JP2571536Y2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

Info

Publication number
JP2571536Y2
JP2571536Y2 JP1992006013U JP601392U JP2571536Y2 JP 2571536 Y2 JP2571536 Y2 JP 2571536Y2 JP 1992006013 U JP1992006013 U JP 1992006013U JP 601392 U JP601392 U JP 601392U JP 2571536 Y2 JP2571536 Y2 JP 2571536Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice cooker
induction heating
pan
heating coil
rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992006013U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0568418U (ja
Inventor
次治 薬師寺
克三 寺岡
秀志 中川
義明 小倉
隆 田中
隆男 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1992006013U priority Critical patent/JP2571536Y2/ja
Publication of JPH0568418U publication Critical patent/JPH0568418U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2571536Y2 publication Critical patent/JP2571536Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、炊飯器本体内に上面が
開放する容器状の外鍋が設置され、該外鍋の開口を開閉
する外蓋を上記炊飯器本体に軸支し、この外鍋内に米飯
を収納する内鍋を着脱自在に収納した炊飯器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器は、図3に示すように炊飯
器本体(図示せず)内に上面が開放する容器状の外鍋1
1が設置され、該外鍋11の開口を開閉する外蓋(図示
せず)を上記炊飯器本体に軸支し、この外鍋11内に米
飯を収納する内鍋12が着脱自在に収納されていた。上
記外鍋11は、底部を結晶化ガラスや熱硬化性樹脂によ
り形成され、この底部の下部に上記内鍋12を誘導加熱
して炊飯を行う誘導加熱コイル13が設けられ、該誘導
加熱コイル13への通電を制御する制御部(図示せず)
が設けられていた。
【0003】そして、炊飯時にはこの制御部により誘導
加熱コイルに通電を行い該誘電加熱コイル13が磁力線
を発生し、この磁力線により発生するうず電流によって
内鍋12が誘導加熱され炊飯を行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のよう炊飯器であ
れば、誘導加熱コイル13の巻き方により磁力線の発生
が不均一になり、内鍋12が不均一に加熱されるため炊
きムラが発生し、特にステンレス鍋やホーロー鍋では熱
伝導が悪く、図3に示すようにコイルを均一に巻いて形
成した誘導加熱コイル13を使用した炊飯器において
は、図3のように誘導加熱コイル13の中央の直上部分
のみが他の部分に比べ特に加熱され、この部分が焦げる
という問題があった。
【0005】また、炊きムラ(部分的な焦げ)を防止す
るために、図4に示すようにコイルを中央部を省いた形
で巻いて形成した特殊な誘導加熱コイル14を使用する
と、図4のように一部分のみの加熱が強くなるというこ
とを防止することができるが、コイルを特殊な巻き方を
するため誘導加熱コイル14のコストが非常に高くなる
という問題があった。
【0006】本考案の炊飯器は、上記のような問題に鑑
みなされたものであり、特殊な巻き方の誘導加熱コイル
を使用することなく、通常の誘導加熱コイルにより炊き
ムラのない良好な炊飯を行うことができる炊飯器を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案の炊飯器は、炊飯器本体内に上面が開放する
容器状の外鍋が設置され、該外鍋の開口を開閉する外蓋
を上記炊飯器本体に軸支し、この外鍋内に米飯を収納す
る内鍋着脱自在に収納され、前記外鍋の下方に前記
鍋を誘導加熱して炊飯を行う誘導加熱コイルを設けた炊
飯器において、前記外鍋が前記炊飯器本体にて保持さ
れ、前記内鍋の前記誘導加熱コイルによる誘導加熱が大
きくなる部分に対応した該外鍋の底部外面に非磁性体の
磁力線遮蔽板を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成の炊飯器は、外鍋が炊飯器本体にて
保持され、内鍋の誘導加熱コイルによる誘導加熱が大き
くなる部分に対応した該外鍋の底部外面に非磁性体の磁
力線遮蔽板を設けたので、該磁力線遮蔽板により前記内
鍋の前記誘導加熱コイルによる誘導加熱が大きくなる
分の磁力線を遮蔽し、この部分の誘導加熱をなくし、局
部的な過熱をなくすことができる。また、前記磁力線遮
蔽板を内鍋の誘導加熱コイルによる誘導加熱が大きくな
る部分に対応した位置に確実に保持することができる。
さらに、炊飯器本体内の掃除や内鍋の着脱のときに前記
磁力線遮蔽板に触れることを確実に防止でき、前記磁力
線遮蔽板の位置が内鍋の誘導加熱コイルによる誘導加熱
が大きくなる部分に対応した位置からずれることを確実
に防止できる。これにより、長期にわたって炊きムラの
ない良好な炊飯を確実に行うことができる
【0009】
【実施例】本考案の炊飯器の一実施例を図1および図2
と共に説明する。本考案の炊飯器は、炊飯器本体1内に
上面が開放する容器状の外鍋2が設置され、該外鍋2の
開口を開閉する外蓋(図示せず)を上記炊飯器本体1に
軸支し、この外鍋2内に米飯を収納する内鍋3を着脱自
在に収納している。該外鍋2は、炊飯器本体1内に設置
されており、その底部を結晶化ガラスや熱硬化性樹脂に
より形成している。
【0010】そして、該外鍋2の底部外側に誘導加熱コ
イル4を設け、該誘導加熱コイル4による誘導加熱が大
きくなる部分に対した上記外鍋2の底部外面にアルミ
等の非磁性体で形成された磁力線遮蔽板5を設けてい
る。
【0011】上記誘導加熱コイル4は基板6上に配設さ
れ、該基板6の下方に該誘導加熱コイル4への通電を制
御する制御回路を具備した制御基板7を配設し、該制御
基板7の側方に上記誘導加熱コイル4を冷却する冷却フ
ァン8を設けている。
【0012】上記構成の炊飯器の動作を説明する。ま
ず、所定量の米と水を収納した内鍋3を外鍋2内に収納
し炊飯を開始すると、制御回路により誘導加熱コイル4
へ通電が行われ該誘導加熱コイル4が磁力線を発生す
る。そして、この磁力線により発生するうず電流によっ
て上記内鍋3が誘導加熱され、炊飯を行う。
【0013】このとき、上記誘導加熱コイル4の磁力線
の一部が磁力線遮蔽板5により遮蔽されるため、上記内
鍋3は図2に示すように該誘導加熱コイル4の磁力線遮
蔽板5により遮蔽さた部分では加熱されず、従来のよう
に局部的な過熱が行われることなく、局部的な焦げつき
を防止し良好な炊飯を行うことができる。
【0014】
【考案の効果】本考案の炊飯器は、外鍋が炊飯器本体に
て保持され、内鍋の誘導加熱コイルによる誘導加熱が大
きくなる部分に対応した該外鍋の底部外面に非磁性体の
磁力線遮蔽板を設けたので、従来のように通常の巻き方
をした誘導加熱コイルを使用しても内鍋を局部的に過熱
することがない。また、前記磁力線遮蔽板を内鍋の誘導
加熱コイルによる誘導加熱が大きくなる部分に対応した
位置に確実に保持できる。さらに、炊飯器本体内の掃除
や内鍋の着脱のときに前記磁力線遮蔽板に触れることを
確実に防止でき、前記磁力線遮蔽板の位置が内鍋の誘導
加熱コイルによる誘導加熱が大きくなる部分に対応した
位置からずれることを確実に防止できる。したがって、
長期にわたって炊きムラのない良好な炊飯を確実に行う
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の炊飯器の一実施例を示す概略断面図で
ある。
【図2】本考案の炊飯器の炊飯時の加熱状態を示す特性
図である。
【図3】従来の炊飯器の一例の炊飯時の加熱状態を示す
特性図である。
【図4】従来の炊飯器の他の例の炊飯時の加熱状態を示
す特性図である。
【符号の説明】 1 炊飯器本体 2 外鍋 3 内鍋 4 誘導加熱コイル 5 磁力線遮蔽板 7 制御基板 8 冷却ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小倉 義明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)考案者 田中 隆 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)考案者 村井 隆男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−242582(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体内に上面が開放する容器状の
    外鍋が設置され、該外鍋の開口を開閉する外蓋を上記炊
    飯器本体に軸支し、この外鍋内に米飯を収納する内鍋
    着脱自在に収納され、前記外鍋の下方に前記内鍋を誘導
    加熱して炊飯を行う誘導加熱コイルを設けた炊飯器にお
    いて、 前記外鍋が前記炊飯器本体にて保持され、前記内鍋の前
    記誘導加熱コイルによる誘導加熱が大きくなる部分に対
    応した該外鍋の底部外面 に非磁性体の磁力線遮蔽板を設
    けたことを特徴とする炊飯器。
JP1992006013U 1992-02-17 1992-02-17 炊飯器 Expired - Fee Related JP2571536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992006013U JP2571536Y2 (ja) 1992-02-17 1992-02-17 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992006013U JP2571536Y2 (ja) 1992-02-17 1992-02-17 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0568418U JPH0568418U (ja) 1993-09-17
JP2571536Y2 true JP2571536Y2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=11626829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992006013U Expired - Fee Related JP2571536Y2 (ja) 1992-02-17 1992-02-17 炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2571536Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2626034B2 (ja) * 1989-03-16 1997-07-02 富士電機株式会社 誘導加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0568418U (ja) 1993-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2571536Y2 (ja) 炊飯器
JP3411424B2 (ja) 電磁炊飯器
JP2582949Y2 (ja) 誘導加熱式炊飯器
JP3262503B2 (ja) 誘導加熱式炊飯器
JPH0584126A (ja) 電気炊飯器
JP2576786B2 (ja) 誘導加熱炊飯器
JPH10225374A (ja) 誘導加熱炊飯器
JP3094907B2 (ja) 電磁誘導炊飯器
JP3063611B2 (ja) 電気炊飯器
JP3218589B2 (ja) 電磁誘導加熱式調理器
JPH10155649A (ja) 電気炊飯器
JP4073825B2 (ja) 電気炊飯器
JPH05245038A (ja) 調理器
JP2018201596A (ja) 加熱調理器
JP3337623B2 (ja) 炊飯器
JPH05123242A (ja) 炊飯器
JP2582950Y2 (ja) 誘導加熱式炊飯器
JP3845277B2 (ja) 炊飯器
JP3063727B2 (ja) 電気炊飯器
JP3531478B2 (ja) 電気炊飯器
JP3312334B2 (ja) 炊飯器
JP2812086B2 (ja) 電気炊飯器
KR20050016183A (ko) 가열 조리기
JPS63299073A (ja) 誘導加熱器付高周波加熱装置
JPS634391Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees