JP7292490B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本開示は、遮熱部を備える空気調和機の室外機に関する。
従来の空気調和機の室外機として、仕切り板によって筐体の内部を送風室と機械室とに区画して、送風機、熱交換器などを送風室に配置し、圧縮機、リアクトル、電装ボックスなどを機械室に配置する構造が知られている。リアクトルは、圧縮機の上方に配置されている。電装ボックスは、圧縮機およびリアクトルの上方に配置されている。電装ボックスの内部には、送風機および圧縮機の駆動を制御する電気部品が収容されている。
空気調和機の運転時には、圧縮機およびリアクトルが自己発熱して高温になり、機械室内に熱気が発生する。この熱気がリアクトルおよび電装ボックスの周囲に滞留すると、リアクトルおよび電気部品が熱的影響を受けて劣化するという問題が生じる。
そこで、このような問題を解決する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、仕切り板の上部を機械室に向かって屈曲させて遮熱部を形成し、遮熱部の下方に圧縮機およびリアクトルを配置して、遮熱部の上方に電装ボックスを配置することにより、電装ボックスの周囲における熱気の滞留を抑制する技術が開示されている。また、特許文献1には、送風室と機械室とを連通する通風路を遮熱部に形成することにより、機械室内の熱気を送風室内に放出して、リアクトルの周囲における熱気の滞留を抑制する技術が開示されている。
特開平9-229427号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、送風室と機械室とを連通するため、送風室から機械室に小動物、粉塵、水分、塩分などが侵入しやすくなり、電気部品の故障が発生する可能性が高くなるという問題がある。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電気部品の故障の発生を抑制することができるとともに、リアクトルおよび電気部品に対する熱的影響を緩和することができる空気調和機の室外機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる空気調和機の室外機は、箱状の筐体と、筐体の内部を送風室と機械室とに区画する仕切り板と、送風室に配置されて、空気流を生成する送風機と、送風室に配置されて、送風機に取り込むための空気が通過する熱交換器と、を備える。また、空気調和機の室外機は、機械室に配置される圧縮機と、機械室において圧縮機の上方に配置されるリアクトルと、機械室において圧縮機およびリアクトルの上方に配置されて、電気部品を収容する電装ボックスと、を備える。筐体には、筐体の外部の空気を機械室および送風室のうち送風室内のみに流入させるための給気口と、送風機によって生成された空気流を送風室の外部へ排出させるための排気口とが設けられる。仕切り板には、機械室内に向かって突出してリアクトルと電装ボックスとの間に配置される少なくとも1つの遮熱部が設けられる。遮熱部の内部には、機械室および送風室のうち送風室のみと連通して、給気口から排気口に向かう空気の一部が通過可能な風路が形成されている。
本開示によれば、電気部品の故障の発生を抑制することができるとともに、リアクトルおよび電気部品に対する熱的影響を緩和することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる空気調和機の室外機を模式的に示す正面図 実施の形態1にかかる空気調和機の室外機を模式的に示す平面図 図1に示された遮熱部と遮熱部の周辺を示す部分拡大正面図 実施の形態1にかかる空気調和機の室外機の仕切り板、遮熱部およびリアクトルを示す斜視図 実施の形態2にかかる空気調和機の室外機の遮熱部と遮熱部の周辺を示す部分拡大正面図 実施の形態3にかかる空気調和機の室外機の仕切り板、遮熱部およびリアクトルを示す斜視図 実施の形態3にかかる空気調和機の室外機の遮熱部と遮熱部の周辺を示す部分拡大正面図 実施の形態4にかかる空気調和機の室外機の遮熱部と遮熱部の周辺を示す部分拡大正面図
以下に、実施の形態にかかる空気調和機の室外機を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる空気調和機の室外機1を模式的に示す正面図である。図2は、実施の形態1にかかる空気調和機の室外機1を模式的に示す平面図である。空気調和機の室外機1は、図1および図2に示すように、箱状の筐体2と、筐体2の内部を送風室9と機械室10とに区画する仕切り板3と、送風室9に配置されて空気流を生成する送風機4と、送風室9に配置されて送風機4に取り込むための空気が通過する熱交換器5とを備える。また、空気調和機の室外機1は、図1に示すように、機械室10に配置される圧縮機6と、機械室10において圧縮機6の上方に配置されるリアクトル7と、機械室10において圧縮機6およびリアクトル7の上方に配置されて電気部品14を収容する電装ボックス8とを備える。電装ボックス8の一部は、仕切り板3の上端部を越えて送風室9内に配置されている。図2では、電装ボックス8を一点鎖線で図示している。なお、以下の説明では、空気調和機の室外機1を単に室外機1と称することもある。また、以下の説明では、室外機1の幅方向をX軸方向とする。また、室外機1の奥行方向をY軸方向とする。また、室外機1の高さ方向をZ軸方向とする。また、Z軸方向を上下方向と称することもある。また、送風室9から外部へ空気が排出される方向を前方、前方の反対側を後方とする。図2に示される矢印は、送風室9内を流れる空気の送風方向を表している。
図1および図2に示すように、筐体2は、室外機1の外殻となる部材である。筐体2は、中空の直方体状に形成されている。筐体2は、底壁21と、天井壁22と、第1の側壁23と、第2の側壁24と、第3の側壁25と、第4の側壁26とを有する。図1に示すように、天井壁22は、底壁21の上方に底壁21から離れて配置されている。図2に示すように、第1の側壁23、第2の側壁24、第3の側壁25および第4の側壁26は、底壁21の周縁から立ち上がっている。筐体2のうち後方に位置する第1の側壁23には、給気口27が形成されている。給気口27は、筐体2の外部の空気を送風室9内に流入させるための部分である。図示は省略するが、第3の側壁25にも給気口が形成されている。筐体2のうち前方に位置する第2の側壁24には、ベルマウス状の排気口28が形成されている。排気口28は、送風機4によって生成された空気流を送風室9の外部へ排出するための部分である。
図1に示すように、仕切り板3は、底壁21から電装ボックス8に亘って上下方向に延びている。また、図2に示すように、仕切り板3は、第2の側壁24から熱交換器5に亘ってY軸方向に延びている。詳しくは、仕切り板3は、第2の側壁24からY軸方向に沿って直線状に延びた後、送風機4から離れるように傾斜状に延びている。送風室9と機械室10とは、X軸方向に並んで形成されている。
図1に示すように、仕切り板3には、遮熱部11が設けられている。遮熱部11は、本実施の形態では1つであるが、複数でもよい。すなわち、遮熱部11は、少なくとも1つあればよい。遮熱部11は、機械室10内に向かって突出してリアクトル7と電装ボックス8との間に配置されている。遮熱部11は、圧縮機6およびリアクトル7から電装ボックス8への熱気の上昇を遮る役割を果たしている。遮熱部11の詳細については後述する。
図2に示すように、送風機4は、モータ13の運転に伴って回転し、空気流を生成する機器である。図1に示すように、送風機4の一部は、遮熱部11と同じ高さ位置に設けられている。
図2に示すように、熱交換器5は、空気調和機の運転時に送風機4に取り込む空気と熱交換を行う部材である。熱交換器5内には、冷媒が流れている。この冷媒と送風機4に取り込む空気との間で熱交換が行われる。熱交換器5は、平面視でL字形状に形成されている。熱交換器5は、第3の側壁25から第1の側壁23に沿って延びている。熱交換器5のうち第1の側壁23に沿った部分は、送風機4の後方に配置されている。熱交換器5のうち第3の側壁25に沿った部分は、送風機4の側方に配置されている。
図1に示すように、圧縮機6は、熱交換器5内を流れる冷媒を圧縮する機器である。圧縮機6は、底壁21の上に載置されている。圧縮機6は、図示しないボルトなどにより底壁21に固定されている。
リアクトル7は、圧縮機6の速度を制御するインバータの一部となる電子部品である。リアクトル7の一部は、圧縮機6の直上に配置されており、リアクトル7の残部は、圧縮機6よりも上方であるが圧縮機6の直上から外れた位置に配置されている。
電装ボックス8は、室外機1を運転させるために必要な制御基板などの電気部品14を収容する部材である。電装ボックス8は、上方に開口する箱状に形成されている。電装ボックス8の開口は、導電性の電装カバー15により覆われている。電装ボックス8には、導電性の図示しないアース板が取り付けられている。アース板は、仕切り板3と電装ボックス8とを電気的に接続する。
ここで、図3および図4を参照して、遮熱部11について詳しく説明する。図3は、図1に示された遮熱部11と遮熱部11の周辺を示す部分拡大正面図である。図4は、実施の形態1にかかる空気調和機の室外機1の仕切り板3、遮熱部11およびリアクトル7を示す斜視図である。
図3に示すように、遮熱部11は、水平に延びている。遮熱部11の水平寸法L1は、リアクトル7の水平寸法L2よりも大きい。遮熱部11の水平寸法L1は、圧縮機6の水平寸法L3よりも大きい。遮熱部11は、リアクトル7および圧縮機6の直上に配置されている。遮熱部11は、平面視でリアクトル7および圧縮機6と重なる位置に配置されている。遮熱部11は、本実施の形態では仕切り板3の一部を機械室10に向かって屈曲させて形成されている。遮熱部11の内部には、送風室9と連通して、給気口27から排気口28に向かう空気の一部が通過可能な風路12が形成されている。風路12は、機械室10とは連通していない。機械室10は、密閉空間になっている。なお、リアクトル7と電気部品14とは、配線16を介して、電気的に接続されている。配線16は、遮熱部11の先端部を迂回して配置されている。
図4に示すように、遮熱部11には、第1の連通口11a、第2の連通口11bおよび開口11cが形成されている。図4では、第1の連通口11a、第2の連通口11bおよび開口11cにハッチングを付して、それぞれの領域を明確にしている。第1の連通口11aおよび第2の連通口11bは、送風室9と風路12とを連通する開口である。第1の連通口11aは、図2に示される熱交換器5のうち第1の側壁23に沿った部分の方を向いている。第2の連通口11bは、図2に示される送風機4の方を向いている。開口11cは、前方を向いている。開口11cは、図2に示される第2の側壁24により閉塞される。風路12は、給気口27から排気口28に向かう空気の送風方向に沿って延びている。
次に、室外機1の効果について説明する。
図2に示すように、モータ13が回転して送風機4が駆動すると、送風室9内が負圧になるため、室外機1の外部の空気は、給気口27から送風室9内に流入する。送風室9内に流入した空気は、熱交換器5を通過して、送風機4によって空気流となり、排気口28から送風室9の外部へと排出される。また、送風室9内に流入した空気の一部は、熱交換器5から遮熱部11の風路12を通過して、排気口28から送風室9の外部へと排出される。
本実施の形態では、図1に示すように、仕切り板3には、機械室10内に向かって突出してリアクトル7と電装ボックス8との間に配置される遮熱部11が設けられている。これにより、圧縮機6およびリアクトル7から電装ボックス8への熱気の上昇を遮ることができるため、電気部品14に対する熱的影響を緩和することができる。
本実施の形態では、図1に示すように、遮熱部11の内部には、送風室9と連通して、給気口27から排気口28に向かう空気の一部が通過可能な風路12が形成されていることにより、送風機4の送風動作に伴って、遮熱部11の風路12に空気が流れる。遮熱部11の風路12に流れる空気により、遮熱部11を強制空冷することができる。これにより、機械室10内の熱気を遮熱部11に放熱することができるため、機械室10の内部温度を下げてリアクトル7および電気部品14に対する熱的影響を緩和することができる。したがって、本実施の形態では、遮熱部11による熱気の遮熱と遮熱部11への強制空冷との相乗効果によって、リアクトル7および電気部品14に対する熱的影響を緩和することができる。
本実施の形態では、遮熱部11の風路12を送風室9のみと連通させて、機械室10内の熱気を遮熱部11に放熱することができる。これにより、機械室10を密閉空間にできるため、送風室9から機械室10に小動物、粉塵、水分、塩分などが侵入することを抑制して、電気部品14の故障が発生しにくくなる。
なお、熱的影響によるリアクトル7および電気部品14の劣化を抑制する方法として、高い温度定格および低損失特性を有するリアクトル7および電気部品14を用いることが考えられる。しかし、このような方法では、リアクトル7および電気部品14のサイズが増大するため、リアクトル7および電気部品14の筐体2への取り付け困難性、リアクトル7および電気部品14の製造コストの増加などの問題が発生する。これに対し、本実施の形態では、リアクトル7および電気部品14に対する熱的影響を緩和することにより、熱的影響によるリアクトル7および電気部品14の劣化を抑制することができる。したがって、高い温度定格および低損失特性を有するリアクトル7および電気部品14を用いる必要がないため、上記問題の発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、仕切り板3の一部を屈曲させて遮熱部11を形成したが、遮熱部11が仕切り板3とは別体に形成される構成にしてもよい。このような構成にする場合には、仕切り板3に開口を形成して、開口を通じて送風室9と連通するように遮熱部11を仕切り板3に溶接、ボルトなどで固定すればよい。また、遮熱部11および風路12の形状は、例示した形状に限られない。また、遮熱部11が凹凸構造を備えてもよい。このようにすると、遮熱部11の表面積が増えて、遮熱部11と熱気との接触面積が増えるため、機械室10内の熱気を遮熱部11により一層放熱することができる。また、熱伝導率の高い材料で形成されたフィン材が遮熱部11の風路12に挿入されてもよい。このようにすると、機械室10内の熱気を遮熱部11の風路12を流れる空気中に効率良く放熱することができる。また、フィン材によって遮熱部11の機械的強度を高めることができるため、圧縮機6の駆動時に発生する振動による遮熱部11および仕切り板3の変形を抑制することができる。
実施の形態2.
次に、図5を参照して、実施の形態2にかかる空気調和機の室外機1Aについて説明する。図5は、実施の形態2にかかる空気調和機の室外機1Aの遮熱部11Aと遮熱部11Aの周辺を示す部分拡大正面図である。本実施の形態では、複数の遮熱部11Aを設けた点が前記した実施の形態1と相違する。なお、実施の形態2では、前記した実施の形態1と重複する部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、遮熱部11Aは、上下方向に互いに間隔を空けて複数設けられている。遮熱部11Aの数は、本実施の形態では3つであるが、2つまたは4つ以上でもよい。複数の遮熱部11Aのそれぞれの水平寸法L1は、本実施の形態では同じ寸法であるが、異なる寸法にしてもよい。複数の遮熱部11Aのうち少なくとも1つを、リアクトル7の水平寸法L2または圧縮機6の水平寸法L3より大きくすれば、複数の遮熱部11Aのうち残部の水平寸法L1は自由に設定してよい。複数の遮熱部11Aのそれぞれの内部には、風路12Aが形成されている。
本実施の形態では、前記した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態では、遮熱部11Aが上下方向に互いに間隔を空けて複数設けられていることにより、機械室10内の熱気から遮熱部11Aへの放熱量を増やすことができるため、リアクトル7および電気部品14に対する熱的影響をより一層緩和することができる。
なお、複数の遮熱部11Aのうち全部または一部が凹凸構造を備えてもよい。また、熱伝導率の高い材料で形成されたフィン材が、複数の遮熱部11Aのうち全部または一部の風路12Aに挿入されてもよい。
実施の形態3.
次に、図6および図7を参照して、実施の形態3にかかる空気調和機の室外機1Bについて説明する。図6は、実施の形態3にかかる空気調和機の室外機1Bの仕切り板3A、遮熱部11およびリアクトル7を示す斜視図である。図7は、実施の形態3にかかる空気調和機の室外機1Bの遮熱部11と遮熱部11の周辺を示す部分拡大正面図である。本実施の形態では、送風室9と機械室10とを連通する開口部17を仕切り板3Aに形成した点、および、突起部18を仕切り板3Aに設けた点が前記した実施の形態1と相違する。なお、実施の形態3では、前記した実施の形態1と重複する部分については、同一符号を付して説明を省略する。図6では、突起部18を省略している。
図6に示すように、仕切り板3Aのうち遮熱部11とリアクトル7との間に位置する部位には、送風室9と機械室10とを連通する開口部17が形成されている。開口部17の形状は、特に制限されないが、本実施の形態では矩形である。開口部17の開口面積は、図示の例に限定されず、適宜変更してよい。上下方向における開口部17の位置は、上下方向におけるリアクトル7の位置の上方となるように、開口部17およびリアクトル7が配置されている。開口部17とリアクトル7とは、本実施の形態ではY軸方向において一致する位置に配置されているが、Y軸方向にずれた位置に配置されてもよい。
図7に示すように、仕切り板3Aには、突起部18が設けられている。突起部18は、仕切り板3Aのうち開口部17の縁から機械室10内に向かって延びて、開口部17の正面に開口部17と隙間を空けて配置されている。突起部18は、本実施の形態では仕切り板3Aのうち開口部17の下縁から機械室10内に向かって斜め上方に延びている。突起部18は、上方に向かうにつれて開口部17から離れるように傾斜している。突起部18は、本実施の形態では仕切り板3と別体に形成されているが、仕切り板3と一体に形成されてもよい。突起部18は、開口部17の縁の全長に亘って設けられることが好ましいが、開口部17の縁の一部に設けられてもよいし、開口部17の縁に沿って間隔を空けて複数設けられてもよい。なお、突起部18は、仕切り板3Aのうち開口部17の上縁から機械室10内に向かって斜め下方に延びてもよい。また、突起部18は、仕切り板3Aのうち開口部17の上縁および下縁のそれぞれから機械室10内に向かって延びてもよい。
本実施の形態では、前記した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態では、仕切り板3Aのうち遮熱部11とリアクトル7との間に位置する部位には、送風室9と機械室10とを連通する開口部17が形成されていることにより、開口部17を通じて、機械室10内の熱気を送風室9内に直接放出することができる。本実施の形態では、遮熱部11による熱気の遮熱と遮熱部11への強制空冷と開口部17を通じた熱気の放出との相乗効果によって、リアクトル7および電気部品14に対する熱的影響をより一層緩和することができる。
本実施の形態では、仕切り板3Aには、開口部17の縁から機械室10内に向かって延びて、開口部17の正面に開口部17と隙間を空けて配置される突起部18が設けられている。これにより、開口部17を通じた送風室9内への熱気の放出を許容しながら、開口部17を通じた機械室10への小動物、粉塵、水分、塩分などの侵入を抑制して、電気部品14の故障が発生しにくくなる。
実施の形態4.
次に、図8を参照して、実施の形態4にかかる空気調和機の室外機1Cについて説明する。図8は、実施の形態4にかかる空気調和機の室外機1Cの遮熱部11Bと遮熱部11Bの周辺を示す部分拡大正面図である。本実施の形態では、水平軸Hに対して遮熱部11Bを傾斜させた点が前記した実施の形態3と相違する。なお、実施の形態4では、前記した実施の形態3と重複する部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、遮熱部11Bは、水平軸Hに対して下方に角度θだけ傾斜している。角度θは、遮熱部11Bの風路12Bを流れる空気の空気抵抗が低減される角度となるように、かつ、リアクトル7と接触しない角度に適宜設定すればよい。遮熱部11Bの水平寸法L1は、リアクトル7の水平寸法L2よりも大きい。遮熱部11Bの水平寸法L1は、圧縮機6の水平寸法L3よりも大きい。遮熱部11Bは、リアクトル7および圧縮機6の直上に配置されている。遮熱部11Bは、突起部18の直上から側方にかけて配置されている。遮熱部11Bは、突起部18の先端部と隙間を空けて配置されている。配線16は、遮熱部11Bの先端部を迂回して配置されている。なお、遮熱部11Bは、水平軸Hに対して上方に傾斜してもよい。遮熱部11Bを上方に傾斜させる場合には、遮熱部11Bの角度を、遮熱部11Bの風路12Bを流れる空気の空気抵抗が低減される角度となるように、かつ、電装ボックス8と接触しない角度に適宜設定すればよい。
本実施の形態では、前記した実施の形態3と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態では、遮熱部11Bの風路12Bを流れる空気の空気抵抗が低減される角度に、遮熱部11Bを傾けることができるため、遮熱部11Bの風路12Bを流れる空気の流量を増やすことができる。これにより、機械室10内の熱気を遮熱部11Bにより一層放熱することができるため、リアクトル7および電気部品14に対する熱的影響をより一層緩和することができる。
本実施の形態では、遮熱部11Bは、水平軸Hに対して下方に角度θだけ傾斜しているため、遮熱部11Bを水平または上方に傾斜させる場合に比べて、遮熱部11Bと突起部18との間隔を狭めることができる。これにより、開口部17を通じた送風室9内への熱気の放出を許容しながら、開口部17を通じた機械室10への小動物、粉塵、水分、塩分などの侵入を抑制して、電気部品14の故障が発生しにくくなる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1A,1B,1C 空気調和機の室外機、2 筐体、3,3A 仕切り板、4 送風機、5 熱交換器、6 圧縮機、7 リアクトル、8 電装ボックス、9 送風室、10 機械室、11,11A,11B 遮熱部、11a 第1の連通口、11b 第2の連通口、11c 開口、12,12A,12B 風路、13 モータ、14 電気部品、15 電装カバー、16 配線、17 開口部、18 突起部、21 底壁、22 天井壁、23 第1の側壁、24 第2の側壁、25 第3の側壁、26 第4の側壁、27 給気口、28 排気口。

Claims (3)

  1. 箱状の筐体と、
    前記筐体の内部を送風室と機械室とに区画する仕切り板と、
    前記送風室に配置されて、空気流を生成する送風機と、
    前記送風室に配置されて、前記送風機に取り込むための空気が通過する熱交換器と、
    前記機械室に配置される圧縮機と、
    前記機械室において前記圧縮機の上方に配置されるリアクトルと、
    前記機械室において前記圧縮機および前記リアクトルの上方に配置されて、電気部品を収容する電装ボックスと、を備え、
    前記筐体には、前記筐体の外部の空気を前記機械室および前記送風室のうち前記送風室内のみに流入させるための給気口と、前記送風機によって生成された前記空気流を前記送風室の外部へ排出させるための排気口とが設けられ、
    前記仕切り板には、前記機械室内に向かって突出して前記リアクトルと前記電装ボックスとの間に配置される少なくとも1つの遮熱部が設けられ、
    前記遮熱部の内部には、前記機械室および前記送風室のうち前記送風室のみと連通して、前記給気口から前記排気口に向かう前記空気の一部が通過可能な風路が形成されている空気調和機の室外機。
  2. 前記遮熱部は、上下方向に互いに間隔を空けて複数設けられている請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記遮熱部は、水平軸に対して上方または下方に傾斜している請求項1または2に記載の空気調和機の室外機。
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