JPH04322617A - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

Info

Publication number
JPH04322617A
JPH04322617A JP9041291A JP9041291A JPH04322617A JP H04322617 A JPH04322617 A JP H04322617A JP 9041291 A JP9041291 A JP 9041291A JP 9041291 A JP9041291 A JP 9041291A JP H04322617 A JPH04322617 A JP H04322617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
induction heating
pot
rice cooker
coil
electric rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9041291A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ogasawara
小笠原 敏雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP9041291A priority Critical patent/JPH04322617A/ja
Publication of JPH04322617A publication Critical patent/JPH04322617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気炊飯器に係り、さら
に詳しくは、加熱源として誘導加熱手段を使用した電気
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気炊飯器は加熱源としてシース
ヒータを用いたものが多用されていたが、最近は加熱源
として誘導加熱装置を使用したものが提案されている。
【0003】図6はこのような誘導加熱装置を用いた電
気炊飯器の一例の模式図である(特開平1−30268
1号公報参照)。図において、21は外ケース、22は
例えば耐熱性プラスチックの如く耐熱性を有し、かつ電
磁波を透過する絶縁材料からなる鍋収納部で、上部には
段部23が設けられており、外ケース21内に収容され
固定されている。24は鍋収納部22の下部に配置され
た保護枠で、耐熱性を有し電磁波を透過する材料からな
り、この保護枠24の鍋収納部22側には、絶縁処理を
施して密に巻かれた誘導加熱コイル25が配設されてい
る。26は抵抗率が大きく比透磁率の高い磁性材料から
なり、鍋収納部22内に収容された調理用鍋で、そのフ
ランジ部27が鍋収納部22の段部23に係止されて鍋
収納部26内に保持されている。なお、図には蓋体及び
誘導加熱コイル25の駆動装置は省略してある。
【0004】上記のような調理器において、調理用鍋2
6内に米と適量の水を入れて鍋収容部22内に収容し、
蓋をしたのち電源をONする。これにより誘導加熱コイ
ル25に高周波電流が流れて磁束が発生し、調理用鍋2
6はこの磁束を切って発生する渦電流によって発熱し、
調理鍋26内の水を加熱して炊飯する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電気炊飯
器においては、誘導加熱コイル25は密に巻かれており
、しかも中央部に大きな空間が設けられているため、調
理用鍋26は図7に示すように2つのピークをもって発
熱する(調理用鍋26の側方に設けた誘導加熱コイル2
5を考慮すれば、4つのピークをもつことになる)。 この結果、加熱効率が悪く、しかも不均一に加熱される
ため美味な炊飯ができないという問題があった。
【0006】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、薄型軽量で加熱効率に優れ、均一加熱のでき
る電気炊飯器を得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気炊飯器
は、外ケース内に設けた鍋載置台に、鍋載置台の中心部
近傍から調理用鍋の下部投影面積の外まで、疎に巻いた
誘導加熱コイルを配設したものである。
【0008】また、絶縁材料からなる鍋載置台に隔壁を
隔てて形成された溝内に誘導加熱コイルを配設したもの
である。
【0009】さらに、誘導加熱手段に電力を供給する手
段に周波数可変型制御器を設けたものである。
【0010】
【作用】調理用鍋に米と適量の水を入れて鍋載置台上に
載置し、蓋体を閉じる。ついで誘導加熱コイルに通電す
ると電磁誘導作用により調理用鍋が発熱し、水を加熱し
て炊飯する。このとき、鍋載置台にはその中心部近傍か
ら調理用鍋の下部投影面積の外まで、疎に巻かれた誘導
加熱コイルが配設されているので、調理用鍋は均一に発
熱し、水を均一に加熱する。
【0011】また、誘導加熱コイルに供給される電力は
、周波数可変型制御器によりいわゆる火加減が調節され
て水の適正な沸騰を維持するので、吹きこぼれを生ずる
ことがない。
【0012】
【実施例】図1は本発明実施例を模式的に示した断面図
である。図において、1は円筒状の外ケースで、例えば
耐熱プラスチックの如く耐熱性を有し、かつ電磁波が透
過する絶縁材料、即ち、電磁誘導作用にあって発熱しな
い材料からなっている。
【0013】2は外ケース1内に配設されたコイル巻枠
を兼ねた鍋載置台、6はこの鍋載置台2に設けた誘導加
熱コイル(以下コイルという)である。鍋載置台2は耐
熱性プラスチック、セラミックスの如く耐熱性を有し、
かつ電磁波が透過する材料、即ち、電磁波誘導作用によ
って発熱しない絶縁材料からなり、凹部3を有しほぼ皿
状に形成されて底部の下面には図2、図3に示すように
隔壁5を隔てて渦巻状の溝4が設けられている。実施例
では、この溝4の幅d1 はコイル6の径dの約90%
、隔壁5の幅wはコイル6の径dの約70%に設定し、
コイル6を僅かに楕円状に変形させて溝4に圧入した。 なお、溝4の幅d1 をコイル6の径dとほぼ等しいか
又は僅かに大きく形成し、耐熱性接着剤によりコイル6
を溝4内に装着固定してもよい。このコイル6は鍋載置
台2の中心部近傍から後述の調理用鍋7の下部投影面積
Aの外側まで配設されている。
【0014】このように、本発明に係るコイル6は、隔
壁5を隔てて溝4内に固定されており、鍋載置台2は絶
縁材料で構成されているのでコイル6間を特別に絶縁処
理する必要がなく、いわゆる疎巻コイルを構成している
【0015】7はコイル枠3の凹部3内に収容された調
理用鍋で、抵抗率が大きく比透磁率の高い磁性材料、即
ち、電磁誘導作用によって発熱する材料からなり、底板
と側壁とは大きな円弧で結ばれている。8はヒンジ9を
介して外ケース1に開閉可能に取付けられた蓋体である
【0016】10はコイル6の駆動装置で、その実施例
の回路を図4に示す。11は全波整流回路、12はその
出力側に接続された平滑コンデンサ、6はコイル、13
はコイル6と直列に接続されたスイッチング素子、14
はコイル6に並列に接続された共振コンデンサ、15は
スイッチング素子13に並列に接続された回生ダイオー
ド、16は周波数制御信号によってスイッチング素子1
3に可変の周波数を出力する周波数可変型制御器、17
は電源プラグである。
【0017】上記のような駆動回路において、電源から
の交流電流は全波整流回路11によって直流に変換され
、平滑コンデンサ12によって平滑にされてコイル6と
共振コンデンサ14とからなる共振回路に加えられる。 一方、周波数可変型制御器16の出力はスイッチング素
子13に加えられてこれをON−OFFし、コイル6に
高周波電流を流す。そして、コイル6に流れる高周波電
流の周波数は、周波数可変型制御器16によって制御さ
れる。
【0018】次に、上記のように構成した本発明の作用
を説明する。先ず、調理用鍋7に米と適量の水を入れ、
鍋載置台2上にセットして蓋体8を閉じる。ついで電源
スイッチ(図示せず)をONし、駆動装置10を介して
コイル6に20〜50KHz程度の高周波電流を流す。 コイル6の励磁により磁束が発生し、電磁誘導作用によ
って調理用鍋7に交番的な渦電流が発生し、調理用鍋7
は急速に発熱して内部の水を加熱し、炊飯する。この間
、温度センサ(図示せず)により調理用鍋7の温度を検
出し、この検出結果に基いて周波数可変型制御器16を
制御し、コイル10に流れる高周波電流の周波数を制御
して調理用鍋7の発熱、したがって火加減を調節する。
【0019】上記のように構成した本発明においては、
コイル6を疎巻にして鍋載置台2の中心部近傍から下周
部が大きな円弧状に形成された調理用鍋7の下部投影面
積A外に達する範囲までほぼ等しい間隔で配置したので
、図5に示すように調理用鍋7は均一にかつ上方まで発
熱して加熱効率を高め、熱水の対流を促進して調理用鍋
7内の水を均一に加熱することができる。
【0020】また、周波数可変型制御器36によりコイ
ル6に適正電力を供給して水の適正な沸騰を持続させる
ようにしたので、吹きこぼれがなく薄い形状の調理用鍋
7を使用することができ、これにより炊飯器を薄型化す
ることができる。
【0021】上記の説明ではコイル6を渦巻状に配設し
た場合を示したが、方形その他任意のパターンに配設し
てもよい。また、コイル6を鍋載置台2の下面に設けた
例を示したが、鍋載置台2の上面にコイル6を配設し、
電磁波が透過する絶縁板を介して調理用鍋7を載置する
ようにしてもよい。
【0022】さらに、コイル6を鍋載置台2に直接配設
した場合を示したが、コイル巻枠を別に設けてこれを鍋
載置台2に取付けるようにしてもよく、この場合、鍋載
置台2を電磁誘導作用によって発熱する材料で構成して
発熱させ、これに非磁性材料からなる調理用鍋を載置し
て加熱してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気炊飯器は、誘導加熱コイルを鍋載置台の中心
部近傍から調理用鍋の下方投影面積の外までほぼ等間隔
に配設し、周波数可変型制御器で適正な電力を供給する
ようにしたので、加熱効率がよくかつ水を均一加熱して
美味な炊飯を実現することができる。また、コイルに適
正な電力を供給することにより水の適正な沸騰を持続さ
せるようにしたので吹きこぼれがなく、薄型の調理用鍋
を使用することができる。このため薄形軽量で使い勝手
のよい電気炊飯器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を模式的に示した断面図。
【図2】図1の鍋載置台の実施例の下面図。
【図3】図2の一部拡大断面図。
【図4】コイル駆動装置の実施例の回路図。
【図5】調理用鍋の発熱状態を示す線図。
【図6】従来の誘導加熱手段を用いた炊飯器の模式図。
【図7】図7の調理用鍋の発熱状態を示す線図。
【符号の説明】
1  外ケース 2  鍋載置台 4  溝 5  隔壁 6  コイル 7  調理用鍋 8  蓋体 11  全波整流回路 13  スイッチング素子 14  共振コンデンサ 16  周波数可変型制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外ケースと、この外ケース内に配設さ
    れた鍋載置台と、この鍋載置台に設けられた誘導加熱手
    段と、電磁誘導作用により発熱する材料かなり前記鍋載
    置台に載置される調理用鍋と、前記誘導加熱手段に電力
    を供給する手段と、蓋体とからなり、前記誘導加熱手段
    を構成する誘導加熱コイルを前記鍋載置台の中心部近傍
    から前記調理用鍋の下部投影面積の外まで疎巻に配設し
    たことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 【請求項2】  誘導加熱手段は、絶縁材料からなる鍋
    載置台に隔壁を隔てて形成された溝内に誘導加熱コイル
    を配設したことを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器
  3. 【請求項3】  誘導加熱手段に電力を供給する手段に
    、周波数可変型制御器を設けたことを特徴とする請求項
    1又は2記載の電気炊飯器。
JP9041291A 1991-04-22 1991-04-22 電気炊飯器 Pending JPH04322617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041291A JPH04322617A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 電気炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041291A JPH04322617A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 電気炊飯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04322617A true JPH04322617A (ja) 1992-11-12

Family

ID=13997878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9041291A Pending JPH04322617A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 電気炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04322617A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100058A (ja) * 1993-10-12 1995-04-18 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電磁調理鍋
JPH08322711A (ja) * 1995-06-01 1996-12-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電磁炊飯器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100058A (ja) * 1993-10-12 1995-04-18 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電磁調理鍋
JPH08322711A (ja) * 1995-06-01 1996-12-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電磁炊飯器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6921232B2 (ja) 誘導加熱調理器
KR101307594B1 (ko) 유도가열 히터가 구비된 전기 조리기기
JPWO2017064804A1 (ja) 誘導加熱調理装置、複合調理装置、およびこれらを備えた誘導加熱調理システム
JP3091789B2 (ja) 電気炊飯器
JPH04341790A (ja) 高周波誘導加熱調理器
JPH04322617A (ja) 電気炊飯器
JP3726235B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3292059B2 (ja) 電気炊飯器
JP4073825B2 (ja) 電気炊飯器
JP2582949Y2 (ja) 誘導加熱式炊飯器
JP7378206B2 (ja) 炊飯器
JP3985711B2 (ja) 炊飯器
JP2789758B2 (ja) 調理器
JPH01218411A (ja) 電気炊飯器
JPH0817735B2 (ja) 炊飯器
JP3103566B2 (ja) 電気炊飯器
JPH04355093A (ja) 誘導加熱装置
JPH05261016A (ja) 炊飯器
JP2705083B2 (ja) 電気炊飯器
JPH0722535B2 (ja) 炊飯器
KR101307720B1 (ko) 유도가열 히터가 구비된 전기 조리기기
KR19990053914A (ko) 돌솥을 이용한 유도가열 취반기
JPH01218414A (ja) 電気炊飯器
KR20180064796A (ko) 전기밥솥의 보온공정 제어방법
JPH0736799B2 (ja) 炊飯器