JP3755478B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機の室外ユニットに関し、特に、電装品箱内へのミスト侵入対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機は、一般に室内ユニットと室外ユニットとを備える。従来の室外ユニットは、図5と図6に示すように、ケーシング1の内部を仕切る仕切板2によって区画された熱交換室3に、室外熱交換器4及び室外熱交換器4の正面側に配置されて外気を送風する送風機5が収納されるとともに、熱交換室3に隣接する機器室6には圧縮機7、膨張弁等が収納されている。また、ケーシング1内部の上方には、熱交換室3と機器室6とに跨って電装品箱8が配置されている。電装品箱8内には、電装品9が装着された基板10が収納されている。
【0003】
電装品箱8には、運転時に温度上昇する電装品9を冷却するために、ケーシング1の一側面側(この場合右側面側)の外気取入口1aの近傍に冷却空気取入口8aが設けられるとともに、熱交換室3側に内部を流通した冷却空気を排出する冷却空気排気口8bが設けられている。また、電装品箱8の熱交換室3側の底壁に開口を形成し、基板10の下面側に取り付けた放熱フィン11を開口から熱交換室3内へ突出させている。このように構成することにより、運転時において、送風機5が回転して熱交換室3は負圧となり、外気がケーシング1の外気取入口1aを介して冷却空気取入口8aから電装品箱8内へ流入して電装品9が冷却され、内部を流通した冷却空気は冷却空気排気口8bから熱交換室3へ排出する。なお、図5と図6において、点線矢印は冷却空気の流れを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の空気調和機の室外ユニットでは、図7と図8に示すように、室外ユニット停止時において、強風で湿度が高いとき(例えば雨天などの場合)に外気が実線矢印のように送風機5の羽根に激しく吹き付けられると、ミストを含む外気が上昇流となって点線矢印のように電装品箱8の排気口8bから内部に侵入し、電装品9まで到達していた。そのため、ミストが電装品9に付着し、電装品9のショート、機能損壊などの事故が発生するおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するものであって、空気調和機の室外ユニットにおいて、風雨などによる電装品箱内へのミストの侵入を抑制することにより、電装品のショートや機能損壊などの事故を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明に係る空気調和機の室外ユニットは、ケーシングの内部を仕切板によって熱交換室とその側方の機器室とに区画し、前記熱交換室に室外熱交換器とこの室外熱交換器の正面側に配置される送風機とを収納し、前記機器室に圧縮機等を収納し、熱交換室から機器室に跨って熱交換室及び機器室の上方に電装品箱を配置し、この電装品箱は、機器室側に開口する冷却空気取入口と、熱交換室の送風機の吸込側に開口する冷却空気排気口とを有する空気調和機の室外ユニットであって、前記冷却空気排気口の冷却空気流通方向の上流側に所定長さの電装品収納部とは区画された排出通路を設け、この排出通路は、水平かつ前後方向に形成され、電装品箱の冷却空気が排出通路に流入する排出通路の入口部が電装品箱の後方底壁部に形成され、排出通路の前端側で冷却空気排気口に連通されているものである。
【0007】
このように構成すれば、室外ユニット停止時において、強風で湿度が高いとき(例えば雨天などの場合)に外気が送風機の羽根に激しく吹き付けられ、ミストを含む外気が上昇流となって電装品箱の冷却空気排気口に侵入しても、ミストを含む外気を電装品収納部と区画された前後方向の排出通路に流すことができる。この排出通路は、電装品箱内の電装品から冷却空気排気口までの距離を長くするよう前後方向に形成され、かつ、冷却空気排気口に侵入するミストを含む外気の上向きの流れを前後方向に変更させるように構成されている。この結果、ミストを含む外気は排出通路流入時の流通抵抗によって失速し、排出通路を流れる間に大部分のミストが外気と分離して排出通路内に落下するので、ミストが電装品まで容易に到達しない。したがって、電装品や基板等にミストが付着することによるショート、機能損壊などの事故等が防止される。
【0008】
また、前記電装品箱は、内部の熱を熱交換室側へ放出する放熱部材を下面に有し、前記排出通路は、放熱部材の側板部を構成部材として形成されているものとしてもよい。
このように構成すれば、放熱部材を電装品箱本体に後付けして排出通路を形成することができるので、排出通路の形成が簡素化されるとともに、放熱部材での放熱効果を向上させることができる。。
【0009】
また、前記排出通路は、排出通路の入口部に電装品箱からの冷却空気の流れ方向を垂直方向にU字形に変更する風向変更部を有するものとしてもよい。
このように構成すれば、一部のミストが排出通路を通過して内部に流入したとしても、ミストの電装品側への侵入を風向変更部によってより一層防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を、図1〜図3を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外ユニットにおける電装品箱の正面断面図であり、図2は同実施の形態における電装品箱の分解図であり、図3は同実施の形態における電装品箱の冷却空気排気口及び排出通路を示す要部の平断面図である。なお、図1の実線矢印と、図3の点線矢印は、冷却空気の流れを示している。
なお、室外ユニットの全体構成は、図5〜図8に示したものと同様であり、その説明を省略する。
【0011】
実施の形態に係る空気調和機の室外ユニットは、図1と図2に示すような電装品箱20を備える。この電装品箱20は、右端側が機器室6に配置され、左端側が熱交換室3に配置されている(図5参照)。運転時において、電装品箱20は、右端部に配置された冷却空気取入口48、49から冷却空気(外気)を取り入れ、電装品収納部に配置された電装品25を冷却した冷却空気を、排出通路51、52、53を通して、冷却空気排気口41、42、46、47から熱交換室側に排出するように構成されている。
【0012】
電装品箱20は、箱本体21と、箱本体21の上方開口部を閉蓋する防滴カバー22と、箱本体21の右側方開口部に開閉可能に取り付けられた端子盤23と、箱本体21の底壁部31の一部を構成して内部の熱を熱交換室側に放出する放熱部材24とからなる。
【0013】
箱本体21は、底壁部31と、底壁部31の外周側に立設された周囲壁部32とを有する。
底壁部31は、左右方向の略中間位置に段部31aを有し、段部31aの右側に低位部31bが、左側に高位部31cが配置されている。
【0014】
底壁部31の低位部31bは、下面の実装面に電装品25が装着された基板26を支持するための支持部33が設けられている。
底壁部31の高位部31cの左端には、下方への小さな段部31dが設けられ、高位部31cの外面側における左右の段部31d、31aの間が放熱部材24を嵌合状に取り付けるための嵌合凹部34とされている。なお、高位部31cには所定形状の開口部35が形成されており、放熱部材24の上面を箱本体21の内部へ露出させるようにしている。
【0015】
また、底壁部31の高位部31cの後端側には、右の段部31a近傍に上下方向に連通孔43が形成されるとともに、左の段部31dの後端側には左右方向に連通孔44、45が形成されている。連通孔43及び連通孔44、45は、後述する排出通路53、52の入口部である。
【0016】
また、底壁部31の高位部31cにおける連通孔44、45近傍の冷却空気流通方向の上流側(右側)には、前後方向に延びる立上壁36からなる風向変更部60が設けられている。つまり、排出通路51の入口部に風向変更部60を設けて、冷却空気の左右方向の流れを垂直なU字形の流れに変更するようにしている。また、段部31dの左側には、周囲壁部32の左側面部32aに沿って前後方向に延びる断面倒立略U字形の立上壁37が設けられている。なお、箱本体21の内面側において、立上壁37と段部31dとの間には前後方向に延びる凹溝部40が形成されている。
また、立上壁37の左側下端部には、前後方向に延びる冷却空気排気口41が形成されるとともに、周囲壁部32の左側面部32aの下端には、前後方向に延びる冷却空気排気口42が形成されている。電装品箱20内の冷却空気の大部分はこの冷却空気排気口41、42から排気される。
【0017】
防滴カバー22は、下面22aの左端部側に前後方向に延びる2本の垂下壁38、39が設けられている。この防滴カバー22の垂下壁38は、箱本体21の上記立上壁36、37の間に対応する位置に配置されるとともに、垂下壁39は、立上壁37と周囲壁部32の左側面部32aの間に対応する位置に配置されている。また、垂下壁38の下端は立上壁36の上端よりも低く配置されるとともに、垂下壁39の下端は垂下壁38の下端よりも高く配置されている。なお、垂下壁38、39の前後方向の長さ寸法は、冷却空気排気口41、42が配置された箱本体21内側の前後幅寸法と略等しくされている。
【0018】
冷却空気を冷却空気排気口41、42へ送る排出通路51には、右から左に向って立上壁36、垂下壁38、立上壁37、垂下壁39の順で交互に配置されている。これらの立上壁36、37及び垂下壁38、39によって、排出通路51を流通する冷却空気の左右方向の流れを垂直なU字形の流れに変更する風向変更部61が構成されている。
【0019】
放熱部材24は、複数の放熱フィン24aを下面に有する矩形状の平板部24bと、平板部24bの左右端に垂設された前後方向に延びる断面L字形の側板部24c、24dとを有している。箱本体21の嵌合凹部34に取り付けられた放熱部材24は、平板部24bが嵌合凹部34の奥の面部に当接し、左右の側板部24c、24dの水平突出状の端部が嵌合凹部34の左右の側壁(段部31d、31a)に当接する。
【0020】
このように放熱部材24が嵌合凹部34に取り付けられることにより、放熱部材24の側板部24c、24dと嵌合凹部34の側壁(段部31d、31a)と嵌合凹部34の奥の面部(底壁部31)とによって、電装品収納部と区画された前後方向の排出通路52、53が形成される。この排出通路52、53は、箱本体21の底壁部31によって電装品収納部と区画されている。そして、排出通路52、53の前端側は開口して冷却空気排気口46、47が形成されている。また、排出通路52の後端側は連通孔44、45を介して箱本体21内と連通し、排出通路53の後端側は連通孔43を介して箱本体21内と連通している。なお、排出通路52、53の後端部は、周囲壁部32の後面部32cの下端によって閉じられるが、僅かに隙間を空けて排出通路52、53を通る外気を熱交換室3側へ逃がすようにしてもよい。
【0021】
端子盤23は、ハーネス(電線)によって箱本体21内に収納された基板26と電気的に接続されるものである。端子盤23は、その下部の前後端面に枢支軸23aを有し、箱本体21の周囲壁部32の前後面部32b、32cに設けられた凹部32dに枢支軸23aが挿入されて、箱本体21の側方開口部を枢支軸23a廻りに開閉可能として取り付けられる。そして、端子盤23が閉じた状態において、端子盤23の上下に箱本体21との隙間が形成され、この隙間が冷却空気取入口48、49とされている。
【0022】
次に、図1と図3から室外ユニット運転時における冷却空気の流れを説明する。冷却空気(外気)は、電装品箱20の冷却空気取入口48、49から内部に流入する。
そして、電装品収納部の電装品25を冷却した冷却空気の一部は、左右方向の流れを上下方向の流れに変えて連通孔43に流入し、さらに流れを前後方向に変えて(底壁部31によって電装品収納部と区画された)排出通路53に流入し、冷却空気排気口47から下方の熱交換室内へ流出する。
一方、連通孔43に流入しない冷却空気は、放熱部材24上方を通過し、その一部は流れを倒立U字形(下方に開放したU字形)に曲げて立上壁36からなる風向変更部60を越え、上方から下方の連通孔44、45に流入し、さらに流れを前後方向に変えて(底壁部31によって電装品収納部と区画された)排出通路52に流入し、冷却空気排気口46から下方の熱交換室内へ流出する。
また、連通孔44、45に流入しない冷却空気の一部は、排出通路51の風向変更部61における立上壁36と垂下壁38の間、垂下壁38と立上壁37の間、及び立上壁37と周囲壁部23の間を略S字形に流れ、他の冷却空気は立上壁36の前方を通って垂下壁38と立上壁37の間、及び立上壁37と周囲壁部23の間を倒立U字形に流れて、それぞれ冷却空気排気口41、42から下方の熱交換室内へ流出する。
【0023】
冷却空気取入口43、44から電装品箱20内に流入して右から左へ流れる冷却空気は、上述のように排出通路51、52、52にて流れを変えて各冷却空気排気口41、42、52、53から熱交換室内へ流出する。したがって、室外ユニット停止時において、例えば雨水が強風によって送風機の羽根に前方から激しく当たることにより、ミストを含む外気が上昇流となって各冷却空気排気口41、42、52、53から各排出通路51、52、53内に流入する場合は、ミストを含む外気が冷却空気とは概ね逆の流通経路をたどることとなる。
【0024】
図4は、同実施の形態の停止時における電装品箱内へ侵入するミストを含む外気の流れを説明する要部の正面断面図であり、この図4から各冷却空気排気口41、42、52、53に侵入するミストの流れを具体的に説明する。なお、図4の実線矢印はミストの流れを示している。
【0025】
電装品箱20の冷却空気排気口41、42に侵入したミストを含む外気は、風向変更部61によって流れが変更されながら排出通路51を流れる。この排出通路51でのミストを含む外気は、周囲壁部32と立上壁37の間を上方へ向って流れ、周囲壁部32の内面と防滴カバー22の下面と垂下壁38とで囲まれたスペースに入り、垂下壁39及び垂下壁38等に衝突して流れが下方へU字形に曲がる。このとき、一部のミストが外気から遠心分離して排出通路51内面(周囲壁部32の内面、防滴カバー22の下面、垂下壁38、39等)に付着する。また、ミストを含む外気の流速は急激に減衰し、ミストの大部分は重力の作用によって垂下壁38に沿って下方に流れて立上壁37と段部31dの間の凹溝部40に落下する。なお、凹溝部40側から立上壁36に沿って上方へ流れを変える一部のミストは、立上壁36によって電装品25側への流入が阻止される。
【0026】
このように、排出通路51に風向変更部61を設けることによって、冷却空気排気口41、42から排出通路51に侵入するミストを含む外気の流れを上向きから下向きへ、下向きから上向きへと逆方向に強制的に変更させ、かつ、排出通路51が長く形成されるので、ミストは排出通路51において流れがU字形に曲がる際の遠心分離と重力の作用による落下によって分離される。したがって、電装品へのミストの到達を効果的に防止することができる。
【0027】
一方、電装品箱20の冷却空気排気口46に侵入するミストを含む外気は、上下方向の流れが前後方向の流れに変わるため、失速して排出通路52に流入する。そして、ミストの大部分は排出通路52を通過する間に重力の作用により分離して排出通路52の内面(放熱部材24の側板部24cの外面、段部31dの外面等)に付着する。また、電装品箱20の冷却空気排気口47に侵入するミストを含む外気の場合も、上下方向の流れが前後方向の流れに変わるため、失速して排出通路53に流入する。そして、ミストの大部分は排出通路53を通過する間に重力の作用により分離して排出通路53の内面(放熱部材24の側板部24dの外面、段部31aの外面等)に付着する。なお、排出通路52側においては、一部のミストが連通孔44、45から箱本体21内部に流入したとしても、立上壁36(排出通路52の入口部の風向変更部60)によってミストが電装品25側へ流れないよう防止されている。
【0028】
このように、排出通路52、53を前後方向に形成することにより、排出通路52、53を長く形成することができるとともに、ミストを含む外気の流れが直角に変更されるので、失速したミストの大部分が重力の作用によって落下して排出通路52、53内面に付着するため、電装品へのミストの到達を効果的に防止することができる。また、放熱部材24を箱本体21に後付けして排出通路52、53を形成することができるので、排出通路52、53の形成が簡素化するとともに、排出通路52、53を流通する冷却空気によって放熱部材24の放熱効果が向上する。
【0029】
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、電装品箱20内における放熱部材24の上面に、発熱量の多い電装品を設置するようにしてもよい。この場合も、電装品から各冷却空気排気口41、42、46、47までの間に設けた排出通路41、42、52、53によるミスト侵入抑制作用によって、ミストによる電装品のショート、機能損壊等の事故が防止される。
【0030】
【発明の効果】
本発明に係る空気調和機の室外ユニットによれば、室外ユニット停止時において、強風で湿度が高いとき(例えば雨天などの場合)に外気が送風機の羽根に激しく吹き付けられ、ミストを含む外気が上昇流となって電装品箱の冷却空気排気口に侵入しても、ミストを含む外気を電装品収納部と区画された前後方向の排出通路に流すことができる。この結果、ミストを含む外気は排出通路流入時の流通抵抗によって失速し、排出通路を流れる間に大部分のミストが外気と分離して排出通路内に落下するので、ミストが電装品まで容易に到達しない。したがって、電装品や基板等にミストが付着することによるショート、機能損壊などの事故等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外ユニットにおける電装品箱の正面断面図である。
【図2】同実施の形態における電装品箱の分解図である。
【図3】同実施の形態における電装品箱の冷却空気排気口及び排出通路を示す要部の平断面図である。
【図4】同実施の形態の停止時における電装品箱内へ侵入するミストの流れを説明する要部の正面断面図である。
【図5】従来の空気調和機の室外ユニットの正面側から見た概略構成図であって、運転時の冷却空気の流れを表したものである。
【図6】従来の空気調和機の室外ユニットの側面側から見た概略構成図であって、運転時の冷却空気の流れを表したものである。
【図7】従来の空気調和機の室外ユニットの停止時におけるミストの流れを正面側から見た説明図である。
【図8】従来の空気調和機の室外ユニットの停止時におけるミストの流れを側面側から見た説明図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 仕切板
3 熱交換室
4 室外熱交換器
5 送風機
6 機器室
7 圧縮機
20 電装品箱
24 放熱部材
24c 側板部
24d 側板部
31 底壁部
46 冷却空気排気口
47 冷却空気排気口
48 冷却空気取入口
49 冷却空気取入口
52 排出通路
53 排出通路
60 風向変更部

Claims (3)

  1. ケーシングの内部を仕切板によって熱交換室とその側方の機器室とに区画し、前記熱交換室に室外熱交換器とこの室外熱交換器の正面側に配置される送風機とを収納し、前記機器室に圧縮機等を収納し、熱交換室から機器室に跨って熱交換室及び機器室の上方に電装品箱を配置し、この電装品箱は、機器室側に開口する冷却空気取入口と、熱交換室の送風機の吸込側に開口する冷却空気排気口とを有する空気調和機の室外ユニットであって、前記冷却空気排気口の冷却空気流通方向の上流側に所定長さの電装品収納部とは区画された排出通路を設け、この排出通路は、水平かつ前後方向に形成され、電装品箱の冷却空気が排出通路に流入する排出通路の入口部が電装品箱の後方底壁部に形成され、排出通路の前端側で冷却空気排気口に連通されていることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 前記電装品箱は、内部の熱を熱交換室側へ放出する放熱部材を下面に有し、前記排出通路は、放熱部材の側板部を構成部材として形成されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
  3. 前記排出通路は、排出通路の入口部に電装品箱からの冷却空気の流れ方向を垂直方向にU字形に変更する風向変更部を有する請求項1又は2記載の空気調和機の室外ユニット。
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