JP2003139354A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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- JP2003139354A JP2003139354A JP2001332794A JP2001332794A JP2003139354A JP 2003139354 A JP2003139354 A JP 2003139354A JP 2001332794 A JP2001332794 A JP 2001332794A JP 2001332794 A JP2001332794 A JP 2001332794A JP 2003139354 A JP2003139354 A JP 2003139354A
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- heat
- heat exchange
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、冷房運転時など熱交換室を流通する
空気の温度が上がっても、ヒートシンクの放熱効率を確
保して、電気部品箱内の電気部品に対する熱的悪影響の
虞れのない空気調和機の室外機を提供する。 【解決手段】室外機本体1内を仕切り板3で仕切り、内
部の一方空間は室外熱交換器6および送風機8などを配
置する熱交換室4とし、他方空間は圧縮機12および冷
媒配管類13などを配置する機械室5とし、仕切り板か
ら機械室と熱交換室に跨る状態で電気部品箱14を配置
し、この電気部品箱の熱交換室側にヒートシンク15が
取付けられ、電気部品箱の前面部に沿って冷却用ダクト
16が設けられ、送風作用にともなって機械室側開口部
16aから空気を導入案内し、ヒートシンク対向側開口
部16bから導出案内する。
空気の温度が上がっても、ヒートシンクの放熱効率を確
保して、電気部品箱内の電気部品に対する熱的悪影響の
虞れのない空気調和機の室外機を提供する。 【解決手段】室外機本体1内を仕切り板3で仕切り、内
部の一方空間は室外熱交換器6および送風機8などを配
置する熱交換室4とし、他方空間は圧縮機12および冷
媒配管類13などを配置する機械室5とし、仕切り板か
ら機械室と熱交換室に跨る状態で電気部品箱14を配置
し、この電気部品箱の熱交換室側にヒートシンク15が
取付けられ、電気部品箱の前面部に沿って冷却用ダクト
16が設けられ、送風作用にともなって機械室側開口部
16aから空気を導入案内し、ヒートシンク対向側開口
部16bから導出案内する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
機に係り、特に、ヒートシンクを備えた電気部品箱に対
する、さらなる冷却構造に関する。
機に係り、特に、ヒートシンクを備えた電気部品箱に対
する、さらなる冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に用いられる空気調和機は、被空調
室に配置される室内機と、屋外に配置される室外機とか
らなり、これら室内外機相互間に冷媒配管および電気配
線が接続される。
室に配置される室内機と、屋外に配置される室外機とか
らなり、これら室内外機相互間に冷媒配管および電気配
線が接続される。
【0003】特に室外機では、筐体である室外機本体内
を仕切り板で仕切り、内部の一方空間を熱交換室と呼ん
でいて、室外熱交換器と、ファンモータおよびファンか
らなる送風機などが配置される。他方空間を機械室と呼
んでいて、圧縮機と冷媒配管類等が配置される。
を仕切り板で仕切り、内部の一方空間を熱交換室と呼ん
でいて、室外熱交換器と、ファンモータおよびファンか
らなる送風機などが配置される。他方空間を機械室と呼
んでいて、圧縮機と冷媒配管類等が配置される。
【0004】また、仕切り板から機械室と熱交換室に跨
る状態で、電気部品を収容する電気部品箱が配置されて
いる。電気部品箱が機械室に突出するのは、機械室に配
置される圧縮機などの電動部品と、箱内部に収容する制
御用電気部品とを配線接続するためであり、熱交換室に
突出するのは、冷却手段を備えるためである。
る状態で、電気部品を収容する電気部品箱が配置されて
いる。電気部品箱が機械室に突出するのは、機械室に配
置される圧縮機などの電動部品と、箱内部に収容する制
御用電気部品とを配線接続するためであり、熱交換室に
突出するのは、冷却手段を備えるためである。
【0005】すなわち、電気部品箱内に収容される電気
部品のうちでも、たとえばインバータやジャイアント・
トランジスタなどは、特に放熱が著しく、電気部品箱内
が高熱になり易い。そのままでは、他の電気部品に熱的
悪影響を及ぼすため、冷却手段であるヒートシンクが備
えられる。
部品のうちでも、たとえばインバータやジャイアント・
トランジスタなどは、特に放熱が著しく、電気部品箱内
が高熱になり易い。そのままでは、他の電気部品に熱的
悪影響を及ぼすため、冷却手段であるヒートシンクが備
えられる。
【0006】上記ヒートシンクは、電気部品箱の熱交換
室側に取付けられ、電気部品箱内の熱をくみ上げて上記
送風機による送風中に放出し、内部に収容される電気部
品の冷却をなす。
室側に取付けられ、電気部品箱内の熱をくみ上げて上記
送風機による送風中に放出し、内部に収容される電気部
品の冷却をなす。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外部から室
外機本体内に吸込まれた空気は、吸込み口と対向して配
置される室外熱交換器を流通し、熱交換する。そのあ
と、熱交換空気の一部がヒートシンクに導かれ、ヒート
シンクと熱交換してから室外機本体の吹出し口を介して
外部に吹出される。したがって、ヒートシンクに導かれ
る風は、必ず室外熱交換器と熱交換している。
外機本体内に吸込まれた空気は、吸込み口と対向して配
置される室外熱交換器を流通し、熱交換する。そのあ
と、熱交換空気の一部がヒートシンクに導かれ、ヒート
シンクと熱交換してから室外機本体の吹出し口を介して
外部に吹出される。したがって、ヒートシンクに導かれ
る風は、必ず室外熱交換器と熱交換している。
【0008】特に冷房運転時は、上記室外熱交換器は冷
媒に対する凝縮作用をなしいて、ここに導かれる空気中
に凝縮熱を放出する。そのため、室外熱交換器と熱交換
したあとの空気は、凝縮熱を吸収して温度上昇した状態
にある。
媒に対する凝縮作用をなしいて、ここに導かれる空気中
に凝縮熱を放出する。そのため、室外熱交換器と熱交換
したあとの空気は、凝縮熱を吸収して温度上昇した状態
にある。
【0009】このような温度上昇した空気の一部が上記
ヒートシンクに導かれるので、当然ながら、ヒートシン
クの放熱効率に影響している。すなわち、冷房運転時は
電気部品箱内が温度上昇しやすく、電気部品に熱的悪影
響の起こる虞れがある。
ヒートシンクに導かれるので、当然ながら、ヒートシン
クの放熱効率に影響している。すなわち、冷房運転時は
電気部品箱内が温度上昇しやすく、電気部品に熱的悪影
響の起こる虞れがある。
【0010】本発明は、上記事情に着目してなされたも
のであり、その目的とするところは、冷房運転時など熱
交換室を流通する空気の温度が上がっても、ヒートシン
クの放熱効率を確保して、電気部品箱に収容する電気部
品の熱的悪影響の虞れのない空気調和機の室外機を提供
しようとするものである。
のであり、その目的とするところは、冷房運転時など熱
交換室を流通する空気の温度が上がっても、ヒートシン
クの放熱効率を確保して、電気部品箱に収容する電気部
品の熱的悪影響の虞れのない空気調和機の室外機を提供
しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明は、室外機本体内を仕切り板で仕切り、内部の一
方空間は室外熱交換器および送風機などを配置する熱交
換室とし、他方空間は圧縮機および冷媒配管類などを配
置する機械室とした空気調和機の室外機において、上記
仕切り板から上記機械室と上記熱交換室に跨る状態で配
置され電気部品を収容する電気部品箱と、この電気部品
箱の熱交換室側に取付けられ送風機の送風作用にともな
い電気部品箱内の熱を送風中に放出して電気部品箱内の
冷却をなすヒートシンクと、電気部品箱の前面部に沿っ
て設けられ一端が機械室において開口され他端が熱交換
室の上記ヒートシンクと対向して開口され、送風機の送
風作用にともなって機械室側開口部から空気を導入案内
し、ヒートシンク対向側開口部から導出案内する冷却用
ダクトとを具備した。
本発明は、室外機本体内を仕切り板で仕切り、内部の一
方空間は室外熱交換器および送風機などを配置する熱交
換室とし、他方空間は圧縮機および冷媒配管類などを配
置する機械室とした空気調和機の室外機において、上記
仕切り板から上記機械室と上記熱交換室に跨る状態で配
置され電気部品を収容する電気部品箱と、この電気部品
箱の熱交換室側に取付けられ送風機の送風作用にともな
い電気部品箱内の熱を送風中に放出して電気部品箱内の
冷却をなすヒートシンクと、電気部品箱の前面部に沿っ
て設けられ一端が機械室において開口され他端が熱交換
室の上記ヒートシンクと対向して開口され、送風機の送
風作用にともなって機械室側開口部から空気を導入案内
し、ヒートシンク対向側開口部から導出案内する冷却用
ダクトとを具備した。
【0012】さらに、上記冷却用ダクトは、電気部品箱
に沿う部分が開口され、冷却用ダクト内に電気部品箱面
が露出した状態で取付けられる。
に沿う部分が開口され、冷却用ダクト内に電気部品箱面
が露出した状態で取付けられる。
【0013】さらに、上記冷却用ダクトは、機械室側開
口部の近傍位置に、止水用折返片もしくは止水用スリッ
トを備えた。
口部の近傍位置に、止水用折返片もしくは止水用スリッ
トを備えた。
【0014】上記目的を満足するため本発明は、室外機
本体内を仕切り板で仕切り、内部の一方空間は室外熱交
換器および送風機などを配置する熱交換室とし、他方空
間は圧縮機および冷媒配管類などを配置する機械室とし
た空気調和機の室外機において、仕切り板から機械室と
熱交換室に跨る状態で配置され電気部品を収容する電気
部品箱と、この電気部品箱の熱交換室側に取付けられ送
風機の送風作用にともない電気部品箱内の熱を送風中に
放出して電気部品箱内の冷却をなすヒートシンクと、一
端が熱交換室側の室外機本体に開口して外部と連通し他
端が上記ヒートシンクに対向して開口され、送風機の送
風作用にともなって一端開口部から外部空気を導入案内
し、ヒートシンク対向側開口部から導出案内する冷却用
ダクトとを具備した。
本体内を仕切り板で仕切り、内部の一方空間は室外熱交
換器および送風機などを配置する熱交換室とし、他方空
間は圧縮機および冷媒配管類などを配置する機械室とし
た空気調和機の室外機において、仕切り板から機械室と
熱交換室に跨る状態で配置され電気部品を収容する電気
部品箱と、この電気部品箱の熱交換室側に取付けられ送
風機の送風作用にともない電気部品箱内の熱を送風中に
放出して電気部品箱内の冷却をなすヒートシンクと、一
端が熱交換室側の室外機本体に開口して外部と連通し他
端が上記ヒートシンクに対向して開口され、送風機の送
風作用にともなって一端開口部から外部空気を導入案内
し、ヒートシンク対向側開口部から導出案内する冷却用
ダクトとを具備した。
【0015】さらに、冷却用ダクトは、板金部品および
合成樹脂材の、いずれか一方の成形品である。
合成樹脂材の、いずれか一方の成形品である。
【0016】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、冷房運転時など熱交換室を流通する空気の
温度が上がっても、ヒートシンクの放熱効率を確保し
て、電気部品箱内の電気部品に対する熱的悪影響の虞れ
がない。
ことにより、冷房運転時など熱交換室を流通する空気の
温度が上がっても、ヒートシンクの放熱効率を確保し
て、電気部品箱内の電気部品に対する熱的悪影響の虞れ
がない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0018】図1は、空気調和機を構成する室外機の一
部を切欠して内部を現した斜視図であり、図2は、室外
機の各構成部品を分解し一部を省略した斜視図であり、
図3は、室外機内部における熱交換空気の流通状態を説
明する図である。
部を切欠して内部を現した斜視図であり、図2は、室外
機の各構成部品を分解し一部を省略した斜視図であり、
図3は、室外機内部における熱交換空気の流通状態を説
明する図である。
【0019】室外機本体1は、矩形箱状をなしている。
図の左側面と、背面の大部分は、桟材を矩形状に交差し
て形成される桟体1aが用いられ、本体1内が透視でき
る。これら左側面と背面を除く全ての面は、板体から形
成される。
図の左側面と、背面の大部分は、桟材を矩形状に交差し
て形成される桟体1aが用いられ、本体1内が透視でき
る。これら左側面と背面を除く全ての面は、板体から形
成される。
【0020】室外機本体1の前面一部は開口されてい
て、グリルからなるファンガード2が嵌め込まれてい
る。このファンガード2は室外機本体1内に配置され
る、後述する送風機と対向して取付けられていて、熱交
換空気の通風を損なわない程度で指や物の侵入を阻止す
る。
て、グリルからなるファンガード2が嵌め込まれてい
る。このファンガード2は室外機本体1内に配置され
る、後述する送風機と対向して取付けられていて、熱交
換空気の通風を損なわない程度で指や物の侵入を阻止す
る。
【0021】上記室外機本体1は、上記ファンガード2
が取付けられ一部が右側面まで折曲される前面板1b
と、右側面および背面一部をなす折曲板1cと、天板1
d、底板1eなどの板体および上記桟体1aとの組合わ
せ体からなる。
が取付けられ一部が右側面まで折曲される前面板1b
と、右側面および背面一部をなす折曲板1cと、天板1
d、底板1eなどの板体および上記桟体1aとの組合わ
せ体からなる。
【0022】室外機本体1内は仕切り板3によって二分
される。この仕切り板3の前面側端縁は、上記前面板1
bに当接する。仕切り板3の背面部は、端縁近傍におい
て斜めに折曲され、かつこの端縁は上記折曲板1cの背
面端縁と桟体1a端部との合わせ縁と一致する。
される。この仕切り板3の前面側端縁は、上記前面板1
bに当接する。仕切り板3の背面部は、端縁近傍におい
て斜めに折曲され、かつこの端縁は上記折曲板1cの背
面端縁と桟体1a端部との合わせ縁と一致する。
【0023】そして、仕切り板3の上端縁一部は天板1
dに当接され、仕切り板3の下端縁は底板1eに当接さ
れて、室外機本体1内を仕切る。室外機本体1内におけ
る上記ファンガード2取付け部位と対向する仕切り空間
の一方を熱交換室4と呼び、対向しない他方空間を機械
室5と呼ぶ。
dに当接され、仕切り板3の下端縁は底板1eに当接さ
れて、室外機本体1内を仕切る。室外機本体1内におけ
る上記ファンガード2取付け部位と対向する仕切り空間
の一方を熱交換室4と呼び、対向しない他方空間を機械
室5と呼ぶ。
【0024】上記熱交換室4は、一部を桟体1aによっ
て囲まれ、かつファンガード2が取付けられるところか
ら、外部と連通される。上記機械室5は、周囲を前面板
1bや折曲板1cなどの板体で囲まれ略密閉構造をなす
が、折曲板1c下部に開口部1Kが設けられて、外部と
連通するとともに、熱交換室4と適宜な隙間が確保され
ていて、熱交換室4と連通状態にある。
て囲まれ、かつファンガード2が取付けられるところか
ら、外部と連通される。上記機械室5は、周囲を前面板
1bや折曲板1cなどの板体で囲まれ略密閉構造をなす
が、折曲板1c下部に開口部1Kが設けられて、外部と
連通するとともに、熱交換室4と適宜な隙間が確保され
ていて、熱交換室4と連通状態にある。
【0025】上記熱交換室4には、室外熱交換器6が配
置されるとともに、送風機支持体7が配置され、この送
風機支持体には送風機8が支持される。上記室外熱交換
器6は、底板1e上に載置され、その高さ寸法は前面板
1bとほぼ同一に設計される。そして、上記桟体1aに
沿うよう、本体1の左側面と背面に亘って平面視でほぼ
L字状に形成されている。背面側の端縁に沿って仕切り
板3端縁が合わせられ、仕切り板に室外熱交換器6の端
板を固定する。
置されるとともに、送風機支持体7が配置され、この送
風機支持体には送風機8が支持される。上記室外熱交換
器6は、底板1e上に載置され、その高さ寸法は前面板
1bとほぼ同一に設計される。そして、上記桟体1aに
沿うよう、本体1の左側面と背面に亘って平面視でほぼ
L字状に形成されている。背面側の端縁に沿って仕切り
板3端縁が合わせられ、仕切り板に室外熱交換器6の端
板を固定する。
【0026】上記送風機支持体7は、下端部が底板1e
上に取付け固定され、上端部が室外熱交換器6の上端面
に掛止される、縦長状の板体である。この送風機支持体
7に支持される上記送風機8は、ファンモータ10と、
このファンモータの回転軸に嵌着固定されるプロペラ型
のファン11とから構成される。
上に取付け固定され、上端部が室外熱交換器6の上端面
に掛止される、縦長状の板体である。この送風機支持体
7に支持される上記送風機8は、ファンモータ10と、
このファンモータの回転軸に嵌着固定されるプロペラ型
のファン11とから構成される。
【0027】送風機8として組立てられ送風機支持体7
に支持された状態で、上述したように、送風機8を構成
するファン11は、上記室外機本体1の前面板1bに取
付けられるファンガード2と対向する位置にある。
に支持された状態で、上述したように、送風機8を構成
するファン11は、上記室外機本体1の前面板1bに取
付けられるファンガード2と対向する位置にある。
【0028】一方、機械室5には圧縮機12が配置され
るとともに、冷媒配管類13が収容される。この冷媒配
管類13は、アキュームレータ、四方弁、冷媒管、管継
ぎ手等からなり、圧縮機12と上記室外熱交換器6およ
び室内機の室内熱交換器と冷凍サイクルを構成してい
る。
るとともに、冷媒配管類13が収容される。この冷媒配
管類13は、アキュームレータ、四方弁、冷媒管、管継
ぎ手等からなり、圧縮機12と上記室外熱交換器6およ
び室内機の室内熱交換器と冷凍サイクルを構成してい
る。
【0029】上記仕切り板3の上端部は一部を残して切
欠され、この切欠部上に電気部品箱14が取付けられ
る。上記電気部品箱14の上端面は天板1dと狭小の間
隙を存し、両側部は仕切り板3を跨って機械室5と熱交
換室4とに突出している。
欠され、この切欠部上に電気部品箱14が取付けられ
る。上記電気部品箱14の上端面は天板1dと狭小の間
隙を存し、両側部は仕切り板3を跨って機械室5と熱交
換室4とに突出している。
【0030】図示しないが、電気部品箱14内には、イ
ンバータ、端子部、制御用電気部品およびジャイアント
・トランジスタなどの電気部品が収容される。インバー
タやジャイアント・トランジスタなど、特に放熱が著し
い電気部品は、熱交換室4側の部位に配置されている。
ンバータ、端子部、制御用電気部品およびジャイアント
・トランジスタなどの電気部品が収容される。インバー
タやジャイアント・トランジスタなど、特に放熱が著し
い電気部品は、熱交換室4側の部位に配置されている。
【0031】この電気部品箱14には、特に図示しない
が、機械室5に導かれた外気を導入し、かつ導出するた
めの開口、および隙間が形成されていて、外気による内
部の冷却がなされる構造となっている。なお、当然のこ
とながら、外気に含まれる雨水等が電気部品箱14内に
浸入しないよう、水切り手段を備えている。
が、機械室5に導かれた外気を導入し、かつ導出するた
めの開口、および隙間が形成されていて、外気による内
部の冷却がなされる構造となっている。なお、当然のこ
とながら、外気に含まれる雨水等が電気部品箱14内に
浸入しないよう、水切り手段を備えている。
【0032】電気部品箱14の熱交換室4側端部には、
後述するヒートシンク15が取付けられる。このヒート
シンク15は、一端部が上記放熱の著しい電気部品に密
接しており、他端部は熱交換室4内へ突出し、互いに所
定間隔を存して平行に設けられる多段の放熱板を備えて
いる。
後述するヒートシンク15が取付けられる。このヒート
シンク15は、一端部が上記放熱の著しい電気部品に密
接しており、他端部は熱交換室4内へ突出し、互いに所
定間隔を存して平行に設けられる多段の放熱板を備えて
いる。
【0033】したがって、ヒートシンク15は、その一
端部で電気部品の熱を吸収し、他端部の放熱板に伝達す
る一方で、放熱板相互間に熱交換用の空気が円滑に流通
して、放熱板から流通空気に対して効率よく放熱できる
ようになっている。
端部で電気部品の熱を吸収し、他端部の放熱板に伝達す
る一方で、放熱板相互間に熱交換用の空気が円滑に流通
して、放熱板から流通空気に対して効率よく放熱できる
ようになっている。
【0034】上記電気部品箱14の前面側であって、室
外熱交換器6の反対側面に沿って冷却用ダクト16が取
付けられている。上記冷却用ダクト16は、平面視でL
字状に屈曲形成され、電気部品箱14の前面部と、一端
部であるヒートシンク取付け側の端面部に沿って取付け
られる。
外熱交換器6の反対側面に沿って冷却用ダクト16が取
付けられている。上記冷却用ダクト16は、平面視でL
字状に屈曲形成され、電気部品箱14の前面部と、一端
部であるヒートシンク取付け側の端面部に沿って取付け
られる。
【0035】しかも、冷却用ダクト16の電気部品箱1
4側の側部はほとんど開口しており、取付けられた状態
で電気部品箱14の前面部と端面部がダクト内に露出し
ている。換言すれば、電気部品箱14が冷却用ダクト1
6の一部を構成しているのと同様の構成となっている。
4側の側部はほとんど開口しており、取付けられた状態
で電気部品箱14の前面部と端面部がダクト内に露出し
ている。換言すれば、電気部品箱14が冷却用ダクト1
6の一部を構成しているのと同様の構成となっている。
【0036】冷却用ダクト16の両側端開口部16a,
16bのうちの、電気部品箱14前面部側の開口部16
aには、電気部品箱前面部を除いてフランジ17が設け
られている。このフランジ17は上記仕切り板3と重ね
合わされ、適宜な手段で仕切り板に取付け固定される。
16bのうちの、電気部品箱14前面部側の開口部16
aには、電気部品箱前面部を除いてフランジ17が設け
られている。このフランジ17は上記仕切り板3と重ね
合わされ、適宜な手段で仕切り板に取付け固定される。
【0037】したがって、冷却用ダクト16は一端開口
部16aが機械室5に向けて開口し、他端開口部16b
は熱交換室4ヘ突出する上記ヒートシンク15に向けて
開口する。なお、冷却用ダクト16は、板金部品もしく
は合成樹脂材のいずれかを選択して成形されていて、い
ずれにしても廉価に提供できる。
部16aが機械室5に向けて開口し、他端開口部16b
は熱交換室4ヘ突出する上記ヒートシンク15に向けて
開口する。なお、冷却用ダクト16は、板金部品もしく
は合成樹脂材のいずれかを選択して成形されていて、い
ずれにしても廉価に提供できる。
【0038】このようにして構成される空気調和機の室
外機であり、圧縮機12を駆動して冷凍サイクル運転を
なすとともに、送風機8を駆動して外部空気を熱交換室
4に吸込み、室外熱交換器6と熱交換させる。熱交換後
の空気は、ファンガード2を介して外部へ吹出される。
外機であり、圧縮機12を駆動して冷凍サイクル運転を
なすとともに、送風機8を駆動して外部空気を熱交換室
4に吸込み、室外熱交換器6と熱交換させる。熱交換後
の空気は、ファンガード2を介して外部へ吹出される。
【0039】さらに、送風機8の作用にともなって、開
口を介して外気が機械室5内に導入される。この導入さ
れた外気により、機械室5内の圧縮機12や電気部品箱
14が冷却される。そのあと、外気は開口や隙間を介し
て熱交換室4に導かれ、外部へ排出される。
口を介して外気が機械室5内に導入される。この導入さ
れた外気により、機械室5内の圧縮機12や電気部品箱
14が冷却される。そのあと、外気は開口や隙間を介し
て熱交換室4に導かれ、外部へ排出される。
【0040】上記電気部品箱14内に収容される電気部
品は放熱し、この熱をヒートシンク15がくみ上げ、放
熱板に伝達する。放熱板は、熱交換室4へ突出し、かつ
送風機8の風にさらされているところから、効率よく放
熱する。したがって、電気部品箱14内の電気部品は冷
却され、熱的悪影響の及ぶ虞れがない。
品は放熱し、この熱をヒートシンク15がくみ上げ、放
熱板に伝達する。放熱板は、熱交換室4へ突出し、かつ
送風機8の風にさらされているところから、効率よく放
熱する。したがって、電気部品箱14内の電気部品は冷
却され、熱的悪影響の及ぶ虞れがない。
【0041】さらに、電気部品箱14は冷却用ダクト1
6によっても冷却される。すなわち、送風機8の送風に
ともない熱交換室4は機械室5より低圧雰囲気となって
いる。その一方で、冷却用ダクト16は機械室5と熱交
換室4とに開口する開口部16a,16bを備えてい
る。
6によっても冷却される。すなわち、送風機8の送風に
ともない熱交換室4は機械室5より低圧雰囲気となって
いる。その一方で、冷却用ダクト16は機械室5と熱交
換室4とに開口する開口部16a,16bを備えてい
る。
【0042】したがって、機械室5に導入されている外
部空気の一部は、冷却用ダクト16の機械室5側の開口
部16aから導入案内され、熱交換室4側の開口部16
bから導出案内される。
部空気の一部は、冷却用ダクト16の機械室5側の開口
部16aから導入案内され、熱交換室4側の開口部16
bから導出案内される。
【0043】冷却用ダクト16の機械室側開口部16a
から熱交換室側開口部16bに至る間の側面部は、電気
部品箱14の前面部が兼用し露出している。冷却用ダク
ト16内を導かれる外部空気は、室外熱交換器6の熱的
影響を受けないで直接、電気部品箱前面部と接触しなが
ら流通するので、電気部品箱14は冷却される。
から熱交換室側開口部16bに至る間の側面部は、電気
部品箱14の前面部が兼用し露出している。冷却用ダク
ト16内を導かれる外部空気は、室外熱交換器6の熱的
影響を受けないで直接、電気部品箱前面部と接触しなが
ら流通するので、電気部品箱14は冷却される。
【0044】さらに、熱交換室開口部16bは、電気部
品箱14に取付けられるヒートシンク15に対向して開
口している。このことから、冷却用ダクト16を導かれ
る空気は、開口部16bからヒートシンク15に吹き付
けられる。
品箱14に取付けられるヒートシンク15に対向して開
口している。このことから、冷却用ダクト16を導かれ
る空気は、開口部16bからヒートシンク15に吹き付
けられる。
【0045】ヒートシンク15においては、熱交換室4
を導かれる風にさらされて冷却されることのほかに、冷
却用ダクト16から吹き付けられる室外熱交換器6の熱
的影響を受けない空気によっても冷却されるので、放熱
効率が極めてよい。
を導かれる風にさらされて冷却されることのほかに、冷
却用ダクト16から吹き付けられる室外熱交換器6の熱
的影響を受けない空気によっても冷却されるので、放熱
効率が極めてよい。
【0046】なお、冷房運転時は、上記室外熱交換器6
において冷媒の凝縮作用をなし、熱交換室4を導かれる
風が温度上昇する。この風の一部がヒートシンク15に
導かれるので、そのままではヒートシンク15の放熱効
率が低い。
において冷媒の凝縮作用をなし、熱交換室4を導かれる
風が温度上昇する。この風の一部がヒートシンク15に
導かれるので、そのままではヒートシンク15の放熱効
率が低い。
【0047】ところが、ここでは冷却用ダクト16を備
えていて、この冷却用ダクト16に導入案内される機械
室5の空気は熱交換室4を導かれる空気よりも低温であ
る。上述のように、この空気は冷却用ダクト16に沿っ
て導かれる間、露出している電気部品箱14前面部を直
接的に冷却し、さらに熱交換室4側の開口部16bから
導出案内されヒートシンク15を冷却する。
えていて、この冷却用ダクト16に導入案内される機械
室5の空気は熱交換室4を導かれる空気よりも低温であ
る。上述のように、この空気は冷却用ダクト16に沿っ
て導かれる間、露出している電気部品箱14前面部を直
接的に冷却し、さらに熱交換室4側の開口部16bから
導出案内されヒートシンク15を冷却する。
【0048】したがって、冷却用ダクト16を備えるこ
とにより、熱交換室4を流通する空気の温度が上昇する
冷房運転時においても、電気部品箱14内に収容される
電気部品を効率よく冷却でき、熱的悪影響の生じる余地
はない。
とにより、熱交換室4を流通する空気の温度が上昇する
冷房運転時においても、電気部品箱14内に収容される
電気部品を効率よく冷却でき、熱的悪影響の生じる余地
はない。
【0049】また、熱交換室4は外部と連通していて風
雨にさらされる状態にあるが、機械室5は略密閉構造と
なっていて、特に雨水の浸入を阻止している。これは、
圧縮機12や四方弁に接続されるリード線の端子部に水
滴が付着することで短絡状態になるなどの電気事故を阻
止するためである。
雨にさらされる状態にあるが、機械室5は略密閉構造と
なっていて、特に雨水の浸入を阻止している。これは、
圧縮機12や四方弁に接続されるリード線の端子部に水
滴が付着することで短絡状態になるなどの電気事故を阻
止するためである。
【0050】上記冷却ダクト16は、一端が熱交換室4
に開口しているので、この開口部16bから雨水が浸入
し、機械室5側の開口部16aから滴下して、上記圧縮
機12などを濡らす虞れがある。
に開口しているので、この開口部16bから雨水が浸入
し、機械室5側の開口部16aから滴下して、上記圧縮
機12などを濡らす虞れがある。
【0051】そこで、たとえば図4(A)に示すよう
に、機械室側開口部16aと熱交換室側開口部16bと
の間に、止水用折返片18を設けた冷却用ダクト16A
とするとよい。上記止水用折返片18は、電気部品箱前
面部が露出する開口部19の一側辺に沿って設けられる
切起し片でもある。
に、機械室側開口部16aと熱交換室側開口部16bと
の間に、止水用折返片18を設けた冷却用ダクト16A
とするとよい。上記止水用折返片18は、電気部品箱前
面部が露出する開口部19の一側辺に沿って設けられる
切起し片でもある。
【0052】この止水用折返片18は、図に矢印で示す
ように、冷却用ダクト16A内を流通する空気の障害と
ならない程度で、かつ水滴の浸入を阻止する突出量を備
えている。
ように、冷却用ダクト16A内を流通する空気の障害と
ならない程度で、かつ水滴の浸入を阻止する突出量を備
えている。
【0053】あるいは、図4(B)に示すように、熱交
換室側開口部16bと比較して機械室側開口部16cを
小さく形成し、この機械室側開口部16cの下部側に複
数の止水用スリット20を設けた冷却用ダクト16Bで
あってもよい。
換室側開口部16bと比較して機械室側開口部16cを
小さく形成し、この機械室側開口部16cの下部側に複
数の止水用スリット20を設けた冷却用ダクト16Bで
あってもよい。
【0054】雨水である水滴は、図中矢印で示す空気の
流れとは逆方向に移動しようとするが、機械室開口部1
6cに至るまでにダクト16B下部に流下し、底面に沿
って移動する。
流れとは逆方向に移動しようとするが、機械室開口部1
6cに至るまでにダクト16B下部に流下し、底面に沿
って移動する。
【0055】ところが、機械室側開口部16cは上部側
のみ開口しているので、水滴は底部に溜り、この開口部
から機械室5内に落下することがない。その一方で、止
水用スリット20を介して空気の流通があり、熱交換室
側開口部16aから上記ヒートシンク15に向かって充
分な空気量が確保される。
のみ開口しているので、水滴は底部に溜り、この開口部
から機械室5内に落下することがない。その一方で、止
水用スリット20を介して空気の流通があり、熱交換室
側開口部16aから上記ヒートシンク15に向かって充
分な空気量が確保される。
【0056】図5は、さらに異なる形態の室外機の一部
を切欠した斜視図であり、図6はその室外機を構成する
部品の一部を分解した斜視図である。後述する冷却用ダ
クト30を除く室外機の構成部品は、先に図1および図
2で説明したものと全く同一であるので、ここでは同番
号を付して新たな説明は省略する。
を切欠した斜視図であり、図6はその室外機を構成する
部品の一部を分解した斜視図である。後述する冷却用ダ
クト30を除く室外機の構成部品は、先に図1および図
2で説明したものと全く同一であるので、ここでは同番
号を付して新たな説明は省略する。
【0057】上記冷却用ダクト30は、両側端部に矩形
状の開口部を備えた、直状の矩形筒体である。一端開口
部30aは、室外機本体1を構成する前面板1bに設け
られる同形状で同寸法の孔部21に嵌め込まれ、外部と
直接連通する。他端開口部30bは、上記ヒートシンク
15と対向して開口する。
状の開口部を備えた、直状の矩形筒体である。一端開口
部30aは、室外機本体1を構成する前面板1bに設け
られる同形状で同寸法の孔部21に嵌め込まれ、外部と
直接連通する。他端開口部30bは、上記ヒートシンク
15と対向して開口する。
【0058】すなわち、この形態の冷却用ダクト30
は、前面板1bとヒートシンク15との間に介在され
る、わずかな全長でしかない。板金部品もしくは合成樹
脂材で一体成形されることは、先に説明したものと同様
である。
は、前面板1bとヒートシンク15との間に介在され
る、わずかな全長でしかない。板金部品もしくは合成樹
脂材で一体成形されることは、先に説明したものと同様
である。
【0059】送風機8を駆動して室外熱交換器6に送風
し、外部空気と室外熱交換器6とを熱交換させる。送風
作用にともなって熱交換室4は低圧化し、その影響で冷
却用ダクト30の外部と連通する開口部30aから外部
空気が導入案内される。
し、外部空気と室外熱交換器6とを熱交換させる。送風
作用にともなって熱交換室4は低圧化し、その影響で冷
却用ダクト30の外部と連通する開口部30aから外部
空気が導入案内される。
【0060】冷却用ダクト30を導かれる外部空気は、
熱交換室4側の開口部30bから導出案内される。この
開口部30bは、ヒートシンク15に対向して開口して
いるので、外部空気はヒートシンク15に吹き付けられ
る。
熱交換室4側の開口部30bから導出案内される。この
開口部30bは、ヒートシンク15に対向して開口して
いるので、外部空気はヒートシンク15に吹き付けられ
る。
【0061】冷房運転時など、室外熱交換器6と熱交換
して温度上昇した空気とは相違して、外部空気がヒート
シンク15に吹き付けられて冷却することから、ヒート
シンク15の放熱効率が向上する。
して温度上昇した空気とは相違して、外部空気がヒート
シンク15に吹き付けられて冷却することから、ヒート
シンク15の放熱効率が向上する。
【0062】しかも、先に説明したものでは機械室5内
の空気を冷却用ダクト16を介してヒートシンク15に
吹き付けるのに対して、ここでは外部空気を直接、冷却
用ダクト30を介してヒートシンク15に吹き付けるの
で、より低温の空気を導くことになり、ヒートシンク1
5の放熱効率がさらによい。
の空気を冷却用ダクト16を介してヒートシンク15に
吹き付けるのに対して、ここでは外部空気を直接、冷却
用ダクト30を介してヒートシンク15に吹き付けるの
で、より低温の空気を導くことになり、ヒートシンク1
5の放熱効率がさらによい。
【0063】また、この冷却用ダクト30においては、
機械室5に開口する開口部を備えていないので、冷却用
ダクトを介して機械室5に雨水が浸入せず、止水対策を
施す必要はない。
機械室5に開口する開口部を備えていないので、冷却用
ダクトを介して機械室5に雨水が浸入せず、止水対策を
施す必要はない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、冷房運
転時など、熱交換室を流通する空気の温度が上がって
も、ヒートシンクの放熱効率を確保して、電気部品箱内
の電気部品に対する熱的悪影響の虞れがなく、信頼性の
向上を得るなどの効果を奏する。
転時など、熱交換室を流通する空気の温度が上がって
も、ヒートシンクの放熱効率を確保して、電気部品箱内
の電気部品に対する熱的悪影響の虞れがなく、信頼性の
向上を得るなどの効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態を示す、空気調和機の室外
機の一部を切欠した斜視図。
機の一部を切欠した斜視図。
【図2】同実施の形態の、室外機を構成する部品を分解
して示す斜視図。
して示す斜視図。
【図3】同実施の形態の、室外機要部の平面図。
【図4】他の実施の形態の、互いに異なる冷却用ダクト
の斜視図。
の斜視図。
【図5】さらに他の実施の形態の、空気調和機の室外機
の一部を切欠した斜視図。
の一部を切欠した斜視図。
【図6】同実施の形態の、室外機を構成する一部の部品
を分解して示す斜視図。
を分解して示す斜視図。
1…室外機本体、
3…仕切り板、
6…室外熱交換器、
8…送風機、
4…熱交換室、
12…圧縮機、
5…機械室、
14…電気部品箱、
15…ヒートシンク、
16,30…冷却用ダクト、
18…止水用折返片、
20…止水用スリット。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 田中 忠
静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア
エンジニアリング株式会社内
Fターム(参考) 3L054 BD01
Claims (5)
- 【請求項1】室外機本体内を仕切り板で仕切り、内部の
一方空間は室外熱交換器および送風機などを配置する熱
交換室とし、他方空間は圧縮機および冷媒配管類などを
配置する機械室とした空気調和機の室外機において、 上記仕切り板から上記機械室と上記熱交換室に跨る状態
で配置され、電気部品を収容する電気部品箱と、 この電気部品箱の熱交換室側に取付けられ、上記送風機
の送風作用にともない電気部品箱内の熱を送風中に放出
して、電気部品箱内の冷却をなすヒートシンクと、 上記電気部品箱の前面部に沿って設けられ、一端が機械
室において開口され、他端が熱交換室の上記ヒートシン
クと対向して開口され、送風機の送風作用にともなって
機械室側開口部から空気を導入案内し、ヒートシンク対
向側開口部から導出案内する冷却用ダクトとを具備した
こと特徴とする空気調和機の室外機。 - 【請求項2】上記冷却用ダクトは、電気部品箱に沿う部
分が開口され、冷却用ダクト内に電気部品箱面が露出し
た状態で取付けられることを特徴とする請求項1記載の
空気調和機の室外機。 - 【請求項3】上記冷却用ダクトは、機械室側開口部の近
傍位置に、止水用折返片もしくは止水用スリットを備え
たことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外
機。 - 【請求項4】室外機本体内を仕切り板で仕切り、内部の
一方空間は室外熱交換器および送風機などを配置する熱
交換室とし、他方空間は圧縮機および冷媒配管類などを
配置する機械室とした空気調和機の室外機において、 上記仕切り板から上記機械室と上記熱交換室に跨る状態
で配置され、電気部品を収容する電気部品箱と、 この電気部品箱の熱交換室側に取付けられ、上記送風機
の送風作用にともない電気部品箱内の熱を送風中に放出
して、電気部品箱内の冷却をなすヒートシンクと、 一端が熱交換室側の上記室外機本体に開口して外部と連
通し、他端が上記ヒートシンクに対向して開口され、送
風機の送風作用にともなって一端開口部から外部空気を
導入案内し、ヒートシンク対向側開口部から導出案内す
る冷却用ダクトとを具備したこと特徴とする空気調和機
の室外機。 - 【請求項5】上記冷却用ダクトは、板金部品、および合
成樹脂材の、いずれか一方の成形品であることを特徴と
する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の空気調
和機の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332794A JP2003139354A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332794A JP2003139354A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 空気調和機の室外機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139354A true JP2003139354A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19148161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001332794A Pending JP2003139354A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003139354A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010043802A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 室外ユニット |
CN101893286A (zh) * | 2009-05-20 | 2010-11-24 | 三洋电机株式会社 | 室外单元 |
JP2015048990A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
JP2016169911A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷凍機ユニット |
JP2017187224A (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
Citations (6)
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JPH0453124U (ja) * | 1990-09-13 | 1992-05-07 | ||
JPH0526476A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-02 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機のインバータ冷却装置 |
JPH11148685A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-02 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
JP2000161717A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-16 | Sharp Corp | 空気調和機の室外機 |
JP2000275372A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室外ユニット |
JP2001021179A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-26 | Mitsubishi Electric Corp | 冷却装置の室外機 |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332794A patent/JP2003139354A/ja active Pending
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JP2017187224A (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070109 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |