JP6897316B2 - 調理器 - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態に係るオーブントースター100は、スチーム供給型のオーブントースターであって、図1〜図5に示されるように、主に、筐体110、前面扉120、リンク部材130、焼き網140、焼き網載置枠体145、コイルバネ(図示せず)、電熱ヒータ160、小型ボイラー170、水タンク180および操作ユニット190から構成されている。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
筐体110は、図1〜図3に示されるように、主に、本体壁111、外装壁112および脚LGから構成されている。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
前面扉120は、図12に示されるように、主に、本体パネル121、取っ手122および回動軸(図示せず)から構成されている。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
リンク部材130は、図3に示されるように、主に、第1節131、第2節132および接合ピン133から構成されている。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。なお、本実施の形態に係るオーブントースター100において、このリンク部材130は、本体壁111の側壁111bの内側すなわち焼成室RBの内部に配設されている。
焼き網140は、主に、枠体(図示せず)および網体(図示せず)から形成されている。枠体は、外枠(図示せず)および梁(図示せず)から形成されている。外枠は、平面視において略正方形状の枠体である。網体は、調理物を載置する部分であって、枠体に固定されている。なお、この網体は、平面視において外枠の形状と同一形状とされている。
焼き網載置枠体145は、主に、枠本体145A、左右一対の前側突起部(図示せず)および左右一対の後側突起部(図示せず)から形成されている。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
コイルバネは、左右端において、本体壁111の背壁111cと、焼き網載置枠体145の後側突起部とに架け渡されている。なお、前面扉120が開状態となっている場合でも閉状態となっている場合でも、コイルバネには常に力がかかっており変形状態となっている。すなわち、このオーブントースター100において、コイルバネは、常に、焼き網載置枠体145を本体壁111の内部すなわち焼成室RBに収容する方向に付勢している。
電熱ヒータ160は、上述の通り、側面透視において、上端部の前後方向の略中央の箇所、下端部の前後方向の前端から約1/3の箇所、下端部の前後方向の後端から約1/3の箇所の3箇所に配設されている。
小型ボイラー170は、図5に示されるように、略直方体状を呈しており、本体壁111の左側壁111bの奥行方向中央付近の上側に取り付けられている。この小型ボイラー170は、図6に示されるように、主に、第1ブロック体171、第2ブロック体173、パッキンPK、ヒータ175、サーミスタ177および安全装置SAから構成されている。以下、これらの構成部品について説明する。
第1ブロック体171は、図6に示されるように、主に、第1基体部171A、チューブ連結部171Bおよび第1締結部171Dから形成されている。
第2ブロック体173は、図5および図6に示されるように、主に、第2基体部173A、突出部173B、片翼部173C、第2締結部173Dおよびヘッド部173Eから形成されている。なお、この第2ブロック体173には、ヒータ175が組み込まれている。なお、ヒータ175の組込みは、第2ブロック体173の鋳造時にインサート成形が行われることによって実現される。
パッキンPKは、角丸方形の枠形状物であって、エラストマーやゴム材料から形成されている。なお、このパッキンPKは、図6に示されるように、第1ブロック体171と第2ブロック体173との間に気密構造を形成するために用いられている。
ヒータ175は、略U字形状のヒータであって、第2ブロック体173の鋳造の際に、第2ブロック体173にインサートされている。このヒータ175の両端には接続端子CPが設けられている。また、このヒータ175は、図6に示されるように、第2通路溝GR2の外周に位置すると共に、第1通路溝GR1の背面側に位置している。
サーミスタ177は、小型ボイラー170の温度監視を行うための感温素子であって、図6に示されるように、第2ブロック体173のヘッド部173Eに固定されている。なお、このサーミスタ177の感温部位は、図6に示されるように、ヘッド部173Eに接するように配設されている。
安全装置SAは、サーミスタ177の温度検知信号に基づいて動作する装置であって、サーミスタ177の温度検知信号が異常に上がり過ぎた場合にヒータ175への通電を遮断するものである。この安全装置SAは、図5に示されるように、取付金具BPを介して片翼部173Cにネジ止めされている。
水タンク180は、文字通り、貯水容器であって、図1、図2および図4に示されるように、正面側の左下隅に配設されている。この水タンク180は、図5に示されるように、可撓性チューブTfを介して小型ボイラー170に接続されている。そして、この水タンク内の水は、小型ポンプ(図示せず)を介して小型ボイラー170に送られる。
操作ユニット190は、図1および図2に示されるように、主に、操作パネル192、操作ノブ191、電気部品群193および吸気ファン194から構成されている。操作パネル192は、図1および図2に示されるように、筐体110の前右下部分に露出するように配設されている。操作ノブ191は、回転可能なノブであって、操作パネル192から前方に突出している。なお、これらの操作ノブ191は、電熱ヒータ160への出力調整用(いわゆる温度設定用)のノブ、および、接点開放時間の設定用(いわゆるタイマー用)のノブである。電気部品群は、電熱ヒータ160や、小型ボイラー170のヒータ175、小型ポンプを制御するためのものであって、操作パネル192の裏側、すなわち筐体110の前右下部分に配設されている。また、この電気部品群193は、図4に示されるように、幅方向に沿って配設されている。すなわち、この電気部品群193は、電熱ヒータ160と略平行に配設されていると言える。吸気ファン194は、図4に示されるように、外装壁112の開口部POの直ぐ内側に配設されており、筐体110の外部の空気を吸い込んで電気部品群193および水タンク180に向かって送風する。
(1)
本発明の実施の形態に係るオーブントースター100では、外装壁112の右側壁112Aに吸気口OEが形成されており、その吸気口OEの直ぐ内側に吸気ファン194が配設されている。このため、このオーブントースター100は、その意匠創作の自由度が高まる。また、通常、オーブントースター100の使用者がオーブントースター100の使用時に側壁側に立つことは稀である。したがって、このオーブントースター100は、意匠性を損なわず人にも不快感を与えるおそれを低減することができる。
本発明の実施の形態に係るオーブントースター100では、吸気ファン194は、電気部品群193のみならず水タンク180にも送風する。このため、このオーブントースター100では、1台の吸気ファン194で電気部品群193のみならず水タンク180をも冷却することができる。
本発明の実施の形態に係るオーブントースター100では、電気部品群193が電熱ヒータ160と略平行に配設されている。したがって、このオーブントースター100では、電熱ヒータ160から生じる熱の電気部品群193への影響を低減することができる。
(A)
先の実施の形態では、本発明がオーブントースター100に適用されたが、本発明はオーブントースター以外の調理器、例えば、スチームオーブンやスチームロースター等に適用されてもよい。
先の実施の形態では、蒸気生成源として水が採用されたが、他の液体が採用されてもよい。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、吸気口OE、吸気ファン194、電気部品群193および水タンク180の配置は左右逆であってもかまわない。
110 筐体
112A 右側壁(第1側壁)
112B 左側壁(第2側壁)
120 前面扉(開閉扉)
160 電熱ヒータ(加熱部)
180 水タンク(液体容器)
192 操作パネル
193 電気部品群(電気部品)
194 吸気ファン(送風機)
PO 開口部
OE 吸気口(開口)
Claims (2)
- 正面上側に開閉扉を有すると共に、開口部を含む第1側壁を有する筐体と、
前記開閉扉の下側に配設される操作パネルと、
前記操作パネルの裏側に配設される電気部品と、
前記開口部と前記電気部品との間に配設され、前記筐体の外部の空気を、前記開口部に形成される開口から吸い込んで前記電気部品に送風する送風機と
を備え、
前記第1側壁の逆側の側壁である第2側壁と前記電気部品との間に配設される液体容器をさらに備え、
前記送風機は、前記電気部品から前記液体容器に向かって送風する
調理器。 - 前記電気部品の背面側の空間の底側に、前記電気部品と略平行になるように配設される加熱部をさらに備える
請求項1に記載の調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017102247A JP6897316B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017102247A JP6897316B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018196542A JP2018196542A (ja) | 2018-12-13 |
JP6897316B2 true JP6897316B2 (ja) | 2021-06-30 |
Family
ID=64662980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017102247A Active JP6897316B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6897316B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6607379B2 (ja) * | 2015-08-04 | 2019-11-20 | タイガー魔法瓶株式会社 | 加熱調理器 |
-
2017
- 2017-05-24 JP JP2017102247A patent/JP6897316B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2018196542A (ja) | 2018-12-13 |
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