JP3411424B2 - 電磁炊飯器 - Google Patents

電磁炊飯器

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JP3411424B2 JP13500195A JP13500195A JP3411424B2 JP 3411424 B2 JP3411424 B2 JP 3411424B2 JP 13500195 A JP13500195 A JP 13500195A JP 13500195 A JP13500195 A JP 13500195A JP 3411424 B2 JP3411424 B2 JP 3411424B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本願発明は、電磁炊飯器の構造に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の電磁炊飯器(所謂IHジャー)は、
例えば図6に示すように構成されている。 【0003】すなわち図4の電磁炊飯器は、例えば炊飯
と保温とを兼用するものとされており、内部に内鍋(飯
器)72をセットし得るように構成された有底筒状の外
ケース73と、該外ケース73の上部を覆蓋する蓋ユニ
ット74とからなる単一構造の容器本体71を備えてい
る。 【0004】前記外ケース73は、合成樹脂からなる有
底筒状のカバー部材73aと、該カバー部材73aの上端
部に結合された合成樹脂製の肩部材3bとによって構成
されており、その内部には、下方側から上方側にかけて
メインワークコイル76aとサイドワークコイル76bを
各々支持するコイル台77および前記内鍋72を取り出
し可能にセットするための有底筒状の内ケース75が順
次設けられている。 【0005】前記内ケース75は、前記肩部材73bに
対して上端が係合されるとともに外周面上下方向中央部
に保温ヒータ76cを備え、かつ薄金属板で形成された
筒状の上部内ケース75aと、該上部内ケース75aの
下端に係合する合成樹脂製の受皿状の下部内ケース75
bとからなっており、その内部に内鍋72が所定の隙間
空間を置いて図示のような状態でセットされるようにな
っている。そして、該下部内ケース75bの底部中央部
はスリーブ状に下方に延設されて上下に連通するセンサ
収納空間部83を有するセンサ収納筒81が形成されて
おり、該センサ収納筒81のセンサ収納空間部83内
に、前記内鍋72の底部裏面に対して弾圧的に接触する
センタセンサ82が設けられている。 【0006】該センタセンサ82は、前記内鍋72の温
度を検知する温度検知センサとして作用するものであ
り、温度検知部となるサーミスタ84、内鍋72がセッ
トされているか否かを検知する内鍋セット検知センサー
85が具備されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構成の電磁炊飯器では、内鍋72のみを取り出して使用
することはできるが、該場合の内鍋72は金属製の裸状
態の容器にすぎず、見映えが悪く、そのままでは保温性
能も悪い。したがって、現実には該内鍋72を単独で飯
器ユニットなどとして独立して使用することはできず、
常に上記外ケース73および内ケース75よりなる容器
本体71内に収納した一体状態で使用され、また持ち運
ばれるのが通常である。 【0008】しかし、常にワークコイル部(76a,7
6b)を含む容器全体を持ち運ぶのでは、重量も重く持
ち運びに不便であり、また食卓上に置いた時などにも余
計な場所を取るなどの第1の問題がある。 【0009】また、上記従来の構成では、折角の加熱性
能の高いワークコイル(76a,76b)が炊飯専用に
しか利用されていない第2の問題がある。 【0010】本願発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたものであって、容器本体をワークコイル
を備えた加熱台ユニットとワークコイルに対応して加熱
される飯器ユニットとに別体化して相互に分離可能に構
成することによって、飯器ユニット単独での持ち運び及
び使用ができるようにするとともに加熱台ユニット側を
他の調理加熱にも利用できるようにした電磁炊飯器を提
供することを目的とするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本願発明は、上記従来の
問題を確実に解決し、その目的を有効に達成するため
に、次のような課題解決手段を備えて構成されている。 【0012】すなわち、本願発明の電磁炊飯器は、ワー
クコイルを備えた加熱台ユニットと、該加熱台ユニット
上に載置され、内側に磁性金属よりなる内鍋が収納され
る、同加熱台ユニットとは別体の飯器ユニットと、上記
加熱台ユニット上に載置される、上記加熱台ユニットと
は別体の調理プレートと、上記飯器ユニットが上記加熱
台ユニット上に載置された時には、上記ワークコイル
を、炊き上げ、むらし工程等一連の炊飯工程を有する炊
飯加熱モードに制御する一方、上記飯器ユニットに替え
て上記調理プレートが載置された時には、上記ワークコ
イルを調理加熱モードに制御するワークコイル制御手段
とを備えてなる電磁炊飯器において、上記飯器ユニット
又は上記調理プレートの載置に対応してOFF又はON
になり、そのOFF又はON状態に対応して上記ワーク
コイル制御手段の加熱モードを切り替える加熱モード切
替スイッチを設けて構成されている。 【0013】 【作用】したがって、本願発明の電磁炊飯器の構成で
は、当該課題解決手段に対応して次のような作用を奏す
る。 【0014】すなわち、本願発明の電磁炊飯器の構成で
は、上述のように、ワークコイルを備えた加熱台ユニッ
トと、該加熱台ユニット上に載置され、内側に磁性金属
よりなる内鍋が収納される、同加熱台ユニットとは別体
の飯器ユニットと、上記加熱台ユニット上に載置され
る、上記加熱台ユニットとは別体の調理プレートと、上
記飯器ユニットが上記加熱台ユニット上に載置された時
には、上記ワークコイルを、炊き上げ、むらし工程等一
連の炊飯工程を有する炊飯加熱モードに制御する一方、
上記飯器ユニットに替えて上記調理プレートが載置され
た時には、上記ワークコイルを調理加熱モードに制御す
るワークコイル制御手段とを備えてなる電磁炊飯器にお
いて、上記飯器ユニット又は上記調理プレートの載置に
対応してOFF又はONになり、そのOFF又はON状
態に対応して上記ワークコイル制御手段の加熱モードを
切り替える加熱モード切替スイッチを設けて構成されて
おり、先ず飯器ユニットが単独使用可能なユニット構造
になっているとともに、ワークコイルを備えた加熱台ユ
ニットから分離可能になっている。 【0015】したがって、飯器ユニット単独での持ち運
び、使用が可能となり、ワークコイル側加熱台ユニット
がなくて済むため相当な小型化が可能となり、食卓上で
の場所の制約も小さくなる。 【0016】また、加熱台ユニットには、飯器ユニット
および調理プレート両方の載置が可能となっているとと
もに、ワークコイル制御手段が、上記飯器ユニットが上
記加熱台ユニット上に載置された時には、上記ワークコ
イルを、炊き上げ、むらし工程等一連の炊飯工程を有す
る炊飯加熱モードに制御する一方、上記飯器ユニットに
替えて調理プレートが載置された時には当該加熱台ユニ
ットのワークコイルを調理加熱モードに制御するように
なっているので、上記加熱台ユニットを炊飯加熱手段に
加えてホットプレートなどの調理プレート加熱手段とし
ても兼用することができ、加熱機器としての多機能化が
可能となる。 【0017】そして、その場合、上記飯器ユニット又は
上記調理プレートの載置に対応してOFF又はONにな
り、そのOFF又はON状態に対応して上記ワークコイ
ル制御手段の加熱モードを切り替える加熱モード切替ス
イッチが設けられていて、上記載置される飯器ユニット
又は調理プレートの載置操作に応じて任意に対応する加
熱モードが選択されるので、便利である。 【0018】 【発明の効果】以上の結果、本願発明の電磁炊飯器によ
ると、持ち運びが容易で、食卓上での場所もとらず、し
かも調理プレートとしての使用も可能な多機能の電磁炊
飯器を低コストに提供することができる。 【0019】 【実施例】(実施例1) 図1〜図5は、本願発明の実施例に係る電磁炊飯器の全
体および各部の構成を示している。 【0020】先ず該実施例の電磁炊飯器1は、例えば図
1に示すように相互に分離可能な加熱台ユニット1Aと
飯器ユニット1Bから構成されている。 【0021】上記加熱台ユニット1Aは、図1および図
4に示すように、全体として円形台状をなし、そのケー
シング部2の上部が円形の凹溝面部2aに形成され、該
凹溝面部2aの底部上面側に飯器ユニット1Bおよび調
理プレート13の載置面を形成するようになっている。
そして、同凹溝面部2aの底部下面側にはセンタセンサ
ー22の周囲に半径方向に向けて所定幅ドーナツ状に巻
成されたメインワークコイルWCが設けられている。該
メインワークコイルWCは、下部側に制御基板16を支
持した支持筺体17の上部にコイル台18、遮熱板1
9、フエライトコア11、ワークコイル支持部材21を
介して支持されている。 【0022】また、上記ケーシング部2の上記凹溝面部
2aの底部外周縁裏面側のコーナ部には断面3角形状の
サイドワークコイル嵌装空間12が形成され、該サイド
ワークコイル嵌装空間12内には保温ヒータ作動用のサ
イドワークコイル(電磁誘導装置の1次コイルを形成す
る)WC1が嵌装されている。 【0023】また、上記加熱台ユニット1Aの前面側
(正面側)14は、図示のように所定幅前方(図示左
側)に突出しており、その上部側には上方から下方に傾
斜するテーパ面となった操作パネル部50が設けられて
いる。 【0024】該操作パネル部50には、例えば図2に示
すような炊飯モード表示部54、調理モード表示部5
5、タイマー設定スイッチ51(時),52(分)、温
度調節スイッチ53、液晶表示部60等を備えた操作パ
ネル50aが設けられている。そして、液晶表示部60
には、後述のように調理プレート検知スイッチS2のO
FFにより上記炊飯モード表示部54が点灯状態となっ
た時にタイマー表示および炊飯状態の表示が、また上記
調理プレート検知スイッチS2のON状態において上記
温度調節スイッチ53が操作された調理加熱時の温調モ
ードの時は温度表示(図示の状態)がなされるようにな
っている。上記操作パネル50aの裏側には液晶ディス
プレイ装置56、制御ユニット42その他のマイクロコ
ンピュータを中心とする制御回路手段を備えたマイコン
制御基板57が設けられている。 【0025】また、上述のコイル台18下方部の制御基
板16には、図5に示すAC電源39からの整流回路
(ダイオードブリッジ回路)40、チョークコイルC
C、換気ファン41の駆動回路、メインワークコイルW
C又は保温ヒータHの駆動回路(出力制御回路)43、
炊飯又は保温切替リレーR、出力フイードバック制御用
変流器CT等の各種制御回路が設けられている(詳細は
後述)。 【0026】また、上記ケーシング部2上部の凹溝面部
2a中央には、上下方向に同心状に貫通したセンタセン
サ22の収納空間部23が形成されており、該センタセ
ンサ収納空間部23中に上下方向に昇降自在な状態で、
かつ常時上方に上昇付勢された状態で内鍋温度検知用の
センタセンサ22が設けられている。上記センタセンサ
収納空間部23は、上記コイル台18中央部とケーシン
グ部2の凹溝面部2a下方に延びる筒体部30内に形成
され、その下部開口部にはセンサカバー29が嵌合され
ている。 【0027】センタセンサ22は、センサホルダー(セ
ンサ筒本体)22a上端部に温度センサ(サーミスタ)S1
が設けられているとともに該センサホルダー22aの上
端部上面には熱伝導性の良好な金属材料よりなるセンサ
キャップ(蓋部)28が一体的に嵌合固定されている。そ
して、例えば上記センサホルダー22aの上端側縁部と
センサカバー29との間に介装されたコイルスプリング
(図示省略)によって昇降可能かつ上方に付勢された状態
で支持されている。 【0028】そして、該センタセンサ22の上記センサ
キャップ28が、上記凹溝面部2a上にセットされた図
3に示す飯器ユニット1B内の内鍋20の底部20a裏
面又は図4に示す調理プレート13の底部13aの裏面
に対して上記コイルスプリングの上方への付勢圧で均密
に接触し(図1、図4参照)、該接触状態において上記
サーミスタS1によって内鍋20又は調理プレート13
の温度が検出されるようになっている。飯器ユニット1
Bの外ケース底部3cには、上記センサキャップ28を
接触させるための穴47が形成されている。 【0029】また、上記加熱台ユニット1Aのケーシン
グ部2凹溝面部2aの後部側周縁部2bの上端には、調
理プレート検知スイッチS2の作動ピン33が開口31
を介して昇降可能に上方に向けて突出せしめられてい
る。該調理プレート検知スイッチS2は、例えば図1の
ように飯器ユニット1Bの載置状態では上方に突出した
OFF状態であるが、図4のように飯器ユニット1Bに
替えて調理プレート13が載置されると、その縁部13
bにより押圧されることによりON状態になって調理プ
レート13が載置されたことを検知する。この検知信号
は、図5に示すように制御ユニット42に入力される。
該検知信号が入力されると、当該制御ユニット42のワ
ークコイル制御機能が、例えば炊き上げ、むらし、保温
工程等の一連の炊飯工程を有してなる炊飯加熱モードか
ら調理加熱モードに切り替えられる。 【0030】つまり、上記調理プレート検知スイッチS
2は、飯器ユニット1Bに対する炊飯加熱モードと調理
プレート13に対する調理加熱モードの切替スイッチと
して構成されている。 【0031】他方、飯器ユニット1Bは、図1および図
3に示すように、上記加熱台ユニット1Aとは別体に形
成され、内部に電磁誘導加熱可能な金属製の内鍋(飯器)
20をセットし得るように形成された有底筒状の外ケー
ス3と、該外ケース3の上部を覆蓋する開閉可能な蓋ユ
ニット4とから構成されている。 【0032】上記外ケース3は、見映えのよいポリプロ
ピレン等の合成樹脂板で形成された筒状のカバー部材3
aと、該カバー部材3aの上端部側に一体成型された肩部
3bと、上記カバー部材3aと一体の底部3cとによって
全体として有底筒状に構成されており、そのカバー部材
3a内側には上記内鍋2の側壁部に対応して保温ヒータ
H、サーマルリードスイッチTRSを取付けた保護枠7
が設けらている。 【0033】該保護枠7は、上記カバー部材3aの底部
3cとのコーナー状の連続部分内側に設けられた2次コ
イル嵌装部8の上部に支承して支持されている。そし
て、2次コイル嵌装部8内の2次コイル嵌装空間8a内
には、上記加熱台ユニット1A側のサイドワークコイル
(1次コイル)WC1と対応して加熱エネルギー伝達手
段としての電磁誘導装置を構成する2次コイルWC2
嵌装されている。上記保温ヒータHおよびサーマルリー
ドスイッチTRSは、図5に示すように、この2次コイ
ルWC2の両端子間に直列に挿入して接続されている。 【0034】この結果、例えば図5のリレースイッチR
Sが上記1次コイルであるサイドワークコイルWC1
に切り替えられて同サイドワークコイルWC1に電源電
流が印加されると、それに対応して電磁誘導により上記
2次コイルWC2には両者の巻数比によって決定される
2次電流が誘起され、該2次電流によって上記保温ヒー
タHが発熱して上記内鍋20を加熱し、保温状態を実現
する。 【0035】該保温状態における保温温度は、上記サー
マルリードスイッチTRSのON,OFFによって設定
制御される。 【0036】そして、上記メインワークコイルWCへの
通電による炊飯状態から該保温状態への切替えは、上述
のように図5の炊飯制御ユニット42からの炊飯完了判
定信号に対応して励磁される炊飯・保温切替リレーRの
リレーコイルRLによってリレースイッチRSをメイン
ワークコイルWC側からサイドワークコイル(1次コイ
ル)WC1側に切替えることによってなされる。 【0037】また、上記炊飯および保温状態における加
熱量の調節は、メインワークコイルWC又は保温ヒータ
Hの駆動回路43を介してIGBTのスイッチングトラ
ンジスタQのON,OFF状態を変流器CTの検出電流
を基に上記制御ユニット42によってフィードバック制
御することによってなされる。なお、図5のC1は平滑
コンデンサ、C2は共振コンデンサ、Dはダンパーダイ
オードである。また上記保温ヒータHは、図1に示すよ
うに上記外ケース3の肩部にも分割して設けられてい
る。 【0038】一方、上記蓋ユニット4は、その外周面を
構成する合成樹脂製の外ケース37と、内周面における
枠部を構成する合成樹脂製の内枠部材38と、該内枠部
材38内周面部を覆蓋する内蓋57とによって中空構造
に形成されている。この蓋ユニット4は、上記外ケース
肩部3bの一方(後端)側ボス部に対してヒンジ機構6
0を介して回動自在に取付けられており、その開放端側
には、該蓋ユニット4の所定位置に係合して蓋ユニット
4の閉塞状態を維持するロック機構61が設けられてい
る。該ロック機構61は、ロック解除レバーを兼用して
構成されている。 【0039】また、上記蓋ユニット4の内枠部材38中
央部には、蒸気放出筒取付用開口部62が形成されてい
る。そして、該蒸気放出筒取付用開口部62には、パッ
キン63を介して蒸気放出筒64が取付けられている。 【0040】この蒸気放出筒64は、図示のように、上
下方向に延びたダルマ形の本体部64aの上端部に蒸気
放出パイプ部64bを一体化し、該蒸気放出パイプ部6
4bの側面部に複数の蒸気放出口64c,64cが形成
されている一方、本体部64a内の中央部上前には調圧
機構66が設けられている。さらに、また上記外ケース
37の上記蒸気放出パイプ部64b上方に対応する部分
には蒸気放出グリル68が穿けられている。 【0041】上述のように、本願発明実施例の電磁炊飯
器の構成では、メインワークコイルWCを備えた加熱台
ユニット1Aと、該加熱台ユニット1Aとは別体に形成
されていて、該加熱台ユニット1Aの飯器載置部である
凹溝面部2a上に分離可能に載置される飯器ユニット1
Bと、該飯器ユニット1Bが上記加熱台ユニット1Aの
飯器載置部である凹溝面部2a上に載置された時に上記
加熱台ユニット1AのメインワークコイルWCを例えば
炊き上げ、むらし、保温工程等一連の炊飯工程を有して
なる炊飯加熱モードに制御するワークコイル制御手段と
しての制御ユニット42とを備えており、飯器ユニット
1Bが単独使用可能なユニット構造になっているととも
に、メインワークコイルWCを備えた加熱台ユニット1
Aから分離可能になっている。 【0042】したがって、飯器ユニット1B単独での持
ち運び、使用が可能となり、メインワークコイル側加熱
台ユニット1Aがなくて済むため相当な小型化が可能と
なり、例えば図3のように加熱台ユニット1Aから分離
して食卓T上に置かれた場合などのスペースの制約も小
さくなる。 【0043】また、加熱台ユニット1Aの飯器載置部で
ある凹溝面部2aは、調理プレート13の載置が可能な
構造に形成されていて、例えば図4のように飯器ユニッ
ト1Bに替えて調理プレート13が載置された時には、
上述のように調理プレート検知スイッチS2がON作動
して、上記制御ユニット42のメインワークコイルWC
制御機能をそれまでの上記炊飯加熱モードから調理加熱
モードで制御する調理加熱機能に切り替える。従って、
加熱台ユニット1Aをホットプレートなどの調理プレー
ト13の加熱手段として兼用することができ、多機能化
が可能となる。 【0044】また、上記加熱台ユニット1A側から飯器
ユニット1B側に対してアイソレーション状態で間接的
に加熱エネルギーを伝達する加熱エネルギー伝達手段と
して、上記加熱台ユニット1A側サイドワークコイル
(1次コイル)WC1に飯器ユニット1B側2次コイル
WC2を対応させることによって電磁誘導装置を構成
し、該電磁誘導装置の上記2次コイルWC2側誘起電流
を上記飯器ユニット1B側に設けた保温ヒータHに流し
て飯器ユニット1Bを保温するようにしており、上述の
ように分離可能でありながら従来と全く同様の保温ヒー
タHによる保温が可能となり、保温制御が容易となる。 【0045】以上の結果、本願発明実施例の電磁炊飯器
によると、持ち運びが容易で、食卓上での場所もとら
ず、しかも調理プレートとしての使用も可能な多機能の
電磁炊飯器を低コストに提供することができることにな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、本願発明の実施例に係る電磁炊飯器の
飯器ユニットセット状態の断面図である。 【図2】図2は、同電磁炊飯器の操作パネル部の正面図
である。 【図3】図3は、同電磁炊飯器の飯器ユニット分離状態
の断面図である。 【図4】図4は、同電磁炊飯器の調理プレートセット状
態の断面図である。 【図5】図5は、同電磁炊飯器の電気回路図である。 【図6】図6は、従来の電磁炊飯器の断面図である。 【符号の説明】 1は電磁炊飯器、1Aは加熱台ユニット、1Bは飯器ユ
ニット、2は加熱台ユニットのケーシング部、2aは凹
溝面部、3は外ケース、4は蓋ユニット、7は保護枠、
13は調理プレート、40は整流回路、42は制御ユニ
ット、43はメインワークコイル又は保温ヒータ駆動回
路、50は操作パネル部、50aは操作パネル、WCは
メインワークコイル、WC1はサイドワークコイル(1
次コイル)、WC2は2次コイル、Hは保温ヒータ、S1
はセンタセンサ、S2は調理プレート検知センサであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−338414(JP,A) 特開 平5−326126(JP,A) 特開 平6−29082(JP,A) 特開 平4−341790(JP,A) 特開 平3−192684(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 103 H05B 6/12 314

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ワークコイルを備えた加熱台ユニット
    と、該加熱台ユニット上に載置され、内側に磁性金属よ
    りなる内鍋が収納される、上記加熱台ユニットとは別体
    の飯器ユニットと、上記加熱台ユニット上に載置され
    る、上記加熱台ユニットとは別体の調理プレートと、上
    記飯器ユニットが上記加熱台ユニット上に載置された時
    には、上記ワークコイルを、炊き上げ、むらし工程等一
    連の炊飯工程を有する炊飯加熱モードに制御する一方、
    上記飯器ユニットに替えて上記調理プレートが載置され
    た時には、上記ワークコイルを調理加熱モードに制御す
    るワークコイル制御手段とを備えてなる電磁炊飯器にお
    いて、上記飯器ユニット又は上記調理プレートの載置に
    対応してOFF又はONになり、そのOFF又はON状
    態に対応して上記ワークコイル制御手段の加熱モードを
    切り替える加熱モード切替スイッチを設けたことを特徴
    とする電磁炊飯器。
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