JP5611514B2 - 室外ユニット - Google Patents

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本発明は、筐体内を仕切り板で仕切り、熱交換室と機械室とに区分けした室外ユニットに関する。
一般に、筐体内を仕切り板で熱交換室と機械室とに区分けし、熱交換室に熱交換器及び送風機を収容し、機械室に圧縮機及び電装箱を収容した空気調和装置の室外ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の室外ユニットでは、電装箱に配設された電子機器が発する熱を放熱するためのヒートシンクを備えると共に、このヒートシンクを熱交換室に突出させ、熱交換室を通過する空気によってヒートシンクを冷却するものがある。
特開2001−201110号公報
上述した従来のヒートシンクでは、ヒートシンクを熱交換室側により大きく突出させれば、ヒートシンクの冷却効率を高めることができるものの、突出した部分が熱交換室を通過する空気の抵抗となってしまう。これを鑑み、ヒートシンクの熱交換室側への突出させることなく、ヒートシンクの冷却効率を向上したい、とするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ヒートシンクの冷却効率を向上した室外ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、筐体内を仕切り板で熱交換室と機械室とに仕切り、前記熱交換室に熱交換器及び送風機を収容し、前記機械室に電装ユニット及び圧縮機を収容した室外ユニットにおいて、前記電装ユニットの電子機器のヒートシンクを前記熱交換室に延在すると共に、この熱交換室に延在するヒートシンクに前記機械室の空気を導く導風路を設け、前記送風機の駆動によって前記熱交換器を介して前記熱交換室へ流入する空気と、前記導風路からの前記機械室の空気とを前記ヒートシンクの風上側で合流させ、合流させた空気によって前記ヒートシンクを冷却可能とし、前記ヒートシンクを、前記熱交換器を介して前記熱交換室へ流入する空気、及び、前記導風路を介して前記熱交換室へ流入する空気が合流する位置に、前記仕切り板に沿った状態で設け、前記仕切り板における前記ヒートシンクの風上側に、前記導風路が内部に形成された案内部材を設け、この案内部材によって前記導風路を介して前記熱交換室から前記機械室へ水が流入することを防止しつつ、前記ヒートシンクに空気を案内するようにし、前記仕切り板は、前記筐体の下面に連結された下部仕切り板と、この下部仕切り板から独立した部材であって、この下部仕切り板に連結されてこの下部仕切り板の上方に延在する電装ユニット支持板と、を備え、この電装ユニット支持板の機械室側に、前記圧縮機を駆動する直流電源を生成するインバータ基板を設け、前記電装ユニット支持板の熱交換室側に前記インバータ基板の前記ヒートシンクを設けると共に、この電装ユニット支持板に、前記導風路が形成された前記案内部材を取り付けたことを特徴とする
ここで、上記発明の室外ユニットにおいて、前記ヒートシンクを、前記熱交換器を介して前記熱交換室へ流入する空気、及び、前記導風路を介して熱交換室へ流入する空気が合流する位置に、前記仕切り板に沿った状態で設けるようにしてもよい。
また、上記発明の室外ユニットにおいて、前記仕切り板は、前記筐体の下面に連結された下部仕切り板と、この下部仕切り板の上方に延在する電装ユニット支持板と、を備え、この電装ユニット支持板の機械室側に、前記圧縮機を駆動する直流電源を生成するインバータ基板を設け、前記電装ユニット支持板の熱交換室側に前記インバータ基板の前記ヒートシンクを設けるようにしてもよい。
また、上記発明の室外ユニットにおいて、前記仕切り板における前記ヒートシンクの風上側に、前記導風路が内部に形成された案内部材を設け、この案内部材によって前記導風路を介して前記熱交換室から前記機械室へ水が流入することを防止しつつ、前記ヒートシンクに空気を案内するようにしてもよい。
また、上記発明に室外ユニットにおいて、前記案内部材の前記導風路において、前記機械室側の開口に対向して延在し、前記開口を介して前記機械室へ液体が侵入することを防止する水浸入防止部材を設けるようにしてもよい。
本発明によれば、ヒートシンクを、熱交換室を通過する空気のみならず、機械室から熱交換室へ流入する空気によって冷却することができるため、ヒートシンクの冷却効率を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
本実施形態に係る空気調和装置は、室外ユニット10と室内ユニット(不図示)とから構成されており、冷媒配管により接続された冷媒回路に冷媒を流して、冷房運転及び暖房運転を行う。室外ユニット10は、室外に設置され、室外空気と熱交換して冷房運転時には冷媒を凝縮させて外気に熱を放出し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むものである。なお、以下に述べる上下、左右、前後といった方向は、室外ユニット10を設置した状態でその前面側から見た場合の方向を示している。
図1は、室外ユニット10の斜視図であり、図2は、天板13及び前面パネル14を取り外した状態の室外ユニット10の斜視図である。図3は、室外ユニット10の正面図である。図4は、室外ユニット10を上方から見た図である。図5は、図3におけるV−V断面図である。
この室外ユニット10は、図1に示すように、略直方体箱形状のユニットケース11(筐体)を備え、このユニットケース11は、底板12(図2参照)、天板13、前面パネル14、及び、外板15を備えている。ユニットケース11の内部は、図2に示すように、底板12に立設された仕切り板16によって縦に仕切られ、熱交換室R1と機械室R2とに分割されている。前面パネル14は、熱交換室R1の前面を覆う熱交換室側パネル14Aと、機械室R2の前面を覆う機械室側前面パネル14Bと、を備えており、各前面パネルを取り外すことによって、作業者が室外ユニット10の前面側から熱交換室R1及び機械室R2内の部品のメンテナンス作業をできる構成となっている。
熱交換室R1には、図2〜図4に示すように、その背面側に熱交換器21が収容され、その前面側に上下方向に並べて配置された送風機22A、22Bが収容される。熱交換器21は、図4に示すように、上面視略L字形状に屈曲されて形成され、熱交換室R1の左側面(外側面)から背面に沿って配置されている。このように、熱交換器21は熱交換室R1の左側面及び背面を形成し、この左側面から背面にかけての露出面全体が導風路(吸込口)として機能する。また、本構成では、熱交換器21の表面は、この熱交換器21への人体などの接触を防止するため、樹脂性のネットなどからなるフィンガード(不図示)で覆われている。
送風機22A、22Bは、図2〜図4に示すように、熱交換器21に固定された左右一対の支柱24L、24Rに取り付けられている。送風機22Aは、図4に示すように、支柱24L、24Rに台座25Aを介して固定されたファンモータ26Aと、このファンモータ26Aの軸に取り付けられたプロペラファン(軸流ファン)27Aとから構成され、このプロペラファン27Aが熱交換室R1の前面側に配置される。また、図1に示すように、プロペラファン27Aの前部が、熱交換室R1の熱交換室側パネル14Aの上部に設けられた丸形フランジ形状のファン覆い部28A内に入り込んでいる。ファン覆い部28Aの開口部は、導風路(吹出口)として機能するものであり、プロペラファン27への人体などの接触を防止するファンガード29Aで覆われている。なお、送風機22Bは、上記支柱24L、24Rの下部に配置されるものであり、上記送風機22Aと略同一の構成を有するものであるため、この送風機22Aを構成する機器と同種の符号を付してその説明を省略する。
ファンモータ26A、26Bによりプロペラファン27A、27Bが回転駆動されると、室外ユニット10の周囲、より具体的には、熱交換器21の背面側及び左側面側から外気が熱交換室R1内に吸い込まれ、熱交換器21の略前面を通過した後に、熱交換室R1前面のファン覆い部28A、28Bを通って外に排出される。つまり、この室外ユニット10は、前面から熱交換後の空気を吹き出す前面吹き出しタイプに構成されている。
また、図2に示すように、機械室R2には、圧縮機31や、アキュムレータ32、四方弁33、膨張弁等の冷媒回路構成部品が配管接続され、当該機械室R2の空間内に収容される。圧縮機31及びアキュムレータ32には、これら機器が発する騒音を抑制するための防音材39が、これら機器を囲むように取り付けられている。なお、図2では図示されていないが、圧縮機31及びアキュムレータ32を防音材39によって囲んだときに上部に形成される開口は、他の防音材によって塞がれる。
また、図2及び図3に示すように、機械室R2の前面側における略中間位置には支持片36が配置され、この支持片36には、ガス管用サービスバルブ37と液管用サービスバルブ38とが固定されている。これらガス管用サービスバルブ37及び液管用サービスバルブ38には、室内ユニットから延びるユニット配管のガス管及び液管がそれぞれ接続され、これにより、冷媒を循環する冷媒回路が構成される。
また、機械室R2の上方空間には、空気調和装置を制御する制御基板などの各種電装品を配設した電装ボックス40が配置されている。この電装ボックス40は、仕切り板16の上部に延在する第1支持板41(電装ユニット支持板)と、この第1支持板41に取り付けられる第2支持板42とを備えて構成され、これら第1支持板41及び第2支持板42に基板等の電装ユニット40Aが配置されている。本実施形態では、第1支持板41が仕切り板16と協働して熱交換室R1と機械室R2とを仕切っており、第1支持板41が仕切り板として機能する。
仕切り板16は、図2に示すように、熱交換室R1と機械室R2との間に配置されて当該熱交換室R1と機械室R2とを仕切る薄い板金の基板部16Aを備えると共に、この基板部16Aの4辺が機械室R2側に折り曲げられ、トレー形状に形成されている。このように、仕切り板16は、薄い板金を上記トレー形状に折り曲げて形成することにより、剛性(強度)の向上を図っている。仕切り板16は、この仕切り板16の底辺を折り曲げて形成した下面部と底板12とがねじ止めによって固定されることにより、底板12に立設されている。さらに、仕切り板16の後方の辺を折り曲げて形成された背面部が、熱交換器21の端部に設けられた管板35にねじ止めによって固定されている。具体的には、熱交換器21の図4中右側の端部には、管板35が設けられており、この管板35には、ユニットケース11内側の側縁部を略L字形状に折り曲げたリブ35Aが形成され、このリブ35Aに仕切り板16の背面部がねじ止めによって固定されている。
次に、電装ボックス40について説明する。
図6は、電装ボックス40の斜視図、図7は、電装ボックス40を前面側から見た正面図、図8は、電装ボックス40を上方から見た図、図9は、電装ボックス40を右方から見た図である。図10は、電装ボックス40を背面から見た図である。
電装ボックス40は、基板等の電子機器からなる電装ユニット40Aが取り付けられる部材であり、図2に示すように、仕切り板16の上部に延在する第1支持板41を備え、この第1支持板41の機械室R2側には、図6及び図9に示すように、圧縮機31を駆動する直流電源を生成するインバータ基板を含むハイブリッドIC基板43Aが配置される。ハイブリッドIC基板43Aは、インバータ回路などの比較的発熱量が多い電装品を実装した基板であり、このハイブリッドIC基板43Aが発する熱を放熱するため、ハイブリッドIC基板43Aの反対側、すなわち第1支持板41の熱交換室R1側にはヒートシンク44が配置されている。このヒートシンク44は、熱伝導率の高い金属で形成されたフィン44Aを横並びに間隔をあけて並べた状態で、上下方向に複数配列することにより、フィン44Aによる放熱面積を増やしており、このフィン44AによってハイブリッドIC基板43Aが発する熱を放熱する。
第1支持板41は、上述したように、仕切り板16の上部に配置されることにより、当該仕切り板16と協働して熱交換室R1と機械室R2とを区分けする機能を有する。本構成では、第1支持板41の高さは、仕切り板16の上に載せた際に、熱交換器21と略同じ高さになるように設定されている。
この第1支持板41は、図6に示すように、上述したハイブリッドIC基板43Aが配置される基板部41Aと、この基板部41Aの前面側の側縁部を機械室R2側に折り曲げて形成した前面部41Bと、基板部41Aの背面側の側縁部を上記前面部41Bと略平行に折り曲げて形成した背面部41Cと、基板部16Aの上縁部を機械室R2側に折り曲げて形成した上面部41Dと、この上面部41Dと略平行に基板部41Aの下縁部を機械室R2側に折り曲げて形成した下面部41Eとを備えてトレー形状に形成されている。また、図6及び図9に示すように、第1支持板41には、この第1支持板41の下面部41Eの縁部を下方に折り曲げて舌片部41Fが形成されている。
この舌片部41Fは、図5に示すように、第1支持板41を仕切り板16の上に載せると、この仕切り板16の上端部の機械室R2側に延在する。この舌片部41Fは、第1支持板41を仕切り板16の上に載置する際に位置決めガイドとして機能する。
また、電装ボックス40は、第1支持板41に固定されて機械室R2の幅方向に延材する第2支持板42を備える。この第2支持板42は、機械室R2の幅方向に延びる板部42Aを備え、この板部42Aの前面には、図6、図7及び図9に示すように、メイン電装基板46が取り付けられている。このメイン電装基板46は、空気調和装置の各部の運転や運転制御を行うための各種電装ユニットを実装した基板であり、ハイブリッドIC基板43Aと比して比較的発熱量が少ない電装品を実装している。板部42Aの背面には、図10に示すように、電装ユニット40Aを構成するコンデンサ47A,47C、ポジスタ47B、リアクタ47Dが配置されている。ここで、板部42Aは、図6及び図7に示すように、メイン電装基板46と略同じサイズとされ、この板部42Aに配置される部品の配置面積を確保しつつその小型化(幅狭化)が図られている。
第2支持板42の板部42Aの下方には、下部板部45が形成されている。この下部板部45は、図6及び図9に示すように、板部42Aの下縁42Yから略水平に前方へ延びた後に下方に向けて斜めに屈曲し、下方に行くほど機械室R2の前面側に近づく傾斜板に形成されている。この傾斜により、図2及び図3に示すように、下部板部45が、機械室R2内に配置された配管などの冷媒回路構成部品と機械室R2の前面との間の空間内に延在した状態で、上記部品の配置スペースを十分に確保することができる。この下部板部45には、図6及び図7に示すように、その前面に、ターミナルベース等の配線接続部品53や、基板アース線、端子アース線等を接続する線接続部54等が配置され、これにより、機械室R2の前面側から配線接続作業等を容易に行うことが可能に構成されている。
第1支持板41の板部42Aの右方の端部42Zは、図6及び図8に示すように、上面視略コの字状に屈曲されて板部42Aの剛性の向上が図られている。
ところで、上述したように、ヒートシンク44は、ハイブリッドIC基板43Aが発する熱を放熱するための部材であるが、図2及び図3に示すように、熱交換室R1に延在して設けられている。これにより、送風機22A,22Bの駆動に応じて熱交換器21を介して熱交換室R1に流入する空気がヒートシンク44のフィン44Aに接触し、フィン44Aの熱を吸収した後、熱交換室R1の外部へ流出する構成となっている。具体的には、図4及び図8の矢印Y1に示すように、熱交換室R1の背面から熱交換器21を介して熱交換室R1の内部に流入した空気がヒートシンク44のフィン44Aに接触し、フィン44Aの熱を吸収した後、ファン覆い部28A(図1)を介して熱交換室R1の外部へ流出する。従って、送風機22A,22Bが駆動している間は絶えずヒートシンク44に空気が吹き付けられて冷やされることになり、ヒートシンク44による効率的な放熱が実現されている。
ここで、本実施形態では、熱交換器21を介して熱交換室R1に流入する空気のみならず、機械室R2から熱交換室R1に流入する空気によってヒートシンク44を冷却することにより、ヒートシンク44を冷却するための空気の量を増大し、ヒートシンク44の冷却効率の向上を図っている。以下、ヒートシンク44を冷却するための構成について詳述する。
図11(A)は、案内部材50を後方から見た斜視図、図11(B)は、案内部材50の背面部51に設けられた、防水屋根62を右方から見た図である。
案内部材50は、図2、図4及び図8に示すように、第1支持板41の後方に設けられる部材であり、2つの機能を持っている。2つの機能とは、送風機22A,22Bの駆動に伴い機械室R2から熱交換室R1へ空気を導入するとともに、導入した空気をヒートシンク44へ案内する機能、及び、熱交換器21を介して熱交換室R1へ流入する空気や水が導風路57を介して機械室R2へ流入することを防止する機能である。
案内部材50は、図11に示すように、背面を構成する背面部51と、背面部51の左端51Aを前方に折り曲げて形成され、左側面を構成する左側面部66と、背面部51の上端51Bを前方に折り曲げて形成され、上面を構成する上面視略L字状の上面部64と、背面部51の下端51Cを折り曲げて形成され、下面を構成する上面視略L字状の下面部65と、を備えている。また、背面部51の右端51Dを折り曲げて後述する折曲がり部52が形成されている。
案内部材50が第1支持板41に取り付けられると、図4及び図8に示すように、機械室R2側において右方に向かって開口した冷却風導入口55(図9も併せて参照)と、熱交換室R1側において前方へ向かって開口した冷却風導出口56(図7も併せて参照)とが形成されるとともに、その内部にこれら冷却風導入口55と冷却風導出口56とを結ぶ導風路57(図8)が形成される。
冷却風導入口55の開口は、案内部材50の背面を構成する背面部51の右端が前面側へ折り曲がって形成された折曲がり部52と、第1支持板41の背面との間に形成された間隙によって形成されており、図9に示すように、第1支持板41の上端から下端に亘って形成されている。ここで、導風路57において、冷却風導入口55の開口の熱交換室R1側には、図8に示すように、上面視L字状の水浸入防止部材58が設けられている。この水浸入防止部材58は、第1支持板41の背面に係止、固定される固定部59と、この固定部59の左端を折り曲げて形成され、案内部材50の内部を後方に向かって延びる水浸入防止部60とを備えている。この水浸入防止部60は、冷却風導入口55の開口と対向している。この水浸入防止部60と案内部材50の折曲がり部52との間には、隙間が確保され、機械室R2から熱交換室R1へ流れる空気の流路が確保されている。また、水浸入防止部材58は、図9に示すように、冷却風導入口55の開口の上下方向の全域に亘って延在している。
この水浸入防止部材58は、導風路57を介して熱交換室R1から機械室R2へ雨水等の水分(以下単に「水」という)が浸入することを防止する部材である。具体的には、水浸入防止部材58の水浸入防止部60は、冷却風導入口55の開口の熱交換室R1側を塞いでおり、導風路57内に水が入り込んだ場合であっても、この水を遮る壁となり、冷却風導入口55の開口を介して水が機械室R2に浸入することが防止される。
また、冷却風導出口56の開口は、図7に示すように、上下方向において、ヒートシンク44のフィン44Aの最上段部から最下段部の距離K1と略同一の距離K2だけ開くとともに、左右方向において、フィン44Aの基端部から先端部の距離K3と略同一の距離K4だけ開いている。ここで、図8に示すように、ヒートシンク44の一部は、冷却風導出口56を介して、導風路57に延在する構成であるが、上述したように、冷却風導出口56は、ヒートシンク44が通過するために必要な最小限の開口となっており、熱交換室R1に浸入した水が導風路57に浸入することが防止されている。
上述したように、案内部材50は、機械室R2から熱交換室R1へ導風路57を介して流入する空気をヒートシンク44へ案内する機能を備えている。具体的には、送風機22A,22Bが駆動すると、冷却風導入口55を介して案内部材50に空気が流入する。この流入した空気は、図8の矢印Y2に示すように、冷却風導入口55を介して導風路57へ入り、折曲がり部52と、水浸入防止部材58の水浸入防止部60との間に介在する間隙を通った後、導風路57に沿って、冷却風導出口56へ向かって流れる。そして、導風路57を流れる過程でヒートシンク44のフィン44Aの一部に接触してフィン44Aの熱を吸収すると共に、冷却風導出口56から流出した空気がフィン44Aに接触し、これらフィン44Aの熱を吸収する。
また、案内部材50は、導風路57を介して熱交換室R1から機械室R2へ空気が流入することを防止すると共に、熱交換室R1へ流入した水分等が導風路57を介して機械室R2へ流入することを防止する。具体的には、図8に示すように、案内部材50の背面部51が熱交換室R1の背面と略平行に延在すると共に、案内部材50の左側面部66が熱交換室R1の左側面と略平行に延在しており、これら背面部51及び左側面部66が壁となって、熱交換室R1の背面、及び、左側面から熱交換器21を介して流入する空気や水分が導風路57を介して機械室R2へ流入することを防止している。
図11(A)に示すように、案内部材50の背面部51には、上下方向に切り欠いて2次側通気孔61が形成されている。この2次側通気孔61は、熱交換器21を介して熱交換室R1に流入する空気が、案内部材50の内部へ通過するための孔であり、左右方向に3つ並んだものが2段形成されており、それぞれの2次側通気孔61には、防水屋根62が設けられている。この防水屋根62は、外部から熱交換室R1に流入する水が案内部材50の内部に形成された導風路57に侵入することを防止しつつ、熱交換器21を介して熱交換室R1に流入する空気を導風路57へ導くためのものであり、右方に向かってのみ開口する開口63(図11(B))が形成されている。
雨水等の外部から熱交換室R1に流入する水は、熱交換室R1と機械室R2とが仕切られているため、図8の破線矢印のように、後方もしくは左方から背面部51に向かう。ここで、防水屋根62は、右方に向かってのみ開口しているため、この防水屋根62に遮られ、水が2次側通気孔61から浸入することが防止される。一方、送風機22A,22Bによって、後方から前方へ向かって空気の流れが形成されており、熱交換器21を介して熱交換室R1へ流入した空気の一部は、図8の矢印Y3に示すように、この防水屋根62を迂回し、2次側通気孔61を介して案内部材50の内部に形成された導風路57に進入する。ここで導風路57に進入した空気は、図8の矢印Y3に示すように、導風路57に案内されてヒートシンク44まで導かれ、このヒートシンク44に接触し、ヒートシンクを冷却する。
次いで、ヒートシンク44の冷却時における動作について図8を用いて説明する。なお、室外ユニット10の機械室R2の外側面の下部には、図示は省略するが、外部通風孔が形成されており、この外部通風孔を介して室外ユニット10の外部の空気が機械室R2へ流入可能な構成となっている。
送風機22A,22Bが駆動すると、熱交換器21を介して熱交換室R1へ空気が流入し、ファン覆い部28A,28Bを介して流出するという空気の流れが形成される。空気が流れる過程において、熱交換室R1へ流入した空気の一部は、図8の矢印Y1に示すように、ヒートシンク44のフィン44Aに接触し、これらフィン44Aの熱を吸収した後、ファン多い部28A,28Bを介して室外ユニット10の外部へ流出する。ここで、熱交換室R1には、空気だけでなく雨水等の水が流入することがあるが、上述したように、案内部材50及び水浸入防止部材58によって熱交換室R1から機械室R2へ水が浸入することが防止されている。
さらに、送風機22A,22Bが駆動すると、送風機22A,22Bにより発生する負圧により機械室R2の下部に設けた外部通風孔が外気導入口として機能し、室外ユニット10の外部の空気が外部通風孔を介して機械室R2に流入する。この空気は、機械室R2の下部から流入するため、圧縮機31等の冷媒回路構成部品の周辺を上方へ流れてこれら部品を冷却すると共に、ハイブリッドIC基板43Aや、メイン電装基板46等の電装ユニット40Aを冷却する。さらに、空気は、図8の矢印Y2に示すように、冷却風導入口55を介して導風路57に流入し、この導風路57に案内されて熱交換室R1へ流れる。そして、導風路57を流れる過程でヒートシンク44のフィン44Aの一部に接触してフィン44Aの熱を吸収すると共に、冷却風導出口56から流出した空気がフィン44Aに接触し、これらフィン44Aの熱を吸収する。
さらに、送風機22A,22Bの駆動に伴って、熱交換器21を介して熱交換室R1に流入した空気の一部は、図8の矢印Y3に示すように、防水屋根62を迂回し、2次側通気孔61を介して案内部材50の内部に形成された導風路57に進入する。ここで導風路57に進入した空気は、図8の矢印Y3に示すように、導風路57に案内されてヒートシンク44まで導かれ、このヒートシンク44に接触し、ヒートシンク44を冷却する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、送風機22A,22Bの駆動に伴って、熱交換器21を介して熱交換室R1へ流入する空気(以下、「2次側空気」という)のみならず、導風路57を介して機械室R2から熱交換室R1へ流入する空気(以下、「1次側空気」という)によってヒートシンク44が冷却される。これにより、以下の効果を奏することができる。すなわち、1次側空気の分、ヒートシンク44を冷却する空気の量が多くなり、ヒートシンク44の冷却効率を向上することができる。さらに、冷房運転時、すなわち、室外ユニット10の熱交換器21が凝縮器として機能する場合、2次側空気は、高温となるため、2次側空気のみでヒートシンク44を冷却した場合、冷却効率が低下してしまうが、本実施形態では、2次側空気のみならず、冷房運転時この2次側空気よりも温度が低い1次側空気によってヒートシンク44を冷却するため、確実にヒートシンク44を冷却することができ、ヒートシンク44の冷却効率を向上することができる。
また、本実施形態では、図8に示すように、ヒートシンク44を2次側空気の流れ(図8の矢印Y1)と、1次側空気の流れ(図8の矢印Y2)との合流地点において、第1支持板41に沿った状態で設けている。これにより、1次側空気及び2次側空気の双方がヒートシンク44に満遍なく、かつ、確実に接触してヒートシンク44を冷却すること隣、ヒートシンク44の冷却効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、仕切り板を構成する第1支持板41の機械室側に、圧縮機31を駆動する直流電源を生成するインバータ基板を含むハイブリッドIC基板43Aを設けるとともに、第1支持板41の熱交換室側に、このハイブリッドIC基板43Aを冷却するためのヒートシンク44が設けられている。ここで、インバータ基板は、比較的発熱量が多い電子機器である。本実施形態では、上述したように、ヒートシンク44の冷却効率の向上が図られているが、この冷却効率の向上により、この比較的発熱量の多い電子機器であるインバータ基板を含むハイブリッドIC基板43Aを確実に冷却することができる。
また、本実施形態では、ヒートシンク44の後方側(風上側)に案内部材50を設け、この案内部材50によって導風路57を介して熱交換室R1から機械室R2へ水が流入することを防止しつつ、ヒートシンク44に空気を案内する。このため、機械室R2へ水が流入することを防止できる。
また、本実施形態では、水浸入防止部材58の水浸入防止部60が冷却風導入口55を介して機械室R2へ水が浸入することを防止しているため、機械室R2へ水が浸入することを確実に防止することができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
本実施形態に係る室外ユニットの斜視図である。 前面パネルを取り外した状態の室外ユニットの斜視図である。 室外ユニットの正面図である。 室外ユニットを上から見た図である。 図3におけるV−V断面図である。 電装ボックスの斜視図である。 電装ボックスの正面図である。 電装ボックスを上から見た図である。 電装ボックスの右側面図である。 電装ボックスの背面図である。 案内部材を後ろから見た斜視図である。
符号の説明
10 室外ユニット
11 ユニットケース(筐体)
16 仕切り板
21 熱交換器
22A,22B 送風機
31 圧縮機
40 電装ボックス
40A 電装ユニット
41 第1支持板(電装ユニット支持板)
43A ハイブリッドIC基板(インバータ基板)
44 ヒートシンク
50 案内部材
57 導風路
58 水浸入防止部材
R1 熱交換室
R2 機械室

Claims (2)

  1. 筐体内を仕切り板で熱交換室と機械室とに仕切り、前記熱交換室に熱交換器及び送風機を収容し、前記機械室に電装ユニット及び圧縮機を収容した室外ユニットにおいて、
    前記電装ユニットの電子機器のヒートシンクを前記熱交換室に延在すると共に、この熱交換室に延在するヒートシンクに前記機械室の空気を導く導風路を設け、
    前記送風機の駆動によって前記熱交換器を介して前記熱交換室へ流入する空気と、前記導風路からの前記機械室の空気とを前記ヒートシンクの風上側で合流させ、合流させた空気によって前記ヒートシンクを冷却可能とし、
    前記ヒートシンクを、前記熱交換器を介して前記熱交換室へ流入する空気、及び、前記導風路を介して前記熱交換室へ流入する空気が合流する位置に、前記仕切り板に沿った状態で設け、
    前記仕切り板における前記ヒートシンクの風上側に、前記導風路が内部に形成された案内部材を設け、この案内部材によって前記導風路を介して前記熱交換室から前記機械室へ水が流入することを防止しつつ、前記ヒートシンクに空気を案内するようにし、
    前記仕切り板は、
    前記筐体の下面に連結された下部仕切り板と、
    この下部仕切り板から独立した部材であって、この下部仕切り板に連結されてこの下部仕切り板の上方に延在する電装ユニット支持板と、を備え、
    この電装ユニット支持板の機械室側に、前記圧縮機を駆動する直流電源を生成するインバータ基板を設け、前記電装ユニット支持板の熱交換室側に前記インバータ基板の前記ヒートシンクを設けると共に、この電装ユニット支持板に、前記導風路が形成された前記案内部材を取り付けたことを特徴とする室外ユニット。
  2. 前記案内部材の前記導風路において、前記機械室側の開口に対向して延在し、前記開口を介して前記機械室へ液体が侵入することを防止する水浸入防止部材を設けたこと、を特徴とする請求項1に記載の室外ユニット。
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