JP5418264B2 - 誘導加熱調理器およびその取付け方法ならびにそれを用いた厨房装置 - Google Patents
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Description
することで、誘導加熱調理器のメーカーあるいはガスコンロ機器のメーカーが外郭の外形寸法を変更することなく厨房装置のメーカー各社のキャビネット内に組み込むことができるようになっている。
と、前記外郭の上部を覆うプレートと、前記プレート上に載置した被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ装置とを備え、前記外郭を、厨房装置のキャビネットの天板の開口部内に挿入する収容部と、前記収容部より外周側に延設し、かつ、前記キャビネットの天板上に載置するフランジとから構成し、前記プレートより下方の前記外郭内に前記加熱コイルを配置するとともに、前記収容部内には前記インバータ装置を配置し、前記フランジと前記プレートとの間に前記加熱コイルの一部もしくは全部を収容する加熱コイル収容空間を形成し、前記加熱コイルの一部を前記加熱コイル収容空間に配置させたとともに、前記プレート上に載置した被加熱物の温度を検知する被加熱物温度検知手段とを備え、前記被加熱物温度検知手段が所定の温度以上を検知した場合には前記インバータ装置にて供給する高周波電流を減少または停止させるものである。
われないようにすることができる。
図1(a)は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図であり、図1(b)は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図である。図1に示すように、厨房装置のキャビネット(以下、キッチンカウンターという)9の天板20には開口部10が設けられ、誘導加熱調理器の外郭12の一部を構成する収容部8が挿入されている。
とができる。
図4において、被加熱物温度検知手段15は、被加熱物からの輻射熱によって加熱コイル2、3が焼き切れたり、キッチンカウンター9が熱によって劣化したりするのを防止するため被加熱物の温度を測るように配置され、被加熱物の温度に応じてインバータ装置4にて供給する高周波電流量を制御する。
次に、本発明の第2の実施の形態について図6を参照して説明する。図6(a)は本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図であり、図6(b)は本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図である。
次に、本発明の第3の実施の形態について図7を参照して説明する。図7(a)は本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図であり、図7(b)は本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図である。
熱コイル3の外径を大きくすることができ、従来よりも底直径が大きな鍋などの被加熱物を加熱することが可能となる。
次に、本発明の第4の実施の形態について図8を参照して説明する。図8は本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器のキッチンカウンター組み入れ状態を示す断面図である。
2 左部加熱コイル(加熱コイル)
3 右部加熱コイル(加熱コイル)
4 インバータ装置
6 フランジ
8 収容部
9 キッチンカウンター(厨房装置のキャビネット)
10 開口部
12 外郭
13 加熱コイル収容空間
15 被加熱物温度検知手段
20 天板
27 防磁用磁性体
35 シール部材
Claims (8)
- 誘導加熱調理器の外郭と、前記外郭の上部を覆うプレートと、前記プレート上に載置した被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ装置とを備え、前記外郭を、厨房装置のキャビネットの天板の開口部内に挿入する収容部と、前記収容部より外周側に延設し、かつ、前記キャビネットの天板上に載置するフランジとから構成し、前記プレートより下方の前記外郭内に前記加熱コイルを配置するとともに、前記収容部内には前記インバータ装置を配置し、前記フランジと前記プレートとの間に前記加熱コイルの一部もしくは全部を収容する加熱コイル収容空間を形成し、前記加熱コイルの一部を前記加熱コイル収容空間に配置させたとともに、前記プレート上に載置した被加熱物の温度を検知する被加熱物温度検知手段とを備え、前記被加熱物温度検知手段が所定の温度以上を検知した場合には前記インバータ装置にて供給する高周波電流を減少または停止させる誘導加熱調理器。
- 加熱コイルを、高周波電流を流すための電線と、前記高周波電流によって発生した磁界を集束させるための高透磁率の磁性体とから構成し、防磁材を前記高透磁率の磁性体からみて前記電線とは反対側に配設した請求項1に記載の誘導加熱調理器。
- 高透磁率の磁性体をフェライトとした請求項2に記載の誘導加熱調理器。
- 被加熱物温度検知手段は、前記収容部内に配置するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 被加熱物温度検知手段は、所定の温度以上を検知した場合には、検知した時点での入力電力量に応じてインバータ装置にて供給する高周波電流の減少量を選択する請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 被加熱物温度検知手段における所定の温度は、入力電力量に応じて決定される請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- キャビネットと、前記キャビネットの天板に設けた開口部と、請求項1〜6のいずれか1
項に記載の誘導加熱調理器を備え、前記誘導加熱調理器の収容部を前記開口部内に挿入すると共に、前記誘導加熱調理器のフランジを前記天板上に載置する厨房装置。 - 厨房装置のキャビネットの天板の開口部内に請求項1〜7のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器の収容部を、前記誘導加熱調理器のフランジを持って挿入し、前記フランジの外周と前記天板との間にシールが位置するように前記フランジを前記天板上に載置する誘導加熱調理器の取付け方法。
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