JP3235034B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP3235034B2
JP3235034B2 JP08479493A JP8479493A JP3235034B2 JP 3235034 B2 JP3235034 B2 JP 3235034B2 JP 08479493 A JP08479493 A JP 08479493A JP 8479493 A JP8479493 A JP 8479493A JP 3235034 B2 JP3235034 B2 JP 3235034B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炊飯器に係わり、さら
に詳しくは磁気シールドの構造等を改良した炊飯器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の炊飯器の正面図、図12
は図11の一部を断面で示した側面図、図13は従来の
別の炊飯器の正面図である。
【0003】図11図12において、1は炊飯器、2は
本体、3は蓋体、4は外ケースである。5は上部枠、1
0は内釜、11は外釜、12はコイルベース、13は加
熱コイル、14は磁気シールドの機能を果たす複数のフ
ェライト、15はホルダである。フェライト14は断面
が長方形で加熱コイル13の形状に合わせて鍋底形に焼
結成型され、ホルダ15に接着により放射状に取付られ
ている。
【0004】16は温度センサ、18はコードリール、
20は外ケース4の上縁に設けられた操作部、24は操
作シート、24a は表示窓、24b は炊飯をスタートさ
せるタッチキーである。35は蓋体3に設けられた蒸気
口、37は内蓋、40は蒸気筒である。蒸気筒40は内
蓋37の上面に固定され、上部に設けられた噴出口40
b が蒸気口35に対向して設けられている。この外、図
13の従来の炊飯器では、操作部20が図示のように外
ケース4の下部付近に設けられている。rは内釜10内
の米、wは水である。
【0005】このような構成の従来の炊飯器の動作を、
次に説明する。外ケース4の上縁の操作部20を操作し
て炊飯がスタートすると、電源スイッチが入り加熱コイ
ル13が通電する。通電により加熱コイル13に励磁電
流が流れて内釜10が発熱する。この電磁誘導作用によ
って内釜10に発生した熱で、内部の水wが加熱され
る。
【0006】内釜10の発熱で、内部の水wが加熱され
て温度が上昇する。炊飯が進んで水wが沸騰して圧力が
上昇して泡立ちが始まり、澱粉質を含んだ泡が内釜10
の内部空間に押し上げられる。このとき、発生した蒸気
が矢印に示すように、蒸気筒40内を通して蒸気口35
から吹出して外に放出される。内釜10内の水wが少な
くなって炊飯終了温度に達すると、加熱コイル13の通
電が自動的に停止されて御飯が炊き上げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯器は上記の
ように、断面が長方形の複数のフェライト14を、加熱
コイル13の形状に合わせて鍋底形に焼結成型してホル
ダ15に放射状に配置している。したがって、フエライ
ト14の製作に手間が掛かるばかりか、焼結材の為に割
れ易いという致命的な欠点がある。フエライト14が欠
けたり割れたりするとこの部分から磁束が漏洩して、付
近の磁性体を含む電子部品を発熱させて誤動作させる恐
れがある。また、フェライト14は接着されているの
で、部分的な交換が不可能で修理費が高くなり易い。
【0008】また、操作部20は本体2の上縁で、内蓋
37から流れ落ちた水滴が、上部枠5の上面等を伝わっ
て操作部20内に侵入する心配がある。水が操作部20
内に侵入すると、短絡事故を引き起こすことになる。図
13の従来の炊飯器では、レンジ台上等に置いた場合に
操作部20が低すぎて操作が不便になる。
【0009】一方、蒸気筒40の噴出口40b が蓋体3
の蒸気口35に直接対向しているので、炊飯量が多く水
位が高いときに蒸気口35からオネバが噴出して回りを
汚して不衛生になる等の問題点があった。
【0010】本発明は、このような従来の炊飯器の問題
点を解消するためになされたもので、磁気シールドの構
造を改良して組立て易くすると共に、磁気シールドの欠
損による故障が少く衛生的な炊飯器を実現することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
炊飯器は、本体と、該本体の上面を開閉可能に軸支した
蓋体と、前記本体内に収納した内釜と、該内釜の外側に
設けたコイルベースと、前記内釜の外面に対向して前記
コイルベースの外側に設けた前記内釜を誘導加熱する加
熱コイルと、該加熱コイルの外側に漏洩磁束を防止する
可撓性の絶縁シートと強磁性体の粉末を混入した可撓性
のシールド基板で一体に構成した磁気シールドを備え、
前記コイルベースの外側に突出した複数の係止片を設
け、前記磁気シールドに複数の係止孔を形成し、前記係
止片と係止孔を係合して前記磁気シールドを取着したも
のである。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本発明の請求項1においては、本体と、本体の
上面を開閉可能に軸支した蓋体と、本体内に収納した内
釜と、内釜の外側に設けたコイルベースと、内釜の外面
に対向してコイルベースの外側に設けた内釜を誘導加熱
する加熱コイルと、加熱コイルの外側に漏洩磁束を防止
する可撓性の絶縁シートと強磁性体の粉末を混入した可
撓性のシールド基板で一体に構成した磁気シールドを備
え、コイルベースの外側に突出した複数の係止片を設
け、磁気シールドに複数の係止孔を形成し、係止片と係
止孔を係合して磁気シールドを取着したので、コイルベ
ースの外側面に製作に手間が掛かることがなく、割れた
り欠けたりすることがなく、加熱コイルの磁束が漏洩し
て電子部品を発熱させて誤動作させることもない複数の
磁気シールドを止着具を用いずに簡単に取着することが
でき、また部分的な交換が容易で安い費用で修理するこ
とができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を、図面を用いて説明する。
図1はこの発明の実施例の正面図、図2は図1の側断面
図である。本発明の実施例で従来と同一の部分に同じ符
号が付されていて説明が重複するが、幾分詳しく説明す
る。
【0018】図1と図2において、1は炊飯器、2は炊
飯器1の本体、3は蓋体である。4は本体2の外ケース
で、側面ケース4a と底ケース4b からなる。5は環状
の上部枠、6は金属筒、7は胴ヒータ、8は遮熱筒、1
0はクラッド鋼板で作られた内釜である。外ケース4と
上部枠5及び釜枠9は、いずれも耐熱性の合成樹脂で成
型されている。また、上部枠5は本体2の上面の隙間を
塞ぎ、内周縁に内釜10を載せる載置部5a が設けられ
ている。
【0019】12はコイルベース、13は加熱コイル、
14は8個の磁気シールド、15はホルダである。コイ
ルベース12はナイロン樹脂のような耐熱性を有する非
磁性材を中心孔12a を備えた鍋底型に成型し、中心孔
12a とフランジ部12b の外面側の周辺に複数の鍵型
の係止片12c と突片12d が対構造に対向して設けら
れている(図3)。
【0020】また、磁気シールド14は図4に示すよう
に、可撓性を有するテープ状の絶縁シート14a と、絶
縁シート14a に添着されたシールド基板14b で構成
されている。実施例では、絶縁シート14a には厚さが
0.2mm 程度で両端に角孔14c を設けた帯状のフッ素樹
脂フィルムが用いられ、表面のシールド基板14b には
塩化ビニルのベース材にコバルト等の強磁性体の粉末を
混入して約1.0 〜2.0mm厚さのテープ状に作られたもの
が利用されている。
【0021】その他、シールド基板14b は、シリコン
ゴムにアモルファスを含有させて弾性を持つ薄いテープ
状に形成してもよい。15a はホルダ15に設けられた
ネジ孔、15b は磁気シールド14に対応して突出して
放射状に形成された8対の押圧片である。ホルダ15の
平面図が、図5に示されている。
【0022】16は温度センサ、17はセンサバネであ
る。温度センサ16はセンサバネ17により、内釜10
の底面に常時接触するようになっている。18は本体2
の底部に設けられプラグを接続したコードリール、19
は電源基板である。19a は電源トランス、19b はコ
ネクタ、19c はワンチップ形のマイコンである。マイ
コン19c は他の電子部品と共に電源基板19に実装さ
れて、炊飯器1の炊飯動作を制御する。
【0023】20は操作部である。操作部20は図7に
示されたように外ケース4に形成された角形の装着孔4
c と鍵形の装着片4d を利用して、やや傾斜した側面の
途中に配置されている(図9も参照)。21と22は樹
脂成型の表フレームと裏フレーム、23は操作基板、2
4は操作シートである。21a は表フレーム21のフラ
ンジ、21b は可動釦、21c は表示器用の孔、21d
はボス、21e は爪片で、これらは表フレーム21の表
と裏に形成されている。22a は裏フレーム22の爪
片、22b は取付けネジ、23a は操作基板23上のL
ED、23b はスイッチ、23c はリード線、23d は
固定ネジである。操作シート24は表フレーム21の表
面に添着されて可動釦21b や表示孔21c の対応する
部分が表示窓24a やタッチキー24b を構成して、付
近に表示機能を表示する文字や記号等が刻設されてい
る。
【0024】31は蓋体3のハンドル、32は押し釦、
33と34は外蓋と外蓋カバーである。また、35は上
ケース33に設けられた蒸気口、36は外蓋カバー34
に固定されたシャフト、37は内蓋、38はパッキンで
ある。内蓋37は、パッキン38を介してシャフト36
に着脱可能に取り付けられる。40は蒸気筒である。蒸
気筒40は図8にも示されているように、山高帽状に作
られて鍔40a 寄りの側面に噴出口40b が設けられて
いる。蒸気筒40は固定用の孔40c と37aに挿入し
たネジやリベットによって、内蓋37の上面に固定され
るようになっている。37b は、内蓋37に設けられた
通気孔である。また、図12のときと同様に、rは米、
wは水である。
【0025】このような構成の本発明実施例において、
操作部20は次のように組み立てられる。LED23a
やスイッチ類23b が実装された操作基板23を表フレ
ーム21の裏側に当てて、固定ネジ23d をボス21d
に螺合して操作基板23を表フレーム21に固定する。
【0026】裏フレーム22を本体2の上方から向い合
った2つの鍵形の装着片4d の間に挿入する。操作基板
23の固定された表フレーム21を、外ケース4に設け
られた角形の装着孔4c 内に外側から挿し込む。額縁状
のフランジ21a を外ケース4の表面上に残して、表フ
レーム21の胴部が装着孔4c 内に嵌め込まれる。挿入
後、2本の取付ネジ22b を捩じ込んで、裏フレーム2
2が表フレーム21に固定される。上記組み立てにおけ
る操作基板23の取付方向が図9の中抜きの矢印で示さ
れ、操作部20の組付け状態が図2に示されている。
【0027】図2に示されているように、組付け状態で
は両フレーム21と22の上部が互いに係合する2つの
爪片21で連結され、下部が取付ネジ22b で結合され
ている。また、操作基板23のリード線23c は裏フレ
ーム22の隙間から引き出されて、直ぐ下の電源基板1
9に導かれて接続される。このように操作部20は表フ
レーム21と裏フレーム22が協働して側壁を裏表から
挟み付けた状態で、本体2の側面の途中に装着されてい
る。この結果、組立てが容易で、しかも固定が確実で外
部振動等でガタを生じることがない。
【0028】また、前述のように磁気シールド14は可
撓性を備えていて、絶縁シート14a に添着されたシー
ルド基板14b で作られている。この磁気シールド14
の一方の角孔14c を、コイルベース12の係止片12
c に引っ掛ける。そして、やや引き伸ばしながら、他方
の角孔14c に突片12d を嵌める。同じ要領で次々に
両側の角孔14c を、係止片12c と突片12d に引っ
掛けてコイルベース12の外側面に添わせて張り渡す。
このようにして、8本の磁気シールド14が、加熱コイ
ル13の底面に放射状に装着される。
【0029】磁気シールド14の装着状態が、図6に示
されている。その後、磁気シールド14を装着したコイ
ルベース12の下方には、ホルダ15がネジ孔15a に
通されたネジ15c で固定される。そして、放射状に張
り渡された各磁気シールド14は、それぞれ突出した一
対の押圧片15b で加熱コイル13に押し付けられて位
置ズレや脱落が防止される。
【0030】一方、このような構成の本発明の炊飯器に
おいて、内釜10に研いだ米rと水wを入れてから、本
体2内にセットして内蓋37を取付けて蓋体3を閉め
る。コードリール18からコードを引き出して、差込プ
ラグを電源のコンセントに接続する。本体2の側面の操
作部20の表示を見ながらタッチキー24b を操作し
て、炊飯スタートキーを押す。炊飯のスタートで、電源
スイッチが入り加熱コイル13が通電する。
【0031】通電により加熱コイル13に高周波の励磁
電流が流れて、発生した交番磁束がクラッド材の内釜1
0に鎖交して渦電流に基づくジュール熱が発生する。こ
のような電磁誘導作用によって内釜10に発生した熱で
内釜10内の水wが加熱され、同時に温度センサ16の
温度の検出が開始する。内釜10の加熱で内部の水wの
温度が上昇して、発生した蒸気が蒸気口35から大気に
放出される。
【0032】この場合、実施例では前述のように蒸気筒
40の噴出口40b が、鍔40a に近い側面に設けられ
ている。したがって、内釜10の上部空間に発生した蒸
気の大部分は、一旦蒸気筒40の内部を上昇する。上昇
した蒸気は図8の矢印のように上壁面に突き当たってか
ら押し下げられて、噴出口40b から横方向に噴出され
る。そして、この噴出された蒸気が更に蓋体3を上昇し
て、蒸気口35を通って炊飯器1外に放出される。
【0033】したがって、沸騰に伴って内釜10内に発
生した蒸気の通気路が長くなり、炊飯器1内の滞留時間
も延長され圧力も低下する。したがって、蒸気の圧力や
泡立ちによるオネバの搬送力が衰弱して、蒸気だけが蒸
気口35から放出されることになる。この結果、粘質で
重みのあるオネバが蒸気筒40の内壁に当たって内釜1
0内に環流されたり、内蓋37の上面等の通気路の途中
に堆積されて蓋体3の外への流出が抑制される。
【0034】山高帽状の蒸気口35の外に、図10に示
されたような断面形状が逆台形に構成することもでき
る。図10の変形例によれば、噴出口40b が傾斜する
側面に開口しているので、蒸気筒40の上部の内壁面か
ら押し下げられた蒸気が斜め下方に噴出される。したが
って、図10の実施例によれば、蒸気の通気路の長さが
更に増大してオネバの流出が一層抑制される。
【0035】炊飯が進んで内釜10内の水が減って炊飯
終了温度に達すると、マイコン19c により加熱コイル
13の通電が自動的に停止される。その後、ムラシ工程
に移ってから、胴ヒータ7による保温に移行する。
【0036】なお、上述の実施例では蓋体3にハンドル
31を設けた円筒形の炊飯器を例示して説明したが、ほ
ぼ角形でハンドルの無い炊飯器にも本発明を適用するこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の炊飯器によれば、本体と、本体の上面を開閉可能に軸
支した蓋体と、本体内に収納した内釜と、内釜の外側に
設けたコイルベースと、内釜の外面に対向してコイルベ
ースの外側に設けた内釜を誘導加熱する加熱コイルと、
加熱コイルの外側に漏洩磁束を防止する可撓性の絶縁シ
ートと強磁性体の粉末を混入した可撓性のシールド基板
で一体に構成した磁気シールドを備え、コイルベースの
外側に突出した複数の係止片を設け、磁気シールドに複
数の係止孔を形成し、係止片と係止孔を係合して磁気シ
ールドを取着したので、コイルベースの外側面に製作に
手間が掛かることがなく、割れたり欠けたりすることが
なく、加熱コイルの磁束が漏洩して電子部品を発熱させ
て誤動作させることもない複数の磁気シールドを止着具
を用いずに簡単に取着することができ、また部分的な交
換が容易で安い費用で修理することができるという効果
がある。
【0038】
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の正面図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】図1のコイルベースの一部の斜視図である。
【図4】図1の磁気シールドの平面図である。
【図5】図1のホルダの平面図である。
【図6】図1の磁気シールドの装着状態を示す底面図で
ある。
【図7】図1の操作部の上断面図である。
【図8】図1の蒸気筒の付近を示す斜視図である。
【図9】図1の操作部の分解斜視図である。
【図10】図1の蒸気筒の変形例を示す斜視図である。
【図11】従来の炊飯器の正面図である。
【図12】図11の一部を断面で示した側面図である。
【図13】従来の別の炊飯器の正面図である。
【符号の説明】
1 炊飯器、2 本体、3 蓋体、10 内釜、12
コイルベース、13加熱コイル、14 磁気シールド、
14a 絶縁シート、14b シールド基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−212498(JP,A) 特開 平4−174599(JP,A) 特開 平2−98008(JP,A) 特開 平6−86731(JP,A) 特開 平5−317176(JP,A) 実開 平2−106133(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 H05K 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体の上面を開閉可能に軸支
    した蓋体と、前記本体内に収納した内釜と、該内釜の外
    側に設けたコイルベースと、前記内釜の外面に対向して
    前記コイルベースの外側に設けた前記内釜を誘導加熱す
    る加熱コイルと、該加熱コイルの外側に漏洩磁束を防止
    する可撓性の絶縁シートと強磁性体の粉末を混入した可
    撓性のシールド基板で一体に構成した磁気シールドを備
    え、 前記コイルベースの外側に突出した複数の係止片を設
    け、前記磁気シールドに複数の係止孔を形成し、前記係
    止片と係止孔を係合して前記磁気シールドを取着した
    とを特徴とする炊飯器。
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KR100425135B1 (ko) * 2002-06-17 2004-03-30 엘지전자 주식회사 유도가열 전기밥솥의 자력선 차폐판 고정구조

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