JP2003317919A - 誘導加熱調理機器 - Google Patents

誘導加熱調理機器

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JP2003317919A
JP2003317919A JP2002126797A JP2002126797A JP2003317919A JP 2003317919 A JP2003317919 A JP 2003317919A JP 2002126797 A JP2002126797 A JP 2002126797A JP 2002126797 A JP2002126797 A JP 2002126797A JP 2003317919 A JP2003317919 A JP 2003317919A
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JP
Japan
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temperature
pan
top plate
heating
induction heating
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Application number
JP2002126797A
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English (en)
Inventor
Naoaki Ishimaru
直昭 石丸
Katsunori Zaizen
克徳 財前
Tadashi Nakatani
直史 中谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導加熱調理器においては、天板上に載せら
れた鍋の温度を精度良く検出することが課題である。 【解決手段】 被加熱物を加熱調理する鍋と、鍋を載置
する天板と、鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイルに
高周波電流を供給し、鍋を電磁誘導で発熱させるインバ
ータと、前記天板下面のコイル上部近傍に複数配置し、
鍋の温度を天板を介して検知する温度検知部とを備え、
加熱される鍋底の部分の温度を天板を介して検知するた
め、応答性と精度の高い温度検知ができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板上の鍋の温度
を精度良く検出することができる誘導加熱調理器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】鍋などの被加熱物を加熱する誘導加熱調
理器において、被加熱物の鍋の温度を検出する方式とし
て、鍋を載置する天板の中央に配置したサーミスタで温
度を検出する方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成の誘導加熱
調理器は、鍋の温度を天板を介してサーミスタが受熱
し、温度を検出している。しかし、底の反った反り鍋な
どの場合には中央部に鍋が接しておらず、実際の鍋の温
度との誤差が発生し、被加熱物の温度が精度良く検出で
きないものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加熱物を加
熱調理する鍋と、鍋を載置する天板と、鍋を加熱する加
熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給し、鍋を電
磁誘導で発熱させるインバータと、前記天板下面のコイ
ル上部近傍に複数配置し、鍋の温度を天板を介して検知
する温度検知部とを備え、鍋底の加熱コイルによって加
熱される範囲の温度を検知することによって、鍋の温度
を正確に測定できる誘導加熱調理器としているものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、被加熱物
を加熱調理する鍋と、鍋を載置する天板と、鍋を加熱す
る加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給し、鍋
を電磁誘導で発熱させるインバータと、前記天板下面の
加熱コイル上部近傍に複数配置し、鍋の温度を天板を介
して検知する温度検知部とを備え、加熱される部分を直
に温度検知することで鍋の正確な温度を検知できる誘導
加熱調理器となる。
【0006】請求項2記載の発明は、温度検知部は断熱
部によって筐体内への熱の輻射をなくしたことで、鍋の
温度を正確に測定できる。
【0007】請求項3記載の発明は、温度検知部は各温
度検出素子それぞれが個別に断熱部によって筐体内への
熱の輻射をなくしたことで正確な鍋温度の測定が可能と
なる。
【0008】請求項4記載の発明は、温度検知部の断熱
部は一方に開口部があり、加熱停止時にのみ冷却風によ
り冷却されることで、応答性をよく鍋温度を検知するこ
とができる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック
図である。本実施例の誘導加熱調理器は、被加熱物を加
熱調理する鍋1と、鍋1を載せる天板2と、加熱コイル
3と、加熱コイル3に高周波電流を供給し、鍋1を電磁
誘導で発熱させるインバータ4と、前記天板下面のコイ
ル上部近傍に複数配置し、鍋の温度を天板を介して検知
するサーミスタ検知部5と、制御手段6とを備えたもの
である。
【0010】上記実施例1において、図示していない電
源を投入し、操作スイッチで所定の温度を設定すると、
制御手段6が加熱コイル3に電力を供給する。この加熱
コイル3に電力が供給されると、加熱コイル3に誘導磁
界が発生し、天板2上の鍋1が誘導加熱される。この誘
導加熱によって鍋1の温度が上昇し、鍋1内の被加熱物
が調理される。ここでサーミスタ検知部5の構造につい
て説明する。サーミスタ検知部5は内部に複数個例えば
3個が中心から外周方向に直線的に配置されている。そ
して、天板2下面に、加熱コイル3上部に熱伝導のよい
シリコングリースを介して接している。ここで、鍋1は
コイルの上面の鍋底が誘導加熱される。このため、鍋1
からの熱は4mm程度の厚みのあるガラスセラミックの
天板2を伝わり、シリコングリースを介してサーミスタ
検知部5に伝わる。このため、天板2下面のどの位置よ
りも早く、サーミスタ検知部5が鍋温度に追従してい
く。また、鍋がずれたり、反っていても、同じようにサ
ーミスタ検知部の複数個のサーミスタのいずれかが追随
していく。この結果が、制御手段6に入力され、鍋温度
に合わせたインバータの制御を行えるものである。この
ように鍋の温度を早く正確に検知することで、鍋を温度
制御でき、被加熱物を調理できる。
【0011】(実施例2)図2は本発明の実施例2の構
成を示すブロック図である。本実施例の誘導加熱調理器
は、サーミスタ検知部5に断熱部7を設けた点が実施例
1と異なるだけで、それ以外の同一構成及び作用効果を
奏する部分には同一符号を付して詳細な説明は省略し、
異なる点を中心に説明する。
【0012】上記実施例2において、断熱部7はサーミ
スタ検知部5を覆い、天板2に接している。筐体内部で
はサーミスタ検知部がもっとも高温であり、筐体内への
輻射や、筐体内の冷却風の影響が考えられるが、この断
熱部7により、外部への放熱がなくなるため、より正確
に鍋の温度を測定することができる。
【0013】また、複数個のサーミスタを個別の断熱部
で覆うことで、より鍋の温度の高い部分を測定すること
ができる構成もできる。
【0014】(実施例3)図3は本発明の実施例3の構
成を示すブロック図である。本実施例の誘導加熱調理器
は、サーミスタ検知部5に設けた断熱部8の一方に開口
部9を設けた点が実施例1と異なるだけで、それ以外の
同一構成及び作用効果を奏する部分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略し、異なる点を中心に説明する。
【0015】上記実施例3において、断熱部8はサーミ
スタ検知部5を覆い、天板2に接している。その一方に
は開口部9がある。通常の加熱時には冷却風は開口して
いない側から送られてくるため、サーミスタ検知部5内
部の温度は影響を受けない。加熱終了時には冷却風の流
れを反転させることで、冷却風の一部がサーミスタ検知
部5内に流れ込み、内部を冷却させる。これは短時間に
調理する際の、初期の温度を安定させる効果がある。こ
の結果、より正確に鍋の温度を測定することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4に記載の発
明によれば、被加熱物を加熱調理する鍋の温度を、加熱
される鍋底の部分の温度を天板を介して検知するため、
応答性と精度の高い温度検知ができる。また、検知部を
断熱部で覆うことで筐体内部への放熱の影響をなくすこ
とができ、より高精度の温度検知ができる。また、さら
に複数の温度検知素子を個別に断熱することで、より鍋
の高温部をピンポイントで検知でき、高精度に鍋の温度
が測定ができる。また、断熱部に開口部を設け、加熱終
了時に温度検知部を冷却することで、終了再開時の立ち
上がりの温度応答性をよくすることができ、さらに高精
度に鍋の温度が測定ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における誘導加熱調理器を示
すブロック図
【図2】本発明の実施例2における誘導加熱調理器を示
すブロック図
【図3】本発明の実施例3における誘導加熱調理器を示
すブロック図
【図4】従来例における誘導加熱調理器を示すブロック
【符号の説明】
1、10 鍋 2、11 天板 3 加熱コイル 4 インバータ 5 サーミスタ検知部 6 制御手段 7、8 断熱部 9 開口部
フロントページの続き (72)発明者 中谷 直史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AA02 AA08 AB02 AB04 AB09 AC33 AD02 AD04 CD42 CD43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋を載置する天板と、鍋を加熱する加熱
    コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給し鍋を電磁誘
    導で発熱させるインバータと、前記天板下面で鍋の温度
    を天板を介して検知する温度検知部と、温度検知部の検
    知温度に応じて加熱コイルを制御する制御手段とを備
    え、前記温度検知部は、複数の検知部を前記コイルの巻
    き線の上部近傍に配置する誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 温度検知部は断熱部を備え、前記断熱部
    によって筐体内への熱の輻射を低減した請求項1に記載
    の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 温度検知部は断熱部を備え、各温度検出
    素子は、断熱部によって筐体内への熱の輻射を個別に低
    減した請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 温度検知部の断熱部は一方に開口部があ
    り、加熱停止時にのみ冷却風により冷却される請求項2
    または3記載の誘導加熱調理器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004063196A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Mitsubishi Electric Corp 電磁調理器
US7102109B2 (en) 2004-01-27 2006-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Induction cooking heater
JP2006245016A (ja) * 2006-06-15 2006-09-14 Mitsubishi Electric Corp 電磁調理器
JP2007035657A (ja) * 2006-11-13 2007-02-08 Mitsubishi Electric Corp 電磁調理器
EP3609293A1 (en) 2018-08-06 2020-02-12 Electrolux Appliances Aktiebolag Household cooking hob

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