JP2506180Y2 - 冷凍回路のコンデンシングユニット - Google Patents

冷凍回路のコンデンシングユニット

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JP2506180Y2
JP2506180Y2 JP8276291U JP8276291U JP2506180Y2 JP 2506180 Y2 JP2506180 Y2 JP 2506180Y2 JP 8276291 U JP8276291 U JP 8276291U JP 8276291 U JP8276291 U JP 8276291U JP 2506180 Y2 JP2506180 Y2 JP 2506180Y2
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JP
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compressor
air
condenser
fan motor
guide plate
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JP8276291U
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剛 本田
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷凍回路のコンデンシ
ングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍回路のコンデンシングユニットにお
いては、一般に、凝縮器とファンモータと圧縮機が順次
直列に配置され、ファンモータの作動により凝縮器を通
して吸引された空気が圧縮機の周囲を通過して流れるよ
うになっていて、例えば実開昭63−192876号公
報に示されているように、凝縮器を通過した空気が圧縮
機に向けて流れるように凝縮器のファンモータ側端部か
ら圧縮機の手前にまで延在する風向板(ファンモータの
側方にあってファンモータの軸と平行な上流部と圧縮機
の手前にあって横置形の圧縮機に空気が垂直に当たるよ
うに設けられた下流部からなる)が配設されている。ま
た、当該ユニットにおいては、凝縮器の前にエアフィル
タが配設されることがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、凝縮器の前
にエアフィルタが配設されてなる冷凍回路のコンデンシ
ングユニットにおいては、エアフィルタが目詰まりして
いない状態ではファンモータの作動によりエアフィルタ
と凝縮器を通して多量の空気が吸引されるため、上記公
報の風向板が設けてあれば空気が圧縮機に向けて流れる
(なお、風向板は圧縮機の手前までしか延在していない
ため、風向板に沿って流れる空気が全て圧縮機の周囲を
通過して流れることはなく、圧縮機を効率よく冷却する
ことはできない)ものの、エアフィルタがひどく目詰ま
りしてエアフィルタと凝縮器を通して空気が殆ど吸引さ
れなくなると、ファンモータにおけるファンの周囲にて
ファンの外周部から吹き出された空気がファンの中心部
から吸い込まれて循環するようになり、上記公報の風向
板が設けてあっても、ファンの外周部から吹き出された
空気は上記風向板の上流部に当たって跳ね返り下流に殆
ど偏向されることがなくて、圧縮機に当たる空気量が激
減し圧縮機の異常過熱を招く。本考案は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、エアフィルタがひど
く目詰まりしたときにも、ファンモータから吹き出され
る空気が圧縮機に十分当たるようにして、圧縮機が効率
よく冷却されるようにすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案においては、エアフィルタと凝縮器とフ
ァンモータと圧縮機が順次直列に配置され、ファンモー
タの作動によりエアフィルタと凝縮器を通して吸引され
た空気が圧縮機の周囲を通過して流れるようにした冷凍
回路のコンデンシングユニットにおいて、前記凝縮器の
前記ファンモータ側端部から前記圧縮機の側方にまで延
在する風案内板を下流に向けて開くようにして配設し
た。この場合において、前記風案内板を放熱可能な伝熱
材料にて形成するのが望ましい。
【0005】
【考案の作用・効果】本考案においては、風案内板が凝
縮器のファンモータ側端部から圧縮機の側方にまで延在
する構成であるため、エアフィルタが目詰まりしていな
い状態でファンモータの作動によりエアフィルタと凝縮
器を通して吸引された多量の空気は風案内板に沿って流
れ、この風案内板に沿って流れた空気は全て圧縮機の周
囲を通過するため、圧縮機が高効率にて冷却される。ま
た、エアフィルタがひどく目詰まりしてエアフィルタと
凝縮器を通して空気が殆ど吸引されなくなると、ファン
モータにおけるファンの周囲にてファンの外周部から吹
き出された空気がファンの中心部から吸い込まれて循環
するようになるが、ファンの外周部から吹き出された空
気は下流に向けて開く風案内板に当たって斜めに跳ね返
り下流に偏向されるため、空気循環経路が下流に延びた
形状となって圧縮機の側部から前部に沿って空気が流れ
るようになり、この空気によって圧縮機が冷却されて圧
縮機の異常過熱が防止される。なお、風案内板を放熱可
能な伝熱材料にて形成した場合には、上記空気循環経路
に沿って流れる空気の熱を風案内板全体に伝えて放熱す
ることができるため、圧縮機の冷却効率を高めることが
できる。
【0006】
【実施例】以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図4は自動製氷機における冷凍回路の
コンデンシングユニットに本考案を実施した例を示して
いて、このコンデンシングユニットにおいては、ハウジ
ング11内に配設した電装箱(コントロールボックス)
30の一側にエアフィルタ21と凝縮器22とファンモ
ータ23と圧縮機24が順次直列に配置され、ファンモ
ータ23の作動によりハウジング11の前面に設けた流
入口11aからエアフィルタ21と凝縮器22を通して
吸引された空気が圧縮機24の周囲を通過してハウジン
グ11の後面に設けた流出口11bからハウジング11
外へ流れるようになっている。なお、エアフィルタ21
は、ハウジング11の流入口11aに通気可能な窓枠1
2とともに組付けられていて、凝縮器22に流れる空気
からほこり等を除去して凝縮器22への付着を防止す
る。また、ハウジング11の流出口11bには通気可能
なカバー13が取付けられている。
【0007】また、このコンデンシングユニットにおい
ては、凝縮器22の一側(電装箱30が配設されている
側)に凝縮器22のファンモータ23側端部から圧縮機
24の後端側方(中間部側方まででもよい)にまで延在
する風案内板25が下流に向けて開くようにして配設さ
れており、この風案内板25は放熱可能な伝熱材料(例
えば、亜鉛鉄板)にて形成されている。
【0008】上記のように構成した本実施例において
は、風案内板25が凝縮器22のファンモータ23側端
部から圧縮機24の後端側方にまで延在する構成である
ため、エアフィルタ21が目詰まりしていない状態でフ
ァンモータ23の作動によりエアフィルタ21と凝縮器
22を通して吸引された多量の空気はハウジング11の
側壁11cと風案内板25に沿って流れ、この側壁11
cと風案内板25に沿って流れた空気は全て圧縮機24
の周囲を通過するため、圧縮機24が高効率にて冷却さ
れる。
【0009】また、エアフィルタ21がひどく目詰まり
してエアフィルタ21と凝縮器22を通して空気が殆ど
吸引されなくなると、図4にて示したように、ファンモ
ータ23におけるファン23aの周囲にてファン23a
の外周部から吹き出された空気がファン23aの中心部
から吸い込まれて循環するようになるが、風案内板25
が配設されている側にてファン23aの外周部から吹き
出された空気は下流に向けて開く風案内板25に当たっ
て斜めに跳ね返り下流に偏向されるため、空気循環経路
が下流に延びた形状となって圧縮機24の側部から前部
に沿って空気が流れるようになり、この空気によって圧
縮機24が冷却されて圧縮機24の異常過熱が防止され
る。しかも、風案内板25が放熱可能な伝熱材料にて形
成されているため、上記空気循環経路に沿って流れる空
気の熱を風案内板25全体に伝えて放熱することができ
て、圧縮機24の冷却効率を高めることができる。
【0010】上記実施例においては、風案内板25を一
側にのみ設けて本考案を実施したが、エアフィルタ21
がひどく目詰まりしたときの圧縮機24の冷却効率を更
に向上させる必要がある場合には、他側にも風案内板を
設けて実施するのが望ましい。また、上記実施例におい
ては、ハウジング11の前方に設けた流入口11aから
吸気されてハウジング11の後方に設けた流出口11b
から排気されるようにしたが、ハウジング11の側壁1
1c後方部位にも流出口を設けてこの流出口からも排気
されるようにして排気効率を高めることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す部分破断正面図であ
る。
【図2】 同部分破断背面図である。
【図3】 同横断平面図である。
【図4】 エアフィルタ目詰まり時の作動説明図であ
る。
【符号の説明】
21…エアフィルタ、22…凝縮器、23…ファンモー
タ、23a…ファン、24…圧縮機、25…風案内板。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアフィルタと凝縮器とファンモータと
    圧縮機が順次直列に配置され、ファンモータの作動によ
    りエアフィルタと凝縮器を通して吸引された空気が圧縮
    機の周囲を通過して流れるようにした冷凍回路のコンデ
    ンシングユニットにおいて、前記凝縮器の前記ファンモ
    ータ側端部から前記圧縮機の側方にまで延在する風案内
    板を下流に向けて開くようにして配設したことを特徴と
    する冷凍回路のコンデンシングユニット。
  2. 【請求項2】 前記風案内板を放熱可能な伝熱材料にて
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の冷凍回路の
    コンデンシングユニット。
JP8276291U 1991-10-11 1991-10-11 冷凍回路のコンデンシングユニット Expired - Lifetime JP2506180Y2 (ja)

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JP8276291U JP2506180Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 冷凍回路のコンデンシングユニット

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JP8276291U JP2506180Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 冷凍回路のコンデンシングユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0536277U JPH0536277U (ja) 1993-05-18
JP2506180Y2 true JP2506180Y2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=13783459

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JP8276291U Expired - Lifetime JP2506180Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 冷凍回路のコンデンシングユニット

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KR20000073925A (ko) * 1999-05-15 2000-12-05 윤종용 김치냉장고
JP5754917B2 (ja) * 2010-11-05 2015-07-29 三菱重工業株式会社 車両輸送用冷凍ユニット

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JPH0536277U (ja) 1993-05-18

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