JPH06190679A - 切削機 - Google Patents
切削機Info
- Publication number
- JPH06190679A JPH06190679A JP34662292A JP34662292A JPH06190679A JP H06190679 A JPH06190679 A JP H06190679A JP 34662292 A JP34662292 A JP 34662292A JP 34662292 A JP34662292 A JP 34662292A JP H06190679 A JPH06190679 A JP H06190679A
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- Japan
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- suction
- cutting
- cutting liquid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切削機において、切削液の飛散防止と回収を
図る。 【構成】 加工領域６を囲んで複数の吹出ノズル21Ａ，
22Ａ，23Ａを設ける。前記加工領域６内に臨んで設けれ
た吸引ノズル24Ａを設ける。吸引装置たる集塵気13の吸
込口16に吸引ノズル24Ａを接続する。集塵機13の排気口
18に前記吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23Ａを接続する。 【効果】 吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23Ａから吹出された
空気が、加工領域６を囲むエアーカーテンとなって切削
液及び切粉の飛散が防止される。また、加工領域６内で
霧状になった切削液Ｂが、吸引ノズル24から空気と共に
吸引される。
図る。 【構成】 加工領域６を囲んで複数の吹出ノズル21Ａ，
22Ａ，23Ａを設ける。前記加工領域６内に臨んで設けれ
た吸引ノズル24Ａを設ける。吸引装置たる集塵気13の吸
込口16に吸引ノズル24Ａを接続する。集塵機13の排気口
18に前記吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23Ａを接続する。 【効果】 吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23Ａから吹出された
空気が、加工領域６を囲むエアーカーテンとなって切削
液及び切粉の飛散が防止される。また、加工領域６内で
霧状になった切削液Ｂが、吸引ノズル24から空気と共に
吸引される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は切削具を用いて加工物の
切削を行う切削機に係わり、特に切削具に切削液を供給
しながら切削する切削機に関する。
切削を行う切削機に係わり、特に切削具に切削液を供給
しながら切削する切削機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来切削機としては、例えば切削具であ
るドリルを備えた穴明け機等が知られ、このようなドリ
ルを用いた加工物の切削においては、加工精度の向上と
切削具の寿命を延長させるため、潤滑作用及び冷却作用
を有する切削液を、霧状にして前記切削具に供給し穴明
けをするようにしており、その供給した切削液は滴下し
て集めたものを回収あるいは廃棄するようにしている。
るドリルを備えた穴明け機等が知られ、このようなドリ
ルを用いた加工物の切削においては、加工精度の向上と
切削具の寿命を延長させるため、潤滑作用及び冷却作用
を有する切削液を、霧状にして前記切削具に供給し穴明
けをするようにしており、その供給した切削液は滴下し
て集めたものを回収あるいは廃棄するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の切削液を用
いた切削機では、その霧状にして供給した切削液が外部
に飛散するという問題があり、また、その切削液の蒸発
成分が周囲に拡散し、作業者がその切削液雰囲気中に晒
され、作業環境の悪化を招くという問題があった。そこ
で本発明は切削液の飛散防止と回収が可能な切削機を提
供することを目的とする。
いた切削機では、その霧状にして供給した切削液が外部
に飛散するという問題があり、また、その切削液の蒸発
成分が周囲に拡散し、作業者がその切削液雰囲気中に晒
され、作業環境の悪化を招くという問題があった。そこ
で本発明は切削液の飛散防止と回収が可能な切削機を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】発明は加工領域において
切削具により加工物の切削を行うと共に、その切削具に
切削液を供給する切削機において、前記加工領域を囲ん
で設けられた複数の空気吹出口と、前記加工領域内に臨
んで設けれた空気吸引口とを備え、吸引装置の吸気側に
前記空気吸引口を接続すると共に該吸気装置の排気側に
前記複数の空気吹出口を接続したものである。
切削具により加工物の切削を行うと共に、その切削具に
切削液を供給する切削機において、前記加工領域を囲ん
で設けられた複数の空気吹出口と、前記加工領域内に臨
んで設けれた空気吸引口とを備え、吸引装置の吸気側に
前記空気吸引口を接続すると共に該吸気装置の排気側に
前記複数の空気吹出口を接続したものである。
【０００５】
【作用】上記構成によって、空気吹出口から吹出された
空気が加工領域を囲むエアーカーテンとなって切削液及
び切粉の飛散を防止し、また、加工領域内で霧状になっ
た切削液は、吸引口から空気と共に吸引される。
空気が加工領域を囲むエアーカーテンとなって切削液及
び切粉の飛散を防止し、また、加工領域内で霧状になっ
た切削液は、吸引口から空気と共に吸引される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図１ないし図５は本発明の第１実施例を示
し、同図において、切削機であるＨ形鋼穴明け機は、ベ
ッド１の左右にコラム２，２を突設し、これら左右コラ
ム２，２の上部をクロスビーム３で連結し、また、それ
ら左右コラム２，２の内側には複数の回動ローラ４が対
向して設けられ、これら回動ローラ４の上部に、左右の
押え板５，５が図示しない油圧シリンダ装置等により進
退自在に設けられ、それらベット１と左右コラム２，２
とクロスビーム３によりほぼ囲まれた加工領域６が形成
されている。また、その加工領域６の前側には加工物た
るＨ形鋼Ａを該加工領域６に沿って移送するグリッパー
７が設けられ、このグリッパー７は図示しない油圧シリ
ンダ装置等により前後移動すると共に図示しない別の油
圧シリンダ装置等により前記Ｈ形鋼Ａを挟持できるよう
になっている。また、前記加工領域６の上方には、第１
ドリル装置８が前記クロスビーム３に縦設され、この第
１ドリル装置８は左右に移動可能に設けられると共に、
その先端に設けた切削具たるドリル９が前記加工領域６
に向かって進退自在に設けられている。また、第２ドリ
ル装置10は、前記コラム２に上下方向に移動可能に設け
られると共に、その先端に設けた切削具たるドリル11が
前記加工領域６に向かって進退自在に設けられている。
さらに各ドリル装置８，10には、各ドリル９，11に向か
って切削液Ｂを霧状に、所謂ミストとして供給するノズ
ル12がそれぞれ設けられている。そして、前記グリッパ
ー７により前記回動ローラ４上を前記Ｈ形鋼Ａが移送さ
れ、かつ所定位置にて停止し、進退する前記左右押え板
５，５により挟着されて位置決めされ、前記ノズル12か
らドリル９，11に切削液Ｂを供給しながら該ドリル９，
11によってＨ形鋼Ａの切削すなわち穿孔が行われるよう
になっている。
説明する。図１ないし図５は本発明の第１実施例を示
し、同図において、切削機であるＨ形鋼穴明け機は、ベ
ッド１の左右にコラム２，２を突設し、これら左右コラ
ム２，２の上部をクロスビーム３で連結し、また、それ
ら左右コラム２，２の内側には複数の回動ローラ４が対
向して設けられ、これら回動ローラ４の上部に、左右の
押え板５，５が図示しない油圧シリンダ装置等により進
退自在に設けられ、それらベット１と左右コラム２，２
とクロスビーム３によりほぼ囲まれた加工領域６が形成
されている。また、その加工領域６の前側には加工物た
るＨ形鋼Ａを該加工領域６に沿って移送するグリッパー
７が設けられ、このグリッパー７は図示しない油圧シリ
ンダ装置等により前後移動すると共に図示しない別の油
圧シリンダ装置等により前記Ｈ形鋼Ａを挟持できるよう
になっている。また、前記加工領域６の上方には、第１
ドリル装置８が前記クロスビーム３に縦設され、この第
１ドリル装置８は左右に移動可能に設けられると共に、
その先端に設けた切削具たるドリル９が前記加工領域６
に向かって進退自在に設けられている。また、第２ドリ
ル装置10は、前記コラム２に上下方向に移動可能に設け
られると共に、その先端に設けた切削具たるドリル11が
前記加工領域６に向かって進退自在に設けられている。
さらに各ドリル装置８，10には、各ドリル９，11に向か
って切削液Ｂを霧状に、所謂ミストとして供給するノズ
ル12がそれぞれ設けられている。そして、前記グリッパ
ー７により前記回動ローラ４上を前記Ｈ形鋼Ａが移送さ
れ、かつ所定位置にて停止し、進退する前記左右押え板
５，５により挟着されて位置決めされ、前記ノズル12か
らドリル９，11に切削液Ｂを供給しながら該ドリル９，
11によってＨ形鋼Ａの切削すなわち穿孔が行われるよう
になっている。
【０００７】13は吸引装置たる集塵機であり、この集塵
機13は内部にモータ14とこのモータ14により駆動する吸
引用のファン15を備え、さらに、上部に設けた吸気側た
る吸込口16に、蛇腹状のフィルター17を接続し、前記フ
ァン15により吸引した空気を前記フィルター17を通して
排気側たる排気口18から排気し、そのフィルター17によ
り捕集しかつフィルター17下部の受皿に溜った該切削液
Ｂをドレンパイプ19から排液するようになっている。前
記集塵機13の排気側たる排気口18には、分岐ケース20が
接続され、この分岐ケース20には、３本の可撓性を有す
る吹出管21，22，23が接続され、その内１本の吹出管21
は前記加工領域６の前方に延設され、その先端に設けた
吹出ノズル21Ａは円錐形に拡大形成され、この吹出ノズ
ル21Ａから吹出した空気により、前記加工領域６の前面
側を塞ぐエアーカーテンを形成するようにしており、ま
た、他の２本の吹出管22，23は前記加工領域６の後方に
延設され、それらの先端には吹出ノズル22Ａ，23Ａが設
けられ、これら吹出ノズル22Ａ，23Ａは先端に向かって
幅方向が拡大し、かつ高さ方向が縮小するように形成さ
れ、それら吹出ノズル22Ａ，23Ａから吹出した空気によ
り前記加工領域６の後面を塞ぐエアーカーテンを形成す
るようにしている。さらに、前記集塵機13の吸気側たる
吸引口16には、可撓性を有する吸引管24が接続され、こ
の吸引管24の先端には、略角筒形で先端に向かって拡大
する吸引口たる吸引ノズル24Ａが設けられ、この吸気ノ
ズル24Ａは前記加工領域６の後方から該加工領域６内に
臨んで配設されている。また、前記分岐ケース20には分
岐排気口25が開口して形成されると共に、この分岐排気
口25の開口面積を調整する開口調整蓋26が設けられてい
る。
機13は内部にモータ14とこのモータ14により駆動する吸
引用のファン15を備え、さらに、上部に設けた吸気側た
る吸込口16に、蛇腹状のフィルター17を接続し、前記フ
ァン15により吸引した空気を前記フィルター17を通して
排気側たる排気口18から排気し、そのフィルター17によ
り捕集しかつフィルター17下部の受皿に溜った該切削液
Ｂをドレンパイプ19から排液するようになっている。前
記集塵機13の排気側たる排気口18には、分岐ケース20が
接続され、この分岐ケース20には、３本の可撓性を有す
る吹出管21，22，23が接続され、その内１本の吹出管21
は前記加工領域６の前方に延設され、その先端に設けた
吹出ノズル21Ａは円錐形に拡大形成され、この吹出ノズ
ル21Ａから吹出した空気により、前記加工領域６の前面
側を塞ぐエアーカーテンを形成するようにしており、ま
た、他の２本の吹出管22，23は前記加工領域６の後方に
延設され、それらの先端には吹出ノズル22Ａ，23Ａが設
けられ、これら吹出ノズル22Ａ，23Ａは先端に向かって
幅方向が拡大し、かつ高さ方向が縮小するように形成さ
れ、それら吹出ノズル22Ａ，23Ａから吹出した空気によ
り前記加工領域６の後面を塞ぐエアーカーテンを形成す
るようにしている。さらに、前記集塵機13の吸気側たる
吸引口16には、可撓性を有する吸引管24が接続され、こ
の吸引管24の先端には、略角筒形で先端に向かって拡大
する吸引口たる吸引ノズル24Ａが設けられ、この吸気ノ
ズル24Ａは前記加工領域６の後方から該加工領域６内に
臨んで配設されている。また、前記分岐ケース20には分
岐排気口25が開口して形成されると共に、この分岐排気
口25の開口面積を調整する開口調整蓋26が設けられてい
る。
【０００８】次ぎに上記構成につきその作用を説明する
と、ドリル９，11を用いて切削液Ｂを供給しながらＨ形
鋼Ａの穿孔を行う場合、図示しないスイッチをオンにし
て集塵機13を駆動すると、吸引ノズル24から加工領域６
内の空気が吸引され、一方各吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23
Ａからは空気が吹出され、これにより加工領域６の前後
をエアーカーテンにより包囲して塞ぎ、霧状にして供給
された切削液Ｂの加工領域６外への飛散が及びその切削
液Ｂの蒸発成分の外部への漏れが防止される。この場
合、前記エアーカーテン内の霧状の切削液Ｂを含んだ空
気は、吸引ノズル24Ａから吸引され、集塵機13のフィル
ター17を通って該切削液Ｂ等が分離されてドレンパイプ
19から回収され、清浄な空気だけが排気口18から吹出管
21，22，23へと送られる。また、排気口18に接続した分
岐ケース20には分岐排気口25が設けられているため、排
気口18から排気された空気の一部は該分岐排気口25から
外部に排気される。このため、吹出ノズル21，22，23か
ら吹出される空気に比べて、吸引ノズル24から多くの空
気が吸引されるため、加工領域６空間に負圧が生じ、こ
れにより該加工領域６内の霧状切削液Ｂを逃すことなく
良好に吸引することができる。
と、ドリル９，11を用いて切削液Ｂを供給しながらＨ形
鋼Ａの穿孔を行う場合、図示しないスイッチをオンにし
て集塵機13を駆動すると、吸引ノズル24から加工領域６
内の空気が吸引され、一方各吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23
Ａからは空気が吹出され、これにより加工領域６の前後
をエアーカーテンにより包囲して塞ぎ、霧状にして供給
された切削液Ｂの加工領域６外への飛散が及びその切削
液Ｂの蒸発成分の外部への漏れが防止される。この場
合、前記エアーカーテン内の霧状の切削液Ｂを含んだ空
気は、吸引ノズル24Ａから吸引され、集塵機13のフィル
ター17を通って該切削液Ｂ等が分離されてドレンパイプ
19から回収され、清浄な空気だけが排気口18から吹出管
21，22，23へと送られる。また、排気口18に接続した分
岐ケース20には分岐排気口25が設けられているため、排
気口18から排気された空気の一部は該分岐排気口25から
外部に排気される。このため、吹出ノズル21，22，23か
ら吹出される空気に比べて、吸引ノズル24から多くの空
気が吸引されるため、加工領域６空間に負圧が生じ、こ
れにより該加工領域６内の霧状切削液Ｂを逃すことなく
良好に吸引することができる。
【０００９】このように本実施例では、加工領域６にお
いて切削具たるドリル９，11により加工物たるＨ形鋼Ａ
の切削を行うと共に、そのドリル９，11に切削液Ｂを供
給する切削機において、加工領域６を囲んで設けられた
複数の空気吹出口たる吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23Ａと、
前記加工領域６内に臨んで設けれた空気吸引口たる吸引
ノズル24Ａとを備え、吸引装置たる集塵気13の吸気側で
ある吸込口16に吸引ノズル24Ａを接続すると共に該集塵
機13の排気側たる排気口18に複数の吹出ノズル21Ａ，22
Ａ，23Ａを接続したものであるから、吹出ノズル21Ａ，
22Ａ，23Ａから吹出された空気が加工領域６を囲むエア
ーカーテンとなって切削液Ｂ及び切粉の飛散を防止する
ことでき、作業環境を良好に保つことができ、また、加
工領域６内で霧状になった切削液Ｂを、吸引ノズル24Ａ
から空気と共に吸引して回収することができる。
いて切削具たるドリル９，11により加工物たるＨ形鋼Ａ
の切削を行うと共に、そのドリル９，11に切削液Ｂを供
給する切削機において、加工領域６を囲んで設けられた
複数の空気吹出口たる吹出ノズル21Ａ，22Ａ，23Ａと、
前記加工領域６内に臨んで設けれた空気吸引口たる吸引
ノズル24Ａとを備え、吸引装置たる集塵気13の吸気側で
ある吸込口16に吸引ノズル24Ａを接続すると共に該集塵
機13の排気側たる排気口18に複数の吹出ノズル21Ａ，22
Ａ，23Ａを接続したものであるから、吹出ノズル21Ａ，
22Ａ，23Ａから吹出された空気が加工領域６を囲むエア
ーカーテンとなって切削液Ｂ及び切粉の飛散を防止する
ことでき、作業環境を良好に保つことができ、また、加
工領域６内で霧状になった切削液Ｂを、吸引ノズル24Ａ
から空気と共に吸引して回収することができる。
【００１０】また実施例上の効果として、吸引及び吹出
の動力源として集塵気13を用い、従来無駄にしていたそ
の集塵機13の排気を、吹出ノズル21，22，23から加工領
域６を囲むエアーカーテンとして吹出すように構成した
から、集塵機13の動力を無駄なく使用することができ、
例えば別途のコンプレッサ等によりエアーカーテンを形
成する場合に比べ、装置自体を安価に提供することがで
きる。さらに、その集塵機13には、切削液Ｂを回収可能
なフィルタ17が設けられているため、効率よく切削液Ｂ
を回収することができる。さらにまた、複数の吹出ノズ
ル21Ａ，22Ａ，23Ａの空気吹出量に比べて、吸引ノズル
24からの吸引量が多くなるように構成したから、加工領
域６空間に負圧が生じ、これにより該加工領域６内の霧
状切削液Ｂを逃すことなく良好に吸引することができ、
加工領域６内の空気と共に霧状の切削液Ｂが吸引され、
例えば該切削液Ｂの全供給量の略２〜４割をフィルタ17
により回収することができる。
の動力源として集塵気13を用い、従来無駄にしていたそ
の集塵機13の排気を、吹出ノズル21，22，23から加工領
域６を囲むエアーカーテンとして吹出すように構成した
から、集塵機13の動力を無駄なく使用することができ、
例えば別途のコンプレッサ等によりエアーカーテンを形
成する場合に比べ、装置自体を安価に提供することがで
きる。さらに、その集塵機13には、切削液Ｂを回収可能
なフィルタ17が設けられているため、効率よく切削液Ｂ
を回収することができる。さらにまた、複数の吹出ノズ
ル21Ａ，22Ａ，23Ａの空気吹出量に比べて、吸引ノズル
24からの吸引量が多くなるように構成したから、加工領
域６空間に負圧が生じ、これにより該加工領域６内の霧
状切削液Ｂを逃すことなく良好に吸引することができ、
加工領域６内の空気と共に霧状の切削液Ｂが吸引され、
例えば該切削液Ｂの全供給量の略２〜４割をフィルタ17
により回収することができる。
【００１１】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。例えば切削機は、実施例で示した穴
明け機に限らず旋盤、ボール盤、中ぐり盤、フライス
盤、平削盤、形削盤、立て削盤、ブローチ盤あるは所謂
マシニングセンターなど切削具を用いて加工物の切削を
行う各種装置に適用可能である。また、切削液として
は、水溶性切削油剤や不溶性切削油剤などの各種のもの
を用いることができる。さらに、集塵機はフィルタ式の
ものに限らず電気集塵機など各種タイプのものを用いる
ことができる。
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。例えば切削機は、実施例で示した穴
明け機に限らず旋盤、ボール盤、中ぐり盤、フライス
盤、平削盤、形削盤、立て削盤、ブローチ盤あるは所謂
マシニングセンターなど切削具を用いて加工物の切削を
行う各種装置に適用可能である。また、切削液として
は、水溶性切削油剤や不溶性切削油剤などの各種のもの
を用いることができる。さらに、集塵機はフィルタ式の
ものに限らず電気集塵機など各種タイプのものを用いる
ことができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は加工領域において切削具により
加工物の切削を行うと共に、その切削具に切削液を供給
する切削機において、前記加工領域を囲んで設けられた
複数の空気吹出口と、前記加工領域内に臨んで設けれた
空気吸引口とを備え、吸引装置の吸気側に前記空気吸引
口を接続すると共に該吸引装置の排気側に前記複数の空
気吹出口を接続したものであり、切削液の飛散防止と回
収が可能な切削機を提供することができる。
加工物の切削を行うと共に、その切削具に切削液を供給
する切削機において、前記加工領域を囲んで設けられた
複数の空気吹出口と、前記加工領域内に臨んで設けれた
空気吸引口とを備え、吸引装置の吸気側に前記空気吸引
口を接続すると共に該吸引装置の排気側に前記複数の空
気吹出口を接続したものであり、切削液の飛散防止と回
収が可能な切削機を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略説明図である。
【図２】本発明の一実施例を示す一部切欠き側面図であ
る。
る。
【図３】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図４】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図５】本発明の一実施例を示す集塵機の一部切欠き斜
視図である。
視図である。
９，11 ドリル（切削具） 13 集塵機（吸引装置） 16 吸込口（吸気側） 18 排気口（排気側） 21Ａ，22Ａ，23Ａ 吹出ノズル 24Ａ 吸引ノズル Ａ Ｈ形鋼 Ｂ 切削液
Claims (1)
- 【請求項１】 加工領域において切削具により加工物の
切削を行うと共に、その切削具に切削液を供給する切削
機において、前記加工領域を囲んで設けられた複数の空
気吹出口と、前記加工領域内に臨んで設けれた空気吸引
口とを備え、吸引装置の吸気側に前記空気吸引口を接続
すると共に該吸引装置の排気側に前記複数の空気吹出口
を接続したことを特徴とする切削機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34662292A JPH06190679A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 切削機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34662292A JPH06190679A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 切削機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190679A true JPH06190679A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18384690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34662292A Pending JPH06190679A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 切削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06190679A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11267942A (ja) * | 1998-03-23 | 1999-10-05 | Hookosu Kk | 切削屑飛散防止装置 |
| JP2001353452A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Heiwa Sangyo Kk | 切削剤噴霧装置の噴霧ノズル |
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| CN112171365A (zh) * | 2020-10-26 | 2021-01-05 | 深圳市励东科技发展有限公司 | 一种数控机床用机床排屑清理装置 |
| CN113857932A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-12-31 | 山东雷德数控机械股份有限公司 | 一种用于数控机床的进料口压料装置 |
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1992
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