JP4930625B2 - 油冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部から供給された油を冷却する油冷却装置に関するものである。
工作機械等の高速回転する主軸の軸受を冷却すべく、軸受で用いられる潤滑油を冷却する油冷却装置が知られている。かかる油冷却装置としては、特許文献1に、冷凍サイクルを行う冷媒回路と、この冷媒回路の蒸発器で冷媒と熱交換して冷却された冷却油を工作機械との間で循環させる冷却油回路とを備えたものが開示されている。このように、冷凍サイクルを利用した油冷却装置は、冷媒回路及び冷却油回路の2つの回路を備えており、比較的構成が複雑である。
特許文献2には、高温の潤滑油が流れる管路の途中に空冷オイルクーラ(以降、単に「オイルクーラ」と称する)が設けられていると共に、オイルクーラに対向する位置にファンが設けられた、油冷却装置が開示されている。かかる油冷却装置においては、オイルクーラ内を流れる潤滑油を、ファンにより吹き付けられた空気により冷却する。このようにファンを利用した油冷却装置は、冷凍サイクルを利用した油冷却装置に比べて構成が簡易である。
特開2007−100967号公報 特開平11−33426号公報
上述の特許文献2に開示されているように、対向して配置されたファンとオイルクーラとを備えた油冷却装置においては、装置を小型化すべく、ファンとオイルクーラとの間の距離が短く設定されている。このような場合には、オイルクーラにおいてファンから送られる空気が通過しない部分が生じ、冷却効率が著しく低くなる。
また、ファンとオイルクーラとが水平方向に対向しており、ファン及びオイルクーラが収容された筐体の側壁から、オイルクーラにより熱せられた空気が排出される場合には、油冷却装置の周囲に配置される機械に熱風が当たる。熱風が当たった機械は、熱歪みにより精度が低下する。よって、油冷却装置を設置する際には、筐体から排出される熱風が周囲の機械に当たらないようにするために、広いスペースが必要となる。
そこで、本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、冷却効率を向上させると共に設置スペースを小さくできる油冷却装置を提供することを目的とする。
第1の発明にかかる油冷却装置は、側壁に設けられた第1通気口及び上壁に設けられた第2通気口を有する筐体と、前記第1通気口から空気を吸引すると共に、その空気を前記第2通気口から排出するためのファンと、外部から供給された油を前記ファンで発生する空気流によって冷却する空冷オイルクーラとを備え、前記空冷オイルクーラは、前記第1通気口及び前記第2通気口のいずれか一方に配置されており、前記ファンは、前記第1通気口及び前記第2通気口の他方に配置されている。
この油冷却装置では、ファンとオイルクーラとをほぼ90°の角度で配置することによって、筐体の設置面積を大きくすることなく、ファンとオイルクーラとの間の距離を長くすることができる。これにより、オイルクーラを空気が均一に通過するようになる。したがって、オイルクーラにおける冷却効率を向上させることができる。また、熱風が筐体の上方に排出されるので、他の機械に熱風が当たるのを防ぐことができる。よって、設置スペースを小さくできる。
第2の発明にかかる油冷却装置は、第1の発明にかかる油冷却装置において、前記空冷オイルクーラは、前記第1通気口に配置されており、前記ファンは、前記第2通気口に配置されている。
この油冷却装置では、オイルクーラの冷却面積を有効に使うことができるので、熱交換能力を向上させることができる。また、ファンが上壁に配置されているので、ファンのメンテナンスが容易である。
第3の発明にかかる油冷却装置は、第1または第2の発明にかかる油冷却装置において、前記空冷オイルクーラから流出した油が貯留されるタンクを備え、前記筐体の内部は、前記空冷オイルクーラ及び前記ファンが配置された第1空間と、前記タンクが配置された第2空間とに仕切板によって仕切られている。
この油冷却装置では、オイルクーラが配置された第1空間内の温度が上昇しても、タンク内に貯留された油の温度が上昇するのを防止できる。
第4の発明にかかる油冷却装置は、第1〜第3のいずれかの発明にかかる油冷却装置において、前記筐体内に配置され、前記第1通気口から吸引された空気の流れを前記第2通気口に向かう方向に変更する空気流変更板を備えている。
この油冷却装置では、空気流変更板により筐体内の空気滞留が減り、第1通気口から第2通気口にむかう空気の流れをスムーズにすることができる。したがって、オイルクーラにおける冷却効率をさらに向上させることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、筐体を大型化することなく、ファンとオイルクーラとの間の距離を長くできる。ファンとオイルクーラとの間の距離が長くなることにより、オイルクーラ内を空気が均一に通過するようになる。したがって、オイルクーラにおける冷却効率を向上させることができる。また、熱風が筐体の上方に排出されるので、他の機械に熱風が当たるのを防ぐことができる。よって、設置スペースを小さくできる。
第2の発明では、オイルクーラの冷却面積を有効に使うことができるので、熱交換能力を向上させることができる。また、ファンが上壁に配置されているので、ファンのメンテナンスが容易である。
また、第3の発明では、オイルクーラが配置された第1空間内の温度が上昇しても、タンク内に貯留された油の温度が上昇するのを防止できる。
さらに、第4の発明では、空気流変更板により筐体内の空気滞留が減り、第1通気口から第2通気口にむかう空気の流れをスムーズにすることができる。したがって、オイルクーラにおける冷却効率をさらに向上させることができる。
本発明の第1実施形態にかかる油冷却装置の回路図である。 図1に示す油冷却装置の前面図である。 図1に示す油冷却装置の右側面図である。 図1に示す油冷却装置の左側面図である。 図1に示す油冷却装置の上面図である。 図2に示す油冷却装置のV-V線に沿う断面図である。 第1実施形態の第1変形例にかかる油冷却装置の回路図である。 第1実施形態の第2変形例にかかる油冷却装置の回路図である。 本発明の第2実施形態にかかる油冷却装置の回路図である。 本発明の第3実施形態にかかる油冷却装置の回路図である。
[第1実施形態]
以下、本発明にかかる油冷却装置の第1実施形態について、図1〜図6を参照しつつ説明する。
本実施形態の油冷却装置1は、工作機械90の主軸の軸受で用いられる潤滑油を冷却するものである。そして、油冷却装置1は、流入管61を介して工作機械90から送られた潤滑油が流れるオイルクーラ11と、オイルクーラ11内を流れる潤滑油を冷却するファン20a、20bと、オイルクーラ11及びファン20a、20bを収容する筐体30とを主に備えている。
筐体30は、略直方体形状を有している。以下の説明においては、図5の上面視において、筐体30の上下方向を「前後方向」とし、筐体30の左右方向を「幅方向」とする。筐体30の内部は、仕切板35により上方に位置する冷却室38と下方に位置するポンプモータ室39とに仕切られている。
図2に示すように、筐体30の冷却室38に対応する部分の前方側壁には、矩形形状の第1通気口31が形成されている。図3に示すように、冷却室38の前方側壁の内面には、オイルクーラ11が取り付けられている。オイルクーラ11は、第1通気口31の全面とほぼ対向するように配置されている。
図5に示すように、筐体30の上壁には、円形形状の2つの第2通気口33a、33bが幅方向(図中左右方向)に並んで形成されている。筐体30の上面には、通気口33a、33bを介して指等がファンに接触しないようにすべく、第2通気口33a、33bを覆うグリル34a、34bが取り付けられている。なお、グリル34a、34bを設ける代わりに、通気口33a、33bをスリット状に形成してもよい。図3に示すように、筐体30の上壁の内面には、2つの第2通気口33a、33bにそれぞれ対向するように、2つのファン20a、20bが取り付けられている。ファン20a、20bは、電気モータ21a、21bによりそれぞれ駆動され、冷却室38内の空気を第2通気口33a、33bを介して外部に送り出す。このとき、冷却室38の内外の圧力差により、第1通気口31を介して冷却室38内に空気が引き込まれる。すなわち、ファン20a、20bを駆動することにより、第1通気口31から空気を吸引すると共に、その空気を第2通気口33a、33bから排出することができる。
第1通気口31の幅方向の長さ(図2中左右方向に沿う長さ)L1と、2つの第2通気口33a、33bを合わせた幅方向の長さ(図5中左右方向に沿う長さ)L2とはほぼ同じである。また、第1通気口31と第2通気口33a、33bとは、幅方向に関してほぼ同じ位置に設けられている。つまり、図5において右方に位置する第2通気口33aの右側端部の幅方向に関する位置は、第1通気口31の右側端部の位置とほぼ一致している。また、図5において左方に位置する第2通気口33bの左側端部の幅方向に関する位置は、第1通気口31の左側端部の端部の位置とほぼ一致している。さらに、第1通気口31の高さ方向の長さ(図2中上下方向に沿う長さ)L3と、第2通気口33a、33bの前後方向の長さ(図5中上下方向に沿う長さ)L4とはほぼ同じである。したがって、第1通気口31から筐体30の冷却室38内に流れ込む空気流は、その幅がほとんど変更されることなく第2通気口33a、33bから排出される。
ポンプモータ室39には、オイルクーラ11により冷却された潤滑油を貯留するタンク13と、電気モータ16の駆動によりタンク13内の潤滑油を工作機械90へと送る油圧ポンプ15とが配置されている。タンク13は、第1接続管62によりオイルクーラ11と接続されており、油圧ポンプ15は、第2接続管63によりタンク13と接続されている。油圧ポンプ15により送り出された潤滑油は、流出管65により工作機械90へと送られる。すなわち、図1に示すように、流入管61、第1接続管62、第2接続管63、及び流出管65により、オイルクーラ11により冷却された潤滑油が工作機械90との間で循環する回路が構築されている。
したがって、工作機械90で熱せられた潤滑油は、流入管61を介してオイルクーラ11に送られ、オイルクーラ11内を流れる間に冷却される。そして、オイルクーラ11で冷却された潤滑油は、第1接続管62を介してタンク13に送られる。タンク13に貯留された冷却済みの潤滑油は、油圧ポンプ15により、第2接続管63を介して吸引されると共に流出管65を介して工作機械90へと送られる。
なお、図4に示すように、筐体30の左方側壁には、流入管61が挿通される挿通口36が形成されている。また、筐体30の左方側壁には、油圧ポンプ15及び電気モータ16の一部を筐体30外に露出させる開口37が形成されている。流出管65は、開口37を介して露出している油圧ポンプ15の流出口15aに接続される。
以上のように、第1実施形態の油冷却装置1は、前方側壁に設けられた第1通気口31及び上壁に設けられた第2通気口33a、33bを有する筐体30と、工作機械90から供給された潤滑油が流れるオイルクーラ11と、第1通気口31から空気を吸引すると共に、その空気を第2通気口33a、33bから排出するためのファン20a、20bとを備えている。そして、オイルクーラ11は、第1通気口31に配置されており、ファン20a、20bは、第2通気口33a、33bに配置されている。したがって、ファン20a、20bとオイルクーラ11とが対向するように配置されている場合に比べて、筐体30の前後方向の長さを長くすることなく、ファン20a、20bとオイルクーラ11との間の距離を長くできる。ファン20a、20bとオイルクーラ11との間の距離が長くなることにより、オイルクーラ11内を空気が均一に通過するようになる。よって、オイルクーラ11における冷却効率を向上させることができる。また、オイルクーラ11通過後の熱風が筐体30の上方に排出されるので、周囲に配置された他の機械に熱風が当たるのを防ぐことができる。よって、設置スペースを小さくできる。
また、第1実施形態の油冷却装置1では、オイルクーラ11が第1通気口31、すなわちファン20a、20bの吸引側に配置されている。したがって、オイルクーラ11の冷却面積を有効に使うことができるので、オイルクーラ11における熱交換能力を向上させることができる。また、ファン20a、20bが上壁に形成された第2通気口33a、33bに配置されているので、ファン20a、20bのメンテナンスが容易である。
さらに、第1実施形態の油冷却装置1では、筐体30の内部は、オイルクーラ11及びファン20a、20bが配置された冷却室38と、オイルクーラ11から流出した潤滑油が貯留されるタンク13及び電気モータ16により駆動される油圧ポンプ15が配置されたポンプモータ室39とに、仕切板35によって仕切られている。したがって、オイルクーラ11が配置された冷却室38内の温度が上昇しても、タンク13内に貯留された冷却済みの潤滑油の温度が上昇するのを防止できる。
[第1実施形態の第1変形例]
ここで、図7を参照しつつ、第1実施形態の第1変形例にかかる油冷却装置について説明する。
本変形例にかかる油冷却装置1aでは、図7に示すように、冷却室38内に空気流変更板40aが配置されている。空気流変更板40aは、オイルクーラ11と対向する位置に配置されており、前方上方(図7中左斜め上方)に向いた面を有する平板状部材である。本変形例においては、空気流変更板40aと筐体30の床面とのなす角度(図7においてθで示す角度)は45度であるが、空気流変更板40aの角度は適宜調整可能である。空気流変更板40aは、図7に示すように、水平方向に沿って第1通気口31から冷却室38内に吸い込まれた空気の流れを、上方の第2通気口33a、33bに向かう方向に変更する。
本変形例にかかる油冷却装置1aでは、空気流変更板40aにより冷却室38内の空気滞留が減り、第1通気口31から吸い込まれた空気がスムーズに第2通気口33a、33bへと流れる。これにより、オイルクーラ11における冷却効率をさらに向上させることができる。
[第1実施形態の第2変形例]
また、図8を参照しつつ、第1実施形態の第2変形例にかかる油冷却装置について説明する。
本変形例にかかる油冷却装置1bでは、図8に示すように、冷却室38内に空気流変更板40bが配置されている。空気流変更板40bは、オイルクーラ11と対向する位置に配置されている。空気流変更板40bは、前方上方(図8中左斜め上方)に向いていると共に、後方下方(図8中右斜め下方)に凸状に湾曲した面を有する湾曲板状部材である。空気流変更板40bの曲がり度合いは適宜調整可能である。空気流変更板40bは、図8に示すように、水平方向に沿って第1通気口31から冷却室38内に吸い込まれた空気の流れを、上方の第2通気口33a、33bに向かう方向に変更する。
本変形例にかかる油冷却装置1bでは、空気流変更板40bにより冷却室38内の空気滞留が減り、第1通気口31から吸い込まれた空気がスムーズに第2通気口33a、33bへと流れる。これにより、オイルクーラ11における冷却効率をさらに向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、図9を参照しつつ、第2実施形態にかかる油冷却装置について説明する。
本実施形態にかかる油冷却装置101が、第1実施形態にかかる油冷却装置1と主に異なる点は、第1実施形態では、ファン20a、20bが電気モータ21a、21bによって駆動されるのに対し、本実施形態では、ファン20a、20bが油圧モータ121a、121bによって駆動される点である。その他の点については、第1実施形態の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図9に示すように、油圧モータ121a、121bは、油圧ポンプ15から送り出された潤滑油が第3接続管164を介して供給されることで駆動する。油圧モータ121a、121bから送り出された潤滑油は、流出管165を介して工作機械90へと送られる。
本実施形態にかかる油冷却装置101では、第1実施形態と同様に、オイルクーラ11における冷却効率を向上させることができる。また、ファン20a、20bの動力源として、工作機械90との間で循環する潤滑油の供給により駆動する油圧モータ121a、121bを用いることにより、動力の有効利用を図ることができる。さらに、ファン20a、20bを電気モータで駆動する場合に必要な配線が不要となるので、装置を簡素化することができる。さらに、冷却室38内を通過する空気に含まれている異物やオイルミストなどによりモータが停止し冷却不可となることがない。
[第3実施形態]
次に、図10を参照しつつ、第3実施形態にかかる油冷却装置について説明する。
本実施形態にかかる油冷却装置201が、第1実施形態にかかる油冷却装置1と主に異なる点は、第1実施形態では、オイルクーラ11内を流れる潤滑油を冷却するファン20a、20bが電気モータ21a、21bによって駆動されると共に、タンク13内の潤滑油を工作機械90へと送る油圧ポンプ15が電気モータ16によって駆動されるのに対し、本実施形態では、ファン20aと油圧ポンプ215とが同一の電気モータ221によって駆動される点である。その他の点については、第1実施形態の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の油圧ポンプ215は、冷却室38内に配置されたファン20aを駆動する電気モータ221に接続されている。そして、第2接続管263は、ポンプモータ室39内に配置されたタンク13と冷却室38内に配置された油圧ポンプ215とを接続する。また、流出管265は、冷却室38内に配置された油圧ポンプ215と工作機械90とを接続する。
本実施形態にかかる油冷却装置201では、第1実施形態と同様に、オイルクーラ11における冷却効率を向上させることができる。また、油圧ポンプ215の駆動源をファン20aの駆動源と兼ねることで、部品点数を減らすことができる。なお、油圧ポンプ215の駆動源をもう一方のファン20bの駆動源と兼ねるようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の第1〜第3実施形態では、オイルクーラ11が筐体30の前方側壁に設けられた第1通気口31に配置されており、ファン20a、20bが筐体30の上壁に設けられた第2通気口33a、33bに配置されている場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、ファン20a、20bが側壁に設けられた第1通気口に配置されており、オイルクーラが上壁に設けられた第2通気口に配置されていてもよい。この場合、ファン20a、20bの駆動により、第1通気口を介して冷却室38内へと空気が吸い込まれ、冷却室38の内外の圧力差により、第2通気口から冷却室38の外へと空気が流れ出る。
また、上述の第1〜第3実施形態では、仕切板35によって、筐体30の内部が冷却室38とポンプモータ室39とに仕切られている場合について説明したが、仕切板35はなくてもよい。
さらに、上述の第1〜第3実施形態では、2つのファン20a、20bを備えている場合について説明したが、ファンの設置個数はこれには限定されない。
さらに、上述の第1〜第3の実施形態では、第1通気口31の幅方向長さL1と、2つの第2通気口33a、33bを合わせた幅方向の長さL2とがほぼ同じ長さであり、これら第1通気口31と2つの第2通気口33a、33bとが幅方向に関してほぼ同じ位置に設けられている場合について説明した。また、第1通気口31の高さ方向の長さL3と、第2通気口33a、33bの前後方向の長さL4とがほぼ同じである場合について説明した。しかしながら、第1通気口31と第2通気口33a、33bとのサイズ及びそれらの位置関係は、上述のものに限定されない。
また、上述の第2実施形態の油冷却装置101や第3実施形態の油冷却装置201に、第1実施形態の第1変形例で説明した空気流変更板40aや第1実施形態の第2変形例で説明した空気流変更板40bを設けてもよい。
加えて、本発明の適用は、工作機械の主軸の軸受を冷却するための油冷却装置に限られるものではなく、高速回転する軸を備えた機械全般において軸受を冷却する装置として適用可能である。
本発明を利用すれば、冷却効率を向上させると共に設置スペースを小さくできる。
1、1a、1b、101、201 油冷却装置
11 オイルクーラ
13 タンク
20a、20b ファン
30 筐体
31 第1通気口
33 第2通気口
35 仕切板
38 冷却室(第1空間)
39 ポンプモータ室(第2空間)
40a、40b 空気流変更板

Claims (4)

  1. 側壁に設けられた第1通気口及び上壁に設けられた第2通気口を有する筐体と、
    前記第1通気口から空気を吸引すると共に、その空気を前記第2通気口から排出するためのファンと、
    外部から供給された油を前記ファンで発生する空気流によって冷却する空冷オイルクーラとを備え、
    前記空冷オイルクーラは、前記第1通気口及び前記第2通気口のいずれか一方に配置されており、
    前記ファンは、前記第1通気口及び前記第2通気口の他方に配置されていることを特徴とする油冷却装置。
  2. 前記空冷オイルクーラは、前記第1通気口に配置されており、
    前記ファンは、前記第2通気口に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の油冷却装置。
  3. 前記空冷オイルクーラから流出した油が貯留されるタンクを備え、
    前記筐体の内部は、前記空冷オイルクーラ及び前記ファンが配置された第1空間と、前記タンクが配置された第2空間とに仕切板によって仕切られていることを特徴とする請求項1または2に記載の油冷却装置。
  4. 前記筐体内に配置され、前記第1通気口から吸引された空気の流れを前記第2通気口に向かう方向に変更する空気流変更板を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の油冷却装置。
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