JP2003218569A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

電子機器の冷却装置

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JP2003218569A
JP2003218569A JP2002010234A JP2002010234A JP2003218569A JP 2003218569 A JP2003218569 A JP 2003218569A JP 2002010234 A JP2002010234 A JP 2002010234A JP 2002010234 A JP2002010234 A JP 2002010234A JP 2003218569 A JP2003218569 A JP 2003218569A
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housing
air
exhaust
intake port
cooling device
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JP2002010234A
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Keisuke Takahashi
啓介 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器から排気した空気が回り込んで吸気
口から熱交換器内に取り込まれるのを防止できる電子機
器の冷却装置を得る。 【解決手段】 電子機器ユニット100を収納する筐体
1内外の空気を取り込み筐体1内の熱を外部に放熱する
熱交換器2,3の筐体1内空気の吸気口2d,3dと排
気口2e,3eとの間または筐体1外空気の吸気口2
a,3aと排気口2b,3bとの間の少なくとも一方の
間に、排気口から排気した空気が吸気口に回り込むのを
防止する排気回り込み防止部6,7または8,9を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器の冷却
装置に係わり、特に熱を発生する電子機器を収納する筐
体に一体に取付けた冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、埃や粉塵の多い作業環境におかれ
る電子機器ユニットの筐体、例えば、工作機械を制御す
る制御ユニットなどの筐体、または屋外設置型の電子機
器ユニットの筐体等などは全密閉型の箱型筐体である場
合が一般的である。近年、そのような箱型筐体内に収納
される電子機器ユニットは高発熱化が進んでおり、その
発熱量に見合った放熱性能の向上が要求されている。例
えば、従来その筐体に複数の熱交換器を一体に形成する
ことで放熱性能の向上を図った電子機器の冷却装置が示
されている。
【0003】図9は、従来の電子機器の冷却装置を示す
斜視図、図10は、図9に示す電子機器の冷却装置の説
明図であり、図10(a)は正面図、図10(b)は図
10(a)に示す矢視Aからの側面図である。図9にお
いて、100は電子機器ユニットである。この電子機器
ユニット100には、電子部品を実装した板状の基板
(不図示)が多数搭載されている。100aはケーブル
部であり、一端が電子機器ユニット100の端子部10
0bに接続されて配線処理されている。101は筐体で
あり、電子機器ユニット100を収納すると共にケーブ
ル部100aの他端が端子部(不図示)に接続されてい
る。この筐体101は埃や粉塵の多い作業環境または屋
外などに設置可能なように所定の密閉構造が施されてい
る。
【0004】また、図9において、102,103は熱
交換器であり、それぞれ筐体101の正面部および背面
部に一体に組み込まれている。102a,103aは外
気の吸気口、102b,103bは外気の排気口、10
2c,103cは外気ファンであり、吸気口102a,
102aから吸気した外気を排気口102b,103b
から排気する。
【0005】また、図10において、102d,103
dは内気の吸気口、102e,103eは内気の排気
口、102f,103fは内気ファンであり、吸気口1
02d,103dから吸気した筐体101内の空気を吸
気口102e,103eから排気する。102g,10
3gは熱交換部であるヒートパイプである。また、図9
において、104は従来の電子機器の冷却装置であり、
符号101〜103を付した構成を含む。
【0006】次に従来の冷却装置の動作を説明する。熱
交換器102,103は、それぞれ筐体101内の電子
機器ユニット100の発熱により熱せられ高温となった
筐体内空気を内気ファン102f,103fにより吸気
口102d,103dからそれぞれ取り込み、それぞれ
ヒートパイプ102g,103gにその高温空気の熱を
伝達して、排気口102e,103eから電子機器ユニ
ット100側に排気する。
【0007】次に、熱交換器102,103は、それぞ
れ筐体101外の空気を外気ファン102c,103c
により吸気口102a,105aから取り込み、その外
気によりヒートパイプ102g,103gを冷却し、取
り込んだ外気を排気口102a,103aから排気す
る。従来の冷却装置104は、以上のようにして筐体1
01内の熱を外部に放出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器の冷却
装置は、以上のように構成されていたので、特にヒート
パイプ式熱交換器の場合、ヒートパイプ内の上部と下部
の作動液の温度差により作動液を移動させるため、その
設置方法が重力方向に長手となってしまう。そのヒート
パイプの熱を吸収する部分が下部であるため、高温空気
が吹き溜まる筐体の上部に内気の吸気口を設けるのが難
しいという構造上の問題点のため、また、筐体の限られ
た空間の中では、外気の吸気口と外気ファン(外気ファ
ンにより取り込んだ外気の排気口)と内気の吸気口と内
気ファン(内気ファンにより取り込んだ内気の排気口)
とが隣接するので、排気された空気が回り込んで吸気口
から熱交換器内に取り込まれてしまい、熱伝達の効率が
低下するという問題点がある。さらに、筐体内部では熱
交換器の吸気口近傍で空気の循環がおきるため、筐体内
に熱溜まりができ電子機器に悪影響を与えるという問題
点がある。
【0009】また、熱交換器を2台並列に設置した場
合、それらの内気の吸気口が隣接するので、それぞれの
吸気量が上がらず必ずしも放熱量が2倍にならず放熱効
率が低下するという問題点がある。特に筐体内に十分な
空間を形成できないような場合は、この問題が顕著とな
る。
【0010】また、電子機器ユニットの表面部は凹凸が
あり形状が複雑であるため、筐体内にダクトを設けよう
とした場合、そのダクトの製造コストが大きくなるとい
う問題点がある。また、堅いダクトを設けた場合、その
ダクトによりケーブルが圧迫されてケーブルを破損する
という問題点がある。
【0011】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、排気した空気が回り込んで吸
気口から熱交換器内に取り込まれるのを防止できる電子
機器の冷却装置を得ること。また、筐体内の空気循環を
良くし放熱効率を向上させた電子機器の冷却装置を得る
こと。また、熱交換器の設置台数を削減可能な電子機器
の冷却装置を得ること。また、簡易なダクトにより空気
循環を良くすると共にケーブルの破損を防止できる電子
機器の冷却装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の電子機器の冷
却装置は、電子機器ユニットを内部に収納する筐体、前
記筐体内外の空気を取り込み前記筐体内の熱を外部に放
熱する熱交換器を備え、前記熱交換器の筐体内空気の吸
気口と排気口との間または筐体外空気の吸気口と排気口
との間の少なくとも一方の間に、排気口から排気した空
気が吸気口に回り込むのを防止する排気回り込み防止部
を設けたものである。
【0013】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
熱交換器の筐体内空気の吸気口と排気口および筐体外空
気の吸気口と排気口はそれぞれほぼ同一面上に形成さ
れ、排気回り込み防止部は前記吸気口と前記排気口とを
仕切るように前記面から立設しているものである。
【0014】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
排気回り込み防止部は熱交換器の筐体内空気の吸気口と
排気口および筐体外空気の吸気口と排気口の間にそれぞ
れ設けられいるものである。
【0015】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体内の排気回り込み防止部は熱交換器側から電子機器
ユニット近傍まで吸気口と排気口との間を仕切るように
形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電子
機器の冷却装置。
【0016】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と排気口との間か
ら前記吸気口と前記排気口とを仕切るように立設しかつ
所定長さ離れた位置から前記排気口に対向する排気口対
向面を有するものである。
【0017】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と排気口との間か
ら前記吸気口と前記排気口とを仕切るように立設しかつ
所定長さ離れた位置から前記吸気口に対向する吸気口対
向面を有するものである。
【0018】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と排気口との間か
ら前記吸気口と前記排気口とを仕切るように立設しかつ
所定長さ離れた位置から前記排気口に対向する排気口対
向面および前記吸気口に対向する吸気口対向面とを有す
るものである。
【0019】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
熱交換器は筐体側面に一体に設けられ、前記熱交換器の
側方に前記筐体内の上部から下部までかつ前記下部にて
前記熱交換器の筐体内空気の吸気口に繋がるように形成
した筐体内空気流路を設けたものである。
【0020】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体内空気流路に上部から下部に向けて送風する送風フ
ァンを設けたものである。
【0021】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体内空気流路の大きさを熱交換器とほぼ同等とし、筐
体内の空気が容易に循環できるようにしたものである。
【0022】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体内空気流路に連なるようにダクトを形成したもので
ある。
【0023】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
電子機器ユニットのケーブル配線部に対向した部分にス
ポンジ製のダクトを設けたものである。
【0024】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
熱交換器を筐体の複数の側面に設けたものである。
【0025】また、この発明の電子機器の冷却装置は、
筐体内空気流路を熱交換器と対に設けたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による電
子機器の冷却装置の一実施の形態を説明する。図1は、
この発明の実施の形態1による電子機器の冷却装置を示
す斜視図である。図2は、図1に示す電子機器の冷却装
置の説明図であり、図2(a)は、その正面図、図2
(b)は、図2(a)の矢視Bからの側面図である。図
において、1は筐体であり、電子機器ユニット100
(図9に示す)が収納されている。この筐体1は埃や粉
塵の多い作業環境または屋外などに設置可能なように所
定の密閉構造が施されている。2,3は熱交換器であ
り、熱交換器2は筐体1の正面部に、熱交換器3は筐体
1の背面部に、それぞれ一体に組み込まれている。4,
5は流路ボックスであり、略箱状に形成され、その内部
には筐体1内の空気を循環させるための筐体内空気流路
が形成されている。6,7は外気用の排気回り込み防止
部であり、筐体1の外側に配置されている。8,9は内
気用の排気回り込み防止部であり、筐体1の内部に配置
されている。10は電子機器の冷却装置であり、符号1
〜9を付した構成を含む。
【0027】また、図3は、図2(a)に示すCC断面
図ある。図3において、2a,3aは吸気口であり、そ
れぞれ筐体1外の空気を熱交換器2,3内に取り込める
ように、熱交換器2,3それぞれの外気側壁面に所定の
開口を形成して設けている。2b,3cは排気口であ
り、それぞれ熱交換器2,3内に取り込んだ外気を外部
に排出できるように、それぞれ吸気口2a,3aが形成
された壁面上に所定の開口を形成して設けている。2
c,3cは外気ファンであり、それぞれ排気口2b,3
bに連設しており、筐体1外の空気を吸気口2a,3a
から取り込み、排気口2b,3bから排気する。
【0028】また、2d,3dは吸気口であり、それぞ
れ筐体1内の空気を熱交換器2,3内に取り込めるよう
に、熱交換器2,3それぞれの内気側壁面に所定の開口
を形成して設けている。2e,3eは排気口であり、そ
れぞれ熱交換器2,3内に取り込んだ内気を電子機器ユ
ニット100側に排出できるように、それぞれ吸気口2
d,3dが形成された壁面上に所定の開口を形成して設
けている。2f,3fは内気ファンであり、それぞれ排
気口2d,3dに連設しており、筐体1内の空気を吸気
口2d,3dから取り込み、排気口2e,3eから排気
する。
【0029】また、6a,7aは立設部であり、立設部
6aはその起端部を吸気口2aと排気口2bとの間に位
置し、吸気口2a,排気口2bが形成された壁面から熱
交換器2の幅と同等の幅で所定長さ立設させて形成して
いる。また、立設部7aはその起端部を吸気口3aと排
気口3bとの間に位置し、吸気口3a,排気口3bが形
成された壁面から熱交換器3の幅と同等の幅で所定長さ
立設させて形成している。6b,7bは吸気口/排気口
対向面であり、吸気口/排気口対向面6bは立設部6a
に固定されて吸気口2aと排気口2bに対向しかつそれ
ぞれの開口部の大きさより大きく形成されて設けられて
いる。また、吸気口/排気口対向面7bは立設部7aに
固定されて吸気口3aと排気口3bに対向しかつそれぞ
れの開口部の大きさより大きく形成されて設けられてい
る。また、外気用の排気回り込み防止部6,7は、それ
ぞれ立設部6a,7a、吸気口/排気口対向面6b,7
bを含んで形成され、排気口2b,3bから排気された
空気が吸気口2a,3aに回りみ込むのを防止する。
【0030】また、8,9は筐体1内部の排気回り込み
防止部である。排気回り込み防止部8はその起端部を吸
気口2dと排気口2eとの間に位置し、冷却装置10の
正面側の筐体1側壁から電子機器ユニット100の近傍
(10〜20mm離間する程度)まで立設させて形成し
ている。また、排気回り込み防止部9はその起端部を吸
気口3dと排気口3eとの間に位置し、冷却装置10の
背面側の筐体1側壁から電子機器ユニット100の近傍
(10〜20mm離間する程度)まで立設させて形成し
ている。
【0031】また、2g,3gは熱交換部であるヒート
パイプであり、その下部にて筐体1内の高温空気の熱が
伝達され、作動液(不図示)の上部への移動によりその
上部にて外気に熱を放出する。
【0032】また、電子機器ユニット100は、電子部
品を実装された複数の板状の基板部100cを搭載さ
れ、その上部と下部とが開口しており、基板部100c
が発する熱は筐体上部に向かうように形成されている。
なお、図3中の矢印は筐体1内外の空気の流れを示して
いる。
【0033】また、図4(a)は、図2に示すDD断面
図、図4(b)は、図4(a)の矢視Eからの側面図で
ある。なお、図4(b)は一部省略して図示している。
また、図3と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を
省略する。図において、4aは筐体内空気流路であり、
流路ボックス4の内側を筐体1内上部から下部にかけて
流路を形成すると共に、その下部を吸気口2dの側面近
傍に設け、流路として繋げて空気が循環し易いように形
成されている。また、流路ボックス4aは熱交換器2と
ほぼ同等の大きさに形成されている。なお、図示しない
が流路ボックス5(図1に示す)も流路ボックス4と同
様に筐体内空気流路を形成されている。
【0034】なお、図4(a)中の矢印は筐体内空気流
路4a内の空気の流れを示し、図4(b)中の太い実線
矢印は筐体1内の空気の流れを示し、実線矢印は筐体内
空気流路内4a内の空気の流れを示し、点線矢印は熱交
換器を通る筐体1内空気の流れを示す。
【0035】次に動作を図により説明する。図3に示す
ように、電子機器ユニット100の基板部100cの発
熱により熱せられた空気は筐体1の上部へと移動し熱溜
まりを形成する。熱交換器2,3は、それぞれ内気ファ
ン2f,3fにより筐体1上部に溜まった高温空気を吸
気口2d,3dから取り込み、その高温空気の熱をヒー
トパイプ2g,3gに熱伝達し、排気口2e,3eから
排気する。
【0036】この際、排気回り込み防止部8が吸気口2
dと排気口2eの間に、排気回り込み防止部9が吸気口
3dと排気口3eの間に、それぞれ電子機器ユニット1
00の近傍まで設けられているので、排気口2e,3e
からの排気が吸気口2d,3dに回り込むことがない。
したがって、内気ファン2f,3fは筐体1上部に溜ま
る高温空気を効率良く熱交換器2,3内に吸引でき、熱
伝達の効率を向上させることができる。
【0037】また、図4に示すように、筐体内空気流路
4aがあるので、筐体1の上部の熱溜まりとなった高温
空気の流路を確保でき、内気ファン2fの吸引効率を比
較的向上させることができる。なお、不図示であるが、
筐体1(図1に示す)の背面側に設けた流路ボックス5
にも、熱交換器3(図3に示す)の内気ファン3fの吸
引効率が向上するように筐体内空気流路を設けている。
【0038】また、図3に示すように、熱交換器2,3
は、それぞれ外気ファン2c,3cにより、筐体1外部
の空気を吸気口2a,3aから取り込み、ヒートパイプ
2g,3gの熱をその外気に熱伝達し、排気口2b,3
bから排気する。
【0039】この際、排気回り込み防止部6が吸気口2
aと排気口2bの間に、排気回り込み防止部7が吸気口
3aと排気口3bの間にそれぞれの吸気口と排気口とを
仕切るように設けられているので、排気口2b,3bか
らの排気が吸気口2a,3aに回り込むのを防止でき
る。したがって、熱交換器2,3の放熱効率を向上させ
ることができる。
【0040】なお、この実施の形態1では、筐体1外部
の排気回り込み防止部6,7と筐体1内部の排気回り込
み防止部8,9との双方を設けたが、必ずしもそれに限
定されものでなく、電子機器ユニット100の発熱量に
見合った放熱量となるように筐体1外部の排気回り込み
防止部6,7か、筐体1内部の排気回り込み防止部8,
9の何れか一方のみを設けるようにしても良いことは言
うまでもない。また、この実施の形態1では、排気回り
込み防止部8,9を電子機器ユニット100の近傍とし
て、10〜20mm離間する程度と例示したが、それに
限定されるものでなく、必要な放熱効率を損なわないよ
うに間隔を定めれば良い。
【0041】以上説明したように、この実施の形態1に
よる電子機器の冷却装置10によれば、電子機器ユニッ
ト100を内部に収納する筐体1、筐体1内外の空気を
取り込み筐体1内の熱を外部に放熱する熱交換器2,3
を備え、熱交換器2,3の筐体1内空気の吸気口2d,
3dと排気口2e,3eとの間または筐体1外空気の吸
気口2a,3aと排気口2b,3bとの間の少なくとも
一方の間に、排気口2b,3bまたは排気口2e,3e
から排気した空気が、吸気口2a,3aまたは吸気口2
d,3dに回り込むのを防止する排気回り込み防止部を
設けたので、排気した空気が回り込んで吸気口から熱交
換器内に取り込まれるのを防止でき、放熱効率を向上さ
せることができる。また、放熱効率を向上できること
で、熱交換器の設置数を削減することも可能である。
【0042】また、この実施の形態1による電子機器の
冷却装置10によれば、熱交換器2,3の筐体1内空気
の吸気口2d,3dと排気口2e,3eおよび筐体1外
空気の吸気口2a,3aと排気口2b,3bはそれぞれ
ほぼ同一面上に形成され、排気回り込み防止部6〜9は
吸気口と排気口とを仕切るように立設しているので、容
易な構造で排気口からの排気が吸気口に回り込むのを防
止でき、放熱効率を向上させることができる。
【0043】また、この実施の形態1による電子機器の
冷却装置10によれば、排気回り込み防止部6,7は熱
交換器2,3の筐体1外空気の吸気口2a,3aと排気
口2b,3bの間にそれぞれ設けられ、排気回り込み防
止部8,9は筐体1内空気の吸気口2d,3dと排気口
2e,3eの間にそれぞれ設けられいるので、熱交換器
2,3の筐体1内外において、排気口からの排気が吸気
口に回り込むのを防止でき、内側または外側の一方のみ
に設ける場合よりも放熱効率を向上させることができ
る。
【0044】また、この実施の形態1による電子機器の
冷却装置10によれば、筐体1内の排気回り込み防止部
8,9は熱交換器2,3側から電子機器ユニット100
近傍まで吸気口2d,3dと排気口2e,3eとの間を
仕切るように形成されているので、電子機器ユニット1
00が壁となるため、容易な構造で排気口からの排気が
吸気口に回り込むのをより確実に防止することができ
る。
【0045】また、この実施の形態1による電子機器の
冷却装置10によれば、筐体1外の排気回り込み防止部
6,7は吸気口2a,3aと排気口2b,3bとの間か
ら吸気口2a,3aと排気口2b,3bとを仕切るよう
に立設しかつ所定長さ離れた位置から排気口2b,3b
に対向する排気口対向面6b,7bを有するので、排気
口から排気が吸気口に回り込むのを防止でき、放熱効率
を向上させることができると共に、他の装置が隣接して
設置される場合などがあってもその他の装置に対して直
接排気を吹き付けることがなく、他への悪影響を防止で
きる。
【0046】この実施の形態1による電子機器の冷却装
置10によれば、筐体1外の排気回り込み防止部6,7
は吸気口2a,3aと排気口2b,3bとの間から吸気
口2a,3aと排気口2b,3bとを仕切るように立設
しかつ所定長さ離れた位置から吸気口2a,3aに対向
する吸気口対向面6a,7aを有するので、排気口から
の排気が吸気口に回り込むのを防止でき、放熱効率を向
上させることができる。
【0047】この実施の形態1による電子機器の冷却装
置10によれば、筐体1外の排気回り込み防止部6,7
は吸気口2a,3aと排気口2b,3bとの間から吸気
口2a,3aと排気口2b,3bとを仕切るように立設
しかつ所定長さ離れた位置から排気口2b,3bおよび
吸気口2a,3aに対向する吸気口対向面6,7を有す
るので、排気口から排気が吸気口に回り込むのを防止で
き、放熱効率を向上させることができると共に、他の装
置が隣接して設置される場合などがあってもその他の装
置に対して直接排気を吹き付けることがなく、他への悪
影響を防止できる。
【0048】この実施の形態1による電子機器の冷却装
置10によれば、熱交換器2,3は筐体1側面に一体に
設けられ、熱交換器2,3の側方に筐体1内の上部から
下部までかつ下部にて熱交換器2,3の筐体1内空気の
吸気口2d,3dに繋がるように形成した筐体内空気流
路を設けたので、筐体1内の空気循環を良くし放熱効率
を向上させることができる。
【0049】また、この実施の形態1による電子機器の
冷却装置10によれば、筐体内空気流路の大きさを熱交
換器2,3とほぼ同等とし、筐体1内の空気が容易に循
環できるようにしたので、筐体1内の空気循環を良くし
放熱効率を向上させることができる。
【0050】また、この実施の形態1による電子機器の
冷却装置10によれば、熱交換器2,3をそれぞれ正面
側と背面側に配置し、筐体1の複数の側面に設けたの
で、筐体1内の空気循環を良くし放熱効率を向上させる
ことができる。
【0051】また、この発明の電子機器の冷却装置10
によれば、筐体内空気流路を熱交換器2,3と対に設け
たので、筐体1内の空気循環を良くし放熱効率を向上さ
せることができる。
【0052】実施の形態2.この発明による電子機器の
冷却装置の他の態様を説明する。図5は、実施の形態2
による電子機器の冷却装置を示す説明図である。この実
施の形態2は、図4に示す電子機器の冷却装置に筐体内
の空気循環用の送風ファンを加えたものであり、同一符
号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。図におい
て、11は筐体内流路4a内に設けた送風ファンであ
り、筐体1の上部から下部方向に筐体内空気を送風す
る。10aは電子機器の冷却装置であり、符号11を付
した構成および図1〜図4に示す符号1〜9を付した構
成を含む。
【0053】次に動作を図により説明する。図5に示す
ように、筐体内空気流路4a内に送風ファン11がある
ので、筐体1の上部に熱溜まりとなった高温空気を強制
的に下部の吸気口2d側に送り出すことができ、筐体1
内の空気の循環をより円滑にすることができる。したが
って、冷却装置の放熱効率を向上させることができる。
なお、不図示であるが、筐体1(図1に示す)の背面側
に設けた流路ボックス5にも、同様に筐体内空気流路お
よび送風ファンを設けている。
【0054】以上説明したように、この実施の形態2に
よる電子機器の冷却装置10aによれば、筐体内空気流
路に上部から下部に向けて送風する内気送風ファンを設
けたので、筐体1内の空気の循環をより円滑にすること
ができ、放熱効率を向上させることができる。
【0055】実施の形態3.この発明による電子機器の
冷却装置の他の態様を説明する。図6は、実施の形態3
による電子機器の冷却装置を示す説明図である。この実
施の形態3は、図5に示す電子機器の冷却装置にダクト
を加えたものであり、同一符号は同一又は相当部分を示
し説明を省略する。図において、12は整流用のダクト
であり、図6(a)に示すように、筐体1内の上部はそ
の内側の幅とほぼ同等の幅を有し、その一方のみ下方に
いくに従い送風ファン11に向けて絞り込むように傾斜
し、送風ファン11部分からは一端ほぼ垂直となり、ま
たその一方のみは吸気口2dの直ぐ上部から吸気口2d
への流路が確保されるようにほぼ直角に横方向に上部の
幅と同等の幅となり、下端は排気回り込み防止部8に当
接している。また、ダクト12は、図6(b)に示すよ
うに、筐体1の側壁から電子機器ユニット100の近傍
まで立設させている。このように、ダクト12は筐体内
空気流路4aに連なるようにして形成されている。10
bは電子機器の冷却装置であり、符号12を付した構成
および図1〜図に示す符号1〜9,11を付した構成を
含む。
【0056】次に動作を図により説明する。図6に示す
ように、送風ファン11に向けて絞り込むように形成し
たダクト12があるので、送風ファン11による送風に
際して整流効果を有し、筐体1の上部に熱溜まりとなっ
た高温空気を確実に下部の吸気口2d側に送り出すこと
ができ、筐体1内の空気の循環をより円滑にすることが
できる。したがって、冷却装置の放熱効率を向上させる
ことができる。なお、不図示であるが、筐体1(図1に
示す)の背面側にも、同様にダクトを設けている。
【0057】以上説明したように、この実施の形態3に
よる電子機器の冷却装置10bによれば、筐体内空気流
路に連なるようにダクトを形成したので、筐体1内の空
気の循環をより円滑にすることができ、放熱効率を向上
させることができる。
【0058】実施の形態4.この発明による電子機器の
冷却装置の他の態様を説明する。図7は、実施の形態4
による電子機器の冷却装置を示す説明図である。この実
施の形態4は、図5に示す電子機器の冷却装置にスポン
ジ製のダクトを加え、筐体1内部の排気回り込み防止部
の材質をスポンジとしたものであり、同一符号は同一又
は相当部分を示し説明を省略する。図において、8aは
スポンジ製の排気回り込み防止部であり、取り付け位置
や寸法などは図3に示す排気回り込み防止部と同等であ
る。13はダクトであり、筐体1内の上部からはその内
側の幅とほぼ同等の幅を有し、下部は排気回り込み防止
部8aに当接している。10cは電子機器の冷却装置で
あり、符号8a,13を付した構成および図1〜図に示
す符号1〜7,9及び11を付した構成を含む。
【0059】次に動作を図により説明する。図8は、冷
却装置10cの一部分解斜視図である。図において、図
9と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略す
る。筐体1内において、電子機器ユニット100のケー
ブル部100aに対向する位置にダクト13(図8に示
す)が配置されている。したがって、機器を筐体1に収
納し密閉すると、ダクト13とケーブル部100aとが
当接するが、ダクト13がスポンジ製であるのでケーブ
ル部100aを破損するおそれがない。
【0060】以上のとおり、この実施の形態4による電
子機器の冷却装置10cによれば、電子機器ユニット1
00のケーブル部100aに対向した部分にスポンジ製
のダクト13を設けたので、電子機器ユニット100を
筐体1に収納し密閉した際にダクト13とケーブル部1
00aとが当接しても、ダクト13がスポンジ製である
のでケーブル部100aを破損するおそれがない。ま
た、スポンジ製のダクト13がケーブル部100aと当
接して電子機器ユニット100と熱交換器との間の不要
な隙間を埋めるので、筐体1内空気の循環を円滑にする
ことができ、放熱効率を向上させることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の電子機
器の冷却装置によれば、電子機器ユニットを内部に収納
する筐体、筐体内外の空気を取り込み筐体内の熱を外部
に放熱する熱交換器を備え、熱交換器の筐体内空気の吸
気口と排気口との間または筐体外空気の吸気口と排気口
との間の少なくとも一方の間に、排気口から排気した空
気が吸気口に回り込むのを防止する排気回り込み防止部
を設けたので、排気した空気が回り込んで吸気口から熱
交換器内に取り込まれるのを防止でき、放熱効率を向上
させることができる。また、放熱効率を向上できること
で、熱交換器の設置数を削減することも可能である。
【0062】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、熱交換器の筐体内空気の吸気口と排気口および筐
体外空気の吸気口と排気口はそれぞれほぼ同一面上に形
成され、排気回り込み防止部は吸気口と排気口とを仕切
るように面から立設しているので、容易な構造で排気口
からの排気が吸気口に回り込むのを防止でき、放熱効率
を向上させることができる。
【0063】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、排気回り込み防止部は熱交換器の筐体内空気の吸
気口と排気口および筐体外空気の吸気口と排気口の間に
それぞれ設けられいるので、熱交換器の筐体内外におい
て、排気口からの排気が吸気口に回り込むのを防止で
き、内側または外側の一方のみに設ける場合よりも放熱
効率を向上させることができる。
【0064】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体内の排気回り込み防止部は熱交換器側から電
子機器ユニット近傍まで吸気口と排気口との間を仕切る
ように形成されているので、電子機器が壁となるため、
容易な構造で排気口からの排気が吸気口に回り込むのを
確実に防止することができる。
【0065】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と排気口と
の間から吸気口と排気口とを仕切るように立設しかつ所
定長さ離れた位置から排気口に対向する排気口対向面を
有するので、排気口から排気が吸気口に回り込むのを防
止でき、放熱効率を向上させることができると共に、他
の装置が隣接して設置される場合などがあってもその他
の装置に対して直接排気を吹き付けることがなく、他へ
の悪影響を防止できる。
【0066】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と排気口と
の間から吸気口と排気口とを仕切るように立設しかつ所
定長さ離れた位置から吸気口に対向する吸気口対向面を
有するので、排気口からの排気が吸気口に回り込むのを
防止でき、放熱効率を向上させることができる。
【0067】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と排気口と
の間から吸気口と排気口とを仕切るように立設しかつ所
定長さ離れた位置から排気口に対向する排気口対向面お
よび吸気口に対向する吸気口対向面とを有するので、排
気口から排気が吸気口に回り込むのを防止でき、放熱効
率を向上させることができると共に、他の装置が隣接し
て設置される場合などがあってもその他の装置に対して
直接排気を吹き付けることがなく、他への悪影響を防止
できる。
【0068】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、熱交換器は筐体側面に一体に設けられ、熱交換器
の側方に筐体内の上部から下部までかつ下部にて熱交換
器の筐体内空気の吸気口に繋がるように形成した筐体内
空気流路を設けたので、筐体内の空気循環を良くし放熱
効率を向上させることができる。
【0069】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体内空気流路に上部から下部に向けて送風する
送風ファンを設けたので、筐体内の空気の循環をより円
滑にすることができ、放熱効率を向上させることができ
る。
【0070】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体内空気流路の大きさを熱交換器とほぼ同等と
し、筐体内の空気が容易に循環できるようにしたので、
筐体内の空気循環を良くし放熱効率を向上させることが
できる。
【0071】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体内空気流路に連なるようにダクトを形成した
ので、筐体1内の空気の循環をより円滑にすることがで
き、放熱効率を向上させることができる。
【0072】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、電子機器ユニットのケーブル配線部に対向した部
分にスポンジ製のダクトを設けたので、ダクトとケーブ
ルとが当接しても、ダクトがスポンジ製であるのでケー
ブルを破損するおそれがない。
【0073】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、熱交換器を筐体の複数の側面に設けたので、筐体
内の空気循環を良くし放熱効率を向上させることができ
る。
【0074】また、この発明の電子機器の冷却装置によ
れば、筐体内空気流路を熱交換器と対に設けたので、筐
体内の空気循環を良くし放熱効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電子機器の冷
却装置を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す冷却装置の正面図および側面図で
ある。
【図3】 図2に示すCC断面図である。
【図4】 図2に示すDD断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による電子機器の冷
却装置を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による電子機器の冷
却装置を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による電子機器の冷
却装置を示す説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による電子機器の冷
却装置を示す斜視図である。
【図9】 従来の電子機器の冷却装置を示す斜視図であ
る。
【図10】 図9に示す従来の冷却装置の正面図および
側面図である。
【符号の説明】
1 筐体、 2,3 熱交換器、2a,3a 吸気口、
2b,3b 排気口、 2c,3c 外気ファン、
2d,3d 吸気口、 2e,3e 排気口、2f,3
f 内気ファン、 2g,3g ヒートパイプ、 4,
5 流路ボックス、 6,7 排気回り込み防止部(外
気用)、 6a,7a 立設部、 6b,7b 吸気口
/排気口対向面、 8,9 排気回り込み防止部(内気
用)、10,10a,10b,10c 電子機器の冷却
装置、 11 送風ファン、12 ダクト、 13 ダ
クト。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器ユニットを内部に収納する筐
    体、前記筐体内外の空気を取り込み前記筐体内の熱を外
    部に放熱する熱交換器を備え、前記熱交換器の筐体内空
    気の吸気口と排気口との間または筐体外空気の吸気口と
    排気口との間の少なくとも一方の間に、排気口から排気
    した空気が吸気口に回り込むのを防止する排気回り込み
    防止部を設けたことを特徴とする電子機器の冷却装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器の筐体内空気の吸気口と排気口
    および筐体外空気の吸気口と排気口はそれぞれほぼ同一
    面上に形成され、排気回り込み防止部は前記吸気口と前
    記排気口とを仕切るように前記面から立設していること
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器の冷却装置。
  3. 【請求項3】 排気回り込み防止部は熱交換器の筐体内
    空気の吸気口と排気口および筐体外空気の吸気口と排気
    口の間にそれぞれ設けられいることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の電子機器の冷却装置。
  4. 【請求項4】 筐体内の排気回り込み防止部は熱交換器
    側から電子機器ユニット近傍まで吸気口と排気口との間
    を仕切るように形成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の電子機器の冷却装置。
  5. 【請求項5】 筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と
    排気口との間から前記吸気口と前記排気口とを仕切るよ
    うに立設しかつ所定長さ離れた位置から前記排気口に対
    向する排気口対向面を有することを特徴とする請求項3
    に記載の電子機器の冷却装置。
  6. 【請求項6】 筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と
    排気口との間から前記吸気口と前記排気口とを仕切るよ
    うに立設しかつ所定長さ離れた位置から前記吸気口に対
    向する吸気口対向面を有することを特徴とする請求項3
    に記載の電子機器の冷却装置。
  7. 【請求項7】 筐体外の排気回り込み防止部は吸気口と
    排気口との間から前記吸気口と前記排気口とを仕切るよ
    うに立設しかつ所定長さ離れた位置から前記排気口に対
    向する排気口対向面および前記吸気口に対向する吸気口
    対向面とを有することを特徴とする請求項5または6に
    記載の電子機器の冷却装置。
  8. 【請求項8】 熱交換器は筐体側面に一体に設けられ、
    前記熱交換器の側方に前記筐体内の上部から下部までか
    つ前記下部にて前記熱交換器の筐体内空気の吸気口に繋
    がるように形成した筐体内空気流路を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至7の何れかに記載の電子機器の冷却
    装置。
  9. 【請求項9】 筐体内空気流路に上部から下部に向けて
    送風する送風ファンを設けたことを特徴とする請求項8
    に記載の電子機器の冷却装置。
  10. 【請求項10】 筐体内空気流路の大きさを熱交換器と
    ほぼ同等とし、筐体内の空気が容易に循環できるように
    したことを特徴とする請求項8または9に記載の電子機
    器の冷却装置。
  11. 【請求項11】 筐体内空気流路に連なるようにダクト
    を形成したことを特徴とする請求項8乃至10の何れか
    に記載の電子機器の冷却装置。
  12. 【請求項12】 電子機器ユニットのケーブル配線部に
    対向した部分にスポンジ製のダクトを設けたことを特徴
    とする請求項1乃至11の何れかに記載の電子機器の冷
    却装置。
  13. 【請求項13】 熱交換器を筐体の複数の側面に設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の電子
    機器の冷却装置。
  14. 【請求項14】 筐体内空気流路を熱交換器と対に設け
    たことを特徴とする請求項13に記載の電子機器の冷却
    装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008091606A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Nitto Electric Works Ltd 電気電子機器収納用キャビネット
JP2010249730A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Shimadzu Corp ガスクロマトグラフ装置
JP2013127333A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Panasonic Corp 熱交換装置とそれを用いた発熱体収納装置
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