和機の室外機を提供しよう
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明は、室外機本体内を仕切り板で仕切り、その一方
空間は室外熱交換器および送風機などを配置する熱交換
室とし、他方空間は圧縮機および電気部品箱などを配置
する機械室となする空気調和機の室外機において、上記
送風機は、ファンモータと、このファンモータの回転軸
に嵌着されるファンとからなり、かつ上下方向に並んで
2台、所定間隔を存して配置され、その上部側送風機の
ファンの直径は、下部側送風機のファンの直径よりも大
に設定される。
【0016】さらに、上部側送風機の近傍に、電気部品
箱内に収容される電気部品を冷却するための電気部品用
冷却器が配置される。
【0017】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、送風量の低下を可能な限り抑制し、下部側
送風機のファンが氷に拘束されることが少なくなり、電
気部品用冷却器の放熱効率の低下を阻止する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。図面は空気調和機を構成する
室外機を示していて、図1は、各構成部品を分解した斜
視図であり、図2は、前面側の部品を省略して内部構成
を表した斜視図である。
【0019】筐体からなる室外機本体1は、縦長の矩形
箱状をなしている。上記室外機本体1は、図における左
側面および背面一部が矩形状に交差する桟体1aが用い
られ、本体1内が透視できる。この桟体1aが備えられ
る左側面と背面を除く全ての面は、板体から形成され
る。
【0020】室外機本体1の前面は、第1の前面板1b
と、この第1の前面板と並んで設けられ、一部が側面方
向に折曲される第2の前面板1cとに分割されている。
さらに、右側面および背面一部をなす折曲板1dを備え
て、上記桟体1aとともに周面が形成される。この周面
体の上面と下面は、天板1eと、底板1fで閉塞され、
室外機本体が構成される。
【0021】室外機本体1の内部は、仕切り板3によっ
て二分される。この仕切り板3の前面側端縁は、上記第
1の前面板1bと第2の前面板1cとの合わせ縁と一致
する。仕切り板3の背面部は、端縁近傍において斜めに
折曲され、この端縁は上記折曲板1dの背面端縁と桟体
1a端部との合わせ縁と一致する。仕切り板3の上端縁
は天板1eに当接され、仕切り板の下端縁は底板1fに
当接されて、室外機本体1内を仕切る。
【0022】室外機本体1の前面一側部には、ファンガ
ード2a,2bが上下に並んで取付けられる。これらフ
ァンガード2a,2bは室外機本体1内に配置される後
述する送風機に対向して取付けられていて、熱交換空気
の通風を損なわない程度で指や物の侵入を阻止する。
【0023】室外機本体1内における上記ファンガード
2a取付け部位と対向する仕切り空間の一方を熱交換室
4と呼び、ファンガード2aと対向しない他方空間を機
械室5と呼ぶ。
【0024】上記熱交換室4は、一部を桟体1aによっ
て囲まれるところから外部と連通されるが、機械室5
は、周囲を第2の前面板1cや折曲板1dなどの板体で
囲まれて、略密閉状態となっている。
【0025】上記第1の前面板1bには、それぞれ周囲
を円形のベルマウス6a,6bで囲まれた円形の吹出し
口7a,7bが上下に並んで開口され、これら吹出し口
を覆うように上記ファンガード2a,2bが取付けられ
ている。
【0026】なお、後述する理由から、上部側のベルマ
ウス6aと吹出し口7aの直径と比較して、下部側のベ
ルマウス6bと吹出し口7bの直径は小さく設計されて
いる。
【0027】上記熱交換室4には、室外熱交換器8が配
置されるとともに、送風機支持体9が配置される。この
送風機支持体9には、第1の送風機10aおよび第2の
送風機10bが上下方向に並んで取付け支持される。
【0028】上記室外熱交換器8は、底板1f上に載置
され、その高さ寸法は第1の前面板1bとほぼ同一に設
計される。そして、本体1の右側面と背面を形成する上
記桟体1aに沿うよう、平面視でほぼL字状に形成され
ている。
【0029】上記送風機支持体9は、下端部が底板1f
上に取付け固定され、上端部が室外熱交換器8の上端面
に掛止されて、縦長状をなす。この送風機支持体9に支
持される第1、第2の送風機10a,10bは、それぞ
れファンモータ11a,11bと、このファンモータの
回転軸に嵌着固定されるプロペラファン12a,12b
とから構成される。
【0030】組立てられた状態で、第1、第2の送風機
10a,10bは各吹出し口7a,7bに対向する位置
にある。上記プロペラファン12a,12bの一部は吹
出し口7a,7bに取付けられるベルマウス6a,6b
内に挿入され、このベルマウス内で回転送風をなす。
【0031】ここでは、第1の送風機10aにおけるプ
ロペラファン12aの直径φDaは、第2の送風機10
bにおけるプロペラファン12bの直径φDbよりも大
(φDa>φDb)となるように設定されていることを
特徴の一つとしている。
【0032】すなわち、第1の送風機10aのプロペラ
ファン12aの直径φDaは、スペース的な条件等から
最大限、大きく設定されているのに対して、第2の送風
機10bのプロペラファン12bの直径φDbは、第1
の送風機10aとトータルとして上記室外熱交換器8に
対する送風量を確保し、冷却効率の低減を最小限に抑止
したうえで、最小の直径に設定されている。
【0033】当然、第1の送風機10aのファンモータ
11aの出力に対して、第2の送風機10bのファンモ
ータ11bの出力は、小さいものが選択されている。従
来と同様、上,下部側送風機の取付け中心位置を変更す
ることなく、上部側に第1の送風機10aを取付け、下
部側に第2の送風機10bを取付けた場合は、従来より
も小型化した第2の送風機10bのプロペラファン12
bの半径の差の分だけ、底板1fとプロペラファン12
b周端との間隔が拡大する。
【0034】もしくは、上部側の第1の送風機10aの
取付け位置は変えずに、第1の送風機10aのプロペラ
ファン12a周端と第2の送風機10bのプロペラファ
ン12b周端との間隔を一定にするため、第2の送風機
10bの取付け位置を上部側にずらせば、第2の送風機
10bのプロペラファン12b周端と底板1fとの間隔
がさらに拡大することになる。
【0035】いずれの場合であっても、第2の送風機1
0bのプロペラファン12b直径φDbを第1の送風機
10aのプロペラファン12a直径φDbよりも小に設
定した分だけ、第2の送風機10bのプロペラファン1
2b周端と底板1fとの間隔が拡大する。
【0036】一方、機械室5には圧縮機13が配置され
るとともに、この圧縮機と並んでアキュームレータ14
が配置される。上記圧縮機13の上方部位には四方弁1
5があって、圧縮機13とアキュームレータ14および
四方弁15とは図示しない冷媒管を介して接続される。
さらに、圧縮機13と上記室外熱交換器8とも図示しな
い冷媒管を介して接続され、室内機の室内熱交換器と冷
凍サイクルを構成している。
【0037】機械室5の上部には、電気部品箱16が取
付けられる。この電気部品箱16は、インバータや端子
類など放熱量の少ない電気部品類が取付けられる前面箱
部材16aと、制御用電気部品やジャイアント・トラン
ジスタなどの放熱量が大である電気部品類が取付けられ
る側面箱部材16bからなる。
【0038】上記側面箱部材16bは、上記仕切り板3
上部に配設される電気部品用冷却器(ヒートシンクとも
呼ばれる)20の一面側に形成される吸熱面に取付けら
れる。電気部品用冷却器20の他面側には放熱面が形成
されていて、これは仕切り板3を介して熱交換室4側に
露出している。
【0039】上述したように、電気部品箱16が機械室
5の上部に配置されているところから、電気部品用冷却
器20は仕切り板3の上部に取付けられ、熱交換室4の
上部に配置される第1の送風機10aの極く近傍に位置
する。
【0040】また、ここでは図示しないが、上記折曲板
1dの背面側上部に外気導入孔が設けられるともに、仕
切り板3における電気部品用冷却器20の近傍部位に機
械室5と熱交換室4とを連通する導通用孔が設けられて
いる。
【0041】このようにして構成される空気調和機の室
外機であり、冷凍サイクル運転開始の指令がなされる
と、圧縮機13が駆動されるとともに第1、第2の送風
機10a,10bが駆動される。
【0042】外気が桟体1aを介して室外機本体1内に
吸込まれ、室外熱交換器8を流通して熱交換作用をな
す。そして、ベルマウス6a,6bに案内され、吹出し
口7a,7bから外部へ吹き出される。
【0043】暖房運転を行うと、必然的に室外熱交換器
8に霜が付着し易く、適宜、暖房運転を一旦中断して、
霜を除去する除霜運転が行われる。この除霜運転にとも
なって、溶融したドレン水が室外熱交換器8から滴下し
て底板1f上に溜る。
【0044】特に、寒冷地では外気温が低いことから、
底板1f上に溜まったドレン水は排出される以前に氷結
することがある。除霜運転を繰り返し行うと、底板1f
上の凍結したドレン水の氷が成長してゆき、その高さが
徐々に高くなる。
【0045】ところが、この室外機では、下部側の第2
の送風機10bにおけるプロペラファン12bの直径φ
Dbを、上部側の第1の送風機10aにおけるプロペラ
ファン12aの直径φDaよりも小に設定して、プロペ
ラファン12b周端と底板1fとの間隔を充分に確保し
ている。
【0046】そのため、氷が溶融するほどの気温の上昇
に恵まれない場合であっても、ドレン水が氷結した氷が
下部側送風機10bのプロペラファン12b周端部に到
達するまで成長することはほとんどない。
【0047】したがって、プロペラファン12bが氷に
拘束されることはなく、常に回転可能状態にあり、ファ
ンモータ11bに過電流が流れたり、プロペラファン1
2bが氷に当たってファンが変形や破損することがな
く、信頼性が確保される。
【0048】先に説明したように、2台の送風機ともプ
ロペラファンの直径を小さくしたことで必要な送風量が
得られない場合とは異なり、第1の送風機10aの送風
量を可能な限り大きく確保し、第2の送風機10bの送
風量を必要最低限確保したので、室外熱交換器8の熱交
換効率の低下を招くような事態には至らない。
【0049】そして、第2の送風機10bのファンモー
タ11bの電気出力が、第1の送風機10aのファンモ
ータ11aの電気出力よりも小であるので、トータルと
しての電気出力が減少傾向にあり、ランニングコストの
低減を得られる。
【0050】また、上記折曲板1dに外気導入孔を設
け、仕切り板3の電気部品用冷却器20近傍部位に導通
用孔を設けたので、各送風機10a,10bの送風作用
にともなって外気が外気導入孔から機械室5内に導か
れ、さらに導通用孔を介して熱交換室4に導かれる。
【0051】上記機械室5では、圧縮機13の運転駆動
にともなって放熱があり、電気部品箱16におけるジャ
イアント・トランジスタなどの電気部品から極めて大な
る発熱がある。
【0052】上記外気導入孔から機械室5内に導かれた
外気は、機械室内に放出された熱気とともに導通用孔を
介して熱交換室4へ排出され、したがって機械室5内の
冷却が行われる。
【0053】その一方で、上記電気部品用冷却器20
は、機械室5側の吸熱面でジャイアント・トランジスタ
などの発熱量が大な電気部品から吸熱し、熱交換室5側
の放熱面から放熱して、電気部品を冷却する。
【0054】この電気部品用冷却器20の近傍部位に導
通用孔が設けられているので、機械室5に導入された外
気が導通用孔から熱交換室4に導かれる際に、電気部品
用冷却器20を冷却することとなる。
【0055】さらに、電気部品用冷却器20の放熱面は
仕切り板3を介して熱交換室4側に露出し、かつ上部側
である第1の送風機10aのごく近傍に位置している。
すなわち、電気部品用冷却器20に対する第1の送風機
10aのプロペラファン12aの近隣風速が大きくなっ
て、放熱効率の向上が得られる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、上下方
向に並んで2台の送風機を備え、全体の送風量の低下を
可能な限り抑制し、下部側送風機のファンが氷に拘束さ
れることが少なくなって信頼性の向上を得られ、かつ電
気部品用冷却器に近隣する側のファン直径を大きく確保
し、多くの風が流れて電気部品用冷却器における放熱効
率の低下を阻止するなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、室外機を構成する
部品を分解して示す斜視図。
【図2】同実施の形態の、室外機の一部を省略した外観
図。
【符号の説明】
1…室外機本体、 3…仕切り板、 8…室外熱交換器、 4…熱交換室、 5…機械室、 10a…第1の送風機、 10b…第2の送風機、 11a,11b…ファンモータ、 12a,12b…プロペラファン、 16…電気部品箱、 20…電気部品用冷却器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外機本体内を仕切り板で仕切り、その一
    方空間は室外熱交換器および送風機などを配置する熱交
    換室とし、他方空間は圧縮機および電気部品箱などを配
    置する機械室とする空気調和機の室外機において、 上記送風機は、ファンモータと、このファンモータの回
    転軸に嵌着されるファンとからなり、かつ上下方向に並
    んで2台、所定間隔を存して配置され、その上部側送風
    機のファンの直径は、下部側送風機のファンの直径より
    も大に設定されることを特徴とする空気調和機の室外
    機。
  2. 【請求項2】上記上部側送風機の近傍に、上記電気部品
    箱内に収容される電気部品を冷却するための電気部品用
    冷却器が配置されることを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機の室外機。
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