JP2000046376A - 室外ユニット及び空気調和機 - Google Patents

室外ユニット及び空気調和機

Info

Publication number
JP2000046376A
JP2000046376A JP10211616A JP21161698A JP2000046376A JP 2000046376 A JP2000046376 A JP 2000046376A JP 10211616 A JP10211616 A JP 10211616A JP 21161698 A JP21161698 A JP 21161698A JP 2000046376 A JP2000046376 A JP 2000046376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
outdoor
outdoor unit
refrigerant
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10211616A
Other languages
English (en)
Inventor
裕宣 ▲くわ▼山
Hironobu Kuwayama
Shigeyuki Nobori
繁幸 登
Kunihiro Kobayashi
国浩 小林
Takashi Goto
隆司 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10211616A priority Critical patent/JP2000046376A/ja
Publication of JP2000046376A publication Critical patent/JP2000046376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワートランジスタの放熱をより促すような
収容箱を備えた制御部をもつ室外ユニット及び空気調和
機を提供する。 【解決手段】 室外ユニット20内に備えられる制御部
20gは、パワートランジスタPをはじめとする各種電
気回路素子と、これら電気回路素子を雨水から遮るため
の収容箱Bとにより構成されている。パワートランジス
タPには、放熱フィンFが備えられている。放熱フィン
Fは、パワートランジスタPに面付けされる基礎板1
と、この基礎板1両面に立設された複数の放熱板2とに
より構成されている。すなわち、放熱板2の一部は、収
容箱B内部方向に伸びている。また、収容箱B左方端か
つ下方の部位には通風孔Bhが形成されるとともに、同
右方には開口部Baが形成されている。すなわち収容箱
B内部には、プロペラファン20cの回転により、開口
部Baから通風孔Bhに向かって風が吹き抜ける通風路
が形成されていることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房又は冷房によ
り快適な室内環境を提供する空気調和機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は、室内ユニット及び室外ユ
ニットの二つの大きな構成要素からなっている。これら
それぞれには、冷媒と室内気との間及び冷媒と室外気と
の間における熱交換を行う室内熱交換器及び室外熱交換
器が備えられている。
【0003】これら室内熱交換器及び室外熱交換器は、
他に圧縮機、膨張弁等の要素を加えて冷媒回路を構成す
る要素になっている。冷媒はこの回路を物理的に循環す
ることで、熱的にも高温高圧気体、低温低圧気体、高温
高圧液体、低温低圧液体という状態変化の循環プロセス
を辿り、室内の冷暖房を実現することになる。なお、こ
の室内の冷暖房は、直接的には前記室内熱交換器内の冷
媒と室内気との熱交換により実現されることになる。
【0004】ちなみに、暖房は、圧縮機で高温高圧の気
体とされた気体冷媒を室内熱交換器に送出して、当該冷
媒と室内気との間で熱交換を行うことにより実現され
る。また冷房は、高温高圧の気体冷媒を室外熱交換器に
送出して室外気と熱交換させて高温高圧の液冷媒とし、
これをさらに膨張弁に通すことで低温低圧化させて室内
熱交換器に送出し、この冷媒と室内気との間で熱交換を
行うことにより実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記室外ユ
ニットには、当該室外ユニットに関する動作制御等を行
う制御部が備えられている。この制御部は、収容箱内に
各種電気回路素子が収められた形態で構成されている
が、当該電気回路素子のうちで中心的な役割を担うもの
の一つが、パワートランジスタである。
【0006】このパワートランジスタは運転時に多量の
熱を発生する。この熱を放置しておくとパワートランジ
スタ自身の動作不良を招くばかりでなく、周囲の電気回
路素子にも悪影響を与える。したがって、熱を放散させ
るような手段が必要となる。パワートランジスタPに
は、この熱の放散を目的として、図4に示すように放熱
フィンFが備えられている。放熱フィンFは、パワート
ランジスタPに面付けで密着する基礎板1と、この基礎
板1の両面に立設された複数の放熱板2とを備えた構成
となっている。放熱フィンFはパワートランジスタPか
ら発せられた熱を吸収するとともに、収容箱B外に突き
出された各放熱板2間を抜ける空気により冷やされる。
これによりパワートランジスタPの放熱を行うものであ
る。
【0007】ところが、パワートランジスタP周囲にこ
もる熱は相当量に達するため、上記放熱フィンFのみに
よる熱の放散では十分であるとはいえず、さらなる放熱
性能の向上が望まれている現状にある。特に前記収容箱
B内の温度は相当上昇するものと考えられる。また、夏
期等、外部温度が比較的高い場合には、上記した熱の問
題はより明らかに認められる。パワートランジスタPの
安定した動作を保つためには、このような状況でも十分
な放熱を促さなければならない。万一パワートランジス
タPの動作不良が発生した場合には、室外ユニット、空
気調和機の動作にも影響を及ぼすことが考えられるため
である。
【0008】ところで、上記のような事態を回避しよう
と、放熱フィンFの性能を向上させる目的において、一
般的に放熱板2の枚数を増加させるという方策が考えら
れるが、この場合、放熱フィンFが大型化してしまい、
制御部を構成する収容箱B内における各機器及び装置の
配置に関する自由度が奪われてしまうという問題があっ
た。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、パワートランジスタの放
熱をより促すような収容箱を備えた制御部をもつ室外ユ
ニット及び空気調和機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために以下の手段をとった。すなわち、請求項
1の室外ユニットは、室外熱交換器と、該室外熱交換器
又は室内熱交換器に高温高圧の気体冷媒を送出する圧縮
機と、各種電気回路素子と該電気回路素子をその内部に
収容するとともに通風路が形成された収容箱とにより構
成されている制御部とが備えられていることを特徴とす
るものである。
【0011】これによれば、収容箱内部には、通風路を
通って新たな空気が常に供給されることになる。すなわ
ち、電気回路素子上を風が吹き抜けることが可能とな
る。したがって、前記電気回路素子に放熱フィンが取り
付けられている場合等は、特にその放熱フィンの放熱性
能の向上が図れることになる。
【0012】また請求項2記載の空気調和機は、室外熱
交換器と、該室外熱交換器又は室内熱交換器に高温高圧
の気体冷媒を送出する圧縮機と、各種電気回路素子と該
電気回路素子を収め通風路が形成されている収容箱とに
より構成された制御部とを備えている室外ユニットと、
吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すた
めのファンと、前記室内気と前記室外ユニットから供給
された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器とを備え
た室内ユニットとを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0013】この空気調和機は、請求項1記載の室外ユ
ニットを備えたものであると言うことができる。すなわ
ち、本空気調和機は、制御部における電気回路素子から
発する熱を外部へと効率的に放散することによって、室
外ユニットの安定した動作が保障されるという作用を有
した空気調和機であるということがいえる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態に
ついて、図を参照して説明する。図1は空気調和機の全
体構成を示す説明図である。空気調和機は、室内ユニッ
ト10及び室外ユニット20から構成されている。これ
ら室内ユニット10及び室外ユニット20は、冷媒が導
通する冷媒配管30や図示しない電気配線等により接続
されている。冷媒配管30は2本備えられており、冷媒
は、その一方において室内ユニット10から室外ユニッ
ト20へ、また他方において室外ユニット20から室内
ユニット10へと流れることになる。
【0015】室内ユニット10は、ベース11と前面パ
ネル12とが一体的に構成されたものとなっている。ベ
ース11にはプレートフィンチューブ型の室内熱交換
器、略円筒形状のクロスフローファン(ファン)等の各
種機器が備えられている。なお、これらはともに図示さ
れていない。ベース11には、この他室内ユニット10
に関する動作制御等を行う、各種電気回路素子から構成
されたコントロール部11aが備えられている。コント
ロール部11aには運転状況やエラーモードを表示する
ための適当なインジケータ11bが備えられている。こ
のインジケータ11bは、前面パネル12に設けられた
透視部12aにより、外部から確認可能となっている。
なお、ベース11の後方には、据え付け板13が備えら
れ、これにより室内ユニット10を室内の壁等に設置す
ることが可能となっている。
【0016】前面パネル12には、吸込グリル(吸込
口)12bが前面及び上面のそれぞれに形成されてい
る。室内の空気は、これら吸込グリル12bにより多方
向から室内ユニット10内に吸い込まれるようになって
いる。ちなみに、吸込グリル12bの背後にはエアフィ
ルタ12cが備えられており、吸い込まれた空気等の粉
塵を除く働きをしている。また、前面パネル12には、
その下方に吹出口12dが形成されており、ここから暖
められた空気あるいは冷やされた空気が吹き出されるよ
うになっている。なお、この空気吸込及び空気吹出は、
前記クロスフローファンが回転することによって行われ
る。
【0017】室外ユニット20には、筐体20a内に室
外熱交換器20b、プロペラファン20c、圧縮機20
f、制御部20g等が備えられている。室外熱交換器2
0bは、周囲に多数のコルゲートフィンを備えた冷媒配
管により構成されており、冷媒と室外気との熱交換を実
現するためのものである。プロペラファン20cは、筐
体20a内に背面から前面へと抜ける風を生じさせるこ
とにより新たな空気を常に筐体20a内に取り込んで、
熱交換効率の向上を図るために設けられている。
【0018】なお、前記室外熱交換器20b及びプロペ
ラファン20cが外部と向き合う筐体20a面には、そ
れぞれフィンガード20d及びファンガード20eが設
けられている。フィンガード20dは、前記コルゲート
フィンが外部からの不意の衝撃により破損することなど
がないように設けられているものである。ファンガード
20eも、これと同様にプロペラファン20cを外部衝
撃から保護することを一つの目的とするとともに、外気
に含まれる粉塵等を筐体20a内に取り込ませないこと
を目的として備えられているものである。
【0019】圧縮機20fは、低温低圧の気体冷媒を、
高温高圧の気体冷媒に変換して吐出するものであり、冷
媒回路を構成する部品の中では最も中心的な働きを担う
ものである。ちなみに冷媒回路とは、この圧縮機20f
に加えて、上記した室内熱交換器、室外熱交換器20
b、冷媒配管30、膨張弁、及び冷媒の流れ方向を規定
する四方弁(膨張弁及び四方弁は共に不図示)等から概
略構成され、冷媒を室内ユニット10と室外ユニット2
0との間で循環させる回路である。
【0020】制御部20gは、前記プロペラファン20
c、圧縮機20f、その他室外ユニット20に備えられ
た各種機器に関する動作制御等を行うもので、各種電気
回路素子から構成されているものである。
【0021】室外ユニット20には、上記の他、筐体2
0aを支持するとともに外部振動等の影響を回避するた
め、台座20hが備えられている。また、前記圧縮機2
0fに近い筐体20aの壁は、前記圧縮機20fのメン
テナンス等を実施するため取り外し可能なパネル20i
を備えたものとなっている。
【0022】以下では、これらの構成となる空気調和機
の作用について、暖房運転時及び冷房運転時のそれぞれ
の場合に分けて説明する。まず、暖房運転時には、圧縮
機20fで高温高圧の気体とされた冷媒は、冷媒配管3
0を通り室内ユニット10における図示しない室内熱交
換器に送られる。室内ユニット10内では、クロスフロ
ーファンにより吸込グリル12bから取り込まれた室内
気に対して、室内熱交換器を通過する高温高圧の気体冷
媒から熱が与えられる。このことにより、前面パネル1
2下方の吹出口12dから温風が吹き出されることにな
る。また同時に、高温高圧の気体冷媒は、前記室内熱交
換器において凝縮液化し、高温高圧の液冷媒となる。
【0023】この高温高圧の液冷媒は、再び冷媒配管3
0を通って室外ユニット20における室外熱交換器20
bに送られる。室外ユニット20では、プロペラファン
20cにより筐体20a内に取り込まれた新しい室外気
から、室外熱交換器20bを通過する高温高圧の液冷媒
が熱を奪うことになる。高温高圧の液冷媒は、このこと
により蒸発気化して低温低圧の気体冷媒となる。これが
再び圧縮機20fに送出され、上記過程を繰り返すこと
になる。
【0024】冷房運転時には、冷媒は上記とは逆方向に
冷媒回路中を流れる。すなわち、圧縮機20fで高温高
圧の気体とされた冷媒が、冷媒配管30を通過して室外
熱交換器20bに送られ、室外気に熱を与えて凝縮液化
し高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷媒は、
図示しない膨張弁を通過して低温低圧の液冷媒となり、
再び冷媒配管30を通り図示しない室内熱交換器に送ら
れる。低温低圧の液冷媒は、ここで室内気から熱を奪っ
て当該室内気を冷却するとともに、冷媒自身は蒸発気化
して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び圧縮機20
fに送出され、上記過程を繰り返すことになる。
【0025】これらの運転は、室内ユニット10内に収
められたコントロール部11a及び室外ユニット20内
に収められた制御部20gが協調することによって制御
される。
【0026】以下では、本発明の特徴的部分について説
明する。室外ユニット20内に収められている前記制御
部20gは、先述した通り各種電気回路素子により構成
されており、その全体は、図2に示すように収容箱B内
に収められる形態となっている。この収容箱Bは、前記
電気回路素子が雨水から遮られることを第一義の目的と
して設けられているものである。前記電気回路素子の内
の一つには、パワートランジスタ(電気回路素子)Pが
ある。パワートランジスタPには、その上面に密着する
ように電気回路素子用放熱フィンF(以下放熱フィンと
略す)が取り付けられている。放熱フィンFは、パワー
トランジスタPから発生する熱を吸収するとともに、当
該熱を外部に放散するために設けられているものであ
る。
【0027】放熱フィンFは、図2に示すように、パワ
ートランジスタP上面に密着する基礎板1と、その基礎
板1の両面に立設された複数の放熱板2とが備えられた
構成となっている。各放熱板2は、図2に示すように、
基礎板1の一面に備えられたものが前記収容箱B内部に
向かって伸びた状態で並び、基礎板1他面に備えられた
ものが収容箱B外下方に突き出すように並んだ状態とな
っている。ちなみに、本実施形態における放熱フィンF
は、熱拡散率が大きくかつ軽量であるという特性を備え
たアルミニウムにより構成されている。
【0028】前記収容箱Bの左方端部には、下方に向か
って開とされた通風孔Bhが形成されている。収容箱B
内部は、この通風孔Bhと収容箱B右方の開口部Baと
によって、外部と完全に連通している。すなわち、収容
箱B内部には、通風孔Bhと開口部Baとを結ぶ通風路
が形成されている。通風孔Bhの近傍には、収容箱B内
部に向けて立て板Bcが配置され、風の排出路Brが形
成されている。また、この排出路Brの途中には、雨水
の進入を防ぐための遮蔽板Bsが設けられている。
【0029】上記した制御部20gは、図1に示すよう
に室外ユニット20の筐体20a内に収められる。収容
箱B右方には、先述した開口部Baが形成されていると
ともに、パネル20i上方には、この開口部Baに位置
的に対応するように風穴20jが形成されている。この
風穴20j及び開口部Baからは、プロペラファン20
cが回転することによって空気が流入することになり、
通風孔Bhを通って排出される。すなわち、収容箱B内
における前記通風路を風が通り抜けることになる。そし
て、この風は放熱板2間を通り抜けることになるから、
パワートランジスタPの熱放散が促されることになる。
【0030】以下連続して、風穴20j及び開口部Ba
から進入した風は、収容箱B左方の通風孔Bhから吹き
抜けることになる。したがって、収容箱B内には常に新
しい空気が導入されることになり、放熱フィンFの放熱
性能は向上することになる。これにともない、パワート
ランジスタPは速やかに熱を放散させることが可能で常
に安定した動作を行うことができる。このことは、当該
パワートランジスタPを備えた制御部20gをもつ室外
ユニット20の安定した動作、ひいては空気調和機の安
定した動作に寄与することが明白である。なお、排出路
Brには、上述したように遮蔽板Bsが設けられている
ことから、収容箱B本来の目的である雨水進入に関して
も懸念する必要がない。
【0031】また、上記のように放熱性能が向上するこ
とは、本実施形態における放熱フィンFと従来の放熱フ
ィンとを、ある一定の性能を発揮するという観点から比
較した場合に、前者の放熱フィンFにおいては小型化を
図れることがわかる。換言すれば、本実施形態における
放熱フィンFは、小型化した場合でも従来の放熱フィン
に比肩する放熱性能を確保することができる。したがっ
て、収容箱B内部には、レイアウトに関する自由な空間
を創出することができる。
【0032】なお、本実施形態における放熱フィンFと
しては、図3に示すような形態のものを使用してもよ
い。すなわち、図3においては、基礎板1上面に備えら
れる放熱板2aが、風の方向Aに対して平行となるよう
に設けられている。このことによって、放熱フィンFの
放熱性能はさらに向上することが推測される。本発明
は、このような形態、あるいはその他の形態をとるよう
な放熱フィンを備えた制御部20gに対しても適用可能
である。
【0033】また通風孔Bhは、収容箱Bにおける左方
下端に設けると規定されていたが、本発明はこのことに
限定されるものではない。要は、収容箱Bを吹き抜ける
風の方向を規定する通風路が、パワートランジスタPの
放熱を促すように形成されるものであるよう、通風孔B
hの位置を決定すればよい。
【0034】また室内ユニット10や室外ユニット20
の具体的構成は、上記形態に特に限定されるものではな
い。すなわち、室内ユニット、室外ユニット、及び当該
室外ユニットに搭載される制御部20gを備えた空気調
和機であれば、いかなる形態の空気調和機に対しても本
発明は適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の室
外ユニットは、制御部の構成要素である収容箱に対して
通風路が形成されることにより、収容箱内には常に新し
い空気の流れが形成されることとなり、電気回路素子に
対する放熱性の向上が達成されうる。したがって、電気
回路素子は常に安定した動作が保障されることになり、
その結果室外ユニットの安定した動作制御、より直截的
に言えば、室外ユニットの安定的な動作を実現すること
ができる。また、いま述べた放熱性能の向上は、同時に
放熱フィンの小型化が図れることを意味し、制御部内に
おける各機器及び装置の配置に関する自由度を増すこと
ができる。
【0036】また、請求項2記載の空気調和機は、前記
室外ユニットを備えたものであると言うことができるか
ら、前記効果をそのまま享受できる。すなわち、安定し
た室外ユニットの動作が保障されることにより、結果的
に空気調和機の安定的な動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 空気調和機の全体構成を示す説明図である。
【図2】 制御部の構成を示す側面断面図である。
【図3】 図2に示す放熱フィンとは、異なる形態のも
のを示す斜視図である。
【図4】 従来の制御部の構成を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
10 室内ユニット 12b 吸込グリル(吸込口) 12d 吹出口 20 室外ユニット 20b 室外熱交換器 20f 圧縮機 20g 制御部 P パワートランジスタ(電気回路素子) B 収容箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 国浩 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内 (72)発明者 後藤 隆司 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外熱交換器と、 該室外熱交換器又は室内熱交換器に高温高圧の気体冷媒
    を送出する圧縮機と、 各種電気回路素子と該電気回路素子をその内部に収容す
    るとともに通風路が形成された収容箱とにより構成され
    ている制御部とが備えられていることを特徴とする室外
    ユニット。
  2. 【請求項2】 室外熱交換器と、該室外熱交換器又は室
    内熱交換器に高温高圧の気体冷媒を送出する圧縮機と、
    各種電気回路素子と該電気回路素子を収め通風路が形成
    されている収容箱とにより構成された制御部とを備えて
    いる室外ユニットと、 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すた
    めのファンと、前記室内気と前記室外ユニットから供給
    された冷媒との間で熱交換を行う前記室内熱交換器とを
    備えた室内ユニットとを備えたことを特徴とする空気調
    和機。
JP10211616A 1998-07-27 1998-07-27 室外ユニット及び空気調和機 Pending JP2000046376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10211616A JP2000046376A (ja) 1998-07-27 1998-07-27 室外ユニット及び空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10211616A JP2000046376A (ja) 1998-07-27 1998-07-27 室外ユニット及び空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000046376A true JP2000046376A (ja) 2000-02-18

Family

ID=16608719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10211616A Pending JP2000046376A (ja) 1998-07-27 1998-07-27 室外ユニット及び空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000046376A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003294273A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外ユニット
JP2014202398A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 パナソニック アプライアンス エア − コンディショニング アール アンド ディー マレーシア エスディーエヌ.ビーエイチディー. 空気調和機の制御ボックス用の冷却システム及びそれが組み込まれた空気調和機
CN106196336A (zh) * 2016-07-14 2016-12-07 海信科龙电器股份有限公司 应用于变频空调的散热系统、变频空调室外机和变频空调
JP2017026240A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプユニット
CN114391081A (zh) * 2019-09-18 2022-04-22 大金工业株式会社 冷冻装置的室外机

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003294273A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外ユニット
JP2014202398A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 パナソニック アプライアンス エア − コンディショニング アール アンド ディー マレーシア エスディーエヌ.ビーエイチディー. 空気調和機の制御ボックス用の冷却システム及びそれが組み込まれた空気調和機
JP2017026240A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプユニット
CN106196336A (zh) * 2016-07-14 2016-12-07 海信科龙电器股份有限公司 应用于变频空调的散热系统、变频空调室外机和变频空调
CN106196336B (zh) * 2016-07-14 2019-08-06 海信科龙电器股份有限公司 应用于变频空调的散热系统、变频空调室外机和变频空调
CN114391081A (zh) * 2019-09-18 2022-04-22 大金工业株式会社 冷冻装置的室外机
CN114391081B (zh) * 2019-09-18 2023-01-03 大金工业株式会社 冷冻装置的室外机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5669407B2 (ja) 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機
JP2006214634A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP6594428B2 (ja) 空気調和機の室外機および空気調和機
WO2019031449A1 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP3576512B2 (ja) 電子回路収納ケース、室外ユニット、及び空気調和装置
WO2019031448A1 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP2006214633A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP2000046375A (ja) 室外ユニット及び空気調和機
JP2019200046A5 (ja)
JP2000022364A (ja) 電気回路素子用放熱フィン、室外ユニット、及び空気調和機
JP2000046376A (ja) 室外ユニット及び空気調和機
JP2000039185A (ja) 空気調和機
JP6516833B2 (ja) 室内機および空気調和装置
JP2000022363A (ja) 電気回路素子用放熱フィン、室外ユニット、及び空気調和機
JP2016161206A (ja) 冷凍装置の熱源ユニット
JP2017048960A (ja) 空気調和機の室外機、およびそれを用いた空気調和機
JP4295413B2 (ja) 室内ユニット及び空気調和機
JP2016161205A (ja) 冷凍装置の熱源ユニット
JP2016161204A (ja) 冷凍装置の熱源ユニット
KR20200067407A (ko) 공기조화 시스템
WO2023187931A1 (ja) 熱交換装置および冷却装置
JP2000161718A (ja) 室外ユニット及び空気調和機
JP2000161713A (ja) 室外ユニット及び空気調和機
JP3842903B2 (ja) 室外ユニット及び空気調和機
JP3836087B2 (ja) 室外ユニットおよび空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815