JP3312334B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP3312334B2
JP3312334B2 JP26123497A JP26123497A JP3312334B2 JP 3312334 B2 JP3312334 B2 JP 3312334B2 JP 26123497 A JP26123497 A JP 26123497A JP 26123497 A JP26123497 A JP 26123497A JP 3312334 B2 JP3312334 B2 JP 3312334B2
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和秋 守岩
渉 藤本
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導加熱を利
用して炊飯を行う炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の炊飯器の構成を示す縦断面
図である。図において、1は炊飯器の本体ケースで、そ
の内部には例えば鉄系材料の磁性体からなる有底筒状の
鍋2が収容されており、鍋2の上端フランジ部が本体ケ
ース1内の上部に設けた支持リング3により支持されて
いる。また、本体ケース1の上部には本体ケース1およ
び鍋2の上部開口部を開閉する蓋体16が取り付けられ
ている。4は耐熱性を有する合成樹脂からなるコイル台
で、内遮蔽板5を介して支持リング3にビスにて固定さ
れている。また、コイル台4外周の底面部および側面下
部には、加熱手段であるコイル6が接着固定されてい
る。そして、コイル6の外側には絶縁体を介して複数本
のフェライト7が固定されている。フェライト7は、コ
イル6からの磁力線を吸収して本体ケース1の外部へ漏
れるのを防止する磁気シールドとして機能する。さら
に、コイル6およびフェライト7の周囲には、これらを
取り囲むように例えばアルミニウム材からなる反射板8
が設けられており、磁力線や輻射熱の本体ケース1外部
への漏れ防止を強化するようになっている。
【0003】9は本体ケース1の下部を構成する下ケー
スで、内部にはコードリール(図示せず)やコイル6に
交番磁界を発生させるインバータ回路の各電子素子が接
続された制御基板10などが配置されている。11はイ
ンバータ回路内の発熱電子部品である半導体スイッチン
グ素子すなわちトランジスタで、本体ケース1内の一側
に仕切板12によって隔離された空間Gに設置され、そ
の電極は図示しないリード線により制御基板10に接続
されている。13はトランジスタ11が密着固定され、
トランジスタ11の放熱に必要な表面積を有する空冷用
の放熱器で、本体ケース1内の空間Gに上下方向に配置
され、この空間Gの大部分を占有している。14は放熱
器13の温度、すなわちトランジスタ11の温度を検知
する放熱器温度センサで、放熱器13のトランジスタ1
1の下方に設置されている。15は鍋2の下面に接触可
能に設置された鍋温度センサである。
【0004】このように構成された炊飯器においては、
インバータ回路のトランジスタ11を介してコイル6に
通電することにより、鍋2に渦電流を誘導し、鍋2が発
熱して炊飯が行われる。この時の炊飯温度は、鍋2の下
面に接触している鍋温度センサ15からの検知温度に基
づいて制御され、鍋2やコイル6からの輻射熱は、反射
板8および仕切板12によって遮断されて、本体ケース
1の外部あるいは放熱器13が設置されている空間G側
への漏れが防止されるようになっている。また、インバ
ータ回路内の半導体スイッチング素子であるトランジス
タ11で発生する熱は、放熱器13と空気が熱交換する
ことにより放熱され、放熱器13の温度を下げるように
なっている。そして、放熱器13の温度は、放熱器13
に取り付けられた放熱器温度センサ14によって検知さ
れ、検知された温度に基づいて次回の炊飯つまり連続炊
飯の禁止が制御される。
【0005】次に、この炊飯器の作用について図9のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、米と水が入った
鍋2を本体ケース1内に収容して蓋体16を閉め、蓋体
16の前側に設けられた炊飯キー(図示せず)が押下さ
れると(S41)、炊飯器の制御部(図示せず)は、放
熱器13に取り付けられた放熱器温度センサ14の検知
温度に基づいて放熱器13の温度を判定し(S42)、
あらかじめ設定されている放熱器13の基準温度、例え
ば50℃以下と判断したときは炊飯工程を開始させる
(S43)。そして、予熱、炊飯、むらしの各工程を実
行し、炊飯工程が終了すると(S44)、保温工程を開
始させる(S45)。その後、蓋体16の前側に設けら
れた取消キー(図示せず)の入力操作が無ければ保温工
程を継続し、入力操作があれば保温工程を終了する(S
46,S47)。保温工程終了後、鍋2の米飯が取り出
され、新たに米と水が入った鍋2が本体ケース1内に収
容されて次の炊飯を実行するための炊飯キーの押下操作
を待つ(S41)。また、放熱器温度センサ14の検知
温度が基準温度である50℃を越えると判断したときは
(S42)、炊飯工程を開始させず、放熱器13の温度
が基準温度である50℃以下になるまで待機する(S4
1,S42・・・)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の炊
飯器は、本体ケース1の空間Gに設置された放熱器13
の下方に放熱器13の温度を検知する放熱器温度センサ
14を設け、検知された放熱器13の温度およびあらか
じめ設定されている基準温度に基づいて次回の炊飯、つ
まり連続炊飯の禁止を制御している。しかしながら、放
熱器温度センサ14は経時変化によりその検知精度が低
下することがあるため、放熱器温度センサ14が放熱器
13の実際の温度よりも低く検知した場合は、通常であ
れば次回の炊飯が禁止されるものの、次回の炊飯つまり
連続炊飯が行われてしまい、結果としてトランジスタ1
1および放熱器13が過熱されて高温になり、トランジ
スタ11の破壊の原因となっていた。そして、このよう
な放熱器温度センサ14を炊飯器に用いるには、上記の
ような問題を解消するための手段を講じる必要がある
が、そのための構造や取付作業が複雑になりコストアッ
プになるなどの問題があった。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、簡単な構造で本体内に設けられた
発熱電子部品および放熱器の過熱を確実に防止して長寿
命化を図ることのできる炊飯器を提供することを目的と
したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る炊飯器は、
蓋体が上部開口部に開閉自在に取り付けられた本体内に
着脱自在に収容される鍋と、鍋を電磁誘導加熱する加熱
手段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、温度検知
手段の検知結果に基づいて加熱手段の通電を発熱電子部
品を介して制御する加熱制御手段を有し、炊飯工程およ
び保温工程を実行する制御部と、発熱電子部品が取り付
けられた放熱器とを備えてなり、制御部は、炊飯工程終
了後において、あらかじめ設定された発熱電子部品の休
止の時間を経過するまで次の炊飯工程の実行を禁止する
ものである。
【0009】本発明に係る炊飯器の制御部は、炊飯工程
終了後において、あらかじめ設定された炊飯の回数を越
えたときに、あらかじめ設定された発熱電子部品の休止
の時間を経過するまで次の炊飯工程の実行を禁止するも
のである。
【0010】また、本発明に係る炊飯器の制御部は、本
体に設けられた炊飯キーおよび取消キーを含む操作キー
を備えた操作部の入力操作に基づいて炊飯工程および保
温工程を実行または取り消す制御手段と、制御手段の指
令に基づいて炊飯工程終了後の発熱電子部品の休止時間
を計時するタイマ手段と、あらかじめ設定された発熱電
子部品の休止基準時間および炊飯工程・保温工程のプロ
グラムが格納される記憶手段と、タイマ手段による休止
時間と記憶手段の休止基準時間とを比較する時間比較手
段と、時間比較手段の比較結果に基づく制御手段の指令
に基づいて炊飯工程の実行を禁止する禁止手段とを備え
たものである。
【0011】さらに、本発明に係る炊飯器の制御部は、
本体に設けられた炊飯キーおよび取消キーを含む操作キ
ーを備えた操作部の入力操作に基づいて炊飯工程および
保温工程を実行または取り消す制御手段と、制御手段の
指令に基づいて炊飯工程終了後の発熱電子部品の休止時
間を計時するタイマ手段と、制御手段の指令に基づいて
炊飯工程が実施された回数を計数するカウント手段と、
あらかじめ設定された発熱電子部品の休止基準時間、あ
らかじめ設定された炊飯基準回数および炊飯工程・保温
工程のプログラムが格納される記憶手段と、タイマ手段
による休止時間と記憶手段の休止基準時間とを比較する
時間比較手段と、カウント手段による炊飯回数と記憶手
段の炊飯基準回数とを比較する回数比較手段と、回数比
較手段の比較結果および時間比較手段の比較結果に基づ
く制御手段の指令に基づいて炊飯工程の実行を禁止する
禁止手段とを備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1の構成を示
す縦断面図、図2は本発明の実施の形態1の要部の制御
ブロック図である。なお、図8で説明した従来例と同一
部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0013】図において、17は炊飯器の下ケース9の
後方下部に設けられた吸気口、18は炊飯器の本体ケー
ス1の後壁上部に設けられた排気口で、本体ケース1内
に設けられた放熱器13の冷却のための空気を吸気口1
7を介して外部から取り込み、放熱器13の熱で暖まっ
た空気を排気口18を介して外部に放出している。19
は鍋2を収容するために支持リング3に取り付けられた
内遮蔽板5とコイル台4により構成された鍋収容部、2
0は内遮蔽板5の外周面に取り付けられた胴ヒータで、
炊飯時および保温時に通電される。21はコイル台4の
中央部で上下方向に摺動可能に鍋2の底に付勢して設け
られた支持枠で、例えば正特性サーミスタからなる鍋温
度センサ15が取り付けられ、鍋2の検知温度を後述す
る加熱制御手段に出力する。22は半導体スイッチング
素子であるトランジスタ11の電極に制御基板10から
の電力を供給するリード線である。
【0014】25は本体ケース1内の前面側に設けられ
た制御部、26は制御部25に対向するように本体ケー
ス1の前面に設けられた操作部で、炊飯を開始させる炊
飯キー27および炊飯・保温工程を取り消す取消キー2
8、あるいは炊飯工程などを表示する表示部(図示せ
ず)などが設けてられている。そして、制御部25はマ
イクロコンピュータからなり、図2に示すように、鍋2
を電磁誘導加熱するコイル6の通電をトランジスタ11
を介して制御する加熱制御手段29と、炊飯キー27の
押下操作による入力信号に基づき、記憶手段32から炊
飯工程・保温工程のプログラムを呼び出し、加熱制御手
段29に加熱制御プログラムを出力する、あるいは、取
消キー28の押下操作による入力信号に基づき炊飯工程
・保温工程を取り消す制御手段30と、制御手段30か
らの指令に基づいて炊飯工程終了後のトランジスタ11
の休止時間tを計時するタイマ31と、タイマ31によ
り計時された休止時間tと比較するあらかじめ設定され
たトランジスタ11の休止基準時間T(ここでは1時
間)およびあらかじめ設定された予熱、炊飯、むらしに
至る炊飯工程・保温工程のプログラムが格納されている
記憶手段32と、タイマ31による休止時間tと記憶手
段32に格納されている休止基準時間Tとを比較し、そ
の比較結果を制御手段30へ出力する時間比較手段33
と、時間比較手段33の比較結果に基づく制御手段30
の指令に基づいて、炊飯工程の開始を禁止する信号を加
熱制御手段29に出力する禁止手段34とから構成され
ている。
【0015】なお、蓋体16は本体ケース1にヒンジ2
3を介して開閉自在に装着されており、本体ケース1の
前面側に設けられたラッチ機構24によって蓋体16が
閉じてロックされるように構成されている。また、蓋体
16のほぼ中央部には炊飯時などに蒸気を外部に排出す
るための蒸気口16aが設けられている。
【0016】次に、この実施の形態1の作用について図
3のフローチャートを用いて説明する。まず、米と水が
入った鍋2を鍋収容部19に収容し、蓋体16で鍋2の
上部開口部を閉塞してラッチ機構24によりロックす
る。ついで、操作部26の炊飯キー27を押下すると
(S41)、その出力信号が制御部25の制御手段30
に入力され、制御手段30は入力信号に基づいて記憶手
段32に格納されている炊飯工程・保温工程のプログラ
ムを呼び出し、加熱制御手段29に加熱制御プログラム
を出力して、その実行を指令する。加熱制御手段29は
この指令に基づいて制御基板10を介してトランジスタ
11に通電し、トランジスタ11はコイル6に高周波電
流を供給してコイル6に交番磁界を発生させる。そし
て、鍋2に渦電流が誘導されて鍋2は発熱し、鍋2内の
水が加熱される(S43)。炊飯中、鍋温度センサ15
は鍋2の温度を検知しており、この検知温度に基づいて
加熱制御手段29はトランジスタ11の動作を制御し、
予熱、炊飯、むらしを実行して炊飯工程を終了させる
(S44)。炊飯工程中、トランジスタ11は何度も通
電され、トランジスタ11からの熱で放熱器13は加熱
される。放熱器13は吸気口17から取り込まれた空気
に接触して熱交換されて冷却され、暖められた空気は排
気口18より外部に排出される。そして、トランジスタ
11も冷却される。
【0017】炊飯工程が終了すると制御手段30によっ
て保温工程に移行し、胴ヒータ20が発熱して鍋2内の
米飯の保温を開始する(S45)。同時に、タイマ31
によるトランジスタ11の休止時間tの時間カウントが
開始される(S48)。その後、取消キー28が押下さ
れると(S49)、保温工程は強制終了する。なお、タ
イマ31による休止時間tの時間カウントは継続され
る。そして、蓋体16を開放して鍋2を鍋収容部19か
ら取り出し、鍋2から米飯を取り出した後、再度炊飯を
行う場合は、鍋2に新たな米と水を入れて鍋収容部19
に収容し、蓋体16で鍋2の上部開口部を閉塞するな
ど、炊飯準備を行う(S50)。
【0018】次に、炊飯キー27が押下されると(S5
1)、時間比較手段33は、操作部26からの入力信号
に基づく制御手段30の指令に基づいてタイマ31によ
るトランジスタ11の休止時間tと記憶手段32に格納
されている休止基準時間T(1時間)とを比較する(S
52)。そして、制御手段30は時間比較手段33から
の比較結果に基づいて休止時間tが休止基準時間Tを経
過したかどうかを判定し、休止時間tが休止基準時間T
である1時間を経過した場合は、タイマ31の休止時間
tをリセットし(S53)、上述したように炊飯工程を
開始する(S43・・・)。また、休止時間tが休止基
準時間Tである1時間を経過していない場合は、制御手
段30から禁止手段34に炊飯禁止の指令が出力され
て、禁止手段34は加熱制御手段29に炊飯工程の開始
を禁止する信号を出力し(S54)、トランジスタ11
の休止時間tが休止基準時間Tである1時間を経過する
まで待機する(S51,S52,S54)。そして、ト
ランジスタ11の休止時間tが休止基準時間Tである1
時間を経過した場合は、タイマ31の休止時間tをリセ
ットし(S53)、上述したように炊飯工程を開始する
(S43・・・)。
【0019】ここで、図4は実施の形態1に係る炊飯器
の鍋2の温度と放熱器13の温度の関係を示す温度変化
図で、図4(a)は鍋2の温度を示す線図であり、図4
(b)は放熱器13の温度を示す線図である。図4
(b)の破線に示すように、炊飯工程終了直後に次の炊
飯工程を開始すると、放熱器13の温度が高い値にある
うちから開始され、これにより炊飯工程中の放熱器13
の温度のピークは非常に高くなってしまうことになる。
よって、炊飯工程終了後1時間以上が経過してから炊飯
工程を開始すると、放熱器13は前回の炊飯工程開始前
の温度までほぼ下がっているため、放熱器13の温度の
ピークは前回の炊飯時のピークとほぼ等しくなる。
【0020】このように、炊飯工程終了後、制御部25
のタイマ31によりトランジスタ11の休止時間tの時
間カウントを開始し、次に炊飯を行う場合、制御部25
の時間比較手段33によりタイマ31による休止時間t
とあらかじめ設定した休止基準時間Tとを比較して、制
御部25の制御手段30により休止時間tが休止基準時
間Tを経過していないと判断したときは、制御部25の
禁止手段34によって炊飯工程の開始を禁止、つまりト
ランジスタ11への通電を禁止するようにしたので、自
然対流による熱交換では冷却しきれない放熱器13の蓄
熱されたトランジスタ11の熱を、前回の炊飯工程開始
前の温度までほぼ低下させることができ、次の炊飯工程
を開始してもトランジスタ11および放熱器13の過熱
を確実に防止することができる。これにより、トランジ
スタ11および放熱器13等の長寿命化を図ることがで
きる炊飯器を得ることができる。また、図8に示した従
来例のように、放熱器13の放熱器温度センサ14を省
略することができ、全体の構造を簡単化することができ
る。
【0021】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態
2の要部の制御ブロック図である。この実施の形態2
は、実施の形態1に係る炊飯器の制御部25に、制御手
段30の指令に基づいて炊飯工程が実施された回数を計
数するカウンタ35と、カウンタ35により計数された
炊飯回数cとあらかじめ設定された炊飯基準回数C(こ
こでは1回)とを比較し、その比較結果を制御手段30
に出力する回数比較手段36とを設けたものである。な
お、炊飯基準回数Cは記憶手段32に格納されている。
【0022】次に、この実施の形態2の作用について図
6のフローチャートを用いて説明する。まず、米と水が
入った鍋2を鍋収容部19に収容し、蓋体16で鍋2の
上部開口部を閉塞してラッチ機構24によりロックす
る。ついで、炊飯キー27が押下されると(S41)、
その出力信号が制御部25の制御手段30に入力され、
制御手段30はカウンタ35の炊飯回数cをリセットす
るとともに(S55)、操作部26からの入力信号に基
づいて記憶手段32に格納されている炊飯工程・保温工
程のプログラムを呼び出し、加熱制御手段29に加熱制
御プログラムを出力して、その実行を指令する。加熱制
御手段29は実施の形態1で説明した場合と同様に制御
基板10を介してトランジスタ11に通電し(S4
3)、予熱、炊飯、むらしを実行して炊飯工程を終了さ
せる(S44)。
【0023】炊飯工程が終了すると制御手段30によっ
て保温工程に移行し、胴ヒータ20が発熱して鍋2内の
米飯の保温を開始する(S45)。同時に、タイマ31
によるトランジスタ11の休止時間tの時間カウントが
開始されるとともに(S48)、カウンタ35により炊
飯回数cの値が1増数される(S56)。その後、取消
キー28が押下されると(S49)、保温工程は強制終
了する。そして、蓋体16を開放して鍋2を鍋収容部1
9から取り出し、鍋2から米飯を取り出した後、再度炊
飯を行う場合は、鍋2に新たな米と水を入れて鍋収容部
19に収容し、蓋体16で鍋2の上部開口部を閉塞する
など、炊飯準備を行う(S50)。
【0024】次に、炊飯キー27が押下されると(S5
1)、回数比較手段36は、操作部26からの入力信号
に基づく制御手段30の指令に基づいてカウンタ35に
よる炊飯回数cと記憶手段32に格納されている炊飯基
準回数C(1回)とを比較する(S57)。そして、制
御手段30は回数比較手段36からの比較結果に基づい
て炊飯回数cが炊飯基準回数C以下であるかを判定し、
炊飯回数cが炊飯基準回数Cである1回以下である場合
は、タイマ31の休止時間tをリセットし(S53)、
上述したように炊飯工程を開始する(S43・・・)。
また、カウンタ35の炊飯回数cが炊飯基準回数Cであ
る1回を越えた場合は(S57)、時間比較手段33に
よってタイマ31によるトランジスタ11の休止時間t
と記憶手段32に格納されている休止基準時間T(1時
間)とを比較し(S52)、制御手段30はこの比較結
果に基づいて休止時間tが休止基準時間Tである1時間
を経過したかどうかを判定する。
【0025】そして、休止時間tが休止基準時間Tであ
る1時間を経過していないときは、制御手段30から禁
止手段34に炊飯禁止の指令が出力されて、禁止手段3
4は加熱制御手段29に炊飯工程の開始を禁止する信号
を出力し(S54)、トランジスタ11の休止時間tが
休止基準時間Tである1時間を経過するまで待機する
(S51,S57,S52,S54)。また、トランジ
スタ11の休止時間tが休止基準時間Tである1時間を
経過したときは、カウンタ35の炊飯回数cをリセット
するとともに(S58)、タイマ31の休止時間tをリ
セットし(S53)、上述したように炊飯工程を開始す
る(S43・・・)。
【0026】ここで、図7は実施の形態2に係る炊飯器
の鍋2の温度と放熱器13の温度の関係を示す温度変化
図で、図7(a)は鍋2の温度を示す線図であり、図7
(b)は放熱器13の温度を示す線図である。図7
(b)において、第1回目の炊飯工程終了から第2回目
の炊飯工程開始までの炊飯準備時間T0は短時間(例え
ば第1回目の炊飯工程終了直後)であるが、第2回目の
炊飯工程終了後の放熱器13の温度は実線で示した使用
限界温度未満である。その後、次の炊飯工程を第2回目
の炊飯工程終了直後に行おうとすると、図7(b)の破
線に示すように、放熱器13の温度が高い値にあるうち
から開始されることになり、炊飯工程途中で使用限界温
度を越えてしまってトランジスタ11は破壊に至ること
になる。よって、連続炊飯は1回のみ行われ、連続炊飯
を行った後は、炊飯工程終了後1時間以上が経過してか
ら炊飯工程を開始すると、放熱器13は初回の炊飯工程
開始前の温度までほぼ下がっているため、放熱器13の
温度は初回の炊飯工程時の温度とほぼ等しくなる。
【0027】このように、炊飯工程終了後、制御部25
のカウンタ35により炊飯回数cをカウントするととも
に、制御部25のタイマ31によりトランジスタ11の
休止時間tの時間カウントを開始し、次に炊飯を行う場
合、制御部25の回数比較手段36によりカウンタ35
による炊飯回数cとあらかじめ設定した炊飯基準回数C
とを比較して、制御部25の制御手段30により炊飯回
数cが炊飯基準回数Cを越えたと判断したときは、制御
部25の時間比較手段33によりタイマ31による休止
時間tとあらかじめ設定した休止基準時間Tとを比較
し、制御手段30により休止時間tが休止基準時間Tを
経過していないと判断した場合は、制御部25の禁止手
段34によって炊飯工程の開始を禁止、つまりトランジ
スタ11への通電を禁止するようにしたので、トランジ
スタ11および放熱器13の過熱を確実に防止すること
ができる。また、炊飯回数cが炊飯基準回数Cを越えて
も休止時間tが休止基準時間Tを経過していなければ炊
飯工程の開始が禁止されるため、より確実にトランジス
タ11および放熱器13の過熱を防止することができ
る。これにより、簡単な構造でトランジスタ11および
放熱器13等の長寿命化を図ることができる炊飯器を得
ることができる。
【0028】なお、上述の実施の形態1,2において
は、放熱器13にトランジスタ11のみを密接固定した
場合を例示して説明したが、これに限定するものではな
く、例えば放熱器13にトランジスタ11とともにダイ
オードブリッジ等を密接固定してもよい。この場合も同
様の効果を奏し、ダイオードブリッジ等に対しても過熱
を防止することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明に係る炊飯器は、蓋
体が上部開口部に開閉自在に取り付けられた本体内に着
脱自在に収容される鍋と、鍋を電磁誘導加熱する加熱手
段と、鍋の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手
段の検知結果に基づいて加熱手段の通電を発熱電子部品
を介して制御する加熱制御手段を有し、炊飯工程および
保温工程を実行する制御部と、発熱電子部品が取り付け
られた放熱器とを備えてなり、制御部は、炊飯工程終了
後において、あらかじめ設定された発熱電子部品の休止
の時間を経過するまで次の炊飯工程の実行を禁止するの
で、発熱電子部品および放熱器等を前回の炊飯工程開始
前の温度までほぼ低下させることができ、次の炊飯工程
を開始しても発熱電子部品および放熱器等の過熱を確実
に防止することができる。
【0030】本発明に係る炊飯器の制御部は、炊飯工程
終了後において、あらかじめ設定された炊飯の回数を越
えたときに、あらかじめ設定された発熱電子部品の休止
の時間を経過するまで次の炊飯工程の実行を禁止するの
で、あらかじめ設定された炊飯の回数以下の場合は連続
炊飯を行うことができるとともに、発熱電子部品および
放熱器等の過熱を確実に防止することができる。
【0031】また、本発明に係る炊飯器の制御部は、本
体に設けられた炊飯キーおよび取消キーを含む操作キー
を備えた操作部の入力操作に基づいて炊飯工程および保
温工程を実行または取り消す制御手段と、制御手段の指
令に基づいて炊飯工程終了後の発熱電子部品の休止時間
を計時するタイマ手段と、あらかじめ設定された発熱電
子部品の休止基準時間および炊飯工程・保温工程のプロ
グラムが格納される記憶手段と、タイマ手段による休止
時間と記憶手段の休止基準時間とを比較する時間比較手
段と、時間比較手段の比較結果に基づく制御手段の指令
に基づいて炊飯工程の実行を禁止する禁止手段とを備え
たので、簡単な構造で発熱電子部品および放熱器等の過
熱を確実に防止でき、発熱電子部品等の長寿命化を図る
ことができる炊飯器を得ることができる。
【0032】さらに、本発明に係る炊飯器の制御部は、
本体に設けられた炊飯キーおよび取消キーを含む操作キ
ーを備えた操作部の入力操作に基づいて炊飯工程および
保温工程を実行または取り消す制御手段と、制御手段の
指令に基づいて炊飯工程終了後の発熱電子部品の休止時
間を計時するタイマ手段と、制御手段の指令に基づいて
炊飯工程が実施された回数を計数するカウント手段と、
あらかじめ設定された発熱電子部品の休止基準時間、あ
らかじめ設定された炊飯基準回数および炊飯工程・保温
工程のプログラムが格納される記憶手段と、タイマ手段
による休止時間と記憶手段の休止基準時間とを比較する
時間比較手段と、カウント手段による炊飯回数と記憶手
段の炊飯基準回数とを比較する回数比較手段と、回数比
較手段の比較結果および時間比較手段の比較結果に基づ
く制御手段の指令に基づいて炊飯工程の実行を禁止する
禁止手段とを備えたので、簡単な構造で発熱電子部品お
よび放熱器等の過熱を確実に防止でき、発熱電子部品等
の長寿命化を図ることができる炊飯器を得ることができ
る。また、炊飯基準回数以下であれば連続炊飯を行うこ
とができるため、使い勝手の良い炊飯器を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の構成を示す縦断面図
である。
【図2】 本発明の実施の形態1の要部の制御ブロック
図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の作用を
示すフローチャート図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の鍋の温
度と放熱器の温度の関係を示す温度変化図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の要部の制御ブロック
図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る炊飯器の作用を
示すフローチャート図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係る炊飯器の鍋の温
度と放熱器の温度の関係を示す温度変化図である。
【図8】 従来の炊飯器の構成を示す縦断面図である。
【図9】 従来の炊飯器の作用を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
2 鍋、6 コイル、11 トランジスタ、13 放熱
器、15 鍋温度センサ、16 蓋体、25 制御部、
26 操作部、27 炊飯キー、28 取消キー、29
加熱制御手段、30 制御手段、31 タイマ、32
記憶手段、33 時間比較手段、34 禁止手段、3
5 カウンタ、36 回数比較手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−117926(JP,A) 特開 平9−238827(JP,A) 特開 平3−126410(JP,A) 特開 平6−7242(JP,A) 特開 平2−268709(JP,A) 特開 平9−223576(JP,A) 特開 平7−289422(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体が上部開口部に開閉自在に取り付け
    られた本体内に着脱自在に収容される鍋と、該鍋を電磁
    誘導加熱する加熱手段と、前記鍋の温度を検知する温度
    検知手段と、該温度検知手段の検知結果に基づいて前記
    加熱手段の通電を発熱電子部品を介して制御する加熱制
    御手段を有し、炊飯工程および保温工程を実行する制御
    部と、前記発熱電子部品が取り付けられた放熱器とを備
    えてなり、 前記制御部は、前記炊飯工程終了後において、あらかじ
    め設定された前記発熱電子部品の休止の時間を経過する
    まで次の炊飯工程の実行を禁止することを特徴とする炊
    飯器。
  2. 【請求項2】 蓋体が上部開口部に開閉自在に取り付け
    られた本体内に着脱自在に収容される鍋と、該鍋を電磁
    誘導加熱する加熱手段と、前記鍋の温度を検知する温度
    検知手段と、該温度検知手段の検知結果に基づいて前記
    加熱手段の通電を発熱電子部品を介して制御する加熱制
    御手段を有し、炊飯工程および保温工程を実行する制御
    部と、前記発熱電子部品が取り付けられた放熱器とを備
    えてなり、 制御部は、前記炊飯工程終了後において、あらかじめ設
    定された炊飯の回数を越えたときに、あらかじめ設定さ
    れた前記発熱電子部品の休止の時間を経過するまで次の
    炊飯工程の実行を禁止することを特徴とする炊飯器。
  3. 【請求項3】 制御部は、本体に設けられた炊飯キーお
    よび取消キーを含む操作キーを備えた操作部の入力操作
    に基づいて炊飯工程および保温工程を実行または取り消
    す制御手段と、該制御手段の指令に基づいて前記炊飯工
    程終了後の前記発熱電子部品の休止時間を計時するタイ
    マ手段と、あらかじめ設定された前記発熱電子部品の休
    止基準時間および前記炊飯工程・保温工程のプログラム
    が格納される記憶手段と、前記タイマ手段による休止時
    間と前記記憶手段の休止基準時間とを比較する時間比較
    手段と、該時間比較手段の比較結果に基づく前記制御手
    段の指令に基づいて前記炊飯工程の実行を禁止する禁止
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の炊飯
    器。
  4. 【請求項4】 制御部は、本体に設けられた炊飯キーお
    よび取消キーを含む操作キーを備えた操作部の入力操作
    に基づいて炊飯工程および保温工程を実行または取り消
    す制御手段と、該制御手段の指令に基づいて前記炊飯工
    程終了後の前記発熱電子部品の休止時間を計時するタイ
    マ手段と、前記制御手段の指令に基づいて炊飯工程が実
    施された回数を計数するカウント手段と、あらかじめ設
    定された前記発熱電子部品の休止基準時間、あらかじめ
    設定された炊飯基準回数および前記炊飯工程・保温工程
    のプログラムが格納される記憶手段と、前記タイマ手段
    による休止時間と前記記憶手段の休止基準時間とを比較
    する時間比較手段と、前記カウント手段による炊飯回数
    と前記記憶手段の前記炊飯基準回数とを比較する回数比
    較手段と、該回数比較手段の比較結果および前記時間比
    較手段の比較結果に基づく前記制御手段の指令に基づい
    て前記炊飯工程の実行を禁止する禁止手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の炊飯器。
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