JP3718803B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の加熱手段を有し流し台に設置された加熱調理器に係り、さらに詳しくは、加熱手段を追加することのできる加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は特開平6−2863号公報に記載された調理家具組込式調理器の説明図である。
図において、70は流し台80に組込まれた調理器本体で、内部にはロースターケース、ロースターケースの加熱ヒータ、回路基板、送風機などが収容されている。71は調理器本体70の上部に設けられたトップヒータ部で、内部には加熱体が設けられており、流し台80の天板81とほぼ同一平面上にはセラミックプレート72が設けられ、加熱体に対応して3つの円形状の載置部73が設けられている。74は調理器本体70の前面に設けられた操作部、75は調理温度等を表示する表示部である。
【0003】
上記のような調理器は、セラミックプレート72の載置部73上に被調理物が入れられた鍋等を載置し、操作部74を操作して加熱体に通電し、鍋等を加熱して被調理物を調理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような組込式調理器は、3個の発熱体を備え、セラミックプレート72上に鍋等を載置して調理するようになっているが、大形の鍋等により調理する場合は、大きいスペースを占有するため、同時に他の発熱体を使用して調理することが困難であった。
また、調理器の前面が狭いため、家族が増加した場合などにおいて、2人又はそれ以上の者が同時に調理することは困難であった。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、当初から又は状況に応じて流し台に組込んだ組込み加熱調理器に隣接して、追加加熱調理器を設置することにより、大形の鍋や通常の鍋など複数の鍋を用いて同時かつ容易に調理することができ、また、2人以上の者が同時に調理することのできる加熱調理器を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る加熱調理器は、発熱体、該発熱体に給電する電源部及び該発熱体を制御する制御部、前記発熱体、電源部、制御部等を冷却する送風機等が収容された本体ケース、該本体ケースの上部に設けられ天板支持枠によって固定されたトッププレートを備え、流し台に組込まれる組込み加熱調理器と、
発熱体が収容され枠体の上部にトッププレートが設けられ、前記組込み加熱調理器に隣接して前記流し台上に設置される追加加熱調理器とを有し、
一端が前記組込み加熱調理器の電源部に接続され前記天板支持枠に設けた配線取出し部に設けられた電気配線の他端に、一端が前記追加加熱調理器の発熱体に接続され前記枠体に設けた配線取出し部に設けられた電気配線の他端を着脱自在に接続し、前記追加加熱調理器を前記電気配線の露出部を覆う連結具により前記組込み加熱調理器に着脱自在に連結したものである。
【0008】
(2)上記(1)の追加加熱調理器の発熱体を、前記組込み加熱調理器に設けた制御部により制御するようにした。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)の追加加熱調理器の発熱体の出力を、前記組込み加熱調理器の発熱体の出力より低く設定した。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図、図2はこの加熱調理器を流し台に組込んだ状態の縦断面図である。
両図において、1は流し台80に組込まれた加熱調理器(以下、組込み加熱調理器という)である。2は上面が開口され、上端部外周にフランジ2aを有する箱状の本体ケース、3は本体ケース2の開口部を覆ってフランジ2a上に載置された例えばセラミックプレートの如き非磁性材からなるトッププレートで、天板支持枠4により本体ケース2のフランジ2aとの間に挾持されて固定されている。5はトッププレート3に後述の加熱体の位置に対応して印刷され、鍋等の調理具(以下、鍋という)の載置位置を表示する載置表示部、6は出力表示部、7は温度・タイマー表示部である。
【0011】
8は天板支持枠4の後部側に設けられ、外気を導入して本体ケース2内に設けた電源部、制御部等の発熱部品を後述の冷却用送風機により冷却するための外気導入口である。9a,9bは外気導入口8の両側(右側については図5参照)に開口し、後述の追加加熱調理器の配線と接続する配線の取出し部、10はこの取出し部9a,9bを閉塞するカバーである。なお、取出し部9a,9bに対応してトッププレート3にも配線を通す穴又は切欠きが設けられている。11は本体ケース2の前面上部に設けた排気口である。
【0012】
12は前面側から本体ケース2内に出し入れ自在に設けられた魚等を焼くための引出し状のグラリー、12aはその取っ手、13は前面のグラリー12の横に設けた操作部で、出力調整ダイアル14、後述の追加加熱調理器用の出力調整ダイアル15等が設けられている。
【0013】
16は本体ケース2の上部に設けた上フレームで、複数の通気孔17が設けられている。18は上フレーム16の下方において本体ケース2内に設けられた電源部、19は同じく後述の発熱体を電気的に制御する制御部、20は冷却用送風機である。
21a,21bは上フレーム16の上部において本体ケース1内に設けコイル支持台で、上面には渦巻状に巻かれた電磁誘導コイルや電気抵抗コイルからなる発熱体22a,22bが設けられており、コイル支持台21a,21bは発熱体22a,22bをできるだけ鍋に近付けて効率よく調理できるように、図示しないばねにより付勢され、発熱体22a,22bを常時トッププレート3の下面に当接している。なお、この発熱体22a,22bは同じ出力のものでもよく、出力の異なるものを設けてもよい。また、図1に示すように、前後方向にずらせて設置することで、大きな鍋でも互いに接触することなく同時に使用することができる。さらに、3個又はそれ以上の発熱体を設けてもよい。
【0014】
上記のような組込み加熱調理器1は、図2に示すように、流し台80に設けた開口部82から流し台80内の収容部に挿入され、本体ケース2のフランジ2aを開口部82の周縁に係止させて組込まれる。このとき、トッププレート3は流し台70の天面と同一平面か又は若干上方に位置する。
【0015】
30は流し台80の天板81上に載置され、流し台80に組込まれた組込み加熱調理器1と機械的、電気的に接続された薄形の加熱調理器(以下、追加加熱調理器という)で、その高さが可及的に低く(薄く)形成されている。31は底板、32は底板31に取付けられた枠体で、トッププレート33が取付けられている。34はトッププレート33に設けた鍋の載置表示部、35は出力表示部、36は温度・タイマー表示部である。
【0016】
37は枠体32の後部側に設けた外気導入口、38a(図5参照)、38bは外気導入口37の両側に設けられた配線の取出し部、39はこの取出し部38a,38bを閉塞するカバーである。40は枠体32の前面側に設けた発熱体の出力調整ダイアルであるが、前述したように、組込み加熱調理器1の操作部13に追加加熱調理器30用の出力調整ダイアル15を設けた場合は、省略してもよい。
41は上面に渦巻状の電磁誘導コイルや電気抵抗コイルからなる発熱体42が設けられ、底板31とトッププレート33との間に設置されたコイル支持台で、発熱体42が常時トッププレート33の下面に当接するように付勢されている。なお、発熱体42を備えたコイル支持台41を1台設けた場合を示したが2台以上設けてもよい。
【0017】
51は流し台80に組込まれた組込み加熱調理器1と、流し台80の天板81上に載置された追加加熱調理器30の後部側を連結する後部連結具で、図3に示すように、上面板と周壁とにより断面コ字状に形成されており、組込み加熱調理器1の天板支持枠4に設けた取出し部9bの上を覆うカバー部52aと、追加加熱調理器30の枠体32に設けた取出し部32aの上を覆うカバー部52bと、両カバー部52a,52bを連結する傾斜部52cとからなっている。両カバー部52a,52bの間に傾斜部52cを設けたのは、流し台80に組込まれ組込み加熱調理器1と天板81上に載置された追加加熱調理器30との間に、段差があるためである。53は両カバー部52a,52bに設けたねじ挿通穴である。
【0018】
55は組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30の前部側を連結する前部連結具で、図4に示すように、上面板と側壁とにより断面L字状に形成されており、組込み加熱調理器1の天板支持枠4の上面と前面を覆う取付部56aと、追加加熱調理器30の枠体32の上面と前面を覆う取付部56bと、両取付部56a,56bを連結する傾斜部52cとからなっている。57は側壁に設けたねじ挿通穴である。
【0019】
次に、本実施の形態に係る組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30の流し台80への設置手順の一例について説明する。なお、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30は、別々に梱包される。
先ず、図2に示すように、組込み加熱調理器1の本体ケース2を、流し台80に設けた開口部82から流し台80内に挿入し、本体ケース2のフランジ2a及び天板支持枠4を開口部82の周縁に係止させて取付ける。このとき、図5に示すように、一端が電源部18、制御部19等に接続された配線25の他端を、天板支持枠4に設けた取出し部9bから引き出しておく。
【0020】
次に、追加加熱調理器30を、組込み加熱調理器1の一方の側(図には右側の場合が示してある)において、流し台80の天板81上に組込み加熱調理器1に当接又は近接させて載置する。このとき、図5に示すように、一端が発熱体42に接続された配線45の他端を、枠体32に設けた取出し部38aから引き出しておく。
【0021】
ついで、図2、図5に示すように、組込み加熱調理器1の配線25と追加加熱調理器30の配線45をコネクタ26,46で接続し、両者の上から後部連結具51で配線25,45を覆い、ねじ挿通穴53から挿通したねじ85を両者に設けた連結部であるねじ穴23,43(図5参照)に螺入し、固定する。また、両者の前面側に前部連結具55を嵌合し、ねじ挿通穴57に挿通したねじ85を両者に設けた連結部であるねじ穴24,44(図6参照)に螺入し、固定する。
【0022】
これにより、追加加熱調理器30の組込み加熱調理器1への連結が終了する。このとき、両者を電気的に接続する配線25,45は、後部連結具51に被覆され、保護される。
この場合、図1に示すように、追加加熱調理器30をあらかじめ組込み加熱調理器1に連結しておき、この状態で組込み加熱調理器1を流し台80の開口部82内にセットし、追加加熱調理器30を天板81上に設置するようにしてもよい。
【0023】
上記の説明では、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30を、後部連結具51と前部連結具55とによって連結した場合を示したが、図7に示すように、後部連結具51aと前部連結具55aと、組込み加熱調理器支持部59a、追加加熱調理器支持部59b、傾斜部59cからなる接続体58とで連結して一体の連結具50を構成してもよい。
【0024】
このような連結具50を用いることにより、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30との間にすき間があっても、このすき間は連結具50で塞がれるので、ごみ等が侵入するのを防止することができる。また、接続体58に傾斜部59cを設けたので、例えば、組込み加熱調理器1から追加加熱調理器30に鍋を移動するような場合、鍋が接続体58に引っ掛けるようなことがない。
【0025】
[実施の形態2]
図8は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1では、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30との間に段差が存在する場合を示したが、本実施の形態では、組込み加熱調理器1の流し台80の天板81からの露出高さを比較的高く形成すると共に、追加加熱調理器30を可及的に薄く形成して、組込み加熱調理器1の天板支持枠4の上面と、追加加熱調理器30の枠体22の上面、又は両者のトッププレート3,33の上面をほぼ同一平面上に位置させて、両者の間の段差を無くしたものである。
【0026】
この場合、組込み加熱調理器1の本体フレーム2のフランジ2a及び天板支持枠4の周壁を高くして流し台80の天板81からの露出長を高くし、追加加熱調理器30の高さと整合させるようにしてもよい。
また、図8では、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30のトッププレート3,33を、天板支持枠4と枠体32の上面に取付けた場合を示してあるが、例えば、組込み加熱調理器1のトッププレート3を天板支持枠4の下面に、追加加熱調理器30のトッププレート30を枠体32の上面に取付けて、天板支持枠4と枠体32の上面をほぼ同一平面上に位置させるなど、適宜の構造とすることができる。
【0027】
本実施の形態は、上記のように構成したので、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30を連結する後部連結具61及び前部連結具62を、図に示すように、薄く平坦に形成することができる。この場合、図7に示すように、後部連結具61と前部連結具62を接続体で連結して一体に形成してもよい。なお、図には、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30との間にすき間を設け、後部連結具61と前部連結具62にこのすき間に係合する係合片63を設けた場合を示してあるが、両者を当接してすき間を無くしてもよく、この場合は係合片63は不要である。
本実施の形態は、鍋を載置するトッププレート3,33がほぼ同一平面上に位置するので、より使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。
【0028】
次に、上記のように構成した本発明に係る加熱調理器による調理の手順の一例について説明する。
先ず、組込み加熱調理器を使用する場合は、従来と同様に、被調理物が入れられた鍋をトッププレート3の載置表示部5上に載置し、電源スイッチ(図示せず)をONして操作部13の出力調整ダイアル14により発熱体22の出力を所望の値に設定する。このとき、出力表示部6に設定出力が表示される。また、必要に応じてタイマー(図示せず)をセットする。このセット時間は、温度・タイマー表示部7に表示される。
【0029】
そして、スタートボタン(図示せず)をONすれば、加熱体22に通電され、鍋を加熱して被調理物を調理する。調理中の鍋の温度は温度・タイマー表示部7に表示される。この間、冷却送風機20が駆動されて本体ケース2内に外気が吸引され、電源部18、制御部19等の発熱部品及び発熱体22を冷却し、排気口11から排出される。
【0030】
また、追加加熱調理器30を使用する場合は、鍋をトッププレート33の載置表示部34上に載置し、組込み加熱調理器1の電源スイッチをONして操作部13に設けた追加加熱調理器30用の出力調整ダイアル15、又は追加加熱調理器に設けた出力調整ダイアル40により、制御部19を介して発熱体42の出力を所望の値に設定する。このとき、出力表示部35に設定出力が表示される。また、必要に応じて組込み加熱調理器1の操作部13に設けた追加加熱調理器30用のタイマー(図示せず)をセットする。このセット時間は、温度・タイマー表示部36に表示される
【0031】
そして、組込み加熱調理器1に設けた追加加熱調理器30用のスタートボタン、又は追加加熱調理器30に設けたスタートボタン(共に図示せず)をONすれば、加熱体42に通電され、鍋を加熱して被調理物を調理する。調理中の鍋の温度は温度・タイマー表示部36に表示される。この間、冷却送風機20が駆動させて、枠体32の後部側に設けた外気導入口37から外気が吸引され、発熱体42を冷却して取出し部38a,96を通って組込み加熱調理器1内に流入し、排気口11から排出される。
【0032】
組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30とを同時に使用する場合も、上記とほぼ同様の手順で調理を行うことができる。
こように、本発明においては、追加加熱調理器30は、加熱体42を有するだけで、それ以外の電源部18、制御部19、冷却送風機20等は、すべて組込み加熱調理器1の設置したものを使用する。なお、必要に応じて小形の冷却送風機のみ追加加熱調理器30内に設置して、発熱体42やトッププレート33の冷却効果を高めるようにしてもよい。
【0033】
なお、組込み加熱調理器1に設けた発熱体22a,22bと、追加加熱調理器30に設けた発熱体42とは、出力が等しいものを用いてもよく、全部又は一部に出力の異なるものを用いてもよい。この場合、追加加熱調理器30に組込み加熱調理器1の発熱体22a,22bより出力の低いものを用いれば、保温あるいは低温で長時間かけてゆっくり調理するような場合に便利である。
【0034】
本発明は、上述のように、追加加熱調理器30を組込み加熱調理器1に隣接して流し台80の天板81上に設置して使用するようにしたので、追加加熱調理器30はできるだけ薄い(高さが低い)ことが望ましい。
このため、前述のように、追加加熱調理器30には、通常設置される電気部品(装置)のうち、比較的大きい電源部、制御部等を設けず、組込み加熱調理器1に設けた電源部18、制御部19等を共用するようにしたので、可及的に薄く構成することができる。また、これら電源部18や制御部19を共用するようにしたので、これらを構成する発熱部品を冷却する冷却送風機も追加加熱調理器30内に設けることなく、組込み加熱調理器1に設けた冷却送風機20で冷却することができる。このように電気部品(装置)を共用するようにしたので、追加加熱調理器30の製作コストを低減することができる。
【0035】
上記のように構成した本発明の加熱調理器においては、同時に調理する鍋が少ない場合は例えば組込み加熱調理器1を使用すればよい。勿論追加加熱調理器30のみを使用してもよい。また、調理する鍋が多い場合や大形の鍋を使用する場合などには、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30の両者を使用することができる。さらに、同時に2人以上の者が調理する場合は、組込み加熱調理器1と追加加熱調理器30をそれぞれ使用すればよい。このように、本発明によれば、使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
【0036】
上記の説明では、図示の組込み加熱調理器1に追加調理器30を設けた場合を示したが、組込み加熱調理器1は図示の構成のものに限定するものではなく、他の構成の組込み加熱調理器にも本発明を実施することができる。
また、追加加熱調理器30を組込み加熱調理器1の右側に設置した場合を示したが、組込み加熱調理器1及び追加加熱調理器30はそれぞれ両側に連結部及び配線の取出し部9a,9b,38a,38bが設けられているので、図の左側あるいは左右両側のいずれにも設置することができ、便利である。
さらに、追加加熱調理器30は組込み加熱調理器1の設置当初から図1に示す状態で組込んでもよく、あるいは後日既存の組込み加熱調理器1に連結してもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、流し台に組込まれた組込み加熱調理器に、追加加熱調理器を着脱自在に連結し、組込み加熱調理器に設けた制御部、電源部等を両者で供用するようにしたので、追加加熱調理器の製造コストを低減することができ、使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。
【図2】 図1の加熱調理器を流し台に組込んだ状態の縦断面図である。
【図3】 図1の後部連結具の斜視図である。
【図4】 図1の前部連結具の斜視図である。
【図5】 図1の後部連結具を取外した状態を示す平面図である。
【図6】 図1の前部連結具を取外した状態を示す斜視図である。
【図7】 連結具の他の例の斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の斜視図である。
【図9】 従来の組込み式加熱調理器の一例の説明図である。
【符号の説明】
1 組込み加熱調理器、2 本体ケース、3 トッププレート、4 天板支持枠、9a,9b 配線の取出し部、13 操作部、18 電源部、19 制御部、20 冷却送風機、22a,22b 発熱体、25 配線、30 追加加熱調理器、32 枠体、33 トッププレート、38a,38b 配線の取出し部、15,40 追加加熱調理器の出力調整ダイアル、42 発熱体、45 配線、50 連結具、51,61 後部連結具、55,62 前部連結具。
Claims (3)
- 発熱体、該発熱体に給電する電源部及び該発熱体を制御する制御部、前記発熱体、電源部、制御部等を冷却する送風機等が収容された本体ケース、該本体ケースの上部に設けられ天板支持枠によって固定されたトッププレートを備え、流し台に組込まれる組込み加熱調理器と、
発熱体が収容され枠体の上部にトッププレートが設けられ、前記組込み加熱調理器に隣接して前記流し台上に設置される追加加熱調理器とを有し、
一端が前記組込み加熱調理器の電源部に接続され前記天板支持枠に設けた配線取出し部に設けられた電気配線の他端に、一端が前記追加加熱調理器の発熱体に接続され前記枠体に設けた配線取出し部に設けられた電気配線の他端を着脱自在に接続し、前記追加加熱調理器を前記電気配線の露出部を覆う連結具により前記組込み加熱調理器に着脱自在に連結したことを特徴とする加熱調理器。 - 前記追加加熱調理器の発熱体を、前記組込み加熱調理器に設けた制御部により制御することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記追加加熱調理器の発熱体の出力を、前記組込み加熱調理器の発熱体の出力より低く設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
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