JP3063727B2 - 電気炊飯器 - Google Patents
電気炊飯器Info
- Publication number
- JP3063727B2 JP3063727B2 JP10062852A JP6285298A JP3063727B2 JP 3063727 B2 JP3063727 B2 JP 3063727B2 JP 10062852 A JP10062852 A JP 10062852A JP 6285298 A JP6285298 A JP 6285298A JP 3063727 B2 JP3063727 B2 JP 3063727B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- rice cooker
- lid
- electric rice
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
は業務用に使用する電気炊飯器に関するものである。
図3に示されるような構成であった。図において、1は
上面が開口する円筒上のボデイで、このボデイ1の内部
には、鍋収納部である保護枠2が配設され、かつこの保
護枠2は非金属材料により有底円筒状に成形され、保護
枠2の上端部は前記ボデイ1の上端部内周囲に係合され
ている。
4を形成した内鍋で、この内鍋3はフランジ4を上枠5
の上面に懸架状態に載置することにより、保護枠2内の
着脱自在に配設されている。保護枠2の外側には誘導コ
イル6が配設され、この誘導コイル6は、内鍋の外周面
までの距離が一定となるように、前記保護枠2の外周下
部に耐熱性樹脂材料で形成されたコイルカバ−7により
支持されている。 8は合成樹脂性の外蓋で、この外蓋
8は上枠9の上部にヒンジ部材10を配設し、ピン11
を介して回動自在に支持されている。12は内カバ−
で、この内カバ−12は外蓋8の内面に固着されてい
る。この内カバ−12には発熱体である放熱板13が固
定されており、この放熱板13の上部には誘導コイル1
4が位置している。この誘導コイル14の電磁作用によ
り放熱板13が発熱するのである。また、上枠9と保護
枠2により狭持され位置している保護枠胴15は内鍋の
側面周囲に配設してあり、保護枠胴15の外側にも誘導
コイル16が設置せれており、誘導コイル16の電磁作
用により内鍋3を発熱するもので、炊飯時および保温時
において誘導コイル14、16に胴ワット数のIHを発
振することで、ご飯を炊飯し、保温するのが従来の技術
である。
来構成の電気炊飯器では、保温時において、放熱板の振
動と内鍋の振動により大きな振動音を発し、耳ざわりな
音が発生するという課題があった。本発明は、上記課題
を解決するもので、全面にIHコイルを配した電気炊飯
器において、保温時の静音化が図れる電気炊飯器を実現
することにある。
に、本発明は、本体内に着脱自在に収納される内鍋と、
前記内鍋を誘導加熱すべく前記内鍋の周辺に配設された
底IHコイルと、前記本体上部を覆う外蓋と、前記外蓋
に配設された蓋IHコイルと、前記蓋IHコイルにより
誘導加熱される放熱板と、前記底IHコイル等を冷却す
るための冷却ファンと、前記両IHコイルへの電力供給
状態を制御する制御部とを備え、前記制御部は、保温時
に前記冷却ファンの駆動を停止するとともに前記両IH
コイルへの突入電流を炊飯時よりも抑制してなるもので
ある。
ば、保温時の静音性を保持することができる。
給される高周波電力の周波数を同一としたことにより、
複数のコイルに高周波電力が供給される場合における、
第1高調波どうしの干渉によるビビリ音等を防止するこ
とができる。
る高周波電力の供給停止等により、乾燥のしすぎや黄変
現象の発生等を抑制することができる。
用いて説明する。内鍋19を加熱させる蓋IHコイル2
0と胴IHコイル23のパワ−の設定について説明す
る。従来、蓋IHコイルと胴IHコイルのパワ−は、炊
飯時においては、おいしくご飯を炊き上げるために、3
30W以上の蓋IHコイルと胴IHコイルのIHパワ−
を必要とし、上記パワ−がなくしては、内鍋19の上層
部のご飯の火通りの良さと甘みを引き出すことはできな
い。また、保温においても炊飯時においても、炊飯時と
同パワ−の蓋IHコイルと胴IHコイルのパワ−を設定
し、保温を行なっている。また、炊飯時においても、保
温時においても、蓋IHコイルと胴IHコイルは同時に
IHを発振させる制御を行なっている。
を加熱させるために蓋IHコイルを発振させ、内鍋19
を加熱させるために胴IHコイルと底IHコイル25を
発振するわけだが、蓋IHコイルと胴IHコイルを同時
にIHを発振すると、放熱板24と内鍋19が同時に振
動し、内鍋内で共鳴という現象が発生し、蓋IHコイル
と胴IHコイルのパワ−を炊飯時と同一のパワ−を発振
すると上記共鳴音が、高い値の騒音で、炊飯器本体外部
へ漏れ、消費者に対して耳ざわりな音に感ずるという点
が前面IHジャ−炊飯器にある。また、かかる共鳴音
は、炊飯時においては、加熱コイル等を冷却するための
冷却ファン等が駆動されているために、比較的この共鳴
音が気になりにくいが、保温時において、かかる冷却フ
ァン等の駆動が停止した場合等には共鳴音が相対的に大
きくなり気になるものとなりやすい。そこで、炊飯時に
おいては、おいしいご飯を炊くために、放熱板24と内
鍋19の表面温度を100℃以上にする必要があるた
め、蓋IHコイルと胴IHコイルのパワ−は330W以
上は必要であるが、保温時においては共鳴音を小さくす
るために、蓋IHコイルと胴IHコイルのパワ−を低減
するものである。
が、前記共鳴音を低減するためには、IHコイルに供給
される高周波電力の突入電流を抑えることが効果的であ
ることが実験結果等から判明しており、そのため、IH
コイルと直列に抵抗を挿入したり、或いは、コイルのイ
ンダクタンスや共振コンデンサの容量を途中で切り替え
る等によりパワーを低下させている。
来通りの磁束量を放熱板24と内鍋19に供給し、従来
通りのIH加熱を行なうことができ、おいしいご飯を炊
くことができると共に、保温時においては、炊飯時より
100W低減したパワ−でIHを発振し、放熱板24と
内鍋19に供給される磁束量を低減させ、放熱板24と
内鍋19の振動数を低くし、共鳴のレベルを低減させ、
騒音のレベルを低くすることができる。
Hコイルへ供給される高周波電力の周波数を同一にする
ことにより、放熱板24と内鍋19の共鳴現象が発生す
るのを抑制することができ、静音性を更に向上すること
ができる。また、図2で示すように保温する方法の中
で、ご飯をある一定温度まで冷やす工程、保温下降工程
において、蓋IHコイルと胴IHコイルへの高周波電力
の供給を停止させることにより、ご飯をすばやくある一
定温度まで冷やし、保温性能において、ご飯の黄変や異
臭を防ぎ、また、全く加熱を行なわない保温の方法であ
るため、ご飯の性能は向上することができ、また、静音
性のはかった保温が全面IHジャ−炊飯器において可能
であることができる
において、冷却ファンの駆動が停止した場合でも共鳴音
が相対的に大きくなるのを抑制することができ、静音性
を向上することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 本体内に着脱自在に収納される内鍋と、
前記内鍋を誘導加熱すべく前記内鍋の周辺に配設された
底IHコイルと、前記本体上部を覆う外蓋と、前記外蓋
に配設された蓋IHコイルと、前記蓋IHコイルにより
誘導加熱される放熱板と、前記底IHコイル等を冷却す
るための冷却ファンと、前記両IHコイルへの電力供給
状態を制御する制御部とを備え、前記制御部は、保温時
に前記冷却ファンの駆動を停止するとともに前記両IH
コイルへの突入電流を炊飯時よりも抑制してなる電気炊
飯器。 - 【請求項2】 内鍋の側面に配設された胴IHコイルを
備え、制御部は、保温時に前記冷却ファンの駆動を停止
するとともに胴IHコイルへの突入電流を炊飯時よりも
抑制してなる請求項1記載の電気炊飯器。 - 【請求項3】 制御部は、全IHコイルに供給される高
周波電力の発振周波数を同一に制御してなる請求項1ま
たは2記載の電気炊飯器。 - 【請求項4】 制御部は、保温時の温度下降時における
全IHコイルへの高周波電力の供給を停止してなる請求
項1〜3のいずれか1項に記載の電気炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10062852A JP3063727B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 電気炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10062852A JP3063727B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 電気炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11253306A JPH11253306A (ja) | 1999-09-21 |
JP3063727B2 true JP3063727B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=13212263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10062852A Expired - Fee Related JP3063727B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 電気炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063727B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105581658A (zh) * | 2014-10-24 | 2016-05-18 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 用于电锅的水箱、其制造方法及电锅 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP10062852A patent/JP3063727B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105581658A (zh) * | 2014-10-24 | 2016-05-18 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 用于电锅的水箱、其制造方法及电锅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11253306A (ja) | 1999-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3063727B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3369972B2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP2988050B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3255705B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP3262503B2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP2582587Y2 (ja) | ジャー炊飯器 | |
JP3131377B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2582949Y2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP2701645B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2582950Y2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP2005063740A (ja) | 加熱調理器 | |
JP3218589B2 (ja) | 電磁誘導加熱式調理器 | |
JP2571536Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2503764B2 (ja) | 電磁炊飯ジャ― | |
JP2001017313A (ja) | 炊飯器 | |
JPH09140562A (ja) | Ihジャー炊飯器 | |
JP3479178B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP3549777B2 (ja) | 誘導加熱炊飯器 | |
JP2812086B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2575083Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH05245038A (ja) | 調理器 | |
JPH0237077B2 (ja) | ||
JP3235045B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH04355093A (ja) | 誘導加熱装置 | |
JP2004254924A (ja) | 誘導加熱式炊飯器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140512 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |