JP2011029104A - 誘導加熱調理器およびその取付け方法ならびにそれを用いた厨房装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】誘導加熱調理器の外郭12を、天板20の開口部10に組み入れる収容部8と、その上部に外周に延設するフランジ6から構成し、フランジ6上に加熱コイル収容空間13を形成し、この空間13内に加熱コイル2,3の一部を配置する。したがって、開口部10の大きさより広い範囲に加熱コイルを配置することができるようになり、加熱コイル間の距離を離したり、加熱コイルの数を増やしたりすることができるようになり、調理領域を自由に設計することができる。
【選択図】図1
Description
くとも前記防磁材を備えたものである。
図1は、(a)本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図(b)本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図、図2は(a)本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイルのA−A断面図(b)本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイルの平面図を示すものである。
設される鍋などを誘導加熱するための巻線25(図2)とフランジ側に高周波磁界が向かうのを抑制するための防磁用防磁体27とを備えた左部加熱コイル2と右部加熱コイル3が配置され、それぞれの加熱コイルは外径の少なくも一部が、フランジ6とプレート1の間に形成された加熱コイル収容空間13内に位置するように配置される。
設定することができるようにしてよい。
2、3間の距離は狭くなることがなく大きな鍋底直径の被加熱物を効率よく加熱することができる。
図4は、(a)本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図(b)本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図を示すものである。なお、実施の形態1と同一構成部位については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9は、(a)本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図(b)本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図である。なお、前記各実施の形態と同一構成部位については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
。
図10は、(a)本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図(b)本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図である。なお、前記各実施の形態と同一構成部位については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。実施の形態4の構成と実施の形態1の構成との相違点は、左部加熱コイル2と右部加熱コイル3の間に中部加熱コイル14が配置され、3個の加熱コイル2、3、14が略横一列に配置している点である。
力供給するインバータ装置4の部品を小さくすることができ、収容部8内のスペースを広く確保しつつ、安価な構成を採用することがで、また、複数の加熱コイル2、3、14全てを動作させる場合に、総電力に制限があるため、定格出力に差を持たせることは必要である。
図11は本発明の第5の実施の形態における誘導加熱調理器のキッチンカウンター組み入れ状態を示す断面図である。なお、前記各実施の形態と同一構成部位については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
2 左部加熱コイル(加熱コイル)
3 右部加熱コイル(加熱コイル)
4 インバータ装置
6 フランジ
7 防磁材
8 収容部
9 キッチンカウンター(厨房装置のキャビネット)
10 開口部
12 外郭
13 加熱コイル収容空間
14 中央熱コイル
20 天板
27 防磁用磁性体(高透磁率の磁性体)
35 シール部材
Claims (20)
- 誘導加熱調理器の外郭と、前記外郭の上部を覆うプレートと、前記プレート上に載置した被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ装置と、前記加熱コイルから発生した磁界を前記加熱コイルの遠方に漏洩させないための防磁材を備え、前記外郭を、厨房装置のキャビネットの天板の開口部内に挿入する収容部と、前記収容部より外周側に延設し、かつ、前記キャビネットの天板上に載置するフランジとから構成し、前記プレートより下方の前記外郭内に前記加熱コイルを配置するとともに、前記収容部内には前記インバータ装置を配置し、前記フランジと前記プレートとの間に前記加熱コイルの一部もしくは全部を収容する加熱コイル収容空間を形成し、前記加熱コイルを外郭内に配置する際に前記加熱コイルの一部を前記加熱コイル収容空間に位置させたとともに、前記加熱コイル収容空間に位置する前記加熱コイルの一部の下面と前記フランジの間には少なくとも前記防磁材を備えた誘導加熱調理器。
- 防磁材を非磁性体の金属板とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
- 加熱コイルを、高周波電流を流すための電線と、前記高周波電流によって発生した磁界を集束させるための高透磁率の磁性体とから構成し、防磁材を前記高透磁率の磁性体からみて前記電線とは反対側に配設した請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 高透磁率の磁性体をフェライトとした請求項3に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材と高透磁率の磁性体を接触した請求項3または4に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材と高透磁率の磁性体を接着した請求項3または4に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材は、前記加熱コイルの下面の半分以下とフランジの間に配置した請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材は、前記加熱コイル収容空間に位置する前記加熱コイルの一部の下面と前記フランジの間に配置するとともに、前記収容部内にも配置した請求項1〜7のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材を折り曲げ、前記加熱コイル収容空間に位置する前記加熱コイルの一部の下面と前記フランジの間に配置するとともに、前記収容部内にも配置した請求項1〜7のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材の収容部内に配置する部分は、切りかけ部を設けた請求項8または9に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材の収容部内に配置する部分は、少なくとも1度以上折り曲げた請求項8または9に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材の収容部内に配置する部分は、ディンプル形状を設けた請求項8または9に記載の誘導加熱調理器。
- 防磁材の収容部内に配置する部分に、他部品を接合させた請求項8または9に記載の誘導加熱調理器。
- 他部品は防磁材よりも熱伝導率の高い物質を使用した請求項13に記載の誘導加熱調理器
。 - 他部品に切りかけ部を設けた請求項13または14に記載の誘導加熱調理器。
- 他部品は、冷却フィンとした請求項13または14に記載の誘導加熱調理器。
- 他部品に、ディンプル形状を設けた請求項13または14に記載の誘導加熱調理器。
- 他部品は、少なくとも1度以上折り曲げた請求項13または14に記載の誘導加熱調理器。
- キャビネットと、前記キャビネットの天板に設けた開口部と、請求項1〜18のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器を備え、前記誘導加熱調理器の収容部を前記開口部内に挿入すると共に、前記誘導加熱調理器のフランジを前記天板上に載置する厨房装置。
- 厨房装置のキャビネットの天板の開口部内に請求項1〜18のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器の収容部を、前記誘導加熱調理器のフランジを持って挿入し、前記フランジの外周と前記天板との間にシールが位置するように前記フランジを前記天板上に載置する誘導加熱調理器の取付け方法。
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- 2009-07-29 JP JP2009176142A patent/JP5402358B2/ja active Active
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