JP6702346B2 - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents
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以下、実施形態に係る冷凍装置について図面を用いて説明する。図1には、実施形態に係る冷凍装置が備える冷媒回路が示されている。図1に示されている冷凍装置10は、空気調和機である。ここでは、冷凍装置10として、空気調和機を例に挙げて説明しているが、冷凍装置10には、空気調和機以外に、例えば、ヒートポンプ給湯器、冷蔵庫、及び庫内を冷却する冷却装置が含まれる。図1に示されている冷凍装置10は、複数の室内ユニット20と、複数の室内ユニット20に接続された室外ユニット30とを備えている。室内ユニット20と室外ユニット30とは連絡配管12,13で接続されており、並列に接続された複数の室内ユニット20と室外ユニット30の間で冷媒を循環させるための冷媒回路11が形成されている。この冷媒回路11を冷媒が循環することによって、冷凍装置10は、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行うことができる。
(2−1)冷房時の冷媒の流れ
次に冷凍装置10の動作の概略を説明する。冷房運転時は、四路切換弁36が図1において実線で示す状態に保持される。圧縮機31から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁36を介して室外熱交換器32に流入する。室外熱交換器32においては、冷媒が、室外ファン34により供給される室外空気との間で熱交換して放熱する。放熱して冷えた冷媒は、分流されて、各々の膨張弁33の流入口に流入する。各膨張弁33では、冷媒が膨張されて減圧される。減圧された冷媒が、各膨張弁33の流出口から各連絡配管12を通って、各膨張弁33に対応した各室内熱交換器21の流入口に流入する。各室内熱交換器21においては、冷媒が、各室内ファン22により供給される室内空気との間で熱交換して吸熱する。各室内熱交換器21で加熱された冷媒が、各室内熱交換器21の流出口から各連絡配管13と四路切換弁36とアキュムレータ35を通って圧縮機31に吸い込まれる。各室内ユニット20では、各室内熱交換器21で冷媒と熱交換されて冷えた調和空気が、各室内ファン22により吹出される。各室内ユニット20から吹出される冷えた調和空気により、各室内ユニット20の取り付けられている室内の冷房が行われる。
暖房運転時は、四路切換弁36が図1において破線で示す状態に保持される。圧縮機31から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁36を介して各連絡配管13を通って各室内熱交換器21に流入する。各室内熱交換器21においては、冷媒が、各室内ファン22により供給される室内空気と熱交換して放熱する。放熱して冷えた冷媒は、各室内熱交換器21の流出口から流出して、各連絡配管12を通って、各室内熱交換器21に対応した各膨張弁33の流入口に流入する。各膨張弁33では、冷媒が膨張されて減圧される。減圧された冷媒が、各膨張弁33の流出口から室外熱交換器32の流入口に流入する。室外熱交換器32においては、冷媒が、室外ファン34により供給される室外空気との間で熱交換して吸熱する。室外熱交換器32で加熱された冷媒は、室外熱交換器32の流出口から四路切換弁36とアキュムレータ35を通って圧縮機31に吸い込まれる。各室内ユニット20では、各室内熱交換器21で冷媒と熱交換されて暖められた調和空気が、各室内ファン22により吹出される。各室内ユニット20から吹出される暖かい調和空気により、各室内ユニット20の取り付けられている室内の暖房が行われる。
複数の室内ユニット20のそれぞれの室内ファン22は、モータによって駆動され、電力の供給を受けている。また、複数の室内ユニット20には、それぞれの室内ファン22の回転数などを制御するための室内制御装置41がそれぞれ設置されている。
室外ユニット30は、図2に示されているように、前後、左右及び上下を囲むボックス形状のケーシング50を備えている。図2には、室外ユニット30を前方右斜め上から見た室外ユニット30が示されている。図3には、室外ユニット30を後方右斜め下から見た室外ユニット30が示されている。なお、図3に示されている室外ユニット30からは、後に取り付けられる保護用の金網(図示せず)が取り外されている。
図4には、後方右斜め上方から見た、図2に描かれた天板51及び閉鎖弁カバー56の取り外された室外ユニット30が示されている。図7には、右から見た、図4の室外ユニット30が示されている。
図9(a)、図9(b)及び図10に示されているように、電装品箱60の上部には、樹脂製の蓋61が配置されている。蓋61は、上方から見て、凡そ長方形の形状を呈する。蓋61の下には、電装品箱60の前面60fの一部及び右側面60m並びに左側面60n、後面60u及び底面60s(図12参照)を実質的に覆う金属製仕切部材62が配置されている。図11には、電装品箱60を各構成部品に分解した状態が示されている。金属製仕切部材62は、樹脂製の支持枠63と組み合わされており、電装品箱60の表面に支持枠63の一部が露出している箇所もある。電装品箱60の前面60fには、既に説明した開口部60aが形成されている。電装品箱60の内部は、室外ユニット30の内部空間である送風機室R1と機械室R2から仕切られた収容空間R3となっている。言い換えると、樹脂部材である蓋61及び支持枠63並びに金属製仕切部材62が、送風機室R1と機械室R2から仕切られた収容空間R3を形成している。
電装品箱60の空気流路は、主に、仕切部材スリット62a(図9(b)参照)が形成されている右側面から収容空間側スリット64a〜64d(図11参照)を通過して金属製仕切部材62と支持枠63の合わせ目60b(図16参照)のある左側面の近傍まで続いている。この空気流路は、収容空間R3と、送風機室R1及び機械室R2(室外ユニット30の内部空間)とを連通させている。図8に矢印Ar1で空気流路を流れる空気が概念的に示されている。この電装品箱60では収容空間側スリット64a〜64dが4つ設けられているが、収容空間側スリット64a〜64dの個数及び配置位置は変更されてもよい。
電装品箱60へのミスト状の水の侵入経路は、金属製仕切部材62と支持枠63との合わせ目60b(図16参照)が入口となる場合と、閉鎖弁カバー部スリット56a(図3参照)が入口となる場合がある。ここでは、金属製仕切部材62と支持枠63とによって形成される第1流路が重要な構成であることから、前者の場合について説明する。室外ユニット30の室外ファン34が駆動されているときには、合わせ目60bを通って収容空間R3から送風機室R1に向って空気が流れるので、電装品箱60へのミスト状の水が合わせ目60bから侵入する可能性は極めて小さい。室外ユニット30が室外に置かれるので、室外ファン34が停止しているときに風雨によって、ミスト状の水が室外ユニット30の吹出口52bから送風機室R1の中に入る場合がある。送風機室R1に入ったミスト状の水は、合わせ目60bから電装品箱60の中に入る。合わせ目60bから入ったミスト状の水は、第1流路から第6流路を遡らなければ、収容空間R3には到達できない。収容空間側スリット64aに到達するには、第3流路から第2流路を通ってさらに第1流路を遡らなければならない。
図17には、蓋61と支持枠63とが示されている。図17のI−I線で切断すると、図18に示されているように、蓋61と支持枠63の間に挟まれた第1内部プリント基板66が見える。図19(a)には、図18に描かれた第1内部プリント基板66の周辺の断面構造が拡大して示されている。図19(a)に記載されているのは、ケーシング50の前板52に近い側である。第1内部プリント基板66は、蓋61に対向する第1面66aと、電気部品65が実装されている第2面66bとを有している。第1内部プリント基板66の第1面66aは、蓋61の本体部61aによって覆われている。
蓋61の屋根部61dについて、図8、図20、図21及び図22を用いて説明する。図8には、天板51、右側板53、左側板54並びに電装品箱60の蓋61及び第1内部プリント基板66などが取り外された室外ユニット30が示されている。図20には、図8に示された電装品箱60が示されている。従って、図20に示されている電装品箱60の蓋61及び第1内部プリント基板66が取り外され、電装品箱60の収容空間R3が見えている。図21には、蓋61が取り付けられた状態の電装品箱60と室外熱交換器32の一部とが示されている。電装品箱60の後面60uが室外熱交換器32に対向している。電装品箱60のこの後面60uは、金属製仕切部材62で構成されている。後面60uを構成している金属製仕切部材62は、収容空間R3と内部空間である送風機室R1との間において支持枠63よりも送風機室R1に近い側に配置されている。電装品箱60の収容空間R3の中の後面60uに近い場所には、電気部品65として、例えばリアクタ65aが配置されている。室外熱交換器32を通過した室外空気が電装品箱60にミスト状の水を運ぶことがあるので、電装品箱60の収容空間R3の中にミスト状の水が侵入するのを抑制するために、蓋61は、電装品箱60の後面60uよりも後方に突出する屋根部61dを有している。
蓋61の保持爪61eについて、図23、図24、図25及び図26を用いて説明する。図23には、電装品箱60とファンモータ70が示されている。図24には、電装品箱60とハーネス71が示されている。図25には、ハーネス71が取り外された状態の電装品箱60の一部が示されている。また、図26には、図25のII−II線で切断した断面が拡大して示されている。ハーネス71は、電装品箱60の収容空間R3から室外ユニット30の内部空間である送風機室R1に延びている。ファンモータ70は、室外ファン34を駆動するモータである。ハーネス71の束縛が不十分であった場合には、例えばハーネス71が室外ユニット30の内部の部材に当たって騒音の原因となったり、室外ファン34の羽根に当たって損傷したりする不具合の原因となる。ハーネス71を束縛して移動を制限するために、蓋61の周囲にハーネス71の配線経路となる溝部72が設けられている。金属製仕切部材62と蓋61及び支持枠63との間に溝部72が形成されている。ここでは、金属製仕切部材62と蓋61及び支持枠63との間に溝部72が形成される場合を例に挙げているが、金属製仕切部材と蓋との間に溝部を形成されてもよく、金属製仕切部材と支持枠との間に溝部を形成されてもよい。図26に示されている溝部72は、金属製仕切部材62の一部が前側及び左側に突出して、金属製仕切部材62と蓋61及び支持枠63との間に連続した細長い空間を形成することによって溝部72を設けている。
(9−1)
以上説明したように、冷凍装置10の室外ユニット30は、電装品箱60と、電装品箱60の収容空間R3に収容されている電気部品65を備えている。そして、電装品箱60は、室外ユニット30の内部空間である送風機室R1及び機械室R2と収容空間R3との間において、送風機室R1及び機械室R2の側から収容空間R3に向って順に金属製仕切部材62及び樹脂部材である支持枠63が配置されている箇所を含んでいる。このような箇所を含むことにより、電装品箱60の防炎性を高めている。
図14に示されているように、第1流路(矢印Ar2が描かれている区間)は、蛇行しつつ水平方向に沿って延びている。このような構成であるので、第1流路を真っ直ぐに形成する場合に比べて第1流路を長く形成しても、支持枠63の前後方向の幅を小さくでき、電装品箱60をコンパクト化することができている。
第1隙間G1に形成されている内部スリット63bが第1隙間G1で第1流路を狭めるので、内部スリット63bによって第1隙間G1の中の空気が緩やかに流れる場所を内部スリット63bの前後に形成できている。このような空気の流れの緩やかな場所でミスト状の水を支持枠63と金属製仕切部材62に付着させることができ、ミスト状の水が第1隙間G1を通過するのを抑制することができる。
第1流路は、送風機室R1と機械室R2とが並ぶ方向(本実施形態では左右方向)に対して交差する方向(本実施形態では前後方向)に空気が流れるように配置されている。電装品箱60の中を空気は左右方向に流れるので、空気流路を左右方向の流路のみで構成する場合に比べて空気流路に前後方向に流れる第1流路を加えることで、機械室R2から送風機室R1へ流れる空気の流れを長く形成することができる。送風機室R1の側からのミスト状の水の侵入は、前後方向に延びる長く狭い第1流路によって抑制される。
本実施形態では、空気流路が、水平面である電装品箱60の底面60sに沿う第1流路と、鉛直面である電装品箱60の左側面60nに沿う第2流路(図14の矢印Ar3が描かれている区間)とを含んでいる。つまり、第1流路のみの場合に比べて空気流路を第2流路の長さだけさらに長く形成することができている。そのため、金属製仕切部材62と支持枠63との合わせ目60b(図10C参照)から空気流路を遡って収容空間R3に到達するミスト状の水を第2流路により減らすることができる。
配線基板である第1内部プリント基板66の第2面には電気部品が実装されている。この第1内部プリント基板66の第1面66aが露出している空間R4は、蓋61と第1内部プリント基板66と支持枠63の額縁部63gとで囲まれている。そして、遮蔽部63mは、内側壁61bより内側において額縁部63gから第2面66bに向って延びて額縁部63gと第2面66bとの間の空隙Apを小さくする。その結果、電気部品65を冷やすために流れる空気流に乗ってミスト状の水が第1内部プリント基板66と内側壁61bとの間及び額縁部63gと第2面66bの間を通って空間R4に到達するのを、遮蔽部63mによって抑制することができている。
図8から図22を用いて説明したように、電装品箱60において、蓋61の本体部61aから突出していている屋根部61dは、蓋61の側部である外側壁61cと金属製仕切部材62との合わせ目Seを覆っている。この合わせ目Seからミスト状の水が侵入することが、屋根部61dによって抑制されている。
図23から図26を用いて説明したように、電装品箱60の蓋61は、溝部72に突出している保持爪61eを有する。この保持爪61eで、ハーネス71が保持される。この保持爪61eは、溝部72の底部72aに向って傾斜した傾斜部61eaを持っている。保持爪61eの傾斜部61eaによってハーネス71を溝部72に嵌め込みやすくなっており、一旦溝部72に嵌ったハーネス71は傾斜部61eaによって外れるのが抑制される。
(10−1)変形例1A
上記実施形態では、収容空間側スリット64a以外に、収容空間側スリット64b,64c,64dを設ける場合について説明したが、これらのうちの一部または全部を省いてもよい。また、収容空間側スリット64b,64c,64d以外の収容空間側スリットを支持枠63に設けてもよい。
上記実施形態では、第1流路に続く第2流路を設ける場合について説明したが、例えば、第1流路の入口である収容空間側スリット64aを上記実施形態とは反対側の前板52に近いところに設け、第2流路を省いて、第1流路を第3流路に接続するように構成してもよい。
上記実施形態では、第1流路が蛇行しつつ水平方向に沿って延びる構成について説明したが、第1流路は、実質的に真っ直ぐ水平方向に沿って延びるように構成されてもよい。
上記実施形態では、金属製仕切部材62と支持枠63との合わせ目60bによって空気流路を収容空間R3と送風機室R1との間で連通させたが、図27と図28に示されているように、金属製仕切部材62の送風機室R1に面する箇所に仕切部材スリット62cを形成してもよい。この場合、仕切部材スリット62cは、その少なくとも一部が、側面視においてベルマウス57と重なる位置に設けられるのが好ましい。吹出口52bから風雨によってミスト状の水が侵入する場合、ベルマウス57から後方に向かって進むので、ベルマウス57の側方に配置された仕切部材スリット62cに風雨に起因するミスト状の水が到達までの距離が遠くなるからである。
上記実施形態の冷凍装置10は、冷房運転と暖房運転の切換が可能な冷暖兼用の冷凍装置であるが、冷房専用の冷凍装置または暖房専用の冷凍装置にも上記実施携帯で説明した技術が適用できる。
上記実施形態では、1つの室外ユニット30に、複数の室内ユニット20が繋がるタイプの冷凍装置10について説明したが、上記実施形態で説明した技術は、1つの室外ユニットに1つの室内ユニットが繋がるタイプの冷凍装置にも適用でき、また複数の室外ユニットに複数の室内ユニットが繋がるタイプの冷凍装置にも適用することができる。
20 室内ユニット
30 室外ユニット
60 電装品箱
61 蓋
61a 本体部
61b 内側壁
61d 屋根部
61e 保持爪
61ea 傾斜部
62 金属製仕切部材
63 支持枠(樹脂部材の例)
63a 膨出部
63g 額縁部
63m 遮蔽部
65 電気部品
66 第1内部プリント基板(配線基板の例)
71 ハーネス
72 溝部
R1 送風機室(内部空間の例)
R2 機械室(内部空間の例)
R3 収容空間
Claims (8)
- 室外ユニット(30)の内部空間から仕切られた収容空間(R3)を形成している金属製仕切部材(62)及び樹脂部材(63)を有し、前記収容空間と前記内部空間との間において前記内部空間から前記収容空間に向って順に前記金属製仕切部材及び前記樹脂部材が配置されている箇所を含む電装品箱(60)と、
前記電装品箱の前記収容空間の中に収容されている電気部品(65)と
を備え、
前記電装品箱は、前記樹脂部材が前記金属製仕切部材に向って膨出して前記金属製仕切部材に接する膨出部(63a)を有し、前記内部空間と前記収容空間とを連通させている空気流路が、前記膨出部の周囲の前記樹脂部材と前記金属製仕切部材の間の第1隙間で構成されている第1流路を含み、
前記膨出部は、前記第1流路が蛇行するように配置されている、冷凍装置の室外ユニット。 - 前記膨出部は、前記第1流路が蛇行しつつ水平方向に延びるように配置されている、
請求項1に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記電装品箱は、前記第1隙間で流路を狭める内部スリットを有する、
請求項1または請求項2に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記内部空間は、ファンが配置されている送風機室(R1)と圧縮機が配置されている機械室(R2)とを含み、
前記第1流路は、前記送風機室と前記機械室とが並ぶ方向に対して交差する方向に空気が流れるように配置されている、
請求項1から3のいずれか一項に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記電装品箱は、前記第1流路が水平面に沿うように構成され、前記第1流路に連通し且つ前記樹脂部材と前記金属製仕切部材の間の鉛直面に沿う第2隙間によって構成されている第2流路を前記空気流路が含む、
請求項1から4のいずれか一項に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 室外ユニットの内部空間から仕切られた収容空間に収容され、第1面及び第2面を持ち、前記第2面には電気部品が実装されている配線基板(66)と、
前記内部空間と前記収容空間との間に配置され、前記第1面を覆う本体部(61a)及び、前記本体部から前記配線基板の前記第2面より遠くまで延びて前記配線基板の側方を前記配線基板から離れて囲む内側壁(61b)を有する樹脂製の蓋(61)と、
前記配線基板を挟んで前記本体部とは反対側にあって前記第1面に垂直な方向に見て前記配線基板の周縁部に重なる位置まで延びている額縁部(63g)及び、前記内側壁より内側において前記額縁部から前記第2面に向って延びて前記額縁部と前記第2面との間の空隙を小さくする遮蔽部(63m)を有し、前記蓋を支持しているとともに前記収容空間に前記配線基板を支持している樹脂製の支持枠(63)と
を備える、冷凍装置の室外ユニット。 - 前記収容空間と前記内部空間との間において前記支持枠よりも前記内部空間に近い側に配置されている金属製仕切部材(62)をさらに備え、
前記蓋は、前記金属製仕切部材に対向する側部を有し、前記本体部から突出していて前記金属製仕切部材と前記蓋の前記側部との合わせ目を覆う屋根部(61d)をさらに有する、
請求項6に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記収容空間から前記内部空間に延びるハーネス(71)をさらに備え、
前記蓋及び/または前記支持枠と前記金属製仕切部材とは、前記蓋及び/または前記支持枠と前記金属製仕切部材との間に前記ハーネスの配線経路となる溝部(72)を構成し、
前記蓋は、前記溝部に突出し、前記溝部の底部に向って傾斜した傾斜部(61ea)を持ち、前記ハーネスを保持する保持爪(61e)をさらに有する、
請求項7に記載の冷凍装置の室外ユニット。
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